JPH0617133U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0617133U
JPH0617133U JP6465892U JP6465892U JPH0617133U JP H0617133 U JPH0617133 U JP H0617133U JP 6465892 U JP6465892 U JP 6465892U JP 6465892 U JP6465892 U JP 6465892U JP H0617133 U JPH0617133 U JP H0617133U
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JP
Japan
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male pin
contact portion
connector
fitting hole
insulator
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JP6465892U
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仁 雨宮
浩 大貫
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立作業を容易にすると共に、プリント基板
に立設された雄ピンとの嵌合が安定した接触力で行なえ
るコネクタを提供する。 【構成】 相手側雄ピン51が挿入される嵌合孔81を
設けたインシュレータ8と、一端をインシュレータ8に
モールドインされて固定された帯状の端子片7から成
り、端子片7の一端は嵌合孔81に突出して雄ピン51
との接触部71を構成しており、更に嵌合孔81の内壁
面には接触部71に沿って突出し接触部71を弾性的に
支持する支持片82を有し、支持片82の弾性により雄
ピン51に対する接触部71の接触力を補強するように
したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子装置の内部実装用のコネクタに関し、例えばプリント基板間を 相互に接続するコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のコネクタとしては図5(a)に示すものが一般的に知られてい る。即ち、コネクタ1は端子片2と端子片2の一端にモールド成型により配設固 定したインシュレータ3と、インシュレータ3の嵌合孔31に圧入された筒状の ソケット4から構成される。端子片2は可撓性を有する金属板から帯状に形成し たものであり、一端側にリング部21、他端側にはインシュレータ3より延出し プリント基板に接続される端子部22を有している。端子片2をインシュレータ 3にモールド成型する際は、リング部21と嵌合孔31とを同心状になるように 配設し、嵌合孔31の内壁面よりリング部21の内周面を僅かに突出させている 。ソケット4はバネ性を有する金属板を筒状に形成したものであり、その周壁面 には一対の弾性接触部41が内方に向けて突出されている。次に、ソケット4を 取り付けコネクタ1を組み立てる際は、ソケット4が外周面を端子片2のリング 部21の内周面に圧接した状態で嵌合孔31内に圧入される。図5(c)は上記 コネクタ1によってプリント基板5a,5b間を接続した図を示している。プリ ント基板5a側には雄ピン51が立設されており、その雄ピン51をコネクタ1 の嵌合孔31に挿通することで雄ピン51とソケット4の弾性接触部41とが弾 接される。又、コネクタ1のインシュレータ3から延出した端子片2の端子部2 2はプリント基板5bに接続される。この為、プリント基板5a側に立設された 雄ピン51は、コネクタ1に組み込まれた接触片4及び端子片2を介してプリン ト基板5bに接続される。このコネクタ1によれば端子片2は可撓性を有するの でプリント基板5a,5b間の相対位置或は相対角度をある程度自由に設定する ことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
以上述べた如く、従来のコネクタはインシュレータ3に端子片2をモールドイ ンした後、インシュレータ3の嵌合孔31内にソケット4を圧入する構造であっ た。この為、コネクタ1を構成する部品点数が多くなり、組立工数が増大してコ スト高になるという問題があった。
【0004】 更には、コネクタを小型化するとソケット4の弾性接触片41を充分長くして 適正な弾性を確保することが難しく雄ピン51との接触が不安定になる恐れがあ った。本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、部品点数を減らし組立作 業を容易にすると共に、雄ピンとの安定した接触力が得られるコネクタを提供す ることにある。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
本考案は相手側雄ピンが挿入される嵌合孔を設けたインシュレータと、一端を 上記インシュレータにモールドインされて固定された帯状の端子片から成り、上 記端子片の一端は上記嵌合孔に突出して上記雄ピンとの弾性接触部を構成してお り、更に上記嵌合孔の内壁面には上記接触部の一面に沿って突出し接触部を弾性 的に支持する支持片を有し、該支持片の弾性により上記雄ピンに対する上記接触 部の接触力を補強するようにしたものである。以上の如く構成された本考案のコ ネクタでは、上記端子片の一端側に上記接触部を設け、その接触部を上記雄ピン に接触させるようにした為、従来例の様に接触片を別供給して上記嵌合孔に圧入 する必要がなく組立作業を容易にする。又、雄ピンを上記嵌合孔に挿入して上記 接触部に接触させる際、上記接触部と共に上記支持片をも撓ませることにより、 上記接触部と上記支持片の両方の弾性復帰力が上記雄ピンに加わる為、従来より も安定した接触力で雄ピンと接触するコネクタが得られる。
【0006】
【実施例】
以下、実施例を図面に基づいて説明する。図1はこの考案のコネクタ6の構成 を示す図であり、端子片7とその一端にモールド成形によって配設されたインシ ュレータ8とからなる。インシュレータ8には、図2に示す様に例えば四角形の 嵌合孔81が上下方向に貫設されている。その嵌合孔81の一辺の内壁面81a からは、対向する内壁面81b側に向けて支持片82が片持状に突設されている 。支持片82の上面は嵌合孔81の略中間位置にあり、下面はインシュレータ8 の下面と同一面に形成される。
【0007】 支持片82の基端側下面部分には、支持片82をその基部で下方に折り曲げる ことができるように断面三角形の溝83が形成されている。端子片7はフレキシ ブル性を有する金属板から帯状に形成され、その一端にインシュレータ8がモー ルド成形によって配設固定されている。端子片7の一端はインシュレータ8の嵌 合孔81の内壁面81aから嵌合孔内に突出し支持片82の上面に沿ってその自 由端まで延びており、支持片8と共に下方に若干折り曲げられて雄ピン51との 弾性接触部71を構成している。また端子片7の他端はインシュレータ8の側面 から外部に導出されプリント基板5bのスルーホールに接続するための端子部7 2を構成している。次にこのコネクタ6を形成する方法について図3、図4を用 いて説明する。まずコネクタ6を構成するに必要な数の端子片7(図では1個の み示す)を並べその両端をキャリア91,91に連結した状態に打ち抜く。次い で端子片9の一端側にインシュレータ8を図2に示すようにモールド成形する。 その後、端子板9のキャリア91,91及びインシュレータ8から端子部72と は反対側に突出する端子片7の突出部分をカッタ(図示せず)によって切断する 。そしてその後、図3(a)に示す如く切断治具10をインシュレータ8の嵌合 孔81上に位置した後、嵌合孔81内に挿入すると、図3(b)に示す如く端子 片7が嵌合孔81の内壁面81b側にて切断され、その先端が支持片82の自由 端側に折り曲げられると共に、端子片7と支持片82が共に内壁面81a側の基 端部を中心に下方へ折り曲げられ、コネクタ6が完成する。図4は上記の如く製 作されたコネクタ6を用いて、プリント基板5a,5b間を接続した状態を示し ている。即ち、プリント基板5a側に立設された雄ピン51をコネクタ6の嵌合 孔81に挿入すると、雄ピン51によって接触部71及び支持片82が弾性的に 下方に変位され、接触部71が雄ピンの側面と弾性接触する。このとき、接触部 71の他に支持片82の弾性復帰力が雄ピン51に加わるので、コネクタを小形 化して接触部71を短かくしても雄ピン51との接触が不安定化するおそれはな い。一方端子片7の端子部72はプリント基板5bのスルーホールに挿入され半 田付接続される。このようにしてプリント基板5aと5bの間をフレキシブルに 接続する。尚、上記実施例では、端子片7の一端側にのみ雄ピン51との接触部 71を構成したが、端子片7の両端に雄ピン51との接触部71を構成するよう にしてもよいことは勿論である。
【0008】
【考案の効果】
この考案は上記実施例によって説明したように、端子片の一端側に雄ピンと接 触する接触部を一体に設け、その接触部をインシュレータの嵌合孔内に突出させ た状態で、端子片をインシュレータにモールド成型されたものである。この為、 従来例で示したようなソケットを必要とせず、それを嵌合孔に別途圧入する必要 もないので、組立作業が容易になり、且つ、部品点数を減らすことができる。又 、嵌合孔の内壁面には、端子片の接触部の弾性を補強する支持片が突設されてい る為、コネクタを小形化しても雄ピンとの十分な接触力を得ることができ、信頼 性の高いコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本考案の実施例に係るコネク
タの平面図及び断面図
【図2】(a),(b)はこの考案のコネクタのインシ
ュレータに対する端子板の取付状態を示す平面図及び断
面図
【図3】(a),(b)はこの考案のコネクタの製作工
程を示す断面図
【図4】図1のコネクタとプリント基板との接続状態を
示す説明図
【図5】(a),(b)及び(c)は従来のコネクタを
示す説明図
【符号の説明】
51 雄ピン 6 コネクタ 7 端子片 71 接触部 72 端子部 8 インシュレータ 81 嵌合孔 82 支持片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側雄ピンが挿入される嵌合孔を設け
    たインシュレータと、一端を上記インシュレータにモー
    ルドインされて固定された帯状の端子片から成り、上記
    端子片の一端は上記嵌合孔に突出して上記雄ピンとの弾
    性接触部を構成しており、更に上記嵌合孔の内壁面には
    上記接触部の一面に沿って突出し接触部を弾性的に支持
    する支持片を有し、該支持片の弾性により上記雄ピンに
    対する上記接触部の接触力を補強するようにしたことを
    特徴とするコネクタ。
JP6465892U 1992-07-31 1992-07-31 コネクタ Expired - Lifetime JP2544363Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6465892U JP2544363Y2 (ja) 1992-07-31 1992-07-31 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6465892U JP2544363Y2 (ja) 1992-07-31 1992-07-31 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0617133U true JPH0617133U (ja) 1994-03-04
JP2544363Y2 JP2544363Y2 (ja) 1997-08-20

Family

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