JPH06205007A

JPH06205007A - ネットワーク構成表示方式

Info

Publication number: JPH06205007A
Application number: JP4348215A
Authority: JP
Inventors: Hirotada Fukuda; 弘忠福田
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1992-12-28
Filing date: 1992-12-28
Publication date: 1994-07-22

Abstract

(57)【要約】【目的】ネットワークの接続順番を含む論理的な接続
構成と物理的な接続構成とを同時に表現し、構成機器の
障害、不正加入等容易に発見可能とする。【構成】構成制御装置ＤＵ１の下に接続されるステー
ションＳＴ２、分岐装置ＢＢ１、ＢＢ２を１つのリング
１６ａ上に表示する。また、ＢＢ１の下に接続されるネ
ットワーク管理装置ＳＧＭ、ＢＢ２の下に接続されるＳ
Ｔ１は、それぞれ、リング１７ａ、リング１７ｂ上に表
示され。ＤＵ２以下に接続される構成機器についても同
様にリング１６ｂ、１７ｃ、１７ｄ上に、それぞれの階
層に分けて表示される。これらの構成は、物理的接続構
成を参照し、論理的な接続順を検出して作成され、ＳＧ
Ｍ１１のＣＲＴに表示される。【効果】ネットワークの管理者は、ネットワークの論
理的接続構成とその接続順番を容易に理解でき、障害、
不正加入等を早期発見することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ローカルエリアネット
ワーク（以下、ＬＡＮという）、トークンリングＬＡＮ
等のネットワーク管理におけるネットワーク構成の表示
方式に係り、特に、端末等の接続順番を意識して論理的
接続構成を表示することのできるネットワーク構成表示
方式に関する。

【０００２】

【従来の技術】一般に、ネットワーク管理を行う場合、
ネットワーク構成を表示することが行われるている。従
来技術によるこの表示は、例えば、トークンリングＬＡ
Ｎのネットワーク構成を表示する場合、物理的接続構成
を表示するだけか、あるいは、リング状に表示する場合
には、実際の論理的な通信路上での接続順番とは無関係
に円状もしくは楕円状に端末等を配置し、一つのリング
状の線で接続して表示するだけであり、また、物理的接
続構成、論理的接続構成のいずれか一方のみを表示する
だけであった。

【０００３】なお、この種ネットワーク構成の表示に関
する従来技術として、例えば、特開平２−１５９１４０
公報、特開平２−２７９３４０公報、特開昭５９−１５
４８４７公報、特開昭６３−２３４７５３公報等に記載
された技術が知られている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、トー
クンリングＬＡＮ等のネットワークの論理的接続構成を
表示する上で、充分な考慮がなされておらず、特に、物
理構成が階層的な接続構成をしたトークンリングＬＡＮ
の論理的な通信路を表示する場合に、階層的な接続構成
を表現することができないため、障害箇所、不正にＬＡ
Ｎへ加入しているステーション等を特定することが困難
であるという問題点を有している。

【０００５】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、ネットワークの論理的接続構成を表示する場合
に、物理的な階層接続構成を同時に表現することが可能
で、かつ、論理的接続構成の接続順番を表現することが
可能なネットワーク構成表示方式を提供することにあ
る。

【０００６】また、本発明の目的は、物理的接続構成と
論理的接続構成とを同時に表示し、双方を比較できるよ
うにすることができ、また、ネットワーク内に接続され
ている構成機器の障害、ネットワークに不正に加入して
いるステーションを容易に発見することのできるネット
ワーク構成表示方式を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、ネットワーク内に接続されている構成機器の中の、
他の構成機器を階層的に接続する機能を持つ装置を判別
するために、この装置の属性を予めデータとして、ネッ
トワーク管理プログラムに登録しておき、ネットワーク
管理プログラムが、このデータを使用して表示を行う際
に、構成機器の判別を行い、他の構成機器を階層的に接
続する機能を持つ装置を表す絵柄（アイコン）を、それ
ぞれの階層を表現するリングの接点となる位置に配置す
るようにすることにより達成される。

【０００８】このようにすることにより、本発明は、他
の構成機器を階層的に接続する装置を表わす絵柄を区切
りとして、上位の階層と下位の階層とを連結して表現
し、論理的接続構成と併せて階層を表示することができ
る。

【０００９】また、本発明によれば前記目的は、ネット
ワーク、例えば、トークンリングＬＡＮの論理的接続構
成の接続順番を検出するために、トークンリングＬＡＮ
のＭＡＣ副層が提供するネットワーク管理機能の１つで
あるＣＲＳ（Configration Report Server）機能を使用
し、ネットワーク管理プログラムが、まず最初に、自ア
ドレス（ネットワーク管理装置であるワークステーショ
ンのトークンリングＬＡＮ上のアドレス）と、隣接上流
局（トークンのフレームが流れてくる方向にあるステー
ション）のアドレスを得、さらに、ＣＲＳ機能を利用し
て隣接上流局に問い合せを行い、その上流にある局のア
ドレスを得るという処理を繰返し行うようにすることに
より達成される。

【００１０】前述により、ネットワーク管理プログラム
は、順に上流の局に問い合せを行ってネットワーク上に
存在する全ステーションのアドレスを接続順に収集する
ことができ、これで得られた論理的接続構成の接続順番
を表示に反映させることができる。

【００１１】また、前記目的は、ネットワーク管理装置
であるワークステーションのマルチウインドウ機能を使
用し、１つのＣＲＴ上に、論理的接続構成と物理的接続
構成との両方を表示するようにすることにより達成され
る。

【００１２】さらに、前記目的は、予め管理対象ステー
ションのアドレスをネットワーク管理プログラムに登録
し、あるいは、一番最初に収集したネットワーク上の全
ステーションのアドレスを初期値として記憶しておき、
ネットワーク管理プログラムが、これらの登録あるいは
記憶されているアドレスのステーションを自分の管理下
のステーションと認識し、その後、アドレスの収集を定
期的に行い、収集の結果と自分の管理下のステーション
アドレスとの比較を行い、足りないアドレスのステーシ
ョンを障害（停止中）と判定し、増えたアドレスのステ
ーションを新規（不正）加入と判断して、これらを表示
に反映するようにすることにより達成される。

【００１３】

【作用】他の構成機器を階層的に接続する機能を持つ装
置の属性を、予めネットワーク管理プログラムに登録し
ておく手段を備えることにより、ネットワークに接続さ
れる構成機器の中で、他の構成機器を階層的に接続する
機能をもつ装置を自動的に判別することができるので、
これにより、階層構造を表示に反映させることができ
る。

【００１４】隣接上流局に問い合せを行い、その上流に
ある局のアドレスを得る手段を備えることにより、ネッ
トワークの通信路を流れる情報を収集して、ネットワー
クの論理的接続構成の接続順番を自動的に検出すること
がでる。

【００１５】また、マルチウインドウ機能を使用するこ
とにより、ネットワークの論理的接続構成と物理的接続
構成とを１つのＣＲＴ上に同時に表示させることができ
る。

【００１６】さらに、初期値として登録された自装置の
管理下のステーションと、その後に収集されたステーシ
ョンのアドレスとを比較する手段を備えることにより、
ステーションの障害（停止中）、ステーションのネット
ワークへの新規（不正な）加入を判別することができ、
これを表示に反映させることができる。

【００１７】

【実施例】以下、本発明によるネットワーク構成表示方
式の一実施例を図面により詳細に説明する。

【００１８】図１は本発明の一実施例によるネットワー
クの論理的接続構成を階層的に表現した表示例を示す
図、図２はネットワークの接続構成を表示するＣＲＴを
装えたネットワーク管理装置の一実施例の構成を示すブ
ロック図、図３はネットワークの物理的接続構成の表示
例を示す図、図４はマルチウインドウを利用したＣＲＴ
上の表示例を示す図、図５はネットワークの論理的接続
構成を一つのリングで表現した場合の表示例を示す図、
図６はネットワークの論理的接続構成を階層的に表現す
るための処理を説明するフローチャート、図７はネット
ワークの論理的接続構成の接続順番を検出するための処
理を説明するフローチャート、図８はネットワーク内の
障害、新規加入のステーションを検出する処理を説明す
るフローチャートである。図１〜図５において、１１は
ネットワーク管理装置（ＳＧＭ）、１２ａ、１２ｂは構
成制御装置（ＤＵ１、ＤＵ２）、１３ａ〜１３ｄは分岐
装置（ＢＢ１〜ＢＢ４）、１４ａ〜１４ｎはステーショ
ン（ＳＴ１〜ＳＴ１４）、１５ａ、１５ｂはＤＵ−ＤＵ
間リング、１６ａ、１６ｂはＤＵ−接続機器間リング、
１７ａ〜１７ｄはＢＢ接続機器間リング、２１は管理プ
ログラム、２２は構成情報データ、２３は構成機器状態
データ、２４はＣＲＴ、２５はＭＡＣ副層ネットワーク
管理機能、４１、４２はウィンドウ、４３は表示画面で
ある。

【００１９】図１に示す表示例は、本発明を適用するネ
ットワークをトークンリングＬＡＮとした場合の論理的
接続構成を階層的に表現した表示例である。そして、こ
の表示例は、実際に管理されるトークンリングＬＡＮの
構成機器の論理的な通信路を表現し、通信路上での各機
器の接続順番をネットワーク管理装置（ＳＧＭ）１１を
起点として右廻りに配置することにより表現したもので
ある。

【００２０】図示表示例において、ＳＧＭ１１は、表示
例に示されるトークンリングＬＡＮ環境を管理する管理
装置であり、このような表示は、このＳＧＭ１１が備え
るＣＲＴ上に表示される。構成制御装置（ＤＵ）１２
ａ、１２ｂは、障害箇所の探索と切り離しとを行う機能
を備え、ＤＵ特有の絵柄で表示される。分岐装置（Ｂ
Ｂ）１３ａ〜１３ｄは、トークンリングＬＡＮの構成を
物理的に分岐する機能を備え、ＢＢ特有の絵柄で表示さ
れる。また、ステーション（ＳＴ）１４ａ〜１４ｎは、
トークンリングＬＡＮを利用して通信を行うパーソナル
コンピュータ、ワークステーション等の情報処理機械で
あり、これらも特有の絵柄で表示される。

【００２１】ＤＵ−ＤＵ間リング１５ａ、１５ｂは、Ｄ
Ｕ１２ａとＤＵ１２ｂとを結ぶ論理的な通信路を示し、
リング１６ａ、１６ｂは、それぞれ、ＤＵ１２ａ、ＤＵ
１２ｂの下に接続される構成機器間の論理的な通信路を
それぞれのリングで表示したものである。リング１７ａ
〜１７ｄは、それぞれ、ＢＢ１３ａ〜ＢＢ１３ｄの下に
接続される構成機器間の論理的な通信路をリングで表示
したものである。

【００２２】前述したそれぞれのリング上における構成
機器は、ＤＵ、ＢＢのそれぞれの下に接続可能な機器の
最大数でリングを等分した位置に均等に配置される。そ
して、実際に接続されていない機器は表示しないで、そ
の位置を空けておく。

【００２３】前述したトークンリングＬＡＮの論理的接
続構成に対応する物理的接続構成の表示例を図３に示し
ている。

【００２４】この表示例は、実際に管理されるトークン
リングＬＡＮの構成機器の接続状態を忠実に表現するも
のであり、構成機器の各絵柄は、図１における絵柄と同
一であり、同一の符号により示されている。そして、こ
の表示例の領域３６ａ〜３６ｂ、３７ａ〜３７ｄで囲ま
れる構成機器は、それぞれ、図１における、リング１６
ａ、１６ｂ、１７ａ〜１７ｄ上に配置されて表示されて
いるものである。

【００２５】図１、図３により説明したようなネットワ
ーク接続構成を表示するＣＲＴを備えたネットワーク管
理装置の構成例が図２に示されている。

【００２６】図示ネットワーク管理装置は、図１、図３
に示す表示例を、管理装置のＣＲＴに表示するため、管
理プログラム２１、構成情報データ２２、構成機器状態
データ２３、ＣＲＴ２４、ＭＡＣ副層ネットワーク管理
機能２５を備えて構成されている。

【００２７】管理プログラム２１は、予め入力されてい
る構成情報及び構成機器対応の絵柄の属性、構成機器の
属性、状態を処理してＣＲＴ２４上に表示するプログラ
ムである。構成情報データ２２は、構成機器間の物理的
接続状況に関するデータ、表示位置、絵柄の属性であ
る。構成機器状態データ２３は、管理プログラム２１
が、トークンリングＬＡＮからＭＡＣ副層ネットワーク
管理機能２５を使用して取得した情報を分析して判断し
た最新の構成機器の状態データである。この状態データ
は、管理プログラムにより更新される。ＣＲＴ２４は、
管理プログラム２１の処理結果を表示する表示装置であ
る。ＭＡＣ副層ネットワーク管理機能２５は、ＭＡＣ副
層により提供されるトークンリングＬＡＮの管理情報を
収集する機能である。

【００２８】前述したネットワーク管理装置のＣＲＴ２
４上にマルチウィンドウを使用して表示を行った場合の
表示例が図４に示されている。

【００２９】この表示例は、マルチウインドウの機能を
利用して、ネットワークの論理的接続構成と物理的接続
構成とを同一のＣＲＴ２５の表示画面４３上に同時に表
示するようにしたものである。ウインドウ４１は、物理
的接続構成として図３に示す表示例を表示するネットワ
ークモニタである。ウインドウ４２は、論理的接続構成
として図１に示す表示例を表示するリングモニタであ
る。

【００３０】図１に示すネットワークの論理的接続構成
を１つのリングで表現することができ、この場合、図５
に示す表示例のようになる。この表示例の場合も、各構
成機器を表す絵柄は、図１、図３における絵柄と同一の
絵柄により表示され、また、図には同一の符号が付与さ
れている。そして、この表示例では、通信路上の各機器
の接続順番が、ＳＧＭ１１を起点として右廻りに各構成
機器を配置して表現している。

【００３１】次に、図６に示すフローを参照して、トー
クンリングＬＡＮの論理的接続構成を階層的に表現する
ための処理を説明する。

【００３２】（１）まず、トークンリングＬＡＮの構成
機器間の物理的接続関係を取り込み、その構成機器の中
にＤＵが存在するか否かを判別する（ステップ６１、６
２）。

【００３３】（２）ステップ６２の判定で、構成機器の
中にＤＵが存在する場合、ＤＵの絵柄を表示位置に配置
し、配置したＤＵの絵柄をリング状の線で連結する（ス
テップ６３、６４）。

【００３４】（３）ステップ６４の終了後、及び、ステ
ップ６２の判定で、構成機器の中にＤＵが存在しない場
合、ステップ６１で取り込んだ構成機器の中にＢＢが存
在するか否かを判別し、構成機器の中にＢＢが存在する
場合、ＢＢの絵柄を表示位置に配置する（ステップ６
５、６６）。

【００３５】（４）ステップ６６の終了後、及び、ステ
ップ６５の判定で、構成機器の中にＢＢが存在しない場
合、後述する処理により作成した接続順番テーブルを検
索し、他の構成機器であるステーションの接続順番を検
索する（ステップ６７）。

【００３６】（５）次に、ステップ６７で得られた接続
順番と、構成情報データ２２の物理的接続構成とを参照
して、各ステーションを、ＤＵ、ＢＢを含む円上に配置
し、配置された構成機器をそれぞれの階層に相当するリ
ング状の線で連結して処理を終了する（ステップ６８、
６９）。

【００３７】次に、図７に示すフローを参照して、前述
のステップ６７で使用したテーブルを作成するために、
トークンリングＬＡＮの論理的接続構成の接続順番を検
出する処理を説明する。なお、この処理は、ＭＡＣ副層
のネットワーク管理機能の１つであり、トークンリング
ＬＡＮ上のステーションのＭＡＣアドレス、ステーショ
ンの状態等の情報を収集する機能であるＣＲＳを使用し
て行われる。

【００３８】（１）ＳＧＭ１１は、まず、自アドレスを
検出すると共に、隣接上流局のアドレスを検出する処理
を行う（ステップ７１、７２）。

【００３９】（２）ＭＡＣ副層のネットワーク管理機能
の１つであるＣＲＳを使用して、隣接上流局へ、さらに
上流の局のアドレスを問い合せるように指示し、隣接上
流局から通知されるさらに上流の局のアドレスを接続順
番テーブルへ登録する（ステップ７３、７４）。

【００４０】（３）ステップ７３、７４の処理を繰返し
実行することにより、接続されている全ステーションの
アドレスを収集する処理を行い、この問い合わせによっ
て得られたアドレスが自アドレスと一致したとき、全ス
テーションのアドレスの収集が終了したものとして処理
を終了する。この処理により得られるステーションの接
続順序は、図５に示す例のような順序として得られる
（ステップ７５）。

【００４１】前述の処理により、すなわち、トークンリ
ングＬＡＮ上のステーションのアドレスをＳＧＭ起点と
して上流局へ順に問い合せることにより、通信路上のス
テーションの接続順番を得ることができる。この接続順
番は、その一番最初に収集されたものが初期値として、
例えば、図２に示す管理装置の図示しないテーブルに格
納される。

【００４２】また、この接続順番は、図５に示すよう
に、１つのリング上にステーション配置して表示するこ
とができる。

【００４３】本発明の一実施例は、前述した処理を行う
ことにより、ネットワーク内に接続されている構成機器
の論理的接続構成を得て、これを表示することができ、
また、物理的接続構成と共に表示するようにすることも
できる。

【００４４】次に、図８に示すフローを参照して、管理
しているトークンリングＬＡＮの構成に生じている障害
の検出、及び、新規加入したステーションの検出を行う
処理を説明する。

【００４５】（１）まず、図７により説明したフローの
処理を行い、ネットワークに接続されている構成機器の
現時点での接続順番を検出する（ステップ８１）。

【００４６】（２）次に、管理プログラムの管理下にあ
る構成情報データ、あるいは、前述のテーブルに格納さ
れた初期データを参照して、ステーションのアドレスを
検索する（ステップ８２）。

【００４７】（３）ステップ８１で検出したアドレスと
ステップ８２で検索したアドレスとを比較する（ステッ
プ８３）。

【００４８】（４）ステップ８３の比較の結果、差分が
出た場合に、構成機器状態データを更新する。すなわ
ち、比較の結果、管理下のステーションアドレスに対し
て、そのアドレスのステーションが検出されなかった場
合、そのステーションが、障害あるいは停止中であると
判定し、また、管理しているステーションアドレスとし
て存在しないアドレスが検出された場合、そのアドレス
を持つステーションが新規に、あるいは、不正に加入し
たステーションであると判定し、これらを構成機器状態
データを更新することにより登録する（ステップ８
５）。

【００４９】（５）前述の判定の結果を、対応する絵柄
の色を変えて表示する。これにより、障害あるいは新規
（不正）加入のステーションを一目で判るように表示す
ることができる（ステップ８５）。

【００５０】本発明の一実施例は、前述した図８に示す
フローの処理を繰り返す行うことにより、ステーション
の障害、不正加入を常時監視することができる。

【００５１】前述した本発明の一実施例によれば、トー
クンリングＬＡＮの接続構成を論理的接続構成と物理的
接続構成とにより階層的に表現し、かつ、障害等を表示
に反映させて表示することができ、次のような効果を得
ることができる。

【００５２】階層的に接続されるネットワーク構成のそ
れぞれの階層に対応して、各構成機器をリング状に表示
することにより、ネットワーク構成の階層構造を、論理
的接続構成においても表現することができる。

【００５３】また、論理的接続構成を表示する場合に、
論理的な接続順番をも意識して表示することができるの
で、障害箇所の特定を容易に行うことができる。

【００５４】物理的接続構成と論理的接続構成との両方
を、同一のＣＲＴ上に表示することにより、これらを容
易に比較することができるので、障害箇所を特定する作
業を容易を容易に行うことができ、また、管理装置に登
録されていないステーションを論理的接続構成のリング
の一部に配置することにより、不正に加入しているステ
ーションを容易に判別することができる。

【００５５】さらに、構成機器の障害、新規にＬＡＮに
加入した機器を自動的に検出して、表示に反映させるこ
とができるので、ネットワークの保守を容易に行うこと
ができる。

【００５６】前述した本発明の一実施例は、本発明をト
ークンリングＬＡＮに適用したものとして説明したが、
本発明は、他の形式のネットワークシステムに対しても
同様に適用することができる。

【００５７】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ネ
ットワークの論理的な接続構成と物理的な接続構成とを
同時に表現し、かつ、論理的接続構成の接続順番を表現
することができる。また、本発明によれば、表示された
物理的接続構成と論理的接続構成とを容易に比較するこ
とができるので、ネットワーク内に接続されている構成
機器の障害、ネットワークに不正に加入しているステー
ションを容易に発見することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例によるネットワークの論理的
接続構成を階層的に表現した表示例を示す図である。

【図２】ネットワークの接続構成を表示するＣＲＴを装
えたネットワーク管理装置の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。

【図３】ネットワークの物理的接続構成の表示例を示す
図である。

【図４】マルチウインドウを利用したＣＲＴ上の表示例
を示す図である。

【図５】ネットワークの論理的接続構成を一つのリング
で表現した場合の表示例を示す図である。

【図６】ネットワークの論理的接続構成を階層的に表現
するための処理を説明するフローチャートである。

【図７】ネットワークの論理的接続構成の接続順番を検
出するための処理を説明するフローチャートである。

【図８】ネットワーク内の障害、新規加入のステーショ
ンを検出する処理を説明するフローチャートである。

【符号の説明】

１１ネットワーク管理装置（ＳＧＭ）１２ａ、１２ｂ構成制御装置（ＤＵ１、ＤＵ２）１３ａ〜１３ｄ分岐装置（ＢＢ１〜ＢＢ４）１４ａ〜１４ｎステーション（ＳＴ１〜ＳＴ１４）１５ａ、１５ｂＤＵ−ＤＵ間リング１６ａ、１６ｂＤＵ−接続機器間リング１７ａ〜１７ｄＢＢ接続機器間リング２１管理プログラム２２構成情報データ２３構成機器状態データ２４ＣＲＴ２５ＭＡＣ副層ネットワーク管理機能４１、４２ウィンドウ４３表示画面

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁵ 識別記号庁内整理番号ＦＩ技術表示箇所Ｈ０４Ｌ 12/42 8838−5ＫＨ０４Ｌ 11/00 ３３０

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ネットワーク管理装置を備えるネットワ
ークにおけるネットワーク構成表示方式において、物理
構成が階層的な構造の接続構成を持つネットワークの論
理的な通信路である論理的接続構成を、複数の階層のそ
れぞれの階層に存在する構成機器を、該機器の種類に特
有の絵柄で配置し、配置した機器の絵柄をそれぞれの階
層に対応したリング状の線で連結して表示することを特
徴とするネットワーク構成表示方式。
【請求項２】ネットワークの論理的接続構成における
接続順番を、前記管理装置から上流の構成機器にアドレ
スを問い合わせる処理を行うことにより取得し、その接
続順番を表示に反映させることを特徴とする請求項１記
載のネットワーク構成表示方式。
【請求項３】前記ネットワークの論理的接続構成と、
ネットワークの構成機器の配線である物理的接続構成と
を、同時に表示することを特徴とする請求項１または２
記載のネットワーク構成表示方式。
【請求項４】ネットワーク管理装置を備えるネットワ
ークにおけるネットワーク構成表示方式において、物理
構成が階層的な構造の接続構成を持つネットワークの論
理的な通信路である論理的接続構成を、前記管理装置か
ら上流の構成機器にアドレスを問い合わせる処理を行う
ことにより接続順番として取得し、構成機器を表す絵柄
を接続順番通りに配置し、これらを１つのリング状の線
で連結して表示することを特徴とするネットワーク構成
表示方式。
【請求項５】前記管理装置から上流の構成機器にアド
レスを問い合わせる処理を行うことにより取得した構成
機器の接続順番に基づいて、ネットワーク階の構成機器
の障害、新規加入の構成機器を検出し、表示された構成
機器の絵柄の色、形に反映させることを特徴とする請求
項２、３または４記載のネットワーク構成表示方式。