JPH0617017B2 - 離型性の向上方法 - Google Patents

離型性の向上方法

Info

Publication number
JPH0617017B2
JPH0617017B2 JP27102885A JP27102885A JPH0617017B2 JP H0617017 B2 JPH0617017 B2 JP H0617017B2 JP 27102885 A JP27102885 A JP 27102885A JP 27102885 A JP27102885 A JP 27102885A JP H0617017 B2 JPH0617017 B2 JP H0617017B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
silicone oligomer
group
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP27102885A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62130807A (ja
Inventor
潤一郎 鷲山
卓彦 本山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP27102885A priority Critical patent/JPH0617017B2/ja
Publication of JPS62130807A publication Critical patent/JPS62130807A/ja
Publication of JPH0617017B2 publication Critical patent/JPH0617017B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、成形体を作成するための成形用型の離型性,
耐熱性を向上させる方法に関する。
〔従来の技術〕
種々の製品を成形用型によって成形する場合には、金
属,セラミックス,プラスチックスなどからなる成形用
型中に原料を入れて成形し、成形用型中で冷却固化、或
は加熱,高エネルギ線照射により硬化せしめた後、成形
用型を開いて成形体を取出し、必要に応じて加熱焼成,
表面処理,切削加工などを行なって製品としている。
ところで、成形用型から成形体を取出す場合、成形用型
と成形体との離型性が悪いと成形体の一部がはがれて成
形用型に付着したり、成形体の表面があれたり、歪が残
ったりする。そのため、従来成形用型の内面にシリコー
ン形のオイル,高級アルキル鎖を有する化合物,フッ素
系化合物等の離型剤を塗布して離型性を向上させてい
る。
しかし、上記方法は、離型剤が成形サイクル中に成形体
に移行してしまい、数回から10数回成形すると離型作
用が低下し、上記トラブルが発生する。
この改良策として、成形体の原料中に上記離型剤等を混
合して離型作用を発現させる離型剤の内填方法も開発さ
れているが、この方法においては、成形体を製品として
使用しているうちに、離型剤がブリードしてきたり、成
形体の強度が低下するなどの欠点がある。
さらに、ガラスの成形,耐熱エンジニアリングプラスチ
ックスの成形等のように成形温度が高温になる場合に
は、離型開剤が分解してしまい、全く離型作用を示さな
いばかりでなく、成形品が着色することもある。
このように、長期にわたって確実に離型作用を発揮し、
しかも高温まで耐える離型剤は見当らないのが現状であ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記の事情に鑑み、金属,セラミックス,プ
ラスチックス等からなる成形用型に用いることができ、
しかも耐熱性で、一旦塗布すると長期にわたって良好な
離型性を保持する離型性の向上方法を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記の目的を達成するためになされたもの
で、その要旨は、沸点が90〜200℃の溶剤を少なく
とも1種類含む溶剤:100重量部に、重量平均分子
量:500〜5000のラダー構造を有するシリコーン
オリゴマー:2〜100重量部を溶解したシリコーンオ
リゴマー溶液を、成形用型の所定の面に、0.5〜15
μmの厚さに塗布し、20〜90℃で10分から240
時間乾燥させる、塗布,乾燥操作を少なくとも1回行な
った後、120〜300℃で5〜300分加熱硬化処理
して塗膜を形成させることを特徴とする離型性の向上方
法にある。
〔発明の具体的構成および作用〕
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられるラダー構造を有するシリコーンオリ
ゴマーは、USP36540等に記載されているような
公知の方法でつくられ、下記一般式(2)で示されるも
のである。
(式中、R,Rは水素原子,メチル基,エチル基,
プロプル基,ブチル基,フェニル基,水酸基,カルボキ
シル基,アミノアルキル基である。但し、RおよびR
の合計量100モル%のうち、水酸基,カルボキシル
基,アミノアルキル基またはこれらの基の合計含有率は
10モル%以下である。また、n′は2〜37の整数を
示す。) 上記R,Rがアルキル基、特にメチル基の場合は塗
膜は硬くなり、フェニル基の場合は耐熱性が良くなる。
したがって、R,Rをメチル基とフェニル基の適当
な割合にすることにより、上記性能を適宜制御すること
が出来る。また、RおよびRの合計量100モル%
のうち、10モル%以下が水酸基,カルボキシル基およ
びアミノアルキル基のうちの少なくとも1種の基である
場合は、加熱或は触媒添加により架橋して溶剤に対して
不溶になり易い。
また、上記シリコーンオリゴマーの重量平均分子量は、
500〜5000であり、特に1000〜4000が好
ましい。分子量が500未満では、加熱硬化処理した塗
膜の成形用型への密着性が悪く、耐久性が不足し、分子
量が5000を越えると溶剤に対して難溶となって塗布
用として適さなくなる。
上記シリコーンオリゴマーを溶剤に溶解して溶液とし、
これを離型剤として用いるが、ここで使用される溶剤
は、沸点が90〜200℃の溶剤であり、2種以上混合
して使用してもよい。沸点が90℃未満の溶剤、例えば
エタノールを溶剤として使用すると、塗膜に細い泡が生
じ易く、ピンホールが発生する。また、沸点が200℃
を越える溶剤を使用すると、成形用型への密着性が悪く
なる。上記沸点が90〜200℃の溶剤としては、例え
ば、ブタノール,アミルアルコール,トルエン,酢酸ブ
チル,セロソルブ,セロソルブアセテート,エチルセロ
ソルブアセテートなどがあげられる。
また、1回の塗布の乾燥塗膜としての厚さは0.5〜1
5μmの範囲にする必要がある。乾燥塗膜の厚さが0.
5μm未満では離型性,耐熱性が充分でなく、何回も重
ね塗りして塗膜を厚くしなければならないので実用性を
失ない、15μmを越えると塗膜にクラックが発生す
る。
塗布した後の乾燥温度は、20〜90℃の範囲とする。
乾燥温度が20℃未満では、乾燥に時間がかかり、生産
性が低下するのみならず、溶剤が充分に蒸発されにく
い。一方、乾燥温度が90℃を越えると、その乾燥した
塗膜上に2度目の塗布を行なう場合、シリコーンオリゴ
マー溶剤をはじいてしまい均一な塗布が出来ない。一度
塗りでは、塗りむらやピンホールを避けることが出来な
いため重ね塗りが必要であり、したがって塗布した液を
はじかないようにすることは重要である。
乾燥時間は、乾燥温度によって異なるが、10分未満で
は未乾燥となり、加熱硬化処理中に突沸してピンホール
を生じ、240時間を越えると、重ね塗りの際の密着が
不良になる。
上記の塗布,乾燥操作を少なくとも1回行なった後、1
20〜300℃に加熱して塗膜を硬化させるが、塗布,
乾燥操作が10回を越える重ね塗りは、経済的でない。
従って、塗布,乾燥操作は、通常1〜10回が好まし
い。加熱硬化処理の時間は、加熱温度によって異なる
が、120℃では240分、180℃では90分、25
0℃では15分、300℃では5分程度が適当であり、
120℃未満では時間がかかり過ぎて生産性が低下し、
300℃を越えると塗膜がもろくなる。
また、本発明では、塗膜の離型性,強度,耐久性,耐熱
ショック性等をさらに向上させるため、シリコーンオリ
ゴマー溶液に有機材料,無機材料からなる粉体、或は繊
維体を加えたり、或は、下記の一般式(1)で示される
オルガノシロキサン化合物を加えることが出来る。
(但し、式中R,Rは水素原子,メチル基,エチル
基,イソプロピル基,n−プロピル基,ブチル基,フェ
ニル基、およびそれらのハロゲン原子置換体、R,R
は水素原子,メチル基,エチル基,フェチル基、nは
1〜2000の整数を示す。) 有機材料,無機材料からなる粉体或は繊維体の混合割合
は、ラダー構造を有するシリコーンオリゴマー:100
重量部当り500重量部以下である。混合割合が500
重量部を越えると、離型塗膜の表面があらくなり、成形
体に粗面が転写されてしまう。上記有機材料,無機材料
からなる粉体、繊維体としては、例えば酸化チタニウ
ム,酸化アルミニウム,酸化ジルコニウム,マイカ,タ
ルク,炭酸カルシウム,シリカ、カーボン等の無機顔料
フィラーの他、炭化ケイ素,窒化ケイ素,酸化アルミニ
ウム,酸化ベリリウム,チタン酸カリウム,炭化ホウ素
などのウイスカー、単繊維などがあげられる。これら
は、単独、或は2種以上混合して使用してもよい。
また、前記一般式(1)で示されるオルガノシロキサン
は、塗膜に柔軟性を与えるが、その配合量によって柔軟
性が制御出来るためプラスチック製の成形用型に好適に
使用される。
一般式(1)において、nが2000を越えると、ラダ
ー構造を有するシリコーンオリゴマーとの相溶性が悪く
なり、塗膜の強度が低下し、成形中に破損してしまうお
それがある。
また、オルガノシロキサンの配合量は、上記シリコーン
オリゴマー:100重量部当り40重量部以下であるこ
とが好ましい。オルガノシロキサンの配合量が40重量
%を越えると、塗膜が軟らかくなり、熱変形を起しやす
い。
さらに、本発明においては、必要に応じてシリコーンオ
リゴマー溶液に対してレベリング剤,帯電防止剤,硬化
触媒等を加えることが出来る。
硬化触媒は、硬化温度の低温化,硬化時間短縮の目的で
好んで使用されるが、代表例としては、例えば、ギ酸,
フェニルスルホン酸,ギ酸とテトラメチルアンモニウム
ハイドロキサイドとの組合せ等があげられる。
上記シリコーンオリゴマー、或はこれに無機材料,有機
材料からなる粉体或は繊維体および/または、オルガノ
シロキサンを加えて、上記条件,方法によって塗布した
塗膜は、金属,セラミックス,プラスチックス等から作
製された成形用型に密着し、これら型の離型性を大幅に
向上させる。
以下、実施例および比較例を示して本発明を説明する。
実施例1 重量平均分子量が2500、前記一般式(2)のR
がメチル基およびフェニル基であり、メチル基とフ
ェニル基のモル比2:1のラダー構造を有するシリコー
ンオリゴマーを、トルエン(bp:108℃)に溶解
し、濃度:30重量%の塗液とした。この塗液を、トリ
クレンの蒸気により充分洗浄した金型(SKD11,H
v:60)の内面にスプレーコートした後、50℃で3
0分乾燥し、5μmの塗膜を得た。これと同じ操作をさ
らに1回繰返し、合計の厚さが10μmの塗膜とし、こ
れを150℃で120分の加熱硬化処理した。この金型
を用いて、ポリエーテルエーテルケトン(ICI製):
70重量%とマイカ粉末:30重量%の成分の平板を3
80℃の温度で射出成形した。
この金型を用いて300回、同様に射出成形しても離型
性は良好であり、また、金型を開いた際、内面を観察し
ても全く異常は認められなかった。
実施例2 重量平均分子量が3000、前記一般式(2)のR
のすべてがフェニル基のラダー構造を有するシリコ
ーンオリゴマー:100重量部と、ジフェニルジメトキ
シシラン:20重量部と、マイカ粉末:50重量部と、
酸化チタン:50重量部とをエチルセルソルブアセテー
ト(bp:156℃):500重量部に均一に溶解.分
散させて塗液をつくった。この塗液を、レンズ成形用モ
ールドにスピンコートにより塗布し、90℃で30分乾
燥し、厚さ2μmの塗膜を得た。これと同じ操作をさら
に2回繰返し、合計の厚さが6μmの塗膜とし、これを
180℃で90分加熱硬化処理した。このモールドを用
いてジエチレングリコールビスアリルカーボネート(P
PG社製,CR−39)製の度数:2Dのレンズを成形
した。その結果、長期にわたって得られるレンズの離型
は容易で、さらに離型むらや歪は認められなかった。
実施例3 実施例1の塗液に、さらに窒化ケイ素ウイスカー:10
重量部を超音波を使用して分散した塗液を使用した他
は、実施例2と同じにして、レンズ成形用モールドに塗
膜を形成し、この成形用モールドを用いてレンズを成形
した。その結果、300回成形後も離型性が良好で、モ
ールド内面の塗膜には、クラック,欠損,剥離などは認
められなかった。
実施例4 重量平均分子量3200、前記一般式(2)のR,R
がすべてメチル基のラダー構造を有するシリコーンオ
リゴマー:300重量部と、ギ酸:4重量部とをn−ブ
タノール:350重量部に溶解してA液とした。このA
液に、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドの
10重量%n−ブタノール溶液:5重量部をn−ブタノ
ール(bp:117℃):350重量部に溶解し、30
分かけて滴下して塗液をつくった。この塗液をポリエス
テルをガラス繊維で補強した反応型射出成形(RIM)
樹脂型にスプレーによって塗布し、30℃で40分乾燥
した後、再び同じ操作によって塗布,乾燥を行ない、こ
れを120℃で60分加熱硬化処理した。この型を用い
て、ウレタンバンパーの成形を行なったが、50回成形
に使用した後も、その離型性は良好であった。
比較例1 実施例1において、トルエンの代りにエタノール(b
p:78℃)を用いて塗液を調整した他は、実施例1と
同じにして、金型に塗膜を形成した。この塗膜には多数
のクレーターが認められ、この金型を用いて成形したポ
リエーテルエーテルケトン表面には多くのクレーターが
あった。
比較例2 塗液をスプレーコートした後の乾燥条件を、50℃で3
0分から100℃で30分とした他は、実施例1と同じ
にして塗膜を形成させたが、2回目にスプレーコートし
た際、塗膜がはじかれて良好な塗膜が得られなかった。
この金型を用いて成形したポリエーテルエーテルケトン
表面は多くのクレーターが認められた。
比較例3 実施1で用いた金型にフッ素系の離型剤(ファインケミ
カルジャパン製,ファインTEFコート)を塗布した。
この金型を用いて、実施例1と同じにして射出成形し
た。その結果、5回目の成形サイクル後、成形体の一部
が金型内面に付着し、また、上記塗膜面が、高温のため
分解していた。
比較例4 実施例2におけるレンズ成形用モールドに塗液を塗布し
ないで、CR−39樹脂製の度数:2Dのレンズを成形
した。その結果、100℃から5℃の水中に入れてヒー
トショックを与えてもレンズは離型せず、無理に離型し
ようとするとモールドが破壊してしまった。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明の方法は、金属,セラミック
ス,プラスチックス製のいずれの成形用型にも適用可能
で、その離型性は勿論、耐熱性,耐久性等を大幅に向上
させる優れた方法である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】沸点が90〜200℃の溶剤を少なくとも
    1種類含む溶剤:100重量部に、重量平均分子量:5
    00〜5000のラダー構造を有するシリコーンオリゴ
    マー:2〜100重量部を溶解したシリコーンオリゴマ
    ー溶液を、成形用型の所定の面に、0.5〜15μmの
    厚さに塗布し、20〜90℃で10分から240時間乾
    燥させる、塗布,乾燥操作を少なくとも1回行なった
    後、120〜300℃で5〜300分加熱硬化処理して
    塗膜を形成させることを特徴とする離型性の向上方法。
  2. 【請求項2】シリコーンオリゴマー溶液が、有機材料,
    無機材料からなる粉体または繊維体を、シリコーンオリ
    ゴマー:100重量部当り、500重量部以下含有する
    特許請求の範囲第(1)項記載の離型性の向上方法。
  3. 【請求項3】シリコーンオリゴマー溶液が下記の一般式
    (1)で示されるオルガノシロキサンを、シリコーンオ
    リゴマー100重量部当り、40重量部以下含有する特
    許請求の範囲第(1)項または第(2)項記載の離型性
    の向上方法。 (但し、式中R,Rは水素原子,メチル基,イソプ
    ロピル基,n−プロピル基,ブチル基,フェニル基、お
    よびこれらのハロゲン原子置換体、R,Rは水素原
    子,メチル基,フェニル基、nは1〜2000の整数を
    示す。)
JP27102885A 1985-12-02 1985-12-02 離型性の向上方法 Expired - Lifetime JPH0617017B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27102885A JPH0617017B2 (ja) 1985-12-02 1985-12-02 離型性の向上方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27102885A JPH0617017B2 (ja) 1985-12-02 1985-12-02 離型性の向上方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62130807A JPS62130807A (ja) 1987-06-13
JPH0617017B2 true JPH0617017B2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=17494396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27102885A Expired - Lifetime JPH0617017B2 (ja) 1985-12-02 1985-12-02 離型性の向上方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0617017B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5433912B2 (ja) * 2008-08-26 2014-03-05 株式会社ジェイテクト 潤滑離型コーティング用組成物およびそれを用いた潤滑離型膜の形成方法、並びに金型およびその製造方法
CN108299644A (zh) 2013-12-09 2018-07-20 3M创新有限公司 可固化倍半硅氧烷聚合物、组合物、制品和方法
KR20170020869A (ko) 2014-06-20 2017-02-24 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 캄파니 실세스퀴옥산 중합체 코어 및 실세스퀴옥산 중합체 외층을 포함하는 경화성 중합체 및 방법
US10370564B2 (en) 2014-06-20 2019-08-06 3M Innovative Properties Company Adhesive compositions comprising a silsesquioxane polymer crosslinker, articles and methods
WO2015195355A1 (en) 2014-06-20 2015-12-23 3M Innovative Properties Company Adhesive compositions comprising a silsesquioxane polymer crosslinker, articles and methods
EP3197966A1 (en) 2014-09-22 2017-08-02 3M Innovative Properties Company Curable polymers comprising silsesquioxane polymer core silsesquioxane polymer outer layer, and reactive groups
US9957416B2 (en) 2014-09-22 2018-05-01 3M Innovative Properties Company Curable end-capped silsesquioxane polymer comprising reactive groups

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62130807A (ja) 1987-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4196129B2 (ja) エポキシ基を含有するシランに基づく組成物の製造方法
EP0146137B1 (en) Molding process using room temperature curing silicone coatings to provide multiple release of articles
US4592930A (en) Perfluorocarbon based polymeric coatings having low critical surface tensions
WO2001062494A1 (fr) Article presentant une surface a forme predeterminee et son procede de production
DE3135184A1 (de) Beschichtungen fuer thermoplaste
JPH0139978B2 (ja)
JPH0617017B2 (ja) 離型性の向上方法
JPH0671733B2 (ja) 離型用樹脂組成物及びこれを用いた硬化性樹脂の成形方法
US4764564A (en) Perfluorocarbon based polymeric coatings having low critical surface tensions
JPH01157808A (ja) 離型剤
US4554325A (en) Perfluorocarbon based polymeric coatings having low critical surface tensions
US4855347A (en) Lacquer coatings and coating process for polyurethane-molded articles
US4469836A (en) Perfluorocarbon based polymeric coatings having low critical surface tensions
ATE20081T1 (de) Methode zur herstellung eines polymeren ueberzugsmittels.
JPS5950697B2 (ja) コ−テイング用組成物
JP3547836B2 (ja) 複製品製造用型製造用の離型性オルガノポリシロキサン組成物
JPH0339804B2 (ja)
JPS6226333B2 (ja)
JPH061953A (ja) 被膜形成用組成物
JP2560122B2 (ja) 無機コーティング層を有する押出成形無機質硬化体の製造方法
SU1523245A1 (ru) Состав разделительного покрыти дл модельной оснастки
US3529053A (en) Method of forming dense smooth surfaced furfuryl alcohol resin compositions
JPH07140302A (ja) 反射防止被膜の製造方法
JPH0351201B2 (ja)
JPS60122114A (ja) 金属溶射のための離型剤