JPH0616379A - リフティングマグネット用吊具 - Google Patents
リフティングマグネット用吊具Info
- Publication number
- JPH0616379A JPH0616379A JP20066992A JP20066992A JPH0616379A JP H0616379 A JPH0616379 A JP H0616379A JP 20066992 A JP20066992 A JP 20066992A JP 20066992 A JP20066992 A JP 20066992A JP H0616379 A JPH0616379 A JP H0616379A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanger
- lifting magnet
- swingable
- hook
- suspended
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 吊り下げられたリフティングマグネットの回
転を防止し、正確な方向を保って吊垂移動できるように
する。 【構成】 フックブロック1の下端に垂設されたハンガ
ープレート2,2下部に、対向して配設される揺動式ハ
ンガー6を支軸5を介して揺動自在に設ける。この各揺
動式ハンガー6下端両側にリフティングマグネット9に
設けた吊垂用チェン8の上端を係止する。
転を防止し、正確な方向を保って吊垂移動できるように
する。 【構成】 フックブロック1の下端に垂設されたハンガ
ープレート2,2下部に、対向して配設される揺動式ハ
ンガー6を支軸5を介して揺動自在に設ける。この各揺
動式ハンガー6下端両側にリフティングマグネット9に
設けた吊垂用チェン8の上端を係止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吊り下げられたリフティ
ングマグネットの回転を防止し、正確な方向を保って吊
垂移動できるようになしたリフティングマグネット用吊
具に関するものである。
ングマグネットの回転を防止し、正確な方向を保って吊
垂移動できるようになしたリフティングマグネット用吊
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クレーンのフックに、リフティングマグ
ネット吊用チェンの上端を直接またはフック金具を介し
て係止し、励磁性物品の吸着、吊垂移送を行っている。
ネット吊用チェンの上端を直接またはフック金具を介し
て係止し、励磁性物品の吸着、吊垂移送を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】クレーンのフックに吊
用チェンを掛ける場合、このチェンがゆるみ、フック部
より外れたり、またフックを支持するハンガープレート
にフック部を形成し、このフック部にチェンを掛ける場
合は荷重によりフック部が変形し、チェンが脱落した
り、さらにはリフティングマグネットが吊垂時旋回し、
危険である。フックの旋回を防止するためフックにピン
を貫通する方法も提案されているが、繰り返しの使用に
より、このピン部分が摩耗その他によりがたが発生し、
ピンの折損等により回転が生じるようになる。
用チェンを掛ける場合、このチェンがゆるみ、フック部
より外れたり、またフックを支持するハンガープレート
にフック部を形成し、このフック部にチェンを掛ける場
合は荷重によりフック部が変形し、チェンが脱落した
り、さらにはリフティングマグネットが吊垂時旋回し、
危険である。フックの旋回を防止するためフックにピン
を貫通する方法も提案されているが、繰り返しの使用に
より、このピン部分が摩耗その他によりがたが発生し、
ピンの折損等により回転が生じるようになる。
【0004】本発明はクレーンによる吊垂時リフティン
グマグネットの回転を確実に防止し、これにより吊垂す
る物品の安定性、安全性並びに作業効率の向上を図るこ
とを目的とする。
グマグネットの回転を確実に防止し、これにより吊垂す
る物品の安定性、安全性並びに作業効率の向上を図るこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、フックブロックの下端に垂設
されたハンガープレート下部に、対向して配設される揺
動式ハンガーを支軸を介して揺動自在に設けるとともに
この各揺動式ハンガー下端両側にリフティングマグネッ
トに設けた吊垂用チェンの上端を係止して成ることを要
旨とする。
するためになしたもので、フックブロックの下端に垂設
されたハンガープレート下部に、対向して配設される揺
動式ハンガーを支軸を介して揺動自在に設けるとともに
この各揺動式ハンガー下端両側にリフティングマグネッ
トに設けた吊垂用チェンの上端を係止して成ることを要
旨とする。
【0006】
【作用】フックブロックの下面に垂設するハンガープレ
ート間に架設するフック支持部材にてフックを回動自在
に支持するとともにこの対向する左右両ハンガープレー
ト間下端両側に支軸を介して揺動可能にして揺動式ハン
ガーを設け、この各揺動式ハンガーの下端両側にリフテ
ィングマグネット吊垂用チェンの上端を係止する。これ
により吊垂用チェンは揺動式ハンガー下部4点で、しか
も一定の距離を確保して固定しているのでリフティング
マグネットの吊垂時における回転が防止されるとともに
揺動式ハンガーにてリフティングマグネット吊用チェン
と同一方向に力がかかるよう揺動するので、ハンガープ
レートに曲げ力が作用しないようになる。
ート間に架設するフック支持部材にてフックを回動自在
に支持するとともにこの対向する左右両ハンガープレー
ト間下端両側に支軸を介して揺動可能にして揺動式ハン
ガーを設け、この各揺動式ハンガーの下端両側にリフテ
ィングマグネット吊垂用チェンの上端を係止する。これ
により吊垂用チェンは揺動式ハンガー下部4点で、しか
も一定の距離を確保して固定しているのでリフティング
マグネットの吊垂時における回転が防止されるとともに
揺動式ハンガーにてリフティングマグネット吊用チェン
と同一方向に力がかかるよう揺動するので、ハンガープ
レートに曲げ力が作用しないようになる。
【0007】
【実施例】以下本発明リフティングマグネット用吊具を
図示の実施例にもとづいて説明する。図において1は複
数の滑車Wを回動自在に支持したフックブロックで、こ
のフックブロック1の下面に左右に対向して2枚のハン
ガープレート2,2を垂設し、フックブロック1と一体
とするとともにこの両ハンガープレート2,2間にフッ
ク支持部材3を掛け渡し、このフック支持部材3にフッ
ク4の上部を貫通して回動自在に、かつ抜け止め状に係
着してフック4を設ける。
図示の実施例にもとづいて説明する。図において1は複
数の滑車Wを回動自在に支持したフックブロックで、こ
のフックブロック1の下面に左右に対向して2枚のハン
ガープレート2,2を垂設し、フックブロック1と一体
とするとともにこの両ハンガープレート2,2間にフッ
ク支持部材3を掛け渡し、このフック支持部材3にフッ
ク4の上部を貫通して回動自在に、かつ抜け止め状に係
着してフック4を設ける。
【0008】ハンガープレート2は所要の幅を有する長
方形状とするか、または下端幅を上端幅よりも少し幅を
広くし、この下端両側に支持孔を穿孔し、対向するハン
ガープレート2,2の支持孔間に支軸5を貫通支持する
とともにこの支軸5に揺動式ハンガー6を係止する。こ
の支軸5はハンガープレート2に挿通した後固定するた
め、ボルト様とし、ハンガープレート外側面にナットを
螺合してハンガープレートと一体とすることができる。
方形状とするか、または下端幅を上端幅よりも少し幅を
広くし、この下端両側に支持孔を穿孔し、対向するハン
ガープレート2,2の支持孔間に支軸5を貫通支持する
とともにこの支軸5に揺動式ハンガー6を係止する。こ
の支軸5はハンガープレート2に挿通した後固定するた
め、ボルト様とし、ハンガープレート外側面にナットを
螺合してハンガープレートと一体とすることができる。
【0009】揺動式ハンガー6はその幅を対向する2枚
のハンガープレート間幅もしくはそれより若干小幅なる
ものとし、上端に支軸5を貫通して支持する支軸支持部
を一体に形成し、下端両側にチェンを係止する孔6Hを
穿孔して成る。そしてリフティングマグネット9に設け
た4本の吊垂用チェン8の上端にU字形の止金具7を設
け、この止金具7を揺動式ハンガー6の孔6Hに嵌合係
止するものである。
のハンガープレート間幅もしくはそれより若干小幅なる
ものとし、上端に支軸5を貫通して支持する支軸支持部
を一体に形成し、下端両側にチェンを係止する孔6Hを
穿孔して成る。そしてリフティングマグネット9に設け
た4本の吊垂用チェン8の上端にU字形の止金具7を設
け、この止金具7を揺動式ハンガー6の孔6Hに嵌合係
止するものである。
【0010】各揺動式ハンガー6の下端両側に吊垂用チ
ェン8を係止する際、この各吊垂用チェン8は夫々一定
の距離を保持され、フックブロックに対して固定された
ハンガープレートに取り付けられているので、リフティ
ングマグネットをクレーンにて吊垂しても荷重のアンバ
ランス等により旋回力が発生せんとしてもこの複数のチ
ェン間が確保して固定されているので、リフティングマ
グネットの回転が防止されるものとなる。
ェン8を係止する際、この各吊垂用チェン8は夫々一定
の距離を保持され、フックブロックに対して固定された
ハンガープレートに取り付けられているので、リフティ
ングマグネットをクレーンにて吊垂しても荷重のアンバ
ランス等により旋回力が発生せんとしてもこの複数のチ
ェン間が確保して固定されているので、リフティングマ
グネットの回転が防止されるものとなる。
【0011】またリフティングマグネットを吊垂するチ
ェンを介して揺動式ハンガーに力がかかる際、揺動式ハ
ンガーの揺動方向とこのチェンにかかる力の方向とが同
一方向となるので、ハンガープレートに無理な力が作用
せず、安全な吊垂が行えるものとなる。
ェンを介して揺動式ハンガーに力がかかる際、揺動式ハ
ンガーの揺動方向とこのチェンにかかる力の方向とが同
一方向となるので、ハンガープレートに無理な力が作用
せず、安全な吊垂が行えるものとなる。
【0012】
【発明の効果】本発明リフティングマグネット用吊具は
フックブロックの下端に垂設されたハンガープレート下
部に、対向して配設される揺動式ハンガーを支軸を介し
て揺動自在に設けるとともにこの各揺動式ハンガー下端
両側にリフティングマグネットに設けた吊垂用チェンの
上端を係止して構成しているため、リフティングマグネ
ット吊垂時における回転が防止されハンガープレートに
曲げ等の無理な力がかからず、吊垂物品を安定し、安全
に吊垂搬送でき、作業効率が向上する利点がある。
フックブロックの下端に垂設されたハンガープレート下
部に、対向して配設される揺動式ハンガーを支軸を介し
て揺動自在に設けるとともにこの各揺動式ハンガー下端
両側にリフティングマグネットに設けた吊垂用チェンの
上端を係止して構成しているため、リフティングマグネ
ット吊垂時における回転が防止されハンガープレートに
曲げ等の無理な力がかからず、吊垂物品を安定し、安全
に吊垂搬送でき、作業効率が向上する利点がある。
【図1】本発明リフティングマグネット用吊具の一実施
例を示す正面図である。
例を示す正面図である。
【図2】同側面図である。
1 フックブロック 2 ハンガープレート 4 フック 5 支軸 6 揺動式ハンガー 7 止金具 8 吊垂用チェン 9 リフティングマグネット
Claims (1)
- 【請求項1】 フックブロックの下端に垂設されたハン
ガープレート下部に、対向して配設される揺動式ハンガ
ーを支軸を介して揺動自在に設けるとともにこの各揺動
式ハンガー下端両側にリフティングマグネットに設けた
吊垂用チェンの上端を係止して成ることを特徴とするリ
フティングマグネット用吊具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20066992A JPH0616379A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | リフティングマグネット用吊具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20066992A JPH0616379A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | リフティングマグネット用吊具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616379A true JPH0616379A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16428270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20066992A Pending JPH0616379A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | リフティングマグネット用吊具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616379A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103950817A (zh) * | 2014-04-22 | 2014-07-30 | 莱芜钢铁集团有限公司 | 具有防旋转平衡功能的圆形电磁吸盘装置 |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP20066992A patent/JPH0616379A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103950817A (zh) * | 2014-04-22 | 2014-07-30 | 莱芜钢铁集团有限公司 | 具有防旋转平衡功能的圆形电磁吸盘装置 |
CN103950817B (zh) * | 2014-04-22 | 2016-07-06 | 莱芜钢铁集团有限公司 | 具有防旋转平衡功能的圆形电磁吸盘装置 |
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