JPH0618506Y2 - 昇降棚 - Google Patents

昇降棚

Info

Publication number
JPH0618506Y2
JPH0618506Y2 JP1987108381U JP10838187U JPH0618506Y2 JP H0618506 Y2 JPH0618506 Y2 JP H0618506Y2 JP 1987108381 U JP1987108381 U JP 1987108381U JP 10838187 U JP10838187 U JP 10838187U JP H0618506 Y2 JPH0618506 Y2 JP H0618506Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
lifting
casing
shelf body
elevating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987108381U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6414038U (ja
Inventor
利夫 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1987108381U priority Critical patent/JPH0618506Y2/ja
Publication of JPS6414038U publication Critical patent/JPS6414038U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0618506Y2 publication Critical patent/JPH0618506Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【技術分野】 本考案は、天井近くの高所空間を利用して収納スペース
を確保するための電動式の昇降棚に関する。
【背景技術】
従来より昇降棚本体を昇降自在とし、昇降棚本体を上昇
させて棚ケーシング部内に収納させ、昇降棚本体を下降
させて棚ケーシング部の下に露出させるようにした昇降
棚はあったが、この昇降棚本体の昇降は、昇降棚本体の
両側面と棚ケーシング部の両側部との間に設けられたレ
ール機構によりガイドされているだけであった。このた
め、昇降棚本体の昇降中に昇降棚本体が多少傾くことが
あり、昇降棚本体が少しでも傾くと昇降棚本体が棚ケー
シング部内面に引っ掛かり、昇降棚本体がスムーズに昇
降しなくなるという問題があった。
【考案の目的】
本考案は叙上のような技術的背景に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは昇降棚本体を水平に保
持させたままでスムーズに昇降させることができるよう
にすることにある。
【考案の開示】
本考案は、前面と下面を開口させると共に前面開口に扉
を開閉自在に取り付けた棚ケーシング部1内に昇降自在
に昇降棚本体2を収納し、棚ケーシング部1の天井面の
前部と昇降棚本体2の上面の前部との間に棚ケーシング
部1の前面の開口を覆う上下伸縮自在な蛇腹カバー32
を取り付け、昇降棚本体2を昇降させるための電動昇降
機構3を棚ケーシング部1の天井面と昇降棚本体2の上
面の間に設け、昇降棚本体2の両側面及び背面両側部に
夫々上下方向に長いスライドレール24を設け、スライ
ドレール24に対応させて棚ケーシング部1内面の両側
面及び背面両側部に支持レール25を設け、夫々のスラ
イドレール24と支持レール25とをスライド自在に係
合させて成ることを特徴とするものである。しかして、
昇降棚本体2と棚ケーシング部1との間に昇降棚本体2
を囲むように4箇所にスライドレール24と支持レール
25とを設けてあるので、水平に維持させながら昇降棚
本体2を上下に昇降させることができ、このため昇降棚
本体2が棚ケーシング部1に引っ掛かることなくスムー
ズに昇降するのである。 以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述する。棚ケー
シング部1は、前面及び下面が開口した箱体8の前面に
一対の開閉自在な扉7の縁を蝶着したものである。棚ケ
ーシング部1内の天面略中央部には電動昇降機構3が取
付けられている。一方、昇降棚本体2の上面には転動自
在な動滑車9が取り付けられている。しかして、棚ケー
シング部1内には、昇降棚本体2を収納できるようにな
っており、昇降棚本体2は電動昇降機構3から垂下され
たワイヤー10に動滑車9を懸けられており、棚ケーシ
ング部1の下面開口から昇降棚本体2を昇降させること
ができるようになっている。 電動昇降機構3は、第6図及び第7図に示すような構造
を有している。即ち、ハウジング11内の一側に取付け
られたプーリ取付け板12には上下方向に長い長孔13
が穿孔されており、この長孔13内には長孔13に沿っ
て上下にスライド可能な緩衝軸14が挿着されており、
緩衝軸14はスプリング15により上方へ弾性的に引き
上げられている。更に、プーリ取付け板12には斜め方
向に長い斜め長孔16が穿孔されており、この斜め長孔
16により弛み取りプーリ17の軸18がスライド自在
に保持されており、弛み取りプーリ17の軸18はスプ
リング19により斜め上方へ弾性的に引き上げられてい
る。また、ハウジング11内の他側においては、モータ
20に接続された減速機構21の出力軸22に巻取りプ
ーリ23を取り付けてある。しかして、2本のワイヤー
10は、夫々の一端を前記緩衝軸14に固定されてお
り、更にワイヤー10は下方へ垂下されて昇降棚本体2
の上面に取り付けられた動滑車9に巻き回され、再びハ
ウジング11内へ戻って弛み取りプーリ17に巻き回さ
れ、他端を夫々巻取りプーリ23に巻き取られている。
しかして、モータ20を駆動して巻取りプーリ23にワ
イヤー10を巻き取ることにより動滑車9を介して昇降
棚本体2を上昇させることができるようになっており、
逆に巻取りプーリ23からワイヤー10を巻き戻すこと
により昇降棚本体2を下降させることができるようにな
っている。そして、ワイヤー10は2本が平行にして用
いられているので、万一いずれか一方のワイヤー10が
切断しても残りのワイヤー10により昇降棚本体2が支
持され、昇降棚本体2の落下事故を起こす恐れがないの
である。また、ワイヤー10の一端はスプリング15に
より上方へ付勢された緩衝軸14に固定されているの
で、ワイヤー10に下向きの衝撃が加わると緩衝軸14
がスプリング15の弾性力に抗して下方へ移動し、この
結果ワイヤー10に加わる衝撃が緩衝され、ワイヤー1
0の切断が防止される。たとえば、モータ20の始動時
や停止時の衝撃、あるいは1本のワイヤー10が切断し
た時に他方のワイヤー10にかかる衝撃からの保護に有
効である。また、弛み取りプーリ17もスプリング19
により斜め上方へ付勢されているので、ワイヤー10に
弛みの生じるのを防止している。この昇降棚本体2の昇
降は、棚ケーシング部1の前面下部に設けられたスイッ
チ4により行なわれるようになっており、このスイッチ
4を押すことによりモータ20が回転させられて昇降棚
本体2が昇降させられるようになっている。なお、昇降
棚本体2が上限まで上昇した時、及び昇降棚本体2が下
限まで下降した時には、夫々リミットスイッチにより検
出してモータ20を停止させるようにしてある。 昇降棚本体2は、前面開口した箱状をしており、内部が
収納空間となっている。また、昇降棚本体2の天板の上
面中央部には2本の溝を形成された動滑車9が回転自在
に取付けられており、第8図に示すように、電動昇降機
構3からU字状に垂下された2本のワイヤー10が動滑
車9に懸け回されており、昇降棚本体2はワイヤー10
と動滑車9により吊り下げられている。また、昇降棚本
体2の両側面及び背面両側には上下方向に長いスライド
レール24が設けられており、棚ケーシング部1内の同
じ位置には支持レール25が固定されており、この4箇
所のスライドレール24と支持レール25とを第9図の
ようにボールベアリングを介してスライド自在に係合さ
せて昇降棚本体2の昇降がスムーズに行なわれるように
ガイドされている。 昇降棚本体2の昇降は、昇降棚本体2の下面に取り付け
られたスイッチ4により操作されるようになっており、
このスイッチ4と電動昇降機構3のモータ20ないし電
子制御部とはコード6により結ばれている。昇降棚本体
2の上面と棚ケーシング部1の天面との間には屈伸アー
ム5が設けられており、コード6は屈伸アーム5に沿っ
て配線されている。屈伸アーム5は2本のバー26の端
同士をヒンジ連結部27により回動自在に連結されたも
のであり、屈伸アーム5の一端を棚ケーシング部1の天
面にヒンジ固定部28により回動自在に固定され、他端
を昇降棚本体2の上面にヒンジ固定部29により回動自
在に固定されている。従って、昇降棚本体2が昇降する
と屈伸アーム5はヒンジ連結部27から二つ折り状に屈
伸するものである。この屈伸アーム5には環状のガイド
部30が設けられており、上記コード6はこのガイド部
30内に通すことにより屈伸アーム5に沿って配線され
ており、更に昇降棚本体2の背面及び下面を通ってスイ
ッチ4に接続されており、コード6は昇降棚本体2の背
面及び下面ではコードカバー31により隠されている。
しかして、コード6は昇降棚本体2が昇降した場合に
は、屈伸する屈伸アーム5にまとわりつくようにして畳
まれるので、弛んで動滑車9などにはさまれたりするこ
とがないのである。 更に、棚ケーシング部1の天面と昇降棚本体2の上面と
の間の空間は平面視でコ字形をした蛇腹カバー32によ
り覆われている。蛇腹カバー32は、上下に蛇腹状に伸
縮するものであり、蛇腹カバー32の上端は棚ケーシン
グ部1の天面に固定されており、下端は昇降棚本体2の
上面に固定されており、昇降棚本体2が昇降すると蛇腹
カバー32は第3図及び第4図のように伸縮して昇降棚
本体2の昇降の妨げにならないものである。そして、第
2図及び第3図に示すように、蛇腹カバー32により棚
ケーシング部1内の前面及び両側面の前部が覆われてお
り、動滑車9などは蛇腹カバー32の後ろに隠されてい
るので、第2図のように扉7を開いても蛇腹カバー32
しかみえず、内部の機構が見えなくて外観が良いと共に
内部の機構に触れて怪我を負わせたりすることもないも
のである。 しかして、昇降棚本体2を上昇させて棚ケーシング部1
内に収納させることにより収納物がみえず、昇降棚本体
2を下降させることにより容易に収納物の出し入れを行
えるものである。また、昇降棚本体2の上昇中には、扉
7を開くことにより収納物の出し入れも行えるものであ
る。 なお、この昇降棚は単なる物品収納用のみならず、例え
ば台所で用いられて洗ったあとの食器類などを収納して
おくための電動昇降式の昇降棚なども含むものである。
【考案の効果】
本考案は、叙述のごとく昇降棚本体と棚ケーシング部と
の間に昇降棚本体を囲むように4箇所にスライドレール
と支持レールとを設けてあるので、水平に維持させなが
ら昇降棚本体を上下に昇降させることができ、このため
昇降棚本体が棚ケーシング部に引っ掛かることなくスム
ーズに昇降するのである。また本考案は、前面と下面を
開口させると共に前面開口に扉を開閉自在に取り付けた
棚ケーシング部内に昇降自在に昇降棚本体を収納し、棚
ケーシング部の天井面の前部と昇降棚本体の上面の前部
との間に棚ケーシング部の前面の開口を覆う上下伸縮自
在な蛇腹カバーを取り付けるようにしたので、昇降棚本
体を棚ケーシング内に収納させるようにした形式の収納
棚であるにもかかわらず、棚ケーシング部内に昇降棚本
体を収納した状態でも扉を開いて昇降棚本体への物の出
し入れをおこなうことができると共に、また昇降棚本体
を棚ケーシングから降下させた状態で扉を開いても、蛇
腹ケーシングで電動昇降機構やスライドレール、支持レ
ールを隠すことができ、内部の機構が見えないようにし
て外観が損なわれることを防止し、且つ内部の機構に触
れて怪我をしたりすることを防止することができるもの
である。しかも、昇降棚本体を昇降させるための電動昇
降機構を棚ケーシング部の天井面と昇降棚本体の上面の
間に設けるようにしたので、電動昇降機構を昇降棚本体
の背面と棚ケーシング部の背面の間に設ける場合に比べ
て昇降棚本体の奥行きを深く形成することができ、昇降
棚本体の収納容積を大きく確保することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は同上の棚ケーシング部の扉を除いた状態の正面
図、第2図は本考案の一実施例であって一方の扉を開い
た状態の正面図、第3図及び第4図は側断面図、第5図
は昇降棚本体の平面図、第6図及び第7図は電動昇降機
構の内部構造を示す正面図及び平面図、第8図は電動昇
降機構と昇降棚本体の上面に取付けられる動滑車を示す
側面図、第9図は同上のスライドレールと固定レールの
断面図である。 1……棚ケーシング部、2……昇降棚本体、3……電動
昇降機構、24……スライドレール、25……支持レー
ル、32……蛇腹カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面と下面を開口させると共に前面開口に
    扉を開閉自在に取り付けた棚ケーシング部内に昇降自在
    に昇降棚本体を収納し、棚ケーシング部の天井面の前部
    と昇降棚本体の上面の前部との間に棚ケーシング部の前
    面の開口を覆う上下伸縮自在な蛇腹カバーを取り付け、
    昇降棚本体を昇降させるための電動昇降機構を棚ケーシ
    ング部の天井面と昇降棚本体の上面の間に設け、昇降棚
    本体の両側面及び背面両側部に夫々上下方向に長いスラ
    イドレールを設け、スライドレールに対応させて棚ケー
    シング部内面の両側面及び背面両側部に支持レールを設
    け、夫々のスライドレールと支持レールとをスライド自
    在に係合させて成る昇降棚。
JP1987108381U 1987-07-15 1987-07-15 昇降棚 Expired - Lifetime JPH0618506Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987108381U JPH0618506Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15 昇降棚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987108381U JPH0618506Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15 昇降棚

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6414038U JPS6414038U (ja) 1989-01-24
JPH0618506Y2 true JPH0618506Y2 (ja) 1994-05-18

Family

ID=31343653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987108381U Expired - Lifetime JPH0618506Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15 昇降棚

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0618506Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6287541U (ja) * 1985-11-25 1987-06-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6414038U (ja) 1989-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100662406B1 (ko) 냉장고
KR101021008B1 (ko) 모니터 자동수납식 컴퓨터용 책상
JP4046418B2 (ja) ディスプレイを内蔵する机
JPH0618506Y2 (ja) 昇降棚
KR100603792B1 (ko) 컴퓨터 책상
KR100773887B1 (ko) 모니터가 승강하는 컴퓨터 책상
JPH0545240Y2 (ja)
GB2079589A (en) A door for domestic electrical appliances
AU2019275532B1 (en) A lifting cabinet and device thereof
JPH08266373A (ja) 護身ベッド
JP2002095534A (ja) 扉付き昇降キャビネット
JP2008229189A (ja) 収容棚の昇降機構
JPH07313274A (ja) 昇降式吊戸棚
JPH0618507Y2 (ja) 昇降棚
JP3966725B2 (ja) コンピュータの入力装置等を内蔵する机
KR200418222Y1 (ko) 모니터 승강장치가 구비된 책상
JPH0746175Y2 (ja) 昇降収納装置
JP2501453B2 (ja) 上下昇降棚
JPS61135607A (ja) 昇降装置付き家具
KR200289685Y1 (ko) 내·외부에 기능을 추가시킨 흄 후드
JP2002017464A (ja) 昇降式戸棚
JP4443311B2 (ja) 昇降収納ラックの収納装置
KR200450898Y1 (ko) 컴퓨터 책상의 모니터 수납장치
KR200320252Y1 (ko) 선반의 승강장치
JPH0114019Y2 (ja)