JPH06210351A - 板材の曲げ加工用プレス成形型 - Google Patents
板材の曲げ加工用プレス成形型Info
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- JPH06210351A JPH06210351A JP1956193A JP1956193A JPH06210351A JP H06210351 A JPH06210351 A JP H06210351A JP 1956193 A JP1956193 A JP 1956193A JP 1956193 A JP1956193 A JP 1956193A JP H06210351 A JPH06210351 A JP H06210351A
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- bending
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- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プレス面を自由に変化させることが可能で、
且つ製作が容易で軽量な板材の曲げ加工用プレス成形型
を、提供すること。 【構成】 複数のリンク部材を、X軸方向およびY軸方
向において、屈曲可能に且つ締付固定可能にボルト接続
することにより、全体として網目状形態をもって連結さ
れた型本体14,18を形成し、かかる型本体14,1
8を、複数の支持点において、所定の架台16,20に
対し、前記X軸方向及びY軸方向に直交するZ軸方向に
高さ調節可能なジャッキ手段28を介して、支持せしめ
てなる板材の曲げ加工用プレス成形型。
且つ製作が容易で軽量な板材の曲げ加工用プレス成形型
を、提供すること。 【構成】 複数のリンク部材を、X軸方向およびY軸方
向において、屈曲可能に且つ締付固定可能にボルト接続
することにより、全体として網目状形態をもって連結さ
れた型本体14,18を形成し、かかる型本体14,1
8を、複数の支持点において、所定の架台16,20に
対し、前記X軸方向及びY軸方向に直交するZ軸方向に
高さ調節可能なジャッキ手段28を介して、支持せしめ
てなる板材の曲げ加工用プレス成形型。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、板材の曲げ加工用プレス成形型
に係り、特に、プレス面を各種の曲面形状に自由に変化
させることが可能で、プレス製品の設計変更等にも容易
に且つ迅速に対処することのできる板材の曲げ加工用プ
レス成形型に関するものである。
に係り、特に、プレス面を各種の曲面形状に自由に変化
させることが可能で、プレス製品の設計変更等にも容易
に且つ迅速に対処することのできる板材の曲げ加工用プ
レス成形型に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、車体や船体パネル、或いは建築
用パネル等の各種構造体に用いられる板状体として、ア
ルミニウム板や鋼板、或いは、近年開発されて各種分野
への適用が期待されている、二枚の面板間にハニカム状
のコアを挟んで一体にろう付接合せしめてなるサンドイ
ッチ構造のアルミニウム・ハニカムパネル等が知られて
いるが、そのような板状体を構造材として用いるに際し
ては、各種の曲面形状への曲げ加工が必要となる場合が
ある。
用パネル等の各種構造体に用いられる板状体として、ア
ルミニウム板や鋼板、或いは、近年開発されて各種分野
への適用が期待されている、二枚の面板間にハニカム状
のコアを挟んで一体にろう付接合せしめてなるサンドイ
ッチ構造のアルミニウム・ハニカムパネル等が知られて
いるが、そのような板状体を構造材として用いるに際し
ては、各種の曲面形状への曲げ加工が必要となる場合が
ある。
【0003】そして、かかる曲げ加工は、一般に、金型
を用いたプレス方法によって行われている。
を用いたプレス方法によって行われている。
【0004】ところが、従来のプレス方法では、目的と
する曲面に対応するプレス面を備えたプレス金型をそれ
ぞれ製作しなければならず、しかも、各プレス金型の製
作には、模型製作、形状認識、鋳型製作、鋳込・金型製
作、仕上研削等といった一連の多くの工程が必要であ
り、プレス金型が高価となることが避けられないという
問題があった。
する曲面に対応するプレス面を備えたプレス金型をそれ
ぞれ製作しなければならず、しかも、各プレス金型の製
作には、模型製作、形状認識、鋳型製作、鋳込・金型製
作、仕上研削等といった一連の多くの工程が必要であ
り、プレス金型が高価となることが避けられないという
問題があった。
【0005】そのために、従来の金型を用いたプレス方
法では、日産10000個以上の多量生産を行なうプレ
ス成形品でなければ充分な経済的メリットが出ず、車体
や船体パネルの如き、一般的な多種少量の構造材の曲げ
加工には、不向きであったのである。
法では、日産10000個以上の多量生産を行なうプレ
ス成形品でなければ充分な経済的メリットが出ず、車体
や船体パネルの如き、一般的な多種少量の構造材の曲げ
加工には、不向きであったのである。
【0006】しかも、従来の金型は、その重量が極めて
大きいために、大型のプレス装置が必要とされることと
なり、また、大きな金型を製作することが難しいことか
ら、大型パネルのプレス成形を実施する場合には、複数
の分割型を用いての繰り返し局部プレスを行なわなけれ
ばならず、プレス成形操作が一層困難となることが避け
られなかったのである。
大きいために、大型のプレス装置が必要とされることと
なり、また、大きな金型を製作することが難しいことか
ら、大型パネルのプレス成形を実施する場合には、複数
の分割型を用いての繰り返し局部プレスを行なわなけれ
ばならず、プレス成形操作が一層困難となることが避け
られなかったのである。
【0007】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、プレス面を自由に変化させることが可能
で、各種の曲面のプレス成形や加工曲面の設計変更等に
も容易に且つ迅速に対処することができると共に、製作
が容易で且つ軽量な板材の曲げ加工用プレス成形型を、
提供することにある。
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、プレス面を自由に変化させることが可能
で、各種の曲面のプレス成形や加工曲面の設計変更等に
も容易に且つ迅速に対処することができると共に、製作
が容易で且つ軽量な板材の曲げ加工用プレス成形型を、
提供することにある。
【0008】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明にあっては、接続されるべき一方のリンク部材の端
部を他方のリンク部材の端部にて両側から挟み込むと共
に、それら両リンク部材を貫いて連結ボルトを挿通せし
めて、該連結ボルトの軸心回りに屈曲可能に且つ締付固
定可能に接続することにより、複数のリンク部材をX軸
方向に連結する一方、かかる連結体の複数本を互いに所
定距離を隔てて並列的に配設し、隣り合うリンク部材の
適数個を、前記X軸に直交するY軸方向において、接続
されるべき一方のリンク部材の端部を他方のリンク部材
の端部にて両側から挟み込むと共に、それら両リンク部
材を貫いて連結ボルトを挿通せしめて、該連結ボルトの
軸心回りに屈曲可能に且つ締付固定可能に接続してなる
リンク機構をもって連結することにより、複数のリンク
部材が全体として網目状形態をもって連結された型本体
を形成し、かかる型本体を、複数の支持点において、所
定の架台に対し、前記X軸方向及びY軸方向に直交する
Z軸方向に高さ調節可能なジャッキ手段を介して、支持
せしめてなる板材の曲げ加工用プレス成形型を、その特
徴とするものである。
発明にあっては、接続されるべき一方のリンク部材の端
部を他方のリンク部材の端部にて両側から挟み込むと共
に、それら両リンク部材を貫いて連結ボルトを挿通せし
めて、該連結ボルトの軸心回りに屈曲可能に且つ締付固
定可能に接続することにより、複数のリンク部材をX軸
方向に連結する一方、かかる連結体の複数本を互いに所
定距離を隔てて並列的に配設し、隣り合うリンク部材の
適数個を、前記X軸に直交するY軸方向において、接続
されるべき一方のリンク部材の端部を他方のリンク部材
の端部にて両側から挟み込むと共に、それら両リンク部
材を貫いて連結ボルトを挿通せしめて、該連結ボルトの
軸心回りに屈曲可能に且つ締付固定可能に接続してなる
リンク機構をもって連結することにより、複数のリンク
部材が全体として網目状形態をもって連結された型本体
を形成し、かかる型本体を、複数の支持点において、所
定の架台に対し、前記X軸方向及びY軸方向に直交する
Z軸方向に高さ調節可能なジャッキ手段を介して、支持
せしめてなる板材の曲げ加工用プレス成形型を、その特
徴とするものである。
【0009】また、本発明は、かくの如き板材の曲げ加
工用プレス成形型であって、前記リンク部材のX軸方向
およびY軸方向における各接続部の当接面が、接続され
るべき一方のリンク部材に設けられた球状凸面と他方の
リンク部材に設けられた球状凹面とによって構成されて
おり、それら球状凸面と球状凹面との球面摺動により、
かかるリンク部材の接続部において、前記連結ボルトの
軸心に対する傾斜方向への屈曲が許容されるようになっ
ているものをも、その特徴とするものである。
工用プレス成形型であって、前記リンク部材のX軸方向
およびY軸方向における各接続部の当接面が、接続され
るべき一方のリンク部材に設けられた球状凸面と他方の
リンク部材に設けられた球状凹面とによって構成されて
おり、それら球状凸面と球状凹面との球面摺動により、
かかるリンク部材の接続部において、前記連結ボルトの
軸心に対する傾斜方向への屈曲が許容されるようになっ
ているものをも、その特徴とするものである。
【0010】
【作用・効果】すなわち、このような本発明に従う構造
とされた板材の曲げ加工用プレス成形型にあっては、各
リンク部材の接続部を屈曲させることにより、それら複
数のリンク部材にて形成された型本体のプレス面を、三
次元的な湾曲面形状をもって形成することができるので
あり、しかも、各リンク部材の接続部の屈曲角度を変更
することにより、かかるプレス面の形状を自由に且つ容
易に変更することが可能となるのである。
とされた板材の曲げ加工用プレス成形型にあっては、各
リンク部材の接続部を屈曲させることにより、それら複
数のリンク部材にて形成された型本体のプレス面を、三
次元的な湾曲面形状をもって形成することができるので
あり、しかも、各リンク部材の接続部の屈曲角度を変更
することにより、かかるプレス面の形状を自由に且つ容
易に変更することが可能となるのである。
【0011】それ故、かかる板材の曲げ加工用プレス成
形型にあっては、各種の曲面のプレス成形に使用するこ
とができると共に、加工曲面の設計変更等にも容易に且
つ迅速に対処することができるのであり、プレス成形に
際しての成形型製作のための労力や費用等が有利に軽減
され得て、プレス成形の作業性およびコスト性が飛躍的
に向上され得るのである。
形型にあっては、各種の曲面のプレス成形に使用するこ
とができると共に、加工曲面の設計変更等にも容易に且
つ迅速に対処することができるのであり、プレス成形に
際しての成形型製作のための労力や費用等が有利に軽減
され得て、プレス成形の作業性およびコスト性が飛躍的
に向上され得るのである。
【0012】しかも、かかる板材の曲げ加工用プレス成
形型は、従来の金型に比べて、極めて軽量であることか
ら、その取扱いが容易であり、従来では困難であった大
きな成形型も有利に実現可能となるのである。
形型は、従来の金型に比べて、極めて軽量であることか
ら、その取扱いが容易であり、従来では困難であった大
きな成形型も有利に実現可能となるのである。
【0013】さらに、各リンク部材の接続部の当接面が
球面摺動可能とされてなる請求項2に記載の板材の曲げ
加工用プレス成形型にあっては、互いに連結されたリン
ク部材のX軸方向またはY軸方向における曲率の違いに
起因する接続部間の相対的な位置ずれが、各接続部にお
けるリンク部材のX−Y平面上での屈曲によって吸収さ
れ得るところから、型本体のプレス面に対して、各種の
可展面やねじれ面等の任意の湾曲面形状を、より一層有
利に設定することが可能となるのである。
球面摺動可能とされてなる請求項2に記載の板材の曲げ
加工用プレス成形型にあっては、互いに連結されたリン
ク部材のX軸方向またはY軸方向における曲率の違いに
起因する接続部間の相対的な位置ずれが、各接続部にお
けるリンク部材のX−Y平面上での屈曲によって吸収さ
れ得るところから、型本体のプレス面に対して、各種の
可展面やねじれ面等の任意の湾曲面形状を、より一層有
利に設定することが可能となるのである。
【0014】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
【0015】先ず、図1及び図2には、本発明の一実施
例としてのプレス成形型である上型10および下型12
の構造が、それぞれ概略的に示されている。かかる上型
10は、目的とするプレス面を与える上型本体14が、
上型架台16によって吊下げ支持されてなる構造とされ
ている。また、下型12は、目的とするプレス面を与え
る下型本体18が、下型架台20上に載置されて支持さ
れてなる構造とされている。
例としてのプレス成形型である上型10および下型12
の構造が、それぞれ概略的に示されている。かかる上型
10は、目的とするプレス面を与える上型本体14が、
上型架台16によって吊下げ支持されてなる構造とされ
ている。また、下型12は、目的とするプレス面を与え
る下型本体18が、下型架台20上に載置されて支持さ
れてなる構造とされている。
【0016】そこにおいて、上型架台16および下型架
台20は、それぞれ、矩形平板形状を呈する基板22を
備えており、該基板22の一方の面上に立設された複数
本の脚部24により、長手板状を呈する複数本の支持板
26が、互いに所定間隔を隔てて並列的に配設固定され
ている。
台20は、それぞれ、矩形平板形状を呈する基板22を
備えており、該基板22の一方の面上に立設された複数
本の脚部24により、長手板状を呈する複数本の支持板
26が、互いに所定間隔を隔てて並列的に配設固定され
ている。
【0017】そして、これら複数本の支持板26によ
り、上型架台16には上型本体14が、下型架台20に
は下型本体18が、それぞれ、スクリュージャッキ28
を介して、固定的に取り付けられ、支持されている。
り、上型架台16には上型本体14が、下型架台20に
は下型本体18が、それぞれ、スクリュージャッキ28
を介して、固定的に取り付けられ、支持されている。
【0018】そこにおいて、上型本体14および下型本
体18は、それぞれ、図2に示されているように、複数
のリンク部材がボルト連結されることにより、全体とし
て連鎖型の網目状形態をもって形成されている。より詳
細には、かかる型本体14,18は、図3〜10に示さ
れている如き、四種類のリンク材30,36,44,5
2を連結させることによって形成されている。
体18は、それぞれ、図2に示されているように、複数
のリンク部材がボルト連結されることにより、全体とし
て連鎖型の網目状形態をもって形成されている。より詳
細には、かかる型本体14,18は、図3〜10に示さ
れている如き、四種類のリンク材30,36,44,5
2を連結させることによって形成されている。
【0019】第一のリンク材30は、図3及び図4に示
されているように、長手平板形状を呈している。また、
その長手方向両端部には、それぞれ、球状外周面をもっ
て両側面に突出する球状凸部32が形成されていると共
に、かかる球状凸部32の中心部を板厚方向に貫通し
て、ボルト挿通孔34が設けられている。
されているように、長手平板形状を呈している。また、
その長手方向両端部には、それぞれ、球状外周面をもっ
て両側面に突出する球状凸部32が形成されていると共
に、かかる球状凸部32の中心部を板厚方向に貫通し
て、ボルト挿通孔34が設けられている。
【0020】また、第二のリンク材36は、図5及び図
6に示されているように、長手平板形状を呈する一対の
第二のリンク分割体38,38にて構成されている。ま
た、各分割体38の長手方向両端部には、それぞれ、球
状内周面をもって一方の面に開口する球状凹部40が形
成されていると共に、かかる球状凹部40の中心部を板
厚方向に貫通して、ボルト装着孔42が設けられてい
る。
6に示されているように、長手平板形状を呈する一対の
第二のリンク分割体38,38にて構成されている。ま
た、各分割体38の長手方向両端部には、それぞれ、球
状内周面をもって一方の面に開口する球状凹部40が形
成されていると共に、かかる球状凹部40の中心部を板
厚方向に貫通して、ボルト装着孔42が設けられてい
る。
【0021】また、第三のリンク材44は、図7及び図
8に示されているように、四方に伸びる四つの平板部4
6を有する十文字形状をもって形成されている。また、
各平板部46の先端部には、それぞれ、球状外周面をも
って両側面に突出する球状凸部48が形成されていると
共に、かかる球状凸部48の中心部を板厚方向に貫通し
て、ボルト挿通孔50が設けられている。
8に示されているように、四方に伸びる四つの平板部4
6を有する十文字形状をもって形成されている。また、
各平板部46の先端部には、それぞれ、球状外周面をも
って両側面に突出する球状凸部48が形成されていると
共に、かかる球状凸部48の中心部を板厚方向に貫通し
て、ボルト挿通孔50が設けられている。
【0022】更にまた、第四のリンク材52は、図9及
び図10に示されているように、長手平板形状を呈する
一対の第四のリンク分割体54,54にて構成されてい
る。これら各分割体54には、長手方向中央部分におい
て、側方に向って板面に垂直に突出する連結板部56
と、下方に向って板面に平行に突出する取付板部58と
が、一体的に形成されている。また、各分割体54の長
手方向両端部には、それぞれ、球状内周面をもって一方
の面(連結板部56が形成されていない面)に開口する
球状凹部60が形成されていると共に、かかる球状凹部
60の中心部を板厚方向に貫通して、ボルト装着孔62
が設けられている。更にまた、各分割体54における連
結板部56の先端部には、それぞれ、球状外周面をもっ
て両側面に突出する球状凸部64が形成されていると共
に、かかる球状凸部64の中心部を板厚方向に貫通し
て、ボルト挿通孔66が設けられている。また一方、各
分割体54における取付板部58には、それぞれ、スク
リュージャッキ28を取り付けるためのボルト孔67が
設けられている。
び図10に示されているように、長手平板形状を呈する
一対の第四のリンク分割体54,54にて構成されてい
る。これら各分割体54には、長手方向中央部分におい
て、側方に向って板面に垂直に突出する連結板部56
と、下方に向って板面に平行に突出する取付板部58と
が、一体的に形成されている。また、各分割体54の長
手方向両端部には、それぞれ、球状内周面をもって一方
の面(連結板部56が形成されていない面)に開口する
球状凹部60が形成されていると共に、かかる球状凹部
60の中心部を板厚方向に貫通して、ボルト装着孔62
が設けられている。更にまた、各分割体54における連
結板部56の先端部には、それぞれ、球状外周面をもっ
て両側面に突出する球状凸部64が形成されていると共
に、かかる球状凸部64の中心部を板厚方向に貫通し
て、ボルト挿通孔66が設けられている。また一方、各
分割体54における取付板部58には、それぞれ、スク
リュージャッキ28を取り付けるためのボルト孔67が
設けられている。
【0023】そして、図2に示されているように、第一
のリンク材30と第三のリンク材44とが、第二のリン
ク材36によって、X軸方向たる一軸方向(図2中、上
下方向)に互いに連結されることにより、それら第一の
リンク材30と第三のリンク材44とが第二のリンク材
36を挟んで交互に位置するように接続されて、第一の
連結体68が形成されている。また一方、第一のリンク
材30と第四のリンク材52とが、第二のリンク材36
によって、X軸方向たる一軸方向に互いに連結されるこ
とにより、それら第一のリンク材30と第四のリンク材
52とが、第二のリンク材36を挟んで交互に位置する
ように接続されて、第二の連結体70が形成されてい
る。
のリンク材30と第三のリンク材44とが、第二のリン
ク材36によって、X軸方向たる一軸方向(図2中、上
下方向)に互いに連結されることにより、それら第一の
リンク材30と第三のリンク材44とが第二のリンク材
36を挟んで交互に位置するように接続されて、第一の
連結体68が形成されている。また一方、第一のリンク
材30と第四のリンク材52とが、第二のリンク材36
によって、X軸方向たる一軸方向に互いに連結されるこ
とにより、それら第一のリンク材30と第四のリンク材
52とが、第二のリンク材36を挟んで交互に位置する
ように接続されて、第二の連結体70が形成されてい
る。
【0024】さらに、それら第一の連結体68と第二の
連結体70は、互いに所定距離を隔てて並列的に複数
本、交互に配設されている。また、各隣り合う第一の連
結体68と第二の連結体70とは、第一の連結体68を
構成する第三のリンク材44と第二の連結体70を構成
する第四のリンク材52とが、前記X軸に直交するY軸
方向(図2中、左右方向)に互いに接続されている。そ
れによって、前記第一〜第四の複数のリンク材30,3
6,44,52が、全体として連鎖型の網目状形態をも
って連結されているのである。
連結体70は、互いに所定距離を隔てて並列的に複数
本、交互に配設されている。また、各隣り合う第一の連
結体68と第二の連結体70とは、第一の連結体68を
構成する第三のリンク材44と第二の連結体70を構成
する第四のリンク材52とが、前記X軸に直交するY軸
方向(図2中、左右方向)に互いに接続されている。そ
れによって、前記第一〜第四の複数のリンク材30,3
6,44,52が、全体として連鎖型の網目状形態をも
って連結されているのである。
【0025】ここにおいて、各リンク材30,36,4
4,52の接続点では、接続されるべき一方のリンク材
に形成された球状凸部32,48,64が、接続される
べき他方のリンク材36,52にて両側から挟み込ま
れ、かかる球状凸部32が、それらリンク材36,52
に形成された球状凹部40,60に嵌まり込むようにし
て、重ね合わされている。そして、それら球状凸部3
2,48,64のボルト挿通孔34,50,66と球状
凹部40,60のボルト装着孔42,62に、連結ボル
ト72が挿通されて連結されている。なお、図3乃至図
8に示されているように、球状凸部32,48,64の
ボルト挿通孔34,50,66は、連結ボルト72の外
径よりも所定寸法大径とされており、それによって、該
連結ボルト72の挿通状態下でも、球状凸部32,4
8,64が、球状凹部40,60内で、所定量だけ球面
摺動可能とされている。
4,52の接続点では、接続されるべき一方のリンク材
に形成された球状凸部32,48,64が、接続される
べき他方のリンク材36,52にて両側から挟み込ま
れ、かかる球状凸部32が、それらリンク材36,52
に形成された球状凹部40,60に嵌まり込むようにし
て、重ね合わされている。そして、それら球状凸部3
2,48,64のボルト挿通孔34,50,66と球状
凹部40,60のボルト装着孔42,62に、連結ボル
ト72が挿通されて連結されている。なお、図3乃至図
8に示されているように、球状凸部32,48,64の
ボルト挿通孔34,50,66は、連結ボルト72の外
径よりも所定寸法大径とされており、それによって、該
連結ボルト72の挿通状態下でも、球状凸部32,4
8,64が、球状凹部40,60内で、所定量だけ球面
摺動可能とされている。
【0026】要するに、各リンク材30,36,44,
52の接続点においては、互いに接続されたリンク材
が、連結ボルト72の軸心周りに屈曲可能に、且つ該連
結ボルト72の軸心に対して傾斜する方向においても所
定角度だけ屈曲可能に、連結されているのであり、ま
た、連結ボルト72を締め付けることにより、両リンク
材が、任意の角度をもって、屈曲不能に固定されるよう
になっているのである。
52の接続点においては、互いに接続されたリンク材
が、連結ボルト72の軸心周りに屈曲可能に、且つ該連
結ボルト72の軸心に対して傾斜する方向においても所
定角度だけ屈曲可能に、連結されているのであり、ま
た、連結ボルト72を締め付けることにより、両リンク
材が、任意の角度をもって、屈曲不能に固定されるよう
になっているのである。
【0027】従って、このような複数のリンク材30,
36,44,52にて形成された上型本体14および下
型本体18においては、各リンク材30,36,44,
52の接続点で、連結ボルト72を緩めて目的とする角
度だけリンク材の接続角を変化させた後、連結ボルト7
2を締付固定することにより、任意の曲面を形成するこ
とができるのであり、目的とするプレス面を有利に且つ
容易に得ることができるのである。
36,44,52にて形成された上型本体14および下
型本体18においては、各リンク材30,36,44,
52の接続点で、連結ボルト72を緩めて目的とする角
度だけリンク材の接続角を変化させた後、連結ボルト7
2を締付固定することにより、任意の曲面を形成するこ
とができるのであり、目的とするプレス面を有利に且つ
容易に得ることができるのである。
【0028】しかも、本実施例においては、各リンク材
30,36,44,52が、各接続点において球面摺動
可能に接続されており、連結ボルト72の軸心回りのみ
ならず、それに対して傾斜する方向での所定量の屈曲も
可能とされているところから、隣り合う連結体のX軸方
向またはY軸方向における曲率半径が異なる場合でも、
かかるリンク材の連結ボルト72の軸心に対して傾斜す
る方向での屈曲(接続角の変化)により、曲線長の違い
が効果的に吸収され得るのであり、それ故、各種の可展
面やねじれ面等をも、有利に形成することができるので
ある。
30,36,44,52が、各接続点において球面摺動
可能に接続されており、連結ボルト72の軸心回りのみ
ならず、それに対して傾斜する方向での所定量の屈曲も
可能とされているところから、隣り合う連結体のX軸方
向またはY軸方向における曲率半径が異なる場合でも、
かかるリンク材の連結ボルト72の軸心に対して傾斜す
る方向での屈曲(接続角の変化)により、曲線長の違い
が効果的に吸収され得るのであり、それ故、各種の可展
面やねじれ面等をも、有利に形成することができるので
ある。
【0029】そうして、上述の如き構造とされた上型本
体14および下型本体18は、それぞれ、図11に示さ
れているように、第四のリンク材52を構成するリンク
分割体54,54の取付板部58,58において、スク
リュージャッキ28を介して、上型架台16または下型
架台20に固設された支持板26に取り付けられ、支持
されている。
体14および下型本体18は、それぞれ、図11に示さ
れているように、第四のリンク材52を構成するリンク
分割体54,54の取付板部58,58において、スク
リュージャッキ28を介して、上型架台16または下型
架台20に固設された支持板26に取り付けられ、支持
されている。
【0030】かかるスクリュージャッキ28は、支持板
26に設けられた挿通孔73に挿通された支持ボルト8
2を備えており、該支持ボルト82が、上下座金74,
76を介して、締付ナット78,80により、支持板2
6に固定されるようになっている。即ち、この支持ボル
ト82は、締付ナット78,80の操作により、基板2
2に垂直なZ軸方向に上下変位可能に、且つ締付固定可
能に取り付けられており、また、支持板26に設けられ
た挿通孔73内で、X−Y方向にも所定量だけ変位可能
とされているのである。
26に設けられた挿通孔73に挿通された支持ボルト8
2を備えており、該支持ボルト82が、上下座金74,
76を介して、締付ナット78,80により、支持板2
6に固定されるようになっている。即ち、この支持ボル
ト82は、締付ナット78,80の操作により、基板2
2に垂直なZ軸方向に上下変位可能に、且つ締付固定可
能に取り付けられており、また、支持板26に設けられ
た挿通孔73内で、X−Y方向にも所定量だけ変位可能
とされているのである。
【0031】そして、かかる支持ボルト82の先端部に
螺着固定されたナックル84が、第四のリンク材52の
取付板部58,58にボルト86により取り付けられた
ナックル87に対して、ボルト88にて連結されること
により、上型本体14または下型本体18が支持せしめ
られている。なお、第四のリンク材52の取付板部5
8,58とナックル87との連結部および両ナックル8
4と87の連結部は、何れも、ボルト86,88の軸心
周りに屈曲可能とされており、それによって、支持ボル
ト82の先端部における上型本体14および下型本体1
8の支持点が、首振り変位可能とされている。
螺着固定されたナックル84が、第四のリンク材52の
取付板部58,58にボルト86により取り付けられた
ナックル87に対して、ボルト88にて連結されること
により、上型本体14または下型本体18が支持せしめ
られている。なお、第四のリンク材52の取付板部5
8,58とナックル87との連結部および両ナックル8
4と87の連結部は、何れも、ボルト86,88の軸心
周りに屈曲可能とされており、それによって、支持ボル
ト82の先端部における上型本体14および下型本体1
8の支持点が、首振り変位可能とされている。
【0032】すなわち、このようなスクリュージャッキ
28にあっては、支持板26からのZ軸方向における突
出高さを調節し、且つ型本体14,18との連結部にお
ける首振り角度を調節することにより、任意の曲面が付
与された型本体14,18に対応し、かかる型本体1
4,18を、型架台16,20に対して、固定的に支持
せしめ得るのである。
28にあっては、支持板26からのZ軸方向における突
出高さを調節し、且つ型本体14,18との連結部にお
ける首振り角度を調節することにより、任意の曲面が付
与された型本体14,18に対応し、かかる型本体1
4,18を、型架台16,20に対して、固定的に支持
せしめ得るのである。
【0033】従って、上述の如き構造の上型10および
下型12からなるプレス型を用いれば、各種の曲面をも
ってのプレス加工が可能であると共に、目的とするパネ
ル面の形状が変更された場合にも、各リンク材の接続点
における角度を変更することによって、容易に対処する
ことができるのである。
下型12からなるプレス型を用いれば、各種の曲面をも
ってのプレス加工が可能であると共に、目的とするパネ
ル面の形状が変更された場合にも、各リンク材の接続点
における角度を変更することによって、容易に対処する
ことができるのである。
【0034】そして、それ故、パネル曲率が頻繁に変更
される場合や多品種少量生産の場合にも、目的とする形
状に対応したプレス面を有するプレス型を、極めて安価
に、且つ容易に製作することが可能となるのであり、プ
レス作業のための労力や時間、コスト等が、極めて有利
に軽減され得ることとなるのである。
される場合や多品種少量生産の場合にも、目的とする形
状に対応したプレス面を有するプレス型を、極めて安価
に、且つ容易に製作することが可能となるのであり、プ
レス作業のための労力や時間、コスト等が、極めて有利
に軽減され得ることとなるのである。
【0035】また、このような構造のプレス型は、従来
の金型に比べて、極めて軽量であることから、取扱いが
容易であり、大型のプレス型も有利に製作することがで
きると共に、使用するプレス装置も小型化が可能である
といった利点を有しているのである。
の金型に比べて、極めて軽量であることから、取扱いが
容易であり、大型のプレス型も有利に製作することがで
きると共に、使用するプレス装置も小型化が可能である
といった利点を有しているのである。
【0036】しかも、上述の如き構造のプレス型におい
ては、スクリュージャッキ28に代えて油圧ジャッキや
電動スピンドルを採用することにより、或いはリンク材
の接続部の屈曲角度を電動制御することにより、更には
それらと数値演算制御装置を組み合わせることなどによ
って、プレス型の自動設定,変更も、容易に可能となる
のである。
ては、スクリュージャッキ28に代えて油圧ジャッキや
電動スピンドルを採用することにより、或いはリンク材
の接続部の屈曲角度を電動制御することにより、更には
それらと数値演算制御装置を組み合わせることなどによ
って、プレス型の自動設定,変更も、容易に可能となる
のである。
【0037】なお、かくの如き上型10および下型12
においては、そのプレス面が、網目状形態をもって形成
されていることから、該プレス面に連続性がないが、例
えば、それら上型10および下型12のプレス面上に、
ウレタンゴム等のシート状の緩衝材を配し、それら緩衝
材を介して被加工材にプレス圧を及ぼすようにすれば、
プレス面における凹凸のパネル表面への影響が、効果的
に緩和乃至は防止され得て、良好なるプレス製品を得る
ことが可能となる。
においては、そのプレス面が、網目状形態をもって形成
されていることから、該プレス面に連続性がないが、例
えば、それら上型10および下型12のプレス面上に、
ウレタンゴム等のシート状の緩衝材を配し、それら緩衝
材を介して被加工材にプレス圧を及ぼすようにすれば、
プレス面における凹凸のパネル表面への影響が、効果的
に緩和乃至は防止され得て、良好なるプレス製品を得る
ことが可能となる。
【0038】さらに、特に曲率が大きいプレス面が必要
とされる場合等には、各リンク材の長さを短くしたり、
Y軸方向の連結部の間隔を小さく設定すること等も、プ
レス面における凹凸の影響を緩和し、良好なるプレス製
品を得る上に有効である。
とされる場合等には、各リンク材の長さを短くしたり、
Y軸方向の連結部の間隔を小さく設定すること等も、プ
レス面における凹凸の影響を緩和し、良好なるプレス製
品を得る上に有効である。
【0039】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0040】例えば、前記実施例では、各リンク部材に
おける接続部の当接面が、球状凸部と球状凹部とによっ
て構成されていたが、円筒面形状や波板形状等のプレス
面を形成する場合には、そのような球状凸部や球状凹部
を形成せず、平面状の当接面をもって接続部を構成する
ことも可能である。
おける接続部の当接面が、球状凸部と球状凹部とによっ
て構成されていたが、円筒面形状や波板形状等のプレス
面を形成する場合には、そのような球状凸部や球状凹部
を形成せず、平面状の当接面をもって接続部を構成する
ことも可能である。
【0041】また、リンク部材の組合せ形態や、使用す
るジャッキ手段の具体的構造等は、前記実施例のものに
限定されるものではなく、適宜、変更され得るものであ
る。
るジャッキ手段の具体的構造等は、前記実施例のものに
限定されるものではなく、適宜、変更され得るものであ
る。
【0042】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
【図1】本発明の一実施例としてのプレス成形型である
上型および下型を概略的に示す斜視説明図である。
上型および下型を概略的に示す斜視説明図である。
【図2】図1に示された上型および下型を構成する型本
体の一部を示す平面図である。
体の一部を示す平面図である。
【図3】図2に示された型本体を構成する第一のリンク
材を示す平面図である。
材を示す平面図である。
【図4】図3に示された第一のリンク材の側面図であ
る。
る。
【図5】図2に示された型本体を構成する第二のリンク
材を示す平面図である。
材を示す平面図である。
【図6】図5におけるVI−VI矢視図である。
【図7】図2に示された型本体を構成する第三のリンク
材を示す平面図である。
材を示す平面図である。
【図8】図7に示されたリンク材の側面図である。
【図9】図2に示された型本体を構成する第四のリンク
材を示す平面図である。
材を示す平面図である。
【図10】図9におけるX−X矢視図である。
【図11】図1に示された上型および下型を構成するス
クリュージャッキを示す正面図である。
クリュージャッキを示す正面図である。
10 上型 12 下型 14 上型本体 16 上型架台 18 下型本体 20 下型架台 28 スクリュージャッキ 30 第一のリンク材 32 球状凸部 36 第二のリンク材 38 第二のリンク分割体 40 球状凹部 44 第三のリンク材 48 球状凸部 52 第四のリンク材 54 第四のリンク分割体 60 球状凹部 64 球状凸部 72 連結ボルト 82 支持ボルト 84,87 ナックル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥戸 行一郎 東京都港区新橋五丁目11番3号 住友軽金 属工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 接続されるべき一方のリンク部材の端部
を他方のリンク部材の端部にて両側から挟み込むと共
に、それら両リンク部材を貫いて連結ボルトを挿通せし
めて、該連結ボルトの軸心回りに屈曲可能に且つ締付固
定可能に接続することにより、複数のリンク部材をX軸
方向に連結する一方、かかる連結体の複数本を互いに所
定距離を隔てて並列的に配設し、隣り合うリンク部材の
適数個を、前記X軸に直交するY軸方向において、接続
されるべき一方のリンク部材の端部を他方のリンク部材
の端部にて両側から挟み込むと共に、それら両リンク部
材を貫いて連結ボルトを挿通せしめて、該連結ボルトの
軸心回りに屈曲可能に且つ締付固定可能に接続してなる
リンク機構をもって連結することにより、複数のリンク
部材が全体として網目状形態をもって連結された型本体
を形成し、かかる型本体を、複数の支持点において、所
定の架台に対し、前記X軸方向及びY軸方向に直交する
Z軸方向に高さ調節可能なジャッキ手段を介して、支持
せしめたことを特徴とする板材の曲げ加工用プレス成形
型。 - 【請求項2】 前記リンク部材のX軸方向およびY軸方
向における各接続部の当接面が、接続されるべき一方の
リンク部材に設けられた球状凸面と他方のリンク部材に
設けられた球状凹面とによって構成されており、それら
球状凸面と球状凹面との球面摺動により、かかるリンク
部材の接続部において、前記連結ボルトの軸心に対する
傾斜方向への屈曲が許容されるようになっている請求項
1に記載の板材の曲げ加工用プレス成形型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1956193A JPH06210351A (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 板材の曲げ加工用プレス成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1956193A JPH06210351A (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 板材の曲げ加工用プレス成形型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06210351A true JPH06210351A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=12002721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1956193A Pending JPH06210351A (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 板材の曲げ加工用プレス成形型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06210351A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1317089C (zh) * | 2005-04-30 | 2007-05-23 | 清华大学 | 一种可调式组合热弯模具 |
CN102240711A (zh) * | 2011-06-28 | 2011-11-16 | 于沛洲 | 多点控制三维拉弯扭转成形模具 |
CN102753283A (zh) * | 2011-01-28 | 2012-10-24 | 丰田自动车株式会社 | 消失模型用部件和消失模型 |
CN102844129A (zh) * | 2010-12-22 | 2012-12-26 | 丰田自动车株式会社 | 机械冲压用模具 |
KR101234506B1 (ko) * | 2010-09-20 | 2013-02-20 | 한국기계연구원 | 가변블럭조립체가 구비된 후판 성형 장치 |
CN103338874A (zh) * | 2011-01-28 | 2013-10-02 | 丰田自动车株式会社 | 冲压成形用模具 |
CN104826934A (zh) * | 2015-05-05 | 2015-08-12 | 昆山电子羽电业制品有限公司 | 一种支架向上打半剪模具 |
CN106040853A (zh) * | 2016-07-14 | 2016-10-26 | 上海菲格瑞特汽车科技股份有限公司 | 一种汽车顶盖的整型模具及其整型方法 |
CN106140974A (zh) * | 2016-07-14 | 2016-11-23 | 上海菲格瑞特汽车科技股份有限公司 | 一种用于汽车钣金件的侧整模具及其侧整方法 |
CN107020325A (zh) * | 2017-06-05 | 2017-08-08 | 上海菲格瑞特汽车科技股份有限公司 | 一种轿车车型侧围板件的侧整模具工装及其侧整方法 |
CN111559071A (zh) * | 2020-05-25 | 2020-08-21 | 信义汽车部件(天津)有限公司 | 胶条弯曲机及其胶条弯曲加工模具 |
-
1993
- 1993-01-11 JP JP1956193A patent/JPH06210351A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1317089C (zh) * | 2005-04-30 | 2007-05-23 | 清华大学 | 一种可调式组合热弯模具 |
KR101234506B1 (ko) * | 2010-09-20 | 2013-02-20 | 한국기계연구원 | 가변블럭조립체가 구비된 후판 성형 장치 |
CN102844129A (zh) * | 2010-12-22 | 2012-12-26 | 丰田自动车株式会社 | 机械冲压用模具 |
US8984927B2 (en) | 2010-12-22 | 2015-03-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Die for machine press |
CN102753283A (zh) * | 2011-01-28 | 2012-10-24 | 丰田自动车株式会社 | 消失模型用部件和消失模型 |
CN103338874A (zh) * | 2011-01-28 | 2013-10-02 | 丰田自动车株式会社 | 冲压成形用模具 |
CN102240711A (zh) * | 2011-06-28 | 2011-11-16 | 于沛洲 | 多点控制三维拉弯扭转成形模具 |
CN104826934A (zh) * | 2015-05-05 | 2015-08-12 | 昆山电子羽电业制品有限公司 | 一种支架向上打半剪模具 |
CN106040853A (zh) * | 2016-07-14 | 2016-10-26 | 上海菲格瑞特汽车科技股份有限公司 | 一种汽车顶盖的整型模具及其整型方法 |
CN106140974A (zh) * | 2016-07-14 | 2016-11-23 | 上海菲格瑞特汽车科技股份有限公司 | 一种用于汽车钣金件的侧整模具及其侧整方法 |
CN107020325A (zh) * | 2017-06-05 | 2017-08-08 | 上海菲格瑞特汽车科技股份有限公司 | 一种轿车车型侧围板件的侧整模具工装及其侧整方法 |
CN111559071A (zh) * | 2020-05-25 | 2020-08-21 | 信义汽车部件(天津)有限公司 | 胶条弯曲机及其胶条弯曲加工模具 |
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