JPH0617376Y2 - サイン表示回路 - Google Patents

サイン表示回路

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JPH0617376Y2
JPH0617376Y2 JP1987117207U JP11720787U JPH0617376Y2 JP H0617376 Y2 JPH0617376 Y2 JP H0617376Y2 JP 1987117207 U JP1987117207 U JP 1987117207U JP 11720787 U JP11720787 U JP 11720787U JP H0617376 Y2 JPH0617376 Y2 JP H0617376Y2
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JP
Japan
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signal
sine
scanning
sign
circuit
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JP1987117207U
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JPS6423179U (ja
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平 斎藤
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は映像が再生されている陰極線管画面上に一時的
且つ局部的にサインを挿入表示するサイン表示回路に関
するものである。
従来の技術 斯種のサイン表示は、例えばチャンネルを切換えたとき
などにチャンネル番号を陰極線管(以下「CRT」とい
う)の画面上に所定の大きさで一定時間映し出すもので
あり、CRT画面の映像をカットしてその部分にサイン
を表示する。また、このようなサイン表示はリモートコ
ントロールなどによるスイッチ操作によって随時呼び出
し、又はミュートができるようになっている。
ところで従来のサイン表示回路では映像とサインとが同
一の走査線方式で表示される。即ち、通常のNTSC方
式のテレビジョン受像機の場合、走査線数525本をイン
ターレース走査して2フィールドで1画像を形成してい
るのに合わせてサイン信号もインターレース走査により
2フィールドで完成したサインとして表示しているので
ある。
このような方針に従うと、走査線数を受像機側で2倍に
した高解像度のCRTの画面にサイン表示する場合には
映像信号と同様にサイン信号にも倍速処理を施さなけれ
ばならないことになる。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、サイン信号についても倍速処理すること
は新たにサイン信号を倍速処理する構成を必要とし、回
路的に構成が複雑になってコスト高になるという欠点が
ある。しかも、通常の走査線数によるサイン表示用の処
理回路はICで形成されたものが既存するが、倍速表示
用サイン表示回路は存在しないので、新たに設計しなけ
ればならないと共に、倍速映像処理回路にもサイン表示
信号との切り換え等のための手直しを加えなければなら
ない。
本考案はこのような点に鑑み映像とサイン表示を同一の
走査線方式で行うという従来の常識を破って簡潔性を前
面に押し出した新規且つ有効なサイン表示回路を提供す
ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため本考案のサイン表示回路は、
通常のテレビジョン信号の走査線数の倍の走査線数で且
つ倍のスピードでノンインターレース走査できる表示手
段と、通常のテレビジョン信号から前記ノンインターレ
ース走査に対応した映像信号を形成する映像信号生成手
段と、ノンインターレース走査用の水平偏向信号を発生
できる偏向回路と、インターレース走査用の同期信号を
受けノンインターレース走査の水平走査期間及び垂直走
査期間の時間マトリックスに対応してサイン信号を出力
するサイン信号発生手段と、前記サイン信号発生手段か
らのサイン信号と前記映像信号生成手段からの映像信号
とを切換えて前記表示手段に与える切換え手段とから構
成されている。
作用 映像信号は倍速処理され、走査線も通常の倍になってい
るので、きめ細かい映像となる。これに対し、サイン信
号は倍速処理されていないが、走査線数は倍であるの
で、その走査線を1つおきに利用する形になり、映像に
比し、きめが荒い表示となる。しかし、サイン表示は通
常一定期間表示されるだけのものであるから映像との異
走査線数による違和感といったものは殆ど感じられな
い。
実施例 以下、本考案の一実施例について説明する。
(1)はCRTであり、それに装着された水平偏向コイル
(2)には偏向回路(3)から通常の水平偏向周波数の2倍の
31.5KHzの偏向電流が与えられるようになっており、そ
の結果、該CRT(1)の電子ビームは1フィールドに525
本(1フレームで1050本)の走査線数を生じるようにノ
ンインターレース走査を行う。第2図(b)は水平偏向コ
イル(2)に与えられる鋸歯状の偏向電流波形を示してお
り、同図(a)は通常の場合の偏向電流波形であり、(a)に
対し(b)は2倍の周波数となっている。(4)はCRTコン
トローラであり、テレビ放送信号としてのR、G、B信
号と、例えば21ピンマルチコネクタを介して入力された
パーソナルコンピュータやファミリコンピュータ等の外
部機器からのR′、G′、B′信号の切換えを切換えコ
ントロール信号(M)に基づいて行う。尚、このCRTコ
ントローラ(4)はその他にR、G、B信号を他のコント
ロール信号に基づいてハーフトーンに切換えたりする機
能も有しているが、これらは本考案の要旨とは直接関係
がないので、ここでは詳述しないことにする。テレビ放
送信号によるR、G、B信号は復調された後、アナログ
・ディジタル変換器(5)でディジタル量に変換されてか
ら倍速ラインメモリ(6)に格納され、且つ倍速で読み出
された後、ディジタル・アナログ変換器(7)でアナログ
量に変換され前記CRTコントローラ(4)に印加され
る。(8)はサイン信号発生回路であり、LSIで形成さ
れたICチップを含んでいる。このサイン信号発生回路
(8)は選局回路(9)からの受信チャンネルの情報信号や、
偏向回路(3)からの水平・垂直帰線パルス(P)を入力し、
内部のROMに予めプログラムされているデータにより
水平・垂直走査期間の時間マトリックスに対応してサイ
ン信号を一定期間出力する。このサイン信号を切換え回
路(10)を通してCRT(1)のカソードに加えることで文
字表示がなされる。サイン信号発生回路(8)からは切換
え回路(10)をサイン信号の文字表示期間に対応する通常
の映像信号をミュートするように切換え制御する制御信
号(J)も出力される。
今、例えばテレビ放送信号による映像をCRT画面に映
し出しているときに受信チャンネルを切換えると、新た
に受信されたチャンネルの映像が画面に映し出される
が、それと共に選局回路(9)からのトリガーとチャンネ
ル情報によってサイン信号発生回路(8)が動作して制御
信号(J)とサイン信号Rs、Gs、Bsを出力する。
尚、この場合、Rs、Gs、Bsはその新たな受信チャ
ンネルを表す文字(数字)を構成する。切換え回路(10)
はサイン信号の文字信号期間のみサイン信号をCRT
(1)へ与え、CRTコントローラ(4)からのその期間の映
像信号R、G、Bを阻止する。
尚、このように倍速処理の映像中にサイン信号を倍速処
理せずに直接与えて表示する場合であっても、水平偏向
周波数は通常の2倍であるので、サイン表示は一走査線
おきに使用することになる。この点を第3図を用いて説
明する。第3図(イ)において、通常の一走査線期間
(63.5μs)の一部分にサイン信号(S)が存在する。第
3図(ロ)の偏向電流は63.5μs内に2回水平走査し、
そのN1の走査ではサイン信号(S)は存しないので、サイ
ン信号に関していえば第3図(ハ)の如く空の走査線(n
1)となる。次にNの走査ではサイン信号(S)が電子ビ
ームによってCRT画面に与えられるので、第3図
(ハ)に示すように走査線(n2)はサイン信号に関し有効
に使用される。以下、引き続く走査線についてもサイン
信号に関して同様な処理が行われる。その結果、第4図
に示すように画面(11)上におけるサイン(12)は映像(13)
に比し、きめの荒いものになる。但し、サイン自体がも
ともと映像(13)とは異なる表示であるから走査線数の違
いによる違和感が問題になることはない。これは、サイ
ンが多くの場合、一定時間で終わることからも問題にな
らない。
以上において本考案を実施例に沿って述べたが、本考案
はこの実施例に限定されるものではなく、実用新案登録
請求の範囲に記載した考案の要旨を逸脱しない範囲内で
種々の変更、修正が可能である。例えば切換え回路(10)
を設ける代わりに制御信号をCRTコントローラ(1)へ
与えて、CRTコントローラ(1)側でサイン信号期間に
対応する映像信号のブランキングを行うようにしてもよ
い。
考案の効果 以上の通り本考案によれば、映像信号を倍速処理して倍
の走査線でノンインターレス走査を行ってCRT画面上
に映し出すテレビ映像に対しサイン信号は倍速処理をせ
ずにCRTに与えるようにしているので、映像信号の倍
速処理回路、並びにサイン信号発生回路はそれぞれ既存
の回路を使用することができる。また全体の構成も簡単
となり、その効果は大である。このように本考案では、
通常のテレビジョン信号の映像信号を倍速処理してノン
インターレース走査しているので、インターレース走査
のサイン信号に関しては通常のテレビジョン信号の同期
信号(インターレース走査用の同期信号)をそのまま利
用することができる。また、本考案では、サイン信号と
映像信号を切換え手段によって切換えて表示手段に与え
るようにしているので、サイン表示に対応する期間の映
像信号はミュートされることになり、きれいなサイン表
示がなされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したサイン表示回路を示す回路図
であり、第2図、第3図及び第4図はその説明図であ
る。 (1)……陰極線管(CRT), (2)……水平偏向コイル,(3)……偏向回路, (4)……CRTコントローラ, (5)……アナログ・ディジタル変換器, (6)……倍速ラインメモリ, (7)……ディジタル・アナログ変換器, (8)……サイン信号発生回路, (9)……選局回路,(10)……切換え回路, (11)……画面,(12)……サイン表示, (13)……映像,(Rs)(Gs)(Bs)(S)……サイン信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】通常のテレビジョン信号の走査線数の倍の
    走査線数で且つ倍のスピードでノンインターレース走査
    できる表示手段と、 通常のテレビジョン信号から前記ノンインターレース走
    査に対応した映像信号を形成する映像信号生成手段と、 ノンインターレース走査用の水平偏向信号を発生できる
    偏向回路と、 インターレース走査用の同期信号を受けノンインターレ
    ース走査の水平走査期間及び垂直走査期間の時間マトリ
    ックスに対応してサイン信号を出力するサイン信号発生
    手段と、 前記サイン信号発生手段からのサイン信号と前記映像信
    号生成手段からの映像信号とを切換えて前記表示手段に
    与える切換え手段と、 より成るサイン表示回路。
JP1987117207U 1987-07-30 1987-07-30 サイン表示回路 Expired - Lifetime JPH0617376Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987117207U JPH0617376Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30 サイン表示回路

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JP1987117207U JPH0617376Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30 サイン表示回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6423179U JPS6423179U (ja) 1989-02-07
JPH0617376Y2 true JPH0617376Y2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=31360452

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987117207U Expired - Lifetime JPH0617376Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30 サイン表示回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62141274U (ja) * 1986-02-28 1987-09-05

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JPS6423179U (ja) 1989-02-07

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