JPH06205521A - 横巻シールド電線の端末処理方法,及びその装置 - Google Patents

横巻シールド電線の端末処理方法,及びその装置

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JPH06205521A
JPH06205521A JP36026892A JP36026892A JPH06205521A JP H06205521 A JPH06205521 A JP H06205521A JP 36026892 A JP36026892 A JP 36026892A JP 36026892 A JP36026892 A JP 36026892A JP H06205521 A JPH06205521 A JP H06205521A
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JP
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wire
core
cable
terminal
shield layer
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JP36026892A
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Mitsuo Kusama
光雄 草間
Masahiro Suzuki
正浩 鈴木
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Hirakawa Hewtech Corp
Original Assignee
Hirakawa Hewtech Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的はケーブル構成する線心の各加
工処理を機械化し、自動的に行なえ、且つ、線心の外
被,シールド層,絶縁層,導体等を傷つけたり、破損す
ることがなく、品質と作業性を向上させることを目的と
する。 【構成】 本発明の横巻シールド電線の端末処理方法
は、複数の横巻シールド線心をケーブルの外被を剥離し
た後、割り出し部において一対の保持具506により所
定長保持具506より突出させて所定の間隔で略円弧状
に保持させ、ケーブル50を載置する載置台500と共
に線心切断からシールド処理に至る複数の処理部を一巡
して端末処理を施した後、割り出し部で保持具506の
一端から他側にかけて所定の間隔に対応した角度だけ回
動させ、端末処理される線心を所定の位置に位置させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は横巻シールド電線の横巻
シールド線心の端末を端子に、或いは直接PCB(印刷
回路板)等に接続可能なように端末処理するための横巻
シールド電線の端末処理方法,及びその端末処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】横巻シールド電線は、導体外周に絶縁体
を被覆して構成した絶縁線心と、その外周に複数本の導
線細線を長さ方向に所定の巻回間隔で巻回して構成され
るシールド層と、シールド層の外周に被覆された外被と
によって構成される同軸型線心で、その構造が比較的簡
易であり、生産も容易で価格が安いことから信号伝送用
に多く使用されている。
【0003】この横巻シールド電線の端末処理は、外被
を所定の長さだけ剥離し、シールド層を露出させた後、
シールド層をほぐして絶縁線心上から分離し、シールド
層のみをまとめて捩りを加え、更に、絶縁線心の絶縁体
を所定の長さだけ剥離し、ここから露出した導体,及び
シールド層に端子が接続できるように、または直接PC
B等の電気回路上に接続できるように処理するものであ
る。
【0004】従来、この端末処理は人手を介して行われ
るか、一部機械化して機械と人手により行われていた
が、近年、人手による処理精度の不安定性と人手不足と
処理コストの高騰等から、この処理を全て機械化しよう
とする動きがあり、多種多様の端末処理方法や、端末処
理装置が提案されている。
【0005】この横巻シールド電線の端末処理方法,及
びその装置は、例えば、特開昭59−72919号に示
されている。
【0006】特開昭59−72919号に示される横巻
シールド電線の端末処理方法,及び装置は、横巻シール
ド電線の外被を所定の長さだけ切断し、切断した外被に
回転を与えて横巻シールド層をほぐし、外被を剥離して
露出したシールド層を絶縁線心上から分離して分離した
シールド層を集束し捩りを加えるものであり、架台の片
側に間欠移動するチェーンコンベアが配され、チェーン
コンベアには端末処理される電線を保持する電線保持具
が設けられている。チェーンコンベアと対向する片側に
は外被剥離長さ設定用ストッパ,シールド層ほぐし部,
シールド層分離部,シールド層捩り部,排出部の各処理
部が順次所定の間隔をもって配置され、チェーンコンベ
アが各処理部を間欠移動することによってそれぞれ処理
がなされる。
【0007】シールドほぐし部では、一対の外被切断刃
により外被を所定長に切断し、切断が完了すると一対の
無端ベルトにより切断した外被を上下から挟持し、無端
ベルトを回転させることによりシールド層をほぐして外
被は除去される。
【0008】外被が除去され、シールド層をほぐされた
電線は、シールド層分離部にチェーンコンベアにより移
送され、シールド層分離部では、揺動アームに固定され
ているエアー噴出ノズルを電線の周方向に所定長揺動さ
せながらノズルからエアーを噴出させ、シールド層を絶
縁線心上から分離される。
【0009】シールド層を絶縁線心上から分離された電
線は、シールド層捩り部にチェーンコンベアにより移送
され、シールド層捩り部では、一対のシールド層はさみ
板でシールド層を挟持し、はさみ板をモーターにより所
定数回転させてシールド層に捩りを与える。
【0010】シールド層に捩りを与えられた電線は排出
部に移送され、チェーンコンベアの電線保持具より取り
除かれて電線の端末処理が完了する。
【0011】以上から成る横巻シールド電線の端末処理
方法,及び装置は、外被の切断,シールド層のほぐし,
シールド層の分離,シールド層の捩じり等については人
手を介さず機械加工することができ、端末処理が均一化
して行ない、加工費を安価にすることができる。
【0012】ところで、最近、横巻シールド電線が見直
され、低容量化と細線化が叫ばれてきており、更に、ケ
ーブル外径を細くして線心の収容密度を図るため、低容
量化と細線化した横巻シールド電線を複数本集合撚り合
わせし、ケーブル化したものが多くなってきている。
【0013】上記横巻シールド電線の代表的仕様は以下
の通りである。 (1) 導体 直径0.03〜0.05mmの銅線または銅合金線の7
本の撚り合わせ (2) 絶縁体 ポリエチレンまたはフッ素樹脂の発泡体でその厚さは
0.02〜0.10mm (3) シールド層 導体の材質とその太さを適用し、その本数は絶縁体外径
に適用させて選定 (4) 中間シース ポリエチレンまたはフッ素樹脂でその厚さは0.02〜
0.10mm
【0014】この横巻シールド電線は、主に医療用等、
または微小信号用等の信号伝達ケーブルに適用されてい
る。横巻シールド電線をケーブル線心にしてケーブルを
構成する場合はその線心は用途に合わせて選定される
が、40本から120本にかけて適宜線心数が決定され
ている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した横巻
シールド電線,及びこれをケーブル線心としたケーブル
において、横巻シールド電線等の外被剥離,シールド層
の絶縁体からの分離,一括化,捩じり,絶縁体の剥離等
を上述した横巻シールド電線の端末処理方法,及び装置
を適用して、その加工処理を行うと、以下のような問題
が生じる。 (1) 導体,シールド層の構成が極細の銅線または銅合金
線のため、引っ張り強度が弱く断線する。 (2) 絶縁体が発泡体であり、且つ、その厚さが極薄のた
め、引っ張り強度,及び機械的強度が弱いので断線しや
すく、傷がつきやすい。 (3) 外被の厚さが極薄のため、機械的強度が弱く、中間
シース剥離の際にシールド層,絶縁層、また外被自身に
も傷をつけやすく、断線しやすい。 (4) 横巻シールド層が細線であるため、外被の剥離,シ
ールド層の絶縁層からの分離,一括化,捩じりにより断
線しやすい。 (5) 絶縁体が発泡体で細径化しており、その外周に横巻
シールド層を設け、外被を設けているので外被被覆時
(押出成形時)に熱と成形圧力により発泡体表面が溶融
してシールド層が絶縁層に密着しやすく、絶縁体からの
シールド層の分離が困難である。 (6) 横巻シールド電線を低容量化,細線化しているた
め、電線は非常に柔らかく反発性もないので、前述の加
工処理を行う際、各加工処理手段で電線自体が一直線上
にならなくなり、位置合わせとそのガイドが必要とな
る。 (7) 横巻シールド電線を細線化しているため、前述の加
工処理において高精度の位置合わせが必要となる。 (8) 更に、この横巻シールド電線をケーブル線心に適用
すると集合撚り合わせによる線心の外形(集合より合わ
せによる凹凸)が変化し、そのまま前述の加工手段に適
用できない。 (9) 更に、ケーブル線心に適用した場合は複数の線心に
繰り返しを与えて加工処理を行う必要があるが、そのよ
うな加工処理方法,及びその装置は未だ提案されていな
い。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は前述した課題を
解決するためになされたものであり、低容量化,細線化
した横巻シールド電線を単独で、また、ケーブルのケー
ブル線心に適用した場合、横巻シールド電線の外被の剥
離,シールド層の分離,一括,捩じり,絶縁層の剥離,
端子接続等からなる各加工処理工程において電線のセッ
ト,定寸切断,シールド層の分離,捩り,搬送,位置合
わせ等の課題を解決するものである。更に詳細に記述す
ると、 (1) 横巻シールド電線を構成する所定線心数のケーブル
において、横巻シールド線心を1本毎に繰り返し加工処
理が行え、1本の線心の加工が完了すると、次の線心に
加工が施せるようにするため、複数の横巻シールド線心
をケーブルの外被を剥離した後、割り出し部において一
対の保持具により所定長保持具より突出させて所定の間
隔で略円弧状に保持させ、ケーブルを載置する載置台と
共に線心切断からシールド処理までに至る複数の処理部
を一巡して端末処理を施した後、割り出し部で保持具の
一端から他側にかけて所定の間隔に対応した角度だけ回
動させ、端末処理される線心を所定の位置に位置させる
ようにした横巻シールド電線の端末処理方法を提供す
る。 (2) ケーブルの線心中、加工処理する線心を他の線心と
区分し、所定寸法に切断する際、ケーブル化により生じ
る線心の撚りぐせを矯正するため、複数の横巻シールド
線心をケーブルの外被を剥離した後、一対の保持具によ
り所定長保持具より突出させて所定の間隔で略円弧状に
保持させ、ケーブルを載置する載置台と共に線心切断か
らシールド処理に至る複数の処理部を移動させ、線心切
断を行なう切断部において、線心通し溝を有する分離板
を保持具の直前に降下させることにより選択された1本
の線心を他の線心と区分して線心通し溝内に通し、分離
板と直交する方向に位置する把持具で把持させ、更に、
把持具を移動させて線心の集合,撚りぐせを除去し、撚
りぐせを除去した後、1本の線心の先端を定寸に切断す
るようにした横巻シールド電線の端末処理方法を提供す
る。 (3) 横巻シールド層を絶縁層から分離し一括させる際、
シールド細線の断線を防ぎ、絶縁体に傷をつけないよう
にするため、線心の所定位置を保持具で保持し、線心の
先端部を把持具により把持して線心に張力を付加し、線
心先端部の一方側からエアーを吹きつけて横巻シールド
層の先端を絶縁層から分離し、分離した横巻シールド層
の先端部をエアー吹きつけ側の反対側で真空引きするパ
イプで吸引しながらパイプの吸引部を線心外周で所定回
数回転させ、パイプを外被被覆部先端側まで移動させて
絶縁層上から横巻シールド層を分離するようにした横巻
シールド電線の端末処理方法を提供する。 (4) 絶縁層から分離一括したシールド層をシールド細線
が断線しないように、また、その処理中、絶縁体に傷を
つけないようにするため、線心の所定位置を保持具で保
持し、線心の先端部を把持具により把持して絶縁層上か
ら分離した横巻シールド層にエアーを吹きつけて所定位
置に位置させ、しかる後、分離シールド層外周をバレル
で包囲し、バレルに回転を与えながら外被被覆部先端側
から分離シールド層先端部まで移動させて分離シールド
層を集束し、捩りをかけるようにした横巻シールド電線
の端末処理方法を提供する。 (5) 複数の横巻シールド線より構成される所定線心数の
ケーブルの横巻シールド線心を一本毎に繰り返し加工処
理を行うため、水平移送され、所定の加工処理がなされ
るための複数の線心が順次同じ加工処理を受けるため複
数の処理手段に再搬送されるようにした横巻シールド電
線の端末処理装置を提供する。 (6) 複数の横巻シールド線を加工手段により所定の加工
処理を施すのに位置合わせするため、案内レールは、一
対のレールにより構成されて受け台を受け、その一方に
はケーブルを載置した受け台を架台上に加工処理の線心
を同一にした加工処理手段に横巻シールド線心を所定位
置に位置決めする位置決め手段を設けた横巻シールド電
線の端末処理装置を提供する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の横巻シールド電線の端末処理
方法,及びその装置について添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
【0018】図1において、略四角状の骨組の上面の一
部に基板1を設けて構成した架台2上に電線セット部
3,電線割り出し定寸切断部4,外被シールド層絶縁一
括ムキ部5,外被剥離部6,端子接続部7,シールド層
分離部8,シールド層捩じり部9等の各処理部を設け、
前記各部にはそれぞれ定寸切断装置200,外被シール
ド層絶縁ムキ装置10,外被剥離装置11,端子圧着装
置12,シールド分離装置300,シールド捩じり装置
400が所定の間隔をもって加工処理の際の高さを一定
にして一直線上に配置されており、それらの上部には図
示していない各操作盤が設けられている。各処理装置の
全面には、電線を水平維持する案内棒13を設け、各処
理装置で加工処理される横巻シールド電線,及びそのケ
ーブルはケーブル収納ボックス500に収納され、搬送
装置600により各処理部に移送される。定寸切断装置
200の対面収納ボックス500の下部には、割り出し
装置100が設けられている。
【0019】ケーブル収納ボックス500は、図2に示
すように、上面を開放にした四角状の箱501からな
り、その周壁の一部には各加工処理手段に対し横巻シー
ルド電線が対応するように凹部502を有し、底部には
後述する電線保持板503の把手504を挿通する孔5
05を、底部の下面には電線保持板503の突起506
が嵌合する孔507を有している。電線保持板503
は、ケーブル収納ボックス500を載置し、その一側に
は複数の横巻シールド電線を所定間隔をもって略扇形に
固定する固定具506aを有し、固定具506aの上側
には同形の上側固定具506bを有する。固定具506
aは、図3に示すように、線固定溝507を有し、ボル
ト508により上側固定具506bを固定し、上側固定
具は形状に沿った溝(図示せず)を有し、この溝にプラ
スチック板を嵌合させている。線固定具506の一側に
は、溝507に挿入されない線心を一括して保持する保
持部509を、その略中心部にはケーブル固定部510
を有している。固定具506aは外周に複数のV溝51
5が形成された円形状ラチェット板513が固定され、
電線保持板の穴に位置され、また、図4に示すように、
アーマチェア511,カラー512がネジ締結され、カ
ラー512の外周にはベアリング514が嵌合され、ベ
アリング514は電線保持板の穴に嵌合されている。円
形板ラチェット513はガイドカラー517により回動
自在に保持される。V溝515の位置はラチェット板の
上部に固定された固定具506aの溝507と一致させ
ている。ガイドカラー517にはラチェット板の回動を
規制するボールプランジャー516が一部に設けられて
いる。電線保持板503の下側には、この板を載置する
載置板518を有し、該板の突起519を嵌合する穴5
20を有し、載置板518の略中央には所定寸法の長孔
521を形成している(図2)。
【0020】割り出し装置100は、図3に示すよう
に、ケーブル収納ボックス500の下側に設けた電線保
持板503に配置したアーマチェア511に連結される
励磁コイル101を有し、コイル101はシャフト10
2によりクランクロッド103に連結され、クランクロ
ッド103はロッドエンド型軸受104によりエアシリ
ンダー105に連結されている。エアシリンダー105
の直線運動は、シャフト102を支点として励磁コイル
101に回転運動を与える。
【0021】定寸切断装置200は、図5に示すよう
に、横巻シールド電線(以下、線心という)を加工処理
の所定長に適用させて、その先端の一部を切断するもの
で、複数の線心の内定寸切断装置の正面中央に位置した
線心を他の線心と区別する中央に長溝201を有する線
心分離板202と、線心分離板202をエアシリンダー
203のロッド204に固定する固定部205と、線心
分離板202の溝201内に位置した線心を保持する一
対の保持板206a,206bと、保持板206a,2
06bに線心を保持さすエアシリンダー(図示せず)
と、保持板206a,206bを線心分離板202から
その前方(線心の終端側)に移動さすエアシリンダー
(図示せず)と、線心を切断する切断刃207a,20
7bと、それを移動さすエアシリンダー(図示せず)
と、線心を一対の保持板206a,206bで保持する
際、線心を水平方向に維持さすエアーノズル208(図
4)とから構成され、一対の保持板206a,206b
の保持部側にはすべり性の良いプラスチック板が固着さ
れている。
【0022】シールド分離装置300は、図6に示すよ
うに、架台2の基板1上に、モーター301を固定した
固定板302を立設し、モーター301はその回転軸に
ボールネジ303を連結し、ボールネジ303の他端は
移動板304の下面に取り付けられた支持具により支持
される。移動板304はその一端に立上片305を、他
端に立下片306を有し、立上片305には穴を形成し
て固定板302に固定したエアシリンダー307のシャ
フト308を内蔵させたエアパイプ309を挿通してい
る。立下片306は、エアシリンダー310を固定し、
エアシリンダー310のシャフトの先端には他のエアシ
リンダー311を設け、エアシリンダー311のシャフ
トにはL字状固定具312を取り付け、これにパイプを
接続したエアノズル313と、V字溝を有するガイド板
314が取り付けられている。移動板304上にはモー
ター315を固定した固定板316を立設させ、モータ
ー315の回転軸にはギヤ317を固定している。エア
パイプ309の一端にはエア供給口318を有し、その
略中央部には他のエアーパイプ319を設け、エアーパ
イプ319にはその一端に真空引き口320を有し、そ
の両端内にはエアパイプ309をその軸線上に移動さ
せ、且つ密封するカラー321,322を設けている。
エアパイプ319の外周には、更に他のエアパイプ32
3を設け、その両端内にはエアパイプ323を回転させ
密封するベアリング,及び密封体324,325が設け
られ、更に中央部に真空引き口326を設け、略U字型
のパイプ327を有している。エアパイプ323の一端
には前記ギヤ317に係合するギヤ328を固定してい
る。エアパイプ319とパイプ323はエアパイプ31
9に設けた孔329により連通している。略U字型のパ
イプ327の他端330はパイプ309の先端に取り付
けられた一対の端子保持具331の前方に配置されてお
り、端子保持具331の一方は該保持具を取り付けた基
部332に立設した支柱333とその間に設けられたス
プリング334により連結している。
【0023】シールド捩じり装置400は、図7,図
8,及び図9に示すように、前述したシールド分離装置
300によりシールドを分離し一括したものに端子接続
または直接PBC等の電気回路に接続を行う際、バラケ
ないようにするためにシールドに捩じりを与えるもので
ある。架台2の基板1上の所定位置にシリンダー軸先端
に固定板402を設けたエアシリンダー401を固定
し、固定板402と基板間にはベアリング403,一対
のレール404を設けている。固定板402の先端には
垂直方向に固定した固定板405を介してエアシリンダ
ー406を固定し、その軸先端にはモーター固定板40
7を設け、モーター408とモーターの回転軸に連結し
たバレル409を固定具410により固定している。モ
ーター固定板407の端には垂直方向にはエアーシリン
ダー411を固定し、その軸先端にはV字形ガイド板4
12を設けている。バレル409の上部には基板1上に
垂直方向に設けた固定棒413を介して2つの固定具4
14,415を設け、一方の固定具414の先端にはエ
アシリンダー416を介して端子保持具417を、他方
の固定具415にはエアノズル418,及びエアシリン
ダー419を介して線押え板420等を各々設けてい
る。線押え板420の右方向には線を保持した線固定具
506が位置されている。
【0024】バレル409は、モーター408の回転軸
上に、下部に相対応する窓部431を有する円筒体43
0を設け、円筒体の上部には一対の平行ガイドピン43
2を、ガイドピン432にはスライド部材433を介し
てスライド軸434を設け、その中央部には回転自在の
ローラ435を配置してなる。一対のスライド部材43
3上には(ローラ435上に)V字溝を有するガイド板
436を設けている。スライド軸434には、先端がU
字状に形成されたアーム437の一端を係合させてい
る。アームは略く字状に形成され、その中央の頂部には
軸438を取り付け、軸438の両端は窓部431の上
部で円筒体430に固定される。アームの他端は窓部4
31から円筒体の外部に露出しその端には所定の重さの
重り439を設けている。前記したローラ,アーム等は
対称機構をもって一対で構成され、円筒体内に配置され
ている。
【0025】搬送装置600は、図1,図10,及び図
11に示すように、架台2の基板1に設けられた各加工
処理手段の前方に、前述したケーブル収納ボックス50
0をセット部3からシールド層捩じり部9の各工程毎に
移送する移送路601と、シールド層捩り部9からセッ
ト部3に返送する返送路602と、移送路601から返
送路602へ、返送路602から移送路601への受け
渡しを行う受け渡し部603,604と、駆動源605
を設けて構成され、移送路601は一対のL字状のレー
ル606,607により載置板518の巾をもって構成
されている。一方のレール607には各加工処理手段毎
に載置板518を各手段に押して位置決めさせる位置決
めシリンダー608,及び位置センサー608Sを設
け、シリンダー608のシャフトはレール607の孔に
挿通され、移送された載置板518の一側を押圧する。
返送路602は一対のレールを載置板518の巾をもっ
て移送路の下側に平行に設けられる。一対のレールには
複数のベアリング609が配置される。返送路602か
ら移送路601にケーブル収納ボックス500を受け渡
しする受け渡し部603は、架台2内に両路端に垂直に
配したエアシリンダー610に一対の上昇腕611を固
定して構成され、他方の受け渡し部604は架台2内に
垂直に配したエアシリンダー612に固定部を介して下
降腕613を設け、その下側にはL字枠615を固定し
たエアシリンダー614が設けられている。
【0026】駆動源605は、移送路601の直下で架
台下の図示していない固定機構により固定されたエアシ
リンダー616を有し、その軸617の先端は軸受部6
18で支持されている。軸受部618は複数の係止爪6
24を取り付けた駆動シャフト619を通し、駆動シャ
フト619の両端は軸受620によって支持されてい
る。駆動シャフト619はその一部に平ギヤ622とロ
ータリーアクチェーター623を有し、シャフト619
の半回転によりシャフト619に取り付けた係止爪62
4を上部,及び水平側に起立させ倒すことができ、エア
シリンダー616の軸617が移動することにより係止
爪624を矢印方向に移動させる。
【0027】制御機構は、ケーブル収納ボックス500
をセット部3にセットしたものを、シールド層捩り部9
まで手動運転を行う手動運転制御部と、セット部3から
移送させ、セット部3に返送させて自動運転を行う自動
運転制御部とからなり、その主体はケーブル収納ボック
ス500を移送する移送制御部と各処理手段の処理を制
御する各処理制御部である。
【0028】以下、各部の動作を説明する。 (1) 搬送装置の動作について 横巻シールド電線の端末を加工処理しようとするケーブ
ル端の外被を所定長剥離し、各線心を露出させケーブル
収納ボックス(以下、ボックスという)500に収納
し、各線心を固定具506a,506bにセットしたも
の(これは事前にボックス複数分を用意しておく)をセ
ット部3の載置板518上にセットし、手動モードスイ
ッチをオンにすると、エアシリンダー616の軸617
に連結されたシャフト619がロータリーアクチェータ
ー623と平ギヤ622により半回転する。このシャフ
ト619の半回転により、係止爪624が水平位置から
起立し、ボックス500の長孔521に係合する(図
2)。この係合後、軸617は図10に示すように、右
方向から左方向に移動することによりボックス500を
セット部3から次工程へレール606,607上で移動
する。ボックス500が処理部に移動すると、移送路6
01の一方に設けた位置センサー608Sがボックス5
00を感知して位置決めシリンダー608が作動し、ボ
ックス500を処理部側に押し付ける。一対のレール6
06,607により線心の水平方向の位置決めを行な
い、長孔521と係合爪624によりもう一方の位置決
めを行う。位置センサー608Sがボックス500を検
知することにより所定の加工処理が開始される。エアシ
リンダー616の前端側センサーが軸617の移動によ
りオンされると、係止爪624はシャフト619の90
度の回転により起立状態から水平方向に移動され、長孔
521との係合が解かれる。ロータリーアクチェーター
623の回転終端センサーがオンすると、エアシリンダ
ー616の軸617が後退する。軸617が後退する
と、エアシリンダー616の後端のセンサーがオンし、
ロータリーアクチェーター623が90度回転し、係止
爪624はボックス500の長孔521に係合し、各処
理部の処理が完了するまで待機する。セット部3から次
工程へボックス500が移送されると、セット部3には
次のボックス500がセットされ、この繰り返しにより
複数のボックス500が該装置にセットされる。本実施
例では、移送路600,返送路602により合計13個
分のボックス500をセットし、加工処理を行うよう設
計してある。最終処理工程のシールド層捩り工程9で捩
りを加えられた後、ボックス500は受け渡し部604
に送られ、レール606,607と同じレベルで待機し
ている下降腕613上に渡される。続いて、エアシリン
ダー612が動作し、ボックス500を乗せた状態で返
送路602の位置まで下降する。エアシリンダー612
が下降すると、その下降端のセンサーがオンし、その信
号によってL字枠615がエアシリンダー614によっ
てボックス500を下降位置から返送路602上に移動
させる。L字枠615は、エアシリンダー614の前端
センサーがオンすると元の位置に戻る。この戻りにより
エアシリンダー612が上昇し、下降腕613はその上
昇端で停止し、次のボックス500を待つ。返送路60
2上のボックス500は次のボックスが前述した動作に
より返送路602上に位置されるとベアリング609に
より徐々にセット部3側に移送される。返送路602上
で最もセット部3側に位置するボックスは受け渡し部6
04に次のボックス500が受け渡され、返送路602
上に次のボックス500が返送されることにより、返送
路602と同一の高さで待機している上昇腕611上に
移送され、上昇腕611はエアシリンダー610により
移送路601の位置まで上昇する。上昇したボックス5
00は長孔521に係止爪624が係止し、前述した係
止爪の動作によりセット部3に移送される。以下、この
繰り返しにより複数のボックス500は各処理手段に移
送され、また、返送される。
【0029】(2) 電線のセット動作(図1,及び図12
の工程3) 電線保持板503と箱501の組み合わせから構成され
るボックス500を複数用意し、そのボックス500に
一端の外被を所定長剥離した所定長のケーブル50を収
納する。露出した各線心51の集合撚り合せを解き、ケ
ーブル50の先端部をケーブル固定部510に固定す
る。露出した各線心51は固定具506aの溝507に
それぞれ挿入し、その上部からプラスチック板を介在さ
せて上側固定部506bをボルト508で下側固定部5
06aに締結してセットする。線心固定具506(50
6a,506b)に固定されない他の線心は、一括して
保持部509に保持される。以上により、ケーブル50
をボックス500にセットしたものをセット部3にセッ
トすると、レール606,607上の載置板518の突
起519にボックス500の固定部510が係合され
る。線心固定具506(506a,506b)に固定さ
れた線心51は一巡の処理で1本加工される。従って、
線心51の数に等しい回数にわたって各処理部を巡回す
る。
【0030】(3) 切断・割り出し動作について(図1,
及び図12の工程4) 割り出しは、ボックス500が当該工程に移送されると
その移送を移送路のセンサーが感知し、その信号により
図示されていないエアーシリンダーによってシャフト1
02先端に取り付けられた励磁コイル101,シャフト
102,シャフト102に連結したクランクロッド,エ
アシリンダー105等をボックス500の下部のアーマ
チェア511に当接するまで上昇させる(図3及び図
4)。この当接により励磁コイル101に通電すると、
コイル101はアーマチェア511を吸収し密着する。
この後、エアシリンダー105を作動させ、シャフト1
02を回転させる。この回転によりアーマチェア511
も円形状ラチェット板513のV溝515に係合してい
るボールプランジャー516の押圧力に抗して所定角度
回転する。アーマチェア511の回転により固定具50
6a,506bも同じ角度回転されて次の各加工処理を
行うための線心の割り出しがなされる。エアシリンダー
105のストロークは、回転変動に変換したラチェット
板513のV溝515の1ピッチと一致させているので
どの線心51も同じ角度で回転され、同じように線心5
1の割り出しがなされる。励磁コイル101への通電が
断たれ、エアシリンダー105が元に戻り、励磁コイル
101が下降して割り出しは終了する。この割り出し方
法がとられることによりケーブル50の各線51を繰り
返し各加工処理工程に供給することによりケーブル50
の線心51の加工が可能となる。線心51の割り出しが
終了すると、エアシリンダー203(図5)に設けられ
た長溝201を有する線心分離板202が下降し、案内
棒13(図1)によって略水平に維持された線心51を
長溝201内に位置させ、固定具506に挟持された他
の線心51と区分する。他の線心51は線心分離板20
2により曲げられ分離がなされると、線心51は下側に
設けられたエアーノズル208よりエアを受け、水平姿
勢を取らされる(図4)。線心51が水平になると、一
対の保持板206a,206b(図5)が、エアシリン
ダー(図示せず)により分離板202の前方まで開いた
まま移動し、線心51を挟持して元の位置まで戻る。線
心51は、保持板206a,206bの内側に設けたス
ポンジ状の樹脂板により挟持され、元の位置に戻ること
により線心51は押圧力と張力を受け、集合撚り合わせ
の撚りぐせによる線心の変形が修正される。このときの
押圧力,張力はそれぞれ1Kg/mm2 ,0.25Kg
/mm2 とした。一対の保持板206a,206bによ
り水平維持された線心は、一対の切断刃207a,20
7bがそれぞれ上昇,下降することにより所定長に切断
される。
【0031】(4) シールド層,絶縁体剥離(図1,及び
図12の工程5) この工程は線心51の導体52に端子53を接続するた
めの前段階としてなされるものであり、線心51の外被
54,シールド層55,絶縁体56を一度に剥離し、導
体52を所定の長さだけ露出する。
【0032】(5) 外被剥離(図1,及び図12の工程
6) この工程も線心51の導体52に端子53を接続するた
めの前段階の加工としてなされる。工程(4),(5) の剥離
は複数の回転刃を回転させて各部を切断し、この切断に
よりシールド層55,絶縁体56,導体52等に傷をつ
けたり、破損しないように行う必要があり、高度の位置
合わせ精度が要求される。
【0033】(6) 圧着(図1,及び図12の工程7) この工程は工程(4) で絶縁体56を剥離した導体52に
端子53を接続するものである。端子53の接続は後述
するシールド層55の分離,シールド層55の捩りを行
う際、シールド層55,絶縁体56,外被54の損傷を
なくすために線心51を水平に維持する必要があるが、
水平維持をする際、絶縁体56、または導体52を挟持
すると絶縁体56が変形し傷をつけることがあり、導体
52は断線してしまう等の問題点が生じるが、端子53
を保持することでその問題点を防ごうとするものであ
る。
【0034】(7) シールド層の分離動作(図1,及び図
12の工程8) 工程(5) で所定長の外被54が剥離され露出したシール
ド層55が工程(6) が完了して当該工程にボックス50
0が移送されると、図6に示すように、エアシリンダー
310によってV字溝を有するガイド板314が上昇
し、垂れ下がっている線心51を水平に持ち上げる。同
時に、ブロアー等によって真空引きされた略U字型のパ
イプ327の先端330から継手Bを経由する吸引力に
よって線心51の先端部を吸引してホールドする。線心
51がホールドされると、一対の端子保持具331をエ
アシリンダー307で前進させ、線心51の端子を把持
し、線心51の弛み,曲がりがなくなるまで後退し、線
心51に所定の張力を付加し水平に維持する。次に、ガ
イド板314と一緒に上昇しているエアノズル313に
よりシールド層の先端部に対し下側から圧縮エアを吹き
付ける。エアーノズル313はエアシリンダー311に
より線心の平行方向に数回のチャタリング動作を行な
い、シールド層55の先端部のバラケ(絶縁体層からの
分離)を高める。チャタリングと吹き付けが終了する
と、エアーノズル313,ガイド314は元の位置に戻
る。圧縮エアの吹き付けとオーバーラップさせてパイプ
327の先端330の真空引きが開始され、絶縁体から
分離したシールド層55の先端がパイプ327の内側に
吸引される。この吸引と同時にモータ315が回転し、
モータ315の回転は平ギヤ317によりパイプ327
を線心51の外周でシールド層55の巻回方向とは逆方
向に所定数回転させる。回転が終了すると、次にモータ
301が回転し、モータ301と直結しているボールネ
ジ303が回転する。この回転により移動板304が図
示右方向に移動する。この移動によって、パイプ327
はシールド層55を吸引したままシールド層55の元部
まで移動し、前進端センサー306S1 のオンによって
停止する。その結果、シールド層55は元部までパイプ
327内に吸引され、シールド素線を断線させず、且
つ、傷を付けずに絶縁体56から分離することができ
る。シールド層55が分離すると、モーター301によ
ってボールネジ303が逆回転し、パイプ327が元の
位置に戻り、後退端センサー306S2 がオンしてモー
タ301が停止する。同時に、一対の端子保持具331
のエアが停止して線心51の端子53が開放される。以
上の動作において、モータ301,315の回転数はエ
ンコーダ301S,315Sによって検出される。
【0035】(8) シールド層捩り動作(図1,及び図1
2の工程9) 工程(7) で絶縁体56からシールド層55を分離された
線心51は、当該工程にボックス500が移送される
と、図7に示されるように、先端に端子53が接続され
て垂れているのをエアシリンダ411が作動し、その先
端に固定されているV字形ガイド板412が線の水平位
置より若干高い位置(点線位置)に押し上げる。この押
し上げによりエアシリンダー419が下降し、その先端
に固定された線押え板420が線心51を水平位置で押
し付け、端子53を接続した先端部を所定の量だけ押し
上げる。この押し上げが終了すると、エアシリンダ41
6の先端の端子保持具417が閉じ、線心51の端子5
3を保持する。端子53が保持されると、ガイド板41
2,線押え板420が元の位置に戻り、バレル409が
エアシリンダ401によりシールド層55の元部Rとバ
レルの芯Cが一致するまで移動し、シールド層55の捩
り作業が終了するまでその位置を維持する。元部Rと芯
Cが一致すると、エアノズル418から圧縮エアが吹き
出し、シールド層55の元部Rに吹き付けて、シールド
層55全体を垂直方向に位置させる。この吹き付け後、
エアシリンダ406によりバレル409をシールド層5
5の元部R近傍まで上昇させて、シールド層55をバレ
ル409内に位置させる。バレル409が上昇し停止す
ると、バレル409はその軸に直結されたモータ408
により回転を開始する。バレル409が回転すると、図
8及び図9に示すように、アーム437の一端に固定し
た重り439が遠心力を受け、軸438を支点にして円
筒体430の外方向に移動する。この移動によって、バ
レルの内部のアーム437の他端のガイド板436,ロ
ーラ435は、スライド部材433をガイドピン432
上で内方向に移動させ、その間隔を次第に狭くしてロー
ラ435をシールド層55に当接させる。ローラ435
がシールド層55に当接すると、バレル409はエアシ
リンダー406により徐々に下降し、ローラ435がシ
ールド層55の先端位置まで進み、シールド層55全体
に捩りを加える。そして、エアシリンダ406が元の位
置に戻ると、エアシリンダ401によりバレル409が
後退し、元の位置に戻って端子保持具417を開放し
て、シールド層55の捩じり作業が終了する。このシー
ルド層55の捩りは回転力によりシールド層55に当接
する当接力を徐々に大きくして行うため、シールド層5
5の素線の破損,傷つけ等がなく、且つ、外被54,絶
縁体56,導体52等の破損,損傷もなく行うことが可
能となる。以上の処理を受けた線心51は有するボック
ス500は返送路602へ移送させられる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の横巻シー
ルド電線の端末処理方法,及びその装置によると、以下
のような作用効果を奏することができる。 (1) 複数の線心を有するケーブルの各線心を保持し、各
加工処理手段に加工する線心を逐次割り出し供給するこ
とができるので、ケーブルを構成する横巻シールド線の
各加工処理が可能になる。 (2) ケーブルを構成する複数の線心の内、加工処理を施
す線心が他の線心と区分され、更に把持具によりその元
部を把持した状態で把持具を線心の先端までスライドさ
せるので線心の撚りぐせが修正される。 (3) シールド層を線心に非接触で分離し、分離する際、
シールド層をできるだけ無負荷状態で行うことが可能と
なる。 (4) シールド層を線心に非接触で、且つ、シールド層に
は初めは弱い当接力として捩じりが増す毎に当接力,捩
じり力を大とすることが可能となる。 (5) 多数の線心を有するケーブルをエンドレスに移送す
ることが可能となり、ケーブル内の線心を逐次加工する
ことが可能となる。 (6) 3方向の位置決めができるので、各処理手段と線心
の対応位置が一致するようになる。
【0037】以上、(1) から(6) の結果、 (1) ケーブルを構成する線心の各加工処理が機械化し、
自動的に行うことができる。 (2) 線心の外被,シールド層,絶縁層,導体等を傷つけ
たり,破損することがなくなり、品質が向上し作業性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体図。
【図2】一実施例のケーブル収納ボックスを示す部分断
面図。
【図3】ケーブル収納ボックスの横巻シールド電線の固
定具を示す説明図。
【図4】一実施例の割り出し装置を示す説明図。
【図5】一実施例の定寸切断装置を示す斜視図。
【図6】一実施例のシールド分離装置を示す説明図。
【図7】一実施例のシールド層捩り装置を示す側面図。
【図8】一実施例のシールド層捩り装置を示す斜視図。
【図9】バレルの部分構造を示す斜視図。
【図10】一実施例の搬送装置を示す斜視図。
【図11】搬送装置の駆動源を構成する軸受部と駆動シ
ャフトの関係を示す説明図。
【図12】一実施例の各加工処理工程,及び加工処理内
容を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 基板 2 架
台 3 電線セット部(工程) 4 電線割り出し定寸切断部(工程) 5 外被シールド層絶縁一括ムキ部(工程) 6 外被剥離部(工程) 7 端子接続部(工程) 8 シールド層分離部(工程) 9 シールド層捩り部(工程) 10 外被シールド層絶縁ムキ装置 11 外
被剥離装置 12 端子圧着装置 13 案
内棒 100 割り出し装置 101 励
磁コイル 102 シャフト 103 ク
ランクロッド 104 ロッドエンド型軸受 105 エ
アシリンダー 200 定寸切断装置 201 長
溝 202 線心分離板 203 エ
アシリンダー 204 ロッド 205 固
定部 206a,206b 保持板 207a,
207b 切断刃 208 エアーノズル 300 シ
ールド分離装置 301 モーター 302 固
定板 303 ボールネジ 304 移
動板 305 立上片 306 立
下片 307 エアシリンダー 308 シ
ャフト 309 エアパイプ 310 エ
アシリンダー 311 エアシリンダー 312 L
字状固定具 313 エアノズル 314 ガ
イド板 315 モーター 316 固
定板 317 ギヤ 318 エ
ア供給口 319 エアーパイプ 320 真
空引き口 321,322 カラー 323 エ
アパイプ 324,325 密封体 326 真
空引き口 327 パイプ 328 ギ
ヤ 329 孔 331 端
子保持具 332 基部 333 支
柱 400 シールド捩り装置 401 エ
アシリンダー 402 固定板 403 ベ
アリング 404 レール 405 固
定板 406 エアシリンダー 407 モ
ーター固定板 408 モーター 409 バ
レル 410 固定具 411 エ
アシリンダー 412 V字形ガイド板 413 固
定棒 414,415 固定具 416 エ
アシリンダー 417 端子保持具 418 エ
アノズル 419 エアシリダー 420 線
押え板 430 円筒体 431 窓 432 平行ガイドピン 433 ス
ライド部材 434 スライド軸 435 ロ
ーラ 436 ガイド板 437 ア
ーム 438 軸 439 重
り 500 ケーブル収納ボックス 501 箱 502 凹部 503 電
線保持板 504 把手 505 孔 506a,506b 線固定具 507 溝 508 ボルト 509 保
持部 510 固定部 511 ア
ーマチェア 512 カラー 513 円
形状ラチェット板 514 ベアリング 516 ボ
ールプランジャー 517 ガイドカラー 518 載
置板 519 突起 520 穴 521 長孔 600 搬
送装置 601 移送路 602 返
送路 603,604 受け渡し部 605 駆
動源 606,607 レール 608 位
置決めシリンダー 608S 位置センサー 609 ベ
アリング 610 エアシリンダー 611 上
昇腕 612 エアシリンダー 613 下
降腕 614 エアシリンダー 615 L
字枠 616 エアシリンダー 617 軸 618 軸受部 619 駆
動シャフト 620 軸受 622 平
ギヤ 623 ロータリーアクチェーター 624 係
止爪

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の横巻シールド線心を有したケーブ
    ルの一端の所定位置を保持し、前記横巻シールド線心の
    端末処理を行う横巻シールド電線の端末処理方法におい
    て、 前記複数の横巻シールド線心は、ケーブルの外被が剥離
    された後、割り出し部において一対の保持具により所定
    長保持具より突出させて所定間隔をもって略円弧状に保
    持され、ケーブルを載置する載置台と共に線心切断から
    シールド処理までに至る前記複数の処理部を一巡して端
    末処理がなされた後、前記割り出し部で前記保持具の一
    端から他側にかけて前記所定間隔に対応した角度だけ回
    動され、端末処理される線心を所定位置に位置させるこ
    とを特徴とする横巻きシールド電線の端末処理方法。
  2. 【請求項2】 複数の横巻シールド線心を有したケーブ
    ルの一端の所定位置を保持し、前記横巻シールド線心の
    端末処理を行う横巻シールド電線の端末処理方法におい
    て、 前記複数の横巻シールド線心は、ケーブルの外被が剥離
    された後、一対の保持具により所定長保持具より突出さ
    せて所定間隔をもって略円弧状に保持され、ケーブルを
    載置する載置台と共に線心切断から端子接続に至る複数
    の処理部を移動され、 前記線心切断を行なう切断部において、選択された1本
    の線心が線心通し溝を有する分離板が前記保持具の直前
    に降下されることにより他の線心と区分されて前記線心
    通し溝内を通り、前記分離板と直交する方向に位置する
    把持具により把持され、更に、前記把持具を移動させて
    線心の集合,撚りぐせを除去し、撚りぐせを除去した
    後、前記1本の線心の先端を定寸に切断することを特徴
    とする横巻シールド電線の端末処理方法。
  3. 【請求項3】 端末の外被を所定長剥離して露出させた
    横巻シールド層を線心の絶縁層上から分離する横巻シー
    ルド電線の端末処理方法において、 前記線心の所定位置を保持具で保持し、前記線心の先端
    部を把持具により把持して前記線心に張力を付加し、 前記線心先端部の一方側からエアーを吹きつけて前記横
    巻シールド層の先端を絶縁層から分離し、 分離した前記横巻シールド層の先端部をエアー吹きつけ
    側の反対側で真空引きするパイプで吸引しながら前記パ
    イプを前記線心外周で所定回数回転させ、前記パイプの
    吸引部を外被被覆部先端側まで移動させて絶縁層上から
    横巻シールド層を分離することを特徴とする横巻きシー
    ルド電線の端末処理方法。
  4. 【請求項4】 端末の外被を所定長剥離して露出させた
    横巻シールド層を線心の絶縁層上から分離する横巻シー
    ルド電線の端末処理方法において、 前記線心の所定位置を保持具で保持し、前記線心の先端
    部を把持具により把持して絶縁層上から分離した前記横
    巻シールド層にエアーを吹きつけて所定位置に位置さ
    せ、しかる後、分離シールド層外周をバレルで包囲し、
    前記バレルに回転を与えながら外被被覆部先端側から前
    記分離シールド層先端部まで移動させて前記分離シール
    ド層を集束し、捩りをかけることを特徴とする横巻きシ
    ールド電線の端末処理方法。
  5. 【請求項5】 複数の横巻シールド線心を有するケーブ
    ルの各線心の外被,及び絶縁体の剥離,横巻シールド層
    の分離,よじり等の端末処理を行なう横巻シールド電線
    の端末処理装置において、 前記ケーブルを搬送する搬送部と、 前記搬送部上を移動するケーブル載置台と、 前記搬送部に沿って設けられ、前記ケーブルの前記各線
    心に所定の端末処理を行う複数の処理手段と、 前記ケーブル載置台の前方に設けられ、ケーブル外被が
    所定長剥離されて露出した横巻シールド線心を所定長突
    出させて所定間隔をもって略円弧状に保持する一対の保
    持具を有し、 前記保持具は、線心が前記複数の処理手段を通過して端
    末処理が施されて最初の処理手段に戻ってきたとき、次
    に端末処理がなされる線心を前記複数の処理手段の中心
    軸上に位置するように前記所定間隔に対応した所定角度
    をもって前記保持具の一側から他側にかけて順次回動さ
    せられる移動手段と、 前記最初の処理手段に続く各処理手段では前記保持具の
    移動を規制する移動規制手段と、 前記最初の処理手段に設けられ、前記保持具の移動手段
    と連結して前記移動手段を駆動させる駆動手段を具備し
    てなることを特徴とする横巻シールド電線の端末処理装
    置。
  6. 【請求項6】 複数の横巻シールド線心を有するケーブ
    ルの各線心の外被,及び絶縁体の剥離,横巻シールド層
    の分離,よじり等の端末処理を行なう横巻シールド電線
    の端末処理装置において、 前記ケーブルを搬送する搬送部と、 前記搬送部上を移動するケーブル載置台と、 前記搬送部に沿って設けられ、前記ケーブルの前記各線
    心に所定の端末処理を行う複数の処理手段とから構成さ
    れ、 前記複数の処理手段は、前記各線心の1本を切断する線
    心切断部を有し、 前記線心切断部は、中心軸上に保持具により保持された
    ケーブル線心から保持具の前面に進出して前記1本の線
    心を選択する分離板と、 前記分離板の前方で線心を挟持し、前記分離板の前方か
    ら線心先端部まで移動して所定のしごき力を付加する一
    対の把持具と、 前記把持具によりしごかれ、その先端部を把持された線
    心を所定寸法に切断する切断刃とを具備することを特徴
    とする横巻シールド電線の端末処理装置。
  7. 【請求項7】 複数の横巻シールド線心を有するケーブ
    ルの各線心の外被,及び絶縁体の剥離,横巻シールド層
    の分離,よじり等の端末処理を行なう横巻シールド電線
    の端末処理装置において、 電線の所定位置を挟持する保持具と、 前記線心の先端を把持し、前記線心に所定の張力を付加
    する把持具と、 前記保持具と前記把持具により固定された前記線心の先
    端部一側にエアーを吹きつけ、横巻シールド層の先端側
    を絶縁層上から分離するエアーノズルと、 前記エアーノズルの反対側に位置し、エアーの吹きつけ
    により絶縁層から分離されたシールドの先端部を吸引す
    る吸引ノズルとを有し、 前記吸引ノズルは、シールド層の外周部で回転する回転
    駆動源と、線心の先端側から外被部近傍まで移動する移
    動手段とを具備してなることを特徴とする横巻シールド
    電線の端末処理装置。
  8. 【請求項8】 前記把持具は、前記保持具で保持された
    線心の先端部を把持し、 前記エアーノズルは、線心先
    端側において線心先端に沿い、且つ、線心側に向い所定
    寸法移動する移動源を具備してなることを特徴とする請
    求項7の横巻シールド電線の端末処理装置。
  9. 【請求項9】 複数の横巻シールド線心を有するケーブ
    ルの各線心の外被,及び絶縁体の剥離,横巻シールド層
    の分離,よじり等の端末処理を行なう横巻シールド電線
    の端末処理装置において、 線心の所定位置を保持する保持具と、 前記線心の先端を把持する把持具と、 前記保持具と前記把持具により固定された前記線心の分
    離されたシールド層を所定方向に吹きつけるエアーノズ
    ルと、 前記エアーノズルにより吹かれて所定位置に位置するシ
    ールド層を包囲するバレルとを有し、 前記バレルは、一端にガイド,他端に所定重量の重りを
    有する略く字状の一対のよじり板を有し、遠心力により
    前記重りがバレルから離れることによりよじり板がシー
    ルド層に当接するように構成され、 前記バレルには、回転源と、バレルを外被部近傍からシ
    ールド層先端にかけて移動さす移動源とを具備してなる
    ことを特徴とする横巻シールドの電線の端末処理装置。
  10. 【請求項10】 前記バレルは、底部に回転源を連結
    し、両側部には前記底部につながる重り露出口を形成
    し、 前記ガイドは、略く字状の溝を有するガイド板と、ガイ
    ド板直下のガイドロールにより構成され、 前記略く字状の一対のよじり板の突部にシャフトを通
    し、前記重りが重り露出部からバレルの外部に出るよう
    に前記シャフトでバレルに固定し、前記ガイドは上部で
    前記ガイド板が開閉する際、前記ガイド板をガイドする
    一対のガイド棒により固定されることを特徴とする請求
    項9の横巻シールド電線の端末処理装置。
  11. 【請求項11】 複数の横巻シールド線心を有するケー
    ブルの各線心の外被,及び絶縁体の剥離,横巻シールド
    層の分離,よじり等の端末処理を行なう横巻シールド電
    線の端末処理装置において、 複数の処理手段を加工処理順毎に加工線心を同一にして
    架台上に設置し、 複数の処理手段の前部には、前記線心を案内する案内レ
    ールと、 所定の加工処理が完了した後、次の線心を加工処理する
    ため最初の処理手段へケーブルを返送する返送路と、 前記案内レールと前記返送路の両側にはケーブル載置す
    る受け台を前記案内レールから前記返送路へ、また、前
    記返送路から前記案内レールに受け渡しする受け渡し部
    と、 前記案内レール直下には前記受け台を移送する駆動部を
    具備してなることを特徴とする横巻シールド電線の端末
    処理装置。
  12. 【請求項12】 前記案内レールは、一対のレールによ
    り構成されて前記受け台を受け、その一方にはケーブル
    を載置した受け台を架台上に加工処理の線心を同一にし
    た加工処理手段に横巻シールド線心を所定位置に位置決
    めする位置決め手段を設けてなる請求項11の横巻シー
    ルド電線の端末処理装置。
  13. 【請求項13】 前記案内レールは、前記受け台を移送
    方向に沿って高さ方向の位置合わせを行ない、受け台に
    設けた位置合わせ溝に、受け台を移送する駆動部の係合
    爪を係合し、受け台を移送して移送方向の位置合わせを
    行ない、更に、位置決め手段により各加工処理手段毎の
    位置決めを行う請求項11の横巻シールド電線の端末処
    理装置。
  14. 【請求項14】 前記受け台は、案内レール上を移送す
    るワーク受板と、一端に複数の横巻シールド線心を所定
    間隔をもって保持する保持具の一方が設けられ、前記ワ
    ーク受板上に載置された保持プレートと、前記保持プレ
    ート上に配置され、前記横巻シールド線心により構成さ
    れるケーブルを収納するケーブル収納ボックスから構成
    される請求項11の横巻シールド電線の端末処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110380365A (zh) * 2019-07-08 2019-10-25 武汉科技大学 一种加装电缆绝缘皮的装置
CN114388188A (zh) * 2021-12-24 2022-04-22 安徽通达电缆有限公司 一种交联聚乙烯绝缘耐火电力电缆及其绕卷装置

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