JPH06175957A - 周辺機器制御装置 - Google Patents

周辺機器制御装置

Info

Publication number
JPH06175957A
JPH06175957A JP4330573A JP33057392A JPH06175957A JP H06175957 A JPH06175957 A JP H06175957A JP 4330573 A JP4330573 A JP 4330573A JP 33057392 A JP33057392 A JP 33057392A JP H06175957 A JPH06175957 A JP H06175957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral device
request
processing request
processing
client
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4330573A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Onishi
達也 大西
Hiromi Wada
浩美 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4330573A priority Critical patent/JPH06175957A/ja
Priority to DE69326874T priority patent/DE69326874T2/de
Priority to EP99104122A priority patent/EP0918283B1/en
Priority to US08/164,921 priority patent/US5655152A/en
Priority to EP99104121A priority patent/EP0918282B1/en
Priority to DE69332703T priority patent/DE69332703T2/de
Priority to EP93309919A priority patent/EP0601860B1/en
Priority to DE69332751T priority patent/DE69332751T2/de
Publication of JPH06175957A publication Critical patent/JPH06175957A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クライアントが他のサーバのもとへ移動して
も、移動を意識せず、移動先のサーバに接続されている
周辺機器を移動前と同様の方法で使用することのできる
環境を提供することを目的とする。 【構成】 周辺機器制御装置(サーバ)において、要求
処理部11は、周辺機器の種別を指定した周辺機器処理
要求を受信し、周辺機器管理部12にある周辺機器種別
と周辺機器の対応表と、クライアント情報管理部13に
あるクライアントごとの同様の対応表から処理要求を送
信すべき周辺機器を特定し、周辺機器処理を行う。クラ
イアントごとの対応表は、クライアントが参照・更新で
きる。周辺機器処理要求を他のサーバから受信したり、
他のサーバに接続されている周辺機器に関する処理要求
を送信することも可能である。周辺機器へのアクセス権
限に関しては、アクセス権限管理部14が一元的な管理
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、他の装置から周辺機器
への処理要求を受信し、それに従って周辺機器に関する
処理を行う周辺機器制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータなどの機器の小型化
・軽量化が進展するとともに、サーバ内の、或いはサー
バに接続された資源を複数のクライアントが利用すると
いう形態が増えてきている。このような形態において
は、プリンタ、FAX、スキャナ、電子黒板などの周辺
機器は周辺機器制御装置としてのサーバに接続され、ク
ライアントはサーバに処理要求を送出することによって
それらの機器を利用する。また、クライアントがサーバ
間を移動して別のサーバに接続され、そのサーバ内の或
いはそのサーバに接続された資源を利用するという形態
も普及しつつある。
【0003】以下図面を参照しながら、従来のシステム
の一例について説明する。図27に従来のサーバを用い
たシステムの一構成例を示す。同図においてサーバAに
は周辺機器としてプリンタP1とFAX F1が接続さ
れ、サーバBにはプリンタP2、FAX F2、スキャ
ナSが接続されている。クライアントcは最初サーバA
に接続されている。サーバAに接続されたプリンタP
1、FAX F1をクライアントcが利用する際には、
それぞれサーバA内に存在するプリンタ制御プロセスp
1、FAX制御プロセスf1に処理要求を送信すること
によりこれを行う。プリンタ制御プロセスp1、FAX
制御プロセスf1に送信する処理要求は、一般に異なっ
たフォーマットを持つデータである。
【0004】その後クライアントcが移動してサーバB
に接続され、物理的距離などの事情からサーバBに接続
された周辺機器を利用したい場合には、それぞれサーバ
B内に存在するプリンタ制御プロセスp2、FAX制御
プロセスf2にそれぞれ処理要求を送信する。さらにス
キャナSを利用したい場合には、同じくサーバB内に存
在するスキャナ制御プロセスsに処理要求を送信する。
スキャナ制御プロセスに送信する処理要求は、プリンタ
制御プロセスp2、FAX制御プロセスf2に送信する
処理要求とは一般に異なったフォーマットを持つ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術によれば、次の3つの問題点がある。第1に、同じ種
類の周辺機器への処理要求の手順やデータフォーマット
がサーバにより異なるため、クライアントが別のサーバ
のもとに移動したり、サーバの負荷などを考慮して別の
サーバに接続された周辺機器を利用する場合に、それま
でと同じ方法で別のサーバに接続されている周辺機器を
利用することができないという問題点である。例えば図
27において、サーバAに接続されていたクライアント
cが移動してサーバBに接続され、サーバBに接続され
た周辺機器を利用する場合、例えばプリンタの利用はプ
リンタ制御プロセスp2を通じて行うことになるが、プ
リンタ制御プロセスp2に対する処理要求の形式はプリ
ンタ制御プロセスp1に対するそれとは一般に異なる。
このような場合にはユーザがそれらの周辺機器に対する
処理要求の送出手順やデータフォーマットを調べ、それ
に基づいてクライアントc上で設定を行うなどの作業が
必要となる。一例としてサーバA、BがUNIXオペレ
ーティングシステムを搭載している場合、プリンタ制御
プロセスp1、プリンタ制御プロセスp2の機能はlp
dというデーモンプロセスが行い、プリンタおよびプリ
ント出力の形式の指定はprintcapと呼ばれるフ
ァイルに書かれたエントリ名を指定することにより行う
が、このエントリ名はサーバごとに独立して決められる
ため、サーバAでプリンタP1を利用するときに用いる
エントリ名と、サーバBでP2を利用するときに用いる
エントリ名とは一般に異なる。したがって、クライアン
トcがサーバBに移動したときには、P2を利用するた
めに指定すべきエントリ名をユーザが調べ、それをユー
ザが陽に指定して処理要求を行うか、クライアントc上
でしかるべき設定を行わなければならない。
【0006】第2に、サーバにどのような周辺機器が接
続されているかを知るための方法が用意されていないた
め、移動先でどのような機器を利用することができるの
かを知ることが困難であるという問題点である。例えば
図27において、サーバBにはスキャナSが接続されて
いるが、サーバBにはそのような情報を提供する手段が
ないため、移動してサーバBに接続されたクライアント
cがサーバBからそれを知ることは困難である。
【0007】第3に、異なる種類の周辺機器に対しては
同一サーバ内でも処理要求の手順やデータフォーマット
が異なるため、利用する機器ごとに異なった手順で処理
を要求しなければならないという問題点である。例えば
図27において、クライアントcが同じデータをプリン
タを用いて印刷したい場合にはプリンタ制御プロセスp
1に処理要求を送信し、FAX送信したい場合にはプリ
ンタの場合とは異なったフォーマットの処理要求をFA
X制御プロセスf1に送信しなければならず、クライア
ントcでの処理が複雑になる。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み、周辺機器その
ものではなく周辺機器の種別を指定した周辺機器処理要
求に対して周辺機器を特定して処理を行うことができ、
さらに周辺機器に関する情報の管理や周辺機器に対する
アクセス制御を行うことを可能にするサーバとしての周
辺機器制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、外部装置からの周辺機器に関する処理要求
を受信し、それに従って周辺機器に処理を行わせる周辺
機器制御装置であって、接続されている周辺機器の種別
と周辺機器を特定する識別子との対応関係を示す周辺機
器情報を保持する第1の手段と、周辺機器の種別を指定
した周辺機器処理要求を受信する第2の手段と、周辺機
器処理要求から得る周辺機器の種別を用いて周辺機器情
報を検索し、周辺機器を特定する識別子を抽出する第3
の手段と、前記識別子によって特定される周辺機器に対
し、処理要求に係るデータを送出する第4の手段と、送
出先の周辺機器からの応答を受信する第5の手段と、受
信した応答を処理要求の送信元の外部装置に対して送信
する第6の手段とを備えたものである。
【0010】本発明の周辺機器制御装置は、更に外部装
置と周辺機器の種別と周辺機器の識別番号との対応表を
保持する第7の手段と、外部装置からの要求により上記
対応表から外部装置に関連する内容を抽出する第8の手
段と、抽出した内容に周辺機器の識別番号が含まれてい
れば、第3の手段による周辺機器情報の検索を行うこと
なく第4の手段を通じて周辺機器に処理要求に係るデー
タを送出させ、抽出した内容に周辺機器の識別番号が含
まれていなければ、第2の手段が受信した処理要求を第
3の手段に送るよう制御する第9の手段とを備えたもの
である。
【0011】本発明の周辺機器制御装置は、更に第7の
手段の保有する対応表を更新する第10の手段を有し、
前記第2の手段は外部装置からの要求の種類を判別する
判別部と、要求の種別によってその要求を第3の手段、
第8の手段及び第10の手段のいずれかに送出するかを
選択する選択部を有している。本発明の周辺機器制御装
置は、外部装置からの要求が、処理要求とその外部装置
に関する保有情報の提示要求と、外部装置に関する保有
情報の更新要求の3種類あり、前記選択部は処理要求と
保有情報の提示要求の場合、その要求を第3の手段と第
8の手段の双方に送出し、更新要求の場合第10の手段
に送出することを特徴としている。
【0012】本発明の周辺機器制御装置は、更に外部装
置からの要求が提示要求の場合に、第3の手段の抽出内
容と第8の手段の抽出内容を第6の手段にのみ送信する
第11の手段を有し、第6の手段は、第11の手段を通
じて抽出内容を受け取った場合に、第8の手段の抽出内
容を優先して外部装置に送出するよう優先度判定部を有
することを特徴としている。
【0013】本発明の周辺機器制御装置は、自らに対す
る周辺機器処理要求を他の周辺機器制御装置への周辺機
器処理要求に変換し、変換後の周辺機器処理要求を該当
する周辺機器制御装置に送出する第12の手段と、その
処理要求に対する他の周辺機器制御装置からの応答を、
周辺機器処理要求を送出した外部装置への応答に変換
し、変換後の応答を、周辺機器処理要求を送出した外部
装置に送出する第13の手段とを更に備えている。
【0014】本発明の周辺機器制御装置は、第2の手段
が受信した処理要求が指定する周辺機器の種別を基に、
その処理要求が他の周辺機器制御装置に対するものか、
自己に対するものかを判定する第14の手段を備え、他
の周辺機器制御装置に対する処理要求である場合にその
処理要求を前記第12の手段に送ることをを特徴として
いる。
【0015】本発明の周辺機器制御装置は、第2の手段
が受信した処理要求が他の周辺機器制御装置から送られ
てきたものかどうかを判定する第15の手段を備え、第
6の手段は、他の周辺機器制御装置から送られてきた処
理要求の場合、周辺機器からの応答に、他の周辺機器制
御装置の識別番号と処理を依頼した外部装置の識別番号
の双方を付加する応答データ処理部と、この処理部で作
られた応答は送信元の周辺機器制御装置へ送信する送信
先変更部を有していることを特徴としている。
【0016】本発明の周辺機器制御装置は、接続されて
いる周辺機器に対して外部装置が利用可能かどうかを記
録したアクセス権限表を保持する第16の手段と、第4
の手段が周辺機器に処理要求に係るデータを送出する前
に前記アクセス権限表を用いて処理要求を発した外部装
置がその周辺機器を利用できるか否かを判定し、利用で
きる場合のみ、第4の手段にデータ送出を許可する第1
7の手段とを更に備えている。
【0017】
【作用】請求項1の周辺機器制御装置は、周辺機器の種
別を指定した周辺機器処理要求を受信すると、自らが保
持する周辺機器情報中の周辺機器の種別と周辺機器との
対応表からどの周辺機器に処理要求を送出すべきかを判
断し、周辺機器情報中の処理手順に従って処理要求を送
出する。また、処理要求の送信先である周辺機器から応
答があった場合は、処理要求の送信元である装置にその
応答を返す。
【0018】請求項2の周辺機器制御装置は、自らを介
して周辺機器を利用する外部装置ごとに、周辺機器の種
別とその外部装置が利用する周辺機器の対応表を保持
し、この対応表と、周辺機器の種別と周辺機器との対応
表に基づき、どの周辺機器に処理要求を送出すべきかを
判断して処理を行う。外部装置から要求があった場合に
は、周辺機器の種別とその外部装置が利用する周辺機器
の対応表の内容を通知または更新する。
【0019】請求項3〜5の周辺機器制御装置は、外部
装置からの要求が、処理要求以外の外部装置に関する保
有情報の提示要求であったり、保有情報の更新要求であ
った場合には、相当する手段にそれらの要求を送出して
保有情報を提示し、また保有情報の更新を行う。請求項
6、7、8の周辺機器制御装置は、他の周辺機器制御装
置に接続されている周辺機器に対する処理要求を受信し
た場合には、その処理要求を該当する周辺機器制御装置
に対する処理要求に変換して送出する。また、その周辺
機器制御装置から応答があった場合は、処理要求の送信
元である装置にその応答を返す。
【0020】請求項9の周辺機器制御装置は、自らを介
して周辺機器を利用する装置各々に対し、その装置がど
の周辺機器を利用可能であるかを記録したアクセス権限
表を保持し、周辺機器処理要求に対して、アクセス権限
表に基づいて許可するかどうかの判断を行い、許可する
場合のみ該当する周辺機器に処理要求を送出する。
【0021】
【実施例】以下本発明の周辺機器制御装置の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。 (第1実施例)図1は本発明の第1の実施例における周
辺機器制御装置の構成を示すブロック図であり、周辺機
器制御装置1は、周辺機器としてPOSTSCRIPT
プリンタP1、テキストプリンタP2、FAX F1と
接続され、また周辺機器を利用する装置としてクライア
ントcと接続されている。周辺機器制御装置1内には要
求処理部11と周辺機器管理部12とが設けられてい
る。
【0022】前記要求処理部11は、クライアントcか
らの周辺機器に関する種々の要求の処理を行う。周辺機
器管理部12は、周辺機器P1、P2、F1に関する情
報として、図2に示すように、周辺機器の種別と周辺機
器を特定する識別番号の対応表(以下、周辺機器情報と
いう)を備えていると共に、この周辺機器情報を管理
し、要求処理部11並びに各周辺機器P1、P2、F1
への処理要求の送出、それらからの応答の転送等を行
う。
【0023】尚、図2の周辺機器情報の中の周辺機器を
特定する識別番号とは、その識別番号を指定することに
よって周辺機器制御装置1がその識別番号で特定される
周辺機器に対してアクセスすることができる手段(エン
トリ名)となるものであり、例えば、周辺機器が周辺機
器制御装置とネットワークを介して接続されている場合
は、識別番号はネットワークのアドレスが相当する。
又、周辺機器が周辺機器制御装置に対してシリアルライ
ンで接続されている場合には、識別番号は対応する周辺
機器とつながったポート番号が相当する。
【0024】図3は前記要求処理部11の制御内容を示
すフローチャートであり、図4は周辺機器管理部12の
制御内容を示すフローチャートである。以下、これらの
フローチャートに従って、周辺機器制御装置の動作を説
明する。先ず、クライアントcが周辺機器制御装置に接
続された周辺機器の一つを利用する場合には、図5に1
10で示す処理要求レコードを送信し、周辺機器制御装
置はこれを要求処理部11で受信する。前記処理要求レ
コード110は、処理要求であることを示す情報111
と、送信元クライアント識別番号112と、周辺機器の
種別を示す識別番号113と、周辺機器へ送信すべきデ
ータ114からなるフォーマット構造をもっている。1
13には、機種(プリンタ、FAX、スキャナ、電子黒
板などの別)およびその種類(例えばプリンタなら出力
データのフォーマットなど)を示す識別番号を指定す
る。
【0025】この処理要求レコードを要求処理部11が
受け取ると(S1)、それを周辺機器管理部12へ転送
する(S2)。周辺機器管理部12では、これを受信す
ると(S11)、周辺機器の種別を取り出して(S1
2)、周辺機器情報を検索し(S13)、周辺機器の種
別と同一のエントリに格納されている周辺機器の識別番
号を得る。処理要求を送信すべき周辺機器の識別番号が
得られると(S14)、該当する周辺機器との間で通信
が可能な状態を確立する(S15)。この通信確立の処
理は具体的には、該当する周辺機器のネットワークにお
けるアドレスを指定してコネクションを設定したり、或
いは該当する周辺機器のポート番号を指定して、該周辺
機器をアクセスできる状態に設定する処理をいう。
【0026】この後、処理要求レコードから処理すべき
データを取出し、周辺機器にデータを送信する(S1
6)。
【0027】周辺機器でデータの処理が行われ、所定の
応答が周辺機器管理部12に対して返されると(S1
7)、周辺機器管理部12は応答データから応答レコー
ドを作成し、要求処理部に送信する(S18)。応答レ
コードのフォーマットを図5の120に示す。この応答
レコード120は、応答であることを示す情報121
と、応答先クライアント識別番号122と、応答データ
123とからなる。応答先クライアント識別番号122
には、処理要求レコード110中の送信元クライアント
識別番号112に指定されていたものと同じ値を格納す
る。応答データ123には、周辺機器から応答されたデ
ータを格納する。
【0028】この応答レコード120を受信した要求処
理部11では(S3)、応答データ123のみをとりだ
し、応答先クライアント識別番号122で示されるクラ
イアントに送信する(S4)。なお、周辺機器管理部1
2のS14の処理において、周辺機器の種別に対応する
エントリが周辺機器情報中に存在しない場合には、周辺
機器管理部12は周辺機器との通信は行わず、処理不能
通知レコードを要求処理部に送信する(S19)。処理
不能通知レコードのフォーマットを図5の130に示
す。処理不能通知レコード130は、処理不能通知であ
ることを示す情報131と、応答先クライアント識別番
号132と、処理不能であることを示すデータ133か
らなる。応答先クライアント識別番号132には、処理
要求レコード110中の送信元クライアント識別番号1
11に指定されていたものと同じ値を格納する。
【0029】処理不能通知レコード130を受信した要
求処理部11ではデータ133のみを取出し、応答先ク
ライアント識別番号132で示されるクライアントに送
信する。(S6、S4)。以上の手順により、クライア
ントが周辺機器そのものではなく周辺機器の種別を指定
して周辺機器処理要求を送信するだけで、周辺機器制御
装置が自らに接続されている周辺機器を特定し、処理を
行わせることが可能になる。 (第2実施例)図6は第2の実施例を示す周辺機器制御
装置であ。この装置は第1の実施例の構成に更にクライ
アント情報管理部13を備えている。クライアント情報
管理部13は、図7に示すような各エントリがクライア
ントを表す識別番号と周辺機器の種別を表す識別番号と
周辺機器を特定する識別番号からなるクライアント情報
を有していて、要求処理部11からのクライアント情報
要求レコードに基づいて該当するエントリを抽出する。
図8〜図17は本実施例の周辺機器制御装置の制御内容
を示すフローチャートである。本実施例においては、ク
ライアントcが周辺機器への処理要求を発した場合だけ
でなく、クライアントがその周辺機器制御装置に接続さ
れている周辺機器情報を要求したり、或いはクライアン
ト情報の更新要求をしたりしても、それに応じた処理を
行うことができる。次に、これらの処理を場合を分けて
説明する。処理要求 周辺機器制御装置に接続された周辺機器をクライントが
利用したい場合は、処理要求レコードを送信し、周辺機
器制御装置はこれを要求処理部11で受信する(図8の
S31)。この処理要求レコードのフォーマットは図5
の110と同じである。処理要求レコードを受け取った
要求処理部11では、図9のサブルーチンをコールし、
処理要求レコードが直接周辺機器を指定しないものであ
ることを確認した上で(S321)、クライアント情報
要求レコードを作成し、クライアント情報管理部13へ
送出する(S322)。ここで、クライアント情報の要
求をするのは、処理要求された種別の機器に対して、処
理要求を送出したクライアントが特定の周辺機器を指定
しているかどうかを確認するためである。このクライア
ント情報要求レコードのフォーマットは図18の210
に示すようにクライアント情報要求であることを示す情
報211と、問合せの対象となるクライアントの識別番
号212と、問合せの対象となる周辺機器の種別を示す
識別番号213からなる。
【0030】クライアント情報管理部13は要求処理部
11からクライアント情報要求レコードを受け取ると
(図12のS41)、図13のサブルーチンをコールし
(S42)、クライアント情報中のエントリのうち、ク
ライアント識別番号と周辺機器の識別番号のそれぞれが
クライアント情報要求レコードの212、213と一致
しているエントリを検索する(S421、422)。し
かるのちにクライアント情報管理部13は、クライアン
ト情報レコードを要求処理部11に送信する(S42
3、424)。クライアント情報レコードのフォーマッ
トを図18の220に示す。クライアント情報レコード
220は、クライアント情報であることを示す情報22
1と、クライアントの識別番号222と、周辺機器の種
別を表す識別番号223と、周辺機器を表す識別番号2
24からなる。222、223にはクライアント情報要
求レコード中のクライアント識別番号212、周辺機器
の種別を表す識別番号213の値がそれぞれ格納され
る。224には、クライアント情報の検索の結果一致す
るエントリが存在した場合にはそのエントリ中の周辺機
器識別番号が、存在しなかった場合には、存在しなかっ
たことを示す特殊な値が格納される。特殊な値としては
例えば0を設定し、周辺機器の識別番号としては正の整
数のみを割り当てるものとする。
【0031】クライアント情報レコードを受信した要求
処理部11は、周辺機器管理部12に処理要求レコード
を送信する(図9のS324、326)。この際、クラ
イアント情報管理部13から得られたクライアント情報
レコード中の224の値が、エントリが存在しなかった
ことを示す特殊な値であった場合には(S323)、周
辺機器を指定した要求を送信することはできないので、
クライアントから受信した処理要求レコード110をそ
のまま送信する(S326)。クライアント情報レコー
ド中の224の値が周辺機器の識別番号を示している場
合には、機器指定型処理要求レコードを送信する(S3
24)。機器指定型処置要求レコードのフォーマットを
図18の230に示す。機器指定型処理要求レコード2
30は、機器指定型処理要求であることを示す情報23
1と、送信元クライアント識別番号232と、処理要求
を送信すべき周辺機器の識別番号233と、周辺機器へ
送信すべきデータ234からなる。232と234に
は、それぞれクライアントから受信した処理要求レコー
ド110の送信元クライアント識別番号112、周辺機
器の種別を示す識別番号114の値を格納し、233に
は、クライアント情報レコードで得た周辺機器の識別番
号224の値を格納する。
【0032】周辺機器管理部12は要求処理部11から
処理要求レコードを受信すると(図15のS51)、そ
れが機器指定型処理要求レコードであるかどうか判定し
(S52)、機器指定型の処理要求でなければ、図4の
ステップS12以降と同じ処理を行う(S54)。一
方、処理要求レコードが機器指定型であった場合には、
図16のサブルーチンをコールし(S53)、周辺機器
情報の検索を行うことなく、直ちに処理要求レコードの
233に格納されている識別番号に該当する周辺機器と
通信を確立すると共に該周辺機器に対してデータ234
を送信する(S531、532)。その後は、周辺機器
からの応答を待ち(S533)、応答があれば応答レコ
ードを作成し、要求処理部11へ送出する(S53
4)。
【0033】なお、クライアントが直接機器を指定して
周辺機器処理を要求したい場合には、機器指定型処理要
求レコード230をクライアント自身が作成し送信する
という方法も考えられる。この場合には処理を要求した
い周辺機器を周辺機器識別番号233にクライアントが
指定すると、機器指定型処理要求レコードは要求管理部
11から直接、周辺機器管理部12に転送され(S32
1→S324)、周辺機器管理部12では周辺機器情報
を参照することなく、233に格納されている周辺機器
にデータ234を送信する。その後は、これまで述べた
処理と同様の手順により、周辺機器からの応答がクライ
アントに送信される。この場合には、クライアント情報
管理部13との通信は一切行われない。尚、機器指定型
処理要求レコード230をクライアントが周辺機器制御
部に送信するという方法は第1の実施例においても採用
することができる。クライアント情報の通知 クライアントcがクライアント情報要求レコードを送信
し、周辺機器制御装置はこれを要求処理部11で受信す
る(図8のS33)。この場合のクライアント情報要求
レコードのフォーマットを図19の310に示す。クラ
イアント情報要求レコード310は、クライアント情報
要求であることを示す情報311と、送信元クライアン
トの識別番号312と、周辺機器の種別を表す識別番号
313からなる。ただし313は複数指定することもで
き、また全ての種別を指定することを示す特殊な値を格
納することもできる。特殊な値としては例えば0を設定
し、周辺機器の種別を示す識別番号としては正の整数の
みを割り当てるものとする。
【0034】要求処理部11がクライアント情報要求レ
コードを受信すると(S33)、図10のサブルーチン
をコールし(S34)、受信したクライアント情報要求
レコードを周辺機器管理部12とクライアント情報管理
部13に転送する(S341)。このクライアント情報
要求レコードをクライアント情報管理部13が受信する
と(S41)、クライアントとが処理要求レコードを送
信した場合の処理と同様、図7の周辺機器情報から、該
当するエントリを抽出する(S421)。すなわち、図
7中のクライアント識別番号がクライアント情報要求レ
コードの312と同じ値で、周辺機器の種別が313で
指定された識別番号のいずれか1つと一致する(或いは
313で全ての種別を表す特殊な値が指定されていた場
合には全ての種別の)エントリを抽出する。抽出したエ
ントリに対してクライアント情報レコードを作成し、要
求処理部11に送信する(S423)。この場合のクラ
イアント情報レコードのフォーマットを図19の330
に示す。このクライアント情報レコード330は、クラ
イアント情報であることを示す情報331と、クライア
ント情報要求レコードの送信元クライアントの識別番号
332と、周辺機器の種別を表す識別番号333と、周
辺機器を表す識別番号334からなる。333、334
の対は複数個連ねることができ、クライアント情報から
抽出された全てのエントリの周辺機器種別、周辺機器の
識別番号が順に格納される。
【0035】一方、要求処理部11からのクライアント
情報要求レコードを周辺機器管理部12が受信すると
(S55)、図17のサブルーチンをコールし(S5
6)、周辺機器情報から、該当するエントリを抽出する
(S561)。すなわち、図2中の周辺機器の種別がク
ライアント情報要求レコードの313で指定された識別
番号のいずれか1つと一致する(或いは313で全ての
種別を表す特殊な値が指定されていた場合には全ての種
別の)エントリを抽出する。抽出したエントリに対して
周辺機器情報レコードを作成し、要求処理部11に送信
する(S562)。この場合の周辺機器情報レコードの
フォーマットを図19の320に示す。この周辺機器情
報レコード320は、周辺機器情報であることを示す情
報321と、クライアント情報要求レコードの送信元ク
ライアントの識別番号322と、周辺機器の種別を表す
識別番号323と、周辺機器を表す識別番号324から
なる。323、324の対は複数個連ねることができ、
クライアント情報から抽出された全てのエントリの周辺
機器種別、周辺機器の識別番号が順に格納される。
【0036】要求処理部11はクライアント情報管理部
13から送信されてくるクライアント情報レコードと周
辺機器管理部12から送られてくる周辺機器情報レコー
ドを受信すると(S342)、2つのレコードからクラ
イアント情報レコード330を新たに作成する。この
際、どちらか一方のレコードにしか存在しない周辺機器
種別に関しては、その周辺機器種別と周辺機器を順に全
てクライアント情報レコードのそれぞれ323、324
としてレコードに追加し(S344)、双方に存在する
周辺機器種別については、クライアント情報管理部から
受信したクライアント情報レコード中の周辺機器種別と
周辺機器を順にそれぞれ323、324として追加する
(S345)。こうすることにより、クライアント情報
中にあるエントリを優先する。新たなクライアント情報
レコードのクライアント識別番号332には、受信した
クライアント情報レコード中のクライアント識別番号3
32の値を格納する。新たなクライアント情報レコード
を作成した要求処理部11は、クライアント情報要求レ
コードの送信元クライアントにそれを送信する(S34
6)。更新処理 クライアントがクライアント情報更新要求レコードを送
信すると、要求処理部11がこれを受信する(S3
5)。この場合のクライアント情報更新要求レコードの
フォーマットを図19の340に示す。クライアント情
報更新要求レコード340は、クライアント情報更新要
求であることを示す情報341と、送信元クライアント
の識別番号342と、周辺機器の種別を表す識別番号3
43と、周辺機器を表す識別番号344からなる。
【0037】要求処理部11が上記レコードを受け取る
と、図11のサブルーチンをコールし(S36)、クラ
イアント情報管理部13に転送する(S361)。クラ
イアント情報管理部13はこれを受信すると(S4
3)、図14のサブルーチンをコールし(S44)、図
7に示すクライアント情報の中から、クライアント情報
更新要求レコードの342、343で示される値をそれ
ぞれクライアント、周辺機器の種別として持つエントリ
を検索し(S441)、そのようなエントリが存在すれ
ば(S442)、そのエントリの周辺機器の値を、受信
したクライアント情報更新要求レコードの334の値に
変更する(S443)。エントリが存在しなければ、受
信したクライアント情報更新要求レコードの342、3
43、344の値からなるエントリをクライアント情報
に追加する(S444)。以上の手順により、利用する
周辺機器をクライアントが変更することが可能になる。 (第3実施例)本実施例では図20に示すように周辺機
器制御装置1に他のサーバ2、3が接続されていて、サ
ーバ2からの処理要求を受け付けて周辺機器P1,F1
の制御を行うことができるし、またクライアントからの
処理要求を他のサーバ3へ送出することができる構成と
してある。この構成を実現するために、要求管理部11
は図3のフローチャートのS4の部分が図21のように
変更されているし、周辺機器管理部12のフローチャー
トが図4に代えて図22のものを用いている。又、周辺
機器管理部12のもつ周辺機器情報は、自己の周辺機器
だけでなく、他のサーバ3の周辺機器(不図示)の情報
も備えている。但し、この場合、その情報は他のサーバ
であることを示す情報及びそのサーバ3の識別番号が格
納されている。
【0038】次に他のサーバから処理要求があった場合
と、他のサーバへ処理要求を発する場合に分けてその動
作を説明する。まず、他のサーバ2からの処理要求を受
ける場合、処理要求レコードは図5で示したのと同一フ
ォーマットであるが、送信元クライアント識別番号11
2のところにサーバ2と処理を依頼したクライアントの
双方の識別番号を格納したものを用いる。他サーバ2か
らこの処理要求レコードを受けた要求処理部11の動作
は図3のS4(応答レコードの送出)を除き同一である
し、周辺機器管理部12の動作は図4と異ならない(S
101→S102→S103→S106)。即ち、恰も
クライアントから処理要求があったように処理要求レコ
ードを受け付け、そのレコード中の周辺機器種別から周
辺機器を選択し、データの処理を行わせる。但し、周辺
機器からの応答を返送する場合は、図5の応答レコード
120の送信元クライアント識別番号122に、周辺機
器管理部12がサーバとクライアントの組を格納するの
で、要求処理部11は受信した時にその判断をし(図2
1のS401)、サーバとクライアントの組が存在すれ
ば、該当するサーバへ送出する(S402)。なお、こ
れを受けたサーバはレコード中に格納されているクライ
アントに対して応答データを送信する。
【0039】次に、要求処理部11が受信した処理要求
レコードが他サーバ3の周辺機器を指定するものであっ
た場合には、その処理要求レコードが要求処理部11か
ら周辺機器管理部12へ転送されてくると、そのレコー
ドの周辺機器の種別を用いて周辺機器情報の検索を行う
(S102)。そして、クライアントが指定する、周辺
機器が他サーバの周辺機器であると判明すると(S10
3)、処理要求レコードの送信元クライアント識別番号
にその番号と自らのサーバ識別番号を指定し、新たな処
理要求レコードとしてサーバ3へ送出する。この場合、
サーバ3が本周辺機器制御装置と同様の制御を行うよう
構成されていれば、そのサーバに接続された周辺機器で
データの処理を行い、応答レコードを周辺機器制御装置
11に返送する。これを周辺機器管理部12が受け(S
106)、そのまま要求処理部11へ転送する(S10
7)。要求処理部11はこのレコードから応答データを
取り出し、クライアントに送出する。以上の手順によ
り、他のサーバからの周辺機器処理要求を処理したり、
他のサーバの周辺機器を利用したりすることが可能にな
る。
【0040】尚、本実施例の技術は第2の実施例のよう
にクライアント情報管理部13を有した周辺機器制御装
置にも適用できる。その構成の詳細は省略するが、処理
要求レコード、クライアント情報要求レコード等の各レ
コードのクライアント識別番号を格納する場所にサーバ
とクライアントの組を格納できるようにし、図7のクラ
イアント情報でもクライアントの識別番号にサーバとク
ライアントの組を格納できるようにし、また、他のサー
バとの通信を上記のように行えるようにすれば、他サー
バから或いは他サーバの周辺機器処理やクライアント情
報の通知・更新が行える。 (第4実施例)図23は第4の実施例を示す図である。
本実施例は第1実施例の周辺機器制御装置においてアク
セス権限管理部14を設けている。アクセス権限管理部
14は、図24に示すように、クライアントと周辺機器
とその両者の関係においてデータの処理を許可するかど
うかの情報とからなる対応表を有していて、周辺機器管
理部12からアクセス権限要求が出された場合にこの対
応表をアクセスする。周辺機器管理部12からアクセス
権限要求が発されるのは、周辺機器管理部12の周辺機
器情報において、処理要求レコードに格納された周辺機
器種別のエントリが存在した場合に限られる。アクセス
権限要求は図25の410で示すフォーマットのアクセ
ス権限要求レコードによってなされる。このアクセス権
限要求レコードは、アクセス権限要求であることを示す
情報411と、送信元クライアント識別番号412と、
周辺機器識別番号413からなる。412には処理要求
レコードの送信元クライアントを、413には周辺機器
情報の検索を通して得られた周辺機器を指定する。
【0041】アクセス権限要求レコードを受信したアク
セス権限管理部14では、アクセス権限表に基づいてア
クセスを許可するかどうかを判断する。アクセス権限情
報はサーバの管理者がデータとして設定しておく。アク
セス権限管理部14はこの表中の、クライアントおよび
周辺機器がそれぞれアクセス権限要求レコードの41
2、413と一致するエントリを検索し、アクセス権限
情報レコードを周辺機器管理部12に送信する。この場
合のアクセス権限情報レコードのフォーマットを図25
の420に示す。このアクセス権限情報レコード420
は、アクセス権限情報であることを示す情報421と、
アクセスの許可/不許可を表す422からなる。422
には、アクセス権限表の検索で一致したエントリの、ア
クセスの許可/不許可を表すデータを格納する。アクセ
ス権限表の検索で一致するエントリが存在しなかった場
合には、422に許可/不許可のどちらを格納すること
も考えられる。
【0042】アクセス権限情報レコードを受信した周辺
機器処理部12では、422の値が許可であれば図4の
S15以降と同じ処理を行う。不許可の場合には、図4
のS14での処理不能通知レコードの送信と全く同様に
して処理不能通知レコードを要求処理部11に送信す
る。要求処理部11も図3のS3以降と同様にして、処
理不能であることを示すデータをクライアントに送信す
る。
【0043】以上の手順により、クライアントからの周
辺機器処理に対して一元的なアクセス管理を行うことが
できる。なお、詳細な説明は省くが、第4の実施例の技
術は第2の実施例と組み合わせて実施したり、第3の実
施例と組み合わせて実施したりすることができる。第2
の実施例と組み合わせて実施する場合は、第2の実施例
の処理手順に対して第4の実施例の処理手順を付加すれ
ばよく、これによってアクセス権限の管理が可能とな
る。又、第3の実施例と組み合わせて実施する場合は、
アクセス権限要求レコードやアクセス権限表の中のクラ
イアント識別番号にサーバとクライアントの組を格納で
きるようにし、他のサーバとの通信を第3の実施例の手
順に従えば他のサーバから周辺機器処理を行ったり、他
のサーバの周辺機器の処理が行える。
【0044】図26は全ての実施例の技術を組み合わせ
た模式図を示している。動作の説明は省略するが、この
構成によれば各実施例の効果を全て奏し得る。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、クライア
ントが周辺機器の種別のみを指定して周辺機器処理を行
うため、クライアントが別のサーバのもとに移動した
り、サーバの負荷などを考慮して別のサーバに接続され
た周辺機器を利用する場合にも、それまでと同じ方法で
別のサーバに接続されている周辺機器を利用できるとい
う効果がある。
【0046】加えて、サーバに対して問合せを行うこと
により、現在どのような周辺機器を利用することができ
るのかをクライアントが知ることができ、必要ならばサ
ーバに更新要求を送信することにより、サーバでのデフ
ォールトとは異なる機器を利用することができるという
効果がある。また、クライアントは周辺機器の種別によ
らず同じ手順、フォーマットで周辺機器の利用を行うこ
とができ、クライアントでの処理が簡単になるという効
果がある。
【0047】さらに、クライアントの周辺機器に対する
アクセス権限をサーバが一元的に管理できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における周辺機器制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例における周辺機器情報の構造を示す図
である。
【図3】同実施例における要求処理部の処理動作を説明
する図である。
【図4】同実施例における周辺機器管理部の処理動作を
説明する図である。
【図5】同実施例において使用する各レコードの構造を
示す図である。
【図6】第2の実施例に係る周辺機器制御装置を示すブ
ロック図である。
【図7】同実施例におけるクライアント情報の内容を示
す図である。
【図8】同実施例における要求処理部の動作を示すメイ
ンフローである。
【図9】前記要求処理部の動作を示す第1のサブルーチ
ンである。
【図10】前記要求処理部の動作を示す第2のサブルー
チンである。
【図11】前記要求処理部の動作を示す第3のサブルー
チンである。
【図12】同実施例におけるクライアント情報管理部の
動作を示すメインフローである。
【図13】前記クライアント情報管理部の動作を示す第
1のサブルーチンである。
【図14】前記クライアント情報管理部の動作を示す第
2のサブルーチンである。
【図15】同実施例における周辺機器管理部のメインフ
ローを示す図である。
【図16】前記周辺機器管理部の動作を示す第1のサブ
ルーチンである。
【図17】前記周辺機器管理部の動作を示す第2のサブ
ルーチンである。
【図18】同実施例において使用する各レコードのフォ
ーマット図である。
【図19】同実施例において使用する各レコードのフォ
ーマット図である。
【図20】第3の実施例に係る周辺機器制御装置の構成
を示す図である。
【図21】同実施例における要求処理部の動作を示すフ
ローチャートの部分図である。
【図22】同実施例における周辺機器管理部のメインフ
ローである。
【図23】第4の実施例に係る周辺機器制御装置の構成
を示す図である。
【図24】同実施例におけるアクセス権限管理表を示す
図である。
【図25】同実施例において用いる各レコードのフォー
マットを示す図である。
【図26】全ての実施例の構成を備えた周辺機器制御装
置を示すブロック図である。
【図27】従来の周辺機器制御装置を示す図である。
【符号の説明】
11 要求処理部 12 周辺機器管理部 13 クライアント情報管理部 14 アクセス権限管理部 110 処理要求レコード 120 応答レコード 130 処理不能通知レコード 210 クライアント情報要求レコード 220 クライアント情報レコード 230 機器指定型処理要求レコード 310 クライアント情報要求レコード 320 周辺機器情報レコード 330 クライアント情報レコード 340 クライアント情報更新要求レコード 410 アクセス権限要求レコード 420 アクセス権限情報レコード

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置からの周辺機器に関する処理要
    求を受信し、それに従って周辺機器に処理を行わせる周
    辺機器制御装置であって、 接続されている周辺機器の種別と周辺機器を特定する識
    別子との対応関係を示す周辺機器情報を保持する第1の
    手段と、 周辺機器の種別を指定した周辺機器処理要求を受信する
    第2の手段と、 周辺機器処理要求から得る周辺機器の種別を用いて周辺
    機器情報を検索し、周辺機器を特定する識別子を抽出す
    る第3の手段と、 前記識別子によって特定される周辺機器に対し、処理要
    求に係るデータを送出する第4の手段と、 送出先の周辺機器からの応答を受信する第5の手段と、 受信した応答を処理要求の送信元の外部装置に対して送
    信する第6の手段と、 を備えたことを特徴とする周辺機器制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の周辺機器制御装置は更に、 外部装置と周辺機器の種別と周辺機器の識別番号との対
    応表を保持する第7の手段と、 外部装置からの要求により上記対応表から外部装置に関
    連する内容を抽出する第8の手段と、 抽出した内容に周辺機器の識別番号が含まれていれば、
    第3の手段による周辺機器情報の検索を行うことなく第
    4の手段を通じて周辺機器に処理要求に係るデータを送
    出させ、抽出した内容に周辺機器の識別番号が含まれて
    いなければ、第2の手段が受信した処理要求を第3の手
    段に送るよう制御する第9の手段とを備えることを特徴
    とする周辺機器制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の周辺機器制御装置は更に、 第7の手段の保有する対応表を更新する第10の手段を
    有し、 前記第2の手段は外部装置からの要求の種類を判別する
    判別部と、要求の種別によってその要求を第3の手段、
    第8の手段及び第10の手段のいずれかに送出するかを
    選択する選択部を有することを特徴とする請求項2記載
    の周辺機器制御装置。
  4. 【請求項4】 外部装置からの要求が、処理要求とその
    外部装置に関する保有情報の提示要求と、外部装置に関
    する保有情報の更新要求の3種類あり、前記選択部は処
    理要求と保有情報の提示要求の場合、その要求を第3の
    手段と第8の手段の双方に送出し、更新要求の場合第1
    0の手段に送出することを特徴とする請求項3記載の周
    辺機器制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の周辺機器制御装置は、更に外
    部装置からの要求が提示要求の場合に、第3の手段の抽
    出内容と第8の手段の抽出内容を第6の手段にのみ送信
    する第11の手段を有し、第6の手段は、第11の手段
    を通じて抽出内容を受け取った場合に、第8の手段の抽
    出内容を優先して外部装置に送出するよう優先度判定部
    を有することを特徴とする周辺機器制御装置。
  6. 【請求項6】 自らに対する周辺機器処理要求を他の周
    辺機器制御装置への周辺機器処理要求に変換し、変換後
    の周辺機器処理要求を該当する周辺機器制御装置に送出
    する第12の手段と、 その処理要求に対する他の周辺機器制御装置からの応答
    を、周辺機器処理要求を送出した外部装置への応答に変
    換し、変換後の応答を、周辺機器処理要求を送出した外
    部装置に送出する第13の手段とを更に備えていること
    を特徴とする請求項1記載の周辺機器制御装置。
  7. 【請求項7】 第2の手段が受信した処理要求が指定す
    る周辺機器の種別を基に、その処理要求が他の周辺機器
    制御装置に対するものか、自己に対するものかを判定す
    る第14の手段を備え、他の周辺機器制御装置に対する
    処理要求である場合にその処理要求を前記第12の手段
    に送ることをを特徴とする請求項6記載の周辺機器制御
    装置。
  8. 【請求項8】 第2の手段が受信した処理要求が他の周
    辺機器制御装置から送られてきたものかどうかを判定す
    る第15の手段を備え、第6の手段は、他の周辺機器制
    御装置から送られてきた処理要求の場合、周辺機器から
    の応答に、他の周辺機器制御装置の識別番号と処理を依
    頼した外部装置の識別番号の双方を付加する応答データ
    処理部と、この処理部で作られた応答は送信元の周辺機
    器制御装置へ送信する送信先変更部を有していることを
    特徴とする請求項7記載の周辺機器制御装置。
  9. 【請求項9】 接続されている周辺機器に対して外部装
    置が利用可能かどうかを記録したアクセス権限表を保持
    する第16の手段と、第4の手段が周辺機器に処理要求
    に係るデータを送出する前に前記アクセス権限表を用い
    て処理要求を発した外部装置がその周辺機器を利用でき
    るか否かを判定し、利用できる場合のみ、第4の手段に
    データ送出を許可する第17の手段とを更に備えること
    を特徴とする請求項1記載の周辺機器制御装置。
JP4330573A 1992-12-10 1992-12-10 周辺機器制御装置 Pending JPH06175957A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4330573A JPH06175957A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 周辺機器制御装置
DE69326874T DE69326874T2 (de) 1992-12-10 1993-12-09 Server und Klient
EP99104122A EP0918283B1 (en) 1992-12-10 1993-12-09 Server and client
US08/164,921 US5655152A (en) 1992-12-10 1993-12-09 System for allocating data output requests to output units having different output formats in accordance with data output format compatibility and priority characteristic
EP99104121A EP0918282B1 (en) 1992-12-10 1993-12-09 Server and client
DE69332703T DE69332703T2 (de) 1992-12-10 1993-12-09 Server und Klient
EP93309919A EP0601860B1 (en) 1992-12-10 1993-12-09 Server and client
DE69332751T DE69332751T2 (de) 1992-12-10 1993-12-09 Server und Klient

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4330573A JPH06175957A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 周辺機器制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06175957A true JPH06175957A (ja) 1994-06-24

Family

ID=18234168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4330573A Pending JPH06175957A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 周辺機器制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06175957A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007199790A (ja) * 2006-01-23 2007-08-09 Fuji Xerox Co Ltd デバイス管理システム及びデバイス管理方法
US7370090B2 (en) 2000-02-21 2008-05-06 Seiko Epson Corporation Print portal system on network
US7461138B2 (en) 2000-02-21 2008-12-02 Seiko Epson Corporation System for mediating printing on network
US7870287B2 (en) 2000-02-21 2011-01-11 Seiko Epson Corporation Print portal system on network
WO2020026335A1 (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 Quadrac株式会社 サーバ装置及びシステム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7370090B2 (en) 2000-02-21 2008-05-06 Seiko Epson Corporation Print portal system on network
US7461138B2 (en) 2000-02-21 2008-12-02 Seiko Epson Corporation System for mediating printing on network
US7870287B2 (en) 2000-02-21 2011-01-11 Seiko Epson Corporation Print portal system on network
JP2007199790A (ja) * 2006-01-23 2007-08-09 Fuji Xerox Co Ltd デバイス管理システム及びデバイス管理方法
WO2020026335A1 (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 Quadrac株式会社 サーバ装置及びシステム
WO2020026456A1 (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 Quadrac株式会社 サーバ装置及びシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7284013B2 (en) System for searching device on network
CN100521617C (zh) 网络装置管理系统及控制方法、网络装置、管理装置及方法
US7812984B2 (en) Remote stored print job retrieval
US6401102B1 (en) Virtual geographic spatial object generating system
US7640576B2 (en) Print system, apparatus, and method for performing printing based on document information stored in document server
US6751648B2 (en) System for sharing image input device on network
US7237015B1 (en) System for setting location information in a device on a network
US7675921B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and system
US7561286B2 (en) Printing system having a first and a second authentication
JPH06175957A (ja) 周辺機器制御装置
JP4683587B2 (ja) 通信制御装置及び方法
JP2000071576A (ja) プリンタ管理システムおよびプリンタ管理方法
CN100466578C (zh) 通信控制方法
US7602511B2 (en) Transmission device enabling external device to edit address data registered in the transmission device
US6513048B1 (en) Method and apparatus for access to files stored on a mainframe using a personal computer user interface
US8601026B2 (en) Data management device, data management system and data management method
JP2002244823A (ja) 印刷システム、その制御方法および記憶媒体
JP3768726B2 (ja) デバイス検索クライアントおよびデバイス検索方法
EP1814042A1 (en) Apparatus and method of searching hierarchical directory structure for desired address information using user entered keyword
JP4416220B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2001195218A (ja) 出力システムおよび出力制御方法
JP4387487B2 (ja) 情報処理装置、ネットワークシステム、情報処理方法または記録媒体
JP2001159939A (ja) デバイス制御装置、ユーザインターフェイス表示方法およびユーザインターフェイスを表示させるためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体
US8069416B2 (en) Learning computer-generated screens based on user key selections
US11836404B2 (en) Print management system and method for managing settings for a print apparatus and registers the print apparatus associated with an account and further transmits first setting information to the print apparatus if the print apparatus is registered