JPH06127827A - 自動ワインダの運転管理装置 - Google Patents

自動ワインダの運転管理装置

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JPH06127827A
JPH06127827A JP30464792A JP30464792A JPH06127827A JP H06127827 A JPH06127827 A JP H06127827A JP 30464792 A JP30464792 A JP 30464792A JP 30464792 A JP30464792 A JP 30464792A JP H06127827 A JPH06127827 A JP H06127827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
doffing
control device
operating state
doffing device
yarn
Prior art date
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Pending
Application number
JP30464792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenao Miyaji
秀直 宮地
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 玉揚装置のトラブル状況が正確に把握できる
自動ワインダの運転管理装置を提供する。 【構成】 多数並列に配置された巻取ユニット102
と、該巻取ユニットに沿って走行自在な玉揚装置3と、
巻取ユニット102を制御する制御装置2とを有する自
動ワインダの運転管理装置であって、前記玉揚装置3に
運転状況把握手段123を設け、該運転状況把握手段1
23を制御装置2に通信可能に接続したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紡績機の自動ワインダ
の運転管理装置に関し、特に玉揚装置の稼働状態や保守
情報等の運転に関する管理も可能なものに関する。
【0002】
【従来の技術】まず、図4により紡績機の自動ワインダ
を説明する。101は自動ワインダの機台、102は機
台101上に並列設置された巻取ユニット、103は各
錘毎の紙管ボックス、104は自動ワインダ背面に沿っ
て設置された排出コンベア、105は自動ワインダ上部
に設置されたレール、106はレール105により自動
ワインダに沿って走行自在な玉揚装置、113は精紡ボ
ビン、114はシーケンス回路からなる巻取ユニットの
制御回路である。巻取ユニット102は精紡ボビン11
3に巻かれた糸Yを紙管Bに巻き取り、より大きなパッ
ケージPとするものである。この巻取ユニット102の
送り出し側は、精紡ボビン113が機台101の端に設
置された図示されない連続自動ボビン供給装置から自動
的に供給され、糸の接続、糸欠陥の除去等が制御回路1
14によって自動的に行われる。
【0003】すなわち、スラブキャッチャ125によっ
て糸欠陥(スラブ)が発見されると図示されないカッタ
ーによって糸切断され巻取が停止する。そして、図示さ
れないサクションマウスでパッケージPに巻き込まれた
上糸が吸引され糸欠陥も吸い込まれ、図示されない中継
パイプで給糸ボビン113からの下糸が吸引され、サク
ションマウスと中継パイプの旋回動により上糸と下糸が
糸継ぎ装置126によって接続される。前記スラブキャ
ッチャ125は制御部125aから上述の糸欠陥の検出
信号f1を制御回路114に送出するとともに、糸走行
信号FWも送出しており、該糸走行信号FWが無い場合
は糸継ぎ等のトラブル等として制御回路114によって
巻取ユニット102が自動停止するようになっている。
【0004】そして、巻取後の玉揚は玉揚装置106の
独立した以下の一連の動作により行われる。特定の巻取
ユニット102がパッケージPを巻き終わると、巻き取
りを中断してグリーンランプ111が点灯する。玉揚装
置106は全ユニットの間を往復走行しており、その途
中でグリーンランプ111の点灯を検出するとその錘の
前で停止する。そして、糸Yの糸拾いを行う。つぎに、
カッターが糸Yを切断するとともに下方の糸Yを保持す
る。つぎに、クレードルアーム110を開けてパッケー
ジPを排出コンベア104に排出させる。つぎに、ボッ
クス103から紙管を把持しクレードルアーム110へ
と運ぶ。つぎに、クレードルアーム110の間に糸Yを
挟み、挟まれた糸Yをバンチ巻きの位置まで寄せて、バ
ンチ巻きを行う。そして、スタートボタン112を押し
て巻取ユニット102をスタートさせる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の自動
ワインダでは図3に示すように各巻取ユニットの制御回
路114が全巻取ユニット共通の制御装置2と接続され
ており、巻取ユニット102のトラブル情報は制御装置
2に取り込まれ、警報を発したり、さらに図示されない
中央制御装置に送出されて表示されたりする。しかし、
玉揚装置106は上述のごとく自己完結的な動作を行う
ので制御装置2との接続は不要なため接続されていな
い。従って、玉揚装置106のトラブル例えば紙管Bの
装着ミス等があった場合は、巻取ユニット102が起動
できず、この巻取ユニットのトラブルから玉揚装置のト
ラブルを想定していた。また、保全要員が玉揚装置の作
動を時々目視で監視していた。このため玉揚装置106
のトラブル情報を正確且つ短時間に把握できないという
問題点があった。
【0006】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、玉揚装置のトラブル情報等が正確に把握できる自
動ワインダの運転管理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明における自動ワインダの運転管理装置は、多
数並列に配置された巻取ユニットと、該巻取ユニットに
沿って走行自在な玉揚装置と、巻取ユニットを制御する
制御装置とを有する自動ワインダの運転管理装置であっ
て、前記玉揚装置に運転状況把握手段を設け、該運転状
況把握手段を制御装置に通信可能に接続したものであ
る。
【0008】
【作用】上記構成によれば、本発明の運転管理装置は玉
揚装置に運転状況把握手段を設け制御装置に通信可能に
接続するので、制御装置において玉揚装置のトラブル情
報を含む運転状況を把握することが可能である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。図1は本発明の自動ワインダの運転管理
装置の構成を示すブロック図、図2は図1の玉揚装置に
設けられた運転状況把握手段を示す図である。なお、図
1、図2において、図3と同様の作用を有する部分には
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0010】図1は図3の自動ワインダの構成をブロッ
ク図で現したものである。すなわち、図1において、2
は制御装置、3は玉揚装置、102は巻取ユニット、6
は連続自動ボビン供給装置である。巻取ユニット102
の制御回路114は制御装置2に接続され、各自動ワイ
ンダの制御装置2は中央制御装置4に接続されている。
また、該中央制御装置4には表示装置5が設けられてい
る。さらに、前記御装置2はCPUからなる演算部13
とキーボード10、プリンタ8、液晶表示装置9などか
らなる出力部7を備えている。図3と異なる点は、玉揚
装置3に運転状況把握手段として出力部123が設けら
れ、該出力部123が制御装置2の演算部13に通信手
段として設けられたケーブルfで接続され、さらに演算
部13に分類手段11と記録手段12が設けられている
点である。なお、通信手段としては、例えば無線を用い
てもよい。
【0011】これによって、玉揚装置3の運転状況に関
する情報が制御装置2に取り込まれ、稼働情報及びトラ
ブル情報として利用される。すなわち、稼働情報として
の利用形態として、前記情報はさらに中央制御装置4に
送られて適宜処理され、例えば図示するごとく稼働状況
を表示される。ここで、MCは制御装置を、ADは玉揚
装置を現す。
【0012】一方、トラブル情報としての利用形態とし
て、前記情報は制御装置2の演算部13の分類手段11
により後述する種類に分類され、記録手段12によって
データとして蓄積される。そして制御装置2の出力部7
に適宜表示したり、プリントアウトしたりしてメンテナ
ンスに利用される。
【0013】つぎに、玉揚装置に設けられた運転状況把
握手段の具体例を図2に基づき説明する。図2におい
て、M2は玉揚装置の走行用モータである。M1はカム
列122を回転させて以下の機器により図3で説明した
一連の動作を行わせる作業用モータである。すなわち、
115は糸拾いのためのピックアップ、116は糸を切
断し把持するカッター、117はクレードルアームを開
放するオープナー、118は紙管を把持してクレードル
アームまで運ぶチャッカー、119は糸を所定値とする
糸寄せレバー、120は糸拾い及びバンチ巻き時にパッ
ケージ又は紙管を回転させるローラ、121はクレード
ルアームを昇降させるフッカーである。図示の各機器は
収納状態にあるが、カム列122が回転することによ
り、各機器が所定の順に所定位置となって所定の動作を
行うようになっている。
【0014】Cは玉揚装置のコントローラ、BTは操作
ボタンである。123は運転状況把握手段として設けら
れた出力部であり、従来の走行用モータM2、作業用モ
ータM1の作動・停止信号を取り出して稼働把握用の情
報とするものである。運転状況把握手段としては、さら
に、赤外線センサ124が設置され、紙管Bの有無を感
知して該紙管Bの装着ミスを検出することができるよう
になっている。なお、玉揚装置3は上述のように一連の
玉揚作業を行っており、運転状況把握手段としてこの他
に種々のセンサを設けて、他の作業のトラブル情報につ
いても把握できるようにすることが可能である。
【0015】すなわち、図1において、走行用モータM
2が作動中は玉揚装置3は走行中であり表示装置5には
「RUN」と表示され、走行用モータM2が停止すると
「STOP」と表示される。作業用モータM1が作動中
は玉揚装置3は玉揚作業中であり、「OPRT」(オペ
レイト)と表示される。これ以外の場合、例えば両モー
タM2、M1が停止している場合は異常と判断できるの
で「TRBL」(トラブル)と表示される。このように
走行用モータM2、作業用モータM1の作動・停止信号
を取り出すことにより容易に稼働情報を把握することが
できる。
【0016】図2に戻り、玉揚装置3で発生するトラブ
ルで多いのは紙管Bの装着ミスである。具体的には、チ
ャッカー118が紙管をつかみ損ねた場合や、クレード
ルアーム110に紙管が正しい姿勢で保持されない場合
等である。そのトラブルを赤外線センサ124で最終の
紙管Bの位置をみることで検出している。しかし、この
紙管装着ミス以外の要因によってもトラブルが発生す
る。そこで、トラブルの種類を分類して表示することが
できると便利である。そのため、玉揚途中における糸走
行信号FWも監視することにより、ピックアップ115
が糸を持ち上げ、紙管Bにバンチ巻きを施している途中
に、給糸ボビンが空になったり糸が切れた場合を検出す
るようにしている。すなわち、玉揚装置3の作業用モー
タM1の駆動に関する信号が出力されている間に糸走行
信号FWが途切れることがないかどうかを制御装置2が
監視すればよい。
【0017】結局、図3のように、玉揚装置の作業用モ
ータM1と赤外線センサ124及び巻取ユニットの糸走
行信号FWとスタートボタン112の組合せによって、
玉揚装置のトラブルの内容を、糸トラブルTR1、紙管
装着ミスTR2、その他のトラブルTR3に分類でき
る。作業用モータM1がONで、所定のタンミングに糸
走行信号FWがOFFになると、糸トラブルTR1と分
類できる。作業用モータM1がONで、所定のタンミン
グに赤外線センサ124が所定の位置に紙管を検出しな
いOFFになると、紙管装着ミスTR2と分類できる。
赤外線センサがONで紙管が所定の位置にあり、スター
トボタン112がONで巻取ユニットを始動させたにも
かかわらず、糸走行信号FWがOFFであると、玉揚台
車の他のトラブルTR3と分類できる。
【0018】以上の分類は図1の演算部13におけるプ
ログラムの手順であるところの分類手段11により行わ
れる。分類手段11で分類されたトラブルは、発生日時
時刻、トラブルの種類、巻取ユニットの錘番号、玉揚装
置の番号(二台以上ある場合)等と共に、演算部13の
ランダムアクセスメモリ等の記憶手段12に記憶され
る。そして、キーボード10を操作して、記憶手段12
のデータを例えばプリンタ8に打ち出し、特定の種類の
トラブルの頻度が高いと、そのトラブルに関連する部分
を集中的に点検する等のメンテナンス情報が得られる。
この場合、保全要員のメンテナンスが確実且つ迅速に行
える。
【0019】
【発明の効果】本発明における自動ワインダの運転管理
装置は上述のように、玉揚装置に運転状況把握手段を設
け制御装置に通信可能に接続するので、制御装置に玉揚
装置の運転状況に関する情報を取り込むことが可能であ
り、該情報を用いて玉揚装置のトラブル状態や稼働状態
を表示したり、このトラブル状態や稼働状態を分析して
玉揚装置の異常を検出したりすることが迅速且つ正確に
行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動ワインダの運転管理装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】玉揚装置に設けられた運転状況把握手段を示す
図である。
【図3】玉揚装置のトラブル情報の分類に関する図であ
る。
【図4】自動ワインダの巻き取りユニットの概要を示す
図である。
【符号の説明】
2 制御装置 3 玉揚装置 102 巻き取りユニット 123 出力部(運転状況把握手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数並列に配置された巻取ユニットと、
    該巻取ユニットに沿って走行自在な玉揚装置と、巻取ユ
    ニットを制御する制御装置とを有する自動ワインダの運
    転管理装置であって、前記玉揚装置に運転状況把握手段
    を設け、該運転状況把握手段を制御装置に通信可能に接
    続したことを特徴とする自動ワインダの運転管理装置。
JP30464792A 1992-10-15 1992-10-15 自動ワインダの運転管理装置 Pending JPH06127827A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30464792A JPH06127827A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 自動ワインダの運転管理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP30464792A JPH06127827A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 自動ワインダの運転管理装置

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JPH06127827A true JPH06127827A (ja) 1994-05-10

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ID=17935553

Family Applications (1)

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JP30464792A Pending JPH06127827A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 自動ワインダの運転管理装置

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JP (1) JPH06127827A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19547068B4 (de) * 1995-12-16 2005-08-04 Saurer Gmbh & Co. Kg Serviceeinrichtung an einer Spinnmaschine
EP2562114A2 (en) 2011-08-24 2013-02-27 Murata Machinery, Ltd. Textile machine and information transmission system for textile machine
CN104828646A (zh) * 2014-02-10 2015-08-12 村田机械株式会社 落纱装置以及具备该落纱装置的纱线卷取机
EP2952462A1 (de) * 2014-06-07 2015-12-09 Saurer Germany GmbH & Co. KG Verfahren und vorrichtung zur überwachung der leerhülsenqualität

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE19547068B4 (de) * 1995-12-16 2005-08-04 Saurer Gmbh & Co. Kg Serviceeinrichtung an einer Spinnmaschine
EP2562114A2 (en) 2011-08-24 2013-02-27 Murata Machinery, Ltd. Textile machine and information transmission system for textile machine
CN104828646A (zh) * 2014-02-10 2015-08-12 村田机械株式会社 落纱装置以及具备该落纱装置的纱线卷取机
EP2952462A1 (de) * 2014-06-07 2015-12-09 Saurer Germany GmbH & Co. KG Verfahren und vorrichtung zur überwachung der leerhülsenqualität

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