JPH06129560A - 通電時閉型電磁弁 - Google Patents
通電時閉型電磁弁Info
- Publication number
- JPH06129560A JPH06129560A JP27852392A JP27852392A JPH06129560A JP H06129560 A JPH06129560 A JP H06129560A JP 27852392 A JP27852392 A JP 27852392A JP 27852392 A JP27852392 A JP 27852392A JP H06129560 A JPH06129560 A JP H06129560A
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- Japan
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- valve
- magnetic
- plunger
- valve body
- energized
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は通電閉弁時における弁体の衝撃音を
発生しないようにした通電閉型電磁弁に関するものであ
る。 【構成】 弁本体１に設けたプランジャチューブ２の周
囲にソレノイドコイル１１を設け、プランジャチューブ
２内において弁本体１側に可動吸引子３を設けると共に
他側に磁性ガイド４を設け、可動吸引子３と磁性ガイド
４間において弁開ばね６により付勢された状態で磁性プ
ランジャ７を収容し、弁本体１の弁座１ｃに接離する弁
体８を磁性プランジャ７に連結し、ソレノイドコイル１
１に対する無通電時において離隔状態にある可動吸引子
３と磁性ガイド４が通電時において弁開ばね６を圧縮し
て吸着すると共に弁体８が弁座１ｃに近接し、次いで弁
前後の圧力差による吸込力により弁体８が弁座１ｃに当
接する。
発生しないようにした通電閉型電磁弁に関するものであ
る。 【構成】 弁本体１に設けたプランジャチューブ２の周
囲にソレノイドコイル１１を設け、プランジャチューブ
２内において弁本体１側に可動吸引子３を設けると共に
他側に磁性ガイド４を設け、可動吸引子３と磁性ガイド
４間において弁開ばね６により付勢された状態で磁性プ
ランジャ７を収容し、弁本体１の弁座１ｃに接離する弁
体８を磁性プランジャ７に連結し、ソレノイドコイル１
１に対する無通電時において離隔状態にある可動吸引子
３と磁性ガイド４が通電時において弁開ばね６を圧縮し
て吸着すると共に弁体８が弁座１ｃに近接し、次いで弁
前後の圧力差による吸込力により弁体８が弁座１ｃに当
接する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、通電時閉型の電磁弁に
関するものであり、例えばエアコンなどにおいて圧縮機
の動作停止時に流路の開放を必要とする冷媒回路などに
用いられるものである。
関するものであり、例えばエアコンなどにおいて圧縮機
の動作停止時に流路の開放を必要とする冷媒回路などに
用いられるものである。
【０００２】
【従来の技術】図４は、出願人の先願にかかる実願平３
−３７０４４号にかかる通電時閉型電磁弁の構造を示
し、弁体ａはプランジャｂとともに弁開ばねｃと弁閉ば
ねｄとに付勢されて、その釣合い位置にあって弁座ｅか
ら浮き上った状態にあり、通電時にはプランジャｂが可
動吸引子ｆに吸引され、弁開ばねｃを圧縮することによ
り吸着し弁体ａが弁座ｅに着座するように構成されてい
る。
−３７０４４号にかかる通電時閉型電磁弁の構造を示
し、弁体ａはプランジャｂとともに弁開ばねｃと弁閉ば
ねｄとに付勢されて、その釣合い位置にあって弁座ｅか
ら浮き上った状態にあり、通電時にはプランジャｂが可
動吸引子ｆに吸引され、弁開ばねｃを圧縮することによ
り吸着し弁体ａが弁座ｅに着座するように構成されてい
る。
【０００３】プランジャｂが可動吸引子ｆに吸着したと
きに一体化したプランジャｂと可動吸引子ｆには上向き
の磁力が働き、この磁力に対抗し弁体ａを下方に動かす
ためには弁閉ばねｄを比較的に強くする必要があるが、
この為に通電時に弁体ａが弁座ｅに着座する際に大きな
衝撃音を発し、エアコンにおける室内熱交換器にかかる
電磁弁が用いるとその動作音がかなり耳障りとなる。
きに一体化したプランジャｂと可動吸引子ｆには上向き
の磁力が働き、この磁力に対抗し弁体ａを下方に動かす
ためには弁閉ばねｄを比較的に強くする必要があるが、
この為に通電時に弁体ａが弁座ｅに着座する際に大きな
衝撃音を発し、エアコンにおける室内熱交換器にかかる
電磁弁が用いるとその動作音がかなり耳障りとなる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した問題
点に着目し、通電時に弁体が弁座に衝合する際の衝撃音
を静音化するようにしたものである。
点に着目し、通電時に弁体が弁座に衝合する際の衝撃音
を静音化するようにしたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、弁本体に設けたプランジャチュ
ーブの周囲にソレノイドコイルを設け、該プランジャチ
ューブ内において弁本体側に可動吸引子を設けると共に
他側に磁性ガイドを設け、該可動吸引子と該磁性ガイド
間において弁開ばねにより付勢された状態で磁性プラン
ジャを収容し、該弁本体の弁座に接離する弁体を該磁性
プランジャに連結し、該ソレノイドコイルに対する無通
電時において離隔状態にある該可動吸引子と該磁性プラ
ンジャが通電時において該弁開ばねを圧縮して吸着する
と共に該弁体が該弁座に近接し、次いで弁前後の圧力差
による吸込力により該弁体が該弁座に当接することを特
徴とする。
め、本発明においては、弁本体に設けたプランジャチュ
ーブの周囲にソレノイドコイルを設け、該プランジャチ
ューブ内において弁本体側に可動吸引子を設けると共に
他側に磁性ガイドを設け、該可動吸引子と該磁性ガイド
間において弁開ばねにより付勢された状態で磁性プラン
ジャを収容し、該弁本体の弁座に接離する弁体を該磁性
プランジャに連結し、該ソレノイドコイルに対する無通
電時において離隔状態にある該可動吸引子と該磁性プラ
ンジャが通電時において該弁開ばねを圧縮して吸着する
と共に該弁体が該弁座に近接し、次いで弁前後の圧力差
による吸込力により該弁体が該弁座に当接することを特
徴とする。
【０００６】
【作用】通電時において、可動吸引子と磁性プランジャ
が吸着して弁開ばねの付勢力がなくなった状態において
弁体が弁座に近接し、この状態から弁体が弁前後の差圧
力による吸込力により自動的に閉弁する。
が吸着して弁開ばねの付勢力がなくなった状態において
弁体が弁座に近接し、この状態から弁体が弁前後の差圧
力による吸込力により自動的に閉弁する。
【０００７】
【実施例】図１において、１は非磁性材から成る弁本体
であり、一次口１ａと二次口１ｂ間に弁座１ｃを設けて
いる。弁本体１に立設したプランジャチューブ２の中に
は、弁本体側に磁性材の可動吸引子３を設け、他側に強
磁性材の磁性ガイド４を設けている。そして、可動吸引
子３と磁性ガイド４の間には、弁開ばね６によって下方
から付勢された状態において強磁性材の磁性プランジャ
７を設け、磁性プランジャ７に可動吸引子３を貫通して
非磁性材から成る弁体８を連結している。
であり、一次口１ａと二次口１ｂ間に弁座１ｃを設けて
いる。弁本体１に立設したプランジャチューブ２の中に
は、弁本体側に磁性材の可動吸引子３を設け、他側に強
磁性材の磁性ガイド４を設けている。そして、可動吸引
子３と磁性ガイド４の間には、弁開ばね６によって下方
から付勢された状態において強磁性材の磁性プランジャ
７を設け、磁性プランジャ７に可動吸引子３を貫通して
非磁性材から成る弁体８を連結している。
【０００８】筒状の可動吸引子３と磁性プランジャ７間
に弁体８をガイドとした弁開ばね６を設け、可動吸引子
３から突出し且つプランジャ７に達しない状態で可動吸
引子３の内径をガイドとした補助弁開ばね９を設けてい
る。磁性ガイド４と磁性プランジャ７は同心状に形成さ
れていて、磁性ガイド４が中心軸部４ａを有し、磁性プ
ランジャ７にその係合筒部７ａが形成され、両者は摺動
自在に組合わされている。磁性ガイド４と磁性プランジ
ャ７との間には軟質の合成樹脂やゴム材から成る防音リ
ング１０が介在し、無通電時において防音リング１０が
磁性ガイド４の段部４ｂと係合筒部７ａに接触して挾持
される。
に弁体８をガイドとした弁開ばね６を設け、可動吸引子
３から突出し且つプランジャ７に達しない状態で可動吸
引子３の内径をガイドとした補助弁開ばね９を設けてい
る。磁性ガイド４と磁性プランジャ７は同心状に形成さ
れていて、磁性ガイド４が中心軸部４ａを有し、磁性プ
ランジャ７にその係合筒部７ａが形成され、両者は摺動
自在に組合わされている。磁性ガイド４と磁性プランジ
ャ７との間には軟質の合成樹脂やゴム材から成る防音リ
ング１０が介在し、無通電時において防音リング１０が
磁性ガイド４の段部４ｂと係合筒部７ａに接触して挾持
される。
【０００９】プランジャチューブ２の周囲にソレノイド
コイル１１を設け、ソレノイドコイル１１を囲む磁性材
から成る外凾１２に前記磁性ガイド４を磁性材のボルト
１４により固定する。無通電時においては、可動吸引子
３における弁座１ｃ側の下端は弁本体１の段部１ｄに当
接しており、この状態で通電すると、磁性プランジャ７
は可動吸引子３により吸引されると共に可動吸引子３も
磁性プランジャ７との相互吸引作用により段部１ｄから
浮き上って磁性プランジャ７と吸着してバランスして止
まる。
コイル１１を設け、ソレノイドコイル１１を囲む磁性材
から成る外凾１２に前記磁性ガイド４を磁性材のボルト
１４により固定する。無通電時においては、可動吸引子
３における弁座１ｃ側の下端は弁本体１の段部１ｄに当
接しており、この状態で通電すると、磁性プランジャ７
は可動吸引子３により吸引されると共に可動吸引子３も
磁性プランジャ７との相互吸引作用により段部１ｄから
浮き上って磁性プランジャ７と吸着してバランスして止
まる。
【００１０】磁性プランジャ７と可動吸引子３が吸着し
た状態においては、可動吸引子３が浮き上っているので
弁体８は弁座１ｃに当接していない近接状態にあり（図
２）、弁体８と弁座１ｃとの隙間が小さいので、弁前後
の差圧による吸込力が弁体８に作用し、吸引された弁体
８が吸着状態にある磁性プランジャ７と可動吸引子３を
引き下げつつ弁座１ｃに当接して閉弁する（図３）。
た状態においては、可動吸引子３が浮き上っているので
弁体８は弁座１ｃに当接していない近接状態にあり（図
２）、弁体８と弁座１ｃとの隙間が小さいので、弁前後
の差圧による吸込力が弁体８に作用し、吸引された弁体
８が吸着状態にある磁性プランジャ７と可動吸引子３を
引き下げつつ弁座１ｃに当接して閉弁する（図３）。
【００１１】通電を遮断すると、磁性プランジャ７が弁
開ばね６，９の作用を受けて可動吸引子３から離隔し、
これにつれて弁体８が開弁するもので、この際に磁性プ
ランジャ７は防音リング１０を介して磁性ガイド４の段
部４ｂに衝合するので衝突音を発生しない。
開ばね６，９の作用を受けて可動吸引子３から離隔し、
これにつれて弁体８が開弁するもので、この際に磁性プ
ランジャ７は防音リング１０を介して磁性ガイド４の段
部４ｂに衝合するので衝突音を発生しない。
【００１２】
【発明の効果】本発明は上記した如くに、弁本体に設け
たプランジャチューブの周囲にソレノイドコイルを設
け、該プランジャチューブ内において弁本体側に可動吸
引子を設けると共に他側に磁性ガイドを設け、該可動吸
引子と該磁性ガイド間において弁開ばねにより付勢され
た状態で磁性プランジャを収容し、該弁本体の弁座に接
離する弁体を該磁性プランジャに連結し、該ソレノイド
コイルに対する無通電時において離隔状態にある該可動
吸引子と該磁性プランジャが通電時において該弁開ばね
を圧縮して吸着すると共に該弁体が該弁座に近接し、次
いで弁前後の圧力差による吸込力により該弁体が該弁座
に当接するものであるから、通電時において弁座に当接
する弁体の衝撃音を静音化する効果がある。
たプランジャチューブの周囲にソレノイドコイルを設
け、該プランジャチューブ内において弁本体側に可動吸
引子を設けると共に他側に磁性ガイドを設け、該可動吸
引子と該磁性ガイド間において弁開ばねにより付勢され
た状態で磁性プランジャを収容し、該弁本体の弁座に接
離する弁体を該磁性プランジャに連結し、該ソレノイド
コイルに対する無通電時において離隔状態にある該可動
吸引子と該磁性プランジャが通電時において該弁開ばね
を圧縮して吸着すると共に該弁体が該弁座に近接し、次
いで弁前後の圧力差による吸込力により該弁体が該弁座
に当接するものであるから、通電時において弁座に当接
する弁体の衝撃音を静音化する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例について、無通電開弁状態の
断面図である。
断面図である。
【図２】同上の通電直後状態の断面図である。
【図３】同上の通電閉弁状態の断面図である。
【図４】従来例の断面図である。
１ 弁本体 １ｃ 弁座 ２ プランジャチューブ ３ 可動吸引子 ４ 磁性ガイド ６ 弁開ばね ７ 磁性プランジャ ８ 弁体 １１ ソレノイドコイル １２ 外凾
Claims (1)
- 【請求項１】 弁本体に設けたプランジャチューブの周
囲にソレノイドコイルを設け、該プランジャチューブ内
において弁本体側に可動吸引子を設けると共に他側に磁
性ガイドを設け、該可動吸引子と該磁性ガイド間におい
て弁開ばねにより付勢された状態で磁性プランジャを収
容し、該弁本体の弁座に接離する弁体を該磁性プランジ
ャに連結し、該ソレノイドコイルに対する無通電時にお
いて離隔状態にある該可動吸引子と該磁性プランジャが
通電時において該弁開ばねを圧縮して吸着すると共に該
弁体が該弁座に近接し、次いで弁前後の圧力差による吸
込力により該弁体が該弁座に当接することを特徴とする
通電時閉型電磁弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27852392A JP3155630B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 通電時閉型電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27852392A JP3155630B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 通電時閉型電磁弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06129560A true JPH06129560A (ja) | 1994-05-10 |
| JP3155630B2 JP3155630B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=17598472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27852392A Expired - Fee Related JP3155630B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 通電時閉型電磁弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3155630B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5722634A (en) * | 1995-08-29 | 1998-03-03 | Siemens Electric Limited | Pintle-type EGR valve |
| KR100420361B1 (ko) * | 2001-09-07 | 2004-03-02 | 주식회사 엘지이아이 | 솔레노이드식 냉매밸브 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4510865B2 (ja) * | 2007-10-24 | 2010-07-28 | 株式会社鷺宮製作所 | 通電時閉型電磁弁 |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP27852392A patent/JP3155630B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5722634A (en) * | 1995-08-29 | 1998-03-03 | Siemens Electric Limited | Pintle-type EGR valve |
| KR100420361B1 (ko) * | 2001-09-07 | 2004-03-02 | 주식회사 엘지이아이 | 솔레노이드식 냉매밸브 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3155630B2 (ja) | 2001-04-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001228 |
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