JPH0614692B2 - 同期回路 - Google Patents

同期回路

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JPH0614692B2
JPH0614692B2 JP10265386A JP10265386A JPH0614692B2 JP H0614692 B2 JPH0614692 B2 JP H0614692B2 JP 10265386 A JP10265386 A JP 10265386A JP 10265386 A JP10265386 A JP 10265386A JP H0614692 B2 JPH0614692 B2 JP H0614692B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ビデオディスク等の映像再生装置におい
て、スーパインポーズ(例えばピクチャ番号の表示)を
行なう場合に、非同期系(ディスク等から得られる信号
系)に同期系(装置内部でのピクチャ番号等の発生系)
を同期させるための回路に関し、スーパインポーズの画
像の安定化を図ったものである。
〔従来の技術〕
ビデオディスク再生装置において、ディスクから再生し
たビデオ信号(非同期系の外部信号)に装置内部で生成
したピクチャ番号等の内部画像信号(同期系の内部信
号)をスーパインポーズする場合、この2つの画像信号
の同期が一致しないと画像のずれなどの障害を生じる。
このためビデオ信号に含まれる同期信号を検出して、こ
のタイミングに合わせて内部信号を外部信号に重畳させ
ている。
ところが、内部信号の画像生成をディジタル処理で行な
うとき、必然的に時間軸の量子化(ディジタル化)が必
要となるが、元来ディスクからの外部信号にはジッタ
(時間軸のゆらぎ)が含まれるので、量子化に際してこ
れが拡大されて1クロック分の誤差を生じ、これがテレ
ビ画面上で内部信号の画像にゆらぎを生じさせる問題が
ある。
第2図は、従来のビデオディスク装置にスーパーインポ
ーズ機能を付加する場合の概略を示したものである。
光ヘッド10で検出したディスク12の再生信号(この
信号は光ヘッド10のタンジェンシャルサーボでジッタ
成分はある程度減少している。)は、FM検波回路14
で複合映像信号に復調され、同期分離回路16で同期信
号が分離される。分離された同期信号は、ディジタル処
理を行なうため、2相クロックφ,φで駆動される
レジスタ18で時間軸の量子化が行なわれる。垂直・水
平同期検出回路20では、ディジタル化された同期信号
中から垂直同期信号VSYNCと水平同期信号HSYN
Cを抽出する。モータ制御回路22では、ディスクモー
タ24の回転制御として、ディスクモータ24に直結し
たFG(Frequency Generator)26からの回転検出パル
スと水晶発振出力に基づく基準クロックφh1との周波
数、位相比較により粗い制御をするとともに、抽出され
た垂直同期信号VSYNCまたは水平同期信号HSYN
Cと水晶発振出力に基づく基準クロックφh2との位相
比較により、比較的高精度の制御をする。
TBC(Time Base Correcter)25は、複合映像信号中
に残存する微小なジッタを吸収する回路で、可変遅延線
等のアナログ回路で構成される。TBC制御回路27
は、TBC25の出力信号からカラーバースト信号を抽
出し、これをカラーバーストのサブキャリアに対応した
3.58MHzの水晶発振出力に基づく基準クロックφ
と位相比較し、その位相誤差に応じてTBC25の遅延
時間を可変制御することにより、外部信号中の微小なジ
ッタを吸収する。
TBC25から出力される外部信号は、合成回路28を
介して出力される。
画像生成回路30は、スーパインポーズする内部信号を
記憶しており、外部信号から検出された垂直同期信号V
SYNCおよび水平同期信号HSYNCにより外部信号
に同期したタイミングで内部信号を読み出す。読み出さ
れた内部信号は、合成回路28で外部信号と合成されて
出力される。このようにして、外部信号の画像の所定位
置に内部信号の画像がスーパインポーズされる。
ところで、非同期系と同期系を結ぶレジスタ18では、
第3図に示すように、2相クロックφ,φ(水晶発
振出力に基づくクロックで、1水平走査期間Hに例えば
455回立ち上がるものとする。)を用いて、クロック
φで入力信号(水平同期信号)を取り込み、クロック
φでこれを出力する。
したがって、クロックφ,φの1クロックの範囲内
で量子化誤差が生じる。この場合、入力信号のジッタが
第3図に示すように、を中心に,のように振れれ
ば、入力信号の変化位置はクロックφの立下り位置t
から次のクロックφの立下り位置tの間に入って
いるので、入力信号の変化はクロックφ1aで取り込ま
れ、クロックφ2aで出力されて、出力信号はいずれも
となる。したがって、この場合は、入力信号のジッタ
は吸収されてしまい、出力信号の周期は常に正規の45
5クロック分の長さとなる。ジッタの中心がtとt
のちょうど中心位置にあれば、ジッタマージンはP−P
値(ピークツーピーク値)でクロックφ,φのクロ
ック分(カラーバーストのサブキャリアの半周期分に相
当する140ns)となる。
しかし、入力信号とクロックφ,φとの位相は、
が中心になるとは限らず、例えば、やを中心に振れ
た場合は、入力信号のジッタ成分が微少であったとして
も、出力信号としてはこれが逆に拡大されて、1周期が
454クロック分(短縮)あるいは456クロック分
(伸長)となってしまう。
例えば、第4図は入力信号、に示すようにごくわず
かなジッタτを持った例であるが、このとき、はク
ロックφ1a立下りの前に入力信号が変化しているの
で、この変化はクロックφ1aで取り込まれ、クロック
φ2aで出力される。これに対し、はクロックφ1a
立下りの後に入力信号が変化しているので、この変化は
次のクロックφ1bまで待って取り込まれ、クロックφ
2bで出力される。したがって、入力信号としてはごく
わずかなジッタτであるにもかかわらず、出力信号と
してはこれが拡大されてτとなる。このため、出力信
号の周期は基準の455クロック分の長さから±1クロ
ック変動して、454クロック分の長さまたは456ク
ロック分の長さとなる。
この結果、前記第2図のように、同期系で検出した水平
同期信号HSYNCを用いて画像生成回路30から内部
信号を読み出して、合成回路28で外部信号に合成する
と、テレビ画面上で縦の直線ラインに相当する内部信号
を送出する場合、非同期系で第5図にイで示すように入
力信号のジッタτに相当する分の微少なゆらぎがある
と、同期系ではこれが拡大されて同図にロで示すように
前の走査線に対して1クロック分ずれが生じ、テレビ画
面上にそのまま表示される。
また、ジッタ成分の主要因がディスク偏心量の残留分と
すると、ジッタはディスクの半周(すなわち1フィール
ド)ごとに反転するから、同期系では1クロック分のず
れになり、縦の直線が飛越走査画面では第6図に示すよ
うに、走査線ごとにぎざぎざに表示されて、目立ってし
まう。
これを防止するには、例えば同期系で前記非同期系の同
期信号タイミングを予想し、その予想タイミングを含む
ように同期系でウインドを設定し、そのウインドに非同
期系の同期信号が得られたら、前記予想タイミングを非
同期系の同期信号タイミングとみなして、同期系を制御
することが考えられる。すなわち、同期系に設けられた
ウインド内に非同期系からの同期信号が得られたとき
は、同期系から見てたとえそれが予想タイミングからず
れていたとしても、予想タイミングを同期系の同期信号
として扱うものである。これにより、スーパインポーズ
時に非同期系での時間軸のゆらぎが同期系で拡大するの
を防止することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、スーパインポーズ時にウインドを設けて非
同期系での時間軸のゆらぎが同期系で拡大するのを防止
するものでは、非同期系の同期信号がウインドから外れ
た場合にはじめて同期系の修正を行なう。
同期系の修正のし方としては、同期信号がウインドから
外れた場合に次の同期信号の予想タイミングがウインド
の中心に来るように同期系を修正する(すなわち、ウイ
ンド位置をずらす)方法がある。
しかし、このようなものでは、同期信号がウインドから
隣接して外れたような場合でも、同期系は過剰に修正さ
れるため(特にウインド幅が広い場合に顕著であ
る。)、画面上のずれが目立ちやすい。また、過剰に修
正されているため、修正後の同期信号はウインドの反対
側に外れて、いつまでたってもジッタの中心にウインド
を引き込むことができなくなり、同期系の修正動作が頻
繁に行なわれて画面上のずれが周期的に生じる不都合が
ある。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、非同期
系の同期信号がウインドから隣接して外れた場合に少な
い修正量で同期系を修正できるようにして、修正による
画面上のずれを目立ちにくくし、またジッタの中心にウ
インドを引き込むことができるようにした同期回路を提
供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
特許請求範囲第1項記載の発明はジッタを有する信号に
含まれる非同期系同期信号を分離する非同期系同期信号
分離手段と、この分離された非同期系同期信号をクロッ
クを用いて時間軸上で量子化する時間軸量子化手段と、
前記クロックに同期した基準クロックをカウントしてそ
の特定のカウント値のタイミングを同期系同期信号のタ
イミングの情報として生成するカウンタと、前記同期系
同期信号のタイミングを含む前記カウント値の所定の期
間をウインドとして生成するウインド生成手段と、前記
時間軸上で量子化された非同期系同期信号が、前記ウイ
ンド内、当該ウインドの1カウント前または後のいずれ
のタイミングで検出されるかを検出する非同期系同期信
号タイミング検出手段と、前記時間軸上で量子化された
非同期系同期信号が前記ウインド内に検出された時は前
記同期系同期信号が正規の周期で得られるように当該同
期系同期信号のタイミングに基づいて前記カウンタをリ
セット制御し、当該ウインドの1カウント前または後の
タイミングで検出された時は前記ウインド内に検出され
た時よりも1カウント前または後のタイミングで前記カ
ウンタをリセット制御するリセット制御手段とを具備し
てなるものである。
また、同第2項に記載の発明は、さらに非同期系同期信
号がウインドの2カウント以上前または後に検出された
場合には、非同期系同期信号のタイミングに基づいてカ
ウンタをリセット制御するようにしたものである。
〔作用〕
特許請求の範囲第1項に記載の発明によれば、ウインド
の外に1カウント外れた場合に1カウント分だけ同期系
を修正するようにしたので、前述したウインドの中心に
非同期系の同期信号の予想タイミングが来るように同期
系を修正するものと比べて修正量は少なくなり、修正に
よる画面上のずれは目立ちにくくなる。また、非同期系
同期信号を何らかの方法で一旦ウインド内に引き込んだ
後は、ジッタにより非同期系同期信号がウインドの外に
1カウント外れても、ジッタの振幅がウインド内に収ま
る大きさであれば、同期系を1回修正すればジッタをウ
インド内に収めることができ、同期系の修正動作の不要
な繰り返しを防止することができる。
また、特許請求範囲第2項に記載の発明によれば、ウイ
ンドの外に2カウント以上外れた場合は、非同期系同期
信号のタイミングに基づいて同期系を修正するようにし
たので、ウインドから2カウント以上外れている場合に
即座にウインド内に引き込むことができ、しかもその場
合の同期系の修正動作は、ウインドから1カウント外れ
た場合と2カウント以上外れた場合の2段階だけである
ので、外れ量に応じてより多段階に修正する場合に比べ
て制御が容易である。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を添付図面を参照して説明す
る。
第7図は、この発明によるスーパインポーズ機能を具え
たビデオディスク装置の信号処理回路の全体構成を示し
たものである。
第7図において、外部信号(ビデオディスク再生信号)
は、メインTBC32に入力される。メインTBC32
は、ディスク再生信号中に含まれるジッタ(時間軸のゆ
らぎ)を除去するもので、二値化信号の連続可変遅延回
路で構成される。二値化信号の連続可変遅延回路として
は例えば特願昭59−160784号明細書に記載のC
MOSゲート回路を用いたものが利用できる。CMOS
回路は、PチャンネルMOS−FETとNチャンネルM
OS−FETで構成されるもので、出力側に形成される
負荷容量により、出力反転時に充放電電流が流れ、遅延
特性が得られる。そして、この遅延時間は、電源電圧に
応じて変化する(素子のコンダクタンスが変化するた
め)。CMOSゲート回路による二値化信号の連続可変
遅延回路は、この性質を利用して二値化信号を遅延する
ものである。
メインTBC32は外部信号中の水平同期信号と、正規
の水平同期信号に対応した周期の基準クロックとを位相
比較して、それらの位相誤差に応じて電源電圧を制御し
て(CMOSゲート回路で構成した場合)、遅延時間を
制御し、外部信号中のジッタを吸収する。
メインTBC32から出力される外部信号は、BPF
(バンドパスフィルタ)34で映像信号成分が抽出され
る。
カラーTBC36は、メインTBC32で吸収しきれな
い微少なジッタを吸収するための回路で、メインTBC
と同様にCMOSゲート回路等を用いた二値化信号の連
続可変遅延回路で構成される。カラーTBCコントロー
ル回路40は、カラーTBC36の出力側にあるカラー
サブキャリアBPF38で抽出される外部信号中のカラ
ーバーストと、発振回路42の発振出力を分周回路44
で分周して得た正規のカラーサブキャリアに対応した
3.58MHzの基準クロックとを位相比較し、それらの
位相誤差に応じて電源電圧を制御して(CMOSゲート
回路で構成した場合)、コントロール回路46を介して
カラーTBC36の遅延時間を制御し、外部信号中の微
少なジッタを補正する。
カラーTBC36から出力される外部信号は、FM復調
回路48でFM復調され、LPF(ローパスフィルタ)
50を介してスイッチ52の接点aに導かれる。また、
ドロップアウト時の補正のため、1H保持回路54で
は、1走査前の外部信号を保持し、FM復調回路56、
LPF58を介してスイッチ52の接点bに導く。ドロ
ップアウト検出回路60では、外部信号中のドロップア
ウトを検出する。スイッチ52は、通常は接点aに接続
され、ドロップアウトが生じると、ドロップアウト検出
回路60により1水平走査期間Hの間接点b側に接続さ
れる。スイッチ52から出力される外部信号は、ペディ
スタルクランプ回路62、スーパインポーズ映像ミュー
ト回路64および映像出力アンプ66を介して出力され
る。
BPF34から出力される外部信号は、FM復調回路6
8でFM復調され、LPF70を介して、同期分離回路
72(非同期系同期信号分離手段)で同期信号(非同期
系同期信号)が分離される。垂直・水平同期信号検出回
路74では、分離された外部同期信号の中から水平同期
信号EXHSYと垂直同期信号EXVSYを検出する。
これら同期信号EXHSY,EXVSYは、前述のよう
に、複合映像信号から分離された非同期系同期信号が2
相クロックφ,φを用いて時間軸上で量子化された
信号(つまり、時間軸上で量子化された非同期系同期信
号)であり、当然のことながら同期分離回路72内また
は垂直・水平同期信号検出手段74内に前記図2に示す
レジスタ18(時間軸量子化手段)が内蔵されている。
ディスプレイタイミングコントロール回路76は、スー
パインポーズを行なう場合に、内部信号の発生タイミン
グをとって、外部信号と内部信号の同期が合うようにす
るもので、検出された外部水平同期信号EXHSYと、
外部垂直同期信号EXVSYに基づいて、キャラクタジ
ェネレータ78に記憶されている内部信号を読み出す。
読み出された内部信号は、LPF80を介してスーパイ
ンポーズ映像ミュート回路64に入力される。
ディスプレイコントロール回路82では、インターフェ
イス84を介して送られてくるマイクロコンピュータか
らの指令によりスーパインポーズ映像ミュート回路64
およびキャラクタジェネレータ78を制御する。すなわ
ち、スーパインポーズの指令がないときは、キャラクタ
ジェネレータ78を非動作状態にし、スーパインポーズ
映像ミュート回路64を外部信号側出力にする。また、
スーパインポーズ指令があったときは、キャラクタジェ
ネレータ78を動作状態にし、スーパインポーズ映像ミ
ュート回路64から外部信号と内部信号の合成信号を出
力させる。
この発明の一実施例を第1図に示す。これは、第7図の
ディスプレイタイミングコントロール回路76の一部を
示すもので、HGNカウンタ86の出力カウント値が、
内部信号における1本の走査線上の位置を示す信号とし
て用いられる。
この実施例では、次のような制御を行なっている。
イウインドによる外部水平同期信号EXHSYの丸め 正規の1水平走査期間で455カウントする同期系のH
GNカウンタ86で非同期系の外部水平同期信号のタイ
ミングを予想し、その予想タイミングを中心に、その前
後±nクロックを含む合計2n+1クロックのウインド
を設け、そのウインドに外部水平同期信号EXHSY
(時間軸上で量子化された非同期系同期信号)が入って
きたら、それがたとえウインドの中心位置から外れてい
たとしても、この予想タイミング(すなわちウインドの
中心位置)を同期系の水平同期のタイミングとして扱う
(丸め動作)。これにより、非同期系での微少なジッタ
τが量子化誤差により1クロック分拡大されたとして
も(第4図)同期系で水平同期信号の周期は454クロ
ックや456クロックとはならず、標準の455クロッ
クとなる。したがって、同期系における前の走査線から
の絶対時間は、標準の455クロックの時間に固定さ
れ、水平同期信号に対するテレビの応答が鈍ければ(す
なわち平均的にトリガがかかるものであれば)スーパイ
ンポーズ時の内部信号の縦の直線信号は、画面上でも直
線に表示され、また、応答が良ければ、実際ジッタτ
だけの位置ずれに納まり(クロックが水平同期信号に同
期しているのでτがそのまま現われる。)、第5図の
ロや第6図のように、縦の直線が1クロック分曲がるの
を防止することができる。
ウインド幅を決めるn値としては、1(ウインド幅3ク
ロック)や2(ウインド幅5クロック)程度が適当であ
る。
第8図は、n=1のウインドにジッタ(量子化により拡
大されたもの)が納まっている状態を示したものであ
る。また、第9図は、n=2のウインドにジッタが納っ
ている状態を示したものである。ウインドが広い方がジ
ッタ吸収範囲が広がるが、むやみに広げ過ぎるのも好ま
しくない。第1図の実施例ではn=2としている。
ロウインドの修正 外部水平同期信号EXHSYがウインドから外れた場合
はウインドを修正する。ウインドの修正のし方として、
第10図のように、外部水平同期信号EXHSYがウイ
ンドから外れた場合に、その外れた外部水平同期信号E
XHSYがウインドの中心にくるように修正する方法が
あるが、これでは前述したようにウインドから隣接して
外れたような場合でも同期系は大きく修正され、画面上
のずれが目立ちやすかったり、ジッタの中心にウインド
を引き込むことができないなどの不都合を生じる。そこ
で、この実施例では、前述したこの発明に基づき第11
図のように、ウインドから隣接して外れた場合には、ウ
インドを外れた方向に所定量(第11図では1クロッ
ク)シフトして修正している。また、それ以上外れた場
合は外部水平同期信号EXHSYがウインドの中心にく
るように修正している。
これによれば、ジッタの中心にウインドを引き込むこと
が可能であり、また、ジッタが吸収限界値(ウインド
幅)を超えても、同期系における水平同期信号の周期の
変化量は少なくかつなめらかに変化するので、画面上の
ずれが目立ちにくい。
ハ外部水平同期信号EXHSYの検出タイミングの制限 外部水平同期信号EXHSYの検出タイミングを第12
図に示すように、2フィールド1フレームのうち、特定
位相の一部分にする(例えば第2フィールドの18〜3
6の走査タイミング)。すなわち、ジッタの主成分は、
ディスクのワウフラッタによるTBCの残留ジッタ成分
であり、ディスク1回転2フィールドを周期とする。し
たがって、外部水平同期信号EXHSYの検出タイミン
グを2フィールド1フレームのうち特定位相の一部分に
すれば、検出結果は、第12図からわかるように、ほぼ
同一傾向の値となり、かつその変化幅も小さくなる。
これによれば、外部水平同期信号EXHSYの検出を行
なわない場合は、同期系では内部カウンタ(第1図のH
GNカウンタ)を自走させて同期をとることになるが、
ディスクの回転の安定状態では、外部水平同期信号EX
HSYの検出はあくまでも目安で、外部水平同期と内部
水平同期が大きく外れていないことを知ればよいから、
このような一部分での検出でも充分である。
ニ静止画やトリックプレイ時の補正 静止画やトリックプレイ時はキックパルス(1トラック
キック)により、前後隣接するトラックにキックする。
隣接するトラックのカラーバースト信号は、180°位
相がずれている。したがって、スーパインポーズの色を
変化させないためには、1トラックキックごとに、カラ
ーTBC36(第7図)を制御して、位相を180°進
めるか遅らせる必要がある。カラーバースト信号の18
0°分は7.16MHzのマスタクロックMCK(1水平
走査期間Hで455クロック)の1クロックに相当す
る。したがって、上記のようにカラーTBC40を制御
すると、トラックキックのたびに1ラインのマスタクロ
ックMCKのカウント値が±1変動するので、そのまま
だと文字位置が±1クロック分ずれることになる。
そこで、第1図の実施例では、トラックキックの際ディ
スプレイ系のタイミングコントロールカウンタ(HGN
カウンタ86)のカウント値を補正している。すなわ
ち、映像信号を180°進めたときは、HGNカウンタ
86をクリアする周期を標準の455クロックから45
4クロックに減少させ、180°遅らせたときは、45
5クロックから456クロックに増大させている。
以上のようなイ〜ニの各制御により、スーパインポーズ
時の内部信号の画像位置を同期系においても安定化させ
ることができる。
第1図の回路について説明する。
(1)前記イのウインドによる丸め動作を行なう自走ルー
プ HGNカウンタ86は、7.16MHz(1水平走査期間
で455クロック)のマスタクロックMCK(基準クロ
ック)でカウントアップされる。HGNカウンタ86
は、カウント値が454(クリア状態からカウントして
455カウント目)となるごとにクリアされるのが標準
のタイミング(すなわち、正規の1水平走査期間)であ
る。この実施例では、前記ウインドとして、この標準の
タイミングを含んでその前後に±2クロック分の幅(カ
ウント値でいえば452〜456カウントの5クロック
分の幅)のウインドを設定している。
HGNカウンタ86は、450カウント目でパルス信号
を出力する。このパルス信号は、アンド回路90を介し
て、クロックφ,φ(マスタクロックMCKと同じ
周期の2相クロックで、φ,φ、MCKは当然同期
している。)で駆動されるシフトレジスタ92に順次転
送されていく。シフトレジスタ92の453カウント目
の出力は、アンド回路94を介してレジスタ96で1ク
ロック遅延されてノア回路98を介してHGNカウンタ
のカウント値が標準タイミングの454のときHGNカ
ウンタ86をクリアする。これが、前記イで述べたウイ
ンド中に外部水平同期信号EXHSYがある場合の丸め
動作で用いられる標準タイミングによる自走ループであ
る。この自走ループは、前記ハで述べた外部水平同期信
号EXHSYの検出タイミング以外の区間でも用いられ
る。
(2)前記ロのウインド修正動作に関する部分 水平同期信号検出回路74から出力される水平同期信号
(時間軸上で量子化された非同期系同期信号)は、アン
ド回路100を介してシフトレジスタ102で2クロッ
ク遅延されて、外部水平同期信号EXHSYとなる。こ
の外部水平同期信号EXHSYが出力されるタイミング
でシフトレジスタ92の451カウント出力が“1”
(すなわち、ウインドの1クロック前のタイミング)と
なると、アンド回路104がオンされ、シフトレジスタ
106で2クロック遅延されて、HGNカウンタ86の
453カウントのタイミングでオア回路108、アンド
回路110、オア回路112、ノア回路98を介してH
GNカウンタ86をクリアする。すなわち、ウインドの
1つ手前の451カウントのタイミングで外部水平同期
信号EXHSYが得られたときは、標準のタイミングよ
り1クロック手前でHGNカウンタ86をクリアするこ
とにより、次のウインドを1クロック手前にずらす。こ
れが、前記ロで述べたウインドに隣接して1クロック手
前で外部水平同期信号EXHSYが得られた場合のウイ
ンド修正動作である。
なお、このときシフトレジスタ92(ウインド生成手
段)は、HGNカウンタ86の453カウント目で、4
53カウント出力(前記自走ループのための出力)が
“1”となり、アンド回路94に加わるが、HGNカウ
ンタ86の453カウント目ではノア回路98の出力
“0“がHGNカウンタ86に加わるとともに、アンド
回路94にも加わるので、アンド回路94はオフされ
て、自走ループによるHGNカウンタ86のクリア動作
は禁止される。
水平同期信号検出回路74から水平同期信号が出力され
るタイミング(すなわち、シフトレジスタ102から出
力される水平同期信号EXHSYの2クロック前)でシ
フトレジスタ92の455カウント出力が“1”(すな
わち、水平同期信号EXHSYのタイミングを基準にし
てウインドの1クロック後のタイミング)となると、ア
ンド回路114がオンし、オア回路108、アンド回路
110、オア回路112、ノア回路98を介してHGN
カウンタ86をクリアする。すなわち、ウインドの1つ
後の457カウントのタイミングで外部水平同期信号E
XHSYが得られるであろうと予想されるときは、標準
のタイミングより1クロック後のタイミングでHGNカ
ウンタ86をクリアすることにより、次のウインドを1
クロック後ろにずらす。これが、前記ロで述べたウイン
ドに隣接して1クロック後ろで外部水平同期信号EXH
SYが得られた場合のウインド修正動作である。
なお、このときシフトレジスタ92は455カウント出
力が“1”となる2クロック前に453カウント出力が
“1”となり、これがアンド回路94を介して、レジス
タ96で1クロック遅延されて454カウントのタイミ
ングでHGNカウンタ86をクリアするが、その後上記
動作により455カウントのタイミングで再度クリアさ
れるので、次の水平走査期間は455カウントのクリア
タイミングが基準となり、454カウントのクリアタイ
ミングは無視されるので問題ない。
シフトレジスタ92の451〜457カウントがいずれ
も“0”(すなわち、ウインドおよびそれに隣接する±
1クロックのいずれにも属さないタイミング)で、ノア
回路116の出力が“1”のとき、外部水平同期信号E
XHSYが得られた場合は、アンド回路118がオン
し、オア回路108、アンド回路110、オア回路11
2、ノア回路98を介してHGNカウンタ86をクリア
する。すなわち、外部水平同期信号EXHSYのタイミ
ングを基準に次のウインドが決まる。これが、前記ロで
述べたウインドを大きく外れて外部水平同期信号EXH
SYが得られたときのウインド修正動作である。
なお、外部水平同期信号EXHSYがHGNカウンタ8
6の450カウントタイミングより手前で発生した場合
は、HGNカウンタ86は450カウント出力を発生す
る前にクリアされるので、前記イの自走ループは動作し
ない。
また、外部水平同期信号EXHSYがHGNカウンタ8
6の450カウントタイミングで発生した場合は、HG
Nカウンタ86から450カウント出力が発生される
が、このとき外部水平同期信号EXHSYから得られる
信号EXHSYNCをインバータ180で反転した信号
によりアンド回路90はオフされるので、450カウン
ト出力はシフトレジスタ92に転送されず、自走ループ
は動作しない。
(3)前記ハの外部水平同期信号EXHSYの検出タイミ
ングの制限動作に関する部分 アンド回路110は、第2フィールドの所定期間(例え
ば第18〜36走査)のタイミングでのみ動作可能とな
り、それ以外の期間ではたとえ外部水平同期信号EXH
SYが得られたとしても、これによってはHGNカウン
タ86はクリアしない。これが、前記ハで述べた外部水
平同期信号EXHSYの検出タイミングの制限動作であ
り、このとき、HGNカウンタは前記自走ループにより
標準タイミング(0〜454カウント)で自走する。
(4)前記ニのトラックキック時の補正動作に関する部分 立上り検出回路118は、トラックキック命令ごとにそ
の立ち上りを検出する。CBPCHレジスタ120は、
リセット状態のとき立上り検出回路118の出力信号を
アンド回路122、オア回路124を介して入力してセ
ットされ、アンド回路126を介して自己保持する。C
BPCHレジスタ120は、セットされた状態で次にト
ラックキック命令があると、インバータ128を介して
アンド回路126をオフとする。このとき、インバータ
130を介してアンド回路122は動作不能にされてい
るので、CBPCHレジスタ120はリセットされる。
このように、CBPCHレジスタ120の状態は、トラ
ックキック命令ごとに反転する。
CBPCHレジスタ120の出力は、シフトレジスタ1
32に転送される。CBPCHレジスタ120がセット
された当初、シフトレジスタ132の1,2ビット出力
が“1”,“0”の組合せになると、1ビット出力はイ
ンバータ134で反転されて“0”となるので、ノア回
路136がオンし、CBPCHレジスタ120の出力の
立上りが検出される。また、CBPCHレジスタ120
がリセットされた当初シフトレジスタ132の1,2ビ
ット出力が“0”,“1”の組合せになると、アンド回
路138がオンし、CBPCHレジスタ120の出力の
立下りが検出される。
CBPCHレジスタ120の出力の立下りが検出される
と、アンド回路140、オア回路142を介してCB+
レジスタ144はセットされ、アンド回路146を介し
て自己保持される。CB+シフトレジスタ144がセッ
トされると、シフトレジスタ92の453カウント出力
が“1”のタイミングでアンド回路148がオンし、オ
ア回路150、アンド回路152、オア回路112、ノ
ア回路98を介してHGNカウンタ86をクリアする。
すなわち、標準タイミングの454カウントより1クロ
ック手前でクリアされるので、映像信号を180°進め
た分が補正される。CB+レジスタ144は、HGNカ
ウンタ86がクリアされると同時に、シフトレジスタ9
2の453カウント出力をインバータ152で反転した
信号によりクリアされる。
CBPCHレジスタ120の出力の立下りが検出される
と、アンド回路160、オア回路162を介してCB−
レジスタ164はセットされ、アンド回路166を介し
て自己保持される。CB−レジスタ164がセットされ
ると、シフトレジスタ92の455カウント出力が
“1”のタイミングでアンド回路168がオンし、オア
回路150、ンド回路152、オア回路112、ノア回
路98を介してHGNカウンタ86をクリアする。すな
わち、標準タイミングの454カウントより1クロック
後ろでクリアされるので、映像信号を180°遅らせた
分が補正される。CB−レジスタ164は、HGNカウ
ンタ86がクリアされると同時に、シフトレジスタ92
の455カウント出力をインバータ172で反転した信
号によりクリアされる。
以上のようにして、静止画やトリックプレイ時の補正が
行なわれる。
なお、トラックキックが行なわれているときは、ノア回
路174の出力は“0”となって、アンド回路110は
オフされるので、外部水平同期信号EXHSYによって
はHGNカウンタ86はクリアされなくなる。
以上の各動作が行なわれるのは、スーパインポーズの指
令EXDSPが与えられているときだけであり、その他
の場合は、EXDSP=“0”となって、アンド回路1
00,152はオフされるので、これらの動作は行なわ
れなくなる。
なお、前記第1図の実施例によれば、外部水平同期信号
EXHSYが、内部同期から大きく外れていても、それ
修正するように動作するが、外部水平同期信号EXHS
Y自体もともと内部同期からあまり離れていない信号の
みを用いるようにすれば、第1図の回路による修正動作
の負担は軽減される。
第13図は、内部カウンタ(HGNカウンタ)200の
標準タイミング(454カウントのタイミング)と外部
水平同期検出信号HSYOが一致したときのみ、外部水
平同期信号EXHSYとして利用するようにしたもので
ある。すなわち、第13図において、同期分離回路20
2は非同期系の複合映像信号から同期信号を抽出する。
エッジ検出回路204は、抽出された同期信号のエッジ
を検出するとともに明らかにノイズと判断される信号を
除去する。水平同期検出回路206は、ウインドを設定
して、エッジ検出出力から、水平同期信号を検出し、検
出信号HSYOを出力する。HGNカウンタ200は、
水平同期検出信号HSYOでクリアされ、水晶発振出力
に基づく基準クロックで駆動され、1水平走査期間に4
55カウント(0〜454)し、454カウント値のと
き信号を出力する。
アンド回路208は、水平同期検出信号HSYOと、H
GNカウンタ200の454カウント出力のタイミング
が一致したときにオンし、オア回路210を介して外部
水平同期信号EXHSYを出力する。ただし、これは通
常プレイ時のみであり、それ以外のトリックプレイ時
は、ある程度誤差を許容し、ウインド内にあれば、同期
信号として用いる。すなわち、インバータ212を介し
てアンド回路214が動作可能になり、水平同期検出信
号HSYOを外部水平同期信号EXHSYとして出力す
る。
同期保護回路216は、ウインド内に水平同期信号が得
られなかった場合に、水平同期検出信号HSYOの代替
信号としてHGNカウンタ200の454カウント出力
を出力するものである。
同期保護回路216から3水平走査期間ごとに出力され
る信号HSYNC(HSYOまたはその代替信号)は、
VGNカウンタ218をカウントアップする。VGNカ
ウンタ218のカウント値は走査線番号に対応してい
る。垂直同期検出回路220は、VGNカウンタ218
のカウント値に基づきウインドを設定し、同期分離回路
202で抽出された同期信号中から、垂直同期信号EX
VSYを出力する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、特許請求の範囲第1項に記載の発
明によれば、ウインドの外に1カウント外れた場合に1
カウント分だけ同期系を修正するようにしたので、前述
したウインドの中心に非同期系の同期信号を予想タイミ
ングが来るように同期系を修正するものと比べて修正量
は少なくなり、修正による画面上のずれは目立ちにくく
なる。また、非同期系同期信号を何らかの方法で一旦ウ
インド内に引き込んだ後は、ジッタにより非同期系同期
信号がウインドの外に1カウント外れても、ジッタの振
幅がウインド内に収まる大きさであれば、同期系を1回
修正すればジッタをウインド内に収めることができ、同
期系の修正動作の不要な繰り返しを防止することができ
る。
また、特許請求の範囲第2項に記載の発明によれば、ウ
インドの外に2カウント以上外れた場合は、非同期系同
期信号のタイミングに基づいて同期系を修正するように
したので、ウインドから2カウント以上外れている場合
に即座にウインド内に引き込むことができ、しかもその
場合の同期系の修正動作は、ウインドから1カウント外
れた場合と2カウント以上外れた場合の2段階だけであ
るので、外れ量に応じてより多段階に修正する場合に比
べて制御が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す回路図である。 第2図は、従来のビデオディスク再生装置にスーパイン
ポーズ機能を付加する場合の概略構成を示すブロック図
である。 第3図、第4図は、非同期系のディスク再生信号を同期
系に切換える場合の量子化誤差を示す図で、第3図はジ
ッタが吸収される状態を示し、第4図はジッタが拡大さ
れる場合を示す。 第5図は、ジッタが第4図の拡大作用により画面上で拡
大された状態を示す図である。 第6図は、ディスク偏心によるジッタが第4図の拡大作
用により画面上で拡大された状態を示す図である。 第7図は、この発明が適用されるディスク再生装置の全
体構成例を示すブロック図である。 第8図、第9図は、第1図の実施例における丸め動作を
示す図で、第8図はウインド幅が3クロック分の場合、
第9図はウインド幅が5クロック分の場合である。 第10図はウインドの修正動作の一例を示す図である。 第11図は、第1図の実施例で採用しているこの発明に
基づくウインド修正動作の一例を示す図である。 第12図は、第1図の実施例による外部水平同期信号E
XHSYの検出タイミングの制限動作を示す図である。 第13図は、外部水平同期信号EXHSYの作成回路の
一例を示すブロック図である。 18……レジスタ(時間軸量子化手段)、72……同期
分離回路(非同期系同期信号分離手段)、86……HG
Nカウンタ(カウンタ)、92……シフトレジスタ(ウ
インド生成手段)、90,94,96,98,104,
106,108,110,112,114,116,1
18……非同期系同期信号タイミング検出手段およびリ
セット制御手段、EXHSY……時間軸上で量子化され
た非同期系水平同期信号、MCK……マスタクロック
(基準クロック)、φ,φ……クロック。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジッタを有する信号に含まれる非同期系同
    期信号を分離する非同期系同期信号分離手段と、 この分離された非同期系同期信号をクロックを用いて時
    間軸上で量子化する時間軸量子化手段と、 前記クロックに同期した基準クロックをカウントしてそ
    の特定のカウント値のタイミングを同期系同期信号のタ
    イミングの情報として生成するカウンタと、 前記同期系同期信号のタイミングを含む前記カウント値
    の所定の期間をウインドとして生成するウインド生成手
    段と、 前記時間軸上で量子化された非同期系同期信号が、前記
    ウインド内、当該ウインドの1カウント前または後のい
    ずれのタイミングで検出されるかを検出する非同期系同
    期信号タイミング検出手段と、 前記時間軸上で量子化された非同期系同期信号が前記ウ
    インド内に検出された時は前記同期系同期信号が正規の
    周期で得られるように当該同期系同期信号のタイミング
    に基づいて前記カウンタをリセット制御し、当該ウイン
    ドの1カウント前または後のタイミングで検出された時
    は前記ウインド内に検出された時よりも1カウント前ま
    たは後のタイミングで前記カウンタをリセット制御する
    リセット制御手段と を具備してなる同期回路。
  2. 【請求項2】ジッタを有する信号に含まれる非同期系同
    期信号を分離する非同期系同期信号分離手段と、 この分離された非同期系同期信号をクロックを用いて時
    間軸上で量子化する時間軸量子化手段と、 前記クロックに同期した基準クロックをカウントしてそ
    の特定のカウント値のタイミングを同期系同期信号のタ
    イミングの情報として生成するカウンタと、 前記同期系同期信号のタイミングを含む前記カウント値
    の所定の期間をウインドとして生成するウインド生成手
    段と、 前記時間軸上で量子化された非同期系同期信号が、前記
    ウインド内、当該ウインドの1カウント前または後、当
    該ウインドの2カウント以上前または後のいずれのタイ
    ミングで検出されるかを検出する非同期系同期信号タイ
    ミング検出手段と、 前記時間軸上で量子化された非同期系同期信号が前記ウ
    インド内に検出された時は前記同期系同期信号が正規の
    周期で得られるように当該同期系同期信号のタイミング
    に基づいて前記カウンタをリセット制御し、当該ウイン
    ドの1カウント前または後のタイミングで検出された時
    は前記ウインド内に検出された時よりも1カウント前ま
    たは後のタイミングで前記カウンタをリセット制御し、
    当該ウインドの2カウント以上前または後に検出された
    時は当該量子化された非同期系同期信号のタイミングに
    基づいて前記カウンタをリセット制御するリセット制御
    手段と を具備してなる同期回路。
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