JPH0615979U - 電動ホッチキスにおけるステープルカートリッジの装着機構 - Google Patents

電動ホッチキスにおけるステープルカートリッジの装着機構

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JPH0615979U
JPH0615979U JP6028392U JP6028392U JPH0615979U JP H0615979 U JPH0615979 U JP H0615979U JP 6028392 U JP6028392 U JP 6028392U JP 6028392 U JP6028392 U JP 6028392U JP H0615979 U JPH0615979 U JP H0615979U
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Abstract

(57)【要約】 【構成】マガジン2の左右両側壁16の中央には切欠き
部17を形成し、切欠き部17を含む内部にはステープ
ルカートリッジ4の装着部14を形成するとともに、該
装着部14に装着された上記カートリッジ4の一部を上
記切欠き部17に嵌合した。 【効果】ステープルがマガジン2内部に詰まったとき、
ドライバプレート19がマガジン2内で作動できず、マ
ガジン2と一体化してしまうと、マガジン2はドライバ
プレート19とともに強制的にさらに上昇させられるか
ら、マガジン2には大きな曲げ荷重が働き、特にマガジ
ン2の側壁16の切欠き部17に応力が集中する。しか
し、マガジン2の側壁16の切欠き部17には上記カー
トリッジが嵌合してマガジン2が一体化されるため、マ
ガジン2の剛性が損なわれることがなく、無理な力が加
わえられても、マガジン2が弯曲したり、破損したりす
ることが防止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はマガジンに対してステープルを収納したステープルカートリッジを着 脱する方式の電動ホッチキスにおいて、マガジンの剛性を損なうことなくステー プルカートリッジを装着する装着機構に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】
従来この種の電動ホッチキスにおいて、真直状のステープルをシート状に接着 連結してなるシート状ステープルはステープルカートリッジ内に収納され、マガ ジンに配設された送り機構によりマガジンの前方に送られ、前端のものから順に コ字形に成形された後打ち出される。
【0003】 ところで、上記方式の電動ホッチキスのマガジンは両側に一連の側壁を有する とともに、該側壁の内側にステープルカートリッジの装着部を設け、ステープル カートリッジは上記両側壁内に収納配置されるのが普通である。
【0004】 しかしながら、上記電動ホッチキスは独立に使用されるほか、複写機等に組み 込まれるものも実施されてきており、このタイプの電動ホッチキスはできるだけ 小型であるのが望ましい。
【0005】
【考案の目的】
本考案は前記事情に鑑みて成立したものであって、特にマガジンの一部を切欠 いてここをステープルカートリッジの装着部の一部として利用することにより全 体を小型化することができるとともに、マガジンの剛性を損なうことなくステー プルカートリッジを装着するステープルカートリッジの装着機構を提供すること をその目的とする。
【0006】
【目的を達成するための手段】 前記目的を達成するため、本考案に係る電動ホッチキスにおけるステープルカ ートリッジの装着機構は、綴り台を有するベースフレーム上にマガジンを上下方 向に回動自在に設け、該マガジンを電動モータにより下方に回動させたときにマ ガジン内のステープルをマガジンに対して相対的に上下動するドライバプレート により綴り台に向けて打ち出し、ステープルを綴り台上の被綴り材に貫通させて 綴る電動ホッチキスにおいて、前記マガジンには、その左右両側壁の中央に上方 に開口する切欠き部を形成するとともに、該切欠き部を含む内部にはステープル カートリッジの装着部を形成し、該装着部に装着されたステープルカートリッジ は上記切欠き部に嵌合されていることを特徴とする。
【0007】
【考案の作用、効果】
前記構成によれば、マガジンが上下方向に回動する際、特に下方から上方に作 動する途中でマガジンが停止し、さらにドライバプレートがマガジンに対して相 対的に上方に作動する。ところが、綴り不良によってステープルがマガジン内部 に詰まってしまったときなどの場合、ドライバプレートがマガジン内で作動でき ず、マガジンと一体化してしまうことがある。このため、マガジンはドライバプ レートとともに強制的にさらに上昇させられるから、マガジンには大きな曲げ荷 重が働き、特にマガジンの側壁の切欠き部に応力が集中する。しかし、マガジン 側壁の切欠き部にはステープルカートリッジが嵌合してマガジンが一体化され、 マガジンを弯曲させようとする荷重の一部をステープルカートリッジが負担する ことになる。このため、マガジンの剛性が損なわれることがなく、マガジンに無 理な力が加わえられても、マガジンが弯曲したり、破損したりすることが防止さ れる。
【0008】 また、マガジンの一部を切欠いてここをステープルカートリッジの装着部の一 部として利用するものであるから、全体を小型化することができる。
【0009】
【実施例】
図1は電動ホッチキスを示す。この電動ホッチキスは真直のステープルをシー ト状に接着連結したシート状ステープルを使用し、ベースフレーム1上のマガジ ン2を電動モータに作動連結した駆動リンク3により上下方向に回動させ、上下 回動時にマガジン2に装着したステープルカートリッジ4からシート状ステープ ルを前方に送り出すとともに、シート状ステープルを先端のステープルから順に コ字形に成形した後ベースフレーム1の前端の綴り台5に向けて打ち出し、ステ ープルの脚部を綴り台5上の被綴り材6を貫通させて綴るものである。
【0010】 ステープルカートリッジ4は、図2に示すように、シート状ステープルSを多 段に収容するカートリッジ本体4aとその上部のキャップ4bとから構成されて いる。カートリッジ本体4aの前壁6には下端の開放部から導出されたシート状 ステープルSの導出ガイド7が突出形成され、前後壁の左右両側には係合突部8 が形成されている。また、両側壁の下端には最下段のシート状ステープルSの両 側縁の下面を支持する突縁9が形成されているが、これを除いて底部は開放形成 されている。キャップ4bのコーナー部には係合片10が形成され、カートリッ ジ本体4aの前後壁の開口部11に係合している。キャップ4bとシート状ステ ープルSとの間には押し板12とバネ13が配置され、これによりシート状ステ ープルSは下方に付勢されている。
【0011】 マガジン2の中央部にはステープルカートリッジ装着部14が、その前部には ステープルの成形・打ち出し部15が、さらに上記装着部14の下部にはステー プルカートリッジ4内のシート状ステープルSを成形・打ち出し部15に供給す る送り装置(図示せず)が配設されている。マガジン2の幅はステープルカート リッジ4の左右幅と同じ寸法に形成されている。また、マガジン2の左右両側に は側壁16が立ち上げ形成され、ステープルカートリッジ装着部14に対応する 左右両側壁16の中央には上部に開口するコ字形の切欠き部17が形成されてい る。各切欠き部17の上部開放端の前後には、上記ステープルカートリッジ4の 係合突部8に対応する係合部18が形成されている。
【0012】 上記ステープルカートリッジ4をマガジン2の装着部14に装着するときは、 図3のようにステープルカートリッジ4をマガジン2本体の切欠き部17に嵌合 し、カートリッジ本体4aの係合突部8を切欠部の係合部18に係合させればよ い。
【0013】 なお、成形・打ち出し部15には、シート状ステープルSの最前部のステープ ルをコ字形に成形するフォーミングプレート(図示せず)と成形されたステープ ルを打ち出すドライバプレート19(図4参照)とが設けられ、その前部にはフ ェースプレート20が配置されている。
【0014】 マガジン2の後部とその両側に配された一対の駆動リンク3の後部とは同じ支 軸21によってベースフレーム1上に回動自在に軸支されている。駆動リンク3 は適宜の駆動機構aにより上下方向に回動駆動されるように構成されている。こ のような駆動機構としては、溝カムを利用するものやカムローラを利用するもの 等を採用すればよい。
【0015】 上記両駆動リンク3の前端は連結軸22によって連結されているとともに、該 連結軸22はマガジン2の前部に配置されたドライバプレート19の前面の突片 23(図2参照)を貫通している。なお、マガジン2の前端下面がベースフレー ム1の綴り台5に接触する位置とマガジン2の下端から側方に形成された突部2 4がベースフレーム1に形成された弯曲アーム25に係合する位置までがマガジ ン2の回動範囲である。ドライバプレート19はマガジン2に対して相対的に上 下動するように構成され、したがって駆動リンク3はマガジン2のストロークよ りも大きく設定されている。
【0016】 上記構成により、駆動リンク3が上下方向に駆動されるとドライバプレート1 9も上下動し、その周囲との摩擦抵抗によりマガジン2もこれに追従するので、 マガジン2も上下方向に回動する。ドライバプレート19の下動に伴ってマガジ ン2も下動するが、マガジン2の前端下面は被綴り材6の上面に当接して停止す る。これに対し、駆動リンク3とドライバプレート19はさらに下動を続け、図 4のようにドライバプレート19はフェースプレート20の背面に供給された前 端のステープルS1(成形済み)をマガジン2の前端下面から綴り台5に向けて 打ち出し、ステープルS1の脚部を綴り台5上の被綴り材6を貫通させて綴る。 また、ドライバプレート19とともにフォーミングプレートも駆動され、シート 状ステープルSの前部のステープルはフォーミングプレートによって両側が押し 下げられてコ字形に成形される。ドライバプレート19が上方に駆動されると、 成形済みのステープルが送り装置によりフェースプレート20の背面に供給され る。以上の繰り返しによりシート状ステープルSの成形、打ち込みが行なわれる 。
【0017】 ところで、マガジン2が上下方向に回動する際、特に下方から上方に作動する 途中でマガジン2に形成された突部24がベースフレーム1に形成された弯曲ア ーム25に係合し、マガジン2はそれ以上上方に回動できないのに対し、駆動リ ンク3とドライバプレート19はさらに上方に作動する。ところが、綴り不良に よってステープルがマガジン2内部に詰まってしまったときなどの場合、ドライ バプレート19がマガジン2内で作動できず、マガジン2と一体化してしまうこ とがある。このため、駆動リンク3はドライバプレート19とともにマガジン2 を強制的にさらに上昇させようとするから、マガジン2には大きな曲げ荷重が働 く。特にマガジン2の側壁16の切欠き部17に応力が集中する。しかし、切欠 き部17にはステープルカートリッジ4が嵌合してマガジン2が一体化され、マ ガジン2を弯曲させようとする荷重の一部をステープルカートリッジ4が負担す ることになる。このため、マガジン2の剛性が損なわれることがなく、マガジン 2に無理な力が加わえられても、マガジン2が弯曲したり、破損したりすること が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電動ホッチキスの全体の斜視図で
ある。
【図2】マガジンとステープルカートリッジの斜視図で
ある。
【図3】上記電動ホッチキスの要部の側面図である。
【図4】上記電動ホッチキスの作動態様説明図である。
【符号の説明】
1 ベースフレーム 2 マガジン 4 ステープルカートリッジ 5 綴り台 6 被綴り材 14 装着部 16 側壁 17 切欠き部 19 ドライバプレート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 綴り台を有するベースフレーム上にマガ
    ジンを上下方向に回動自在に設け、該マガジンを電動モ
    ータにより下方に回動させたときにマガジン内のステー
    プルをマガジンに対して相対的に上下動するドライバプ
    レートにより綴り台に向けて打ち出し、ステープルを綴
    り台上の被綴り材に貫通させて綴る電動ホッチキスにお
    いて、 前記マガジンには、その左右両側壁の中央に上方に開口
    する切欠き部を形成するとともに、該切欠き部を含む内
    部にはステープルカートリッジの装着部を形成し、該装
    着部に装着されたステープルカートリッジは上記切欠き
    部に嵌合されていることを特徴とする電動ホッチキスに
    おけるステープルカートリッジの装着機構。
JP6028392U 1992-07-10 1992-08-04 電動ホッチキスにおけるステープルカートリッジの装着機構 Expired - Lifetime JP2550889Y2 (ja)

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JP6028392U JP2550889Y2 (ja) 1992-08-04 1992-08-04 電動ホッチキスにおけるステープルカートリッジの装着機構
EP93110959A EP0579118B1 (en) 1992-07-10 1993-07-08 A motor driven stapler
DE69300550T DE69300550T2 (de) 1992-07-10 1993-07-08 Motorisch angetriebenes Klammergerät.
US08/087,872 US5474222A (en) 1992-07-10 1993-07-09 Motor driven stapler
US08/796,444 US5836502A (en) 1992-07-10 1997-02-10 Motor driven stapler

Applications Claiming Priority (1)

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JPH0615979U true JPH0615979U (ja) 1994-03-01
JP2550889Y2 JP2550889Y2 (ja) 1997-10-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003013800A1 (fr) * 2001-08-09 2003-02-20 Max Co., Ltd Unite de commande et agrafeuse electrique

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003013800A1 (fr) * 2001-08-09 2003-02-20 Max Co., Ltd Unite de commande et agrafeuse electrique

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JP2550889Y2 (ja) 1997-10-15

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