JPH0619407A

JPH0619407A - 改良写真ディスプレーデバイス

Info

Publication number: JPH0619407A
Application number: JP3132270A
Authority: JP
Inventors: Thomas L Byers; トマス・エル・バイアーズ
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1990-10-01
Filing date: 1991-05-09
Publication date: 1994-01-28
Also published as: EP0479444A1; DE69105090D1; US5493803A; HK101795A; EP0479444B1; DE69105090T2

Abstract

(57)【要約】【目的】より多くの写真を提示することの出来る写真
ディスプレーデバイスを提供すること。【構成】写真ディスプレーデバイス１０の前フレー
ム１２が第１の写真を展示するための上部領域２６と、
第２の写真を展示するための下部領域２８とを含み、プ
ラスチックの矩形のシートを２等分位置から僅かにずら
した折り線５２に沿って折り畳むことによって構成され
る写真エンベロープ５０がスピンドル６２に固着され
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は１９９０年１０月１日に
出願された”改良写真ディスプレーデバイス”と題する
米国特許出願第０７／５９１，０５２号の部分継続出願
である。本発明は一般に回転型の写真ディスプレーデバ
イスに関し、詳しくはしかしこれに限定するものではな
いが、自動或いは手動の制御された作動モードに於て更
に大量の写真を展示可能な改良形態の写真ディスプレー
デバイスに関する。

【０００２】

【従来技術】回転式の、カード或いは写真ディスプレー
デバイスは過去に於て数多くの異なるものが開発されて
来ている。カードインデックスデバイスは一般に、割り
出したカードの一方側だけをディスプレーするものとし
て認識されている。先の米国特許第１，８１３，４４２
号には２つの窓を有有する回転型の機械式サインディス
プレーが開示される。該ディスプレーでは上側のカード
の前面と下側のカードの裏側が同時にディスプレーされ
る。米国特許第１，１２６，８１４号に記載される別の
形式の写真ディスプレーデバイスでは回転式カートリッ
ジが各々多くの写真を収納し、それらが選択的にディス
プレーされる。米国特許第１，２１４，７３２号には単
一の写真を順次見るための回転割出し装置が記載され
る。写真ホルダーの裏側は見えず、単一のカード或いは
写真だけが提示される。米国特許第９７８，１６２号に
は異なる形態のサイン或いは写真展示装置が開示され
る。ここでは多数の写真が縦軸を中心として水平面にて
回転される。米国特許第３，２１８，７４３号に開示さ
れる写真展示装置では、個々の写真はアルバム式に収納
され、各々のアルバムは、一枚一枚の写真を順に見るべ
くディスプレーデバイスに挿入される。最後に、米国特
許第４２１，２６６号には回転型の写真展示体が記載さ
れる。この写真展示体はパーラー家具或いはオフィス家
具と組み合わされ、写真展示のために展示体が選択的に
回転される一方で、組合わせた家具を実際に使用するこ
とが出来る。この場合、個々のアルバムリーフを選択的
に回転させるべく蝶着するために極めてデリケート且つ
複雑なヒンジ−スタブ、ピントル、チューブ及び空間か
ら成る構造が使用される。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】室内装飾に溶け込み得
る、魅力的且つ機能的な写真ディスプレーデバイスを提
供することであり、写真を保護状態で貯蔵すると同時に
それらの写真を見るためのアクセスし得る状態に保持す
る写真ディスプレーデバイスを提供することであり、よ
り多くの写真を提示することの出来る、手動或いは自動
制御式の写真ディスプレーデバイスを提供することであ
り、更には、製造費用及び販売価格が安価で且つ構造上
の信頼性を有し、また楽しい美的効果を演出し得る写真
ディスプレーデバイスを提供することである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明に従えば、写真の
貯蔵及びディスプレーのためのデバイスであって、写真
展示範囲を画定する取外し自在のビューフレームを含む
ハウジング手段と、選択されたプラスチックから成るス
ピンドル手段にして、前記ハウジング手段によって取外
し及び回転し得る状態で支持され且つ一般に前記写真展
示範囲を画定するビューフレームを２分する前記スピン
ドル手段と、選択されたプラスチックから成る透明な複
数のエンベロープにして、第１のタブ及び第２のタブそ
して固定用タブを具備し、前記スピンドル手段の周囲で
連続して等間隔で配設され各々第１の写真及び第２の写
真を収納するようになっている前記複数のエンベロープ
と、連続する前記複数のエンベロープを前記ビューフレ
ームを通して間欠的に回転させるための回転手段にし
て、各々のエンベロープが表側の写真及び裏側の写真を
順次展示しそれにより第１の写真及び第２の写真の両方
を見ることが出来るようになっている前記回転手段とを
含む前記デバイスが提供される。

【０００５】

【実施例】図１及び図２を参照するに、ハウジング１４
を覆ってスナップフィットする前フレーム１２を具備す
る写真ディスプレーデバイス１０が示されている。前フ
レーム１２は対向する側部１６、１８と、上部２０そし
て底部２２を含み、これら各部材は２重の或いは２つの
画面を提供する矩形形状に構成されている。前フレーム
１２の内側縁部の周囲には縁２３が形成される。斯くし
て、前画面領域２４は、第１の写真を展示するための上
部領域２６と第２の写真を展示するための下部領域２８
とに分割される。これら上下の各領域２６及び２８は各
々標準サイズの写真、例えば３．５インチ×５インチ
（約８．９センチ×約１２．７センチ）サイズのスナッ
プ写真が入るようになっている。

【０００６】独立型のスピンドルノブ３０Ｌ及び３０Ｒ
が前フレーム１２の各側に配置される。図２をも参照さ
れたい。スピンドルノブ３０Ｌ及び３０Ｒは、前フレー
ム及びハウジング１４を組合わせることによってスピン
ドル３２（以下に説明される）との作動状態に維持され
る。ハウジング１４は一体部材であって、側方部材３４
Ｌ及び３４Ｒと、湾曲形状の後方部材３６とを具備し、
該後方部材３６はハウジング先端３８からベース部材４
０の前方部までを覆っている。各側方部材３４Ｌ及び３
４Ｒには半球形のジャーナル支承溝４２が形成される。
該ジャーナル支承溝４２は上方溝部分或いは上方爪部分
４４Ｌ及び４４Ｒを含み、これがスピンドルノブ３０Ｌ
及び３０Ｒの夫々の環状溝と協動してそれらが逆転しな
いようにする爪として作用する。

【０００７】図２に示されるように、前フレーム１２に
もまたそこに合致する支持用の溝が形成されれる。側部
１６、１８は各々半球形のジャーナル支承溝４６Ｌ及び
４６Ｒを含み、これらは以下に説明されるスピンドルア
センブリーの回転を支持するために前記スピンドルノブ
３０Ｌ及び３０Ｒと協動するようになっている。前フレ
ーム１２は複数のキャッチ４８を含み得る。これらキャ
ッチ４８は、ハウジング１４における合致するバー（図
示せず）と協動し、取り外し得るスナップ−イン式の蓋
を提供する。

【０００８】図３Ａ及び３Ｂを参照されたい。写真エン
ベロープ５０はプラスチックの矩形のシートを２等分位
置から僅かにずらした折り線５２に沿って折り畳み、そ
れによって側方部５４及び５６を形成する一方、タブ部
分５８を残すようにして構成される。次で写真エンベロ
ープ５０を横断して熱溶着部６０を設け各々の側方部５
４及び５６を袋状とする。任意の幾つかのプラスチック
フィルムを使用し得るが、ポリプロピレンを用いた場合
に極めて良い結果が得られた。

【０００９】図４Ａ及び図４Ｂに示されるように、夫々
の写真エンベロープ５０は類似態様にてスピンドル６２
に固着される。スピンドル６２は類似のプラスチック、
例えばポリプロピレンから成るチューブ素材から形成さ
れる。写真エンベロープ５０のタブ部分５８に沿って別
の熱溶着部６４が形成され、これによってタブ部分５８
はスピンドル６２に固着せしめられる。写真エンベロー
プ５０及びスピンドル６２を同一形式のポリマーにて形
成することで、溶着が容易となる。図５に示されるよう
に、複数の大きな写真エンベロープ５０は次で、その各
々がヒンジ形式で装着された自由運動状態で、スピンド
ル６２の周囲に近接して固定され得る。直径１インチ
（約２．５４センチ）のスピンドル６２を使用すること
によって５０もの写真エンベロープ５０を並置し且つ固
着し得る。従って各５０の写真エンベロープに各２枚と
して１００枚の写真を収受可能である。

【００１０】図６は図１を線６−６で切断した断面図で
あり、ハウジング１４内部のコンポーネンツの配置状況
が示されている。下部後方コンポーネンツ６６はギヤモ
ーター６８を格納するための取り付け構造を提供する。
前記ギヤモーター６８はタイミングベルト７２（図９参
照）を駆動するドライブプーリー７０に減速回転出力を
提供するに好適な形式のものとされる。タイミングベル
ト７２は上方に導かれ、図７−９を参照して更に詳しく
説明されるタイミングベルトスプロケットと歯合され
る。

【００１１】スピンドル６２は、ハウジングと前フレー
ムとを組合わせた状態に於て、ハウジングの側方パネル
３４Ｌ及び３４Ｒに形成したジャーナル支承溝４２Ｌ及
び４２Ｒが前フレームのジャーナル支承溝４６Ｌ及び４
６Ｒ（図２参照）と協動することによって然るべく維持
される。実際上、チューブ状のスピンドル６２は内側筒
状面７４を具備し、そこにスピンドルノブ３０Ｌ及び３
０Ｒの対向端が押し嵌めされる。図８を参照するに、各
々のスピンドルノブ３０は減径部７６を有する。該減径
部７６はスピンドル６２の内側筒状面７４に押し嵌めさ
れるようにされた粗面を有する。前記減径部７６から続
けてタイミングベルトスプロケットギヤ部７８が伸延さ
れ、その最後の部分はハウジング及び前フレームの夫々
のジャーナル支承溝内部での回転に対する支持を提供す
る円滑な円形支承溝８０とされている。スピンドルノブ
３０の外端には手動による回転のためのローレットノブ
８２が形成される。図９に示されるように、ローレット
ノブ８２の裏側には環状凹所８４が形成される。該環状
凹所８４は図２に示されたような上方爪部分４４Ｌ及び
４４Ｒと協動してスピンドル６２の逆転を防止するため
の、ラチェットノッチ８６を含んでいる。

【００１２】図６を参照されたい。スピンドル６２が回
転することによって写真エンベロープ５０は上部水平縁
２３ａを順次通過し、次で前方から下方位置へと落下
し、それによって次の２枚の写真が見えるようになる。
実際は、上部水平縁２３ａが各写真エンベロープ５０の
落下を遅らせそれによって、以下に更に説明されるよう
に２枚の写真の各々を視野に止めておくための逃げ機構
として作用する。

【００１３】図７には本発明の写真ディスプレーデバイ
ス１０の部分破除した断面が示されている。ギヤモータ
ー６８は、駆動ベルト７２によってスピンドルノブ３０
Ｌのタイミングベルとスプロケット７８を回転し、駆動
プーリー７０に回転駆動出力を提供する。図７には爪部
分４４Ｌがラチェットノッチ８６Ｌとラチェット協動状
態で環状凹所８４に跨座する状態もまた示される。交流
或いは直流型の好適な形式のギヤモーター６８を、市販
入手し得る形式のものからセレクト可能である。セレク
トに際しては先ず、提示される写真を良く見ることが出
来るよう駆動プーリー７０の回転速度が十分に遅いこと
が保証されるべきである。

【００１４】タイミングディスク９０が駆動プーリー７
０と同期的に回転される。該タイミングディスク９０
は、マイクロスイッチ型のものから選択されたサイクル
スイッチ９４の作動を制御するノッチ９２を具備してい
る。このノッチ９２がサイクルスイッチ９４の触覚アー
ム９６と歯合するとギヤモーターは停止する。しかしな
がら、瞬間的なスイッチ操作或いは手動による回転によ
って、触覚アーム９６がノッチ９２から外れて押し込ま
れると、ギヤモーターは賦活されて完全に一回転し、ス
ピンドル６２を完全に一回転させる。

【００１５】図１０には写真ディスプレーデバイス１０
に使用する制御回路１００が例示される。写真ディスプ
レーデバイス１０に於ては異なる作動モードが想定され
る。これら３つの作動モードは別個の製造ユニット或い
は３つ全ての作動モードに対応し得る結合ユニットによ
って提供され得る。第１の作動モード、即ち手動作動モ
ードはスピンドルノブ３０を手動で回転させるだけのも
のである。第２の作動モードはサイクルモードと称し得
るものであり、交流電源１０２を使用してのサイクルス
イッチ９４によるギヤモーター６８の駆動を介して為さ
れる。該サイクルモードに際しては先ず、スピンドルの
部３０を手動で回転し、タイミングディスク９０を移動
させる。これによりサイクルスイッチ９４が賦活され、
ギヤモーター６８は完全に一回転するまで、即ちタイミ
ングディスク９０の回転が完了し触覚アーム９６がノッ
チ９２と歯合するまで回転する。第３の作動モード、或
いは自動モードではギヤモーター６８は交流電源１０４
により、任意の明るい場所で、光センサー１０８によっ
て作動される制御スイッチ１０６を介して賦活される。

【００１６】スピンドル６２が回転されると写真エンベ
ロープ５０は間欠的にその上方位置から下方位置へと
（図６参照）落下する。これは、スピンドル６２が前フ
レーム１２の上部２０に沿った縁２３ａに対して位置決
めされていることによるものである。図示されるよう
に、縁２３ａに最も近い写真エンベロープ５０は落下す
る以前にスピンドル６２が回転する短時間に渡り、この
縁２３ａに沿って引っ張られる。写真エンベロープ５０
は縁２３ａから外れると落下しそれにより上下の各写真
エンベロープ内に収納された次の写真が展示される。

【００１７】図１１及び図１２にはハウジング１４の改
良形態がハウジング１４ａとして例示される。該ハウジ
ング１４ａは一対のスタビライザーセグメント１１０及
び１１２を有する。ハウジング１４ａの形状及び構成は
基本的に変わらない。即ち、湾曲した後方部材３６及び
側方部材３４Ｌ及び３４Ｒそしてベース部材４０を具備
している。ジャーナル支承溝４２Ｌ及び４２Ｒには爪部
分４４Ｌ及び４４Ｒも同様に形成される。異なるのは一
対のスタビライザーセグメント１１０及び１１２をハウ
ジング１４ａの対向する内側側部に有する点である。

【００１８】スタビライザーセグメント１１０及び１１
２は後方部材３６内で夫々のジャーナル支承溝４２Ｌ及
び４２Ｒの丁度内側の位置に平行状態で固定される。ス
タビライザーセグメント１１０及び１１２は各後端１１
４Ｌ及び１１４Ｒから各前端１１６Ｌ及び１１６Ｒへと
伸延する。これら各前端は側方部材３４Ｌ及び３４Ｒの
夫々の前端から僅かに内側にあって一般に平行である。
各前端１１６Ｌ及び１１６Ｒにはジャーナル支承溝４２
Ｌ及び４２Ｒの夫々に並置する、しかしそれよりも僅か
に大きい半円形状の切り欠き１１８Ｌ及び１１８Ｒが形
成される。

【００１９】斯くして、写真エンベロープ５０のスピン
ドル６２を写真鑑賞のためにハウジング１４ａ内に配置
すると、スタビライザーセグメント１１０及び１１２は
写真エンベロープ５０の各側部に接近して位置決めされ
それにより写真エンベロープ５０内部の写真が側方に移
動するのを防止する。スタビライザーセグメント１１０
及び１１２は多数の写真を整然と位置決めしそれによっ
て鑑賞シーケンスを助長する一方、個々の写真の保護作
用を為す。この説明により多数の写真の安定した提示が
可能な写真ディスプレーの改良形態が開示された。本デ
バイスは額であり、所望の美的効果を達成し得、また特
定の使用状況に応じて任意の異なる幾つかの作動モード
で使用し得る。追加的に、１００枚もの写真を収納し得
且つ本デバイスでの提示のために容易に交換し得る複数
のスピンドル／写真エンベロープユニットを使用するこ
とにより、写真収蔵のために使用し得る。以上本発明を
具体例を参照して説明したが、本発明の内で種々の変更
をなし得ることを銘記されたい。

【００２０】

【発明の効果】従来の同種のディスプレーデバイスより
も多数の写真を安定的にディスプレー可能となる他、１
００枚もの写真を収納し得且つディスプレーのために使
用し得る写真ディスプレーが提供される。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の写真ディスプレーデバイスの正面図で
ある。

【図２】本発明の写真ディスプレーデバイスのハウジン
グ部材及び前フレームの分解側面図である。

【図３】本発明に使用する写真エンベロープの平面図で
ある。

【図４】写真エンベロープをスピンドルに熱溶着した状
態を示す側面図である。

【図５】写真エンベロープを部分的に表わした状態での
スピンドルの側方断面図である。

【図６】図１を線６−６で切断した断面図である。

【図７】本発明の駆動機構を例示する、部分的に仮想線
で示した部分断面図である。

【図８】本発明に使用するスピンドルノブの側面図であ
る。

【図９】図８に示されるスピンドルの部の底面図であ
る。

【図１０】本発明のための電気制御回路のブロックダイ
ヤグラムである。

【図１１】写真ディスプレーデバイスのための改良ハウ
ジング設計形状を例示する断面図である。

【図１２】前フレーム及び内側コンポーネンツを除去し
た状態でのハウジング部材の正面図である。

【符号の説明】

１０：写真ディスプレーデバイス１２：前フレーム１４：ハウジング２６：上部領域２８：下部領域３０：スピンドルノブ３２：スピンドル３６：後方部材４０：ベース部材４２：ジャーナル支承溝４４：上方爪部分４６：ジャーナル支承溝４８：キャッチ５０：写真エンベロープ５８：タブ部分６０：熱溶着部６２：スピンドル６６：下部後方コンポーネンツ６８：ギヤモーター７２：タイミングベルト７６：減径部７４：内側筒状面７８：タイミングベルトスプロケットギヤ部８０：円形支承溝８４：環状凹所９０：タイミングディスク

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【手続補正書】

【提出日】平成５年６月２９日

【手続補正３】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図１０

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１０】

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】写真の貯蔵及びディスプレーのためのデ
バイスであって、写真展示範囲を画定する取外し自在のビューフレームを
含むハウジング手段と、選択されたプラスチックから成るスピンドル手段にし
て、前記ハウジング手段によって取外し及び回転し得る
状態で支持され且つ一般に前記写真展示範囲を画定する
ビューフレームを２分する前記スピンドル手段と、選択されたプラスチックから成る透明な複数のエンベロ
ープにして、第１のタブ及び第２のタブそして固定用タ
ブを具備し、前記スピンドル手段の周囲に等間隔で連続
して配設され各々第１の写真及び第２の写真を収納する
ようになっている前記複数のエンベロープと、連続する前記複数のエンベロープを前記ビューフレーム
を通して間欠的に回転させるための回転手段にして、各
々のエンベロープが表側の写真及び裏側の写真を順次展
示しそれにより第１の写真及び第２の写真の両方を見る
ことが出来るようになっている前記回転手段とを含む前
記デバイス。
【請求項２】ハウジング手段は、ビューフレームの左右の各側部と合致状態で係合するた
めの左右の各側壁と、該左右の側壁に形成された半円形の溝にして、ビューフ
レームの前記側部に形成された半円形の溝と合致してス
ピンドル手段の１つを回転自在に受容するようになって
いる前記半円形の溝とを含んでいる請求項１のデバイ
ス。
【請求項３】スピンドル手段は、透明な複数のエンベロープを熱溶着するためのチューブ
状の中央部分と、該チューブ状の中央部分の端部内にしっかりと位置決め
するための挿入部分と、該挿入部分に隣り合うスプロケ
ット部分と、更に該スプロケット部分に隣り合い、ハウ
ジング手段の左右の側壁に形成された半円形の溝と回転
状態で係合するための円滑な表面と、該円滑な表面に隣
り合うローレット付け部分にして、前記ハウジングの外
側に於て手動制御を目的としてのアクセスが可能な前記
ローレット付け部分とを各々具備する第１及び第２のノ
ブとを含んでいる請求項２のデバイス。
【請求項４】賦活されることにより回転出力を提供す
るための、ハウジング手段内部に取り付けられた電気モ
ーターと、前記電気モーターからの回転出力を第１及び第２のノブ
の一方の、次に隣り合うスプロケット部分に伝達するた
めの少なくとも１本のベルト手段とを更に具備する請求
項３のデバイス。
【請求項５】スピンドル手段を完全に１回転させるた
めに電気モーターを賦活状態に維持するサイクルスイッ
チを具備する請求項４のデバイス。
【請求項６】明るさを関知すると出力を提供する光セ
ンサーと、該出力によって作動され電気モーターを賦活させるスイ
ッチ手段とを具備する請求項４のデバイス。
【請求項７】スピンドル手段及び透明な複数のエンベ
ロープは各々同一のプラスチックから形成される請求項
１のデバイス。
【請求項８】プラスチックはポリプロピレンである請
求項７のデバイス。
【請求項９】幅が一様な多数の写真エンベロープをそ
こに担持するスピンドルの回転展示のためのハウジング
であって、直角に曲げたベース部材と共に形成された、前方に湾曲
された後方パネルと、該後方パネル及び前記ベース部材に固定され一般に四角
形の前方開口部を形成する左右の側壁と、該左右の側壁によって形成される前方開口部の中央位置
で一般に横断方向に整列する状態で形成された第１及び
第２の半円形の支承用溝と、前記後方パネルに固定された第１及び第２のスタビライ
ザーセグメントにして、前記前方開口部における前記支
承用溝に近接する位置へと平行状態で前方に伸延し、前
記写真エンベロープの概略幅寸法に於て離間する前記第
１及び第２のスタビライザーセグメントと、写真展示範囲を画定し且つ前記前方開口部を覆って取外
し自在に固定し得る前フレームとを包含する前記ハウジ
ング。
【請求項１０】スピンドル手段の回転制御のための整
合状態に於て後方パネル及びベース部材と連続して配置
されたモーター隔室を具備する請求項９のハウジング。
【請求項１１】第１及び第２のスタビライザーセグメ
ントは各々前方に伸延されて前方開口部位置に於て半円
形開口を形成し、該半円形開口は、接近状態で隣り合う
第１及び第２の半円形の支承用溝よりも僅かに半径が大
きいがしかし同中心である請求項９のハウジング。