JPH06133373A - データ伝送システム - Google Patents

データ伝送システム

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JPH06133373A
JPH06133373A JP30470292A JP30470292A JPH06133373A JP H06133373 A JPH06133373 A JP H06133373A JP 30470292 A JP30470292 A JP 30470292A JP 30470292 A JP30470292 A JP 30470292A JP H06133373 A JPH06133373 A JP H06133373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
data
data transmission
light receiving
lighting
Prior art date
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Pending
Application number
JP30470292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Honda
和彦 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤外光の指向性の問題を解決しながら、簡便
なシステム構成を実現できるデータ伝送システムを提供
することを目的とする。 【構成】 リモコン装置1により制御データに応じて変
調された赤外光は、天井に取り付けられた照明装置2の
受光部21で受光され、その受光信号に基づいて照明灯
27からの照明光が変調される。室内のAV機器3は、
照明光受光部31で照明光を受光し、照明光に乗ってい
るデータを復調して、その復調データを用いてシステム
回路36の制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、照明光をデータ伝送
媒体として利用するデータ伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、家庭にある多くのAV機器は赤外
線リモコン装置で遠隔制御されるようになっている。こ
の赤外線リモコン装置とAV機器との間では一種のデー
タ伝送行われていることになる。しかし、この種の赤外
線リモコン装置は指向性があるため、リモコン装置の赤
外光発光部を被制御機器の受光部に向けなければなら
ず、間に障害物や人間が介在すると制御信号を伝達する
ことができない。また、照明器具等による影響も受けや
すい。
【0003】この種のリモコン装置に赤外光に代って電
波を用いることも考えられる。しかし、電波を用いる
と、不要輻射によりラジオ,テレビ,コードレス電話等
に悪影響が出る。更に電波の場合、隣室や場合によって
は隣家まで漏れて、予期しない機器の誤動作の原因とな
ったりする。
【0004】更に最近、リモコン装置による個々のAV
機器の遠隔制御に止まらず、家庭内の各種電気機器をバ
スで繋いで集中管理するいわゆるホームバスシステムが
考えられている。しかしこれまで提案されているのは、
機器間の接続に同軸線やツイストペア線を用いるもので
あって、システムが非常に複雑になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の家
庭内のデータ伝送システムは、リモコン装置のように赤
外光を伝送媒体とするものでは指向性があるために不都
合があり、電波を伝送媒体とすると不要輻射が問題にな
り、同軸線やツイストペア線ではシステムが複雑にな
る、といった問題があった。この発明は、この様な事情
を考慮してなされたもので、赤外光の指向性の問題を解
決しながら、簡便なシステム構成を実現できるデータ伝
送システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ伝
送システムは、赤外光発光部、およびこの発光部からの
赤外光をデータにより変調する変調部を有するデータ送
信手段と、このデータ送信手段からの赤外光を受光する
受光部、およびこの受光部で得られたデータにより照明
光を変調する変調部を有する照明装置と、この照明装置
からの照明光を受光する受光部、およびこの受光部に得
られた信号を復調する復調部を有するデータ受信手段と
を備えたことを特徴としている。
【0007】
【作用】この発明においては、照明装置をいわば中継局
として、データ送信手段から照明装置までのデータ伝送
媒体に赤外光を用い、照明装置からデータ受信手段まで
のデータ伝送媒体には照明光を用いる。照明装置は通常
部屋の天井に取り付けられている。従ってデータ送信手
段から赤外光を用いて制御信号等を伝送する場合に、間
に障害物が介在するおそれはほとんどない。また照明装
置は通常室内全体を照らしているから、この照明光に送
信データを乗せれば、室内にある各種機器に必要なデー
タを送ることができる。またデータ伝送がワイヤレスで
行われるから、システム構成は簡単になる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
を説明する。図1は、この発明の一実施例に係るAV機
器リモコンシステムの構成である。このシステムは、制
御データ送信手段としての赤外線リモコン装置1と、こ
のリモコン装置1からのデータを中継するための天井に
設置された照明装置2、およびこの照明装置2の照明光
により制御される,受信手段としての各種AV機器31
(31 ,…,3n )により構成されている。
【0009】リモコン装置1は基本的に従来より用いら
れているものと変らず、各種AV機器の識別番号,チャ
ネル番号,再生や巻き戻し等の制御信号等を選択できる
もので、赤外光発光部11を有し、内部には制御スイッ
チ12により選択されたコードにより赤外光発光部11
からの赤外光をオン,オフ変調する変調部が内蔵されて
いる。赤外光発光部11は、制御スイッチ12が配列さ
れた面と同じ面に設けられていて、その面から上方(天
井方向)に向けて赤外光が送信されるようになってい
る。
【0010】照明装置2は、電源25、この電源25か
らの電力供給をスイッチング制御するインバータ26、
および蛍光灯等の照明灯27により装置本体部が構成さ
れている。これらの本体部の他にこの実施例では、リモ
コン装置1からの赤外光を受光する受光部21、この受
光部21で得られた受信信号をデコードするデコーダ2
2、デコーダ22の出力信号をバイフェーズ信号に符号
化する符合化器23、変換されたバイフェーズ信号をF
SK変調する変調器24を有する。変調器24で得られ
たFSK変調された信号をスイッチング制御信号として
インバータ26を動作させることにより、照明灯27か
らの照明光が制御データによりオン,オフ制御されるこ
とになる。FSK変調の変調周波数は照明光の残光応答
速度に基づき決定される。通常のインバータ駆動形の蛍
光灯の場合、20kHz〜40kHz程度がFSK変調
周波数の上限といえる。なお、低残光タイプの螢光管を
用いれば、更にFSK変調周波数の上限を上げることが
できる。
【0011】AV機器3は、照明装置2からの光を検出
する受光部31、その受光信号レベルを一定値にするた
めのAGC回路32、AGC回路出力をFSK復調する
復調器33、復調されたバイフェーズ信号をデコードす
る復号器34、および復号された信号により自機を認識
して自機のシステム回路36を制御するシステムコント
ローラ35を有する。即ちAV機器3側では、照明光を
受光してリモコン情報を受けとり、システムコントロー
ラ35はこれが自機への制御信号であるか否かを判断し
て、自機への制御信号であった場合には制御信号に応じ
てシステム回路36の制御を行う。
【0012】この実施例によれば、リモコン装置1から
の赤外光により直接AV機器を制御する場合のように障
害物による妨害がない。照明光は通常部屋の内部を隈な
く照らすように設計されるから、AV機器3はこの照明
光で照らさせる範囲にあれば、一つのリモコン装置で複
数のAV機器を簡単に遠隔制御できることになる。また
照明光自体がデータ伝送媒体であるため、従来のリモコ
ン装置のように照明光による妨害もない。
【0013】図2は、別の実施例のAV機器制御システ
ムである。この実施例では、各AV機器4(41 ,…,
4n )の間で、赤外光と照明光を利用して相互にデータ
伝送を行う一種のホームバスシステムを構成している。
即ち、各AV機器4はそれぞれ、赤外発光部44と照明
光受光部45を有し、赤外発光部44からの赤外光を変
調する変調部43、受光部45に得られた受光信号を復
調する復調部46を有し、これらの変調部43,復調部
46および自機のシステム回路41を制御するシステム
コントローラ42を有する。
【0014】照明装置5は、上記実施例と同様に部屋の
天井に設置されたもので、赤外光受光部51、その受光
信号に応じて照明灯53からの照明光を変調する変調部
52を有する。ここで変調部52は、例えば先の実施例
と同様にデコーダ,符号化器,FSK変調器,スイッチ
ングインバータ等により構成される。
【0015】この実施例によれば、複数のAV機器が赤
外光と照明光をデータ伝送媒体として相互に接続され
て、例えばある機器のディジタルオーディオ情報を他の
機器に伝送するといったワイヤレスのホームバスシステ
ムが実現される。
【0016】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、照
明装置を中継局として、データ伝送媒体に赤外線と照明
光を用いることにより、障害物の影響がほとんどなく、
各種機器をワイヤレスで相互接続したデータ伝送システ
ムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係るリモコンシステム
を示す図である。
【図2】 この発明の別の実施例に係るホームバスシス
テムを示す図である。
【符号の説明】
1…リモコン装置、11…赤外光発光部、12…スイッ
チ、2…照明装置、21…受光部、22…デコーダ、2
3…符号化器、24…FSK変調器、25…電源、26
…インバータ、27…照明灯、3…AV機器、31…受
光部、32…AGC回路、33…FSK復調器、34…
復号器、35…システムコントローラ、36…システム
回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外光発光部、およびこの発光部からの
    赤外光をデータにより変調する変調部を有するデータ送
    信手段と、 このデータ送信手段からの赤外光を受光する受光部、お
    よびこの受光部で得られたデータにより照明光を変調す
    る変調部を有する照明装置と、 この照明装置からの照明光を受光する受光部、およびこ
    の受光部に得られた信号を復調する復調部を有するデー
    タ受信手段とを備えたことを特徴とするデータ伝送シス
    テム。
JP30470292A 1992-10-16 1992-10-16 データ伝送システム Pending JPH06133373A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30470292A JPH06133373A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 データ伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30470292A JPH06133373A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 データ伝送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06133373A true JPH06133373A (ja) 1994-05-13

Family

ID=17936193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30470292A Pending JPH06133373A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 データ伝送システム

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JP (1) JPH06133373A (ja)

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