JPH06166305A - スパイクピン出入タイヤ - Google Patents

スパイクピン出入タイヤ

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JPH06166305A
JPH06166305A JP33A JP35536591A JPH06166305A JP H06166305 A JPH06166305 A JP H06166305A JP 33 A JP33 A JP 33A JP 35536591 A JP35536591 A JP 35536591A JP H06166305 A JPH06166305 A JP H06166305A
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tire
spike pin
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Saburo Nakayama
三郎 中山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイヤ接地面肉厚部、又は接地面部に出入可
能に埋設されたスパイクピンを必要に応じ、適時タイヤ
側面の手作業又は車内よりの操作によって出入自在と
し、通常道路に於ては普通タイヤとして、積雪道路に於
てはスパイクタイヤとして、適宜変化出来る様にし、無
雪道路走行において路面の損傷を防止出来る様にしたも
のである。 【構成】 タイヤ接地面部の肉厚部内に、接地面に突出
し得る様に可動としたスパイクピンを設け、該スパイク
ピン底部を押し上げる様にした可動可能な突部を設け、
該突部を動かす紐状物(9)、(10)をタイヤ側面に
摺動可能に導き出し該末端を各々接続されたてこ状回動
体を回動させるカム付回動体を回動可能に設けられた締
付具本体を、タイヤ側面又はホイールに設け、カム付回
動体に被係合片を設け、該被係合片を手にて又は車体よ
り突出させ得る係合片にてカム付回動体を回動させる。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は道路の状況、つまり積雪又は凍結道路から通常
道路へ又は逆の変化に応じて、タイヤ接地面よりスパイ
クピンを簡単な手作業もしくは車内より(走行中)の操
作により出入れ出来る様にしたスパイクピン出入タイヤ
に関する。 従来の技術 従来、スパイクタイヤは接地表面の円周に沿いスパイク
ピンを配列して植設したものであり、積雪、非積雪の道
路状況の変化に関係なく無差別に走行するのが常であっ
た。 発明が解決しようとする問題点 従来、ピンが常時植設されたスパイクタイヤで走行する
に際し、積雪道路から無雪道路、又積雪道路への走行と
云う状況、特に山間部〜都市部へ等の一時の降雪後の残
存のずれがある地域での状態は道路状況の変化に関係な
く走行せざるをえなく、その結果通常道路の走行に於て
徒に路面を損傷させる丈ではなくスパイクピンの摩耗を
早める等の欠点があった。斯かる間題を解決する為、積
雪、凍結道路ではスパイクタイヤとして、通常道路では
普通のタイヤとして臨機応変にタイヤ接地面よりスパイ
クピンを自由自在に出入出来る様にしたものである。 問題点を解決するための手段 本発明は第17図の如く、タイヤ(1)の接地面
(2)、接地面(2)の肉厚部(3)を主な施設個所と
して実施され、本発明の記載実施例としては接地面
(2)の円周に沿うC、D条線、円周に沿う各E線の如
く配設される事を一例の基本とし、C、D線は任意数条
でも良い。又一実施態様でタイヤ(1)のA側、B側に
沿う実施箇所がA側のE線とB側のE線をずらして実施
される事も出来得る。Fは各種実施例の一部材個所の概
要を示し、その図示下部Gを本明細書中全て底部と称す
る。尚タイヤ(1)のA、B側はタイヤ内側、外側と限
定するものではない。又、第1〜7図aは第17図中D
条線部〜B側部の接地面(2)を正面視した平面図であ
る。又、本発明は後述する種々の実施態様を第18図に
示した如きタイヤ被覆体(59)の肉厚部(60)に於
て実施する事が出来、タイヤ被覆体(59)は1〜数個
所で途切れたものを賢固に着装する事に依り可能であ
る。上述を基本概要として、各実施例の構成を述べると
次の通りである。第1図の如く、肉厚部(3)内部に、
接地面(2)より出入可能としたスパイクピン(5)を
着した弾性体(4)と該底部に設けた隙間に介在し且該
底部分に接触作動す可き凸部(8)を有する回動体
(6)を設け、回動体(6)に紐状物(10)、(1
1)を着し、その各々他端をタイヤ(1)側面へ摺動可
能に導き出す。第2図の如く、肉厚部(3)内部に、接
地面(2)より出入可能としたスパイクピン(5)を深
部方向への畜力を施して保持する保持枠体(12)とス
パイクピン(5)底部に設けた隙間に介在し且該底部分
に接触作動す可き凸部(8)を有する回動体(6)を設
け、回動体(6)に紐状物(10),(11)を着し、
その各々他端をタイヤ(1)側面へ摺動可能に導き出
す。第3図の如く、肉厚部(3)内部に、接地面(2)
より出入可能としたスパイクピン(5)を嵌設し且底部
に液体を内包した軟性袋状膜(15)を着したシリンダ
ー(14)を設け、且軟性袋状膜(15)底部に介在し
且該底部に接触作動す可き凸部(8)を有する回動体
(6)を設け、回動体(6)に紐状物(10)、(1
1)を着し、該各々他端をタイヤ(1)側面へ摺動可能
に導き出す。第4図の如く、接地面(2)に形成した窪
み(16)内にスパイクピン(5)を植設し、窪み(1
6)部底部の肉厚部(3)内部に設けた隙間(18)に
介在し且窪み(16)部底部に接触作動す可き凸部
(8)を有する回動体(6)を設け、回動体(6)に紐
状物(10)、(11)を着し、該各々他端をタイヤ
(1)側面へ摺動可能に導き出す。第5図の如く、接地
面(2)に形成した窪み(16)内にスパイクピン
(5)を植設し、窪み(16)部底部の肉厚部(3)内
部に設けた隙間(18)に介在し且窪み(16)部底部
に接触作動す可き凸部(8)を有する回動体(6)を設
け、回動体(6)に紐状物(19)を着し該他端をタイ
ヤ(1)側面Bへ、又回動体(6)に紐状物(20)を
着し該他端をタイヤ(1)A側へ摺動可能に導き出す。
尚、当図示例は、第1〜3図示例に於て上述同様実施出
来るもので、例示として図示したものである。第6図の
如く、接地面(2)に形成した窪み(16)内にスパイ
クピン(5)を植設し、窪み(16)部底部の肉厚部
(3)内部に設けた隙間(18)に介在し且窪み(1
6)部底部に接触作動す可き凸部(8)を有する帯板
(21)を、その一端をタイヤ(1)のA側面へ、該他
端をタイヤ(1)のA側面へ摺動可能に導き出す。第7
図の如く、接地面(2)に形成した窪み(16)内にス
パイクピン(5)を植設し、窪み(16)部底部の肉厚
部(3)内部に設けた隙間(22)とホース(23)を
連通させしめ、且ホース(23)の他端をタイヤ(1)
側面へ導き出す。第8図は第3図示例を例として掲げた
が、軟性袋状膜(15)、第1図中弾性体(4)、第2
図中スパイクピン(5)の各底部に気密袋(24)を設
け、それに連通するホース(23)をタイヤ(1)側面
に導き出す。第9図の如く、タイヤ(1)等又はホイー
ル側面に設けた締付具本体(25)に一定枠回動可能と
したカム(27)付回動体(26)、カム(27)に接
触作動されるてこ状回動体(30)を設け、てこ状回動
体(30)の両端に第1〜4図示例から選出される紐状
物(10)、(11)を各々遊着する。尚、第1〜4図
示例の接地面(2)の円周に沿う各E線上の如く配設さ
れた紐状物(10)、(11)を遊着した状態を示す。
第10図aの如く、第5図示の各紐状物(19)の各末
端に各架具(34)を各々着し、且各架具(34)にス
プリング(35)を張架し、各紐状物(19)に矢印I
方向への畜力を施し、且第5図示の各紐状物(20)の
各末端を第9図示の各てこ状回動体(30)の各図示右
端に遊着する。尚この場合、各てこ状回動体(30)の
各左方向部には何も着されていない。第11図の如く、
第6図示の各帯板(21)の各B側端に着した短片(3
7)に遊嵌するスリット(36)を一端に有するてこ状
回動体(30)を支軸(31)に依り回動可能に設けら
れ、且てこ状回動体(30)の図示左側に接触作動する
カム(27)を有するカム付回動体(26)と該任意個
所に設けたスリット(28)に遊嵌状態とした回動阻止
片(29)とを設けられた締付具本体(25)をタイヤ
(1)又はタイヤ被覆体(59)又はホイールの側面に
設け、且第6図示の各帯板(21)のA側に導き出した
各末端に第10図bの如く各々着した架具(34)にス
プリング(35)を各々張架し、帯板(21)に矢印I
方向への畜力を施す。第12図の如く、第7図、又は第
8図図示のホース(23)の各末端に各々連通着装され
た各マスターシリンダー(39)を設けられ、且マスタ
ーシリンダー(39)に挿設されたピストン(40)に
接触作動するカム(27)を有するカム付回動体(2
6)と該任意個所に設けたスリット(28)に遊嵌状態
とした回動阻止片(29)とを設けられたマスターシリ
ンダー保持体(38)をタイヤ(1)又はタイヤ被覆体
(59)又はホイールの側面に設ける。第13図の如
く、第7図、又は第8図図示のホース(23)の各末端
にバルブ(42)の如きバルブを設ける。又は各ホース
(23)を連通ホース(41)を以て連通させしめ、且
ホース(23)又は連通ホース(41)の任意個所に少
くども一個のバルブ(42)を設る。第14図の如く、
第7図、又は第8図図示の各ホース(23)を連通させ
た連通ホース(41)から更に連通、導き出されたホー
ス(46)を着装され且ホース(46)とパイプ(4
5)を連通さす可き通気用欠如部(50)、排気用欠如
部(51)を備え且矢印R方向又は該逆方向へ滑動し又
且被係合片(48)を設けられた滑動バルブ(49)を
備えた切換バルブ本体(47)をホイール(43)の側
面に設け、且パイプ(45)に連通された高圧気体用タ
ンク(44)をホイール(43)の任意個所に設ける。
尚、高圧気体用タンク(44)は現存のグリーンガスタ
ンク又はそれに類する液化気体タンク等を以て実施さ
れ、それ等を称して高圧気体用タンクとす。又、第14
図cはbの変形を示し、被係合片(48)を着され且ホ
ース(46)とパイプ(45)を連通さす可き通気用欠
如部(孔)(50)、排気用欠如部(孔)(51)を備
え、且矢印L、M方向へ眼定回動する回動バルブ(5
2)を以て前述b例の如くホイール(43)に設けて構
成しても良い。第15図の如く、第9、11、12図の
中から選出される機構中の被係合片(33)又は第14
図の機構で以て構成された被係合片(48)に係合す可
き係合片(55)を図示上下に滑動可能に備えた係合片
収納本体(54)をダンパー(53)に取り付け、且係
合片(55)に操作ケーブル(56)を接続し、適時係
合片(55)を図示上下に操作ケーブル(56)を以て
動かす事が出来る様にする。尚、以上各図符合の補足説
明すると、第1、2図の(7)は各回動体(6)を回動
可能に軸看する支軸、第1、2、4、5図の(17)は
各回動体(6)を支軸(7)に依り設置する為の基体、
第1図の(9)は作動部の空間を確保する為のカバー、
第2図の(13)はスパイクピン(5)を底部に引き下
げる為のスプリング、第9、11図の(32)はカム付
回動体(26)を遊嵌する為の保持片、第9図の(2
8)はスリット、(29)はスリット(28)内にあっ
て締付具本体(25)に設けられた回動阻止片、(3
1)はてこ状回動体(30)を設ける為の支軸である。
以上、各図に基ずく構成は、第1〜14図と第1〜14
実施例とを順次合わせて示しており、更に構成細部の説
明は次の通りである。第1〜5図示の紐状物(10)、
(11)、(19)、(20)等は細い鋼性ワイヤロー
プ、強靱な合成紐等を以て構成される。第1〜3図のカ
バー(9)は内部作動部に空間を確保する為のもので、
これを不用としても良い。必要な空間の形状で作動部
(回動体(6)、帯板(21)等)を液体又は気体に依
り消失、溶出する物質で包含してタイヤ形成後除去す
る。これは第4〜8図についても同様。第4〜5図示の
基体(17)は図示形状に限定されるものではなく、要
は該一部を肉厚部(3)内に堅固に埋設、保持する。第
1〜5図示の基体(17)等を不用とし、回動体(6)
を支持する支軸(7)の一部(両端等)、弾性体
(4)、保持枠体(12)、シリンダー(14)等の一
部を肉厚部(3)に堅固に包み込んで埋設して構成して
も成し得る。第7図示の隙間(22)は第8図示での気
密袋(24)状としても良い。第10図示の畜力の他の
方法として、例えばスプリングを放射状(タイヤの半径
方向に配列)に配設し、直接紐状物(19)、帯板(2
1)に張架しても良い。第9図示の他例として、(1
0)、(11)の何れかの紐状物のみをてこ状回動体
(30)で引張る如くし、他の紐状物に半径方向中心部
へ引張る畜力を施しても為し得る。第16図は、第11
図示の機構を手動としたもので、タイヤ(1)側面に導
き出された各帯板(21)に架具(57)を各各着し、
各架具(57)にターンバックル(58)を取付けたも
ので、他に小型化出来る現存の締付具を以て為し得る事
は勿論である。第9、11、12図示の被係合片(3
3)は車輪側面全面よりやや軸線方向へ突出したもので
ある。第12図示のマスターシリンダー(39)は個々
のホース(23)に着して構成したが、これ等を一括し
た容量の大きいマスターシリンダーを使用し、且第13
図示の如くまとめたホースに連通して構成しても為し得
る。又、第13図示のホース(23)、連通ホース(4
1)等をタイヤ(1)側面に埋設状態とし、バルブ(4
2)のみを露出して構成しても良い。第9〜12及び1
6図の締付機構、蓄力機構はホイールに設けても良い。
尚タイヤ(1)側面に設ける場合は締付具本体(2
5)、マスターシリンダー保持体(38)等を多少の変
形を為し得る部材を以てし、タイヤ(1)側面に接着又
は一部埋設状態で取付ける。第14図示のパイプ(4
5)を不要とし、ホイールバランスを考慮の上、切換バ
ルブ(47)と高圧機体用タンク(44)を直接接続し
ても良い。第14図では被係合片(48)以外の機構は
ホイール(43)側面より突出しない程度に埋設状態に
設けている事を示す。又切換バルブ(47)、又は高圧
気体用タンク(44)もホイール(43)の図示反対側
に設け、被係合片(48)のみをホイール外径近くの側
面に少し突出した状態で設けても為し得、該横造は第1
5図示構造との組合せに適する。第7、8図に於ては第
17図示のD条に且各E線上に配設された事を例示して
掲げたが、これを(C線、D線二条で実施した場合)C
線上に施設したものに連通させても良い。尚、これ等C
条線施設のもの、D条線施設のものが個々の場合、C条
線施設のものから導き出されるホースもB側とし、これ
を第12図の同一機構に接続する事が望ましい。第1〜
6図示の機構を第17図の如くD条線、C条線に且各E
線上に配設された場合、紐状物(10)、(11)、
(19)、帯板(21)等を各々D条線施設のものとC
条線施設のものとを接続し連動させる如く構成しても良
い。 作用 以下、各実施例中類似するものに於ては一括して説明す
る。第1〜4図示例に於ては、図示状態から紐状物(1
0)が矢印H方向へ引張られると、各回動体(6)が矢
印J方向へ回動する事に依り各凸部(8)は第1図の弾
性体(4)、第2図のスパイクピン(5)、第3図の軟
性袋状膜(15)、第4図の窪み(16)部の底部を押
し上げ、接地面(2)よりスパイクピン(5)を突出さ
せる事が出来、然る後適時、紐状物(11)が矢印H方
向へ引張られ(紐状物(10)は矢印Iへ移行)回動体
(6)が矢印K方向に回動すると、前記弾性体(4)、
スパイクピン(5)、軟性袋状膜(15)、窪み(1
6)部部材の各底部方向への復帰力に依り各スパイクピ
ン(5)を接地面(2)より没入させる事が出来る。第
5図示例では、紐状物(20)が矢印H方向へ引張られ
ると、回動体(6)が矢印J方向へ回動し、凸部(8)
か窪み(16)部底部を押し上げる事に依り、スパイク
ピン(5)を接地面(2)より突出させる事か出来、然
る後紐状物(19)が矢印I方向へ引張られると、回動
体(6)は図示状態に戻り、窪み(16)部部材の復帰
力に依りスパイクピン(5)を接地面(2)より没入さ
せる事が出来る。(第1〜3図構成も同作用) 第6図示例では、帯板(21)が矢印H方向へ引張られ
ると、凸部(8)が窪み(16)部底部を押し上げる事
に依り、スパイクピン(5)を接地面(2)より突出さ
せる事が出来、然る後帯板(21)が矢印I方向へ移行
すれば、図示状態に戻り、窪み(16)部部材の復帰力
に依りスパイクピン(5)を接地面(2)より没入させ
る事が出来る。第7〜8図では、ホース(23)を通じ
隙間(22)、気密袋(24)に液体又は気体の圧力が
加わると、窪み(16)部底部、軟性袋状膜(15)を
押し上げる事に依り、スパイクピン(5)を接地面
(2)より突出させる事が出来、前記圧力が減圧となれ
ば窪み(16)、軟性袋状膜(15)の復帰力に依りス
パイクピン(5)を接地面(2)より没入させる事が出
来る。第9図に於ては、カム付回動体(26)をスリッ
ト(28)分矢印L方向へ回動させると、カム(27)
がてこ状回動体(30)の図示左方を押し上げる事に依
り、紐状物(10)を図示下方へ引張り且紐状物(1
1)を図示上方へ押し上げ、然る後カム付回動体(2
6)が矢印M方向へ回動すれば、紐状物(11)を図示
下方へ引張り且紐状物(10)を図示上方へ押し上げ、
図示状態に戻る。尚、カム付回動体(26)を回動させ
る手段として、被係合片(33)を手にて動かす方法、
車内からの操作に依り動かす方法とがあり、後者につい
ては、第15図の操作ケーブル(56)を車内より引き
係合片(55)を被係合片(33)に係合させて車を若
干前進又は後退させる事に依り上記作動を為し得る。
又、係合片(55)、被係合片(33)は必要作動後の
係合を解除する為、前記一方又は双方共変形をし且弾性
を持たせた部材を以てする。又、前記紐状物(10)、
(11)の移行は第1〜4図示機構又は第5図示機構に
連動される。第5、9、10図の組合せで構成され、紐
状物(19)に矢印I方向へ蓄力を施し且紐状物(2
0)を第9図aてこ状回動体(30)の図示右端に着装
した状態で、カム付回動体(26)を矢印L方向へ回動
させるとカム(27)がてこ状回動体(30)左方を押
し上げ、矢印I方向の蓄力に抗し紐状物(20)を矢印
H方向へ引張り、回動体(6)が矢印J方向へ回動し、
凸部(8)が窪み(16)部底部を押し上げる事に依
り、スパイクピン(5)を接地面(2)より突出させ、
然る後、カム付回動体(26)が矢印M方向へ回動すれ
ば、回動体(6)は矢印K方向へ回動し、窪み(16)
部の復帰力に依り図示状態に戻り、スパイクピン(5)
は接地面(2)より没入する。尚、窪み(16)部を第
1〜3図のスパイクピン部に置きかえた構造のものにあ
っては前記凸部(8)が、第1図の弾性体(4)、第2
図のスパイクピン(5)の底部、第3図の軟性袋状膜
(15)の底部に前述同様に作動(押し上げ)する事は
勿論である。又、当実施例中、第9図構造を第16図構
造のものに置きかえた場合、同図示帯板(21)部分を
紐状物(20)にかえた状態で、ターンバックル(5
8)を矢印T方向へ廻せば、紐状物(20)を矢印H方
向へ引張り、前述同様作用が為される。第6、10、1
1図の組合せで構成され、タイヤ(1)のB側へ導き出
された帯板(21)を第11図示のてこ状回動体(3
0)に着装し、且タイヤ(1)のA側へ導き出された帯
板(21)を第10図bの如くスプリング(35)を張
架した状態で、カム付回動体(26)を矢印L方向へ回
動させるとカム(27)がてこ状回動体(30)の左方
を押し上げ、矢印I方向への蓄力に抗し帯板(21)を
矢印H方向へ摺動させて、凸部(8)が窪み(16)部
底部を押し上げ、スパイクピン(5)を接地面(2)よ
り突出させる事が出来、然る後カム付回動体(26)を
矢印M方向へ回動させると矢印I方向への蓄力に依り帯
板(21)は矢印I方向へ移行し、スパイクピン(5)
を接地面(2)より没入させる事が出来る。又、当該実
施例中第11図構造を第16図構造のものに置き変えた
場合、ターンバックル(58)を矢印T方向へ廻し、然
る後適時矢印S方向へ廻せば、前述同様の作用が為され
る。第7図又は第8図構造のホース(23)を第12図
示のマスターシリンダー(39)に各々連通着した状態
で、カム付回動体(26)を矢印L方向へ回動させる
と、カム(27)が各々ピストン(40)を矢印P方向
へ押し、内部の油圧用オイルが隙間(22)又は気密袋
(24)内に圧入し、窪み(16)部底部又は軟性袋状
膜(15)底部を押し上げ、スパイクピン(5)を接地
面(2)より突出させる事が出来、然る後適時、カム付
回動体(26)を矢印M方向へ回動させると、ピストン
(40)への負荷状態が解除され、窪み(16)又は軟
性袋状膜(15)の復帰力に依り、スパイクピン(5)
は接地面(2)より没入する。尚、第8図の気密袋(2
4)の図示上部に第1図中の弾性体(4)、又は第2図
中の保持枠体(12)及びスパイクピン(5)等を設け
た場合も前述同様、気密袋(24)の押上げ又は該逆作
用が為される。尚、ピストン(40)への負荷か解除さ
れた時、各ピストン(40)は各々矢印Q方向へ移行す
る。第7図又は第8図示のホース(23)を、各々第1
3図の如く連通着した状態に於て、バルブ(42)より
圧縮空気を圧入させると、隙間(22)又は気密袋(2
4)は窪み(16)の底部又は軟性袋状膜(15)を押
し上げ、スパイクピン(5)を接地面(2)より突出さ
せる事が出来、然る後適時、バルブ(42)より空気を
抜けば、窪み(16)部又は軟性袋状膜(15)の復帰
力に依り、スパイクピン(5)は接地面(2)より没入
する。尚、第8図中の気密袋(24)の図示上部に第1
図中の弾性体(4)、又は第2図中の保持枠体(12)
及びスパイクピン(5)等を設けた場合も前述同様、気
密袋(24)の押し上げ又は該逆作用が為される。第7
図又は第8図示のホース(23)を第13図の如く連通
させ、且連通部分より更に第14図示のホース(46)
に連通着した状態に於て、切換バルブ本体(47)の被
係合片(48)を矢印R方向へ移動させると、b図で示
した通気用欠如部(50)は、ホース(46)とパイプ
(45)を連通させる位置に移行し、高圧気体用タンク
(44)からパイプ(45)に通じた高圧気体は通気用
欠如部(50)、ホース(46)、連通ホース(4
1)、各ホース(23)を経て隙間(22)又は気密袋
(24)内に圧入し、窪み(16)の底部又は軟性袋状
膜(15)の底部を押し上げ、スパイクピン(5)を接
地面(2)より突出させる事が出来、然る後適時、被係
合片(48)を図示状態に戻せば、ホース(46)内よ
り排気用欠如部(51)を経て点線矢印の如く高圧気体
は放出され、窪み(16)部又は軟性袋状膜(15)の
復帰力に依り、スパイクピン(5)は接地面(2)より
没入する。尚、第8図の気密袋(24)の図示上部に第
1図中の弾性体(4)、又は第2図中の保持枠体(1
2)及びスパイクピン(5)等を設けた場合も前述同
様、気密袋(24)の押し上げ又は該逆作用が為され
る。又、第14図中の滑動バルブ(49)か図示状態に
ある時パイプ(45)内の高圧気体は滑動バルブ(4
9)の図示底部に依り遮断状態どなる。図cに依る状態
は回動バルブ(52)か矢印Mへ回動した後の状態を示
し、通気状態であり、被係合片(48)を矢印L方向へ
回動させると、パイプ(45)は遮断され、且ホース
(46)内の高圧気体は排気用欠如部(51)を通じて
外方へ放出される。尚、第9図に係る作用説明の如く第
11、12図構造に於ても、被係合片(33)を矢印
L、Mへ回動させる手段として、手にて回動させる以外
に、第15図機構を以て車内よりの操作で回動させ得る
事は勿論である。 実施例 各実施例を図面に基づき説明すると次の通りである。
尚、各図は各実施例の代表構図である。又、各実施例
は、第17図に示したタイヤ(1)の接地面(2)部又
は第18図に示したタイヤ被覆体(59)に於て実施さ
れるのを基本の構造としている。 第1実施例 第1図の如く、タイヤ(1)又はタイヤ被覆体(59)
の接地面(2)に設けた孔より出入可能としたスパイク
ピン(5)を着された弾性体(4)を肉厚部(3)又は
(60)内部に設け、弾性体(4)底部に設けた隙間
に、弾性体(4)底部に接触作動する様にした凸部
(8)を備えた回動体(6)を、支軸(7)に依り回動
可能に軸着し、且回動体(6)に紐状物(10)、(1
1)を各々着し、該各他端をタイヤ(1)又はタイヤ被
覆体(59)の側面に摺動可能に導き出す。 第2実施例 第2図の如く、タイヤ(1)又はタイヤ被覆体(59)
の接地面(2)に設けた孔より出入可能としたスパイク
ピン(5)を嵌設した保持枠体(12)を接地面(2)
部の肉厚部(3)内部に埋設し、且スパイクピン(5)
底部の突面部ど保持枠体(12)内部にスプリング(1
3)を内装し、スパイクピン(5)にタイヤ(1)半径
方向中心方向への蓄力を施し、且スパイクピン(5)底
部付近に設けた隙間に介在し、スパイクピン(5)底部
に接触作動する様にした凸部(8)を備えた回動体
(6)を、支軸(7)に依り回動可能に軸着し、回動体
(6)に紐状物(10)、(11)を各々着し、該各他
端をタイヤ(1)又はタイヤ被覆体(59)の側面に摺
動可能に導き出す。 第3実施例 第3図の如く、タイヤ(1)又はタイヤ被覆体(59)
の接地面(2)に設けた孔より出入可能としたスパイク
ピン(5)を嵌設したシリンダー(14)と、該底部に
液体を内包して着された軟性袋状膜(15)を肉厚部
(3)又は(60)内に埋設し、軟性袋状膜(15)底
部付近に設けた隙間に介在し且軟性袋状膜(15)底部
に接触作動する様にした凸部(8)を備えた回動体
(6)を、支軸(7)に依り回動可能に軸着し、且回動
体(6)に紐状物(10)、(11)を各々着し、該各
他端をタイヤ(1)又はタイヤ被覆体(59)の側面に
摺動可能に導き出す。 第4実施例 第4図の如く、タイヤ(1)又はタイヤ被覆体(59)
の接地面(2)に形成した窪み(16)内にスパイクピ
ン(5)を植設し、窪み(16)部底部の肉厚部(3)
又は(60)内部に設けた隙間(18)に介在し、且該
窪み(16)底部分に接触作動する様にした凸部(8)
を備えた回動体(6)を、支軸(7)に依り回動可能に
軸着し、且回動体(6)に紐状物(10)、(11)を
各々着し、該各他端をタイヤ(1)又はタイヤ被覆体
(59)の側面に摺動可能に導き出す。 第5実施例 第1〜4図示例の中から選ばれる弾性体(4)、第2図
スパイクピン(5)、軟性袋状膜(15)、窪み(1
6)部の何れかの底部に設けた隙間に介在し且前記底部
に接触作動する様にした凸部(8)を備えた回動体
(6)を回動可能に設け、且回動体(6)に紐状物(1
9)を着して肉厚部(3)又は(60)内部を摺動可能
として該他端をタイヤ(1)A側へ導き出し、且回動体
(6)に紐状物(20)を着して肉厚部(3)又は(6
0)内部を摺動可能として該他端をタイヤ(1)B側へ
導き出す。 第6実施例 第6図の如く、タイヤ(1)又はタイヤ被覆体(59)
の接地面(2)に形成した窪み(16)内にスパイクピ
ン(5)を植設し、窪み(16)部底部の肉厚部(3)
又は(60)内部に設けた隙間(18)に介在し、且該
窪み(16)底部分に接触作動する様にした凸部(8)
を備えた帯板(21)を、該一端をタイヤ(1)A側面
へ、且該他端をタイヤ(1)B側面へ各々摺動可能に導
き出す。 第7実施例 第7図の如く、タイヤ(1)又はタイヤ被覆体(59)
の接地面(2)に形成した窪み(16)内にスパイクピ
ン(5)を植設し、窪み(16)部底部の肉厚部(3)
又は(60)内に隙間(22)を設け、隙間(22)に
連通させたホース(23)又はパイプの他端を、タイヤ
(1)側面へ導き出し、且隙間(22)及びホース(2
3)又は前記パイプ内に油圧又は空気圧作用を施し得る
状態として実施する。 第8実施例 第1〜3図示例の中から選出される横造の中の回動体
(6)、紐状物(10)、(11)を排し、第1図の弾
性体(4)又は第2図のスパイクピン(5)又は第3図
の軟性袋状膜(15)の何れかの底部に第8図の如き気
密袋(24)を肉厚部(3)内に設け、気密袋(24)
に連通させて着したホース(23)を、その他端をタイ
ヤ(1)側面に導き出して設け、且気密袋(24)及び
ホース(23)内に油圧又は空気圧作用を施し得る状態
として実施する。 第9実施例 第1〜4図示例の中から選出される構造の紐状物(1
0)の末端と紐状物(11)の末端とを各々両端に着し
た第9図の如きてこ状回動体(30)と、てこ状回動体
(30)底部に接触作動する様にしたカム(27)を有
するカム付回動体(26)を限定回動可能として備えた
締付具本体(25)をタイヤ(1)、又はタイヤ被覆体
(59)の側面、又はホイールに設ける様にして実施す
る。 第10実施例 第5実施例、つまり第1〜4図に示した構成中の紐状物
(10)、(11)を排した状態の中から選出された構
造の中にあって、第I図の弾性体(4)、第2図のスパ
イクピン(5)、第3図の軟性袋状膜(15)、第4図
の窪み(16)底部の何れかの底部分に設けた隙間に介
在し、該底部分に接触作動する様にした凸部(8)を備
えた回動体(6)を、第5図の如く設け、回動体(6)
に一端を着され且タイヤ(1)A側面へ摺動可能に導き
出された紐状物(19)の他端に、第10図の如く各々
架具(34)を着し、各架具(34)間にスプリング
(35)を各々張架して、紐状物(19)に矢印I方向
への蓄力を施す。又、回動体(6)に一端を着され且タ
イヤ(1)B側面へ摺動可能に導き出された紐状物(2
0)の他端を、第9図のてこ状回動体(30)の図示右
端、又は第11図のてこ状回動体(30)の図示右端、
又は第16図の架具(57)に各々着し、紐状物(2
0)を矢印H方向へ適時、任意に引き締め、又は弛緩さ
せる事が出来る様にする。 第11実施例 第6実施例(第6図)のタイヤ(1)A側面へ摺動可能
に導き出された帯板(21)の末端に、第10図の如く
各々架具(34)を着し、各架具(34)間にスプリン
グ(35)を各々張架して、帯板(21)に矢印I方向
への蓄力を施す。又、帯板(21)のタイヤ(1)B側
面へ摺動可能に導き出された末端を、第11図のてこ状
回動体(30)の図示右端に、又は第16図の各架具
(57)に各々着して、帯板(21)を矢印H方向へ適
時、任意に引き締め、又は弛緩させる事が出来る様にす
る。 第12実施例 第7実施例(第7図)中のタイヤ(1)側面に導き出さ
れたホース(23)の末端、又は第8実施例(第8図で
代表図示)中のタイヤ(1)側面に導き出されたホース
(23)の末端を連通状態で着されたマスターシリンダ
ー(39)と該マスターシリンダー(39)に嵌設され
たピストン(40)に接触作動するカム(27)を有す
るカム付回動体(26)を限定回動可能に備えた第12
図の如きマスターシリンダー保持体(38)を、タイヤ
(1)又はタイヤ被覆体(59)の側面、又はホイール
に設ける。 第13実施例 第7実施例(第7図)中のタイヤ(1)側面に導き出さ
れたホース(23)の末端、又は第8実施例(第8図で
代表図示)中のタイヤ(1)側面に導き出されたホース
(23)の末端の個々にバルブを、又は前記ホース(2
3)を第13図の如く連通ホース(41)にて連通さ
せ、且前記ホース(23)又は連通ホース(41)の何
れかの任意箇所に少くとも1個のバルブ(42)を設
け、前記バルブ又はバルブ(42)より高圧気体(空気
等)を封入、又は任意放出出来る様に構成する。 第14実施例 第7実施例(第7図)中のタイヤ(1)側面に導き出さ
れたホース(23)の末端、又は第8実施例(第8図で
代表図示)中のタイヤ(1)側面に導き出されたホース
(23)の末端の各々を連通させてまとめたホース(4
6)を連通着された切換バルブ本体(47)を、ホイー
ル(43)の表面側又は裏面側に設け、且切換バルブ
(47)に直接又はパイプ(45)を介して連通させた
高圧気体用タンク(44)を、第14図の如くホイール
(43)の任意箇所に設け、切換バルブ機構中の滑動バ
ルブ(49)又は回動バルブ(52)の移動又は回動に
依り、前記ホース(23)部内、隙間(22)又は気密
袋(24)内に高圧気体を封入、又は任意放出出来る様
に構成する。以上各実施例を述べたが、各図示例は該代
表例であり、構成説明中述べた細部の他例を巧みに組み
合わせる事に依り、本発明の精神を逸脱する事なく、千
差万別の変化、変形を為し得る事は勿論である。 発明の効果 本発明のスパイクピン出入タイヤを実用する時は、通常
道路に於てはスパイクピンがタイヤ接地面内に没入した
普通のタイヤとして、又、積雪、凍結道路に遭遇した場
合は簡単な手作業、又は車外に出る事なく車内よりの操
作に依り、タイヤ接地面よりスパイクピンを適時出入さ
せる事が出来、特に都市部、山間部の降雪の差、降雪後
の残存のずれ等に依る積雪、非積雪等の状況変化のある
道路を走行する時に際して、臨機応変に対応出来る事に
依り、従来の如き通常道路の走行に於る路面の損傷を防
止する事が出来るばかりはでなく、スパイクピンの徒な
摩耗を防止させる効果を呈するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図aは一部欠如の平面図、同bは一部欠如の断面
図、第2図aは一部欠如の平面図、同bは一部欠如の断
面図、第3図aは一部欠如の平面図、同bは一部欠如の
断面図、第4図aは一部欠如の平面図、同bは一部欠如
の断面図、第5図aは一部欠如の平面図、同bは一部欠
如の断面図、第6図aは一部欠如の平面図、同bは一部
欠如の断面図、第7図aは一部欠如の平面図、同bは一
部欠如の断面図、第8図は一部欠如の断面図、第9図a
は一部欠如の側面図、同bはN〜N′鎖線の断面図、第
10図a、bは一部欠如の側面図、第11図aは一部欠
如の側面図、同bはO〜O′鎖線の断面図、第12図は
一部欠如の側面図、第13図は側面図、第14図aは側
面図、同bは斜視図、同cは断面図、第15図は一部断
面の正面図、第16図は一部欠如の側面図、第17図は
一部欠如の斜視図、第18図は断面図である。 (1)・・タイヤ (2)・・接地面 (3)・・肉厚部 (4)・・弾性体 (5)・・スパイクピン (6)・・回動体 (7)・・支軸 (8)・・凸部 (9)・・カバー (10)・・紐状物 (11)・・紐状物 (12)・・保持枠体 (13)・・スプリング (14)・・シリンダー (15)・・軟性袋状膜 (16)・・窪み (17)・・基体 (18)・・隙間 (19)・・紐状物 (20)・・紐状物 (21)・・帯板 (22)・・隙間 (23)・・ホース (24)・・気密袋 (25)・・締付具本体 (26)・・カム付回動体 (27)・・カム (28)・・スリット (29)・・回動阻止片 (30)・・てこ状回動体 (31)・・支軸 (32)・・保持片 (33)・・被係合片 (34)・・架具 (35)・・スプリング (36)・・スリット (37)・・短片 (38)・・マスターシリンダー保持体 (39)・・マスターシリンダー (40)・・ピストン (41)・・連通ホース (42)・・バルブ (43)・・ホイール (44)・・高圧気体用タンク (45)・・パイプ (46)・・ホース (47)・・切換バルプ(本体) (48)・・被係合片 (49)・・滑動バルブ (50)・・通気用欠如部 (51)・・排気用欠如部 (52)・・回動バルブ (53)・・ダンパー (54)・・係合片収納本体 (55)・・係合片 (56)・・操作ケーブル (57)・・架具 (58)・・ターンパックル (59)・・タイヤ被覆体 (60)・・肉厚部 A・・側 B・・側 C・・条線 D・・条線 E・・線 F・・部材箇所 G・・底部 H・・矢印 I・・矢印 J・・矢印 K・・矢印 L・・矢印 M・・矢印 N〜N′・・鎖線符合 O〜O′・・鎖線符合 P・・矢印 Q・・矢印 R・・矢印 S・・矢印 T・・矢印

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、タイヤ接地面又はタイヤ被覆体接地面に設けた孔よ
    り出入可能としたスパイクピンを設けられた弾性体を前
    記接地面部の肉厚部内部に設け且該弾性体底部に設けた
    隙間に介在し且該弾性体底部に接触作動す可き凸部を備
    えた回動体を設け且該回動体の回動部分の一部に紐状物
    を又該他部分に他の紐状物を各々着し且該紐状物の各々
    の他端を前記タイヤ又はタイヤ被覆体の側面部に摺動可
    能に導き出して成るスパイクピン出入タイヤ。 2、タイヤ接地面又はタイヤ被覆体接地面に設けた孔よ
    り出入可能としたスパイクピンを嵌設した保持枠体を前
    記接地面部の肉厚部内部に設け且前記スパイクピンにタ
    イヤ半径方向中心方向への畜力を施し且該スパイクピン
    の底部近辺に設けた隙間に介在し該スパイクピン底部に
    接触作動す可き凸部を備えた回動体を設け且該回動体の
    回動部分の一部に紐状物を又該他部分に他の紐状物を各
    各着し且該紐状物の各々の他端を前記タイヤ又はタイヤ
    被覆体の側面部に摺動可能に導き出して成るスパイクピ
    ン出入タイヤ。 3、タイヤ接地面又はタイヤ被覆体接地面に設けた孔よ
    り出入可能としたスパイクピンを嵌設し且底部に液体を
    内包した軟性袋状膜を付けたシリンダーを前記接地面部
    の肉厚部内部に設け且前記軟性袋状膜底部に設けた隙間
    に介在し且該軟性袋状膜底部に接触作動す可き凸部を備
    えた回動体を設け且該回動体の回動部分の一部に紐状物
    を又該他部分に他の紐状物を各々着し且該紐状物の各々
    の他端を前記クイヤ又はタイヤ被覆体の側面部に摺動可
    能に導き出して成るスパイクピン出入タイヤ。 4、タイヤ接地面又はタイヤ被覆体接地面に形成した窪
    み内にスパイクピンを植設し且該窪み部底部肉厚内部に
    設けた隙間に介在し且該窪み底部部分に接触作動す可き
    凸部を備えた回動体を設け且該回動体の回動部分の一部
    に紐状物を又該他部分に他の紐状物を各々着し且該紐状
    物の各々の他端を前記タイヤ又はタイヤ被覆体の側面部
    に摺動可能に導き出して成るスパイクピン出入タイヤ。 5、特許請求の範囲第1〜4項の回動体に着した紐状物
    を排し該回動体の回動部分の一部に着した紐状物の他端
    をタイヤ又はタイヤ被覆体のA側面に摺動可能に導き出
    して設け且前記紐状物を着した前記回動体の同部分又は
    他の部分に別なる紐状物を着し且該紐状物の他端を前記
    タイヤ又はタイヤ被覆体のB側面に摺動可能に導き出し
    て成るスパイクピン出入タイヤ。 6、タイヤ接地面又はタイヤ被覆体接地面に形成した窪
    み内にスパイクピンを植設し且該窪み部底部肉厚内部に
    設けた隙間に介在し且該窪み底部部分に接触作動す可き
    凸部を備えた帯板をその一端を前記タイヤ又はタイヤ被
    覆体のA側面へ又前記帯板の他の一端を前記タイヤ又は
    タイヤ被覆体のB側面へ摺動可能に導き出して成るスパ
    イクピン出入タイヤ。 7、タイヤ接地面又はタイヤ被覆体接地面に形成した窪
    み内にスパイクピンを植設し且該窪み部底部肉厚内部に
    隙間を設け且該隙間に通じるホース又はパイプを前記タ
    イヤ又はタイヤ被覆体の側面部に導き出して設け且前記
    隙間及び前記ホース又はパイプ内に油圧又は空気圧作用
    を施し得る状態としたスパイクピン出入タイヤ。 8、特許請求の範囲第1〜3項の回動体及び紐状物を排
    し且第1項の弾性体の底部又は第2項のスパイクピン底
    部又は第3項の軟性袋状膜底部に気密袋を設け且該気密
    袋内に通じるホース又はパイプの一端をタイヤ又はタイ
    ヤ被覆体の側面部に導き出して設け且前記気密袋及び前
    記ホース又はパイプ内に油圧又は空気圧作用を施し得る
    状態としたスパイクピン出入タイヤ。 9、特許請求の範囲第1〜4項の中から選出される項の
    タイヤ又はタイヤ被覆体の側面に導き出された一紐状物
    を一端に着され且他の紐状物を他の一端に着されたてこ
    状回動体と該てこ状回動体に接触作用するカム付回動体
    を設けた締付具本体を前記タイヤ又はタイヤ被同体の側
    面又はホイールに設ける様にしたスパイクピン出入タイ
    ヤ。 10、特許請求の範囲第5項のタイヤ又はタイヤ被覆体
    のA側面に導き出した紐状物にA側面方向への畜力を施
    し且前記タイヤ又はタイヤ被覆体のB側面に導き出した
    紐状物の一端を前記タイヤ又はタイヤ被覆体のB側面又
    はホイールに設けた締付具の締付部分に又は前記タイヤ
    又はタイヤ被覆体のB側面又はホイールに設けた締付具
    本体に回動可能に設けられたカム付回動体のカム部に作
    動されるてこの一端に着する様にしたスパイクピン出入
    タイヤ。 11、特許請求の範囲第6項のタイヤ又はタイヤ被覆体
    のA側面に導き出した帯板にA側面方向への畜力を施し
    且前記タイヤ又はタイヤ被覆体のB側面に導き出した帯
    板の一端を前記タイヤ又はタイヤ被覆体のB側面又はホ
    イールに設けた締付具の締付部分に又は前記タイヤ又は
    タイヤ被覆体のB側面又はホイールに設けた締付具本体
    に回動可能に設けられたカム付回動体のカム部に作動さ
    れるてこの一端に着する様にしたスパイクピン出入タイ
    ヤ。 12、特許請求の範囲第7項又は第8項のタイヤ又はタ
    イヤ被覆体の側面に導き出されたホース又はパイプの末
    端を着装されるマスターシリンダーに嵌設されたピスト
    ンと該ピストンに接触作動す可きカムを有するカム付回
    動体を回動可能に設けたマスターシリンダー保持体を前
    記タイヤ又はタイヤ被覆体の側面又はホイールに設けて
    構成したスパイクピン出入タイヤ。 13、特許請求の範囲第7項又は第8項のタイヤ又はタ
    イヤ被覆体の側面部に通じさせたホース又はパイプの個
    々の末端に個々のバルブを又は前記タイヤ又はタイヤ被
    覆体の円周に沿い配列され該側面に配設状態とした前記
    個々のホース又はパイプを連通させ且該連通部又は前記
    ホース又はパイプの任意箇所に少くとも一個のバルブを
    装着して成るスパイクピン出入タイヤ。 14、特許請求の範囲第7項又は第8項記載のホース又
    はパイプの末端を連通着装される切換バルブをホイール
    の表面側又は表面側付近又は該裏面側又は裏面側付近に
    設け且前記切換バルブに連通させた高圧気体用タンクを
    前記ホイールの任意個所に設けて構成したスパイクピン
    出入タイヤ。
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