JPH06138040A - 検査装置における光源の照度制御装置 - Google Patents

検査装置における光源の照度制御装置

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JPH06138040A
JPH06138040A JP4309816A JP30981692A JPH06138040A JP H06138040 A JPH06138040 A JP H06138040A JP 4309816 A JP4309816 A JP 4309816A JP 30981692 A JP30981692 A JP 30981692A JP H06138040 A JPH06138040 A JP H06138040A
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JP
Japan
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light source
voltage
illuminance
difference
constant voltage
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Pending
Application number
JP4309816A
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English (en)
Inventor
Masahiro Yakabe
政宏 矢ヶ部
Junichi Ito
順一 伊藤
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IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光源の照度を常に一定にして検査精度を向上
させる。 【構成】 定電圧電源6から供給される電圧を調節器7
を経て光源2に供給する。光源2の照度を照度計8で計
測する。照度計8からの現在の照度の値aと照度の設定
値bとを演算器9で比較する。比較の結果、差がある
と、その差に相当する光源への電圧差を求めて演算器9
から調節器7に電圧調整量信号eを与える。調節器7に
て電圧を調整して光源2の照度が設定値bとなるように
する。電圧の変化に左右されない光源2が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理を行うための検
査装置において被検査物に対する光源の光量(照度)を
自動的に制御させるための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被検査物としての紙、布等の如き帯状物
又はピースの色の濃淡、汚れ等を検査して画像処理する
ために用いられる検査装置としては、図2に概略を示す
如く、被検査物1に光を照射させる光源(たとえば、蛍
光灯)2を組み込んだ光源箱3と、光源箱3上の被検査
物1を透過する光によって被検査物1の色の濃淡、汚
れ、等をとらえるカメラ4を備え、カメラ4でとらえた
データを画像処理装置へ送って画像処理するようにして
ある。
【0003】上記の如き画像処理のための検査装置に光
源2が用いられている場合、光源2の明るさ、すなわ
ち、単位面積が単位時間に受ける光の量である照度は、
外気の温度の変化で変動したり、又、光源に与えられる
電圧の変化によっても変動し、更に、照度が変ると画像
の濃淡の平均濃度にも影響して来る、という関係にあ
る。すなわち、照度と温度との関係は、図3に示す如
く、光源2が蛍光灯の場合25℃位を境として、温度が
低くなっても、又、温度が高くなっても照度は下がる関
係にあり、年間を通しても夏や冬における外気温度に大
きく左右されるものであり、又、照度と光源への電圧と
の関係は、図4に示す如く、直線的関係にあり電圧を上
げれば照度も上がり、電圧が下がると照度も下がる関係
にある。更に、照度と平均濃度(カメラから画像処理装
置へ送られた画像の濃淡度の平均値)との関係も、図5
に示す如く、直線的関係にあり、照度が上がれば平均濃
度も比例して上がる関係にある。
【0004】したがって、図2の如く、光源2を用いた
検査装置で検査精度を上げるためには、常に照度を一定
にすることが必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、検査装置を
実験室やテスト室等に設置する場合には、検査装置の光
源、カメラ等は空調室の如き限られた環境に置かれるの
で、光源の状況は安定するが、上記実験室、テスト室等
の如き限られた環境に検査装置が設置されるのではな
く、一般の工場の生産機械の中に設置される検査装置と
して用いられる場合は、光源が大型化し、自己発熱を無
視できなくなると共に、工場電源の場合は電圧の変動が
大きくて、図4に示す関係で照度が大きく変動すること
が避けられないこと、から検査装置の検査精度は下がっ
て、画像処理の判定精度が下がるという問題がある。
【0006】そこで、本発明は、周囲の環境、電圧変
動、内部発熱、等の条件変化に対しても常に照度を一定
に制御することができるようにしようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、光源とカメラを用いる検査装置における
該光源に、定電圧電源からの電圧を調節器を介して供給
するようにすると共に、光源の照度を計測する照度計か
らの照度の現在値と照度の設定値とを比較すると共に現
在の光源への電圧を入力して上記照度に差があるとその
差に相当する電圧の差を求め該電圧差に相当する電圧調
整量信号を設定するようにしてある演算器を設置し、該
演算器で設定した電圧調整量信号を上記調節器に与える
ようにした構成とする。更に、上記演算器は、定電圧電
源の定電圧を設定し且つ定電圧電源からの定電圧信号を
入力して該定電圧信号と設定値との間に差がある場合に
その差に相当する電圧調整量信号を定電圧電源に与える
ようにしてもよい。
【0008】
【作用】光源の照度は照度計で計測され、その値が演算
器に入力され、演算器で設定値と比較され、差がある
と、その差を電圧の差として電圧調節量信号が演算器か
ら調節器に出力されるので、光源への電圧が調節されて
照度が一定になるように変えられる。
【0009】又、季節によって定電圧のレベルを変更し
たいときは、演算器により設定値を変えることができ、
定電圧電源の出力がその設定値になっているか否かは、
演算器で検知し、設定値どおりになっていないときは演
算器で設定値どおりに電圧を調整することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】図1は本発明の一実施例を示すもので、図
2に示す如く被検査物1を載せるようにしてある光源箱
3に組み込まれた光源2と、該光源箱3上の被検査物1
を透過する光をカメラ4でとらえて、データを画像処理
装置へ送るようにしてある検査装置において、電源5に
接続されていて光源2への電圧の安定化を図るための定
電圧電源6と、該定電圧電源6から光源2へ供給される
電圧を調整する調節器7と、光源2の照度を計測する照
度計8からの実際の照度の値(現在値)aと照度の設定
値bとを比較し照度に差があると照度の現在値aを設定
値bとなるように且つ実際に光源2に与えられている電
圧を調節器7からの出力信号cとして入力して、図4に
示す電圧−照度の関係を使って照度差=設定値−現在値
に相当する電圧差=設定目標値d−現在値aから光源2
への電圧の調整量を設定する演算器9とを設け、上記定
電圧電源6からの安定した電圧を調節器7を経て光源2
に供給し、このときの光源2の照度を照度計8で計測し
て演算器9で設定値bと比較し、その差があるとその差
を電圧差に換算して電圧の調整量を設定し、調整量信号
eを演算器9から調節器7に与え、光源2の照度を均一
にするようにする。
【0012】又、上記定電圧電源6の出力(定電圧信
号)fは、季節によって変更するが、その設定は演算器
9で行わせるようにして、演算器9からの電圧調整量信
号gを定電圧電源6に入力させ、該定電圧電源6からの
定電圧信号fを演算器9に入力させて、定電圧信号fが
設定値どおりであるか否かを演算器9で判断し、設定値
どおりになっていないときは電圧調整量信号gを変えて
やるようにする。
【0013】図4に示す電圧−照度の関係、図5に示す
照度−平均濃度の関係は、いずれも直線的な比例関係に
あるので、平均濃度−電圧も直線的関係にあることがわ
かり、照度を計測して常に設定値になるように制御すれ
ば、外界に左右されない光源2を確保できることにな
る。
【0014】今、定電圧電源6から定電圧を調節器7を
経て光源2に供給すると、光源2は点灯する。このとき
の光源2の照度を照度計8で計測してその値aを演算器
9に入れる。
【0015】演算器9では照度の設定値bが入力されて
いるので、照度計8からの現在値aと基準値bとが比較
される。その結果、照度に差があると、その差が零、す
なわち、現在値aが設定値bとなるように調整される。
この場合に、たとえば、照度が落ちているときは、照度
の現在値aを設定値bに戻すために、照度差(設定値b
−現在値a)に相当する電圧差(設定目標値d−現在値
c)、すなわち、現在の光源2への電圧の値を、照度の
設定値bに対応する設定目標値dに戻すため電圧差を、
図4の電圧−照度の関係図を使って演算器9で求め、上
記電圧差に相当する電圧調整量信号eを演算器9より調
節器7に与え、定電圧電源6からの電圧を、演算器9で
設定された電圧調整量により調節し、光源2への電圧を
設定目標値dにして照度を設定値となるようにする。こ
れにより光源2の照度を均一にすることができ、図2に
示すカメラ4から画像処理装置へ送られる画像の平均濃
度を常に一定にすることができて、検査の精度を上げる
ことが可能となる。
【0016】又、定電圧電源6の電圧を、演算器9にて
定電圧設定値hにより設定し、該演算器9から定電圧電
源6へ電圧調整量信号gを入力できるようにし、演算器
9にて、たとえば、100Vから110Vというように
変えることができると共に、定電圧電源6からの定電圧
信号fを演算器9に入力させて、該定電圧信号fが設定
値どおりであるか否かを定電圧信号fにより検知し、若
し、設定値どおりでないときは、電圧調整量信号gを変
えて定電圧信号fを設定値どおりになるようにする。た
とえば、気温の季節的変化に対しては、定電圧電源6の
設定電圧を変えることで対応すれば、調節器7の調節範
囲を小さなものとすることができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の検査装置にお
ける光源の照度制御装置によれば、定電圧電源から供給
された電圧による光源の照度を照度計で計測して演算器
に入力し、演算器にて照度の設定値と上記計測された現
在値とを比較し、差があると、その差を基に求めた電圧
調整量にて調節器にて光源への電圧の調整を行うように
して光源の照度を一定に制御するようにしてあるので、
照度の設定値を決めると、常に設定値どおりの照度とな
るような光源とすることができて、電圧に左右されない
光源とすることができ、光源の照度を常に一定にして被
検査物の検査を行うことができて、検査装置の精度を上
げ、画像処理の精度を上げることができる、という優れ
た効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】温度と照度との関係を示す図である。
【図3】電圧と照度との関係を示す図である。
【図4】照度と画像処理装置へ送られる画像濃度の平均
濃度との関係を示す図である。
【図5】被検査物の検査装置の概略を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 光源 4 カメラ 6 定電圧電源 7 調節器 8 照度計 9 演算器 a 照度の現在値 b 照度の設定値 c 出力信号 d 設定目標値 e 電圧調整量信号 f 定電圧信号 g 電圧調整量信号 h 定電圧設定値

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源とカメラを用いる検査装置における
    該光源に、定電圧電源からの電圧を調節器を介して供給
    するようにすると共に、光源の照度を計測する照度計か
    らの照度の現在値と照度の設定値とを比較すると共に現
    在の光源への電圧を入力して上記照度に差があるとその
    差に相当する電圧の差を求め該電圧差に相当する電圧調
    整量信号を設定するようにしてある演算器を設置し、該
    演算器で設定した電圧調整量信号を上記調節器に与える
    ようにしたことを特徴とする検査装置における光源の照
    度制御装置。
  2. 【請求項2】 上記演算器は、定電圧電源の定電圧を設
    定し且つ定電圧電源からの定電圧信号を入力して該定電
    圧信号と設定値との間に差がある場合にその差に相当す
    る電圧調整量信号を上記定電圧電源に与えるようにして
    ある請求項1記載の検査装置における光源の照度制御装
    置。
JP4309816A 1992-10-26 1992-10-26 検査装置における光源の照度制御装置 Pending JPH06138040A (ja)

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