JPH06176283A - 警備システム - Google Patents

警備システム

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JPH06176283A
JPH06176283A JP33133092A JP33133092A JPH06176283A JP H06176283 A JPH06176283 A JP H06176283A JP 33133092 A JP33133092 A JP 33133092A JP 33133092 A JP33133092 A JP 33133092A JP H06176283 A JPH06176283 A JP H06176283A
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Junichi Otake
淳一 大竹
Takao Motoi
高雄 元居
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 監視解除の不正な入力操作を判別できるよう
にする。 【構成】 センサ3の検出信号による異常検出情報及び
監視開始又は監視解除の入力操作による監視開始情報又
は監視解除情報を自動送出する端末装置2を有する被監
視部1−1〜1−nと、これらの被監視部1−1〜1−
nと交換回線網8を介して接続される監視センタ4とを
備えた警備システムに於いて、監視センタ4は送受信部
5とデータ処理部6と照合情報設定部7とを有し、照合
情報設定部7に、解除異常取扱時間と異常入退出者コー
ドとの何れか一方又は両方を設定し、監視センタ4は、
被監視部からの監視解除情報を受信した時、受信時刻が
解除異常取扱時間内の場合又は監視解除情報に付加され
た入退出者コードが設定異常入退出者コードと一致する
場合は、受信した監視解除情報を異常検出情報として処
理し、監視解除を行わない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異常な監視解除の入力
操作についても監視できるようにした警備システムに関
する。警備システムは、赤外線センサ,温度センサ,煙
センサ等の各種のセンサを被監視部の事業所内や倉庫内
に配置し、監視開始後に、センサから検出信号が得られ
ると、センサを接続した端末装置から監視センタに交換
回線を介して異常検出情報を自動的に送出し、監視セン
タでは、異常検出情報を受信した時に、警備員を派遣す
るものである。又被監視部で監視解除の入力操作を行う
と、監視センタはこの被監視部に対する監視を中止す
る。従って、悪意による監視解除を検出することが必要
となる。
【0002】
【従来の技術】従来例の警備システムは、事業所や倉庫
等の被監視部毎にオートダイヤル等の機能を備えた端末
装置を設置し、この端末装置に、監視目的に対応した構
成のセンサを接続する。この端末装置は、監視開始又は
監視解除の入力操作に応じて監視センタに監視開始情報
又は監視解除情報を自動送出する。監視センタは、監視
開始情報を受信すると、この被監視部に対しては監視状
態とし、又監視解除情報を受信すると、この被監視部に
対して非監視状態とする。通常は、最後に退出する従業
員等が監視開始の入力操作を行い、最初に出勤した従業
員等が監視解除の入力操作を行うことになる。それによ
り、従業員等が存在する場合の監視を行わず、無人状態
となった場合の不法侵入等を監視センタで監視すること
ができる。
【0003】監視開始と監視解除との入力操作は、端末
装置本体に付属したカードリーダ或いは別体のカードリ
ーダに磁気カードやICカード等のカードを挿入するこ
とにより行う場合が一般的である。このカードは、被監
視部対応の暗証番号とカード対応の番号等が記憶されて
おり、カードリーダにより読み取った暗証番号が正しけ
れば、監視開始情報又は監視解除情報を監視センタに送
出することになる。又カード対応の番号等は、カードを
携帯する従業員と対応させて、監視開始又は監視解除の
入力操作を行った従業員の入退出者コードとして管理し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例の警備システム
に於いては、監視開始又は監視解除の入力操作は、磁気
カードやICカード等のカードを用い行うものであり、
このカードを紛失した場合や盗難にあった場合には、拾
得カードや盗品カードを用いて監視解除の入力操作が可
能となる。このような悪意による監視解除の入力操作に
よる監視解除情報を受信した監視センタは、正常な入力
操作であるか不正な入力操作であるかを識別できないも
のであり、監視解除情報を受信すれば、監視状態から非
監視状態に切替えることになる。このように非監視状態
に切替えられると、被監視部に侵入しても異常検出情報
が送出されないことになる。従って、カードの紛失や盗
難により、そのカードを使用する警備システムの暗証コ
ード体系を変更する必要が生じ、総てのカードを交換し
なければならない場合が生じる。又このような処置は迅
速に行うことが困難であるから、その間に不正使用され
る可能性が大きい問題がある。本発明は、このような異
常な監視解除の入力操作を識別し、監視状態を継続する
ことにより、警備システムの信頼性を向上することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の警備システム
は、図1を参照して説明すると、赤外線センサ,温度セ
ンサ,煙センサ等の各種のセンサ3の検出信号による異
常検出情報及び監視開始又は監視解除の入力操作による
監視開始情報又は監視解除情報を自動送出する端末装置
2を有する被監視部1−1〜1−nと、この被監視部1
−1〜1−nと交換回線網7等を介して接続され、送受
信部5及びデータ処理部6等を有する監視センタ4とを
備えた警備システムであって、監視センタ4に、解除異
常取扱時間と異常入退出者コードとの何れか一方又は両
方を設定する照合情報設定部7を設け、監視センタ4
は、被監視部からの監視解除情報を受信した時、この監
視解除情報の受信時刻が照合情報設定部7に設定された
解除異常取扱時間内である時又はこの監視解除情報に付
加された入退出者コードが異常入退出者コードと一致す
る時は、この監視解除情報を異常検出情報として処理す
るものである。
【0006】又被監視部1−1〜1−nに、異常入退出
者コードを設定する設定部と照合部とを設け、監視セン
タ4から被監視部1−1〜1−nの設定部に、異常入退
出者コードをダウンロードにより設定し、被監視部1−
1〜1−nに於ける監視解除の入力操作時に、その入力
操作により読み込んだ入退出者コードと、設定部に設定
された異常入退出者コードとを照合部に於いて照合し、
照合不一致の場合は、監視センタ4に監視解除情報を送
出し、照合一致の場合は、監視解除情報を送出した後又
は送出しないで、異常検出情報を送出するものである。
【0007】
【作用】被監視部1−1〜1−nの夜間や休日等の無人
状態となる時間帯を、解除異常取扱時間として照合情報
設定部7に設定する。又は被監視部1−1〜1−nに於
ける監視開始及び監視解除の入力操作を行う為のカード
を紛失した場合、そのカード番号等の入退出者コードを
照合情報設定部7に設定する。被監視部1−1〜1−n
に於いて監視解除の入力操作を行ったことによる監視解
除情報が端末装置2から交換回線網8を介して監視セン
タ4の送受信部5で受信されると、データ処理部6は、
監視解除情報の受信時刻が照合情報設定部7に設定され
た解除異常取扱時間内であるか否かを判定し、解除異常
取扱時間内の場合は、悪意による監視解除の入力操作を
行ったものとして、異常検出情報受信の場合と同様に処
理する。又解除異常取扱時間内でない場合でも、監視解
除情報に付加された入退出者コードが、異常入退出者コ
ードと照合一致する場合は、不正による監視解除の入力
操作を行ったものとして、異常検出情報受信の場合と同
様に処理する。
【0008】又被監視部1−1〜1−nに設定部と照合
部とを設け、紛失カードや盗難カードに記録されている
入退出者コードを任意の手段で監視センタ4に通報し、
監視センタ4からダウンロードにより設定部に異常入退
出者コードとして設定する。そして、被監視部に於いて
監視解除の入力操作を行った時に読み込んだ入退出者コ
ードと、設定部に設定された異常入退出者コードとを照
合部に於いて照合し、照合一致の場合は、不正による監
視解除の入力操作と判定し、監視センタ4へ監視解除情
報を送出した後、異常検出情報を送出する制御を行う
か、又は監視解除情報を送出する代わりに異常検出情報
を送出する制御を行うものである。それにより、監視セ
ンタ4では監視状態を継続し、且つ異常検出情報の受信
による処理を行う。
【0009】
【実施例】図2は本発明の実施例の監視センタの要部ブ
ロック図であり、11はプロセッサ(CPU)、12は
送受信部、13はプログラム等を格納したリードオンリ
メモリ(ROM)、14は解除異常取扱時間や異常入退
出者コードを設定する照合情報設定部等の領域を有する
ランダムアクセスメモリ(RAM)、15は表示部、1
6はキーボード、17はプリンタ、18はオートダイヤ
ル電話機である。送受信部12は、プロセッサ11によ
り制御されて、被監視部に対して自動発呼及び自動応答
を行う機能を備えている。
【0010】図3は本発明の実施例の被監視部の要部ブ
ロック図であり、20は端末装置、21はプロセッサ
(CPU)、22は回線終端装置(NCU)、23はプ
ログラム等を格納したリードオンリメモリ(ROM)、
24は異常入退出者コード等を格納できるランダムアク
セスメモリ(RAM)、25は音声出力部、26は液晶
表示器等の表示部、27,29は監視開始又は監視解除
の入力操作を行う為のカードリーダ、28はインタフェ
ース部(IF)、30はテンキー等による設定入力部、
31は赤外線センサ,温度センサ,煙センサ,破壊を検
出する振動センサ等の各種の構成の任意数のセンサ、3
2は遠隔制御可能の外部機器である。
【0011】回線終端装置22は、プロセッサ21によ
り制御され、監視センタに対する自動発呼及び自動応答
を行う機能を備えている。又センサ31の検出信号は、
インタフェース部28を介してプロセッサ21により読
み取られ、プログラムに従って異常検出情報が形成さ
れ、回線終端装置22が制御されて監視センタに自動発
呼され、監視センタの応答により異常検出情報が送出さ
れる。この場合、カードリーダ27,29にカードを挿
入して監視解除の入力操作を行った場合は、異常検出情
報の送出制御は行われないことになる。
【0012】被監視部が監視状態の場合に、その被監視
部のセンサ32により異常を検出すると、その検出信号
がインタフェース部28を介してプロセッサ21により
読み取られると、プロセッサ21は回線終端装置22を
起動して監視センタに対して自動発呼させる。監視セン
タでは、送受信部12により自動応答するから、回線終
端装置22からプロセッサ21の制御によって異常検出
情報が監視センタに送出される。監視センタでは、送受
信部12により受信した異常検出情報をプロセッサ11
が処理し、ランダムアクセスメモリ14に受信記録する
と共に、表示部15に異常表示を行わせる。この場合の
異常表示と共にブザーの鳴動やランプの点滅等の異常発
生表示を行わせることもできる。プリンタ17により異
常発生の被監視部のデータをプリントアウトさせること
もできる。この場合の表示部15の異常表示内容又はプ
リンタ17のプリントアウト内容を確認し、異常発生の
被監視部に、オートダイヤル電話機18による状況確認
や警備員を派遣する等の処置を行うことになる。
【0013】又被監視部に於いてカードリーダ27,2
9にカードを挿入して監視開始又は監視解除の入力操作
を行うと、プロセッサ21の制御により回線終端装置2
2から監視センタに自動発呼し、監視センタの応答によ
り監視開始情報又は監視解除情報を送出する。その場
合、カードに記録された入退出者コードを付加して送出
する。又監視開始情報を送出すると、表示部26に監視
中を表示し、監視解除情報を送出すると、表示部26に
非監視中であることを表示する。この表示はランプの点
灯,消灯による表示とすることもできる。監視センタで
は、監視開始情報又は監視解除情報を送受信部12で受
信すると、プロセッサ11は、監視解除情報か否かを判
定し、監視解除情報の場合、その受信時刻が照合情報設
定部に設定された解除異常取扱時間内か否かを判定し、
解除異常取扱時間内の場合は異常検出情報を受信した場
合と同様に、解除異常を表示部15に表示させる。又入
退出者コードが異常入退出者コードと一致した場合も、
解除異常として処理する。
【0014】図4は照合情報設定部の説明図であり、被
監視部番号と異常入退出者コードと解除異常取扱時間と
特別日と第1緊急連絡先と第2緊急連絡先との欄或いは
更に第3,第4の緊急連絡先の欄が形成され、被監視部
番号対応にそれぞれ設定される。解除異常取扱時間は、
被監視部毎に各種の時間帯となり、又特別日は休日等の
場合の解除異常取扱時間を示す。例えば、被監視部番号
1の異常入退出者コードとして紛失カード又は盗難カー
ドの入退出者コードのA,Fが登録され、又解除異常取
扱時間は、1時から5時までの間とし、又休日等の特別
日の解除異常取扱時間は、22時から5時までの間と
し、被監視部番号1に於ける異常発生時に連絡する第1
緊急連絡先の電話番号として、0123−4567が登
録され、第1緊急連絡先が不在の場合の第2緊急連絡先
の電話番号として0123−5678が登録されている
場合を示す。
【0015】この照合情報設定部は、ランダムアクセス
メモリ14或いは専用のテーブルとして構成するもので
あり、異常入退出者コードや解除異常取扱時間は、被監
視部からの申告等に基づいて、例えば、キーボード16
から入力し、表示部15に表示して確認しながら設定す
ることができる。
【0016】図5は本発明の第1の実施例のフローチャ
ートであり、(1)〜(10)のステップについて示
し、監視センタは、受信情報が監視解除情報であるか否
かを判定し(1)、監視解除情報でない場合は、監視解
除状態か否かを判定し(9)、監視解除状態であれば終
了とし、又監視解除状態でなければ、ステップ(1)に
戻り、次の受信情報の判定に移行する。
【0017】又監視解除情報を受信した場合は、その監
視解除情報に付加された入退出者コードと、照合情報設
定部に設定された異常入退出者コードと照合し(2)、
照合一致か否かを判定し(3)、照合不一致の場合は、
受信時刻と解除異常取扱時間帯と照合し(4)、設定さ
れた解除異常取扱時間内でなければ、正しい監視解除情
報として、監視解除処理を行う(10)。
【0018】又ステップ(3)に於ける照合一致の場合
及びステップ(5)に於ける受信時刻が解除異常取扱時
間帯内の場合は、解除異常データを作成し(6)、その
解除異常データを表示部15に表示し(7)、又解除異
常データをプリントアウトする(8)。そして、監視解
除状態であるか否かを判定し(9)、監視解除状態でな
い場合は、ステップ(1)に移行する。この第1の実施
例に於いては、異常入退出者コードと解除異常取扱時間
との両方について照合する場合を示すが、警備システム
の監視条件等に対応して、何れか一方のみの照合を行う
システムとすることもできる。
【0019】図6は照合情報設定用表示画面の説明図で
あり、監視センタの表示部15に表示された被監視部N
o.1についての一例を示し、警備物件名,電話番号,
制御項目名対応の応答項目名の一覧表,試験機能の有
無,制御機能の有無,警備開始年月日,契約年月日,火
報点検業者名,接続回線番号,待機所名,距離,所要時
間,監視を開始する開始設定時刻,開始異常取扱時間,
解除設定時刻,解除異常取扱時間,特記事項,休日設
定,異常取扱入退出者コード,巡回数,預かりキー又は
カード,預けキー又はカード等の各種の項目がある。
【0020】この表示画面に於いては、被監視部番号1
に於けるカード紛失等により異常取扱入退出者コードと
してA,Fが設定表示された場合を示している。又解除
異常取扱時間として、01:00〜05:00が設定表
示され、又休日設定は、特別日に対応し、日曜日と祭日
とが設定表示された場合を示し、キーボード16により
入力することができる。このような表示内容を確認し
て、「登録」を指定することにより、照合情報設定部に
登録される。
【0021】この照合情報設定部に設定された情報は、
キーボード16等からの入力操作により表示部15に表
示することができる。なお、開始異常取扱時間は省略す
ることもできる。又開始設定時刻(例えば、23:0
0)になっても監視開始情報を受信できない場合、或い
は解除設定時刻(例えば、09:00)になっても監視
解除情報を受信できない場合は、被監視部の端末装置2
0等の異常,交換回線網の異常等による場合、或いは監
視開始又は監視解除の入力操作を忘れた場合等であるか
ら、監視センタから被監視部に連絡することになる。こ
の場合の連絡は、被監視部の番号指定等により自動発呼
することができる。
【0022】図7は本発明の第2の実施例のフローチャ
ートであり、(11)〜(19)のステップについて示
し、監視センタから被監視部に異常入退出者コードをダ
ウンロードした場合であり、例えば、監視センタの照合
情報設定部に異常入退出者コードが設定された時に、照
合情報設定部の被監視部番号を基に、プロセッサ11の
制御により送受信部12から被監視部番号の被監視部に
対して自動発呼し、異常入退出者コードを送出する。被
監視部に於いては、プロセッサ21の制御により例え
ば、ランダムアクセスメモリ24の一部領域を設定部と
して異常入退出者コードを設定する。なお、被監視部の
設定入力部30により異常入退出者コードを設定するこ
とも可能である。
【0023】そして、監視解除の入力操作の為にカード
リーダ27,29にカードを挿入して暗証番号と入退出
者コードとを読み取らせると(11)、読取暗証番号と
設定暗証番号とを照合し(12)、照合一致か否かを判
定し(13)、照合不一致の場合は、入力操作に従わず
に現状維持のままとする(18)。又照合一致の場合
は、異常入退出者コードの設定が行われているか否かを
判定し(14)、異常入退出者コードが設定部に設定さ
れていない場合は、入力操作に従った監視開始又は監視
解除の情報を送出する(17)。
【0024】又異常入退出者コードが設定部に設定され
ている場合は、読取入退出者コードと設定異常入退出者
コードとを照合する(15)。この場合の照合部はプロ
セッサ21の比較処理機能により実現することができ
る。そして、照合一致か否かを判定し(16)、照合不
一致の場合は、正しい入力操作と判断して、入力操作に
従った監視開始又は監視解除の情報を送出する(1
7)。
【0025】又読取入退出者コードと設定異常入退出者
コードとが照合一致した場合は、入力操作に従わずに現
状維持とする(18)。この入力操作に従わずに現状維
持とした場合は、異常検出情報を監視センタに通報する
(19)。即ち、監視解除の入力操作を不正なカードを
用いて行った場合には、異常検出情報を送出する。この
実施例は、監視解除の入力操作時に、異常入退出者コー
ドとして設定登録されたカードを用いて行った場合、監
視解除情報を送出することなく、異常検出情報を送出す
るものであるが、監視解除情報を送出した後に、異常検
出情報を送出するように制御する構成とすることも可能
である。
【0026】図8はオートダイヤル操作時の表示画面の
説明図であり、被監視部からの異常検出情報を受信した
監視センタは、表示部15に異常検出情報を送出した被
監視部の緊急連絡先等を表示させ、その緊急連絡先をカ
ーソルで指示することにより、その緊急連絡先の電話番
号をオートダイヤル機能によってダイヤルするものであ
り、異常表示画面に、例えば、顧客No.として被監視
部番号(0001),警備物件名(UVW),待機所
(XX),異常発生情報等の発報種別(CDF),着信
(v),管制(w),指示(x),通報(y),連絡
(z),現地(m)等により時刻,取扱者名,内容等を
表示し、被監視部の電話番号と緊急連絡先及び警察,消
防等の連絡先を表示する。
【0027】図9はオートダイヤル処理のフローチャー
トであり、例えば、図8の表示内容の緊急連絡先の一番
目にカーソルを移動してマウスによるクリック或いはキ
ーボード16の実行キーの押下により、第1緊急先を指
定すると、プロセッサ11は、その第1緊急先の電話番
号(01234567)を読出して、送受信部12を制
御し、第1緊急先にダイヤルする(21)。この第1緊
急先が不在か否かを所定時間内の応答の有無により判定
し(22)、所定時間内に応答した場合は、異常発生連
絡を行う(29)。
【0028】又第1緊急先が不在の場合は、プロセッサ
11は、第2緊急先の電話番号(01235678)を
読出して、送受信部12を制御し、第2緊急先にダイヤ
ルする(23)。この第2緊急先が不在か否かを判定し
(24)、在宅ならば異常発生連絡を行い(29)、不
在ならば次の第3緊急連絡先のダイヤル番号を読出し
て、送受信部12を制御し、第3緊急先にダイヤルする
(25)。以下同様にしてステップ(26),(2
7),(28)の処理を行い、何れも不在の場合は、設
定された緊急連絡先が第4までの場合、ステップ(2
1)に移行し、所定回数の処理により異常終了とする。
又第5以上の緊急連絡先が登録されている場合に、それ
ぞれ不在ならば最後の緊急連絡先までダイヤルすること
になる。このようなオートダイヤル処理をプロセッサ1
1の制御により行うことにより、監視センタの監視員の
負担が著しく軽減されることになる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、監視セ
ンタ4に、解除異常取扱時間と異常入退出者コードとの
何れか一方又は両方を設定する照合情報設定部7をラン
ダムアクセスメモリ等に形成し、被監視部1−1〜1−
nからの監視解除情報を受信した時に、その受信時刻が
解除異常取扱時間内である場合は、解除異常として処理
し、又監視解除情報に付加された入退出者コードと異常
入退出者コードとが一致する場合は、不正な監視解除入
力操作を行ったものと判定して、解除異常として処理す
る。従って、紛失カードや盗難カードにより監視解除の
入力操作を行った場合や、深夜等に不法侵入しようとし
て監視解除を行った場合は、監視センタで監視解除を行
わずに、異常検出情報を受信した場合と同様に処理し、
警備員の派遣や緊急連絡先への異常発生連絡を行うこと
ができるから、警備システムの信頼性を向上することが
できる利点がある。又解除異常取扱時間は、休日等の特
定日毎に解除異常取扱時間を設定することも可能であ
り、被監視部の特性に対応して細やかなサービスが可能
となる。
【0030】又監視センタ4から被監視部1−1〜1−
nに異常入退出者コードをダウンロードにより設定する
ことにより、監視センタ4から被監視部に出向いて設定
する必要がなく、迅速に異常入退出者コードを被監視部
に設定することができる。そして、被監視部に於いて監
視解除の入力操作を行った時の入退出者コードと設定異
常入退出者コードとが一致する場合に、監視センタ4に
解除異常として異常検出情報を送出することができるか
ら、監視センタ4に於いて判断するよりも迅速に不正な
監視解除の入力操作を行ったことを検出できる。従っ
て、警備システムの信頼性を向上できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例の監視センタの要部ブロック図
である。
【図3】本発明の実施例の被監視部の要部ブロック図で
ある。
【図4】照合情報設定部の説明図である。
【図5】本発明の第1の実施例のフローチャートであ
る。
【図6】照合情報設定用表示画面の説明図である。
【図7】本発明の第2の実施例のフローチャートであ
る。
【図8】オートダイヤル操作時の表示画面の説明図であ
る。
【図9】オートダイヤル処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1−1〜1−n 被監視部 2 端末装置 3 センサ 4 監視センタ 5 送受信部 6 データ処理部 7 照合情報設定部 8 交換回線網

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサ(3)の検出信号による異常検出
    情報及び監視開始又は監視解除の入力操作による監視開
    始情報又は監視解除情報を自動送出する端末装置(2)
    を有する被監視部(1−1〜1−n)と、該被監視部
    (1−1〜1−n)と回線を介して接続され、送受信部
    (5)及びデータ処理部(6)を有する監視センタ
    (4)とを備えた警備システムに於いて、 前記監視センタ(4)に、解除異常取扱時間と異常入退
    出者コードとの何れか一方又は両方を設定する照合情報
    設定部(7)を設け、 前記監視センタ(4)は、前記被監視部からの監視解除
    情報を受信した時、該監視解除情報の受信時刻が前記照
    合情報設定部(7)に設定された解除異常取扱時間内で
    ある時又は該監視解除情報に付加された入退出者コード
    が前記異常入退出者コードと一致する時は、該監視解除
    情報を異常検出情報として処理することを特徴とする警
    備システム。
  2. 【請求項2】 センサ(3)の検出信号による異常検出
    情報及び監視開始又は監視解除の入力操作による監視開
    始情報又は監視解除情報を自動送出する端末装置(2)
    を有する被監視部(1−1〜1−n)と、該被監視部
    (1−1〜1−n)と回線を介して接続され、送受信部
    (5)及びデータ処理部(6)を有する監視センタ
    (4)とを備えた警備システムに於いて、 前記被監視部(1−1〜1−n)に、異常入退出者コー
    ドを設定する設定部と照合部とを設け、 前記監視センタ(4)から前記被監視部(1−1〜1−
    n)の前記設定部に、異常入退出者コードをダウンロー
    ドにより設定し、前記被監視部(1−1〜1−n)に於
    ける監視解除の入力操作時に、該入力操作により読み込
    んだ入退出者コードと、前記設定部に設定された異常入
    退出者コードとを前記照合部に於いて照合し、照合不一
    致の場合は、前記監視センタ(4)に監視解除情報を送
    出し、照合一致の場合は、前記監視センタ(4)に監視
    解除情報を送出した後又は送出しないで、異常検出情報
    を送出することを特徴とする警備システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006244039A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Secom Co Ltd 監視装置
JP2009098757A (ja) * 2007-10-13 2009-05-07 King Tsushin Kogyo Kk セキュリティ監視制御システム
JP2011209950A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Secom Co Ltd 警備装置
JP2021033399A (ja) * 2019-08-16 2021-03-01 セコム株式会社 携帯端末、警備システム及びプログラム

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