JPH06141177A - 画像受信装置 - Google Patents

画像受信装置

Info

Publication number
JPH06141177A
JPH06141177A JP4288538A JP28853892A JPH06141177A JP H06141177 A JPH06141177 A JP H06141177A JP 4288538 A JP4288538 A JP 4288538A JP 28853892 A JP28853892 A JP 28853892A JP H06141177 A JPH06141177 A JP H06141177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
decoding
signal
reference value
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4288538A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3308995B2 (ja
Inventor
Masanori Kamata
政則 鎌田
Akihiro Nagai
章浩 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP28853892A priority Critical patent/JP3308995B2/ja
Publication of JPH06141177A publication Critical patent/JPH06141177A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3308995B2 publication Critical patent/JP3308995B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Image Input (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字画像データおよび写真画像データのそれ
ぞれに適した補間方法で画素拡大を行なえるようにす
る。 【構成】 文字画像データと写真画像データとでは、受
信した符号化データ量が異なることに着目し、復号化回
路1で符号化データの復号化に要した時間をタイマ2お
よびラインカウンタ3により計測し、その1ライン当た
りの平均復号化時間が予め設定した基準値Aよりも大き
いか小さいかで文字画像データか写真画像データかを判
定する。平均復号化時間の代わりに1ページ当たりの復
号化時間または1ライン当たりの復号化時間や符号化デ
ータ量または通信時間を用いてもよい。これにより、1
文書毎、1ページ毎、1ライン毎またはNビット毎に文
字画像データであるか写真画像データであるかを判断す
ることができ、それぞれの画像データに適した補間方法
で画素拡大を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ等の通信
端末における画像受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のファクシミリ装置の概略
構成を示しており、読取・記録制御部101にはスキャ
ナ102とプリンタ103とが接続されている。送信の
際にはスキャナ102で読み取られた原稿が画信号に変
換されて、主制御/通信制御部104の符号化/復号化
回路105で符号化されて回線に送出される。受信時に
は回線から送られてきた符号化データが符号化/復号化
回路104で復号化されて読取・記録制御部101に送
られ、ここでプリンタ103を制御することにより記録
が行なわれる。したがって、読取・記録制御部101と
主制御/通信制御部104との間の画像データのやり取
りは、符号化前または復号化後の生データにより行なわ
れる。
【0003】図11は従来の別のファクシミリ装置の概
略構成を示しており、通信制御部11a,111b,1
11cが各回線毎に割り当てられており、それぞれに符
号化/復号化回路112a,112b,112cが備え
られている。読取・記録制御部113には、符号化/復
号化回路114とスキャナ115およびプリンタ116
が接続されている。各符号化/復号化回路112a〜1
12c、114は、主制御部117の符号化/復号化回
路118に符号化データバス119を介して接続されて
いる。すなわち、各部における画像データのやり取り
は、符号化データバス119を介した符号化データによ
って行なわれる。例えば、G4回線から送られてきた符
号化データは、そのまま符号化データバス119に流さ
れ、読取・記録制御部113の符号化/復号化回路11
4で復号化され、プリンタ116によって出力される。
【0004】ところで、G4クラス対応可能なファクシ
ミリ装置では、より精細な記録を可能にするために、記
録密度をG3クラス対応機よりも高めてある。したがっ
て、例えば200dpiで送られてきた受信データを4
00dpiに変換して記録する必要が生じてくる。この
ような画素密度変換を行なう際には、変換前と変換後と
で同じ大きさの画像が記録できるように画素補間により
画素を拡大している。画素補間には、印字画素の周辺画
素を参照して階段状のぎざぎざが目立たないようにする
文字画像データに適した補間方法(以下、スムージング
という。)と、画素の拡大倍率に合わせて画信号と同一
の信号で補間する写真画像データに適した補間方法とが
ある。これは、文字画像データは白と黒の2値信号であ
り、写真画像データは中間調を再現するために面積変調
した2値信号であることに依存している。
【0005】図12はこのような画素補間を行なう従来
の画像受信装置の概略構成を示すものである。図12に
おいて、121は受信した符号化データを復号化するた
めの復号化回路、122は復号化した画像データを一時
蓄えておくための記憶回路、123は復号化データの必
要部分にスムージング処理を行なうスムージング処理回
路、124はスムージングされた画像データを用紙に記
録するための記録部、125はこれら各部を制御する制
御部である。制御部125は、受信に先立ちクリア信号
CLRを各回路に送出するとともに、受信データのスム
ージングを行なう場合は、予めユーザの指示によりセレ
クト信号SELCをスムージング処理回路123に送っ
ておく。復号化回路121を通じて相手装置に符号化デ
ータの要求信号REQを送ると、相手装置からクロック
DCLKに同期して符号化データDATAが送られてく
る。1ページ分のデータ転送が終了すると、制御部12
5は、復号化回路121に復号化開始信号DSTRを送
り、復号化回路12は、符号化データDATAの復号化
を開始して、復号化した画信号PPIXをクロックPC
LKとともに記憶回路122に送る。1ページ分の復号
化が終了すると、復号化回路121は、制御部125に
復号化終了信号DENDを出力し、制御部125は、記
憶回路122に読み出し開始信号RSTRを送り、記憶
した画信号MPIXをクロックMCLKとともにスムー
ジング処理回路123に転送する。スムージング処理回
路123は、画信号MPIXの必要箇所にスムージング
を行ない、処理後の画信号SPIXをクロックSCLK
とともに記録部124に送る。記憶回路122は、1ペ
ージ分の読み出しが終わると、制御部125に読み出し
終了信号RENDを送り、制御部125は、記録部12
4に記録開始信号PSTRを送る。記録部124は、送
られてきた画信号SPIXを記憶しており、記録開始信
号により記録を開始する。1ページ分の記録が終了する
と、記録部124は、制御部125に記録終了信号PE
NDを送る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
の画像受信装置では、画素拡大する際に、文字画像デー
タまたは写真画像データのそれぞれに適した補間方法が
あるにも拘らず、ユーザが予めどちらか一方を選択する
方法が取られていた。このため、1ページ内に文字画像
データと写真画像データとが混在する場合、文字画像デ
ータに適した補間方法を用いると、写真画像データの白
と黒の面積比率が変化してしまうので階調性が崩れてし
まい、また写真画像データに適した補間方法を用いる
と、文字画像データの階段状のぎざぎざがそのまま記録
されるため、印字された文字が見苦しいものとなる問題
があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、文字画像データおよび写真画像データの
それぞれに適した補間方法で画素拡大を行なうことので
きる画像受信装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、受信データを復号化するために要した合
計時間を計測する手段と、得られた合計復号化時間をラ
イン数またはビット数で平均化して平均復号化時間を求
める手段と、この平均復号化時間を予め設定した基準値
と比較し、基準値に対し平均復号化時間が短い場合は受
信データを文字画像データと判定し、長い場合は写真画
像データと判定する手段を備えたものである。
【0009】本発明はまた、受信データの復号化に要し
た時間をライン単位またはNビット単位毎に測定する手
段と、得られた単位復号化時間を予め設定した基準値と
比較し、基準値に対し単位復号化時間が長い場合の回数
を計数する手段と、この回数が予め設定した別の基準値
よりも少ない場合は文字画像データと判定し、多い場合
は写真画像データと判定する手段を備えたものである。
【0010】本発明はまた、受信データの復号化に要し
た時間をライン単位またはNビット単位毎に測定する手
段と、得られた単位復号化時間を予め設定した基準値と
比較し、基準値に対し単位復号化時間が短い場合は受信
データを文字画像データと判定し、長い場合は写真画像
データと判定する手段を備えたものである。
【0011】本発明はまた、単位時間または1ページ当
たりの受信データ量を測定する手段と、得られた受信デ
ータ量を予め設定した基準値と比較し、受信データ量が
基準値よりも少ない場合は文字画像データと判定し、多
い場合は写真画像データと判定する手段を備えたもので
ある。
【0012】本発明はまた、受信データの受信に要した
通信時間を測定する手段と、得られた通信時間を予め設
定した基準値と比較し、通信時間が基準値よりも短い場
合は文字画像データと判定し、長い場合は写真画像デー
タと判定する手段を備えたものである。
【0013】
【作用】本発明は、文字画像データと写真画像データと
では、受信した符号化データの復号化に要する時間また
は受信データ量または通信時間が異なるので、復号化時
間または受信データ量または通信時間を予め設定した基
準値と比較することにより、受信データが文字画像デー
タであるか写真画像データであるかを判定することがで
きる。したがって、基準値を1文書単位、1ページ単
位、1ライン単位またはNビット単位で定めることによ
り、1文書毎、1ページ毎、1ライン毎またはNビット
毎に文字画像データであるか写真画像データであるかを
判断することができ、それぞれの画像データに適した方
法で画素補間することができ、鮮明で見栄えのよい記録
画像を得ることができる。
【0014】
【実施例】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例の
構成を示すものである。図1において、1は復号化回路
であり、図示しない外部回路から転送されてきた符号化
データを復号化して白黒の印字データに変換する。2は
タイマであり、符号化データを復号化して印字データに
変換するために要した合計復号化時間を計測する。3は
ラインカウンタであり、印字データの合計ライン数を計
数する。4は平均値算出回路であり、タイマ2の計測値
をラインカウンタ3のライン数で除算して1ライン当た
りの平均復号化時間を算出する。5は記憶回路であり、
印字データを一時的に記憶する。6は比較器であり、予
め設定した基準値Aと平均値算出回路4の出力である平
均復号化時間cとを比較し、基準値A>平均復号化時間
cの場合に出力dに“0”をセットし、基準値A≦平均
復号化時間cの場合に出力dに“1”をセットする。7
はラッチ回路であり、比較器6の出力dをラッチする。
8はスムージング処理回路であり、ラッチ回路7の出力
eが“0”のときに文字画像用のスムージングを行な
い、“1”のときには写真画像用のスムージングを行な
う。9は記録部であり、1ページ分の記録データを記憶
する記憶回路を内蔵し、その記録データにしたがって記
録する。10は制御部であり、上記各部を制御する。
【0015】図2は基準値Aを発生させるROMテーブ
ル11を示しており、符号化方式を表わすx値と、判サ
イズを表わすy値と、線密度を表わすz値の3つの要素
が入力されて基準値Aが決定される。
【0016】スムージング処理回路8は、図3に示すよ
うにROM12を有し、記憶回路5からのクロックMC
LKおよび画信号MPIX0〜8とラッチ回路7からの
ラッチ出力eとを入力され、クロックSCLKおよび画
信号SPIX0〜3を出力する。入力画信号MPIX0
〜8は、図4に示すように、印字の際の注目画素MPI
X4とその周辺の8画素からなり、この注目画素MPI
X4が、以下の各実施例では主走査方向および副走査方
向にそれぞれ2倍に拡大される。また、ROM12は、
図5に示すように、文書画像用スムージングエリアと写
真画像用スムージングエリアとを有し、各入力画素MP
IXの黒白情報に応じてそれに最も適したスムージング
が行なわれるようになっている。
【0017】次に上記実施例の動作について説明する。
印字に先立ち、まず制御部10は、各部各回路をクリア
するためにクリア信号CLRを出力し、続いて図示して
ない外部回路に符号化データの要求信号REQを出力す
る。外部回路は、この要求信号REQが入力されると、
有効区間信号DENBを有効にし、クロックDCLKに
同期して符号化データDATAを復号化回路1に転送
し、1ページ分のデータの転送が終了すると、有効区間
信号DENBを無効にする。制御部10は、有効区間信
号DENBが無効になると、復号化回路1に復号化開始
信号DSTRを出力する。復号化回路1は、復号化開始
信号DSTRが入力されると、復号を開始し、ライン単
位で記憶回路5に有効区間信号LENB、クロックPC
LKおよび画信号PPIXを出力し、記憶回路5は、転
送されてきた画信号PPIXを順次記憶する。制御部1
0は、復号化開始信号DSTRを出力すると同時にタイ
マ2にスタート信号TSTRを出力し、タイマ2は、こ
のスタート信号TSTRを受けて時間の計測を開始す
る。ラインカウンタ3は、有効区間信号LENBの数を
順次計数する。復号化回路1は、転送されてきた符号化
データから受信データの終了を検出すると、制御部10
に復号化終了信号DENDを出力する。制御部10は、
タイマ2にストップ信号TSTPを出力し、タイマ2
は、このストップ信号TSTPを受けて時間の計測を停
止する。平均値算出回路4は、タイマ2の計測値bをラ
インカウンタ3のライン数aで割り、1ライン当たりの
平均復号化時間を算出する。比較器6は、予め設定した
基準値Aと平均値算出回路4の出力である平均復号化時
間値cとを比較し、基準値A>平均復号化時間値cの場
合に出力dに“0”をセットし、基準値A≦平均復号化
時間cの場合に出力dに“1”をセットする。制御部1
0は、ラッチ回路7にラッチ信号LATHを出力して比
較器6の出力信号dをラッチさせるとともに、記憶回路
5に読み出し開始信号RSTRを出力する。記憶回路5
は、読み出し開始信号RSTRを入力されると、記憶し
た画信号MPIX0〜8を順次転送する。このとき、本
来転送すべき画信号に付随して周辺画信号も同時に転送
する。スムージング回路8は、転送されてきた画信号M
PIX0〜8から主走査および副走査について、図4に
示すようにそれぞれ2倍に画素拡大するが、信号eが
“0”のときは、図5に示すように、アドレス000H
から1FFHまでの画信号について文字画像用スムージ
ングを行ない、信号eが“1”のときは、アドレス20
0Hから3FFHまでの画信号について写真画像用スム
ージングを行ない、処理した画信号SPIX0〜3を順
次記録部9に転送する。記録部9は、1ページ分の画信
号を記憶できる記憶回路に画信号SPIX0〜3を順次
記憶する。一方、記憶回路5は、記憶したデータをすべ
て転送し終わると、制御部10に終了信号RENDを出
力する。制御部10は、終了信号RENDを入力される
と、記録部9に記録開始信号PSTRを出力し、記録部
9は、記憶されている画信号を記録し、記録が終了する
と、制御部10に記録終了信号PENDを出力する。制
御部10は、記録終了信号PENDが入力されると、記
録終了を知り、一連の動作を終了する。
【0018】このように、上記第1の実施例によれば、
受信した符号化データを復号化するために要した合計時
間を計測し、得られた合計復号化時間を合計ライン数で
平均化して平均復号化時間を求め、この平均復号化時間
を予め設定した基準値Aと比較し、基準値Aに対し平均
復号化時間が短い場合は受信データに文字画像データが
多いと判定し、長い場合は写真画像データが多いと判定
するので、1文書毎に文字画像データが多いかまたは写
真画像データが多いかを判断することができ、文字画像
データと写真画像データとが混在している場合でも、1
文書毎にそれぞれの画像データに適した補間方法により
画素拡大を行なうことができる。
【0019】なお、上記第1の実施例では、1文書全体
における1ライン当たりの平均復号化時間から文字画像
または写真画像を判別しているが、1ライン当たりでな
くNビット当たりの平均復号化時間から両者を判定する
ようにしてもよい。また、1文書全体でなく1ページ全
体の平均復号化時間から両者を判定するようにしてもよ
い。
【0020】(実施例2)図6は本発明の第2の実施例
の構成を示すものである。図6において、21は復号化
回路であり、図示してない外部回路から転送されてきた
符号化データを復号化して印字データに変換する。22
はタイマであり、符号化データを復号化するために要す
る1ライン毎の復号化時間を計測する。23は比較器で
あり、予め設定した基準値Bとタイマ22で計測した復
号化時間aとを比較し、 基準値B>復号化時間a の場合に出力bに“0”をセットし、 基準値B≦復号化時間a の場合に出力bに“1”をセットする。24はカウンタ
であり、比較器23の出力bが“1”のときに制御部3
0からクロック信号が入力されるとカウント値をインク
リメントする。25は記憶回路であり、印字データを一
時的に記憶する。26は比較器であり、予め設定した別
の基準値Cとカウンタ24の出力値cとを比較し、 基準値C>出力値c の場合に出力dに“0”をセットし、 基準値C≦出力値c の場合に出力dに“1”をセットする。27はラッチ回
路であり、比較器26の出力dをラッチする。28はス
ムージング処理回路であり、ラッチ回路27の出力eが
“0”のときに文字画像用スムージングを行ない、
“1”のときには写真画像用のスムージングを行なう。
29は記録部であり、1ページ分の記録データを記憶す
る記憶回路を内蔵し、その記録データにしたがって記録
する。30は制御部であり、上記各部を制御する。
【0021】基準値BまたはCを発生させるのは、上記
第1の実施例と同様なROMテーブルであり、符号化方
式を示すx値と、判サイズを示すy値と、線密度を示す
z値の3つの要素が入力されて基準値BおよびCが決定
される。
【0022】次に上記第2の実施例の動作について説明
する。まず制御部30は、各部各回路をクリアするため
にクリア信号CLRを出力し、続いて図示してない外部
回路に符号化データの要求信号REQを出力する。外部
回路は、この要求信号REQが入力されると、有効区間
信号DENBを有効にし、クロックDCLKに同期して
符号化データDATAを復号化回路21に転送し、1ペ
ージ分のデータの転送が終了すると、有効区間信号DE
NBを無効にする。制御部30は、有効区間信号DEN
Bが無効になると、復号化回路21に復号化開始信号D
STRを出力し、タイマ22にクリア信号TCLRを出
力する。復号化回路21は、復号化開始信号DSTRが
入力されると復号を開始し、1ライン分の記憶回路25
に有効区間信号LENB、クロックPCLKおよび画信
号PPIXを出力する。記憶回路25は、転送されてき
た画信号PPIXを順次記憶する。制御部30は、復号
化開始信号DSTRを復号化回路21に出力すると同時
にタイマ22にスタート信号TSTRを出力し、タイマ
22は、このスタート信号TSTRを受けると時間の計
測を開始する。復号化回路21は、1ライン分の復号化
が終了すると、制御部30に1ライン復号化終了信号D
ENDを出力する。制御部30は、1ライン復号化終了
信号DENDが入力されると、タイマ22にストップ信
号TSTPを出力し、タイマ22は、このストップ信号
TSTPを受けると時間の計測を停止する。比較器23
は、予め設定した基準値Bとタイマ22で計測した復号
化時間値aとを比較し、 基準値B>復号化時間値a の場合に出力bに“0”をセットし、 基準値B≦復号化時間値a の場合に出力bに“1”をセットする。制御部30は、
カウンタ24にクロック信号CCLKを出力し、カウン
タ24は、比較器23の出力bが“1”のときにクロッ
ク信号CCLKが入力されるとカウント値をインクリメ
ントする。次いで制御部30は、復号化回路21に復号
化開始信号DSTRを出力し、タイマ22にクリア信号
TCLRを出力する。復号化回路21は、送られてきた
符号化データからデータの終了を検出すると、制御部3
0に復号化終了信号DFINを出力し、制御部30は、
この復号化終了信号DFINが入力されるまで以上の動
作を繰り返す。
【0023】比較器26は、予め設定した基準値Cとカ
ウンタ24の出力値cとを比較し、 基準値C>出力値c の場合に出力dに“0”をセットし、 基準値C≦出力値c の場合に出力dに“1”をセットする。制御部30は、
復号化終了信号DFINが入力されると、ラッチ回路2
7にラッチ信号LATHを出力して比較器26の出力信
号dをラッチさせるとともに、記憶回路25に読み出し
開始信号RSTRを出力する。記憶回路25は、読み出
し開始信号RSTRを入力されると、記憶した画信号M
PIX0〜8を順次転送する。このとき、本来転送すべ
き画信号に付随して周辺画信号も同時に転送する。スム
ージング処理回路28は、転送されてきた画信号MPI
X0〜8から主走査および副走査について、それぞれ2
倍に画素拡大する。この場合、信号eが“0”のとき
は、文字画像用スムージングを行ない、信号eが“1”
のときは、写真画像用スムージングを行ない、処理した
画信号SPIX0〜3を記録部29に順次転送する。記
録部29は、1ページ分の画信号を記憶できる記憶回路
に画信号SPIX0〜3を順次記憶する。一方、記憶回
路25は、記憶したデータをすべて転送し終わると、制
御部30に読み出し終了信号RENDを出力する。制御
部30は、読み出し終了信号RENDを入力されると、
記録部29に記録開始信号PSTRを出力し、記録部2
9は、記憶されている画信号を記録し、記録が終了する
と、記録終了信号PENDを制御部30に出力する。制
御部30は、記録終了信号PENDが入力されると、記
録終了を知り、一連の動作を終了する。
【0024】このように、上記第2の実施例によれば、
受信した符号化データを復号化するために要したライン
単位毎に復号化時間を計測し、得られた復号化時間を予
め設定した基準値Bと比較し、基準値Bに対し復号化時
間が長い場合のライン回数を計数し、その回数を予め設
定した1ページ毎の基準値Cと比較し、基準値Cに対し
その回数が少ない場合は受信データを文字画像データと
判定し、多い場合は写真画像データと判定するので、1
ページ毎に文字画像データが多いかまたは写真画像デー
タが多いかを判断することができ、1ページ毎にそれぞ
れの画像データに適した補間方法により画素拡大を行な
うことができる。
【0025】なお、上記第2の実施例では、1ラインの
復号化時間が基準値Bを超えたラインの回数から1ペー
ジ毎に文字画像と写真画像を判別しているが、ライン回
数に限らず復号化時間の基準値を超えたNビット毎の回
数から判定するようにしてもよい。また、1ページ毎で
なく1文書全体における回数から判断するようにしても
よい。
【0026】(実施例3)次に本発明の第3の実施例に
ついて図7を参照して説明する。図7において、31は
復号化回路であり、図示してない外部回路から転送され
てきた符号化データを復号化して白黒の印字データに変
換する。32はタイマであり、符号化データを復号化す
るために要した1ライン毎の復号化時間を計測する。3
3は比較器であり、予め設定した基準値Dとタイマ32
で計測した復号化時間値aとを比較し、 基準値D>復号化時間値a の場合に出力bに“0”をセットし、 基準値D≦復号化時間値a の場合に出力bに“1”をセットする。34は記憶回路
であり、印字データと比較器33の出力値bを一時的に
記憶する。35はスムージング処理回路であり、記憶回
路34の出力cが“0”のときに文字画像用スムージン
グを行ない、“1”のときには写真画像用のスムージン
グを行なう。36は記録部であり、1ページ分の記録デ
ータを記憶する記憶回路を内蔵し、その記録データにし
たがって記録する。37は制御部であり、上記各部を制
御する。
【0027】基準値Dを発生させるのは、前記した第1
の実施例と同様なROMテーブルであり、符号化方式を
示すx値と、判サイズを示すy値と、線密度を示すz値
の3つの要素が入力されて基準値Aが決定される。
【0028】次に上記第3の実施例の動作について説明
する。まず制御部37は、各部各回路をクリアするため
にクリア信号CLRを出力し、続いて図示してない外部
回路に符号化データの要求信号REQを出力する。外部
回路は、この要求信号REQが入力されると、有効区間
信号DENBを有効にし、クロックDCLKに同期して
符号化データDATAを復号化回路31に転送し、1ペ
ージ分のデータの転送が終了すると、有効区間信号DE
NBを無効にする。制御部37は、有効区間信号DEN
Bが無効になると、復号化回路31に復号化開始信号D
STRを出力し、タイマ32にクリア信号TCLRを出
力する。復号化回路31は、復号化開始信号DSTRが
入力されると復号を開始し、1ライン分の記憶回路34
に有効区間信号LENB、クロックPCLKおよび画信
号PPIXを出力する。記憶回路34は、転送されてき
た画信号PPIXを順次記憶する。制御部37は、復号
化開始信号DSTRを出力すると同時にタイマ32にス
タート信号TSTRを出力し、タイマ32は、このスタ
ート信号TSTRを受けて時間の計測を開始する。復号
化回路31は、1ライン分の復号化が終了すると、制御
部37に1ライン復号化終了信号DENDを出力する。
制御部37は、1ライン復号化終了信号DENDが入力
されると、タイマ32にストップ信号TSTPを出力
し、タイマ32は、このストップ信号TSTPを受けて
時間の計測を停止する。比較器33は、予め設定した基
準値Dとタイマ32で計測した復号化時間値aとを比較
し、 基準値D>復号化時間値a の場合に出力bに“0”をセットし、 基準値D≦復号化時間値a の場合に出力bに“1”をセットする。制御部37はま
たは、記憶回路34にラッチ信号LATHを出力し、記
憶回路34は、現在処理した1ライン分のデータに対応
させて比較器33の出力信号bを記憶する。次いで制御
部37は、復号化回路31に復号化開始信号DSTRを
出力し、タイマ32にクリア信号TCLRを出力する。
復号化回路31は、送られてきた符号化データからデー
タの終了を検出すると、制御部37に復号化終了信号D
FINを出力し、制御部37は、この復号化終了信号D
FINが入力されるまで以上の動作を繰り返す。
【0029】制御部37は、復号化終了信号DFINが
入力されると、記憶回路34に読み出し開始信号RST
Rを出力し、記憶回路34は、読み出し開始信号RST
Rを受けて記憶した画信号に対応する信号bを信号cと
して、画信号MPIX0〜8を順次転送する。このと
き、本来転送すべき画信号に付随して周辺画信号も同時
に転送する。スムージング処理回路35は、転送されて
きた1ライン毎の画信号MPIX0〜8から主走査およ
び副走査についてそれぞれ2倍に画素拡大する。この
際、信号cが“0”のときは、文字画像用スムージング
を行ない、信号cが“1”のときは、写真画像用スムー
ジングを行ない、処理した画信号SPIX0〜3を記録
部36に順次転送する。記録部36は、1ページ分の画
信号を記憶できる記憶回路に画信号SPIX0〜3を順
次記憶する。一方、記憶回路34は、記憶したデータを
すべて転送し終わると、制御部37に終了信号REND
を出力する。制御部37は、終了信号RENDを入力さ
れると、記録部36に記録開始信号PSTRを出力し、
記録部36は、記憶されている画信号を記録し、記録が
終了すると、記録終了信号PENDを出力する。制御部
37は、記録終了信号PENDが入力されると、記録終
了を知り、一連の動作を終了する。
【0030】このように、上記第3の実施例によれば、
受信した符号化データを復号化するために要した復号化
時間をライン単位毎に計測し、得られた復号化時間を予
め設定した基準値Dと比較し、基準値Dに対し復号化時
間が短い場合は受信データを文字画像データと判定し、
長い場合は写真画像データと判定するので、1ライン毎
に文字画像データが多いかまたは写真画像データが多い
かを判断することができるので、1ライン毎にそれぞれ
の画像データに適した補間方法により画素拡大を行なう
ことができる。
【0031】なお、上記第3の実施例では、1ラインの
復号化時間が基準値Dを超えたかどうかで文字画像と写
真画像を判別しているが、1ラインに限らずNビット毎
の復号化時間から判定するようにしてもよい。
【0032】(実施例4)次に本発明の第4の実施例に
ついて図8を参照して説明する。図8において、41は
復号化回路であり、図示してない外部回路から転送され
てきた符号化データを復号化して印字データに変換す
る。42はデータ量検出回路であり、符号化データの転
送クロックDCLKを計数してそのデータ量を検出す
る。43はラインカウンタであり、印字データのライン
数を計数する。44は平均値算出回路であり、データ量
検出回路42の計測値をラインカウンタ43のライン数
で割って1ライン当たりの平均符号化データ量を算出す
る。45は記憶回路であり、印字データを一時的に記憶
する。46は比較器であり、予め設定した基準値Eと平
均値算出回路44の出力である平均符号化データ量値c
とを比較し、 基準値E>平均符号化データ量値c の場合に出力dに“0”をセットし、 基準値E≦平均符号化データ量値c の場合に出力dに“1”をセットする。47はラッチ回
路であり、比較器46の出力dをラッチする。48はス
ムージング処理回路であり、ラッチ回路47の出力eが
“0”のときに文字画像用スムージングを行ない、
“1”のときには写真画像用のスムージングを行なう。
49は記録部であり、1ページ分の記録データを記憶す
る記憶回路を内蔵し、その記録データにしたがって記録
する。50は制御部であり、上記各部を制御する。
【0033】基準値Eを発生させるROMテーブルは、
前記した第1の実施例と同様のものであり、符号化方式
を示すx値と、判サイズを示すy値と、線密度を示すz
値の3つの要素から基準値Eが決定される。
【0034】次に上記第4実施例の動作について説明す
る。まず制御部50は、各部各回路をクリアするために
クリア信号CLRを出力し、続いて図示してない外部回
路に符号化データの要求信号REQを出力する。外部回
路は、この要求信号REQが入力されると、有効区間信
号DENBを有効にし、クロックDCLKに同期して符
号化データDATAを符号化回路41に転送し、1ペー
ジ分のデータの転送が終了すると、有効区間信号DEN
Bを無効にする。この間、データ量検出回路42は、符
号化データの転送クロックDCLKを計数している。制
御部50は、有効区間信号DENBが無効になると、復
号化回路41に復号化開始信号DSTRを出力する。復
号化回路41は、復号化開始信号DSTRが入力される
と、符号化データの復号を開始し、ライン単位で記憶回
路45に有効区間信号LENB、クロックPCLKおよ
び画信号PPIXを出力する。記憶回路45は、転送さ
れてきた画信号PPIXを順次記憶する。制御部50
は、復号化開始信号DSTRを出力し、ラインカウンタ
43は、有効区間信号LENBの数を順次計数し、復号
化回路41は、転送されてきた符号化データからデータ
の終了を検出すると、制御部50に復号化終了信号DE
NDを出力する。平均値算出回路44は、データ量検出
回路42の計測値bをラインカウンタ43のライン数a
で割り、1ライン当たりの平均符号化データ量を算出す
る。比較器46は、予め設定した基準値Eと平均値算出
回路44の出力である平均符号化データ量値cとを比較
し、 基準値E>平均符号化データ量値c の場合に出力dに“0”をセットし、 基準値E≦平均符号化データ量値c の場合に出力dに“1”をセットする。制御部50は、
ラッチ回路47にラッチ信号LATHを出力して比較器
46の出力信号dをラッチさせるとともに、記憶回路4
5に読み出し開始信号RSTRを出力する。記憶回路4
5は、読み出し開始信号RSTRを入力されると、記憶
した画信号MPIX0〜8を順次転送する。このとき、
本来転送すべき画信号に付随して周辺画信号も同時に転
送する。スムージング処理回路48は、転送されてきた
画信号MPIX0〜8から主走査および副走査について
それぞれ2倍に画素拡大する。その際、信号eが“0”
のときは文字画像用スムージングを行ない、信号eが
“1”のときは写真画像用スムージングを行ない、処理
した画信号SPIX0〜3を記録部49に順次転送す
る。記録部49は、1ページ分の画信号SPIX0〜3
を順次記憶し、記憶回路45は、記憶したデータをすべ
て転送すると、制御部50に読み出し終了信号REND
を出力する。制御部50は、読み出し終了信号REND
を入力されると、記録部49に記録開始信号PSTRを
出力し、記録部49は、記憶されている画信号を記録す
る。記録が終了すると、制御部50に記録終了信号PE
NDを出力し、制御部50は、一連の動作を終了する。
【0035】このように、上記第4実施例によれば、受
信した符号化データ量を検出し、得られた符号化データ
量をライン数で平均化して平均符号化データ量を求め、
この平均符号化データ量を予め設定した基準値Eと比較
し、基準値Eに対し平均符号化データ量が少ない場合は
受信データを文字画像データと判定し、多い場合は写真
画像データと判定するので、1文書中に文字画像データ
が多いかまたは写真画像データが多いかを判断すること
ができ、1文書毎にそれぞれの画像データに適した補間
方法により画素拡大を行なうことができる。
【0036】なお、上記第4の実施例では、1文書毎に
おける1ライン当たりの平均符号化データ量から文字画
像と写真画像を判別しているが、1ラインに限らずNビ
ット毎の符号化データ量の平均値から判定するようにし
てもよい。また、1文書毎によらず1ページ毎または1
ライン毎の平均符号化データ量から両者を判別するよう
にしてもよい。
【0037】(実施例5)次に本発明の第5の実施例に
ついて図9を参照して説明する。図9において、51は
回線制御回路であり、通信回線LINEに接続されてお
り、外部のファクシミリ端末等との通信開始、データ転
送、通信終了等の一連の制御を行なう。52は復号化回
路であり、回線制御回路51から転送されてきた符号化
データを復号化して印字データに変換する。53はタイ
マであり、通信時間を計測する。54はラインカウンタ
であり、印字データのライン数を計数する。55は平均
値算出回路であり、タイマ53の計測値bをラインカウ
ンタ54のライン数aで割って1ライン当たりの平均通
信時間を算出する。56は比較器であり、予め設定した
基準値Fと平均値算出回路55の出力である平均通信時
間値cとを比較し、 基準値F>平均通信時間値c の場合に出力dに“0”をセットし、 基準値F≦平均通信時間値c の場合に出力dに“1”をセットする。57は記憶回路
であり、復号化回路52から出力された印字データと比
較器56の出力dを一時的に記憶する。58はスムージ
ング処理回路であり、記憶回路57の出力eが“0”の
ときに文字画像用スムージングを行ない、“1”のとき
には写真画像用のスムージングを行なう。59は記録部
であり、1ページ分の記録データを記憶する記憶回路を
内蔵し、その記録データにしたがって記録する。60は
制御部であり、上記各部を制御する。基準値Fを発生さ
せるROMテーブルは、前記した第1の実施例と同様の
ものであり、符号化方式を示すx値と、判サイズを示す
y値と、線密度を示すz値の3つの要素から基準値Fが
決定される。
【0038】次に上記第5の実施例の動作について説明
する。まず制御部60は、各部各回路をクリアするため
にクリア信号CLRを出力する。回線制御回路51は、
通信回線LINEを通じて、図示してないファクシミリ
等の通信端末から通信開始信号を受けると通信中信号L
CONを有効にし、制御部60に出力する。次いで1ペ
ージ分のデータ転送を受けると、1ページのデータ転送
中を示すページ信号PAGEを有効にして制御部60に
出力するとともに、復号化回路52に復号化開始信号D
STRを出力する。復号化回路52は、クロックDCL
Kに同期して転送されてきた符号化データDATAを受
け、1ページ分のデータの転送が終了すると、有効区間
信号DENBを無効にする。制御部60は、ページ信号
PAGEが入力されると、タイマ53にクリア信号TC
LRを出力するとともに、時間計測信号TSTRを出力
し、タイマ53は、これを受けて時間の計測を開始す
る。制御部60は、有効区間信号DENBが無効になる
と、復号化回路52に復号化開始信号DSTRを出力す
る。復号化回路52は、復号化開始信号DSTRが入力
されると、順次転送されてくる符号化データDATAの
復号を開始するとともに、ライン単位で記憶回路57に
有効区間信号LENB、クロックPCLKおよび画信号
PPIXを出力する。記憶回路57は、転送されてきた
画信号PPIXを順次記憶する。回線制御回路51は、
図示してないファクシミリ等の通信端末から1ページ分
の転送終了を知ると、ページ信号PAGEを無効にす
る。制御部50は、復号化開始信号DSTRを出力し、
ラインカウンタ54は、有効区間信号LENBの数を順
次計数し、復号化回路52は、転送された符号化データ
からデータの終了を検出すると、制御部60に復号化終
了信号DENDを出力する。平均値算出回路55は、タ
イマ52の計測値bをラインカウンタ54のライン数a
で除算し、1ライン当たりの通信時間の平均値を算出す
る。比較器56は、予め設定した基準値Fと平均値算出
回路55の出力である平均通信時間値cとを比較し、 基準値F>平均通信時間値c の場合に出力dに“0”をセットし、 基準値F≦平均通信時間値c の場合に出力dに“1”をセットする。制御部60は、
記憶回路57にラッチ信号LATHを出力して比較器5
6の出力信号dをラッチさせ、記憶回路57は、現在処
理した1ページ分のデータに対応して比較器56の出力
信号dを記憶する。次いで図示しないファクシミリ等の
通信端末から次の1ページのデータ転送を受けると、ペ
ージ信号PAGEを無効にし、データ転送が終了すると
通信中信号LCONを無効にする。制御部60は、通信
中信号LCONが無効になるまで以上の動作を繰り返
す。制御部60は、通信中信号LCONを無効にする
と、記憶回路57に読み出し開始信号RSTRを出力す
る。記憶回路57は、読み出し開始信号RSTRを入力
されると、記憶した画信号MPIX0〜8をスムージン
グ処理回路58に順次転送する。このとき、本来転送す
べき画信号に付随して周辺画信号も同時に転送する。ス
ムージング処理回路58は、転送されてきた画信号MP
IX0〜8から主走査および副走査についてそれぞれ2
倍に画素拡大する。その際、信号eが“0”のときは文
字画像用スムージングを行ない、信号eが“1”のとき
は写真画像用スムージングを行ない、処理した画信号S
PIX0〜3を記録部59に順次転送する。記録部59
は、1ページ分の画信号SPIX0〜3を順次記憶す
る。一方、記憶回路57は、記憶したデータをすべて転
送すると、制御部60に読み出し終了信号RENDを出
力する。制御部60は、読み出し終了信号RENDを入
力されると、記録部59に記録開始信号PSTRを出力
し、記録部59は、記憶されている画信号を記録する。
記録が終了すると、制御部60に記録終了信号PEND
を出力し、制御部60は、これを受けて一連の動作を終
了する。
【0039】このように、上記第5の実施例によれば、
1文書の受信データの受信に要した通信時間を検出し、
得られた通信時間をライン数で平均化して平均通信時間
を求め、この平均通信時間を予め設定した基準値Fと比
較し、基準値Fに対し平均通信時間が少ない場合は受信
データを文字画像データと判定し、多い場合は写真画像
データと判定するので、1文書中に文字画像データが多
いか写真画像データが多いかを判断することができ、1
文書ごとにそれぞれの画像データに適した補間方法によ
り画素拡大を行なうことができる。
【0040】なお、上記第5の実施例では、1文書毎に
おける1ライン当たりの通信時間の平均値から文字画像
と写真画像を判別しているが、1ラインに限らずNビッ
ト毎の通信時間の平均値から判定するようにしてもよ
い。また、1文書毎に限らず1ページ毎または1ライン
毎の通信時間から文字画像と写真画像とを判別するよう
にしてもよい。
【0041】また、上記各実施例において、スムージン
グ処理回路における画素拡大は、 2×2 としているが、これに限らず n×n (nは2以上の整数) で拡大した場合も同様な作用効果を有する。さらに、ラ
イン数の計数を1ラインの有効区間信号LENDで行な
う場合、これに代えて、MH,MR符号データの場合に
はこのデータからEOLを検出し、その数からライン数
を求めるようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は文字画像データと写真画像データとでは、受信した符
号化データ量が異なることに着目し、復号化時間または
符号化データ量または通信時間を予め設定した基準値と
比較することにより、受信データが文字画像データであ
るか写真画像データであるかを判定するようにしたもの
であり、基準値を1文書単位、1ページ単位、1ライン
単位またはNビット単位で定めることにより、それぞれ
の単位毎に文字画像データであるか写真画像データであ
るかを判断することができ、それぞれの画像データに適
した方法で画素拡大を行なって、鮮明で見栄えのよい記
録画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における画像受信装置の
概略構成を示すブロック図
【図2】第1の実施例における基準値を発生させるRO
Mテーブルを示す模式図
【図3】第1の実施例におけるスムージング処理回路の
概略構成を示すブロック図
【図4】第1の実施例における画素拡大例を示す模式図
【図5】第1の実施例におけるスムージング処理回路の
ROMデータ例を示す模式図
【図6】本発明の第2の実施例における画像受信装置の
概略構成を示すブロック図
【図7】本発明の第3の実施例における画像受信装置の
概略構成を示すブロック図
【図8】本発明の第4の実施例における画像受信装置の
概略構成を示すブロック図
【図9】本発明の第5の実施例における画像受信装置の
概略構成を示すブロック図
【図10】従来のファクシミリ装置の概略構成を示すブ
ロック図
【図11】従来のファクシミリ装置の他の概略構成を示
すブロック図
【図12】従来の画像受信装置の概略構成を示すブロッ
ク図
【符号の説明】
1 復号化回路 2 タイマ 3 ラインカウンタ 4 平均値算出回路 5 記憶回路 6 比較器 7 ラッチ回路 8 スムージング処理回路 9 記録部 10 制御部 11 基準値を格納したROMテーブル 12 スムージング処理回路内のROM 21 復号化回路 22 タイマ 23 比較器 24 カウンタ 25 記憶回路 26 比較器 27 ラッチ回路 28 スムージング処理回路 29 記録部 30 制御部 31 復号化回路 32 タイマ 33 比較器 34 記憶回路 35 スムージング処理回路 36 記録部 37 制御部 41 復号化回路 42 データ量検出回路 43 ラインカウンタ 44 平均値算出回路 45 記憶回路 46 比較器 47 ラッチ回路 48 スムージング処理回路 49 記録部 50 制御部 51 回線制御回路 52 復号化回路 53 タイマ 54 ラインカウンタ 55 平均値算出回路 56 比較器 57 記憶回路 58 スムージング処理回路 59 記録部 60 制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した符号化データの復号化に要した
    合計時間を計測する手段と、前記計測により得られた合
    計復号化時間をライン数またはビット数で平均化して平
    均復号化時間を求める手段と、前記平均復号化時間を予
    め設定した基準値と比較し、前記基準値に対し前記平均
    復号化時間が短い場合は受信データを文字画像データと
    判定し、長い場合は写真画像データと判定する手段を備
    えた画像受信装置。
  2. 【請求項2】 受信した符号化データの復号化に要した
    時間をライン単位またはNビット単位毎に測定する手段
    と、前記測定により得られた単位復号化時間を予め設定
    した基準値と比較し、前記基準値に対し前記単位復号化
    時間が長い場合の回数を計数する手段と、前記回数を予
    め設定した別の基準値と比較し、前記基準値に対し前記
    回数が少ない場合は文字画像データと判定し、多い場合
    は写真画像データと判定する手段を備えた画像受信装
    置。
  3. 【請求項3】 受信した符号化データの復号化に要した
    時間をライン単位またはNビット単位毎に測定する手段
    と、前記測定により得られた単位復号化時間を予め設定
    した基準値と比較し、前記基準値に対し前記単位復号化
    時間が短い場合は文字画像データと判定し、長い場合は
    写真画像データと判定する手段を備えた画像受信装置。
  4. 【請求項4】 単位時間または1頁当たりの受信データ
    量を測定する手段と、前記受信データ量を予め設定した
    基準値と比較し、前記受信データ量が前記基準値よりも
    少ない場合は文字画像データと判定し、多い場合は写真
    画像データと判定する手段を備えた画像受信装置。
  5. 【請求項5】 受信データの受信に要した通信時間を測
    定する手段と、前記通信時間を予め設定した基準値と比
    較し、前記通信時間が前記基準値よりも短い場合は文字
    画像データと判定し、長い場合は写真画像データと判定
    する手段を備えた画像受信装置。
JP28853892A 1992-10-27 1992-10-27 画像受信装置 Expired - Fee Related JP3308995B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28853892A JP3308995B2 (ja) 1992-10-27 1992-10-27 画像受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28853892A JP3308995B2 (ja) 1992-10-27 1992-10-27 画像受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06141177A true JPH06141177A (ja) 1994-05-20
JP3308995B2 JP3308995B2 (ja) 2002-07-29

Family

ID=17731538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28853892A Expired - Fee Related JP3308995B2 (ja) 1992-10-27 1992-10-27 画像受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3308995B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100772502B1 (ko) * 2004-12-21 2007-11-01 한국전자통신연구원 디코딩 시간 예측에 따른 동작주파수 및 구동전압 변동을이용한 mpeg 재생 장치 및 그 방법
KR101042614B1 (ko) * 2009-07-06 2011-06-20 인하대학교 산학협력단 디코딩 시간 예측을 통한 저전력 동영상 재생 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100772502B1 (ko) * 2004-12-21 2007-11-01 한국전자통신연구원 디코딩 시간 예측에 따른 동작주파수 및 구동전압 변동을이용한 mpeg 재생 장치 및 그 방법
KR101042614B1 (ko) * 2009-07-06 2011-06-20 인하대학교 산학협력단 디코딩 시간 예측을 통한 저전력 동영상 재생 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3308995B2 (ja) 2002-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0504903B1 (en) Apparatus for and method of preprocessing binary picture data prior to run-length encoding
KR19980019708A (ko) 영상 배율 임의 변경장치 및 방법
US4688100A (en) Video data encoding/decoding apparatus
US6289137B1 (en) Image processing apparatus and method
US4543612A (en) Facsimile system
EP0621720B1 (en) Facsimile apparatus and method of outputting results of facsimile communication
US6005672A (en) Image data transmission apparatus
EP0496599B1 (en) Image processing apparatus and method for smoothing contours
JP3308995B2 (ja) 画像受信装置
KR100213472B1 (ko) 화상데이타의 단순2치화 및 의사중간조 혼용처리방법 및 그 장치
US5329380A (en) Image processing machine
US5311326A (en) Image-information transmission method and its control circuit
JP3263212B2 (ja) 画像伝送方法および画像記録方法および画像伝送装置および画像記録装置
JP3358132B2 (ja) 画像処理装置
KR940006099B1 (ko) 해상도 변환에 있어서 고화질 스므딩처리 방법 및 회로
JPH0670137A (ja) ファクシミリ装置
EP0496619B1 (en) Image processing machine
JP3032265B2 (ja) ファクシミリ装置の画像処理方法
JP2940441B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3879900B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2695501B2 (ja) フアクシミリ装置
JP2676519B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2002354251A (ja) 画像形成装置
JPH08102846A (ja) 綿密度変換が可能な画像処理装置
JPH04307867A (ja) 画像処理装置およびその方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees