JPH06174309A - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JPH06174309A
JPH06174309A JP4326832A JP32683292A JPH06174309A JP H06174309 A JPH06174309 A JP H06174309A JP 4326832 A JP4326832 A JP 4326832A JP 32683292 A JP32683292 A JP 32683292A JP H06174309 A JPH06174309 A JP H06174309A
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郁朗 足立
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繁明 安井
Yukihiro Suzuki
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
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    • F24H3/0488Air heaters with forced circulation the air being in direct contact with the heating medium, e.g. electric heating element using fluid fuel
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
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    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/1902Control of temperature characterised by the use of electric means characterised by the use of a variable reference value
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 暖房運転初期に、加熱源が体感温度に対応し
た加熱能力で加熱を行ない、使用者が十分に暖房感を得
る事ができる温風暖房機の提供。 【構成】 制御器は、暖房運転開始から一定時間(例え
ば5分)経過時における検出室温Tと暖房運転開始時の
検出室温Tsとの差ΔTに基づいて決定される体感設定
温度T1 及び継続時間Kに基づいて、加熱源の加熱能力
を調節すると共に暖房運転初期における体感制御を行な
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は温風暖房機に関する。
【0002】
【従来の技術】温風を室内に吹き出す為の吹出口を有す
るケーシングと、該ケーシング内に配される加熱源と、
該ケーシング内に配され、前記加熱源により昇温した空
気を温風として前記吹出口に向かわせる送風機と、室温
を検出する室温センサと、室温を設定する温度設定器
と、設定温度と検出室温との差に応じた加熱能力で前記
加熱源に加熱を行なわせる制御器とを有する温風暖房機
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
温風暖房機は、以下に示す様な不具合がある。床や壁等
が冷えきっており、且つ室温が低い場合、体感温度は低
くなるので、暖房運転初期において、使用者は十分に暖
房感を感じられない。本発明の目的は、暖房運転初期
に、加熱源が体感温度に対応した加熱能力で加熱を行な
い、使用者が十分に暖房感を得る事ができる温風暖房機
の提供にある。
【0004】
【課題を解決する為の手段】上記課題を解決する為、本
発明は、以下の構成を採用した。 (1)加熱源や送風機を備え、温風を吹出口から室内に
吹き出す暖房機ハウジングと、室温を検出する室温セン
サと、室温を設定する温度設定器と、該温度設定器で設
定した設定温度と前記室温センサで検出した検出室温と
の差に基づいて前記加熱源の加熱能力を調節する制御器
とを具備してなる温風暖房機において、前記制御器は、
暖房運転開始時の検出室温と、運転開始初期の検出室温
の上昇度合とに基づいて決定される体感設定温度を目標
値として、暖房運転初期に体感制御を行なう。 (2)上記(1)の構成を有し、検出室温が設定温度に
到達すると作動開始し、前記体感設定温度を所定時間毎
に所定温度ずつ前記設定温度迄、低減させる体感設定温
度補正手段を設けた。 (3)上記(1)の構成を有し、暖房運転開始時の検出
室温と、運転開始初期の検出室温の上昇度合とに基づい
て、上記体感制御の継続時間を決定する。
【0005】
【作用及び発明の効果】
〔請求項1について〕制御器は、暖房運転開始時の検出
室温と、運転開始初期の検出室温の上昇度合とに基づい
て決定される体感設定温度を目標値にして運転初期に体
感制御を行なっている。つまり、暖房運転初期に、体感
温度に対応した加熱能力で加熱源が加熱を行なうので、
使用者は十分な暖房感を得る事ができる。
【0006】〔請求項2について〕暖房運転の進行とと
もに、体感温度が、序々に高くなっていく傾向にあるの
で、体感設定温度補正手段により、体感設定温度を所定
時間毎に設定温度迄、低減させている。この為、使用者
の体感温度の上昇に応じた体感制御が行なわれるので、
上記請求項1の効果に加え、体感制御中、使用者は過度
の暖房感を感じる事無く、適度の暖房感を得る事ができ
る。
【0007】〔請求項3について〕暖房運転開始時の検
出室温と、運転開始初期の検出室温の上昇度合とに基づ
いて、体感制御の継続時間の長さを決定している。この
為、体感制御が必要とされる期間のみ体感制御が行なわ
れ、使用者は過度の暖房感を感じる事無く、適度の暖房
感を得る事ができる。
【0008】尚、請求項1〜3において、体感制御は、
体感設定温度を目標値として加熱源の加熱能力を制御す
る状態を指す。
【0009】
【実施例】本発明の第1実施例(請求項1+請求項2)
を、図1〜図4に基づいて説明する。図1に示すガス温
風暖房機Aは、ガス燃焼器11や対流ファン12を備
え、温風13を吹出口131から室内に吹き出す暖房機
ハウジング1と、室温を検出するサーミスタ2と、空調
室温を設定する温度設定器3と、ガス燃焼器11のイン
プットや対流ファン12の回転数を制御する制御器4と
を備える。
【0010】暖房機ハウジング1は、混合や燃焼に用い
る室内空気14の吸込口141、142を背面の上部に
設け、吹出口131を前面の下部に設けている。上記吸
込口141、142には室内の粉塵を除去する為のフィ
ルタ140が着脱自在に配され、又吹出口131には温
風13の吹出方向を変えるルーバー132が組み付けら
れている。尚、15は吸込口141と吹出口131とを
連通するダクト、16は室内空気14をガス燃焼器11
に誘導する空気誘導路である。
【0011】ガス燃焼器11は、空気誘導路16の下流
に配されるノズル161から噴出するガスと空気誘導路
16により誘導される室内空気14とを混合する混合室
111と、セラミック製の燃焼板112と、点火電極1
13やサーモカップル114等を配設した燃焼胴115
とを有する。尚、上記ノズル161は、電磁弁121、
122、及び比例弁123を順に配設したガス管gの先
端に設けられている。
【0012】対流ファン12は、ガス燃焼器11より下
流側のダクト15内に枢着された羽根車121と、羽根
車121を駆動する交流モータ122とで構成される。
【0013】マイクロコンピュータを内蔵した制御器4
は、図2に示す様に、運転スイッチSWの操作に基づい
てガス燃焼器11の点・消火等の制御を行なう運転制御
部41と、燃焼レベルを決定する温調制御部42と、比
例弁123への通電電流を制御する比例弁駆動回路43
と、交流モータ122への通電量を制御するファン駆動
回路44とを備える。尚、40は七セグメント式の表示
器であり、設定温度T 0 及び検出室温Tを発光表示す
る。
【0014】運転制御部41は、運転スイッチSWがオ
ンして4秒経過した後、点火電極113に所定時間、通
電を行なうとともに、電磁弁121、122を開弁状態
にする事によりガス燃焼器11を点火し、暖房運転が開
始される。また、運転スイッチSWがオフされると運転
停止信号を送出し、電磁弁121、122を閉弁状態に
してガス燃焼器11の消火を行なう。尚、ガス燃焼器1
1の燃焼中に、サーモカップル114の出力電圧が所定
値未満になると電磁弁121、122を閉弁してガス燃
焼器11を消火する。
【0015】温調制御部42は、図3のフローチャート
に示す様に作動し、通常制御時には、温度設定器3で設
定される設定温度T0 と、吸込口142近傍の空気誘導
路16内に配されたサーミスタ2により検知される現在
の検出室温Tとの温度差に基づいてガス燃焼器11のイ
ンプット量を決定し、検出室温Tが設定温度T0 に到達
する様にガス燃焼器11の燃焼量を制御している。又、
運転開始初期の体感制御時には、暖房運転開始時におけ
る検出室温TS と、運転開始から5分経過時の検出室温
Tと暖房運転開始時における検出室温TSとの差ΔTと
に基づいて、表1のテーブルデータを用いてオーバーシ
ュート量(χbit)を求め、これを1/3倍してオー
バーシュート値(deg)とし、これに設定温度T0
加算して体感設定温度T1 とし、該体感設定温度T1
現在の検出室温Tとの温度差に基づいてガス燃焼器11
のインプット量を決定し、検出室温Tが体感設定温度T
1 に到達する様にガス燃焼器11の燃焼量を制御してい
る。
【0016】
【表1】
【0017】尚、表1の数値(bit値)は、以下に示
すファジー判断処理を行なって、1bit〜8bit
(約0.33℃〜2.67℃)の8段階とした。 暖房運転開始時の検出室温T(TS )が高く(例えば
16℃)、且つ、暖房運転開始から5分経過時の検出室
温Tと暖房運転開始時における検出室温TS との差ΔT
が小さい時(例えば0deg)には、オーバーシュート
量を僅か(例えば1bit)にする。 暖房運転開始時の検出室温T(TS )が低く(例えば
4℃)、且つ、暖房運転開始から5分経過時の検出室温
Tと暖房運転開始時における検出室温TS との差ΔTが
大きい時(例えば8deg)には、オーバーシュート量
を多く(例えば8bit)する。 暖房運転開始時の検出室温T(TS )が高め(例えば
14.5℃、13℃、11.5℃)であり、暖房運転開
始から5分経過時の検出室温Tと暖房運転開始時におけ
る検出室温TS との差ΔTが大きめ(例えば7deg、
6deg、5deg)である時、又は暖房運転開始時の
検出室温T(TS )が低め(例えば8.5℃、7℃、
5.5℃)であり、暖房運転開始から5分経過時の検出
室温Tと暖房運転開始時における検出室温TS との差Δ
Tが小さめ(例えば3deg、2deg、1deg)で
ある時、又は暖房運転開始時の検出室温T(TS )が普
通(例えば10℃)であり、暖房運転開始から5分経過
時の検出室温Tと暖房運転開始時における検出室温TS
との差ΔTが普通(例えば4deg)である時は、オー
バーシュート量を中位(例えば4bit)にする。
【0018】比例弁駆動回路43は、温調制御部42で
決定された暖房能力に応じた電流を比例弁123に通電
する。
【0019】ファン駆動回路44は、温調制御部42で
決定された暖房能力に適したファン回転数が得られる電
流を交流モータ122に流し、暖房運転中に運転スイッ
チSWをオフした際には、ポストパージ期間の終了時に
通電停止する。
【0020】つぎに、温調制御部42を含む制御器4の
作動を図3のフローチャート、及び図4の経過時間- 検
出室温特性グラフとともに述べる。ステップs1で、運
転スイッチSWがオンであるか否か判断し、運転スイッ
チSWがオンである(YES)場合、ステップs2に進
む。ステップs2で室温を検出し、暖房運転開始時にお
ける検出室温TS とする。ステップs3で、温調制御部
42は、(設定温度T0 −検出室温T)に基づいてガス
燃焼器11のインプット量を決定する。尚、設定温度T
0 を表示する、表示器40のセグメント及び検出室温T
を表示するセグメントを点灯状態にする。ステップs4
で、5分タイマをスタートさせる〔ここ迄が図4の状態
51〕。ステップs5で、5分タイマがタイムアップし
たか否か判断し、タイムアップしている場合(YE
S)、ステップs6に進む〔状態52〕。ステップs6
で、現在の検出室温Tと暖房運転開始時における検出室
温TS との差ΔTを求める。ステップs7で、暖房運転
開始時における検出室温TS と、(運転開始から5分経
過時の検出室温T)−(暖房運転開始時における検出室
温TS )=(差ΔT)とから、表1に基づいて体感設定
温χ(bit値)を決定し、これを1/3倍して設定温
度T0 を加え、体感設定温度T1 (℃値)を求める。ス
テップs8で、温調制御部42は、(体感設定温度T1
−検出室温T)に基づいてガス燃焼器11のインプット
量を決定する。ステップs9で、検出室温T≧設定温度
0 を満たすか否か判断し、満たす(YES)場合、ス
テップs10に進む。ステップs10で、設定温度T0
を表示する表示器40のセグメントの点灯状態を維持
し、検出室温Tを表示するセグメントを点滅状態にして
体感制御中である旨を報知する。ステップs11で、5
分タイマをスタートさせる〔状態53〕。ステップs1
2で、5分タイマがタイムアップしたか否か判断し、タ
イムアップしている場合(YES)、ステップs13に
進む。ステップs13で、設定温度T0 ≦体感設定温度
1 −1degを満たすか否か判断し、満たす(YE
S)場合、ステップs14に進み、満たさない場合、ス
テップs18に進む。ステップs14で、温調制御部4
2は、(設定温度T0 −検出室温T)に基づいてガス燃
焼器11のインプット量を決定する。ステップs15
で、5分タイマをスタートさせる。ステップs16で、
5分タイマがタイムアップしたか否か判断し、タイムア
ップしている場合(YES)、ステップs17に進む。
ステップs17で、設定温度T0 を表示する表示器40
のセグメントの点灯状態を維持し、検出室温Tを表示す
るセグメントを点灯状態にして通常制御に戻った旨を報
知する〔状態55〕。ステップs18で、(体感設定温
度T1 =体感設定温度T1 −1deg)を実行して体感
設定温を1℃低減させステップs11に戻る〔状態5
4〕。
【0021】本実施例のガス温風暖房機Aは、以下の利
点を有する。 (ア)ガス温風暖房機Aは、運転初期において、表1の
テーブルデータを用いてオーバーシュート量(χbi
t)を求め、これを1/3倍してオーバーシュート値
(deg)とし、これに設定温度T0 を加算して体感設
定温度T1 とし、該体感設定温度T1 と現在の検出室温
Tとの温度差に基づいてガス燃焼器11のインプット量
を決定し、検出室温Tが体感設定温度T1 に到達する様
に体感制御を行なってガス燃焼器11の燃焼を制御して
いる。この為、ガス温風暖房機Aを設置した部屋の床や
壁等の昇温特性のバラつきに起因して室温の立ち上がり
速度に違いがあったり、暖房運転開始時の室温の違い等
により、使用者の体感温度が高低区々であっても、使用
者の体感温度に適した体感制御が成されるので、使用者
は十分な暖房感を得る事ができる。
【0022】(イ)検出室温T≧設定温度T0 となって
〔状態53〕から5分経過すると、体感設定温度T1
3bit(1deg)下げ〔状態54〕、更に、5分毎
に、体感設定温度T1 が設定温度T0 になる迄、体感設
定温度T1 を3bit(1deg)ずつ下げている。
尚、暖房運転の進行とともに、使用者の体感温度は、序
々に高くなっていく傾向にある。この為、使用者の体感
温度の上昇に応じた体感制御が行なわれ、使用者は過度
の暖房感を感じる事無く、適度の暖房感を得る事ができ
る。
【0023】(ウ)状態53〜状態55の間、設定温度
0 を表示するセグメントの点灯状態を維持し、検出室
温Tを表示する表示器40のセグメントを点滅状態にし
て体感制御中である旨を報知しているので、使用者は一
見するだけで、ガス温風暖房機Aが体感制御中である事
を知る事ができる。
【0024】つぎに、本発明の第2実施例(請求項1+
請求項3に対応)を、図5、6等に基づいて説明する。
尚、ガス温風暖房機Bの基本構造はガス温風暖房機Aと
同様であるので相違点を述べる。
【0025】温調制御部42は、図5のフローチャート
に示す様に作動し、通常制御時には、ガス温風暖房機A
と同様に温度設定器3で設定される設定温度T0 と、吸
込口142近傍の空気誘導路16内に配されたサーミス
タ2により検知される現在の検出室温Tとの温度差に基
づいてガス燃焼器11のインプット量を決定し、検出室
温Tが設定温度T0 に到達する様にガス燃焼器11の燃
焼量を制御している。又、運転開始初期の体感制御時に
は、運転開始時における検出室温TS と、運転開始から
5分経過時の検出室温Tと運転開始時における検出室温
S との差ΔTとから、表1、表2のテーブルデータを
用いてオーバーシュート量(χbit)及び体感制御の
継続時間Kを求めている。そして、オーバーシュート量
(χbit)を1/3倍してオーバーシュート値(de
g)とし、これに設定温度T0を加算して体感設定温度
1 とし、該体感設定温度T1 と現在の検出室温Tとの
温度差に基づいてガス燃焼器11のインプット量を決定
し、検出室温Tが設定温度T0 に到達した後、更に継続
時間Kの間、検出室温Tが体感設定温度T1 に到達する
様にガス燃焼器11の燃焼を制御している。
【0026】
【表2】
【0027】尚、表2に示す継続時間Kは、以下に示す
ファジー判断処理を行なって決定し、75秒〜1125
秒の8段階とした。 (1) 暖房運転開始時の検出室温T(TS )が高く(例え
ば16℃)、且つ、暖房運転開始から5分経過時の検出
室温Tと暖房運転開始時における検出室温TSとの差Δ
Tが小さい時(例えば0deg)には、体感制御の継続
時間Kを短く(例えば75秒)する。 (2) 暖房運転開始時の検出室温T(TS )が低く(例え
ば4℃)、且つ、暖房運転開始から5分経過時の検出室
温Tと暖房運転開始時における検出室温TS との差ΔT
が大きい時(例えば8deg)には、体感制御の継続時
間Kを長く(例えば1125秒)する。 (3) 暖房運転開始時の検出室温T(TS )が高め(例え
ば14.5℃、13℃、11.5℃)であり、運転開始
から5分経過時の検出室温Tと暖房運転開始時における
検出室温TS との差ΔTが大きめ(例えば7deg、6
deg、5deg)である時、暖房運転開始時の検出室
温T(TS )が低め(例えば8.5℃、7℃、5.5
℃)であり、又は運転開始から5分経過時の検出室温T
と暖房運転開始時における検出室温TS との差ΔTが小
さめ(例えば3deg、2deg、1deg)である
時、又は暖房運転開始時の検出室温T(TS )が普通
(例えば10℃)であり、暖房運転開始から5分経過時
の検出室温Tと暖房運転開始時における検出室温TS
の差ΔTが普通(例えば4deg)である時は、体感制
御の継続時間Kを普通(例えば600秒)にする。
【0028】つぎに、温調制御部42を含む制御器4の
作動を図5のフローチャート、及び図6の経過時間- 検
出室温特性グラフとともに述べる。ステップS1で、運
転スイッチSWがオンであるか否か判断し、運転スイッ
チSWがオンである(YES)場合、ステップS2に進
む。ステップS2で室温を検出し、暖房運転開始時にお
ける検出室温TS とする。ステップS3で、温調制御部
42は、(設定温度T0 −検出温度T)に基づいてガス
燃焼器11のインプット量を決定する。尚、設定温度T
0 を表示する、表示器40のセグメント及び検出室温T
を表示するセグメントを点灯状態にする。ステップS4
で、5分タイマをスタートさせる〔ここ迄が図6の状態
61〕。ステップS5で、5分タイマがタイムアップし
たか否か判断し、タイムアップしている場合(YE
S)、ステップS6に進む〔状態62〕。ステップS6
で、現在の検出室温Tと運転開始時における検出室温T
S との差ΔTを求める。ステップS7で、運転開始時に
おける検出室温TS と、(暖房運転開始から5分経過時
の検出室温T−暖房運転開始時における検出室温TS
=差ΔTとから、表1に基づいて体感設定温度χ(bi
t値)を決定し、これを1/3倍して設定温度T0 を加
え、体感設定温度T1 (℃値)を求める。又、差ΔTと
検出室温TS から表2に基づいて体感制御の継続時間K
(秒)を決定する。ステップS8で、温調制御部42
は、(体感設定温度T1 −検出室温T)に基づいてガス
燃焼器11のインプット量を決定する。ステップS9
で、検出室温T≧設定温度T0 を満たすか否か判断し、
満たす(YES)場合、ステップS10に進む。ステッ
プS10で、設定温度T0 を表示する表示器40のセグ
メントの点灯状態を維持し、検出室温Tを表示するセグ
メントを点滅状態にして体感制御中である旨を報知す
る。ステップS11で、時定数を継続時間Kに設定した
タイマをスタートさせる〔状態63〕。ステップS12
で、タイマがタイムアップしたか否か判断し、タイムア
ップしている場合(YES)、ステップS13に進む
〔状態64〕。ステップS13で、温調制御部42は、
(設定温度T0 −検出温度T)に基づいてガス燃焼器1
1のインプット量を決定する。ステップS14で、設定
温度T0 を表示する、表示器40のセグメントの点灯状
態を維持し、検出室温Tを表示するセグメントを点灯状
態にして通常制御に戻った旨を報知する〔状態65〕。
【0029】本実施例のガス温風暖房機Bは、以下の利
点を有する。 (エ)ガス温風暖房機Bは、運転初期において、表1の
テーブルデータを用いてオーバーシュート量(χbi
t)を求め、これを1/3倍してオーバーシュート値
(deg)とし、これに設定温度T0 を加算して体感設
定温度T1 とし、該体感設定温度T1 と現在の検出室温
Tとの温度差に基づいてガス燃焼器11のインプット量
を決定している。更に、運転開始から5分経過時の検出
室温Tと、(該検出室温T−暖房運転開始時の検出室温
S )=差ΔTとに基づき、表2のテーブルデータを用
いて体感制御の継続時間Kを求めている。この為、ガス
温風暖房機Bを設置した部屋の床や壁等の昇温特性のバ
ラつきに起因して室温の立ち上がり速度に違いがあった
り、暖房運転開始時の室温の違い等により使用者の体感
温度が高低区々であっても、使用者の体感温度に適した
体感設定温度T1 及び継続時間Kで体感制御が成される
ので、使用者は過度の暖房感を感じる事無く、適度の暖
房感を得る事ができる。
【0030】(オ)状態63〜状態65の間、設定温度
0 を表示するセグメントの点灯状態を維持し、検出室
温Tを表示する表示器40のセグメントを点滅状態にし
て体感制御中である旨を報知しているので、使用者は容
易に体感制御中である事を知る事ができる。
【0031】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.一定時間(上記実施例では5分)、所定時間(上記
実施例では5分)、所定温度(1deg)、TS - ΔT
によるオーバーシュート量、及びTS - ΔTによる継続
時間Kは、適宜、決めれば良い。 c.上記実施例において、暖房運転開始時の検出室温T
S 、(検出室温TS −暖房運転開始時の検出室温TS
=ΔT、オーバーシュート量、及び継続時間Kは、連続
しないデジタル値であるが、連続するアナログ値であっ
ても良い。 d.体感制御表示の表示開始は、状態52、53、62
の何れでも良く、体感制御表示の表示終了は、状態5
4、55、56、64、65の何れでも良い。 e.上記第2実施例では、継続時間Kが経過した後に目
標値を体感設定温度T1から設定温度T0 に変更するも
のを示したが、目標値を体感設定温度T1 から設定温度
0 に、継続時間内において除々に近づく様にしても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2実施例に係るガス温風暖房
機の構造図である。
【図2】そのガス温風暖房機のブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るガス温風暖房機の作
動を説明する為のフローチャートである。
【図4】本発明の第1実施例に係るガス温風暖房機の経
過時間- 室温、経過時間- 体感設定温特性を示すグラフ
である。
【図5】本発明の第2実施例に係るガス温風暖房機の作
動を説明する為のフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例に係るガス温風暖房機の経
過時間- 室温、経過時間- 体感設定温特性を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1 暖房機ハウジング 2 サーミスタ(室温センサ) 3 温度設定器 4 制御器 11 ガス燃焼器(加熱源) 12 対流ファン(送風機) 13 温風 131 吹出口 T 検出室温 T1 体感設定温度 T0 設定温度 TS 暖房運転開始時における検出室温(暖房運転開始
時の検出室温) ΔT 差 A、B ガス温風暖房機(温風暖房機)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱源や送風機を備え、温風を吹出口か
    ら室内に吹き出す暖房機ハウジングと、 室温を検出する室温センサと、 室温を設定する温度設定器と、 該温度設定器で設定した設定温度と前記室温センサで検
    出した検出室温との差に基づいて前記加熱源の加熱能力
    を調節する制御器とを具備してなる温風暖房機におい
    て、 前記制御器は、暖房運転開始時の検出室温と、運転開始
    初期の検出室温の上昇度合とに基づいて決定される体感
    設定温度を目標値として、暖房運転初期に体感制御を行
    なう事を特徴とする温風暖房機。
  2. 【請求項2】 検出室温が設定温度に到達すると作動開
    始し、前記体感設定温度を所定時間毎に所定温度ずつ前
    記設定温度迄、低減させる体感設定温度補正手段を設け
    た請求項1記載の温風暖房機。
  3. 【請求項3】 暖房運転開始時の検出室温と、運転開始
    初期の検出室温の上昇度合とに基づいて、上記体感制御
    の継続時間を決定する請求項1記載の温風暖房機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61170942U (ja) * 1985-04-09 1986-10-23
JPH0262252U (ja) * 1988-10-25 1990-05-09
JPH04295514A (ja) * 1991-03-25 1992-10-20 Noritz Corp 温風暖房機の温度制御方法

Patent Citations (3)

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