JPH0614312A - 符号化装置 - Google Patents

符号化装置

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JPH0614312A
JPH0614312A JP16718492A JP16718492A JPH0614312A JP H0614312 A JPH0614312 A JP H0614312A JP 16718492 A JP16718492 A JP 16718492A JP 16718492 A JP16718492 A JP 16718492A JP H0614312 A JPH0614312 A JP H0614312A
Authority
JP
Japan
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vector
circuit
field
encoding
global
Prior art date
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Pending
Application number
JP16718492A
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English (en)
Inventor
Toyohiko Matsuda
豊彦 松田
Shoichi Nishino
正一 西野
Shigeru Awamoto
繁 粟本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0614312A publication Critical patent/JPH0614312A/ja
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 予め画面全体としての動きベクトルを検出し
補償することで、後段の符号化手段におけるブロック毎
の動きベクトルの符号量の利用効率を改善する。 【構成】 グローバル動き補償回路21で入力信号中の
画面全体をひとつの補償対象として動きを補償した後、
このグローバル動き補償回路21の出力を符号化手段2
2で高能率符号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号を高能率符号
化手段により符号量を削減する際に用いられる符号化装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、映像信号は、情報量が非常に大
きいため記録あるいは伝送を行うにあたって、高能率符
号化によって画質劣化が視覚的に目立たないように情報
量を削減する方法が用いられる。例えば、図2は、整数
NをN>0とするNフレームを処理単位として、第1フ
レーム目はフレーム内処理し、第2フレームから第Nフ
レームはフレーム間差分処理を行う符号化装置の構成を
示したブロック図であり、1は入力端子、2は減算器、
3は直交変換器、4は量子化器、5は逆量子化器、6は
逆変換器、7は加算器、8はメモリ、9はベクトル検出
および補償回路、10は出力端子である。
【0003】まず、入力端子1から入力された第1フレ
ーム目の信号は、フレーム内処理されるものとして、そ
のままで減算器2から出力される。次に、直交変換器3
で直交変換を行った後、量子化器4で予め定められた符
号量に量子化される。量子化器4の出力は出力端子10
から出力されるとともに逆量子化器5に入力される。逆
量子化器5および逆変換器6を介して復号された信号と
なる。逆変換器6の出力は、加算器7をそのまま通りメ
モリ8に入力されて、遅延を受ける。メモリ8の出力は
ベクトル検出および補償回路9に入力される。ベクトル
検出および補償回路9のもう一方の入力は入力端子1か
ら第2フレーム目の信号が入力され、その2つの入力は
1フレーム時間の差がある。このベクトル検出および補
償回路9で、定められたブロック毎のフレーム間のベク
トルを検出し、この動きベクトルの分動きを補償し出力
する。
【0004】第2フレーム目以後の信号は、減算器2で
フレーム間差分信号となることと、加算器7で復号され
ること以外、第1フレーム目の信号と同等に符号化され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、所定の大きさのブロック毎にベクトル
を検出してその動き量を補償するため、カメラワークに
よる横方向の動きや縦方向の動きの画面においては、各
ブロックのベクトルが全て同じベクトルとなるにもかか
わらず全てのベクトルを伝送する必要がある。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、予め画面全体としての動きベクトル(グローバル動
きベクトル)を検出し補償することで、ベクトルの符号
量の利用効率を改善することが可能な符号化装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の符号化装置は、入力信号中の画面全体をひと
つの補償対象として動きを補償するグローバル動き補償
回路と、このグローバル動き補償回路の出力を高能率符
号化する符号化手段とを有している。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成により、予め画面全体と
しての動きを補償するため、符号化手段内におけるブロ
ック毎の動きベクトルは小さくなり、ベクトルの符号量
の利用効率を上げることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の一実施例における
符号化装置の構成を示すブロック図である。以下その動
作について図1を参照しながら説明する。
【0010】図1において、20はディジタル映像信号
を入力する入力端子、21はグローバル動き補償回路、
22は符号化手段、23は出力端子である。また、グロ
ーバル動き補償回路21の構成要素として、30はメモ
リ、31は垂直画素補間回路、32はベクトル検出回
路、33は加算器、34は遅延回路、35は動き補償回
路である。
【0011】入力端子20からの入力信号(第1フィー
ルド)は、グローバル動き補償回路21に入力され、こ
の構成要素のメモリ30に入力される。メモリ30にお
いて、1フィールド期間の遅延を受ける。メモリ30の
出力はベクトル検出器32に入力される。この時刻にお
いて、入力端子20からは、次のフィールド(第2フィ
ールド)が入力されている。この第2フィールドの信号
はメモリ30に入力されるとともに、垂直補間回路31
に入力される。垂直補間回路31において、垂直画素を
補間することで第1フィールドと同じ画素位置を生成し
てベクトル検出器32に入力される。
【0012】ベクトル検出器32には、メモリ30から
の第1フィールドと垂直補間回路31からの垂直補間さ
れた第2フィールドとが入力される。ベクトル検出器3
2において、この2つのフィールド間の画面全体として
の動きベクトルを検出し、グローバル動きベクトルとし
て加算器33に出力する。加算器33において、過去の
フィールド間で検出されたグローバル動きベクトルの累
積和を遅延する遅延回路34の出力と加算され、動き補
償回路35に入力される。
【0013】グローバル動きベクトルを検出するには1
フィールド時間以上の時間が必要であるため、動き補償
回路35には第2フィールドの信号がメモリ30より入
力される。動き補償回路35において、画面全体として
の動きベクトルを補償した後、符号化手段22に出力さ
れる。符号化手段22は、先に説明した従来の符号化装
置と同様であり、符号化された信号は、出力端子23よ
り出力される。
【0014】今、符号化手段22の符号化の処理単位を
2フレームとすると、遅延回路34の内部データは2フ
レーム(つまり、4フィールド)ごとにリセットする必
要がある。例えば、第1フィールドと第2フィールドと
の間のグローバル動きベクトルをV12、第2フィール
ドと第3フィールドとの間のグローバル動きベクトルを
V23、第3フィールドと第4フィールドとの間のグロ
ーバル動きベクトルをV34とする。第1フィールドは
基準となるため動き補償されずそのまま出力され、第2
フィールドはグローバル動きベクトルV12により動き
補償され、かつグローバル動きベクトルV12は遅延回
路34に入力される。第3フィールドはグローバル動き
ベクトルV23と遅延回路34の出力のV12の加算結
果により動き補償され、かつV12+V23は遅延回路
34に入力される。第4フィールドはグローバル動きベ
クトルV34と遅延回路34の出力のV12+V23の
加算結果により動き補償され、かつ遅延回路34の内容
は0にリセットされる。動き補償された各々のフィール
ドは随時、符号化手段22に出力される。
【0015】以上のように本実施例によれば、グローバ
ル動き補償回路21により、予め画面全体としての動き
ベクトルを補償するため、符号化手段22における所定
の大きさのブロック毎の動きベクトル(図2における動
き検出および補償回路9により求まるベクトル)を小さ
くすることができ、このブロック毎のベクトルの符号化
効率を上げることができる。
【0016】なお、本実施例における符号化手段22
は、従来例に示した構成に限定されるものではなく、他
の構成による符号化手段でもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、予め画面全体と
しての動きを補償した後に符号化を行うため、符号化手
段の内部におけるブロック毎の動きベクトル量の削減が
でき、また、符号化手段がフレーム単位の処理の場合に
は、フィールド内の動き補償が行われるため符号化手段
自体の符号化効率が上がり画質を向上することができ、
その実施効果は非常に大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における符号化装置の構成を
示すブロック図
【図2】従来の符号化装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
21 グローバル動き補償回路 22 符号化手段 30 メモリ 31 垂直補間フィルタ 32 ベクトル検出器 33 加算器 34 遅延回路 35 動き補償回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力とするディジタル映像信号を高能率
    符号化する装置において、入力信号中の画面全体をひと
    つの補償対象として画面全体の動きを補償するグローバ
    ル動き補償回路と、 前記グローバル動き補償回路の出力を整数NがN>0と
    するNフレームを符号化処理単位として高能率符号化す
    る符号化手段と、を備えた符号化装置。
  2. 【請求項2】 グローバル動き補償回路は、画面全体と
    しての横方向の動き、縦方向の動きおよび拡大縮小の動
    きを補償することを特徴とする請求項1記載の符号化装
    置。
  3. 【請求項3】 グローバル動き補償回路は、入力信号を
    1フィールド期間遅延する遅延回路と、前記遅延回路の
    出力と1フィールド期間後の入力信号とを入力として1
    フィールドの画面全体としてのグローバル動きベクトル
    を検出するベクトル検出器と、前記ベクトル検出器の出
    力のグローバル動きベクトルにより前記遅延回路の出力
    の動き量を補償する動き補償回路とを備えたことを特徴
    とする請求項1記載の符号化装置。
  4. 【請求項4】 グローバル動き補償回路は、フィールド
    毎に動きベクトルを検出し、過去に検出した動きベクト
    ルとの累積和によって動きを補償するとともに、後段の
    符号化手段の処理単位毎に累積和をリセットすることを
    特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  5. 【請求項5】 グローバル動き補償回路は、フィールド
    間での動きベクトルを検出する際に、一方のフィールド
    の信号の垂直画素を補間した後に検出することを特徴と
    する請求項1記載の符号化装置。
JP16718492A 1992-06-25 1992-06-25 符号化装置 Pending JPH0614312A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007026457A1 (ja) * 2005-08-30 2007-03-08 Mitsubishi Electric Corporation 画像符号化装置、カメラ、携帯端末機器および画像符号化方法
JP2007221602A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Canon Inc 動き補償器、動き補償処理方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体

Cited By (3)

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