JPH061886B2 - 受信機 - Google Patents

受信機

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JPH061886B2
JPH061886B2 JP59114795A JP11479584A JPH061886B2 JP H061886 B2 JPH061886 B2 JP H061886B2 JP 59114795 A JP59114795 A JP 59114795A JP 11479584 A JP11479584 A JP 11479584A JP H061886 B2 JPH061886 B2 JP H061886B2
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yig
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義和 村上
誠吾 伊藤
敏郎 山田
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J3/00Continuous tuning
    • H03J3/02Details
    • H03J3/04Arrangements for compensating for variations of physical values, e.g. temperature

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ラジオ受信機、テレビジヨン受信機等に適用
して好適な受信機に係わる。
背景技術とその問題点 強磁性共鳴素子、例えばYIG(本明細書でいうYIG
とはイットリウム・鉄・ガーネットを指称するが、これ
に各種添加物を有するものも含んで指称する。)素子
は、マイクロ波帯で、共振特性のQが高いこと、共振周
波数がYIG体積によらないことから小型に構成できる
こと、素子に印加するバイアス磁界を変えることによっ
てその共振周波数を広帯域で直線的に変えることができ
ることなどの特徴を有する。そこで近時、マイクロ波の
ような高周波信号の受信機において、YIG単結晶球、
或いはYIG単結晶板による磁気共鳴素子を共振素子と
して用いた同調回路すなわち受信機が注目され、例えば
特開昭50-137609号公報、特開昭50-78201号公報、特開
昭49-60402号公報、特開昭50-71215号公報等にその提案
がある。
しかしながら、このようにYIG素子によるフィルタ回
路と局部発振器とを用いて受信回路を構成する場合、両
者の共振特性が一致する必要があるが、上述したYIG
単結晶球、或いはYIG単結晶板を用いる場合、この形
状、寸法を均一高精度に作製することが困難で、その特
性にばらつきが生じ易いために、両者の共振特性の不一
致に基くトラッキングエラーが問題となる。そこで、こ
れを補正するために前記特開昭50-137609号公報に開示
されるような特別な回路構成を必要とし、全体の回路構
成を煩雑化している。
発明の目的 本発明は、磁気共鳴素子を用いて受信機すなわちチュー
ナーを構成するものであるが、その特性の一致をはかる
ことによって、複雑な回路構成を採ることなく、トラッ
キングエラーの発生を効果的に回避し、加えて温度依存
性の改善、すなわち温度変化によるトラッキングエラー
の発生を回避するものである。
発明の概要 本発明においては、受信信号を周波数変換する第1の局
部発振回路と、周波数変換された信号から第1の中間周
波数信号のみを選択するフィルタ回路と、第1の中間周
波数信号を周波数変換する第2の局部発振回路とを有す
る受信機において、第1及び第2の局部発振回路と、フ
ィルタ回路は、磁気共鳴素子と、この磁気共鳴素子に磁
場を印加する手段とを有し、各磁気共鳴素子は夫々薄膜
形成技術により成膜された強磁性薄膜素子より成り互い
に同じアスペクト比を有して成る構成とする。
実施例 第1図を参照して本発明による受信機の一例を説明す
る。この構成ではダブルスーパーヘテロダイン方式によ
るものであり、図において(201)は、アンテナ、(202)は
高周波増幅回路、(203)は第1の混合回路、(204)は磁気
共鳴素子例えばYIG素子による共振器を用いた第1の
局部発振回路、(205)は磁気共鳴素子例えばYIG素子
によるフィルタ回路、(206)は第2の混合回路、(207)は
同様に磁気共鳴素子例えばYIG素子を共振器として用
いた2の局部発振回路で、(208)及び(209)と(210)は、
夫々第1及び第2の局部発振回路(204)及び(207)とフィ
ルタ回路(205)の各YIG素子への磁界印加手段を示
す。この場合、磁界印加手段(208)は可変に構成されて
第1の局部発振回路(204)の発振周波数が可変設定でき
るようになされる。また、他の磁界印加手段(210)と(20
9)とは、固定した磁界が与えられるようになされ、フィ
ルタ回路(205)の通過周波数(中心周波数)fが設定
されると共に、これに対し第2の局部発振回路(207)の
発振周波数fL1が所定のオフセット周波数を有するよう
に設定される。この構成において、今、アンテナ(201)
から周波数fS0の信号、例えば周波数fS0=90〜900MHz
の信号が受信されるとすると、この受信信号は、増幅回
路(202)によって増幅されて第1の混合回路(203)に導入
され、この第1の混合回路(203)によって、第1の局部
発振回路(204)よりの周波数fL1の発振信号例えばfL1
=2100〜2910MHzの信号と混合されて、周波数fSO1(f
SO1=fSO+fL1)に周波数変換されてとり出される。
そして、この第1の混合回路(203)からとり出された信
号のうち、フィルタ回路(205)において設定された通過
周波数の中間周波数f、例えばf=3GHzの周波数
がフィルタ回路(205)よりとり出されて第2の混合回路
(206)に導入され、この第2の混合回路(206)によって、
第2の局部発振回路(207)よりの周波数fL2の発振信
号、例えばfL2=2942MHzの信号と混合されて周波数f
IF(fIF=f−fL2)、例えばfIF=58MNzの周波数
がとり出される。つまり、磁界印加手段(208)を調整し
て第1の局部発振回路(204)の発振周波数fL1を選定す
ることによって、フィルタ回路(205)より、受信信号の
うち所定の周波数信号をとり出すことになる。例えば上
述の例で、第1の局部発振回路(204)の発振周波数fL1
を2600MHzに選定すれば、f−fL1=3000-2600=400
(MHz)の受信信号をチューニングできることになる。
そして、本発明においては、このような回路構成におい
て、その第1及び第2の局部発振回路(204)及び(207)
と、フィルタ回路(205)の各磁気共鳴素子を、薄膜形成
技術によって構成する。すなわち、例えば常磁性基板、
例えばGGG(ガドリニウム・ガリウム・ガーネット)
基板上に、特に薄膜形成技術、例えばスパッタリング、
或いは化学的気相成長法(CVD法)、液相成長法(L
PE法)等によって、フェリ磁性薄膜の例えばYIG薄
膜を形成する。そして、このYIG薄膜を、例えばフォ
トリソグラフィー技術によってパターン化することによ
って各YIG薄膜磁気共鳴素子を形成する。各YIG薄
膜素子は互いに同一材料、同一形状、寸法の例えば円
形、正方形、長方形等によって形成し、そのアスペクト
比(aspect ratio)を同一に選択する。すなわち、各素
子が円形の場合は、その膜厚と直径との比を一定にし、
例えば正方形、長方形の場合は、その膜厚と対応する各
幅或いは各辺の長さとの比を互いに同一に選定する。
そして、フィルタ回路(205)と第2の局部発振回路(207)
の各YIG薄膜素子との間の共振周波数の差、すなわち
オフセット周波数の設定は、常時、一方の回路(205)ま
たは(207)のYIG薄膜磁気共鳴素子に他方の回路(207)
または(205)のYIG薄膜磁気共鳴素子とは、オフセッ
ト周波数に対応した一定量の異る直流バイアス磁界を印
加することによって行うことができる。
このような構成とする場合、温度依存性が補償された温
度特性にすぐれた受信機を構成することができる。次に
この温度特性について説明する。
今、第1及び第2の局部発振回路(204)及び(207)とフィ
ルタ回路(205)の各YIG薄膜素子の共振周波数、すな
わち第1及び第2の局部発振回路(204)及び(207)の各発
振周波数fL1及びfL2とフィルタ回路(205)の通過周波
数fF1とについてみると、これらは で与えられる。ここにHex1,Hex2,HexFとNz1,N
z2,NzFは夫々第1及び第2の各局部発振回路(204),
(207)とフィルタ回路(205)の各YIG薄膜素子に対する
直流印加磁界と、その反磁界係数で、上述した例におい
てはHex2及びHexFは固定の磁界で、Hex1が可変調整
できるようになされ、また、Nz1=Nz2=NzFに選ばれ
ている。したがって、今、例えば外囲温度が変化する場
合を考えると、温度の関数であるYIGの飽和磁化4π
syが変化するがNz1=Nz2=NzFに選ばれていること
によって、各周波数fL1,fL2,fは同一量だけ変化
することになる。したがって、今、例えば常温において
フィルタ回路(205)の通過周波数fを、例えばf
3GHzに設定し、第2の局部発振回路(207)の発振周波数
L2を2.942GHzと設定し、第1の局部発振回路(204)の
発振周波数fL1を前述したように2.6GHzに調整して400G
Hzのチューニングをなす場合についてみるとこのとき
に、例えば外囲温度が上昇してMsyが36ガウス低下して
が0.1GHz上昇して、f=3.1GHzとなったとする
と、上記(a)式から明らかなようにfL1及びfL2に関し
ても夫々0.1GHz上昇してfL1=2700MHz,fL2=3042MHz
となるので、前述したと同様にf−fL1=3100-2700=
400(MHz)の受信信号をチューニングでき、fIF=f
L2=3100-3042=58(MHz)の中間周波数出力が第2の混
合回路(206)から取り出され、何ら温度による影響を受
けることがない。
尚、第1図に説明した例においては、フィルタ回路(20
5)と第2の局部発振回路(207)への印加磁界を固定して
第1の局部発振回路(204)への印加磁界を調整してチュ
ーニングを行うようにした場合であるが、これとは逆に
第1の局部発振回路(204)への印加磁界を固定して、フ
ィルタ回路(205)と第2の局部発振回路(207)への印加磁
界を連動的に調整してチューニングを行うこともでき
る。この場合の例を第2図を参照して説明する。第2図
において第1図と対応する部分には同一符号を付して重
複説明を省略するが、この例においては、第1の混合回
路(203)によってfso1=fso+fL1に周波数変換された
信号がとり出され、第2の混合回路(206)からfIF=f
+fL2の周波数に変換された信号がとり出されるよう
にする。
この場合においても、この回路自体で温度特性の補償が
なされる。
次に、上述の本発明による受信機における各YIG薄膜
共鳴素子を有するフィルタ回路(205)と第1及び第2の
各局部発振回路(204)及び(207)との具体的構造の一例を
説明する。第3図はフィルタ回路(2)の具体的構造の一
例の平面図で、第4図はその断面図を示す。この例にお
いては、アルミナ等の誘電体基板(21)の第1主面に接地
導体(22)が被着形成されると共に、他方の第2の主面
に、互いに平行な第1及び第2のマイクロストリップラ
イン、すなわち入力及び出力伝送線路(23)及び(24)が被
着形成され、両ストリップライン(23)及び(24)の夫々の
端部が接地導体(22)に夫々第1及び第2の接続導体(25)
及び(26)によって接続される。そして基板(21)の第2の
主面上に、この主面上の第1及び第2のマイクロストリ
ップライン(23)及び(24)と夫々電磁的に結合して第1及
び第2のYIG薄膜磁気共鳴素子(27)及び(28)が配置さ
れる。これら第1及び第2の磁気共鳴素子(27)及び(28)
は、例えばGGG基板(29)の1主面に前述した薄膜形成
技術によってYIG薄膜を形成し、これを例えば選択的
エッチング技術すなわちフォトリソグラフィーによって
例えば円形にパターン化して構成する。また基板(21)上
の第1及び第2の磁気共鳴素子(27)及び(28)間にれらを
電磁的に結合する第3のマイクロストリップライン、す
なわち結合用伝送線路(30)が基板(21)の他の面に被着形
成され、その両端が連結導体(31)及び(32)によって接地
導体(22)に接続される。そして、両素子(27)及び(28)間
の距離は、通過帯域外の阻止域の挿入損失の増大を急峻
にするために通過帯域の中心周波数の波長をλとすると
λ/4の距離に選ばれる。
一方、局部発振回路(5)は、例えば第5図にその具体的
構造の一例の平面図を示し、第6図にそのA−A線上の
断面図を示すように、同様に例えばアルミナ等の誘電体
基板(51)の第1主面に接地導体(52)が被着形成されると
共に、他方の第2の主面上にマイクロストリップライン
(53)が被着形成され、その一端が接続導体(54)によって
接地導体(52)に接続される。そして、これにYIG薄膜
磁気共鳴素子(55)が、電磁的に結合される。この素子(5
5)は、例えばGGG基板(56)の1主面に、前述したよう
に、薄膜形成技術によってYIG薄膜を形成し、これを
フォトリソグラフィーによって例えば円形にパターン化
して構成する。図において、(57)は、高周波用バイポー
ラトランジスタで、(58)はインピーダンス変換器を示
し、(59)はその直流ブロックMOSキャパシタを示す。
この例では、トランジスタ(57)のベースBが接地導体(5
2)に接続された接地パッド(60)にワイヤ(61)によって接
続され、エミッタEを素子(55)側に、コレクタCをイン
ピーダンス変換器側に接続したいわゆるコモンベースの
直列帰還型発振器を構成した場合である。
次に、この磁気共鳴素子を共振器として用いた発振回路
の発振原理及び発振条件等について説明する。今、共振
器、すなわちYIG磁気共鳴素子(55)を、出力回路でな
い帰還回路に挿入した発振回路について説明する。第7
図−a及び第7図−bは、この発振回路のブロツク図
で、(62)はYIG共振回路、(63)は負性抵抗回路、(64)
はインピーダンス整合回路、(65)は負荷である。但し、
第7図−bにおいて(66)は、インピーダンス整合回路も
含めた負荷インピーダンスである。
第7図において、端子AからみたYIG共振回路側、す
なわちYIG帰還回路側素子と、能動素子側、すなわち
負性抵抗回路側の各反射係数Γ及びΓは、端子Aか
らみた夫々インピーダンスZ及びZを用いて次式で
表わされる。
但し、Zは回路の特性インピーダンス(50Ω)である。
そして、定常発振の条件は、Γ及びΓを用いて次式
で表わされる。
ΓΓ=1 ‥‥(3) Γ及びΓは、共に複素数であるから、(3)式は振幅
及び位相に別けて次のようになる。
|Γ||Γ|ej(θY+θN)=1 すなわち、 |Γ||Γ|=1 ‥‥(4) θ+θ=0 ‥‥(5) 受動素子回路であるYIG帰還回路は、YIG共振器の
損失分の正の実抵抗を持つから、(1)式より|Γ|<
1となる。したがって、(4)式の発振条件が成立するに
は、|Γ|>1となる必要があり、(2)式よりZnは
あ負の実抵抗を持つ必要があることがわかる。
第7図における負性抵抗回路は負性抵抗素子である2端
子能動素子であってもよいし、または3端子能動素子及
び帰還素子からなる回路だってもよいが、第5図及び第
6図で説明した例では3端子能動素子の高周波用バイポ
ーラトランジスタを用いた場合であり、第8図に示すよ
うにコモンベースの直列帰還型発振回路構成をとった場
合である。Xはリアクティブ回路である。
上述の発振回路についての説明は、定常発振の条件につ
いての説明であるが、発振が立ち上るためには、次式の
条件が成立つ必要がある。
|Γ||Γ |>1 ‥‥(6) すなわち、 但し、Γ は小信号でのΓの値である。発振が立ち
上り能動素子が大振幅動作するようになると、負性抵抗
の絶対値が小さくなり、1/|Γ|は徐々に大きくな
り、(2)式が成立すると発振が定常状態となる。
以上のことに基いてYIG発振回路の動作原理を第9図
のスミスチャートを用いて説明する。1/|Γ|は小
信号では、スミスチャートの比較的内側のCの状態にあ
るが、能動素子が大振幅動作するにしたがってDの状態
を経過して矢印の方向に移動する。
一方、前述した第5図及び第6図に示した構成によるY
IG発振回路ではYIG素子(55)が、共振しないとき
は、単なる先端短絡ストリップラインとなるから、Γ
は、第9図中Aに示す軌跡を示す。この第9図から明ら
かなように、前記(5)式に示した発振の位相条件は、い
かなる振幅のΓについても満されないから、発振は起
らない。
次にYIG素子(55)に、直流磁界を印加してfとf
の間の周波数fで共鳴するようにすると、Γは、f
の近くの周波数で第8図中Bのような軌跡を示す。の
とき、fの近傍の周波数において、発振が立ち上るた
めの前記(7)式の振幅条件と、前記(5)式の位相条件が同
時に成立する。そして、発振が立ち上り、1/ΓがC
からDに移動すると、周波数fで前記(4)式及び(5)式
が同時に成立つため、発振周波数fで定常発振するこ
とになる。
このような原理で直流印加磁界を変化させてYIG素子
の共鳴周波数をfからfの間で変えてやると、発振
回路は、共鳴周波数の近傍の周波数に同調して発振する
ことになる。
また、本発明による受信機においては、フィルタ回路(2
05)と第2の局部発振回路(207)とは所要のオフセット周
波数に設定されるものの、両者は共に、固定磁界が印加
されるか可変磁界を連動させて印加させるものであるの
で、これらを共通の磁気回路内に配置し、他の第1の局
部発振回路(204)を他の磁気回路内に配置することがで
きる。この場合、フィルタ回路(205)と第2の局部発振
回路(207)とは、共通の基板上に組込んで構成すること
ができる。この場合の一例を第10図及び第11図に示す。
第10図はその平面図で、第11図はそのA−A線上の断面
図である。第10図及び第11図において、第1図〜第6図
の各部と対応する部分には同一符号を付して重複説明を
省略するが、この場合、前述の基板(21)及び(51)に代え
て共通の例えばアルミナより成る基板(91)を用い、その
1主面上にフィルタ回路(205)、混合回路(206)、第2の
局部発振回路(207)を構成し、他方の主面に前述した接
地導体(22)及び(25)に代えて共通の接地導体(92)を被着
する。また、この場合、前述のGGG基板(29)及び(56)
に代えて共通のGGG基板(93)を設け、これにYIG薄
膜素子(27)(28)及び(55)を形成する。(94)は、基板(91)
に形成した切り欠きで、ここにおいて、各々マイクロス
トリップライン(23)(24)及び(53)の端部を接続導体(25)
(32)及び(54)によって接地導体(92)に接続する。
尚、GGG基板の各YIG薄膜素子の形成部には、その
形状、大きさに対応する凹部を設けて、これら凹部内に
各YIG薄膜素子を配置することもできる。
そして、これらフィルタ回路(205)及び第2の局部発振
回路(207)が組込まれた基板(91)を例えば、第12図及び
第13図に示すようにパーマロイ等の磁性体よりなるヨー
ク(81)よりなる磁気回路の磁気ギャップ(82)内に配置す
る。そして、ヨーク(81)の例えば磁気ギャップ(82)を構
成する相対向する磁極(83)及び(84)の少くとも一方にコ
イル(85)を巻装して、第1図及び第2図で説明した磁界
印加手段(210)及び(209)を共通に構成すると共に、フィ
ルタ回路(205)と第2の局部発振回路(207)との間に所要
のオフセット周波数を得るために、フィルタ回路(205)
のYIG素子(27)(28)と、第2の局部発振回路(207)の
素子(55)とに対する印加磁界を異ならしめるために、例
えば第12図に示すように、磁極(83)及び(84)の少くと
も何れか一方に局部的に永久磁石(86)を配置するとか、
第13図に示すように補助コイル(87)を配置する。この
ようにして、これら磁石(86)或いはコイル(87)よりの磁
界を、コイル(85)よりの磁界と順方向、或いは逆方向に
重畳させることによって、磁気ギャップ(82)内におい
て、磁石(86)或いはコイル(87)の配置部と他部とで磁界
の強さが所定量異なるようにして、これら互に磁界が異
なる部分に前述したフィルタ回路(205)のYIG素子(2
7)(28)と局部発振回路のYIG素子(55)とが配置される
ようにする。このようにしてコイル(85)に固定の直流を
通電するとか、可変的に直流を通電して固定磁界バイア
ス或いは可変磁界を各回路(205)及び(27)の各YIG素
子に印加して第1図或いは第2図の構成を得る。
尚、例えばアマチュア無線等に用いられる受信機におけ
るように、オフセット周波数を変化させて混合器(4)よ
りとり出す中間周波数を変更させることが望まれる場合
においては、例えば前述した補助コイル(87)への通電電
流を調整し得るようにして、フィルタ回路と局部発振回
路の各YIG素子への印加磁界の差の調整を行う。
そして、第1の局部発振回路(204)は、例ば第14図に示
すように例えば同様のヨーク(81)よりなるも補助コイル
(85)や永久磁石(86)が配置されていない他の磁気回路内
に配置する。
上述したように、本発明においては、フィルタ回路(20
5)及び第1及び第2の局部発振回路(204)(207)の共振器
として磁気共鳴素子等は薄膜形成技術によって形成した
薄膜素子によって構成するものであるが、この場合、ス
プリアス(静磁モード)の抑制が望まれる。すなわち、
単結晶球による磁気共鳴素子(YIG単結晶球)におい
ては、静磁モードが励磁されにくく、一様歳差モードに
よる唯一の共振モードが得られるという利点があるがY
IG薄膜では、たとえ高周波磁界の一様性の良い場所に
置かれても、内部直流磁界が一様でないために、静磁モ
ードが多数励振されてしまうという問題点がある。円盤
状フェリ磁性体試料の試料面に垂直に直流磁界を印加し
たときの静磁モードについて文献(Journal of Applied
Physics,Vol,48,July 1977,PP.3001〜3007)で解析さ
れており、各モードは(n,N)mで表される。ただし、(n,
N)mモードは円周方向にn個の節を持ち、直径方向にN
個の節をもち0厚さ方向に(m−1)個の節をもつモー
ドである。試料にわたって高周波磁界の一様性が良い場
合には、(1,N)系列が主要な静磁モードとなる。
第15図は、9GHzの空洞共振器中で測定された円形YI
G薄膜試料のフェリ磁性共鳴の測定結果で、(1,N)
系列の静磁モードが多数励振されている様子が示され
ている。この試料を用いて上述したフィルタなどのマイ
クロ波素子を構成する場合には、主共鳴モードである
(1,1)1モードを利用することになり、このとき他
の静磁モードはすべてスプリアス・レスポンスとなり、
これによって希望周波数以外の周波数信号を通過させる
とか、S/N低下を招来するおそれが生じる。また局部
発振回路(5)においては、所望の周波数以外でも発振す
ると混合回路(4)からの中間周波数にずれが生じるおそ
れがある。そこで、各フェリ磁性薄膜(YIG薄膜)磁
気共鳴素子において、主共鳴モードを損うことなく、ス
プリアス・レスポンスとなる静磁モードの励振を抑制す
る手段が講じられることが望まれる。次に、これについ
て説明する。
第16図は厚さt、直径D(半径R)のYIG円形薄膜の
面に垂直な方向に直流磁界を印加したときの内部直流磁
界Hiの様子を示したものである。ただし、ここではア
スペクト比t/Dが十分に小さい場合を考えるもので試
料の厚さ方向での磁界分布は無視する。反磁界は円板の
内側で大きく周辺になるほど急に小さくなるため、内部
直流磁界は中央付近で小さく外周付近で急に大きくなっ
ている。ところで上記文献の解析結果によれば、Hi=
ω/γとなる位置でのr/Rの値をξとすれば、静磁モ
ードは0≦r/R≦ξの領域に存在する。ただしωは静
磁モードの共鳴角周波数であり、γは磁気回転比であ
る。磁界を固定したときにはモードナンバーNが大きく
なるにつれて共鳴周波数は高くなり、第17図Aに示した
ように静磁モードの領域はだんだん外側まで広がること
になる。第17図Bは、(1,N)1モードの低次の3個
のモードについて高周波磁化の試料内分布を示したもの
で、絶対値は高周波磁化の大きさを、符号は高周波磁化
の位相関係を示している。第17図から理解されるように
静磁モードの間で高周波磁化成分は異なった態様となっ
ており、これを利用すれば、主共振モードにほとんど影
響を与えることなく、スプリアス・レスポンスとなる静
磁モードの励振を抑圧することが可能となる。
具体的には、第18図に示すように、前述したGGG基板
(29)(56)、或いは(93)上に例えば円形状に形成したYI
G薄膜素子(27)(28)(55)に環状の溝(70)を、例えば選択
的にエッチングによって形成して、環状の肉薄部を形成
する。この場合、角YIG薄膜素子は厚さが十分小さく
されているものとし、この場合の静磁モードは(1,
N)1モードである。
溝(70)は(1,1)1モードの高周波磁化がゼロになる
位置に同心円状に形成する。溝(2a)は全体が連続してい
ても、不連続であってもよい。また、溝(70)で囲まれる
領域を、第19図に示すように外側領域に比して薄くなる
ようにしてもよい。この場合、溝(70)に近接する内側領
域で反磁界が持ち上げられ、この範囲まで反磁界がほぼ
一様になる。換言すれば、第17図Aに一点鎖線で示すよ
うに内部直流磁界が径方向の広範囲にわたってほぼ一様
になる。したがって、主共鳴モード以外の静磁モードの
励振を一層抑圧することが可能となる。
このような磁気共鳴素子では、溝(70)によって磁化が拘
束(pin)される。この場合、(1,1)1モードに対して
は高周波磁化がゼロになる位置に溝(70)があるため、
(1,1)1モードの励振は影響を受けない。他方、他
の静磁モードに対しては溝(70)の位置が本来高周波磁化
がゼロでない位置にあるため、部分的に磁化が高速され
ることとなり、この結果、これらのモードの励振が弱め
られることとなる。したがって、主共鳴モードを損うこ
となくスプリアス・レスポンスを抑圧することができ
る。
尚、YIG薄膜における高周波磁化の分布(第17図B参
照)は試料の飽和磁化の大きさに全く依存せず、しかも
アスペクト比に大きく依存しないのでフェリ磁性層(2)
の飽和磁化や膜厚が異っても、溝(2a)の位置をそれに応
じて変える必要はない。
因みに、YIG薄膜から作製した膜厚20μm、半径1mm
のYIG薄膜素子に、半径0.8mmの位置に深さ2μmの溝
(70)を形成し、これについてマイクロストリップライン
を用いてフェリ磁性共鳴の測定を行ったところ、その挿
入損失の測定結果は第20図に示す結果が得られた。ま
た、無負荷Q値は775であった。
なお、円形状のYIG薄膜共鳴素子ではr/R=0.8の
位置で(1,1)1モードの高周波磁化がゼロになっ
た。
これに比し、同一のYIG薄膜から作製した膜厚20μ
m、半径1mmのYIG薄膜素子(溝なし)についてマイ
クロストリップラインを用いてフェリ磁性共鳴の測定を
行った。このときの挿入損失の測定結果は第21図に示す
ようになった、また、無負荷Q値は660であった。これ
らの比較から理解されるように、この発明では(1,
1)1モード以外の静磁モードの励振を抑えられ、スプ
リアス・レスポンスを抑圧することができることがわか
る。また主共鳴モードを損うことがないので無負荷Q値
を損うこともない。
また、同様にYIG薄膜すなわちフェリ磁性薄膜による
磁気共鳴素子におけるスプリアス・レスポンスとなる静
磁モードの励振を十分に抑えることのできる他の構成と
しては、フェリ磁性薄膜の内側領域を外側領域に比して
薄くすることが考えられる。これについて説明するに、
今、厚さt、直径D(半径R)のYIG円形薄膜に、そ
の膜面に対して垂直な方向に直流磁界Hoを印加したと
きの内部直流磁界Hiは、Hi=Ho−Hd(r/R)
−Haとなる。ここでHdは反磁界、Haは異方性磁界
である。ただし、ここではアスペクト比t/Dが十分に
小さい場合を考えるもので試料の厚さ方向での磁界分布
は無視する。第22図は、膜厚20μm、半径1mmのYIG
円板の反磁界Hdを計算により求めたものである。反磁
界は円板の内側で大きく周辺になるほど急に小さくなる
ため、内部直流磁界は中央付近で小さく外周付近で急に
大きくなっている。他方、第23図は同じYIG薄膜の内
側半径0.8mm以内の膜厚を1μm薄くした場合の反磁界分
布を計算により求めたものである。これをみると、内側
の膜厚を少し薄くすることにより、薄くした領域の周辺
付近の反磁界が少し持ち上げられ、反磁界の平坦な領域
が広がることがわかる。
したがって上述したように、YIG薄膜素子において内
側領域を外側領域に比して薄くすれば内側領域の反磁界
の平坦な領域を広げ、これによってスプリアス・レスポ
ンスを招来する静磁モードを抑圧するとができる。すな
わち、例えば第24図に示すように、GGG基板(29)(56)
或いは(93)上にフェリ磁性のYIG薄膜素子(27)(28)(5
5)を形成する。YIG薄膜素子(27)(28)(55)の上面には
凹部(71)を形成し、これによって内側領域を外側領域に
比して薄くする。このYIG薄膜素子(27)(28)(55)の厚
さは十分に小さくしてその厚さ方向での磁界分布を一様
とする。この場合静磁モードは(1,N)1モードであ
る。
凹部(71)はスプリアス・レスポンスとなる静磁モードの
励振を十分に抑圧しうる程度の位置まで延在させる。好
ましくは、(1,1)1モードの振幅がゼロになるあた
り、たとえば、YIG薄膜素子が円形の場合には、その
径の0.75〜0.85倍の位置まで延在させる。
因みに、膜厚20μm、半径1mmのYIG薄膜磁気共鳴素
子に、これと同心的に深さ1.7μm、半径0.75mmの円形の
凹部(71)を形成し、これについてマイクロストリップラ
インを用いてフェリ磁性共鳴測定を行った挿入損失の測
定結果を、第25図に示す。尚、このときの無負荷Q値は
865であった。
発明の効果 上述したように、本発明による受信機は、その磁気共鳴
素子として、冒頭に述べたような、機械加工によって得
た例えばYIG単結晶球、或いはYIG単結晶板によっ
て構成するを回避して、特に液相エピタキシー、スパッ
タリング、化学的気相成長法等によるいわゆる薄膜技術
による例えばYIG薄膜素子によって構成するものであ
るので、量産性の向上と共にフイルタ回路及び局部発振
回路の共振器の相互の特性を正確に設定することがで
き、これによってトラッキングエラーの発生を効果的に
回避することができ、トラッキングエラーを補正するた
めの特別の回路を設けるなどの考慮を必要としない。し
たがって、構成の簡略化がはかられ、上述の量産性の向
上と共にコストの低減化をはかることができる。
また、本発明によれば、これ自体で温度補償の効果が得
られるので温度の変化によってトラッキングエラーが生
じたり、この温度依存性によるトラッキングエラーが生
じないようにするための各種手段の付加を回避でき、安
定した確実な受信と構成の簡略化がはかられるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明による受信機の一例のブロッ
ク図、第3図はそのYIGフィルタの具体的構造の一例
の平面図、第4図はそのA−A線上の断面図、第5図は
局部発振回路の具体的構造の一例の平面図、第6図はそ
のA−A線上の断面図、第7図−a及び−bは発振回路
のブロック図、第8図はその回路構成図、第9図は発振
動作の説明に供するスミスチャート、第10図は本発明に
よる受信機の具体的構造の一例の平面図、第11図はその
A−A線上の断面図、第12図〜第14図は夫々磁界印加手
段の各例を示す断面図、第15図は本発明の説明に供する
円形フェリ磁性薄膜における静磁モードの発生の状態を
示すグラフ、第16図は同様の円形フェリ磁性薄膜の内部
直流磁界の分布を示すグラフ、第17図は円形フェリ磁性
薄膜の内部直流磁界の分布と静磁モードとの関係を示す
グラフ、第18図は磁気共鳴素子の一例の斜視図、第19図
は同様の断面図、第20図は磁気共鳴素子の一例の挿入損
失を示すグラフ、第21図は比較例の挿入損失を示すグラ
フ、第22図及び第23図は円形フェリ磁性薄膜の反磁界の
分布を示すグラフ、第24図は磁気共鳴素子の一例の斜視
図、第25図は磁気共鳴素子の一例の挿入損失を示すグラ
フである。 (201)はアンテナ、(202)は増幅回路、(205)はフィルタ
回路、(203)(206)は混合回路、(204)(207)は第1及び第
2の局部発振回路、(208)(209)(210)は磁界印加手段、
(27)(28)はフィルタ回路の磁気共鳴薄膜素子、(55)は局
部発振回路の磁気共鳴薄膜素子である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信信号を周波数変換する第1の局部発振
    回路と、周波数変換された信号から第1の中間周波数信
    号のみを選択するフィルタ回路と、上記第1の中間周波
    数信号を周波数変換する第2の局部発振回路とを有する
    受信機において、 上記第1及び第2の局部発振回路と、上記フィルタ回路
    は、磁気共鳴素子と、該磁気共鳴素子に磁場を印加する
    手段とを有し、 上記各磁気共鳴素子はそれぞれ薄膜形成技術により成膜
    され互いに同一の材料、形状、アスペクト比、特性を有
    する強磁性薄膜素子より成ることを特徴とする受信機。
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