JPH06159590A - 真空トラップ - Google Patents
真空トラップInfo
- Publication number
- JPH06159590A JPH06159590A JP32840492A JP32840492A JPH06159590A JP H06159590 A JPH06159590 A JP H06159590A JP 32840492 A JP32840492 A JP 32840492A JP 32840492 A JP32840492 A JP 32840492A JP H06159590 A JPH06159590 A JP H06159590A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- condensate reservoir
- reservoir chamber
- valve
- vacuum
- pressure
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- Granted
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- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
Abstract
力を所定の真空度に調整できる真空トラップを得るこ
と。 【構成】 上面に復水溜まり室4の圧力が作用し、下面
に引張り作用ばね17の弾性力が作用するダイヤフラム
10を設ける。ダイヤフラム10にフロ―ト弁9を持上
げて弁孔7を開ける操作部材11を連結する。復水溜ま
り室4の真空度が低くなるとダイヤフラム10が下方に
変位して操作部材11を反時計回り方向に回転させ、フ
ロ―ト弁9を持上げて弁孔7を開く。
Description
た蒸気を100〜60度C程度の加熱源として利用する
ような配管系に取り付けて、そこに発生した復水を排出
する真空トラップに関する。加熱源として蒸気を利用す
る主な理由は、温水よりも熱搬送量が大きく、また伝熱
係数が大きく均一な温度の加熱ができるなどの特徴を有
するからである。
−66557号公報に示されている。これは、入口に接
続した復水溜まり室と真空源に接続される出口との間を
復水溜まり室の水位に応動して復水溜まり室に開口した
弁孔を閉じる閉位置と弁孔を開く開位置とに変位するフ
ロ―ト弁を有する真空トラップにおいて、フロ―ト弁に
よる弁孔の開閉とは別に、復水溜まり室と出口側との間
にその双方の差圧に基づいて作動して復水溜まり室側の
気体を出口側に排出する圧力調整弁を設けたものであ
る。
水溜まり室側を所定の差圧に保つように作動するので、
フロ―ト弁が弁孔を閉じた閉位置において復水溜まり室
側の圧力が高く(復水溜まり室側の真空度が低く)なっ
た場合に、圧力調整弁が開弁して真空度を回復させるも
のである。
フロ―ト弁による弁孔の開閉とは別に、復水溜まり室と
出口側とを連通する通路やこの通路を開閉する弁手段を
必要とするので、構造が複雑になると共にコスト高にな
る問題がある。従って本発明の技術的課題は、復水溜ま
り室と出口側とを連通する別系統の通路やこの通路を開
閉する弁手段を設けずに、復水溜まり室側の圧力を所定
の真空度に調整できる真空トラップを得ることである。
る為に講じた本発明の技術的手段は、入口に接続した復
水溜まり室と真空源に接続される出口との間を復水溜ま
り室の水位に応動して復水溜まり室に開口した弁孔を閉
じる閉位置と弁孔を開く開位置とに変位するフロ―ト弁
を有する真空トラップにおいて、復水溜まり室の圧力と
ばねの弾性力との偏差に基づいて変位しフロ―ト弁を開
位置に駆動せしめる圧力応動部材を設けたことを特徴と
するものである。
圧力応動部材は復水溜まり室の圧力とばねの弾性力との
偏差に基づいて変位するので、復水溜まり室側の圧力が
高くなると、つまり復水溜まり室側の真空度が低くなる
と圧力応動部材がフロ―ト弁を開位置に駆動せしめて弁
孔を開き、復水溜まり室側の真空度を回復させる。圧力
応動部材で直接フロ―ト弁を駆動して弁孔を開くので、
復水溜まり室と出口側とを連通する別系統の通路やこの
通路を開閉する弁手段を設ける必要がない。
明する(図1参照)。本体1に蓋部材2,3を締結して
内部に復水溜まり室4を有する弁ケ―シングを形成す
る。本体1の上部に一次側接続部を有し復水溜まり室4
に連通する入口5を形成し、入口5と同一軸上に二次側
接続部を有する出口6を形成する。本体1の下部側方に
弁孔7を開けた弁座部材8を固定し、弁孔7を介して復
水溜まり室4と出口6を連通する。復水溜まり室4内に
水位に応じて浮上降下し弁孔7を開閉するフロ―ト弁9
を自由状態で配置する。
してのダイヤフラム10の外周縁を挟んで固定してい
る。ダイヤフラム10は、その中央に貫通した操作部材
11を有し、ナット12で固定している。操作部材11
は、ユニバ―サル継手部13を有し、先端部14が本体
1の突起15を支点にして回転できる。蓋部材3にねじ
結合した調節ねじ16と操作部材11とを引張り作用ば
ね17で連結する。引張り作用ばね17と調節ねじ16
は互いに回転自在になるように、金具18を調節ねじ1
6の凹部に挿入し、スナップリング19で係止してい
る。調節ねじ16を回転させることによって引張り作用
ばね17の弾性力を調節することができる。参照番号2
0は蓋部材に開けた外気との連通孔、21はロックナッ
トである。
り室4の圧力が作用し、下面に引張り作用ばね17の弾
性力が作用する。復水溜まり室4の圧力が高くなると、
つまり復水溜まり室4の真空度が低くなるとダイヤフラ
ム10が下方に変位し、操作部材11の先端部14が突
起15を支点にして反時計回り方向に回転し、フロ―ト
弁9を持上げて開位置に駆動せしめる。これによって、
弁孔7が開き復水溜まり室4の真空度が回復する。そし
て復水溜まり室4の真空度が引張り作用ばね17による
所定の設定値に達すると、ダイヤフラム10が上方に変
位して操作部材11を時計回り方向に回転させる。これ
によって、フロ―ト弁9の開閉弁作用に関与しなくな
る。
記のように本発明による真空トラップは、復水溜まり室
と出口側とを連通する別系統の通路やこの通路を開閉す
る弁手段を設ける必要がないので、構造が簡単になると
共に低コストで作ることができる。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 入口に接続した復水溜まり室と真空源に
接続される出口との間を復水溜まり室の水位に応動して
復水溜まり室に開口した弁孔を閉じる閉位置と弁孔を開
く開位置とに変位するフロ―ト弁を有する真空トラップ
において、復水溜まり室の圧力とばねの弾性力との偏差
に基づいて変位しフロ―ト弁を開位置に駆動せしめる圧
力応動部材を設けたことを特徴とする真空トラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32840492A JP2741321B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 真空トラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32840492A JP2741321B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 真空トラップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06159590A true JPH06159590A (ja) | 1994-06-07 |
JP2741321B2 JP2741321B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=18209884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32840492A Expired - Fee Related JP2741321B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 真空トラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2741321B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009257435A (ja) * | 2008-04-15 | 2009-11-05 | Tlv Co Ltd | スチームトラップ |
-
1992
- 1992-11-13 JP JP32840492A patent/JP2741321B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009257435A (ja) * | 2008-04-15 | 2009-11-05 | Tlv Co Ltd | スチームトラップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2741321B2 (ja) | 1998-04-15 |
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