JPH06131935A - 配線,配管等の引き込み装置 - Google Patents

配線,配管等の引き込み装置

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JPH06131935A
JPH06131935A JP35515692A JP35515692A JPH06131935A JP H06131935 A JPH06131935 A JP H06131935A JP 35515692 A JP35515692 A JP 35515692A JP 35515692 A JP35515692 A JP 35515692A JP H06131935 A JPH06131935 A JP H06131935A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線や配管等の引き込み部の気密性が簡単に
得られると共に、配線や配管の引き込み長さをいつでも
自在に調整可能にした装置の提供。 【構成】 両端に雄ねじ部2が突設されると共に雄ねじ
部2同士を連通し配線51を着脱自在に挿通する引き込
み孔22が穿設された碍子1と;配線51を挿通した雄
ねじ部先端に配置されるパッキング4と;内部終端に前
記パッキングの押圧部32が設けられ、前記雄ねじ部2
に螺着してパッキング4を押圧した状態で配線51の固
定と引き込み孔22の密封とを行う雌ねじ部3と;を備
えた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配線や配管の機器への
引き込み装置に関し、特に配線や配管の取替えが容易で
あり、また、取付部の機密性が簡単に得られると共に、
配線や配管の引き込み長さをいつでも自在に調整可能に
した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の配線,配管等の引き込み
装置としては、導体を挿通した碍管に絶縁材を充填して
導体を接着し、その導体の両端部において電線を接続す
るようにしたブッシングや、電線を直接挿通した碍管に
絶縁材を充填して電線を接着する引き込み碍管等があっ
た。また、この引き込み碍管等で機器等に着脱自在に固
定するようにしたものでは、フランジ付き碍子の一端側
表面に環状溝を設けており、この碍子を取付穴に装着し
てその背面からリング状の押え金を挿入後、前記環状溝
に止め輪を嵌着して押え金を係止させ、その押え金に設
けたねじを締めることによりフランジとねじで機器の壁
面を挟持して固定するようにしたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来構造のブッシングでは、電線端末の接続端子等にて認
められる界面抵抗による抵抗値の増大や、腐食現象等に
よる抵抗値の変動等が発生し精密機器による測定データ
等への影響が大きいという問題があった。また、従来の
引き込み碍管では、電気配線が固定されているので、機
内配線の変更の際に配線長さが不足したり、また、配線
を取り替えたりする際には、充填材を除去して配線を移
動させなければならず、仮設電源や実験装置等のように
配線替えを度々行うものにあっては大変煩わしく、ま
た、気密性の確保も簡単ではないという問題があった。
また、引き込み碍管等で環状溝を設けて機器等に着脱自
在に固定するようにしたものでは、碍管に余分な加工が
必要となり、また、溝位置も一定であるから、取付壁面
の厚さが大小ある場合に十分対応できない場合があると
いう問題があった。
【0004】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、配線に接続端子等を設けることなく機器内に引き込
むことができ、また、簡単に引き込み部分の気密性が得
られると共に、配線や配管長さ等が自在に調整でき、ま
た取付壁面の厚さが大小あっても簡単に着脱することが
できるようにした配線,配管等の引き込み装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として、本発明請求項1記載の配線,配管等の引
き込み装置では、両端に固定側ねじ部が突設されると共
に該固定側ねじ部同士を連通し配線や配管を着脱自在に
挿通する引き込み孔が穿設された碍子と;配線や配管を
挿通した固定側ねじ部端部に配置されるパッキングと;
端部に前記パッキングの押圧部が設けられ、前記固定側
ねじ部に螺合してパッキングを押圧した状態で配線の固
定と引き込み孔の密封とを行う回転側ねじ部と;を備え
た構成とした。また、請求項2記載の配線,配管等の引
き込み装置では、請求項1記載の配線,配管等の引き込
み装置において、前記碍子が一端から円柱状に形成され
た嵌合部と該嵌合部に続いてフランジ部とを一端側に有
し、かつ、前記嵌合部に装着して固定する締付バンド
と、前記嵌合部のフランジ部と締付バンドとの間に装着
した状態で前記締付バンドに係止すると共に螺着したね
じで前記フランジ部を押圧する碍子押え金と、を備えた
構成とした。また、請求項3記載の配線,配管等の引き
込み装置では、請求項1または2記載の配線,配管等の
引き込み装置において、前記固定側ねじ部が碍子と別体
に形成され、該固定側ねじ部と碍子端面との間にシール
材を備えた構成とした。
【0006】
【作用】本発明の配線,配管等の引き込み装置では、前
記構成としたことにより、配線は碍子に着脱自在に挿通
されている。そして、碍子両端の固定側ねじ部端部には
パッキングが配置され、この固定側ねじ部には回転側ね
じ部が螺合される。この回転側ねじ部は、端部にパッキ
ングの押圧部が設けられているので、回転側ねじ部を締
付けることにより、押圧部でパッキングを押圧して配線
や配管の固定と引き込み孔の密封とを行うことができ
る。この固定と密封は、碍子の両側、すなわち、機器内
外で行われるので効果を上げることができる。また、こ
の場合、配線や配管の固定と引き込み孔の密封とはパッ
キングの圧縮により行っているから、回転側ねじ部を弛
めることにより、再び配線や配管が摺動可能となって配
線や配管の長さ調整や取替等を簡単に行うことができ
る。また、碍子取付けの際は、まず碍子の嵌合部を機器
類に設けた取付穴に挿入し、その背面側から碍子押え金
と締付バンドとを嵌合部に装着する。そして、締付バン
ドを締付け後、この締付バンドに押え金を係止させた状
態にしてからねじを締付ける。このため、碍子はフラン
ジ部とねじとで機器類の壁面を挟持した状態で固定され
ることになる。また、碍子と固定側ねじ部を別体に形成
した場合、碍子と固定側ねじ部との間に形成される隙間
をシール材によって密封することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1は本実施例の配線,配管等の引き込み装
置を示す断面図、図2は同上の要部を示す断面図、図3
は同上の碍子固定用の締付バンドを示す正面図である。
本実施例の配線,配管等の引き込み装置Aは、碍子1
と、雄ねじ部2と、雌ねじ部3と、パッキング4とを主
要な構成としている。前記碍子1は、耐高圧装置の外側
ケース5に固定されるもので、外側ケース5に開設した
取付穴50に着脱自在に挿入する円柱状の嵌合部10と
ケース壁面に面合させるフランジ部11とを一端側に有
し軸心に貫通穴12が穿設されている。
【0008】図中13は平板リング状の碍子止め金であ
って、碍子の嵌合部10に挿入される挿入穴14と、該
挿入穴14と同じ軸心方向に向けて進退させる小ねじ1
5と、小ねじの弛みを防止する弛み止めナット16とを
有している。また、17は略リング状に形成した締付バ
ンドであって、バンド始端部と終端部とを間隔を設けて
立設し、該立設部分に締付用ねじ18を設けている。そ
して、嵌合部10に装着した状態で前記ねじ18を締付
けることにより、嵌合部10を締付けるように設けられ
ている。図中19aはフランジ部11とケース側面との
間に設けられたパッキング、19bは小ねじ15のケー
ス壁面押圧部に添える平座金である。
【0009】前記雄ねじ部2は配線51を挿通した状態
で固定する固定側ねじ部となるものであって、棒状体2
0の中間に接続部21を有し軸心に配線51の引き込み
孔22が穿設され前記碍子1の貫通穴12に挿入した状
態で接着材にて密封状態に固定される挿通部23と、こ
の挿通部23の両側であって、碍子1の端部に当接する
フランジ部24と、碍子1から突出した状態に配置され
る雄ねじ25とを有している。尚、前記挿通部23にお
ける接続部21は、接続部一端側21aを、接続部他端
側21bに設けたテーパ状の開先部に挿入することによ
り引き込み孔22に段差が生じないように形成されてい
る。また、前記雄ねじ25の先端は、引き込み孔22の
内方に向け傾斜したテーパ面26に形成されている。
尚、図中27は、雄ねじ25の終端に設けたパッキング
であって、碍子1の両端部における密封を確実に行うと
共に、同周辺部への異物の付着を防止するものである。
【0010】前記雌ねじ部3は、雄ねじ25に螺合して
パッキング4の押圧と配線51の固定を行う回転側ねじ
部となるものであって、雌ねじ30の終端に、前記雄ね
じ25先端に設けたテーパ面26と逆方向に傾斜したテ
ーパ面31を有した押圧部32が設けられている。
【0011】前記パッキング4は、雌ねじ部3の締付力
によって配線51を固定すると共に引き込み孔22を密
封するものであって、柔軟なゴム体によって断面略台形
状でリング状に形成され、挿通穴40はこの実施例で引
き込む配線(高圧ケーブル)51の外径寸法と略同一大
きさに形成されている。図中41は座金である。尚、前
記碍子は硬質磁器、雄ねじ部と雌ねじ部、碍子止め金等
はステンレス材によって形成されている。
【0012】次に作用を説明する。この実施例の配線,
配管等の引き込み装置Aは、図1に示すように、耐高圧
装置等の外側ケース5に開設した取付穴50に碍子1の
嵌合部10を挿入した後、碍子止め金13と締付バンド
17とをこの順序で嵌合部10に挿入し、まず、締付バ
ンド17を締付けて嵌合部10に強固に固定する。尚、
この場合、外側ケース5とフランジ部11との間にはパ
ッキング19aを挟持させ、外側ケース5の取付穴50
にはシール材を設けておく。そして、締付バンド17の
固定後、碍子止め金13の小ねじ15を平座金19bを
介して締付けることにより、碍子止め金13と碍子のフ
ランジ部11とで外側ケース5を挟持した状態で固定さ
せる。次に、高圧用の配線51に入線側に向けた雌ねじ
部3とパッキング4とを装着して外側ケース5の外側か
ら碍子1に形成された引き込み孔22に挿入し、装置内
における配線の必要長さを引き込んだ後、もう一方の雌
ねじ部3とパッキング4とを配線の入線側から装着して
碍子1の両側共十分締付ける。この場合、引き込み孔2
2には段差がないので配線をスムーズに引き込むことが
できる。そして、前記雌ねじ部3の締付力によって、雄
ねじ25の先端に設けたテーパ面26と雌ねじ部3のテ
ーパ面31とでパッキング4を押圧することにより、パ
ッキング4が圧縮され配線51を固定すると共に配線5
1と引き込み孔22との間の隙間を密封する。従って、
配線51は十分な絶縁状態を保持して装置に引き込まれ
ると共に、引き込み部分が両側のパッキング4,4によ
って十分に密封され装置内が外部と遮断される。
【0013】そして、装置内の配線替えの場合は、碍子
1の両側の雌ねじ部3を弛めてパッキング4の圧縮状態
を解除することにより配線51が摺動自在となるから、
適宜進退させて必要長さに調整することができる。
【0014】以上説明してきたように本実施例の配線,
配管等の引き込み装置Aにあっては、装置に引き込んだ
配線を簡単に固定し引き込み部分を装置の内外で密封す
ることができる。このため、配線作業が簡単になり、絶
縁材等を充填しないでも十分に外部と遮断することがで
きる。また、雌ねじ部3を弛めるだけで、挿入した配線
の長さを任意に調整することができる。このため、度々
配線替えを行うような実験装置等への使用も有利であ
る。また、配線の途中に接続端子等が不要となるため、
作業が容易となり、また、接続部がないため、接続部の
腐食現象による物理化学的影響を全く受けることがなく
なるから抵抗値の変動が発生しない。また、引き込み部
における界面抵抗による影響も全く考慮せずに配線独自
の固有抵抗を理想的に生かすことができる。また、配線
に合わせた直径のパッキングを選択することにより、各
種外径の配線による引き込みを任意に行うことができ
る。
【0015】また、碍子1は締付バンド17を嵌合部1
0に締付け、碍子止め金13の小ねじ15を締付けるだ
けで簡単に固定することができる。また、締付バンドを
弛めるだけで簡単に取替えや取外しすることができる。
また、締付バンドの位置を変えることにより取付壁面の
厚さの大小に十分対応できると共に、碍子1には環状溝
等を必要とせず製作が容易となる。
【0016】以上、本発明の実施例を説明してきたが、
本発明の具体的な構成はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の要旨を変更しない設計変更等があっても
本発明に含まれる。例えば、実施例では、配線51は引
き込み孔22に直接挿入したが、これに限らず、まず、
配線をシールドパイプに挿入して配線とシールドパイプ
との間に接着材等を充填した後、このシールドパイプを
碍子1の引き込み孔22に挿入して密封するようにして
もよい。この場合は、配線と同径の挿入パイプを配線の
代わりに配置可能であり、同径の挿入パイプの種類を樹
脂製、金属製等の目的に応じた選択を行うことができ
る。また、同パイプに複数の配線を挿入後パイプ内部を
シールして使用することもできるし、碍子内でパイプの
進退を行わせることによって長さの調整をすることがで
きる。また、碍子は必要に応じて沿面形態を設定し仕上
げることにより、耐電圧、耐候性性能を所定の要求され
る絶縁耐性に設定することが可能である。
【0017】また、実施例では、雄ねじ部2は挿通部2
3の中間に接続部21を有するとしたが、雄ねじ部2の
形状は任意であり、例えば図4に示すように、挿通部2
3を一体に形成すると共に、一端側の雄ねじ25を挿通
部23側へ延設し、フランジの代わりにナット28を螺
着して雄ねじ部2を碍子1に締付け固定するようにして
もよい。また、前記挿通部23は必ずしも必要ではな
く、雄ねじ25を碍子両端に固定できる程度に設けても
よい。この場合は碍子の貫通穴が配線の引き込み孔とな
る。
【0018】また、実施例では固定側ねじ部として雄ね
じ25を設け、回転側ねじ部として雌ねじ30を設ける
としたが、これに限らず、図5に示すように、固定側ね
じ部に雌ねじ30を、また、回転側ねじ部に雄ねじ25
を設けてもよい。
【0019】また、各部の材質は実施例に限定されるも
のではなく、碍子は耐熱ガラス、エポキシガラス、樹脂
その他の絶縁材料でもよく、また雄ねじ部や雌ねじ部等
は樹脂その他の絶縁材料でもよい。
【0020】また、パッキングは柔軟なゴム体による断
面略台形状でリング状に形成されたものとしたが、この
外、こま型スリーブ等をパッキングとして使用したり、
あるいは併用してもよい。また、パッキングに複数の穴
を設けることにより複数の配線を引き込むようにしても
よい。
【0021】また、実施例では耐高圧装置等に使用する
場合を示したが、この外、耐静電装置、耐電磁装置等の
配線配管、ガスタンク等の防爆設備、電波の送受信設
備、仮設設備、電線や光ファイバーケーブルの支持用等
にも利用することができる。
【0022】また、図6に示すように、挿通部23の接
続部21において、接続部21の一端側に雄ねじ21c
を設けると共に他端側に雌ねじ21dを設けて締付け固
定するようにしてもよい。この場合、フランジ24の内
面と碍子端面との間にオーリング等のシール材6を設け
る。尚、このシール材6の他に、貫通穴12と挿通部2
3との間にペースト状の密封材を設けてもよい。この場
合、碍子1が四ふっ化エチレン樹脂等で形成され接着剤
の使用が困難なものでも有効に密封することができる。
【0023】また、図7に示すように、挿通部23を一
体に形成して一方側をナット28で締付け固定するもの
でもナット28と碍子端面との間、フランジ24と碍子
端面との間にシール材6を設けて密封することができ
る。
【0024】また、図8に示すように、固定側ねじ部に
雌ねじ30を設け回転側ねじ部に雄ねじ25を設けたも
のでも碍子端面と雌ねじ30の端面との間にシール材6
を設けて密封することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明請求項
1記載の配線,配管等の引き込み装置にあっては、引き
込んだ配線を簡単に固定し挿通部分を密封することがで
きる。このため、配線作業が簡単となり、絶縁材等を充
填しないでも十分に外部と遮断することができる。ま
た、雌ねじ部を弛めるだけで引き込んだ配線や配管の長
さを任意に調整することができる。このため度々配線替
えを行うような実験装置等への使用も有利である。ま
た、配線の途中に接続端子等が不要となるため、作業が
容易となる。また、接続部がないため接続部の腐食現象
による物理化学的影響を全く受けることがなくなるから
抵抗値の変動が発生しない。それに、引込み部における
界面抵抗による影響も全く考慮せず配線独自の固有抵抗
を理想的に生かすことができる。また、配線や配管に合
わせた直径のパッキングを選択することにより、各種外
径の配線や配管による引き込みを任意に行うことができ
る等という効果が得られる。また、請求項2記載の配
線,配管等の引き込み装置にあっては、硝子を機器に簡
単に着脱することができる。また、碍子には環状溝等の
加工を必要としないので、製作が簡単であり、また、取
付壁面の厚さの大小に十分対応することができるという
効果が得られる。また、請求項3記載の配線,配管等の
引き込み装置にあっては、碍子が四ふっ化エチレン樹脂
等接着剤の使用が困難なもので形成されている場合で
も、シール材によって有効に密封することができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の配線,配管等の引き込み装置を
示す断面図である。
【図2】同上の要部を示す断面図である。
【図3】同上の碍子固定用の締付バンドを示す正面図で
ある。
【図4】他の実施例の配線,配管等の引き込み装置を示
す断面図である。
【図5】他の実施例の配線や配管引き込み装置の要部を
示す断面図である。
【図6】他の実施例の配線,配管等の引き込み装置を示
す断面図である。
【図7】他の実施例の配線,配管等の引き込み装置を示
す断面図である。
【図8】他の実施例の配線や配管引き込み装置の要部を
示す断面図である。
【符号の説明】
A 配線,配管等の引き込み装置 1 碍子 2 雄ねじ部(固定側ねじ部) 3 雌ねじ部(回転側ねじ部) 4 パッキング 6 シール材 10 嵌合部 11 フランジ部 13 碍子止め金 14 挿入穴 15 小ねじ 17 締付バンド 18 ねじ 22 配線の引き込み孔 25 雄ねじ 30 雌ねじ 31 テーパ面(押圧部) 32 押圧部 51 配線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端に固定側ねじ部が突設されると共に
    該固定側ねじ部同士を連通し配線や配管を着脱自在に挿
    通する引き込み孔が穿設された碍子と;配線や配管を挿
    通した固定側ねじ部端部に配置されるパッキングと;端
    部に前記パッキングの押圧部が設けられ、前記固定側ね
    じ部に螺合してパッキングを押圧した状態で配線の固定
    と引き込み孔の密封とを行う回転側ねじ部と;を備えた
    ことを特徴とする配線,配管等の引き込み装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の配線,配管等の引き込み
    装置において、前記碍子が一端から円柱状に形成された
    嵌合部と該嵌合部に続いてフランジ部とを一端側に有
    し、かつ、前記嵌合部に装着して固定する締付バンド
    と、前記嵌合部のフランジ部と締付バンドとの間に装着
    した状態で前記締付バンドに係止すると共に螺着したね
    じで前記フランジ部を押圧する碍子押え金と、を備えた
    ことを特徴とする配線,配管等の引き込み装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の配線,配管等の
    引き込み装置において、前記固定側ねじ部が碍子と別体
    に形成され、該固定側ねじ部と碍子端面との間にシール
    材を備えたことを特徴とする配線,配管等の引き込み装
    置。
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