JPH06134365A - 塗装用塗料付着体 - Google Patents
塗装用塗料付着体Info
- Publication number
- JPH06134365A JPH06134365A JP4312904A JP31290492A JPH06134365A JP H06134365 A JPH06134365 A JP H06134365A JP 4312904 A JP4312904 A JP 4312904A JP 31290492 A JP31290492 A JP 31290492A JP H06134365 A JPH06134365 A JP H06134365A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating material
- coating
- paint
- coated
- spray gun
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 塗料の回収を容易とする
【構成】 塗料を吹き付ける塗装ガン１１と、塗装ガン
１１の前を通過させられる被塗装物１３と、塗装ガン１
１正面に位置した被塗装物１３の背面に塗装ガン１１か
ら吹き付けられる塗料の飛散範囲に設置されるととも
に、使用後塗料の飛散範囲から移動される付着体２１と
からなることを特徴とする塗装用塗料付着体。
１１の前を通過させられる被塗装物１３と、塗装ガン１
１正面に位置した被塗装物１３の背面に塗装ガン１１か
ら吹き付けられる塗料の飛散範囲に設置されるととも
に、使用後塗料の飛散範囲から移動される付着体２１と
からなることを特徴とする塗装用塗料付着体。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】 この発明は、塗装用塗料付着体
にかかる。更に詳細には、塗装ガン等により被塗装物に
吹き付けられた余剰塗料を回収する、塗装用塗料付着体
に係る。
にかかる。更に詳細には、塗装ガン等により被塗装物に
吹き付けられた余剰塗料を回収する、塗装用塗料付着体
に係る。
【０００２】
【従来の技術】 従来、塗装ガン等により、被塗装物に
塗料を吹き付けると、被塗装物に付着できなかった余剰
塗料は空中に飛散する。そこで、従来は、図３に図示さ
れるように塗装ガン１０１の被塗装物１０２を挟んだ反
対側に、塗装ブース１０３を設置し、塗装ブース１０３
内方向にファン１０４により余剰塗料を吸引させる。塗
装ブース１０３の被塗装物１０２側には、フィルター１
０５を設置し余剰塗料を吸着させる。
塗料を吹き付けると、被塗装物に付着できなかった余剰
塗料は空中に飛散する。そこで、従来は、図３に図示さ
れるように塗装ガン１０１の被塗装物１０２を挟んだ反
対側に、塗装ブース１０３を設置し、塗装ブース１０３
内方向にファン１０４により余剰塗料を吸引させる。塗
装ブース１０３の被塗装物１０２側には、フィルター１
０５を設置し余剰塗料を吸着させる。
【０００３】他の従来例としては、図２に図示されるよ
うな、水と貯水槽を使用した一般に水洗塗装ブースとい
われる装置が、知られている。すなわち、被塗装物１０
２を挟んだ塗装ガン１０１の反対側にはウォーターカー
テン１０６が設置される。ウォーターカーテン１０６の
下部には、貯水槽１０７が設置され、貯水槽１０７の上
部のウォーターカーテン１０６を挟んだ、被塗装物１０
２の反対側には、シャワー１０８が設置され、水を噴出
される。
うな、水と貯水槽を使用した一般に水洗塗装ブースとい
われる装置が、知られている。すなわち、被塗装物１０
２を挟んだ塗装ガン１０１の反対側にはウォーターカー
テン１０６が設置される。ウォーターカーテン１０６の
下部には、貯水槽１０７が設置され、貯水槽１０７の上
部のウォーターカーテン１０６を挟んだ、被塗装物１０
２の反対側には、シャワー１０８が設置され、水を噴出
される。
【０００４】この従来例においては、塗装ガン１０１に
より飛散された塗料は、ウォーターカーテン１０６およ
びウォーターカーテン１０６背後に設置されるシャワー
１０８により捕集され、下部の貯水槽１０７に貯留され
る。
より飛散された塗料は、ウォーターカーテン１０６およ
びウォーターカーテン１０６背後に設置されるシャワー
１０８により捕集され、下部の貯水槽１０７に貯留され
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら従来の
塗装ブースでは、塗装ガンの作業を一旦中止させて、フ
ィルターの交換が必要となり、従来の水洗塗装ブースで
は貯水槽の洗浄水の交換が必要となる課題を有する。
塗装ブースでは、塗装ガンの作業を一旦中止させて、フ
ィルターの交換が必要となり、従来の水洗塗装ブースで
は貯水槽の洗浄水の交換が必要となる課題を有する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】 この発明は、
【０００７】塗料を吹き付ける塗装ガンと、塗装ガンの
前を通過させられる被塗装物と、塗装ガン正面に位置し
た被塗装物の背面に塗装ガンから吹き付けられる塗料の
飛散範囲に設置されるとともに、使用後塗料の飛散範囲
から移動される付着体とからなることを特徴とする塗装
用塗料付着体、
前を通過させられる被塗装物と、塗装ガン正面に位置し
た被塗装物の背面に塗装ガンから吹き付けられる塗料の
飛散範囲に設置されるとともに、使用後塗料の飛散範囲
から移動される付着体とからなることを特徴とする塗装
用塗料付着体、
【０００８】を提供する。
【０００９】
【作用】 塗装ガンの前を順次通過される被塗装物に向
けて塗料ガンは塗料を吹き付ける。塗装ガンから吹き付
けられ、被塗装物に付着せず飛散する塗料は被塗装物背
面に位置する付着体に付着される。
けて塗料ガンは塗料を吹き付ける。塗装ガンから吹き付
けられ、被塗装物に付着せず飛散する塗料は被塗装物背
面に位置する付着体に付着される。
【００１０】使用後、付着体を移動し、塗料の付着して
いない付着体を被塗装物の背面に塗装ガンから吹き付け
られる塗料の飛散範囲に設置する。
いない付着体を被塗装物の背面に塗装ガンから吹き付け
られる塗料の飛散範囲に設置する。
【００１１】
【実施例】 この発明の実施例の平面図をあらわす図１
にしたがい説明する。
にしたがい説明する。
【００１２】１１は塗装ガンである。塗装ガン１１は、
塗料を供給され、被塗装物に塗料を霧状に吹き付ける。
１２は、ブースである。ブース１２は、塗装ガン１１に
対向させて設置させる。ブース１２の塗装ガン１１に対
向させて設置させた開口部には、フィルターを設置す
る。更にブース１２内部にはファンを設置し開口部から
開口部付近の気体を吸引させる。
塗料を供給され、被塗装物に塗料を霧状に吹き付ける。
１２は、ブースである。ブース１２は、塗装ガン１１に
対向させて設置させる。ブース１２の塗装ガン１１に対
向させて設置させた開口部には、フィルターを設置す
る。更にブース１２内部にはファンを設置し開口部から
開口部付近の気体を吸引させる。
【００１３】１３は被塗装物である。被塗装物１３は、
搬送装置１４により移動され塗装ガン１１とブース１２
との間を通過される。塗装ガン１１の前を通過した被塗
装物１３は、乾燥工程に移動される。
搬送装置１４により移動され塗装ガン１１とブース１２
との間を通過される。塗装ガン１１の前を通過した被塗
装物１３は、乾燥工程に移動される。
【００１４】２１は付着体である。付着体２１は、複数
個からなり、少なくともそのうちの１個は、塗装ガン１
１の正面に位置した被塗装物１３の背面、すなわちブー
ス１２の正面に設置される。被塗装物１３は、少なくと
も塗装ガン１１から吹き付けられる塗料の飛散範囲より
も大きい面からなり、塗装ガン１１から吹き付けられる
塗料の飛散位置に設置される。付着体２１は、付着体搬
送装置２２に吊り下げられ、付着体搬送装置２２により
移動される。付着体搬送装置２２はモータ２３により駆
動されるチェーンからなり、吊り下げられた付着体２１
を、搬送装置１４の上流側から下流側に移動させる。
個からなり、少なくともそのうちの１個は、塗装ガン１
１の正面に位置した被塗装物１３の背面、すなわちブー
ス１２の正面に設置される。被塗装物１３は、少なくと
も塗装ガン１１から吹き付けられる塗料の飛散範囲より
も大きい面からなり、塗装ガン１１から吹き付けられる
塗料の飛散位置に設置される。付着体２１は、付着体搬
送装置２２に吊り下げられ、付着体搬送装置２２により
移動される。付着体搬送装置２２はモータ２３により駆
動されるチェーンからなり、吊り下げられた付着体２１
を、搬送装置１４の上流側から下流側に移動させる。
【００１５】付着体２１は、金属板、木製板あるいはフ
ィルムからなる。付着体２１がフィルムからなるときは
使い捨てとすることが可能である。更に、帯状態のフィ
ルムを搬送装置１４と平行に設置させてもよい。
ィルムからなる。付着体２１がフィルムからなるときは
使い捨てとすることが可能である。更に、帯状態のフィ
ルムを搬送装置１４と平行に設置させてもよい。
【００１６】ブース１２と塗料ガン１１との間の床面上
には、に貯留槽を設置する。
には、に貯留槽を設置する。
【００１７】次に実施例の作用について説明する。塗装
ガン１１の前を順次通過される被塗装物１３に向けて塗
料ガン１１は塗料を吹き付ける。塗装ガン１１から吹き
付けられ、被塗装物１３に付着せず飛散する塗料は被塗
装物１３背面に位置する付着体２１に付着される。
ガン１１の前を順次通過される被塗装物１３に向けて塗
料ガン１１は塗料を吹き付ける。塗装ガン１１から吹き
付けられ、被塗装物１３に付着せず飛散する塗料は被塗
装物１３背面に位置する付着体２１に付着される。
【００１８】付着体２１に一定量以上の塗料が付着した
使用後、付着体２１を移動し、塗料の付着していない新
たな待機中の付着体２１を被塗装物１３の背面に塗装ガ
ン１１から吹き付けられる塗料の飛散範囲に設置する。
塗料の付着した付着体２１から、塗料はかき落とす。塗
料のかきおとしは、ブース１２正面からの移動途中の位
置に設置された回転ブラシ、フラシあるいはかきおとす
ための板等でおこなう。付着量は重量を検知し、一定量
以上を感知した場合にモータ２３を駆動させてもよい。
使用後、付着体２１を移動し、塗料の付着していない新
たな待機中の付着体２１を被塗装物１３の背面に塗装ガ
ン１１から吹き付けられる塗料の飛散範囲に設置する。
塗料の付着した付着体２１から、塗料はかき落とす。塗
料のかきおとしは、ブース１２正面からの移動途中の位
置に設置された回転ブラシ、フラシあるいはかきおとす
ための板等でおこなう。付着量は重量を検知し、一定量
以上を感知した場合にモータ２３を駆動させてもよい。
【００１９】帯状態のフィルムを搬送装置１４と平行に
設置させた場合は、塗料の付着後は、フィルムを順次巻
き取って回収する。帯状のフィルムを付着体２１として
使用した場合は、幅広い範囲で塗料の回収が可能とな
る。
設置させた場合は、塗料の付着後は、フィルムを順次巻
き取って回収する。帯状のフィルムを付着体２１として
使用した場合は、幅広い範囲で塗料の回収が可能とな
る。
【００２０】付着体２１を板状体で形成した場合、表面
にフィルムを固定させると付着した塗料のかき落としが
容易となる。
にフィルムを固定させると付着した塗料のかき落としが
容易となる。
【００２１】
【発明の効果】 したがって、この発明では、塗料の回
収が容易となり、特にＶＩＣ（ベーパー インジェクシ
ョン キュアリング）等大量に塗料を吐させる塗装方法
では塗着効率が高いためより有効であり、貯水部に混入
する塗料は軽減され、フイルターの交換は間隔を明ける
ことが可能となる。
収が容易となり、特にＶＩＣ（ベーパー インジェクシ
ョン キュアリング）等大量に塗料を吐させる塗装方法
では塗着効率が高いためより有効であり、貯水部に混入
する塗料は軽減され、フイルターの交換は間隔を明ける
ことが可能となる。
【図１】 この発明の実施例の平面図
【図２】 従来例の側面図
【図３】 他の従来例の側面図
１１ 塗装ガン １３ 被塗装物 ２１ 付着体
Claims (1)
- 【請求項１】 塗料を吹き付ける塗装ガンと、塗装ガン
の前を通過させられる被塗装物と、塗装ガン正面に位置
した被塗装物の背面に塗装ガンから吹き付けられる塗料
の飛散範囲に設置されるとともに、使用後塗料の飛散範
囲から移動される付着体とからなることを特徴とする塗
装用塗料付着体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4312904A JPH06134365A (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 塗装用塗料付着体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4312904A JPH06134365A (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 塗装用塗料付着体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06134365A true JPH06134365A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=18034861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4312904A Pending JPH06134365A (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 塗装用塗料付着体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06134365A (ja) |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP4312904A patent/JPH06134365A/ja active Pending
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