JPH06155761A - インクジェット記録装置のインク残量検出装置 - Google Patents
インクジェット記録装置のインク残量検出装置Info
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- JPH06155761A JPH06155761A JP30841092A JP30841092A JPH06155761A JP H06155761 A JPH06155761 A JP H06155761A JP 30841092 A JP30841092 A JP 30841092A JP 30841092 A JP30841092 A JP 30841092A JP H06155761 A JPH06155761 A JP H06155761A
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- Japan
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- ink
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- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】印字データの欠落を未然に防止できる。
【構成】このインクジェット記録装置のインク残量検出
装置は、インク供給路１２あるいはインク貯蔵部に設け
られ、直流電圧または交流電圧またはパルス電圧を印加
し、インク３との接触の有無による電圧変化あるいは電
流変化を検知する一対の電極１４を備える。
装置は、インク供給路１２あるいはインク貯蔵部に設け
られ、直流電圧または交流電圧またはパルス電圧を印加
し、インク３との接触の有無による電圧変化あるいは電
流変化を検知する一対の電極１４を備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録装置
のインク残量検出装置に関する。
のインク残量検出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のインクジェット記録装置
のインク残量検出装置の第１の例は、インクカートリッ
ジあるいはインクジェットヘッドを含んだヘッドカート
リッジ内のインクの残量を、カートリッジ内に設けられ
た機械的な検知手段によって検出し、インク残量をカー
トリッジに表示している。また第２の例は、カートリッ
ジ内にはインク残量検知手段を保有せず記録装置側で印
字する際の記録ドット数を計数して、ある一定の記録ド
ット数を越えると記録動作を停止する構造となってい
る。
のインク残量検出装置の第１の例は、インクカートリッ
ジあるいはインクジェットヘッドを含んだヘッドカート
リッジ内のインクの残量を、カートリッジ内に設けられ
た機械的な検知手段によって検出し、インク残量をカー
トリッジに表示している。また第２の例は、カートリッ
ジ内にはインク残量検知手段を保有せず記録装置側で印
字する際の記録ドット数を計数して、ある一定の記録ド
ット数を越えると記録動作を停止する構造となってい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来のインクジェ
ット記録装置のインク残量検出装置の第１の例は、イン
ク残量を検知しそれを表示しても、ユーザーがそれを認
識しユーザーの意志により印字動作を停止してカートリ
ッジを交換しないかぎり、印字動作が停止せず印字デー
タの欠落を招く。また、第２の例は、カートリッジのイ
ンクが無くなり記録動作を停止する前にカートリッジを
一度取り外し別の異なった残量を有するカートリッジを
装着してしまう場合には、記録装置が保存しているイン
ク残量の情報と実際のインク残量とが異なってしまい実
際のインク残量が少ない場合には第１の例と同様な印字
データの欠落を招く。また、このような実際のインク量
と記録装置側とのインク残量情報とのずれを無くすため
にリセットスイッチを設けたり、自動的にカートリッジ
の識別をする方法が取られるが、前者はユーザーの意志
によりリセットスイッチをカートリッジ交換時に操作し
ないかぎり有効性にはかけ、また後者は外されたカート
リッジを別の記録装置で印字した場合には、元の記録装
置でもっている取り外し前のインク残量情報と別の記録
装置で使用された後の実際のインク残量との間にはやは
り食い違いが生じ、同様な印字データの欠落を招き有効
性にかける。
ット記録装置のインク残量検出装置の第１の例は、イン
ク残量を検知しそれを表示しても、ユーザーがそれを認
識しユーザーの意志により印字動作を停止してカートリ
ッジを交換しないかぎり、印字動作が停止せず印字デー
タの欠落を招く。また、第２の例は、カートリッジのイ
ンクが無くなり記録動作を停止する前にカートリッジを
一度取り外し別の異なった残量を有するカートリッジを
装着してしまう場合には、記録装置が保存しているイン
ク残量の情報と実際のインク残量とが異なってしまい実
際のインク残量が少ない場合には第１の例と同様な印字
データの欠落を招く。また、このような実際のインク量
と記録装置側とのインク残量情報とのずれを無くすため
にリセットスイッチを設けたり、自動的にカートリッジ
の識別をする方法が取られるが、前者はユーザーの意志
によりリセットスイッチをカートリッジ交換時に操作し
ないかぎり有効性にはかけ、また後者は外されたカート
リッジを別の記録装置で印字した場合には、元の記録装
置でもっている取り外し前のインク残量情報と別の記録
装置で使用された後の実際のインク残量との間にはやは
り食い違いが生じ、同様な印字データの欠落を招き有効
性にかける。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録装置のインク残量検出装置は、インク供給路あるい
はインク貯蔵部に設けられ、直流電圧または交流電圧ま
たはパルス電圧を印加し、インクとの接触の有無による
電圧変化あるいは電流変化を検知する一対の電極を備え
る。
記録装置のインク残量検出装置は、インク供給路あるい
はインク貯蔵部に設けられ、直流電圧または交流電圧ま
たはパルス電圧を印加し、インクとの接触の有無による
電圧変化あるいは電流変化を検知する一対の電極を備え
る。
【０００５】また、本発明のインクジェット記録装置の
インク残量検出装置は、インク供給路あるいはインク貯
蔵部に設けられ、直流電圧または交流電圧またはパルス
電圧を印加し、インクとの接触の有無による電圧変化あ
るいは電流変化を検知する第１の電極対と第２の電極対
とを備え、前記第２の電極対は前記第１の電極対より前
記インクの供給路の上流に位置して、前記インクの無し
を前記第２の電極より早く検知することを特徴とする。
インク残量検出装置は、インク供給路あるいはインク貯
蔵部に設けられ、直流電圧または交流電圧またはパルス
電圧を印加し、インクとの接触の有無による電圧変化あ
るいは電流変化を検知する第１の電極対と第２の電極対
とを備え、前記第２の電極対は前記第１の電極対より前
記インクの供給路の上流に位置して、前記インクの無し
を前記第２の電極より早く検知することを特徴とする。
【０００６】さらに、本発明のインクジェット記録装置
のインク残量検出装置は、インク供給路あるいはインク
貯蔵部に設けられ、直流電圧または交流電圧またはパル
ス電圧を印加し、インクとの接触の有無による電圧変化
あるいは電流変化を検知する少なくとも一対の電極と、
前記電極から発生する前記インクの電気分解による気泡
を集積する気泡貯蔵部とを備える。
のインク残量検出装置は、インク供給路あるいはインク
貯蔵部に設けられ、直流電圧または交流電圧またはパル
ス電圧を印加し、インクとの接触の有無による電圧変化
あるいは電流変化を検知する少なくとも一対の電極と、
前記電極から発生する前記インクの電気分解による気泡
を集積する気泡貯蔵部とを備える。
【０００７】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明に関わるインクジェット記録装置の印
字制御部のブロック図である。図１を参照すると、この
インクジェット記録装置において、制御部６は図示省略
の上位コンピュータあるいは電話回線を通じた他の記録
装置から印字開始信号、印字文字列および印字制御デー
タ等をインターフェース１０を介して受信し、その情報
に基づき必要な文字および図形を文字発生部９から呼び
出して印字データ列として記憶部８に蓄える。ヘッドド
ライバ７は印字データ列に従いヘッド１を駆動して印字
を行なう。一方、ヘッドカートリッジ４は、ヘッド１、
インク３およびインク残量検出装置２を一体的に含んだ
構成となっていて、制御部６およびヘッドドライバ７の
制御に基づきヘッド１を駆動することにより、ヘッドカ
ートリッジ４内のインク３は次第に消費されついには無
くなってしまう。この時、ヘッドカートリッジ４内に設
置されたインク残量検出装置２は、その時々のインク残
量を随時検知してその情報を比較回路５へフィードバッ
クする。比較回路５はフィードバックされた情報とあら
かじめ定められた基準値とを比較しその結果を基にイン
ク残量の有無を制御部６に送信する。制御部６はインク
有無情報に基づいてヘッドドライバ７を制御して印字を
制御すると同時に、インク無しによる印字制御信号をイ
ンターフェースを介して図示省略のオペレータパネルへ
表示したり上位の制御装置へ送信しインク切れをユーザ
へ知らせる。
る。図１は本発明に関わるインクジェット記録装置の印
字制御部のブロック図である。図１を参照すると、この
インクジェット記録装置において、制御部６は図示省略
の上位コンピュータあるいは電話回線を通じた他の記録
装置から印字開始信号、印字文字列および印字制御デー
タ等をインターフェース１０を介して受信し、その情報
に基づき必要な文字および図形を文字発生部９から呼び
出して印字データ列として記憶部８に蓄える。ヘッドド
ライバ７は印字データ列に従いヘッド１を駆動して印字
を行なう。一方、ヘッドカートリッジ４は、ヘッド１、
インク３およびインク残量検出装置２を一体的に含んだ
構成となっていて、制御部６およびヘッドドライバ７の
制御に基づきヘッド１を駆動することにより、ヘッドカ
ートリッジ４内のインク３は次第に消費されついには無
くなってしまう。この時、ヘッドカートリッジ４内に設
置されたインク残量検出装置２は、その時々のインク残
量を随時検知してその情報を比較回路５へフィードバッ
クする。比較回路５はフィードバックされた情報とあら
かじめ定められた基準値とを比較しその結果を基にイン
ク残量の有無を制御部６に送信する。制御部６はインク
有無情報に基づいてヘッドドライバ７を制御して印字を
制御すると同時に、インク無しによる印字制御信号をイ
ンターフェースを介して図示省略のオペレータパネルへ
表示したり上位の制御装置へ送信しインク切れをユーザ
へ知らせる。
【０００８】図２は本発明の第１の実施例の構成図であ
り、図４はインク残量検出装置の等価回路図である。図
１、図２および図４を参照すると、このインク残量検出
装置２は、ヘッドカートリッジ４内のヘッド１のサーマ
ルエレメント１１よりインク供給側のインク供給路１２
中に設置され、印加電圧２０を印加し、インク３との接
触の有無による電圧変化あるいは電流変化を検知する一
対の電極対１４から成る。インク３はサーマルエレメン
ト１１の発熱によりバブル２５が発生し、その圧力でノ
ズル１３からインク滴２６として吐出し図示省略の紙面
に付着する。図２（ａ）に示すように、インク３がイン
ク供給路１２中に十分にありインク供給路１２中に充満
しているときは、電極対１４はインク３に浸されていて
インク３の電気抵抗により電流が流れ、検知抵抗１７の
両端に検知電圧１８が発生しインク３がインク供給路１
２中にあることを検知できる（図４（ａ））。ところ
が、図２（ｂ）に示すように、インク残量が少なくな
り、今まさに無くなろうとなる瞬間においては、電極対
１４がインクに接していないので、電流が流れず検知抵
抗１７の両端に検知電圧１８が発生しない（図４
（ｂ））。従ってこの電圧の変化を本体側の比較回路５
は基準電圧と比較しインク残量の検知を行なう。インク
残量なしと判断された場合、制御部６はヘッドドライバ
７を制御して印字を中断する。その後、制御部６はイン
ク無しによる印字中断信号をインターフェースを介し
て、図示省略のオペレータバネルへ表示したり、上位の
制御装置へ送信し、インク切れをユーザへ知らせる。
り、図４はインク残量検出装置の等価回路図である。図
１、図２および図４を参照すると、このインク残量検出
装置２は、ヘッドカートリッジ４内のヘッド１のサーマ
ルエレメント１１よりインク供給側のインク供給路１２
中に設置され、印加電圧２０を印加し、インク３との接
触の有無による電圧変化あるいは電流変化を検知する一
対の電極対１４から成る。インク３はサーマルエレメン
ト１１の発熱によりバブル２５が発生し、その圧力でノ
ズル１３からインク滴２６として吐出し図示省略の紙面
に付着する。図２（ａ）に示すように、インク３がイン
ク供給路１２中に十分にありインク供給路１２中に充満
しているときは、電極対１４はインク３に浸されていて
インク３の電気抵抗により電流が流れ、検知抵抗１７の
両端に検知電圧１８が発生しインク３がインク供給路１
２中にあることを検知できる（図４（ａ））。ところ
が、図２（ｂ）に示すように、インク残量が少なくな
り、今まさに無くなろうとなる瞬間においては、電極対
１４がインクに接していないので、電流が流れず検知抵
抗１７の両端に検知電圧１８が発生しない（図４
（ｂ））。従ってこの電圧の変化を本体側の比較回路５
は基準電圧と比較しインク残量の検知を行なう。インク
残量なしと判断された場合、制御部６はヘッドドライバ
７を制御して印字を中断する。その後、制御部６はイン
ク無しによる印字中断信号をインターフェースを介し
て、図示省略のオペレータバネルへ表示したり、上位の
制御装置へ送信し、インク切れをユーザへ知らせる。
【０００９】図３は本発明の第２の実施例の構成図であ
る。図１、図３および図４を参照すると、このインク残
量検出装置２は、２対の第１電極対１５と第２電極対１
６から成り、ヘッドカートリッジ４内のヘッド１のサー
マルエレメント１１より上流のインク供給路１２中に、
第１電極対１５より第２電極対１６がインク供給路１２
中の上流に設置されている。インク３はサーマルエレメ
ント１１の発熱によりバブル２５が発生し、その圧力で
ノズル１２よりインク滴２６として吐出し図示省略の紙
面に付着する。図３（ａ）に示すように、インク３がイ
ンク供給路１２中に十分にありインク供給路１２中を充
満しているときは、第１電極対１５および第２電極対１
６はインク３に浸されていてインク３の電気抵抗により
電流が流れ、検知抵抗１７の両端に検知電圧１８が発生
しインク３がインク供給路１２中にあることを検知でき
る（図４（ａ））。図３（ｂ）に示すように、インク残
量が少なくなり、第２電極対１６のみがインクに接して
いない時は、ここを電流が流れず検知抵抗１７の両端に
検知電圧が発生しない（図４（ｂ））。従ってこの電圧
の変化を本体側の比較回路５は基準電圧と比較しインク
残量の検知を行なう。インク残量少と判断された場合、
制御部６は印字を中断することなく、インク残量少信号
をインターフェース１０を介して図示省略のオペレータ
パネルへ表示したり、上位の制御装置へ送信しインク残
量少をユーザへ知らせる。次に、図３（ｃ）に示すよう
に、インク残量がさらに少なくなり、今まさに無くなろ
うとなる瞬間においては、第１電極対１５もインク３に
接しないので、ここも電流が流れず検知抵抗１７の両端
に検知電圧１８が発生しない（図４（ｂ））。従ってこ
の電圧の変化を本体側の比較回路５は基準電圧と比較し
インク残量の検知を行なう。インク残量なしと判断され
た場合、制御部６はヘッドドライバ７を制御して印字を
中断する。
る。図１、図３および図４を参照すると、このインク残
量検出装置２は、２対の第１電極対１５と第２電極対１
６から成り、ヘッドカートリッジ４内のヘッド１のサー
マルエレメント１１より上流のインク供給路１２中に、
第１電極対１５より第２電極対１６がインク供給路１２
中の上流に設置されている。インク３はサーマルエレメ
ント１１の発熱によりバブル２５が発生し、その圧力で
ノズル１２よりインク滴２６として吐出し図示省略の紙
面に付着する。図３（ａ）に示すように、インク３がイ
ンク供給路１２中に十分にありインク供給路１２中を充
満しているときは、第１電極対１５および第２電極対１
６はインク３に浸されていてインク３の電気抵抗により
電流が流れ、検知抵抗１７の両端に検知電圧１８が発生
しインク３がインク供給路１２中にあることを検知でき
る（図４（ａ））。図３（ｂ）に示すように、インク残
量が少なくなり、第２電極対１６のみがインクに接して
いない時は、ここを電流が流れず検知抵抗１７の両端に
検知電圧が発生しない（図４（ｂ））。従ってこの電圧
の変化を本体側の比較回路５は基準電圧と比較しインク
残量の検知を行なう。インク残量少と判断された場合、
制御部６は印字を中断することなく、インク残量少信号
をインターフェース１０を介して図示省略のオペレータ
パネルへ表示したり、上位の制御装置へ送信しインク残
量少をユーザへ知らせる。次に、図３（ｃ）に示すよう
に、インク残量がさらに少なくなり、今まさに無くなろ
うとなる瞬間においては、第１電極対１５もインク３に
接しないので、ここも電流が流れず検知抵抗１７の両端
に検知電圧１８が発生しない（図４（ｂ））。従ってこ
の電圧の変化を本体側の比較回路５は基準電圧と比較し
インク残量の検知を行なう。インク残量なしと判断され
た場合、制御部６はヘッドドライバ７を制御して印字を
中断する。
【００１０】図５は本発明の第３の実施例の構成図であ
る。図１および図５を参照すると、このインク残量検出
装置２において、インク３はインク貯蔵部２２に貯蔵さ
れ、ヘッド１からの吐出によりインク３は減少する。そ
れにともないインク貯蔵部２２内の空気圧が減少し、あ
るしきい値を越えると空気供給孔２４から空気が供給さ
れ、再び一定の圧力になる。電極対１４はインク貯蔵部
２２の最下点に位置し、且つ電極対１４からの発生気泡
を貯蔵するように、気泡貯蔵部２３が電極対１４の上部
のインク貯蔵部２２の内部に構成されている。これによ
りインク貯蔵部２２にインク３があるとき、電極対１４
部で発生した電気分解による気泡はヘッド１に進入しな
い。インク３が減少し、ついにはインク貯蔵部２２にイ
ンク３がなくなるときは、電極対１４の部分にもインク
３がなくなり、電極対１４はインク無しを検出する。
る。図１および図５を参照すると、このインク残量検出
装置２において、インク３はインク貯蔵部２２に貯蔵さ
れ、ヘッド１からの吐出によりインク３は減少する。そ
れにともないインク貯蔵部２２内の空気圧が減少し、あ
るしきい値を越えると空気供給孔２４から空気が供給さ
れ、再び一定の圧力になる。電極対１４はインク貯蔵部
２２の最下点に位置し、且つ電極対１４からの発生気泡
を貯蔵するように、気泡貯蔵部２３が電極対１４の上部
のインク貯蔵部２２の内部に構成されている。これによ
りインク貯蔵部２２にインク３があるとき、電極対１４
部で発生した電気分解による気泡はヘッド１に進入しな
い。インク３が減少し、ついにはインク貯蔵部２２にイ
ンク３がなくなるときは、電極対１４の部分にもインク
３がなくなり、電極対１４はインク無しを検出する。
【００１１】上述の第１、第２および第３の実施例にお
ける印加電圧２０は通常直流電圧を印加するが、インク
３に流れる電流のためにインク３が電気分解を起こし気
泡が発生する。この気泡はインク供給路１２中に蓄積さ
れるとインク３の供給を阻害する。この電気分解による
気泡の発生を押さえるために、印加電圧２０を直流パル
ス電圧としたり、交流電圧としたりすることにより、図
６で示されているように気泡の発生を抑制する。
ける印加電圧２０は通常直流電圧を印加するが、インク
３に流れる電流のためにインク３が電気分解を起こし気
泡が発生する。この気泡はインク供給路１２中に蓄積さ
れるとインク３の供給を阻害する。この電気分解による
気泡の発生を押さえるために、印加電圧２０を直流パル
ス電圧としたり、交流電圧としたりすることにより、図
６で示されているように気泡の発生を抑制する。
【００１２】また、上述の第１、第２および第３の実施
例において、インクジェット記録装置をバブルジェット
方式として説明したが、オンディマンド方式など他の方
式のものでも良い。
例において、インクジェット記録装置をバブルジェット
方式として説明したが、オンディマンド方式など他の方
式のものでも良い。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インク供給路あるいはインク貯蔵部に設けられ、直流電
圧または交流電圧またはパルス電圧を印加し、インクと
の接触の有無による電圧変化あるいは電流変化を検知す
る少なくとも一対の電極によりインク残量を検出し、そ
の検出結果により記録装置本体の印字動作を制御するこ
とにより、ユーザーの意志の有無にかかわらず自動的に
印字動作を停止して、印字データの欠落を未然に防止で
きる。
インク供給路あるいはインク貯蔵部に設けられ、直流電
圧または交流電圧またはパルス電圧を印加し、インクと
の接触の有無による電圧変化あるいは電流変化を検知す
る少なくとも一対の電極によりインク残量を検出し、そ
の検出結果により記録装置本体の印字動作を制御するこ
とにより、ユーザーの意志の有無にかかわらず自動的に
印字動作を停止して、印字データの欠落を未然に防止で
きる。
【図１】本発明に関わるインクジェット記録装置の印字
制御部のブロック図である。
制御部のブロック図である。
【図２】本発明の第１の実施例の構成図である。
【図３】本発明の第２の実施例の構成図である。
【図４】インク残量検出装置の等価回路図である。
【図５】本発明の第３の実施例の構成図である。
【図６】インク残量検出装置の気泡発生量のグラフであ
る。
る。
１ ヘッド ２ インク残量検出装置 ３ インク ４ ヘッドカートリッジ ５ 比較回路 ６ 制御部 ７ ヘッドドライバ ８ 記憶部 ９ 文字発生部 １０ インターフェース １１ サーマルエレメント １２ インク供給路 １３ ノズル １４ 電極対 １５ 第１電極対 １６ 第２電極対 １７ 検知抵抗 １８ 検知電圧 １９ インク等価抵抗 ２０ 印加電圧 ２２ インク貯蔵部 ２３ 気泡貯蔵部 ２４ 空気供給孔 ２５ バブル ２６ インク滴
Claims (3)
- 【請求項１】 インク供給路あるいはインク貯蔵部に設
けられ、直流電圧または交流電圧またはパルス電圧を印
加し、インクとの接触の有無による電圧変化あるいは電
流変化を検知する一対の電極を備えることを特徴とする
インクジェット記録装置のインク残量検出装置。 - 【請求項２】 インク供給路あるいはインク貯蔵部に設
けられ、直流電圧または交流電圧またはパルス電圧を印
加し、インクとの接触の有無による電圧変化あるいは電
流変化を検知する第１の電極対と第２の電極対とを備
え、前記第２の電極対は前記第１の電極対より前記イン
クの供給路の上流に位置して、前記インクの無しを前記
第１の電極より早く検知することを特徴とするインクジ
ェット記録装置のインク残量検出装置。 - 【請求項３】 インク供給路あるいはインク貯蔵部に設
けられ、直流電圧または交流電圧またはパルス電圧を印
加し、インクとの接触の有無による電圧変化あるいは電
流変化を検知する少なくとも一対の電極と、前記電極か
ら発生する前記インクの電気分解による気泡を集積する
気泡貯蔵部とを備えることを特徴とするインクジェット
記録装置のインク残量検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30841092A JPH06155761A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | インクジェット記録装置のインク残量検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30841092A JPH06155761A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | インクジェット記録装置のインク残量検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06155761A true JPH06155761A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=17980730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30841092A Pending JPH06155761A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | インクジェット記録装置のインク残量検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06155761A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2737150A1 (fr) * | 1995-07-29 | 1997-01-31 | Seiko Epson Corp | Cartouche d'encre, et appareil, procede et ensemble d'affichage d'encre restante |
| JP2008195062A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-08-28 | Seiko Epson Corp | 液体の吐出制御方法、及び、液体吐出装置 |
| JP2012030580A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-02-16 | Canon Inc | インクジェット記録装置およびその制御方法 |
| WO2013062513A1 (en) * | 2011-10-24 | 2013-05-02 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Fluid ejection systems and methods thereof |
| US10493753B2 (en) | 2014-06-30 | 2019-12-03 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Modules to evaluate ink signals |
-
1992
- 1992-11-18 JP JP30841092A patent/JPH06155761A/ja active Pending
Cited By (7)
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