JPH06182163A - スパイラル型膜分離装置 - Google Patents
スパイラル型膜分離装置Info
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- JPH06182163A JPH06182163A JP35482092A JP35482092A JPH06182163A JP H06182163 A JPH06182163 A JP H06182163A JP 35482092 A JP35482092 A JP 35482092A JP 35482092 A JP35482092 A JP 35482092A JP H06182163 A JPH06182163 A JP H06182163A
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
続され、上記筒形耐圧容器中に収容された複数のスパイ
ラル型膜エレメントからなる膜モジュール列と、前記筒
形耐圧容器の両端を塞ぐエンドプレートを備えたスパイ
ラル型膜分離装置の膜の洗浄効果を高め、フラックスを
向上する。 【構成】 筒形耐圧容器30の両端を塞ぐエンドプレー
ト31,32に透過水取出管33を貫通して設けると共
に、その各透過水取出管を前記膜モジュール列20の各
端部のスパイラル型膜エレメントの集水管12に連結
し、且つ各透過水取出管に洗浄水を導入する洗浄水導入
手段を設ける。
Description
に使用するスパイラル型膜分離装置に関する。
に接続され、上記筒形耐圧容器中に収容された複数のス
パイラル型膜エレメントからなる膜モジュール列と、前
記筒形耐圧容器の両端を塞ぐエンドプレートを備えたス
パイラル型膜分離装置は従来から公知である。膜モジュ
ール列を構成する個々のスパイラル型膜エレメントのス
パイラル形状の膜体の膜にはUF膜、RO膜、MF膜等
があるが、いずれも図2に示すように膜エレメント10
は膜体11と、膜体を貫通する集水管12と、集水管の
両端部に固定されて膜体の各端部を支持する鍔13とか
らなる。
膜エレメントの、集水管同志を筒形ジョイント14でつ
ないで直列に接続して膜モジュール列20にし、この膜
モジュール列を1つ宛、原水が蛇行して流れるように連
結した複数本(図では3本)の筒形耐圧容器(ベッセ
ル)30の1本宛の内部に収容し、各耐圧容器の一端部
にある膜エレメントの集水管の端部はプラグ15で閉じ
ると共に、プラグ15と、耐圧容器の一端部を塞ぐエン
ドプレート31とをボルト16で連結して膜モジュール
列が器内で移動するのを防止し、耐圧容器の他端部を塞
ぐエンドプレート32には透過水取出管33を貫通して
固定し、この透過水取出管の器内の端部と容器の他端部
にある膜エレメントの集水管12を筒形ジョイント14
で接続し、膜分離装置を構成する。
を蛇行して流れる様に、1段目の容器30−Iの一端部
に原水の供給口34、3段目の容器30−IIIの他端
部に濃縮水の流出口35が設けてある。これにより1段
目と、3段目の筒形耐圧容器30−I、30−IIIに
収容された膜モジュール列を透過した透過水は該容器中
を流れる原水と同方向に集水管中を流れ、2段目の筒形
耐圧容器30−IIに収容された膜モジュール列を透過
した透過水は該容器中を流れる原水とは反対方向に集水
管中を流れ、夫々透過水取出管から排出されるので、図
示しない貯溜タンクに貯溜し、一部は逆洗用の洗浄水に
使用する。
を行うと、膜は捕捉した濁質で次第に目詰まりし、単位
膜面積当たりの透過水量(フラックス)が減少する。こ
のため、定期的に膜濾過運転を中断し、洗浄水導入手段
40により透過水を逆洗水として水頭圧、又は空気で加
圧して透過水取出管33から膜モジュール列の集水管1
2に供給し、膜体11を逆洗する必要がある。しかし、
上記従来装置では透過水取出管33は膜モジュール列の
一方の端部の膜エレメントNo.1の集水管にだけ接続
してあるため、逆洗による膜エレメントNo.1、N
o.2、No.3、No.4の洗浄効果は、透過水取出
管33から離れた膜エレメントほど低下して No.1>No.2>No.3>No.4 になり、これに伴い目標通りのフラックスが得られなく
なる。この逆洗効果の低下は、透過水取出管から離れる
ほど膜エレメントに充分な量の逆洗水を供給できなくな
るためと思われる。
ュール列を収容した筒形耐圧容器の両端を塞ぐ各エンド
プレートに透過水取出管を貫通して設けると共に、その
各透過水取出管を前記膜モジュール列の各端部のスパイ
ラル型膜エレメントの集水管に連結し、且つ各透過水取
出管に洗浄水を導入する洗浄水導入手段を設けたことを
特徴とする。
じ構成要素には同じ符号を付してある。この実施例でも
複数本(図では3本)の筒形耐圧容器30を、原水が蛇
行して流れるように連結してある。各筒形耐圧容器には
4つ、又は8つ(図では4つ)の膜エレメント10を筒
形ジョイント14で直列に接続した膜モジュール列20
を1本宛収容する。各筒形耐圧容器の各端部を塞ぐ2つ
のエンドプレート31,32には夫々透過水取出管33
を貫通して固定し、各透過水取出管の器内に位置する端
部と、膜モジュール列20の各端部の集水管12とを筒
形ジョイント14で連結する。各エンドプレート31,
32に取付けた透過水取出管33,33は膜モジュール
列20が筒形耐圧容器30中で移動するのを防止する役
目も兼ねる。
4に原水を供給し、3段目の筒形耐圧容器30−III
の流出口35から排出させると、各筒形耐圧容器中を流
れる際に膜モジュール列20を構成する膜エレメントを
透過して集水管に流れ込んだ透過水は各筒形耐圧容器の
両端のエンドプレート31,32に取付けた透過水取出
管33,33から外に排出され、夫々貯溜される。
逆洗する際は、洗浄水導入手段40により各筒形耐圧容
器の両端のエンドプレート31,32に取付けた透過水
取出管33,33から透過水を水頭圧、又は空気で加圧
して供給する。これによりエンドプレート32に取付け
た透過水取出管33に供給した透過水は、主として膜エ
レメントNo.1、No.2を洗浄し、エンドプレート
31に取付けた透過水取出管33に供給した透過水は、
主として膜エレメントNo.4、No.3を洗浄する。
この結果、膜エレメントNo.1、No.2、No.
3、No.4の洗浄効果は、 No.1≧No.2=No.3≦No.4 になり、洗浄効果は向上して膜濾過運転を行った際のフ
ラックスは従来装置の約1.5倍にアップする。
来装置を使用し、同じ運転条件で某市の市水の濁質除去
を行った際のフラックスを以下に示す。使用した膜エレ
メントはスパイラル型UF型膜エレメントであり、運転
方法は27分運転/3分逆洗、運転期間は2月10日〜
9月24日である。従来装置の定常運転時のフラックス
は2.2m3 /m2 Dayであるのに対し、実施装置の
定常運転時のフラックスは3.0m3 /m2 Dayであ
った。
各筒形耐圧容器中に収容した膜モジュール列を構成する
個々の膜エレメントを同程度に充分に洗浄することがで
きる。これにより膜面のスケール成分の堆積量が低減
し、高フラックスを達成できる。
例の模式断面図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 筒形耐圧容器と、集水管を連結して直列
に接続され、上記筒形耐圧容器中に収容された複数のス
パイラル型膜エレメントからなる膜モジュール列と、前
記筒形耐圧容器の両端を塞ぐエンドプレートを備えたス
パイラル型膜分離装置において、筒形耐圧容器の両端を
塞ぐ各エンドプレートに透過水取出管を貫通して設ける
と共に、その各透過水取出管を前記膜モジュール列の各
端部のスパイラル型膜エレメントの集水管に連結し、且
つ各透過水取出管に洗浄水を導入する洗浄水導入手段を
設けたことを特徴とするスパイラル型膜分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35482092A JP3264007B2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | スパイラル型膜分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35482092A JP3264007B2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | スパイラル型膜分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06182163A true JPH06182163A (ja) | 1994-07-05 |
JP3264007B2 JP3264007B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=18440123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35482092A Expired - Fee Related JP3264007B2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | スパイラル型膜分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3264007B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1019565C2 (nl) * | 2001-12-14 | 2003-06-17 | Norit Membraan Tech Bv | Membraanfilterbehuizing en werkwijze welke deze toepast. |
KR20140143805A (ko) * | 2012-03-22 | 2014-12-17 | 미쯔이 죠센 가부시키가이샤 | 수처리용 막모듈 유닛 |
JP2016087516A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 株式会社日立製作所 | 逆浸透処理装置 |
-
1992
- 1992-12-18 JP JP35482092A patent/JP3264007B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1019565C2 (nl) * | 2001-12-14 | 2003-06-17 | Norit Membraan Tech Bv | Membraanfilterbehuizing en werkwijze welke deze toepast. |
WO2003051497A1 (en) * | 2001-12-14 | 2003-06-26 | Norit Membraan Technologie B.V. | Membrane filter housing and method of using the same |
KR20140143805A (ko) * | 2012-03-22 | 2014-12-17 | 미쯔이 죠센 가부시키가이샤 | 수처리용 막모듈 유닛 |
JP2016087516A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 株式会社日立製作所 | 逆浸透処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3264007B2 (ja) | 2002-03-11 |
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