JPH0612022B2 - 外壁パネルのシール構造 - Google Patents

外壁パネルのシール構造

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JPH0612022B2
JPH0612022B2 JP61189314A JP18931486A JPH0612022B2 JP H0612022 B2 JPH0612022 B2 JP H0612022B2 JP 61189314 A JP61189314 A JP 61189314A JP 18931486 A JP18931486 A JP 18931486A JP H0612022 B2 JPH0612022 B2 JP H0612022B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、外壁パネルのシール構造に関する。
[従来の技術] 従来、建物の外壁パネルと屋根材の取り合わせ部におい
ては、例えば特公昭51-36930号公報に記載される外壁パ
ネルのシール構造が提案されている。この外壁パネルの
シール構造は、外壁パネルの外面に条溝を設け、該条溝
に防水シートの上端部を支持し、さらに防水シートの下
端部を屋根材上に延びるようにしている。また、条溝内
の防水シート上には、水切板の上端部が支持され、該水
切板は下端部を屋根材に連続している。さらに、条溝に
は、防水シートと外壁パネルの間および水切板の内面側
に雨水が浸入しないようにコーキング材が注入される。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、外壁パネルの外面に条溝を形成したり、
また条溝にコーキング施工を行うことは施工が煩雑であ
り、作業コストが高くなる不具合がある。またコーキン
グ材は、経時変化により亀裂が入ったり、ひびが生じ、
防水性が低下するという不具合がある。
本発明は、外壁パネルと屋根材の取り合わせ部の防水処
理を簡単な作業により確実に行うことを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、建物の外壁パネ
ルと屋根材の取り合わせ部に水切板を設けてなる外壁パ
ネルのシール構造において、水切板の上端側部分を外壁
パネル下方であって該外壁パネルの垂設方向に立上る立
上り部とし、水切板の下端側部分を屋根材の外面を被覆
する被覆部とするとともに、外壁パネルの裏面部に防水
シートの上端部を取着し、防水シートの下端部を水切板
の立上り部の外面に貼着するようにし、防水シートの下
端部の表面側を屋外側に位置させたものたものである。
[作用] 本発明によれば、防水シートの上端部は、垂直状態で立
設する外壁パネルの裏面部に支持される。また、防水シ
ートの下端部は水切板の立上り部の外面に貼着され、該
水切板の下端側部分は、屋根材の外面を被覆する被覆部
とされる。この結果、外壁パネルと屋根材との間に、水
平方向に雨水が吹付ける場合においても、防水シートの
上端部と外壁パネルの間、および防水シートと水切板の
間から雨水が室内側へ浸入することが防止される。特に
防水シートの下端部は、水切板の立上り部に貼着される
ようにし、防水シートの下端分の表面側を屋外側に位置
させているため、該シートがまくれ上がることがなく、
万が一まくれ上がっても屋外からそのまくれを手直しで
きるので、確実な防水施工が可能となる。これにより防
水シートの裏面側に雨水が浸入することがない。
このように、本発明によれば外壁パネルと屋根材との間
が防水シートと水切板によって確実に閉塞され、外壁パ
ネルと屋根材の取り合わせ部の防水処理を簡単な作業に
より確実に行うことが可能となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例に係る外壁パネルのシール構
造を示す斜視図、第2図は第1図に示す外壁パネルのシ
ール構造を用いるユニット住宅を示す斜視図、第3図は
第2図のIII−III線に沿う矢視図、第4図は第2図のIV
−IVに沿う矢視図、第5図は各外壁パネルの固定状態を
示す斜視図、第6図は第1図のVI−VI線に沿う断面図、
第7図は第1図のVII−VII線に沿う断面図、第8図は第
1図のVIII−VIII線に沿う断面図、第9図は第1図のIX
−IXに沿う断面図である。
第2図におけるユニット住宅10は、複数個の建物ユニ
ットを隣接し、さらに積層することにより形成される。
すなわち、ユニット住宅10は、下階部分を4つの建物
ユニット11を平面長方形となるように隣接配置すると
により形成される。また、ユニット住宅10の上階部分
は、下階部分を構成する各建物ユニット11の上部に建
物ユニット11を積層することにより形成される。上階
部分は、3つの建物ユニット11を平面L字形となるよ
うに隣接配置することにより形成される。この結果、上
階部分には第2図に示すように入隅部12が形成され
る。
ユニット住宅10の上階側に隣接する各建物ユニット1
1の上部には、屋根材13が配設される。また、入隅部
12の下方の下階側の建物ユニット11の上部には、屋
根材14が配設される。
各建物ユニット11は、第2図および第5図に示すよう
に柱15、桁梁16、妻梁17、小梁18等の構造材を
全体箱形となるように接続して形成され、さらに接続さ
れた構造材の外側面には、それぞれ外壁パネル19が固
定される。
上階側に配設される各建物ユニット11のうち、入隅部
12に対応する各ユニット11の外側面には、それぞれ
外壁パネル19Aおよび外壁パネル19Bが矢印方向に
固定される。(第2図および第5図参照)。各外壁パネ
ル19A,19Bは、硬質木片セメント板や石こうボー
ドで形成される面材20の裏面に金属製のパネルフレー
ム21を取着して構成される(第3図および第4図参
照)。
各外壁パネル19A,19Bが固定される建物ユニット
11の外側面には、間柱22が配設される(第2図およ
び第5図参照)。各間柱22は、上下の各端部を桁梁1
6または妻梁17の各構造材に、それぞれボルト23お
よびナット24を用いて結合される(第6図および第7
図参照)。
各建物ユニット11の外側面に対する外壁パネル19
A,19Bの固定は、各パネル19A,19Bの裏面の
パネルフレーム21をユニット11の柱15および間柱
22にリベット25を用いて接合することにより行われ
る(第6図および第7図参照)。また、柱15および間
柱22の下方には、予め受片26が接合される(第5図
参照)。受片26、柱15および間柱22にそれぞれの
外壁パネル19A,19Bを接合する際、各パネル19
A,19Bの下端部を位置決めし、支持可能とする。
こうして、入隅部12に対応する各建物ユニット11の
外側面にそれぞれの外壁パネル19A,19Bが固定さ
れると、隣接する各パネル19A,19Bの間には目地
部27を生ずる(第5図参照)。
各建物ユニット11に固定される外壁パネル19A,1
9Bの下方のうち、各外壁パネル19A,19Bの下端
部と屋根材14との取り合わせ部28には、予め水切板
が配設される。水切板は、外壁パネル19Aの下方に配
設される水切板29Aと、外壁パネル19Bの下方に配
設される水切板29Bとからなり、両水切板29A,2
9Bの相交差する端部同士は接続板30を介して一体に
結合される(第5図参照)。
各水切板29A,29Bは、上端側部分を各建物ユニッ
ト11の桁梁16または妻梁17側に、下端側部分を屋
根材14の外面の端部に位置するように傾斜状態で配設
される(第6図および第7図参照)。各水切板29A,
29Bの上端側部分は、外壁パネル19A,19Bの垂
設方向(矢示A方向)に立上る立上り部31とされ、こ
れらの立上り部31の上端部は係合片32に係合され、
またこれら立上り部31の下端部は支持片33に支持さ
れる。(第6図および第7図参照)。係合片32および
支持片33は、桁梁16および妻梁17の長手方向(矢
示B方向)に所定間隔で配設される。このうち係合片3
2は桁梁16または妻梁17の上面に溶着され、また支
持片33はボルト34により桁梁16または妻梁17の
外側面に取着される。このように各水切板29A,29
Bは、立上り部31を係合片32および支持片33に支
持する状態で各建物ユニット11の桁梁16および妻梁
17に支持される。
各水切板29A,29Bの下端側部分が位置される屋根
材14は、屋根面を凹凸状に曲折して形成され、第6図
に示すように山形の曲折凸部35と谷形の曲折凹部36
を備える。各水切板29A,29Bのうち、一方の水切
板29Aの下端側部分は、凹凸状の屋根面の端部を被覆
する被覆部37とされる。すなわち、被覆部37は、屋
根面の形状に対応する凹凸状とされ、曲折凹部36に挿
入される面戸38を備える(第7図参照)。
また、他方の水切板29Bの下端側部分は、凹凸状の屋
根面の端部の曲折凸部35を被覆する被覆部39とされ
る。すなわち、この被覆部39は、第6図に示すように
端部の曲折凸部35を被覆するように水切板29Bの下
端側部分を曲折して形成され、該被覆部39の下端部は
曲折凹部36に挿入される。こうして各水切板29A,
29Bの被覆部37,39により屋根材14の上階側の
建物ユニット11に接する端部が被覆される。
ところで、入隅部12に配設される各外壁パネル19
A,19Bのそれぞれには、パネルの上記目地部27を
臨む側縁部から取り合わせ部28を臨む下縁部に沿って
接続する防水シートが取着される。すなわち、各外壁パ
ネル19A,19Bのうち、第3図に示す外壁パネル1
9Aには、目地部27および取り合わせ部28に沿う逆
L字形状の防水シート40Aが、また第4図に示す外壁
パネル19Bには、目地部27および取り合わせ部28
に沿うL字形状の防水シート40Bがそれぞれ取着され
る。
各防水シート40A,40Bは、幅方向における基端部
を対応する外壁パネル19A,19Bの裏面に備えられ
るパネルフレーム21に両面テープ41を介して接合さ
れ、各パネル19A,19Bに取着される(第6図およ
び第7図参照)。また各防水シート40A,40Bは、
幅方向における先端部をパネルの側縁部または下縁部よ
り外方へ延設している(第3および第4図参照)。これ
ら各防水シート40A,40Bは、柔軟性を有する軟質
ポリ塩化ビニルシート、ポリエチレンシート、ゴムシー
ト等の材料から形成される。
各パネルに取着される防水シート40Aまたは40Bの
うち、目地部27を臨んで隣接する一方の防水シート4
0Aの側縁先端部には、パネルの側縁に沿って延びる突
条42を備えた雄レール部43が予め設けられている。
また目地部27を臨む隣接する他方の防水シート40B
の側縁先端部には、パネルの側縁に沿って延びる凹溝4
4を備えた雌レール部45が予め設けられている。上記
突条42と凹溝44は若干柔軟性を有するポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン等の合成樹脂から形成される。
上記のように、各防水シート40A,40Bの目地部2
7の相当領域に、それぞれ雄レール部43または雌レー
ル部45を設ける各外壁パネル19A,19Bは、パネ
ルの据付段階において各レール部43,45が設けられ
る先端部をパネルの表面に仮止めされる。また、各防水
シート40A,40Bのうち、取り合わせ部28を臨む
シートの下端部もパネルの表面に仮止めされる。仮止め
は、第2図および第5図に示すように、各防水シート4
0A,40Bの先端部を粘着テープ46により対応する
外壁パネル19A,19Bの面材20に支持することに
より行われる。
各外壁パネル19A,19Bは、上記のように対応する
防水シート40A,40Bを仮止めされた状態で、前述
のように、入隅部12に対応する各建物ユニット11の
外側面に固定される(第2図および第5図参照)。
なお、各外壁パネル19A,19Bの裏面を、対応する
柱15に接続する際、該建物ユニット11の柱15の表
面には、合成樹脂発泡体47が貼着される(第5図参
照)。この結果、柱15にパネルフレーム21を接合す
る状態で、各防水シート40A,40Bの前記幅方向の
基礎部は、合成樹脂発泡体47に貼着されるようにな
り、各防水シート40A,40Bの前記幅方向の基端部
は、パネルフレーム21と柱15の両者の間に密着状態
で挟まれて接合される。
このようにして、各外壁パネル19A,19Bが対応す
る建物ユニット11の外側面に固定されると、先ず各パ
ネルの面材20に仮止めされている防水シート40A,
40Bの先端部が、粘着テープ46を剥すことで仮止め
状態を解除される。
仮止め状態が解除された各防水シート40Aおよび40
Bは、取り合わせ部28を臨む取り合わせ部相当領域が
対応する各水切部29A,29Bの表面上方側に垂下さ
れる。垂下される各防水シート40A,40Bの取り合
わせ部相当領域の下端部は、予め対応する各水切板29
A,29Bの立上り部31の外面に貼着されているブチ
ルゴム等からなる両面粘着テープ48に貼着される(第
6図および第7図参照)。この結果、各防水シート40
A,40Bの取り合わせ部相当領域が、各外壁パネル1
9A,19Bの下端部と対応する水切板29A,29B
の上端部との間の間隙部を閉塞することとなる。
一方、仮止め状態が解除された各防水シート40A,4
0Bのうち、目地部27を臨む目地部相当領域は、第1
図に示すように先端の雄レール部43と雌レール部45
とを衝合する状態で相互に係着される。雄レール部43
と雌レール部45との係着作業は、雄レール部43の突
条42の上端部を雌レール部45の凹溝44の上端部に
嵌合させ、さらに予め雌レール部45の上端部に装着し
たスライダー49を矢示C方向に引下げるようにして行
う(第1図参照)。すなわち、スライダー49は、第8
図に示すように各レール部43,45を外方から保持
し、突条42と凹溝44とが矢示D方向に嵌合するよう
な外力を両レール部43,45に付与するものである。
スライダー49の引下げは、該スライダー49の表面に
取着される引手50を矢示C方向に引くことにより行わ
れる。この結果、第9図に示す相対する突条42と凹溝
44が、上方から順次嵌合し、相互に係着される。
対応する各外壁パネル19A,19Bに取着される防水
シート40Aおよび40Bの目地部相当領域は、突条4
2と凹溝44が上下方向に係着されることによって一体
結合して連続することとなる。これにより、入隅部12
に対応する外壁パネル19Aと19Bの間の目地部27
が一体結合されるシート40Aおよび40Bにより密閉
されることとなる。この突条42と凹溝44とが若干柔
軟性を有する合成樹脂から形成されていると、このとき
完全に密封が行われ好ましい。また一体結合される各防
水シート40A,40Bの目地部相当領域の下端部は各
水切板29A,29Bの間の接合板30の表面に垂下さ
れる。
一体結合した各防水シート40Aおよび40Bの結合部
分は、目地部27の内方において隣接する柱15の間に
格納される(不図示)。さらに各防水シート40Aおよ
び40Bの結合部が柱15の間に格納されると、目地部
27には不図示のガスケットが挿入される。
こうして、目地部27が係着された防水シート40A,
40Bとガスケットにより閉塞され、さらに取り合わせ
部28のうち、各パネル19A,19Bの下端部と各水
切板29A,29Bとの間が一体結合される防水シート
40A,40Bにより閉塞されると、各外壁パネル19
A,19Bの下端部に化粧カバー51が取着される(第
6図および第7図参照)。化粧カバー51は、上端部を
各外壁パネル19A,19Bの面材20に取付ネジ52
を用いて取着され、該化粧カバー51の取付部裏面に
は、シール部材53が介装される。化粧カバー51の下
端部は、各水切板29A,29Bの傾斜面に向けて延
び、これにより各パネル19A,19Bと水切板29
A,29Bの間の外側が化粧カバー51によって覆われ
ることとなる。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、各防水シート40A,40Bの取
り合わせ部相当領域の上端部は、垂直状態で立設する対
応する各外壁パネル19A,19Bの裏面部に両面粘着
テープ41を介して支持されることとなる。また、各防
水シート40A,40Bの取り合わせ部相当領域の下端
部は、対応する各水切板29Aおよび29Bの立上り部
31の外面に両面粘着テープ48を介して取着されるこ
ととなる。これにより、取り合わせ部28のうち、該外
壁パネル19A,19Bの下端部と各水切板29A,2
9Bの上端部の間に水平方向に雨水が吹き付ける場合に
おいても、各外壁パネル19A,19Bと防水シート4
0A,40Bの間および各防水シート40A,40Bと
水切板29A,29Bの間から雨水が室内側へ浸入する
ことが防止されることとなる。特に、各防水シート40
A,40Bの取り合わせ部相当領域の下端部は、立上り
部31に貼着されるようにし、防水シート40A,40
Bの表面側を屋外に露出させているため、該シート40
A,40Bがまくれ上がることがなく、万が一まくれ上
がっても屋外からそのまくれを手直しできるので、確実
な防水施工が可能となる。これにより防水シート40
A,40Bの裏面側に雨水が浸入することがない。
したがってこ、各外壁パネル19A,19Bと屋根材1
4との取り合わせ部28が防水シート40A,40Bと
水切板29A,29Bによって確実に閉塞され、コーキ
ング等の面倒な作業を伴なうことなく、取り合わせ部2
8の防水処理を簡単な作業により確実に行うことが可能
となる。
また、上記実施例によれば、各防水シート40A,40
Bのうち、目地部27を臨む目地部相当領域同士を、雄
レール部43の突条42と雌レール部45の凹溝44を
相互に係着することで結合することができる。これによ
り、結合された防水シート40A,40Bの目地部相当
領域同士により、各パネル19A,19B間の目地部2
7を閉塞することができる。さらに該目地部27は、ガ
スケットによっても閉塞されるため、目地部27の防水
処理も確実に行うことができる。
また、各防水シート40A,40Bにより閉塞された取
り合わせ部28の外方は、化粧カバー51により覆わ
れ、取り合わせ部28に吹付ける雨水を該化粧カバー5
1と防水シート40A,40Bにより二重に遮断するこ
とができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明は、建物の外壁パネルと屋根材の
取り合わせ部に水切板を設けてなる外壁パネルのシール
構造において、水切板の上端側部分を外壁パネル下方で
あって該外壁パネルの垂設方向に立上る立上り部とし、
水切板の下端側部分を屋根材の外面を被覆する被覆部と
するとともに、外壁パネルの裏面部に防水シートの上端
部を取着し、防水シートの下端部を水切板の立上り部の
外面にに貼着されるようにし、防水シートの下端部の表
面側を屋外側に位置させているため、該シートがまくれ
上がることがなく、万が一まくれ上がっても屋外からそ
のまくれを手直しできるので、確実な防水施工が可能と
なる。したがって、外壁パネルと屋根材の取り合わせ部
の防水処理を簡単な作業により確実に行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る外壁パネルのシール構
造を示す斜視図、第2図は第1図に示す外壁パネルのシ
ール構造を用いるユニット住宅を示す斜視図、第3図は
第2図のIII−III線に沿う矢視図、第4図は第2図のIV
−IV線に沿う矢視図、第5図は各外壁パネルの固定状態
を示す斜視図、第6図は第1図のVI−VI線に沿う断面
図、第7図は第1図のVII−VII線に沿う断面図、第8図
は第1図のVIII−VIII線に沿う断面図、第9図は第1図
のIX−IX線に沿う断面図である。 14……屋根材、19,19A,19B……外壁パネ
ル、28……取り合わせ部、29A,29B……水切
板、31……立上り部、37,39……被覆部、40
A,40B……防水カバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の外壁パネルと屋根材の取り合わせ部
    に水切板を設けてなる外壁パネルのシール構造におい
    て、水切板の上端側部分を外壁パネル下方であって該外
    壁パネルの垂設方向に立上る立上り部とし、水切板の下
    端側部分を屋根材の外面を被覆する被覆部とするととも
    に、外壁パネルの裏面部に防水シートの上端部を取着
    し、防水シートの下端部を水切板の立上り部の外面に貼
    着するようにし、防水シートの下端部の表面側を屋外側
    に位置させたことを特徴とする外壁パネルのシール構
    造。
JP61189314A 1986-08-12 1986-08-12 外壁パネルのシール構造 Expired - Lifetime JPH0612022B2 (ja)

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