JPH06142144A - 病人移送装置 - Google Patents
病人移送装置Info
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- JPH06142144A JPH06142144A JP4170196A JP17019692A JPH06142144A JP H06142144 A JPH06142144 A JP H06142144A JP 4170196 A JP4170196 A JP 4170196A JP 17019692 A JP17019692 A JP 17019692A JP H06142144 A JPH06142144 A JP H06142144A
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- Japan
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- bed
- moving
- wheelchair
- mattress
- Prior art date
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61G—TRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
- A61G7/00—Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
- A61G7/002—Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons having adjustable mattress frame
- A61G7/005—Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons having adjustable mattress frame tiltable around transverse horizontal axis, e.g. for Trendelenburg position
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61G—TRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
- A61G7/00—Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
- A61G7/10—Devices for lifting patients or disabled persons, e.g. special adaptations of hoists thereto
- A61G7/1025—Lateral movement of patients, e.g. horizontal transfer
- A61G7/1032—Endless belts
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61G—TRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
- A61G7/00—Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
- A61G7/10—Devices for lifting patients or disabled persons, e.g. special adaptations of hoists thereto
- A61G7/1073—Parts, details or accessories
- A61G7/1082—Rests specially adapted for
- A61G7/1098—Ankle or foot
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61G2200/00—Information related to the kind of patient or his position
- A61G2200/30—Specific positions of the patient
- A61G2200/32—Specific positions of the patient lying
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- A61G2200/00—Information related to the kind of patient or his position
- A61G2200/30—Specific positions of the patient
- A61G2200/34—Specific positions of the patient sitting
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- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61G—TRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
- A61G2203/00—General characteristics of devices
- A61G2203/30—General characteristics of devices characterised by sensor means
- A61G2203/44—General characteristics of devices characterised by sensor means for weight
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61G—TRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
- A61G5/00—Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs
- A61G5/10—Parts, details or accessories
- A61G5/1002—Parts, details or accessories with toilet facilities
Landscapes
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- Nursing (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Rehabilitation Therapy (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 病人に対して何等負荷をかけずかつ苦痛を与
えることなく、また、看護婦や介助人等の支援者にも力
や熟練を要求することなく、安全かつ確実に病人をベッ
ドから車椅子等へ移送することができる病人移送装置を
提供する。 【構成】 可動座席と脚乗せとを備えた車椅子とベッド
とから成る装置であって、このベッドは、病人を心地よ
くベッドを通して車椅子の着座位置に移送するために、
ローラと、可動シートと持ち上げ部材とそして制御装置
とを備える。
えることなく、また、看護婦や介助人等の支援者にも力
や熟練を要求することなく、安全かつ確実に病人をベッ
ドから車椅子等へ移送することができる病人移送装置を
提供する。 【構成】 可動座席と脚乗せとを備えた車椅子とベッド
とから成る装置であって、このベッドは、病人を心地よ
くベッドを通して車椅子の着座位置に移送するために、
ローラと、可動シートと持ち上げ部材とそして制御装置
とを備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、病人をベッドから車椅
子あるいは室内便器等に移送する場合、病人に何ら苦痛
を与えず、支援者も特別な熟練を必要としない病人移送
装置に関する。
子あるいは室内便器等に移送する場合、病人に何ら苦痛
を与えず、支援者も特別な熟練を必要としない病人移送
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、病人をベッドから車椅子あるいは
室内便器に移送する場合、しばしば２〜３人の人の支援
が必要とされていた。このための装置として、本願の親
出願では、病人をベッドから離れた水平面上に移送する
装置であって、その移送のためにはシートを用い、この
シートは、ベッドの足端部にあるローラで巻き上げら
れ、ベッドの頭端部にあるローラから巻き戻されるマッ
トレスの上を引っ張られるものを開示する。上記のもの
としては従前の特許番号USNo.4,819,283、出願番号USN
o.937,015のものがある。
室内便器に移送する場合、しばしば２〜３人の人の支援
が必要とされていた。このための装置として、本願の親
出願では、病人をベッドから離れた水平面上に移送する
装置であって、その移送のためにはシートを用い、この
シートは、ベッドの足端部にあるローラで巻き上げら
れ、ベッドの頭端部にあるローラから巻き戻されるマッ
トレスの上を引っ張られるものを開示する。上記のもの
としては従前の特許番号USNo.4,819,283、出願番号USN
o.937,015のものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この仕
事は多くの場合相当な力を必要とする。しかも移送中の
病人、あるいは移送作業をしている看護婦や助力者に危
害を与える原因となる。これらの問題は、家庭において
看護される場合よりも、むしろ多くの場合、入院させる
とか療養所に入れるような患者にとって必要な重要な問
題である。これらの仕事は入院患者や療養所の人達にと
って看護の費用がかさむことになる。また、多くの場
合、病人は、ベッドと車椅子との間で移送されるとき
に、弱い骨あるいは褥瘡性潰瘍に加えられた応力とか不
慮の落下などの原因で、容易に障害をうけるという問題
もあった。
事は多くの場合相当な力を必要とする。しかも移送中の
病人、あるいは移送作業をしている看護婦や助力者に危
害を与える原因となる。これらの問題は、家庭において
看護される場合よりも、むしろ多くの場合、入院させる
とか療養所に入れるような患者にとって必要な重要な問
題である。これらの仕事は入院患者や療養所の人達にと
って看護の費用がかさむことになる。また、多くの場
合、病人は、ベッドと車椅子との間で移送されるとき
に、弱い骨あるいは褥瘡性潰瘍に加えられた応力とか不
慮の落下などの原因で、容易に障害をうけるという問題
もあった。
【０００４】本願の装置は、先述の親出願をもとに、特
殊な車椅子と、この車椅子は室内便器であってもよく、
また室内便器に代るものであってよく、そして、ローラ
を設けたベッドと、移送シートと、そして持ち上げ機構
を提供し、これらによって人間が心地よくベッドの上を
移送され車椅子の水平座席上に部分的に乗せられ、そし
て車椅子の正常な着座位置に持ち上げられるものであっ
て、病人には何らの努力もさせず、支援者には最低の物
理的強度もしくは熟練しか必要とさせない装置を提供す
ることが本発明の基本的な目的である。
殊な車椅子と、この車椅子は室内便器であってもよく、
また室内便器に代るものであってよく、そして、ローラ
を設けたベッドと、移送シートと、そして持ち上げ機構
を提供し、これらによって人間が心地よくベッドの上を
移送され車椅子の水平座席上に部分的に乗せられ、そし
て車椅子の正常な着座位置に持ち上げられるものであっ
て、病人には何らの努力もさせず、支援者には最低の物
理的強度もしくは熟練しか必要とさせない装置を提供す
ることが本発明の基本的な目的である。
【０００５】また、人体に加えられる応力を最小にとど
めしかも褥瘡性潰瘍を起こしたり悪化させたりする摺動
を最小限にとどめることによって心地よいしかも安全な
移送をする方法を提供することが本発明のもう１つの目
的である。
めしかも褥瘡性潰瘍を起こしたり悪化させたりする摺動
を最小限にとどめることによって心地よいしかも安全な
移送をする方法を提供することが本発明のもう１つの目
的である。
【０００６】更に本発明の目的とするところは、ベッド
の中にすべり込んでいる半ばもたれかかっている人間を
快適な姿勢に引っ張り上げることである。この仕事は看
護婦や助力者にとってはよくあることであり、しかも力
の要る仕事である。本発明の付加的目的ならびに利点に
ついては添付の図面を関連づけて読んだ場合、以下の特
定の実施態様により明らかとなろう。
の中にすべり込んでいる半ばもたれかかっている人間を
快適な姿勢に引っ張り上げることである。この仕事は看
護婦や助力者にとってはよくあることであり、しかも力
の要る仕事である。本発明の付加的目的ならびに利点に
ついては添付の図面を関連づけて読んだ場合、以下の特
定の実施態様により明らかとなろう。
【０００７】本特許出願が開示している改良装置は、移
送の快適と安全が増大し、装置の操作も簡単である。特
に、本出願に示す装置では、車椅子からベッドへの移送
中における患者の支持を改善してあり、また車椅子の脚
乗せの中の足の圧力センサと、そして手動または自動の
操作を提供する総合制御システムとを用いて車椅子移送
操作の改善された好適な制御を提供する。
送の快適と安全が増大し、装置の操作も簡単である。特
に、本出願に示す装置では、車椅子からベッドへの移送
中における患者の支持を改善してあり、また車椅子の脚
乗せの中の足の圧力センサと、そして手動または自動の
操作を提供する総合制御システムとを用いて車椅子移送
操作の改善された好適な制御を提供する。
【０００８】なお、本明細書中で用いる用語の、車椅子
には、室内便器も含まれることを理解すべきである。本
発明は、また化粧台のような固定した椅子や座席に対す
る移送にも適用できるのであって、本発明をベッドと車
椅子との間の移送にのみ限定する意図は全くない。
には、室内便器も含まれることを理解すべきである。本
発明は、また化粧台のような固定した椅子や座席に対す
る移送にも適用できるのであって、本発明をベッドと車
椅子との間の移送にのみ限定する意図は全くない。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の病人移送装置にあっては、掛け金を用いてベッ
ドの端部の適当な位置に脱着可能に保持された車椅子で
あって、車輪と、両側面をもった椅子枠とそして脱着可
能な背もたれとを備えてなる車椅子と；足乗せを取付け
た脚乗せと；前部、後部そして両側部を有し、かつピボ
ットにより椅子枠の各側部に取付けられてなる支持枠
と；前部及び後部をもつ座席であって、座席の前部が蝶
番を用いて支持枠の前部に連絡されており、着座位置で
は水平であって、支持枠が水平の場合は支持枠上に乗っ
て成る座席と；支持枠前部に対してその一端を蝶番連結
し、連結棒により椅子枠にピボット連結された脚乗せで
あって、かつ座席から傾斜下向してなる着座位置と座席
上の実質的に水平移動位置との間に可動となっている脚
乗せと；脚乗せが着座位置から移動位置に作動される場
合、正常な水平位置から逆転された水平位置に回転する
前記支持枠及び座席と；脚乗せが着座位置から上方に動
かされる場合に座席の背面を支持するために設けてある
座席上の座席ローラならびに椅子枠上のローラ支持体
と；脚乗せが更に動いて座席ローラをローラ支持体を越
えて動かした後に、支持枠にまで回転降下する座席背面
と；座席を支持枠に対して保持するばねと；脚乗せが移
動位置にまで動く場合に反転位置に回転する前記支持枠
と；座席と支持枠とが反転位置から着座位置にまで回転
する場合に、座席ローラを通させるように上方に作動す
るようにピボット結合された部分を有してなる前記ロー
ラ支持体と；前記移動位置における前記脚乗せの近傍か
つ該脚乗せの高さに実質的に等しい高さをもったマット
レスを有する前記ベッドと；前記ベッドの頭部及び足部
の端近傍にあるローラの間のマットレスを横切って人間
が傾動できる移動シートであって、前記ローラ上に取付
けられ部分的に転動して持ち上げられる前記移動シート
と；前記ローラの内の１つの上に移動シートを転動し前
記ローラの内の他の１つを離しその結果前記移動シート
をマットレスを横断させかつ脚乗せが前記移動位置にあ
る場合に傾動している人間をベッドを横切って脚乗せに
移動するように設けたベッド上のシート駆動手段と；脚
乗せと座席とを前記着座位置に動かし人間を座席に移動
するための脚乗せ駆動手段と；マットレスを持ち上げ、
もたれかかった人間を座席上の着座位置にまで持ち上げ
る持ち上げ手段と；移動システムの操作を制御する制御
手段と；そして人間の背後に背もたれを挿入する手段と
からなる構成としている。
本発明の病人移送装置にあっては、掛け金を用いてベッ
ドの端部の適当な位置に脱着可能に保持された車椅子で
あって、車輪と、両側面をもった椅子枠とそして脱着可
能な背もたれとを備えてなる車椅子と；足乗せを取付け
た脚乗せと；前部、後部そして両側部を有し、かつピボ
ットにより椅子枠の各側部に取付けられてなる支持枠
と；前部及び後部をもつ座席であって、座席の前部が蝶
番を用いて支持枠の前部に連絡されており、着座位置で
は水平であって、支持枠が水平の場合は支持枠上に乗っ
て成る座席と；支持枠前部に対してその一端を蝶番連結
し、連結棒により椅子枠にピボット連結された脚乗せで
あって、かつ座席から傾斜下向してなる着座位置と座席
上の実質的に水平移動位置との間に可動となっている脚
乗せと；脚乗せが着座位置から移動位置に作動される場
合、正常な水平位置から逆転された水平位置に回転する
前記支持枠及び座席と；脚乗せが着座位置から上方に動
かされる場合に座席の背面を支持するために設けてある
座席上の座席ローラならびに椅子枠上のローラ支持体
と；脚乗せが更に動いて座席ローラをローラ支持体を越
えて動かした後に、支持枠にまで回転降下する座席背面
と；座席を支持枠に対して保持するばねと；脚乗せが移
動位置にまで動く場合に反転位置に回転する前記支持枠
と；座席と支持枠とが反転位置から着座位置にまで回転
する場合に、座席ローラを通させるように上方に作動す
るようにピボット結合された部分を有してなる前記ロー
ラ支持体と；前記移動位置における前記脚乗せの近傍か
つ該脚乗せの高さに実質的に等しい高さをもったマット
レスを有する前記ベッドと；前記ベッドの頭部及び足部
の端近傍にあるローラの間のマットレスを横切って人間
が傾動できる移動シートであって、前記ローラ上に取付
けられ部分的に転動して持ち上げられる前記移動シート
と；前記ローラの内の１つの上に移動シートを転動し前
記ローラの内の他の１つを離しその結果前記移動シート
をマットレスを横断させかつ脚乗せが前記移動位置にあ
る場合に傾動している人間をベッドを横切って脚乗せに
移動するように設けたベッド上のシート駆動手段と；脚
乗せと座席とを前記着座位置に動かし人間を座席に移動
するための脚乗せ駆動手段と；マットレスを持ち上げ、
もたれかかった人間を座席上の着座位置にまで持ち上げ
る持ち上げ手段と；移動システムの操作を制御する制御
手段と；そして人間の背後に背もたれを挿入する手段と
からなる構成としている。
【００１０】
【実施例】図１（ａ）ないし図１（ｈ）には、人間を車
椅子からベッドへ移送する場合に行う方法を略図によっ
て示してある。図１（ａ）は車椅子３に着座している人
間１がベッド２に移送られようとしている図である。ベ
ッド２は在来のベッドからなり、説明のために改造して
あるが、家庭もしくは、療養所とか病院などの施設でよ
く見る種類のものである。このベッドは必要な操作をす
るために適当な高さにまで、図示してない従来の手段を
用いて調節できるようになっている。
椅子からベッドへ移送する場合に行う方法を略図によっ
て示してある。図１（ａ）は車椅子３に着座している人
間１がベッド２に移送られようとしている図である。ベ
ッド２は在来のベッドからなり、説明のために改造して
あるが、家庭もしくは、療養所とか病院などの施設でよ
く見る種類のものである。このベッドは必要な操作をす
るために適当な高さにまで、図示してない従来の手段を
用いて調節できるようになっている。
【００１１】ベッド４に取付けられているのはベッドを
縦方向に通過して人間を移送する装置である。この装置
には、その長さが大体ベッドの幅に等しい前部ローラ５
が設けてあり、このローラはベッドの前端部に装着され
ている。同様な後部ローラ６がベッドの頭端部に配設さ
れている。（頭と足とは患者の視点から見ることができ
る。）その幅がベッドの幅に大体等しく、その長さがベ
ッドよりかなり長い移動シート７が前部ローラ５に固定
され部分的に巻き上げられており、それと同時にそのシ
ートの他端は、ベッドの頭端部にある後方ローラ６に固
定され一部が巻き上げられている。この移動シートはマ
ットレス９と後部ローラ６との間の支持遊びローラ８の
上を通ってなる。
縦方向に通過して人間を移送する装置である。この装置
には、その長さが大体ベッドの幅に等しい前部ローラ５
が設けてあり、このローラはベッドの前端部に装着され
ている。同様な後部ローラ６がベッドの頭端部に配設さ
れている。（頭と足とは患者の視点から見ることができ
る。）その幅がベッドの幅に大体等しく、その長さがベ
ッドよりかなり長い移動シート７が前部ローラ５に固定
され部分的に巻き上げられており、それと同時にそのシ
ートの他端は、ベッドの頭端部にある後方ローラ６に固
定され一部が巻き上げられている。この移動シートはマ
ットレス９と後部ローラ６との間の支持遊びローラ８の
上を通ってなる。
【００１２】電動モータあるいは手廻しクランクが機械
的力を提供しこれによって２つのローラ５と６とを駆動
し、そして移動シート７を一方のローラに巻き上げると
同時に他方のローラからシートを巻き戻してシートを動
かし、そしてシートの上にもたれかかっている人間を移
動させ、マットレス表面を通す。
的力を提供しこれによって２つのローラ５と６とを駆動
し、そして移動シート７を一方のローラに巻き上げると
同時に他方のローラからシートを巻き戻してシートを動
かし、そしてシートの上にもたれかかっている人間を移
動させ、マットレス表面を通す。
【００１３】これらローラの特殊な構成を示すことによ
って本発明の原理を図解しているが、この発明はこの形
態にのみ限定するものではなく、ベッドの上を人間を移
送するためにベッドを通ってシートを動かす他の装置
も、同様に好適に用いることは可能である。
って本発明の原理を図解しているが、この発明はこの形
態にのみ限定するものではなく、ベッドの上を人間を移
送するためにベッドを通ってシートを動かす他の装置
も、同様に好適に用いることは可能である。
【００１４】また、図示していない手段によって、ベッ
ド４に取付けられてリフト手段１７があり、このものは
以下に説明する。
ド４に取付けられてリフト手段１７があり、このものは
以下に説明する。
【００１５】車椅子３は、前輪１５及び後輪１６に支持
された枠１４を有し、これら車輪の全てが小さい寸法で
示してある。何れの車輪の対もキャスタもしくは固定ア
クスル上に設けられ、あるいは前輪対は固定アクスルに
設けられ、他の対はキャスタの上に設けられている。車
椅子背もたれ１１は続いて説明するように脱着可能に装
着されている。座席１０は、座席ピボット１９を介して
枠１４に各側面で回転自在に装着され、しかもひざ蝶番
２０を介して脚乗せ１２の頂部に連結される。脚乗せ１
２の底部は同様に足ピボット２１ａを介して連結棒２１
に各側面で取付けられ、連結棒２１の他方の端は連結棒
ピボット２２によって枠１４に取付けられる。電動モー
タ２３は、座席ピボット１９もしくは代替的に連結棒２
２のところで４本棒連結に組み込まれている。座席１０
は、移送作業以外は電動モータ２３内の歯車列により、
図示の正常な着座位置に正しく保たれている。脚乗せ１
２に取付けられた足乗せ１３は、後に説明する足圧力セ
ンサを有している。注文により取りつける腕おき２４は
枠１４に脱着可能に取付けられる。
された枠１４を有し、これら車輪の全てが小さい寸法で
示してある。何れの車輪の対もキャスタもしくは固定ア
クスル上に設けられ、あるいは前輪対は固定アクスルに
設けられ、他の対はキャスタの上に設けられている。車
椅子背もたれ１１は続いて説明するように脱着可能に装
着されている。座席１０は、座席ピボット１９を介して
枠１４に各側面で回転自在に装着され、しかもひざ蝶番
２０を介して脚乗せ１２の頂部に連結される。脚乗せ１
２の底部は同様に足ピボット２１ａを介して連結棒２１
に各側面で取付けられ、連結棒２１の他方の端は連結棒
ピボット２２によって枠１４に取付けられる。電動モー
タ２３は、座席ピボット１９もしくは代替的に連結棒２
２のところで４本棒連結に組み込まれている。座席１０
は、移送作業以外は電動モータ２３内の歯車列により、
図示の正常な着座位置に正しく保たれている。脚乗せ１
２に取付けられた足乗せ１３は、後に説明する足圧力セ
ンサを有している。注文により取りつける腕おき２４は
枠１４に脱着可能に取付けられる。
【００１６】図１（ｂ）は移送作業の立上り階段を示し
ている。車椅子３は矢印１００で示すように、押し戻さ
れており、ベッド２の端に掛け金されている。制御器が
既に設定されていて後に述べるように移動付属物により
制御するようになっており、人間をベッドに移送する付
属物スイッチが既に作動されている。足圧力センサから
の信号が移送られる人が椅子に着座しておりベッドの上
にはいないことをシステム制御器内の論理安全点検で満
足すれば、リフト部材１７は回転されてマットレス９を
持ち上げ、図示のように約８５°持ち上げ、頭端部ロー
ラ６から要求されるようにシートは巻き戻された状態に
ある。マットレスを持ち上げた状態とし、車椅子を適当
な位置に掛け金をかけてとどめておき、この状態で背も
たれ１１は、図示していない手段で解錠され、その後取
り外し可能となる。代替的に言って、リフト部材１７は
その形態が、図１（ｂ），１（ｃ）及び１（ｄ）に示す
ようにマットレスを持ち上げる代りに移動シート７を持
ち上げる形態となっている。
ている。車椅子３は矢印１００で示すように、押し戻さ
れており、ベッド２の端に掛け金されている。制御器が
既に設定されていて後に述べるように移動付属物により
制御するようになっており、人間をベッドに移送する付
属物スイッチが既に作動されている。足圧力センサから
の信号が移送られる人が椅子に着座しておりベッドの上
にはいないことをシステム制御器内の論理安全点検で満
足すれば、リフト部材１７は回転されてマットレス９を
持ち上げ、図示のように約８５°持ち上げ、頭端部ロー
ラ６から要求されるようにシートは巻き戻された状態に
ある。マットレスを持ち上げた状態とし、車椅子を適当
な位置に掛け金をかけてとどめておき、この状態で背も
たれ１１は、図示していない手段で解錠され、その後取
り外し可能となる。代替的に言って、リフト部材１７は
その形態が、図１（ｂ），１（ｃ）及び１（ｄ）に示す
ようにマットレスを持ち上げる代りに移動シート７を持
ち上げる形態となっている。
【００１７】図１（ｃ）は背もたれ１１が取り外された
椅子３を示してあり、人間１は直接マットレス９に横た
わっている。背もたれ１１は完全に除かれているのは図
示のとおりだが、あるいは下降されていて側部にピボッ
ト結合され、さもなければ人間の背後にかくされてい
る。腕乗せ２４は任意に図示のように降下され、または
人間１の移送作業を邪魔することのないように他の方法
で移動される。
椅子３を示してあり、人間１は直接マットレス９に横た
わっている。背もたれ１１は完全に除かれているのは図
示のとおりだが、あるいは下降されていて側部にピボッ
ト結合され、さもなければ人間の背後にかくされてい
る。腕乗せ２４は任意に図示のように降下され、または
人間１の移送作業を邪魔することのないように他の方法
で移動される。
【００１８】図１（ｄ）は、人間１を矢印１０１で示す
ようにもたれかかれ姿勢に向って下降するマットレスリ
フト部材１７を下降する作動をさせることによって患者
の実際の移送を開始した状態を示している。マットレス
が下降されると、モータ２３は起動されて座席１０を大
体２０°だけ回転し脚乗せ１２を持ち上げる。マットレ
ス９が下降すると、後部ローラ６が駆動されて、移動シ
ート７のたるみをとる。
ようにもたれかかれ姿勢に向って下降するマットレスリ
フト部材１７を下降する作動をさせることによって患者
の実際の移送を開始した状態を示している。マットレス
が下降されると、モータ２３は起動されて座席１０を大
体２０°だけ回転し脚乗せ１２を持ち上げる。マットレ
ス９が下降すると、後部ローラ６が駆動されて、移動シ
ート７のたるみをとる。
【００１９】図１（ｅ）はマットレスリフト部材１７が
その下降位置にあって人間１がもたれかかっており体の
一部がマットレス９の上にある状態を示している。マッ
トレスが約２０°傾いて下降すると、シート９は作動開
始しローラ６に巻き取られモータ２３は再起動されて座
席１０を回転し脚乗せ１２と足乗せ１３とを持ち上げ患
者１を動かしてベッドに乗せる。
その下降位置にあって人間１がもたれかかっており体の
一部がマットレス９の上にある状態を示している。マッ
トレスが約２０°傾いて下降すると、シート９は作動開
始しローラ６に巻き取られモータ２３は再起動されて座
席１０を回転し脚乗せ１２と足乗せ１３とを持ち上げ患
者１を動かしてベッドに乗せる。
【００２０】図１（ｆ）は矢印１０２及び１０３によっ
てシート７の作用を示しておりこの作用では、前部ロー
ラ５からマットレス９を横切ってシート７を引き出し後
部ローラ６がシート７を巻き取るときに人間１をマット
レス９上に引っ張り込む。移送のこの時点で、モータ２
３は、足乗せ１３内の圧力センサが足圧力を検出したと
きだけ起動され、その結果、脚乗せ１２は適当に駆動さ
れて、押すよりもむしろ人間の足に追従し、これは人間
がシートによって完全にマットレス上で引っ張られるか
らである。足圧力センサについては後述する。
てシート７の作用を示しておりこの作用では、前部ロー
ラ５からマットレス９を横切ってシート７を引き出し後
部ローラ６がシート７を巻き取るときに人間１をマット
レス９上に引っ張り込む。移送のこの時点で、モータ２
３は、足乗せ１３内の圧力センサが足圧力を検出したと
きだけ起動され、その結果、脚乗せ１２は適当に駆動さ
れて、押すよりもむしろ人間の足に追従し、これは人間
がシートによって完全にマットレス上で引っ張られるか
らである。足圧力センサについては後述する。
【００２１】図１（ｇ）は、座席１０が完全に１８０°
回転されここでモータ２３が停止している状態を示す。
後部ローラ６は、人間が図１（ｈ）に示すようにマット
レス９の中央に達するまで継続して人間１を動かす。人
間の足と脚とは脚乗せ１２を横切って摺動し、この脚乗
せ１２は軟らかくしかもナイロンのような滑らかなすべ
り易い材料でカバーしてあり、皮膚の刺激を防ぐように
なっている。車椅子３はこのようにして掛け金を外さ
れ、必要とあればベッド２から取り外される。
回転されここでモータ２３が停止している状態を示す。
後部ローラ６は、人間が図１（ｈ）に示すようにマット
レス９の中央に達するまで継続して人間１を動かす。人
間の足と脚とは脚乗せ１２を横切って摺動し、この脚乗
せ１２は軟らかくしかもナイロンのような滑らかなすべ
り易い材料でカバーしてあり、皮膚の刺激を防ぐように
なっている。車椅子３はこのようにして掛け金を外さ
れ、必要とあればベッド２から取り外される。
【００２２】上述の操作段階の運動方向と順序とを反転
することによって、患者はベッドから車椅子に対して戻
るように移送され；これは図１（ｈ）から図１（ａ）に
図示するとおりである。この反転の場合、図１（ｇ）に
示すように、人間の足が足乗せの足圧力センサにより検
出されると、モータ２３は起動されて脚乗せを下降さ
せ、人間の足を適当に下降させて図１（ｆ）及び図１
（ｅ）に示す位置にもってくる。マットレス７が、図１
（ｄ）に示す上方位置にまで持ち上げられると、モータ
２３は脚乗せ１２を駆動して完全に下降させ座席１０を
水平着座位置とする。
することによって、患者はベッドから車椅子に対して戻
るように移送され；これは図１（ｈ）から図１（ａ）に
図示するとおりである。この反転の場合、図１（ｇ）に
示すように、人間の足が足乗せの足圧力センサにより検
出されると、モータ２３は起動されて脚乗せを下降さ
せ、人間の足を適当に下降させて図１（ｆ）及び図１
（ｅ）に示す位置にもってくる。マットレス７が、図１
（ｄ）に示す上方位置にまで持ち上げられると、モータ
２３は脚乗せ１２を駆動して完全に下降させ座席１０を
水平着座位置とする。
【００２３】後述する圧力感応スイッチは、車椅子上の
人間の体の位置を検出し、測定するため用いることがで
きる多くの装置の内のただ１つのものであって、そこに
はこの特殊なセンサを使用する装置の形態に制限を加え
る意図など全くないことを注意すべきである。例えば、
他の電気機械的、光電気的、光ファイバーの、もしくは
静電気的もしくはセンサが使用可能であり、あるいは、
椅子の回転は手動制御が可能であって特に、足をもたな
い人間を移送する場合に制御可能である。
人間の体の位置を検出し、測定するため用いることがで
きる多くの装置の内のただ１つのものであって、そこに
はこの特殊なセンサを使用する装置の形態に制限を加え
る意図など全くないことを注意すべきである。例えば、
他の電気機械的、光電気的、光ファイバーの、もしくは
静電気的もしくはセンサが使用可能であり、あるいは、
椅子の回転は手動制御が可能であって特に、足をもたな
い人間を移送する場合に制御可能である。
【００２４】図２（ａ）は、病人移送装置の斜視図であ
って車椅子３がベッドに掛け金でとめてある状態を示
す。ベッド２は、改造した標準の病院用ベッド４であっ
て、間接枠２６、支持枠２７及び特殊マットレス９から
なり、この特殊マットレス９は、移動シートが摺動でき
る低摩擦面をもつようにナイロンあるいはこれと同等の
すべり易いカバーシートをもったマットレスである。ベ
ッドの足端部及び頭端部に、それぞれ前部ならびに後部
駆動ユニット２８と２９が固定枠２７に装着されてい
る。これらのユニットは前部及び後部のローラとそれら
の駆動体を有してなりこれらについては後述する。前部
駆動ユニットはまた後述するようなマットレスリフト部
材１７を有する。マットレスカバー上をすべるように低
摩擦底面をもった移動シートが駆動ユニット２８と２９
の中の前部ならびに後部ローラの間にあるマットレス９
の上に伸び出している。関節枠２６にボルト止めもしく
は他の方法で固定された遊びローラ８がマットレス９の
頭端部で移動シート７を保持する。前部及び後部駆動ユ
ニット２８と２９とはある形状の溝のついた縁案内３１
を有し、この溝は、広幅部分があってここを、移動シー
ト７の肉厚縁３２がすべり通り、また狭い開口部があっ
てこの開口部はシートがその中を摺動する肉厚縁を捕え
ている。シートの肉厚縁は、前部及び後部ユニット２８
と２９の中のシート駆動ローラ上で順序よく移動シート
７を案内する縁案内により、ベッドの側部に保持され
る。ベッドシート３３はそれぞれの隅部でシートファス
ナー３４で移動シート７に固定されている。これらのフ
ァスナー（締付け具）は押して保持し、引っ張って緩む
材料、すなわちベルクロの商標名で市販されている材料
からなり、あるいは、スナップ、ジッパー、ボタン、フ
ックと目、クランプなどの形態で、他の取付け方法が採
用される。ファスナーの配置はまた異なるものとするこ
とが可能で、例えば、シート３３の１つもしくはそれ以
上の縁に沿って伸びる配置方法などである。
って車椅子３がベッドに掛け金でとめてある状態を示
す。ベッド２は、改造した標準の病院用ベッド４であっ
て、間接枠２６、支持枠２７及び特殊マットレス９から
なり、この特殊マットレス９は、移動シートが摺動でき
る低摩擦面をもつようにナイロンあるいはこれと同等の
すべり易いカバーシートをもったマットレスである。ベ
ッドの足端部及び頭端部に、それぞれ前部ならびに後部
駆動ユニット２８と２９が固定枠２７に装着されてい
る。これらのユニットは前部及び後部のローラとそれら
の駆動体を有してなりこれらについては後述する。前部
駆動ユニットはまた後述するようなマットレスリフト部
材１７を有する。マットレスカバー上をすべるように低
摩擦底面をもった移動シートが駆動ユニット２８と２９
の中の前部ならびに後部ローラの間にあるマットレス９
の上に伸び出している。関節枠２６にボルト止めもしく
は他の方法で固定された遊びローラ８がマットレス９の
頭端部で移動シート７を保持する。前部及び後部駆動ユ
ニット２８と２９とはある形状の溝のついた縁案内３１
を有し、この溝は、広幅部分があってここを、移動シー
ト７の肉厚縁３２がすべり通り、また狭い開口部があっ
てこの開口部はシートがその中を摺動する肉厚縁を捕え
ている。シートの肉厚縁は、前部及び後部ユニット２８
と２９の中のシート駆動ローラ上で順序よく移動シート
７を案内する縁案内により、ベッドの側部に保持され
る。ベッドシート３３はそれぞれの隅部でシートファス
ナー３４で移動シート７に固定されている。これらのフ
ァスナー（締付け具）は押して保持し、引っ張って緩む
材料、すなわちベルクロの商標名で市販されている材料
からなり、あるいは、スナップ、ジッパー、ボタン、フ
ックと目、クランプなどの形態で、他の取付け方法が採
用される。ファスナーの配置はまた異なるものとするこ
とが可能で、例えば、シート３３の１つもしくはそれ以
上の縁に沿って伸びる配置方法などである。
【００２５】図２（ａ）は、椅子の掛け金７１ａを介し
てベッド２に固定された車椅子３を示す。電動モータ２
３は、図示していない連結鎖とスプロケットを会して座
席１０に組み込まれ、あるいはまた以下に示すように連
結棒２１に組み込ませることができる。ソレノイド６４
はブラケットＩＩの掛け金を外してこれを持ち上げるよ
うに通電され、その結果ブラケットスイッチ６５を開
き、このスイッチ６５は背もたれの状態に関する情報
を、後述する制御装置に提供する。腕乗せ２４は、車椅
子の各側部にある保持ピン３９を引っ張ることによって
調節もしくは枠１４から取除くことができる。モータ２
３を作動させる電力はケーブルとコネクタ８８を介して
車椅子に送られる。脚乗せ１２はピボット２１ａと２２
とを介して連結棒２１により枠１４に連結され、また蝶
番２０によって座席１０に連結される。座席１０は座席
基盤１０ｂに脱着可能に固定された座席クッション１０
ａからなる。
てベッド２に固定された車椅子３を示す。電動モータ２
３は、図示していない連結鎖とスプロケットを会して座
席１０に組み込まれ、あるいはまた以下に示すように連
結棒２１に組み込ませることができる。ソレノイド６４
はブラケットＩＩの掛け金を外してこれを持ち上げるよ
うに通電され、その結果ブラケットスイッチ６５を開
き、このスイッチ６５は背もたれの状態に関する情報
を、後述する制御装置に提供する。腕乗せ２４は、車椅
子の各側部にある保持ピン３９を引っ張ることによって
調節もしくは枠１４から取除くことができる。モータ２
３を作動させる電力はケーブルとコネクタ８８を介して
車椅子に送られる。脚乗せ１２はピボット２１ａと２２
とを介して連結棒２１により枠１４に連結され、また蝶
番２０によって座席１０に連結される。座席１０は座席
基盤１０ｂに脱着可能に固定された座席クッション１０
ａからなる。
【００２６】図２（ｂ）は室内便器座１０ｃを示しこの
ものは化粧台あるいは室内便器（図示していない）に用
いられるように脱着可能に固定される。
ものは化粧台あるいは室内便器（図示していない）に用
いられるように脱着可能に固定される。
【００２７】図３は前部ローラ５の部分的正面図であっ
て、このローラ５は前部駆動ユニット２８内の軸受５ａ
上で回転し、任意に設けられる前部クラッチ４７ａとベ
ルト４７ｂを介して、前部シート駆動体４７により駆動
される。図９０の後部立面図ＢＢは同一である、前部及
び後部シート駆動体４７と４８とは、それぞれ従来の可
逆交流モータからなりこのものは減速歯車箱を介して駆
動される。代替的に言って、可変交流、あるいは直流モ
ータ駆動は特別な患者の要求に適応するため用いられ
る。
て、このローラ５は前部駆動ユニット２８内の軸受５ａ
上で回転し、任意に設けられる前部クラッチ４７ａとベ
ルト４７ｂを介して、前部シート駆動体４７により駆動
される。図９０の後部立面図ＢＢは同一である、前部及
び後部シート駆動体４７と４８とは、それぞれ従来の可
逆交流モータからなりこのものは減速歯車箱を介して駆
動される。代替的に言って、可変交流、あるいは直流モ
ータ駆動は特別な患者の要求に適応するため用いられ
る。
【００２８】前部及び後部ローラ５と６は中央部が最も
肉が厚く、両端に向ってテーパーをもち薄肉となってお
り、移動シート７と肉厚の縁３２が、図３に示すよう
に、ローラの端部領域で順序正しく巻き上げるようにな
っている。そして、患者を引っ張る力が集中する移動シ
ートの中央において引張力を集中するようになってい
る。その結果、ベッドの中央に向うようにシートの縁を
引っ張る力を防止している。
肉が厚く、両端に向ってテーパーをもち薄肉となってお
り、移動シート７と肉厚の縁３２が、図３に示すよう
に、ローラの端部領域で順序正しく巻き上げるようにな
っている。そして、患者を引っ張る力が集中する移動シ
ートの中央において引張力を集中するようになってい
る。その結果、ベッドの中央に向うようにシートの縁を
引っ張る力を防止している。
【００２９】図４（ａ）はベッド２の部分的横断面図で
あって、マットレス９を持ち上げる機構を示す。マット
レス９の断面部分９ａはベッドの足端部にまで伸びてい
て、ベッドの各側部のピボット４１を介して支持枠２７
に連結されているマットレス持ち上げ部材１７により保
持される。直線アクチュエータ３４はベッドの中央の下
に配置されていて、その一端において、ピボット３８を
介して支持枠２７に連結され、他端においてロッド３６
に回転可能に連結される。ロッド３６は、連結棒３５の
両端に連結され、連結棒３５はピボット３７を介してベ
ッドの各側部に近い支持枠２７に連結される。連結棒３
５の他の両端にロット３６は連結され、この連結棒３５
はピボット３７を介して、ベッドの各側部近傍にある支
持枠２７に連結される。連結棒３５の他の両端にあるロ
ーラはマットレス持ち上げ部材１７を保持する。
あって、マットレス９を持ち上げる機構を示す。マット
レス９の断面部分９ａはベッドの足端部にまで伸びてい
て、ベッドの各側部のピボット４１を介して支持枠２７
に連結されているマットレス持ち上げ部材１７により保
持される。直線アクチュエータ３４はベッドの中央の下
に配置されていて、その一端において、ピボット３８を
介して支持枠２７に連結され、他端においてロッド３６
に回転可能に連結される。ロッド３６は、連結棒３５の
両端に連結され、連結棒３５はピボット３７を介してベ
ッドの各側部に近い支持枠２７に連結される。連結棒３
５の他の両端にロット３６は連結され、この連結棒３５
はピボット３７を介して、ベッドの各側部近傍にある支
持枠２７に連結される。連結棒３５の他の両端にあるロ
ーラはマットレス持ち上げ部材１７を保持する。
【００３０】図４（ｂ）が示す図では、マットレスリフ
ト部材１７とマットレス９とは、これらが、ロッド３６
を介してアクチュエータ３４により引っ張られる連結棒
３５によって、矢印３０の方向に持ち上げられるとき
に、ピボット４１の周囲に回転する。
ト部材１７とマットレス９とは、これらが、ロッド３６
を介してアクチュエータ３４により引っ張られる連結棒
３５によって、矢印３０の方向に持ち上げられるとき
に、ピボット４１の周囲に回転する。
【００３１】図５は背もたれを取除いた車椅子の好適形
態の側面図であって、この車椅子は、部分図として示し
てあるマットレス９の足端部に隣接して配置されてい
る。この形態は、移送作業が、図１（ｅ）ないし図１
（ｆ）に示すように進行する場合の改善された患者の支
持方法を提供している。座席が図１（ｅ）に示す位置か
ら回転する場合、間隙が、マットレスの端部と椅子の座
席１０との間に発生し、この間隙は、患者が車椅子から
ベッドに移送されるときに患者にとって不快に働く。図
５に示す構成では、この問題は、座席１０の回転を患者
の尻がマットレスの上に移され、そして、以下に説明す
るように回転支持枠５１にまで座席を下降させるまで、
遅らせることによって解決される。
態の側面図であって、この車椅子は、部分図として示し
てあるマットレス９の足端部に隣接して配置されてい
る。この形態は、移送作業が、図１（ｅ）ないし図１
（ｆ）に示すように進行する場合の改善された患者の支
持方法を提供している。座席が図１（ｅ）に示す位置か
ら回転する場合、間隙が、マットレスの端部と椅子の座
席１０との間に発生し、この間隙は、患者が車椅子から
ベッドに移送されるときに患者にとって不快に働く。図
５に示す構成では、この問題は、座席１０の回転を患者
の尻がマットレスの上に移され、そして、以下に説明す
るように回転支持枠５１にまで座席を下降させるまで、
遅らせることによって解決される。
【００３２】図５では、車椅子３は、車輪１５と、そし
て枠１４を支持する車輪１６とを有し、この枠１４に
は、回転可能な連結棒２１と、そして４本の連結体から
なる回転可能支持枠５１とを介して、脚乗せ１２がピボ
ット結合されてなる。可逆モータ２３はウォーム歯車６
６を介して組み込まれ、この歯車６６は連結棒２１の扇
形歯車６７と噛み合い、脚乗せ１２を車椅子の前の着座
位置にまで下降するか、あるいは車椅子枠１４の頂部上
方の実質的に水平な位置にまで持ち上げる。電位差計ま
たはカム駆動スイッチで構成できる脚乗せ位置センサ６
９が枠１４に装着されて扇形歯形６７に連結される。座
席クッション１０ａは、蝶番６８を介して支持枠５１に
取付けられる座席基盤１０ｂに脱着可能に取付けられ
る。ローラ５３はそれぞれの側部にある座席基盤１０ｂ
に回転可能に取付けられる。脚乗せ１２が完全に下げら
れて車椅子前方の着座位置に達すると、支持枠５１は実
質的にその上にある座席基盤１０ｂに対して水平となっ
ている。
て枠１４を支持する車輪１６とを有し、この枠１４に
は、回転可能な連結棒２１と、そして４本の連結体から
なる回転可能支持枠５１とを介して、脚乗せ１２がピボ
ット結合されてなる。可逆モータ２３はウォーム歯車６
６を介して組み込まれ、この歯車６６は連結棒２１の扇
形歯車６７と噛み合い、脚乗せ１２を車椅子の前の着座
位置にまで下降するか、あるいは車椅子枠１４の頂部上
方の実質的に水平な位置にまで持ち上げる。電位差計ま
たはカム駆動スイッチで構成できる脚乗せ位置センサ６
９が枠１４に装着されて扇形歯形６７に連結される。座
席クッション１０ａは、蝶番６８を介して支持枠５１に
取付けられる座席基盤１０ｂに脱着可能に取付けられ
る。ローラ５３はそれぞれの側部にある座席基盤１０ｂ
に回転可能に取付けられる。脚乗せ１２が完全に下げら
れて車椅子前方の着座位置に達すると、支持枠５１は実
質的にその上にある座席基盤１０ｂに対して水平となっ
ている。
【００３３】車椅子の各側部には固定ローラ支持体５２
がボルト５６により枠１４の内側に取付けられ、ピボッ
ト結合されたローラ支持体５４はピボット５５を介して
取付けられ、そして上方に、しかし下方にではなく回転
可能に支持されている。脚乗せ１２が持ち上げられる
と、座席１０は支持枠と共に回転し、座席ローラがピボ
ット結合されたローラ支持体５４に達するまで回転す
る。脚乗せが上昇を続けると、座席１０は、ローラ支持
体５２の両端を横切って、そしてこれから離れるように
マットレス９に向って戻るように転動し、その後、蝶番
６８の周りに回転し、回転している支持枠５１にまで降
下する。これはその一端において座席枠１０ｂに、また
その他端において、連結棒５９及び５８を介して、それ
ぞれ回転枠５１と座席基盤１０ｂとにピボット結合され
ているガスばね５７により、支持枠８に保持される。こ
のガスばねは、座席運動の速さを遅らせるために、ダシ
ュポット式緩衝作用をもっている。この種のばねは広く
商業上利用されており同業技術者に公知である。
がボルト５６により枠１４の内側に取付けられ、ピボッ
ト結合されたローラ支持体５４はピボット５５を介して
取付けられ、そして上方に、しかし下方にではなく回転
可能に支持されている。脚乗せ１２が持ち上げられる
と、座席１０は支持枠と共に回転し、座席ローラがピボ
ット結合されたローラ支持体５４に達するまで回転す
る。脚乗せが上昇を続けると、座席１０は、ローラ支持
体５２の両端を横切って、そしてこれから離れるように
マットレス９に向って戻るように転動し、その後、蝶番
６８の周りに回転し、回転している支持枠５１にまで降
下する。これはその一端において座席枠１０ｂに、また
その他端において、連結棒５９及び５８を介して、それ
ぞれ回転枠５１と座席基盤１０ｂとにピボット結合され
ているガスばね５７により、支持枠８に保持される。こ
のガスばねは、座席運動の速さを遅らせるために、ダシ
ュポット式緩衝作用をもっている。この種のばねは広く
商業上利用されており同業技術者に公知である。
【００３４】図５においては、脚乗せ１２が上方に動き
車椅子枠１４の上方に到ると、支持枠５１と座席１０と
は回転して脚乗せ下方の反転位置に到る。脚乗せ１２が
下方に駆動されると、座席は支持枠５１に押しつけられ
たままとなり、後方に回転し実質的に水平な着座位置に
来る。この作動中、座席ローラ５３は、ピボット結合さ
れたローラ支持体５４の底部を打ち、この支持体５４は
上方にピボット結合して座席ローラの通路を許す。経験
が教えるところでは、患者をベッドから椅子に移送する
場合、椅子の座席を単純に回転することにより、適当
な、しかも快適な患者の支持が提供できる。
車椅子枠１４の上方に到ると、支持枠５１と座席１０と
は回転して脚乗せ下方の反転位置に到る。脚乗せ１２が
下方に駆動されると、座席は支持枠５１に押しつけられ
たままとなり、後方に回転し実質的に水平な着座位置に
来る。この作動中、座席ローラ５３は、ピボット結合さ
れたローラ支持体５４の底部を打ち、この支持体５４は
上方にピボット結合して座席ローラの通路を許す。経験
が教えるところでは、患者をベッドから椅子に移送する
場合、椅子の座席を単純に回転することにより、適当
な、しかも快適な患者の支持が提供できる。
【００３５】足乗せ１３は、脚乗せ１２に故玲される足
支持体１３ａと、足支持体１３ａにピボット結合され
圧縮ばね１３ｃで遊離するように保持される足センサ板
１３ｂと、そして、足圧力板が押されてばね１３ｃに対
して偏向されたときにスイッチが作動するように、足セ
ンサ板１３ａに乗っているアクチュエータと共に足乗せ
上に装着されている足圧スイッチ１３ｂとから成る。
支持体１３ａと、足支持体１３ａにピボット結合され
圧縮ばね１３ｃで遊離するように保持される足センサ板
１３ｂと、そして、足圧力板が押されてばね１３ｃに対
して偏向されたときにスイッチが作動するように、足セ
ンサ板１３ａに乗っているアクチュエータと共に足乗せ
上に装着されている足圧スイッチ１３ｂとから成る。
【００３６】システム制御器６３は、ケーブル６０、電
気的コネクタ８８ａ及び８８ｂを介して、足圧スイッチ
１３ｄ連結される。制御器は同様に背もたれスイッチ６
５、脚乗せ位置センサ６９、駆動モータ２３、及び背も
たれ解錠ソレノイド６４に連結され、しかし、明示する
ために、車椅子に対する追加の連結ケーブルは図示して
いない。
気的コネクタ８８ａ及び８８ｂを介して、足圧スイッチ
１３ｄ連結される。制御器は同様に背もたれスイッチ６
５、脚乗せ位置センサ６９、駆動モータ２３、及び背も
たれ解錠ソレノイド６４に連結され、しかし、明示する
ために、車椅子に対する追加の連結ケーブルは図示して
いない。
【００３７】代替的に言って、各種のその他の信号伝達
方法が、数個のスイッチ及びセンサからシステム制御器
に到る電気導体中適当な場所に用いることができる。こ
れら適当な方法には、ラジオ、超音波、光学的、容量
的、もしくは誘導的継手が含まれる。ベッドに対する機
械的連結棒は脚乗せを駆動するため及び背もたれを解錠
するために用いられる。
方法が、数個のスイッチ及びセンサからシステム制御器
に到る電気導体中適当な場所に用いることができる。こ
れら適当な方法には、ラジオ、超音波、光学的、容量
的、もしくは誘導的継手が含まれる。ベッドに対する機
械的連結棒は脚乗せを駆動するため及び背もたれを解錠
するために用いられる。
【００３８】足圧力信号は制御器により用いられ、双方
向における移送作業を規制する。安全管理として、足乗
せ圧力信号が受信されないと、制御器は、人間を車椅子
からベッドに移送するための初期指令に対応できない。
人間が搬送シートにより脚乗せ上に動かされる場合に車
椅子に移し換え中に、制御器に送られる足圧力信号は、
足乗せを人間の足から適当に遊離させる結果となる。脚
乗せは移動シートよりも迅速に動くので、脚乗せは起動
し停止し、これを段階的に行なう。制御器は、わずかな
応答遅延を提供してこの段階の数を減らす。人間がベッ
ド上に移されると、初めに人間は搬送シートにより引張
られ、回転する脚乗せと足乗せにより押しやられる。人
間がベッド上にあってこの人間を引張るためただ１人搬
送シートに対してベッド上充分な位置に乗った場合、こ
の制御器は、足圧力信号が受信されれば何時でも、押し
すぎをしないように、脚乗せの作動を停止する。
向における移送作業を規制する。安全管理として、足乗
せ圧力信号が受信されないと、制御器は、人間を車椅子
からベッドに移送するための初期指令に対応できない。
人間が搬送シートにより脚乗せ上に動かされる場合に車
椅子に移し換え中に、制御器に送られる足圧力信号は、
足乗せを人間の足から適当に遊離させる結果となる。脚
乗せは移動シートよりも迅速に動くので、脚乗せは起動
し停止し、これを段階的に行なう。制御器は、わずかな
応答遅延を提供してこの段階の数を減らす。人間がベッ
ド上に移されると、初めに人間は搬送シートにより引張
られ、回転する脚乗せと足乗せにより押しやられる。人
間がベッド上にあってこの人間を引張るためただ１人搬
送シートに対してベッド上充分な位置に乗った場合、こ
の制御器は、足圧力信号が受信されれば何時でも、押し
すぎをしないように、脚乗せの作動を停止する。
【００３９】図６はマットレス９、関節ベッド枠２６及
び搬送シート７の部分的側面図を示し、シート張力の測
定及びシート駆動モータ４７及び４８を制御する構成を
示してある。シート７は前方シートローラ５及び後方シ
ートローラ６に固定され巻き上げられる。シート張力測
定の形態は双方のシートローラに対する場合と同じであ
る。直線電位差計でよい、直線位置センサ７５は枠２６
に装着される。センサの作動ロッド７７はスリーブ軸受
７６を通り摺動可能に支持される。ロッド７７の端部に
はローラ７８があり、このものは、ロッドと枠２６との
間に伸びている引張ばね８０の作用によりシート７に押
しつけられている。シート７がピンと張られると、電位
差計アクチュエータ軸が図示のように配置される。シー
トが適切に張られると、シートは経路７ａに押しやら
れ、シートがたるむと経路７ｂに向かって更に押しやら
れ、これに従って直線センサからの出力信号が変化す
る。センサは制御器６３に連結され、この制御器６３は
適当な力をシートローラ駆動モータに送り適当な操作に
要求されるようなシート張力を正しく与える。例えば、
シート７がベッドの足端部のローラに巻き上げられるな
らば、ベッドの頭端部の直線センサはシートがピンと張
っていることを指示し、制御器は頭端部モータはシート
７を巻き戻させてセンサがシートのたるみを示すまで戻
す。もしシートがローラ５及び６から完全に巻き戻され
ているならばシート経路は７ｃとなる。この限定条件は
制御器の中に設定された論理により認められる筈であ
り、この制御器は迅速な作動を起してこの条件を起して
いる何れのモータでも停止もしくは反転する。
び搬送シート７の部分的側面図を示し、シート張力の測
定及びシート駆動モータ４７及び４８を制御する構成を
示してある。シート７は前方シートローラ５及び後方シ
ートローラ６に固定され巻き上げられる。シート張力測
定の形態は双方のシートローラに対する場合と同じであ
る。直線電位差計でよい、直線位置センサ７５は枠２６
に装着される。センサの作動ロッド７７はスリーブ軸受
７６を通り摺動可能に支持される。ロッド７７の端部に
はローラ７８があり、このものは、ロッドと枠２６との
間に伸びている引張ばね８０の作用によりシート７に押
しつけられている。シート７がピンと張られると、電位
差計アクチュエータ軸が図示のように配置される。シー
トが適切に張られると、シートは経路７ａに押しやら
れ、シートがたるむと経路７ｂに向かって更に押しやら
れ、これに従って直線センサからの出力信号が変化す
る。センサは制御器６３に連結され、この制御器６３は
適当な力をシートローラ駆動モータに送り適当な操作に
要求されるようなシート張力を正しく与える。例えば、
シート７がベッドの足端部のローラに巻き上げられるな
らば、ベッドの頭端部の直線センサはシートがピンと張
っていることを指示し、制御器は頭端部モータはシート
７を巻き戻させてセンサがシートのたるみを示すまで戻
す。もしシートがローラ５及び６から完全に巻き戻され
ているならばシート経路は７ｃとなる。この限定条件は
制御器の中に設定された論理により認められる筈であ
り、この制御器は迅速な作動を起してこの条件を起して
いる何れのモータでも停止もしくは反転する。
【００４０】カム作動スイッチあるいは適当に連けるさ
れた回転式電位差計のような他のセンサが、センサ７５
に対して直線電位差計の適当な位置に用いることができ
る。
れた回転式電位差計のような他のセンサが、センサ７５
に対して直線電位差計の適当な位置に用いることができ
る。
【００４１】図７は制御装置の概略図である。制御器６
３は多数のセンサ８１からの入力信号を受信し、また手
動制御器８２からの指令信号を受信する。このものは公
知技術に属する論理ならびに出力制御回路構成を有して
なり、この回路構成は出力を表示指示器８３に提供し、
電力を、移送装置の各種モータ、直線アクチュエータ及
びソレノイドに提供する、その結果、この移送装置の手
動ならびに自動操作を規制する。制御されたモータに
は、シート駆動モータ４７と４８、椅子モータ２３、マ
ットレスを持ち上げる直線アクチュエータ３４、ベッド
高さモータ８４及び頭部持ち上げモータ８６が含まれ
る。制御されたソレノイドには、椅子の背から取去るこ
とができるように背もたれを解錠するソレノイド６４
と、車椅子をベッドから解放するように掛け金解放機構
を解錠するソレノイド８７が含まれる。センサ８１に含
まれるが、マットレスの持ち上げ、ベッドの高さ、ベッ
ドの頭部の持ち上げ、そして搬送シートの位置を測定す
るセンサに限定しないものとして、脚乗せ位置センサ、
足圧力スイッチもしくは他の足位置センサ、背もたれス
イッチ、人間の頭もしくはまくらがベッドの頭盤を加圧
した場合に作動される頭盤圧力スイッチ、ベッド上に人
間が横たわっていることを検出する重量センサ、車椅子
が確実にベッドに掛け金をかけてなる場合に作動される
車椅子掛け金を施したスイッチ、そして人間に危害を加
えるがあるいは移送装置に損傷を与えるようにベッドか
ら車椅子が遊離される場合に車椅子をそれらの不具合か
ら護るために、掛け金解放機構を旋錠するように作動す
る車椅子固定スイッチが含まれる。制御器８２に含まれ
るものは次のとおりである：ベッド高さ、頭部の持ち上
げ、脚の持ち上げ、を調節し、そして搬送シートをベッ
ドの頭部端もしくは足部端に向って動かすように、押し
ボタンもしくはロッカスイッチのついたベッドに乗って
いる人間により使用される手持ち式ベッド制御附属物
と；１つのスイッチは図１（ａ）から図１（ｈ）に示す
ように人間を車椅子からベッドに移送するのに用い、他
のスイッチは人間をベッドから車椅子に移送するのに用
いる、これらの２つのスイッチを用いて移送操作を制御
するための手持ち式移送附属物と；ＯＦＦ、ベッド附属
物制御、移送附属物制御、そして手動制御を含む操作方
式を選定することによって、車椅子脚乗せ２２、マット
レスリフトそして搬送シートなどの個々の移送装置の構
成成分が、制御パネルのスイッチを用いて個々に制御さ
れる選択スイッチを有してなる。表示器８３は、操作員
によって要求されている作用は何かを指示するため、あ
るいは装置の状態を指示するために、選定され援助光を
操作している操作方式を指示する状態光を含んでなる。
表示器８３はまた、オーディオ非常待機信号、液晶ある
いは他の種類の英数字表示もしくは音声通報が含まれ
る。
３は多数のセンサ８１からの入力信号を受信し、また手
動制御器８２からの指令信号を受信する。このものは公
知技術に属する論理ならびに出力制御回路構成を有して
なり、この回路構成は出力を表示指示器８３に提供し、
電力を、移送装置の各種モータ、直線アクチュエータ及
びソレノイドに提供する、その結果、この移送装置の手
動ならびに自動操作を規制する。制御されたモータに
は、シート駆動モータ４７と４８、椅子モータ２３、マ
ットレスを持ち上げる直線アクチュエータ３４、ベッド
高さモータ８４及び頭部持ち上げモータ８６が含まれ
る。制御されたソレノイドには、椅子の背から取去るこ
とができるように背もたれを解錠するソレノイド６４
と、車椅子をベッドから解放するように掛け金解放機構
を解錠するソレノイド８７が含まれる。センサ８１に含
まれるが、マットレスの持ち上げ、ベッドの高さ、ベッ
ドの頭部の持ち上げ、そして搬送シートの位置を測定す
るセンサに限定しないものとして、脚乗せ位置センサ、
足圧力スイッチもしくは他の足位置センサ、背もたれス
イッチ、人間の頭もしくはまくらがベッドの頭盤を加圧
した場合に作動される頭盤圧力スイッチ、ベッド上に人
間が横たわっていることを検出する重量センサ、車椅子
が確実にベッドに掛け金をかけてなる場合に作動される
車椅子掛け金を施したスイッチ、そして人間に危害を加
えるがあるいは移送装置に損傷を与えるようにベッドか
ら車椅子が遊離される場合に車椅子をそれらの不具合か
ら護るために、掛け金解放機構を旋錠するように作動す
る車椅子固定スイッチが含まれる。制御器８２に含まれ
るものは次のとおりである：ベッド高さ、頭部の持ち上
げ、脚の持ち上げ、を調節し、そして搬送シートをベッ
ドの頭部端もしくは足部端に向って動かすように、押し
ボタンもしくはロッカスイッチのついたベッドに乗って
いる人間により使用される手持ち式ベッド制御附属物
と；１つのスイッチは図１（ａ）から図１（ｈ）に示す
ように人間を車椅子からベッドに移送するのに用い、他
のスイッチは人間をベッドから車椅子に移送するのに用
いる、これらの２つのスイッチを用いて移送操作を制御
するための手持ち式移送附属物と；ＯＦＦ、ベッド附属
物制御、移送附属物制御、そして手動制御を含む操作方
式を選定することによって、車椅子脚乗せ２２、マット
レスリフトそして搬送シートなどの個々の移送装置の構
成成分が、制御パネルのスイッチを用いて個々に制御さ
れる選択スイッチを有してなる。表示器８３は、操作員
によって要求されている作用は何かを指示するため、あ
るいは装置の状態を指示するために、選定され援助光を
操作している操作方式を指示する状態光を含んでなる。
表示器８３はまた、オーディオ非常待機信号、液晶ある
いは他の種類の英数字表示もしくは音声通報が含まれ
る。
【００４２】図８は、代替用装置の側面図を該略図で示
したものであって、この装置では、車椅子３をベッド４
の端末に掛け金でとどめ、脚乗せ１２を、ベッド支持枠
２７に装着された電気駆動直線アクチュエータ９０を用
いて位置決めしてなる。引張り棒９１はベッド端末に沿
って伸び連結棒９２を介して、電気モータを有する直線
アクチュエータ９０にピボット連結される。引張り棒
は、掛け金フック９３の中に配置され、このフック９３
はケーブル９４を介して連結棒２１に連結され、連結棒
２１に取りつけられしかも車椅子枠１４にピボット結合
されるドラム９７にケーブルが巻つけられ固定されてい
る。脚乗せ１２は連結棒２１及び支持枠５１を介して車
椅子枠にピボット連結される。引張りばね９８は車椅子
１４と連結棒２１のドラム９９との間に連結され連結棒
２１を下方に引張り、そのようにして脚乗せを図示のよ
うに着座位置に保持する。直線アクチュエータが引張り
棒９３とフック９３とをベッド４に向けて引張ると、車
椅子３は引張られ、車椅子枠１４がベッド枠２７により
停止されしっかりと保持されるとベッドに効果的に掛け
金がかけられる。更に直線アクチュエータ９０が運動す
ると、ばね９８に過負荷を与え、ドラム９７と連結棒２
１とを回転し、その結果、脚乗せ１２を上方に動かし移
送位置にもっていく。
したものであって、この装置では、車椅子３をベッド４
の端末に掛け金でとどめ、脚乗せ１２を、ベッド支持枠
２７に装着された電気駆動直線アクチュエータ９０を用
いて位置決めしてなる。引張り棒９１はベッド端末に沿
って伸び連結棒９２を介して、電気モータを有する直線
アクチュエータ９０にピボット連結される。引張り棒
は、掛け金フック９３の中に配置され、このフック９３
はケーブル９４を介して連結棒２１に連結され、連結棒
２１に取りつけられしかも車椅子枠１４にピボット結合
されるドラム９７にケーブルが巻つけられ固定されてい
る。脚乗せ１２は連結棒２１及び支持枠５１を介して車
椅子枠にピボット連結される。引張りばね９８は車椅子
１４と連結棒２１のドラム９９との間に連結され連結棒
２１を下方に引張り、そのようにして脚乗せを図示のよ
うに着座位置に保持する。直線アクチュエータが引張り
棒９３とフック９３とをベッド４に向けて引張ると、車
椅子３は引張られ、車椅子枠１４がベッド枠２７により
停止されしっかりと保持されるとベッドに効果的に掛け
金がかけられる。更に直線アクチュエータ９０が運動す
ると、ばね９８に過負荷を与え、ドラム９７と連結棒２
１とを回転し、その結果、脚乗せ１２を上方に動かし移
送位置にもっていく。
【００４３】アクチュエータが引張り棒９１をベッドか
ら離すように動かすと、ばね９８は脚乗せを下げて着座
位置に引張る。アクチュエータのこのような運動が、引
張り棒を更に車椅子に向って動かし連結棒９２がベッド
枠２７に向って動くまで動かし、連結棒９２をピボット
結合させ、引張り棒９１を上方に動かし掛け金フック９
３を自由にする。車椅子３はこのようにしてベッド４か
ら離される。この操作は反転されて車椅子をベッドに掛
け金でとめる。
ら離すように動かすと、ばね９８は脚乗せを下げて着座
位置に引張る。アクチュエータのこのような運動が、引
張り棒を更に車椅子に向って動かし連結棒９２がベッド
枠２７に向って動くまで動かし、連結棒９２をピボット
結合させ、引張り棒９１を上方に動かし掛け金フック９
３を自由にする。車椅子３はこのようにしてベッド４か
ら離される。この操作は反転されて車椅子をベッドに掛
け金でとめる。
【００４４】引張り棒９１は、引張り棒の両端がすべり
込みフック９３の近傍に湾曲してなる溝のような他の機
構的構成によりピボット結合するように制限をうけるこ
とは明らかである。
込みフック９３の近傍に湾曲してなる溝のような他の機
構的構成によりピボット結合するように制限をうけるこ
とは明らかである。
【００４５】また明らかなことは、代替的に言って、図
８の鈎９３はその形が直線アクチュエータ９０で引張ら
れるのと同様に押すことも可能なように、あるいは異っ
た脱着可能なファスナが用いられるように形状が与えら
れていて、ばね９８を用いないで脚乗せを反対方向に駆
動するため連結棒２１に連結されたピニオンをもった椅
子の上のラックとピニオンにアクチュエータを連結する
ようになっていることも明らかである。
８の鈎９３はその形が直線アクチュエータ９０で引張ら
れるのと同様に押すことも可能なように、あるいは異っ
た脱着可能なファスナが用いられるように形状が与えら
れていて、ばね９８を用いないで脚乗せを反対方向に駆
動するため連結棒２１に連結されたピニオンをもった椅
子の上のラックとピニオンにアクチュエータを連結する
ようになっていることも明らかである。
【００４６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る病人
移送装置によれば、病人に対して何等負荷をかけずかつ
苦痛を与えることなく、また、看護婦や介助人等の支援
者にも力や熟練を要求することなく、安全かつ確実に病
人をベッドから車椅子等へ移送することができる。
移送装置によれば、病人に対して何等負荷をかけずかつ
苦痛を与えることなく、また、看護婦や介助人等の支援
者にも力や熟練を要求することなく、安全かつ確実に病
人をベッドから車椅子等へ移送することができる。
【図１】（ａ）〜（ｈ）人間の車椅子とベッドとの間の
移送を示す該略図である。
移送を示す該略図である。
【図２】（ａ）病人移送装置の斜視図であって車椅子を
ベッドに掛け金でとめた図である。
ベッドに掛け金でとめた図である。
【図２】（ｂ）室内便器の座席の斜視図である。
【図３】シートローラと駆動モータとの部分正面図であ
る。
る。
【図４】（ａ）マットレスリフトがその下降位置にある
状態を示すベッドの側面図である。
状態を示すベッドの側面図である。
【図４】（ｂ）マットレスリフトが完全に上昇した状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図５】車椅子の側面図であって、足乗せスイッチなら
びに座席作動用装置を示した図である。
びに座席作動用装置を示した図である。
【図６】マットレスの部分的側面図であって、シート張
力を測定する装置を示す図である。
力を測定する装置を示す図である。
【図７】制御装置の概略図である。
【図８】車椅子脚乗せを作動する代替装置の概略図であ
る。
る。
１ 人間（患者） ２ ベッド ３ 車椅子 ４ ベッド ５ 前部ローラ ６ 後部ローラ ７ 移動シート ８ 支持遊びローラ １０ 座席 １１ 背もたれ １２ 脚乗せ １３ 足乗せ １４ 枠 ２０ ひざ蝶番 ２１ 連結棒 ２３ 電動モータ ２６ 関節枠 ２７ 支持枠 ２８ 前部駆動ユニット ２９ 後部駆動ユニット ３３ ベッドシート ３４ シートファスナ ６４ ソレノイド ６５ 背もたれスイッチ ６７ 扇形歯車 ７５ センサ ８１ センサ ８２ 手動制御器 ９３ 引張り棒
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成５年１０月２９日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】 車椅子に着座している人間がベッドに移送
されようとしている図である。
されようとしている図である。
【図２】 移送作業の立上り段階を示す図である。
【図３】 背もたれが取り外れた椅子を示す図であ
る。
る。
【図４】 患者の実際の移送を開始した状態を示す図
である。
である。
【図５】 人間の体の一部がマットレス上にある状態
を示す図である。
を示す図である。
【図６】 シートの作用を示す図である。
【図７】 座席が完全に１８０°回転されモータが停
止した状態を示す図である。
止した状態を示す図である。
【図８】 後部ローラの働きにより人間がマットレス
中央に移送された図である。
中央に移送された図である。
【図９】 病人移送装置の斜視図であって車椅子をベ
ッドに掛け金でとめた図である。
ッドに掛け金でとめた図である。
【図１０】 室内便器の座席の斜視図である。
【図１１】 シートローラと駆動モータとの部分正面図
である。
である。
【図１２】 マットレスリフトがその下降位置にある状
態を示すベッドの側面図である。
態を示すベッドの側面図である。
【図１３】 マットレスリフトが完全に上昇した状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図１４】 車椅子の側面図であって、足乗せスイッチ
ならびに座席作動用装置を示した図である。
ならびに座席作動用装置を示した図である。
【図１５】 マットレスの部分的側面図であって、シー
ト張力を測定する装置を示す図である。
ト張力を測定する装置を示す図である。
【図１６】 制御装置の概略図である。
【図１７】 車椅子脚乗せを作動する代替装置の概略図
である。
である。
【符号の説明】 １ 人間（患者） ２ ベッド ３ 車椅子 ４ ベッド ５ 前部ローラ ６ 後部ローラ ７ 移動シート ８ 支持遊びローラ １０ 座席 １１ 背もたれ １２ 脚乗せ １３ 足乗せ １４ 枠 ２０ ひざ蝶番 ２１ 連結棒 ２３ 電動モータ ２６ 関節枠 ２７ 支持枠 ２８ 前部駆動ユニット ２９ 後部駆動ユニット ３３ ベッドシート ３４ シートファスナ ６４ ソレノイド ６５ 背もたれスイッチ ６７ 扇形歯車 ７５ センサ ８１ センサ ８２ 手動制御器 ９３ 引張り棒
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【図１０】
【図１１】
【図１２】
【図１３】
【図１５】
【図１６】
【図１４】
【図１７】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールズ エフ． チューブ アメリカ合衆国 11545 ニューヨーク ブルックビル メドウッド レーン 25
Claims (20)
- 【請求項１】 掛け金を用いてベッドの端部の適当な位
置に脱着可能に保持された車椅子であって、車輪と、両
側面をもった椅子枠とそして脱着可能な背もたれとを備
えてなる車椅子と；足乗せを取付けた脚乗せと；前部、
後部そして両側部を有し、かつピボットにより椅子枠の
各側部に取付けられてなる支持枠と；前部及び後部をも
つ座席であって、座席の前部が蝶番を用いて支持枠の前
部に連絡されており、着座位置では水平であって、支持
枠が水平の場合は支持枠上に乗って成る座席と；支持枠
前部に対してその一端を蝶番連結し、連結棒により椅子
枠にピボット連結された脚乗せであって、かつ座席から
傾斜下向してなる着座位置と座席上の実質的に水平移動
位置との間に可動となっている脚乗せと；脚乗せが着座
位置から移動位置に作動される場合、正常な水平位置か
ら逆転された水平位置に回転する前記支持枠及び座席
と；脚乗せが着座位置から上方に動かされる場合に座席
の背面を支持するために設けてある座席上の座席ローラ
ならびに椅子枠上のローラ支持体と；脚乗せが更に動い
て座席ローラをローラ支持体を越えて動かした後に、支
持枠にまで回転降下する座席背面と；座席を支持枠に対
して保持するばねと；脚乗せが移動位置にまで動く場合
に反転位置に回転する前記支持枠と；座席と支持枠とが
反転位置から着座位置にまで回転する場合に、座席ロー
ラを通させるように上方に作動するようにピボット結合
された部分を有してなる前記ローラ支持体と；前記移動
位置における前記脚乗せの近傍かつ該脚乗せの高さに実
質的に等しい高さをもったマットレスを有する前記ベッ
ドと；前記ベッドの頭部及び足部の端近傍にあるローラ
の間のマットレスを横切って人間が傾動できる移動シー
トであって、前記ローラ上に取付けられ部分的に転動し
て持ち上げられる前記移動シートと；前記ローラの内の
１つの上に移動シートを転動し前記ローラの内の他の１
つを離しその結果前記移動シートをマットレスを横断さ
せかつ脚乗せが前記移動位置にある場合に傾動している
人間をベッドを横切って脚乗せに移動するように設けた
ベッド上のシート駆動手段と；脚乗せと座席とを前記着
座位置に動かし人間を座席に移動するための脚乗せ駆動
手段と；マットレスを持ち上げ、もたれかかった人間を
座席上の着座位置にまで持ち上げる持ち上げ手段と；移
動システムの操作を制御する制御手段と；そして人間の
背後に背もたれを挿入する手段とからなることを特徴と
する病人移送装置。 - 【請求項２】 前記座席駆動手段が前記脚乗せに組込ま
れた電動モータからなることを特徴とする請求項１に記
載の病人移送装置。 - 【請求項３】 前記移動座席が肉厚の縁を有し；前記ロ
ーラそれらの実質的に端部における直径がそれらの実質
的に中央部分における直径よりも小さくなっており、こ
れにより前記移動座席を転動し上げるようになっている
ことを特徴とする請求項１に記載の病人移送装置。 - 【請求項４】 摩擦の小さい頂部と端面とをもったマッ
トレスカバーを有し、前記移動シートはマットレスカバ
ー上を摺動するため摩擦の小さい底面を有することを特
徴とする請求項１に記載の病人移送装置。 - 【請求項５】 前記移動シートは各側面に沿った肉厚縁
部を有し；案内手段は、肉厚のヘリが摺動する広い部分
と、シートが摺動する狭い部分とを有しこの構成により
肉厚のヘリが固定されて適当な位置に保持されてなるあ
る形状をもった溝を有する部材からなることを特徴とす
る請求項１に記載の病人移送装置。 - 【請求項６】 前記移動シートを保持し案内するために
前記マットレスの一端に実質上装着された遊びローラを
有することを特徴とする請求項１に記載の病人移送装
置。 - 【請求項７】 前記座席は取外し可能な化粧台座席と交
換可能な取外し可能な座席クッションを有することを特
徴とする請求項１に記載の病人移送装置。 - 【請求項８】 前記制御手段が、位置測定用センサ、リ
ミットスイッチ、駆動モータ、ソレノイド及びクラッチ
に電気的に連結された制御スイッチ、表示器、論理なら
びに切換え回路構成を有する制御ユニットからなること
を特徴とする請求項１に記載の病人移送装置。 - 【請求項９】 人間がその上に横たわるベッドシートは
前記移動シートに脱着可能に取付けられていることを特
徴とする請求項１に記載の病人移送装置。 - 【請求項１０】 人間がその上に横たわるベッドシート
が、接触して閉じ、引っ張って緩められる材料、すなわ
ちベルクロ（商標名）で市販されている材料により前記
移動シートに脱着可能に取付けられてなることを特徴と
する請求項１に記載の病人移送装置。 - 【請求項１１】 前記制御手段が、人間の位置を検出し
検出信号を論理回路構成に送信するセンサを有し；前記
論理回路構成は、人間を前記ベッドと前記車椅子との間
に移動するために、前記検出信号に基づいて、前記持ち
上げ手段、前記シート駆動手段そして前記脚乗せ駆動手
段を制御することを特徴とする請求項１に記載の病人移
送装置。 - 【請求項１２】 前記制御手段は前記脚乗せ上にスイッ
チを有してなり、前記スイッチは前記脚乗せ上の人間の
足で閉じることが可能であり；前記スイッチの閉止は、
人間を前記ベッドから前記車椅子に移し換えるために前
記シート駆動手段、前記持ち上げ手段及び前記脚乗せ駆
動手段を制御する論理回路構成に伝達されることを特徴
とする請求項１に記載の病人移送装置。 - 【請求項１３】 ベッドの端部近くにある車椅子と；人
間を前記ベッド部分の経路から前記車椅子に動かすため
のシート駆動手段ならびに脚乗せ駆動手段と；前記人間
を前記車椅子の着座位置に持ち上げる持ち上げ手段と；
前記車椅子上の人間の位置を測定するセンサ手段と；前
記人間を前記ベッドと前記車椅子との間の移動するため
に前記シート駆動手段、前記脚乗せ駆動手段及び前記持
ち上げ手段を制御する論理回路構成に位置データを伝達
するための連結手段とからなることを特徴とする病人移
送装置。 - 【請求項１４】 前記移動シートの密着性を測るセンサ
手段と；そして、密着性を規制するために前記シート駆
動手段を制御する論理手段とを有してなることを特徴と
する請求項１に記載の病人移送装置。 - 【請求項１５】 ベッドの一端に位置し、背もたれが取
り除かれた車椅子からなり；前記ベッドはその上に人間
がもたれかかる移動シートを有し、このシートはベッド
の頭部と足部との近傍にあるローラの間のマットレスを
横切って伸びて設けられ；移動シートは前記ローラに取
付けられ部分的に巻き上げられており；ベッド上のシー
ト駆動手段はローラに噛み合うモータを有し移動シート
をローラの内の１つの上を移動させローラの他の１つの
上を移動させローラの他の１つの上を離れさせその結果
前記移動シートをマットレスを横断して動かし、もたれ
かかっている人間をベッドを横切って移動させ、その人
間の一部を車椅子に移し換え；人間を前記車椅子上の着
座位置に持ち上げる持ち上げ手段と；前記移動シートの
密着性を測り、移動シートがローラから完全に巻き戻さ
れる限界状態を検出するセンサ手段と；そして移動シー
トの密着性を規制し、シートがその上で完全に巻き戻さ
れるようにローラの回転方向を反転するための前記モー
タを制御する論理ならびに制御手段とを有してなること
を特徴とする病人移送装置。 - 【請求項１６】 マットレスのついたベッドと；マット
レスを横切って伸び、ベッドの頭部と足部の両端近傍に
あるローラ間にある移動シートと；ローラに取付けられ
部分的に巻きつけられている前記移動シートと；移動シ
ートを前記ローラの１つに巻きつけ他の１つから離し、
移動シートをマットレスを横切って動かすためのベッド
上のシート駆動手段と；移動シートの密着性を測るセン
サ手段と；そして、前記密着性を規制するためにシート
駆動手段を制御する論理手段とからなることを特徴とす
る病人移送装置。 - 【請求項１７】 脚乗せ駆動手段が前記ベッド上の直線
アクチュエータと；ベッドの両端近傍で平行な棒と；直
線アクチュエータに連結され作動される前記棒と；前記
脚乗せに連結される前記椅子上の鈎と；棒を上・下動さ
せ、棒によって鈎を捕える手段と；前記着座位置と前記
移動位置との間に脚乗せを動かすアクチュエータによっ
て動かされる前記鈎とを有してなることを特徴とする請
求項１に記載の病人移送装置。 - 【請求項１８】 足端部と頭端部とをもったベッドと；
マットレスと、頭端部のローラと、足端部のローラと、
そしてマットレスを横切って伸び、それぞれのローラに
固定され部分的に巻きつけられてなる移動シートとを有
する前記ベッドと；ベッドの足端部に位置した車椅子
と；脱着可能な背もたれと脚乗せと；前記座席から、座
席上方の実質的に水平な移動位置にまで傾斜下降してな
る着座位置から移動可能な前記脚乗せと；車椅子の背部
に位置する鈎と；脚乗せに組み込まれ、鈎を引っ張るこ
とによって脚乗せが着座位置から移し換え位置まで移動
可能となっている構成をもつ前記鈎と；ベッドの足端部
に近く平行な棒と；ベッドの直線アクチュエータにピボ
ット結合された前記棒と；前記アクチュエータをある距
離だけ伸ばすことによってベッドから伸ばしうる前記棒
と；アクチュエータを更に伸ばすことによって持ち上げ
られる前記棒と；鈎を捕えるため棒を降下っせるため、
車椅子をしっかりとベッドに引っ張るため、そして脚乗
せを移送位置に持ち上げるため後退可能となっている前
記アクチュエータと；そして、脚乗せを下降させて棒を
鈎からはずし上方に自由に動かすため伸長可能となって
いる前記アクチュエータとからなることを特徴とする病
人移送装置。 - 【請求項１９】 足端部と頭端部とをもったベッドと；
マットレスと、頭端部のローラと、足端部のローラと、
そしてマットレスを横切って伸び、それぞれのローラに
固定され部分的に巻きつけられてなる移動シートとを有
する前記ベッドと；ベッドの足端部に位置した車椅子
と；座席と、脱着可能な背もたれと脚乗せとをもった前
記車椅子と；前記座席から座席上方の実質的に水平な移
動位置にまで傾斜下降してなる着座位置から移動可能な
前記脚乗せと；ベッド上の直線アクチュエータと；アク
チュエータを車椅子に脱着可能に連結し、その結果脚乗
せが、車椅子を持ち上げることなしに前記アクチュエー
タによって前記着座位置と前記移し換え位置との間を作
動可能とする手段とからなることを特徴とする病人移送
装置。 - 【請求項２０】 ベッドの端部に脱着可能に配置された
車椅子と；脚乗せと座席とを有する前記車椅子と；座席
に隣接しこの座席に実質的に等しい高さをもったマット
レスをもった前記ベッドと；マットレスを横切って伸び
る移動シートと；前記移動シートを動かし、もたれかか
っている人間をマットレスを横切って移動し、前記座席
と脚乗せ上に部分的に乗せるローラ手段と；前記もたれ
かかっている人間を座席の着座位置に持ち上げるための
前記持ち上げ手段により構成されることを特徴とする病
人移送装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/713,139 US5127113A (en) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | Invalid transfer arrangement |
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