JPH061201A - 自動車のエアバッグ装置 - Google Patents

自動車のエアバッグ装置

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Publication number
JPH061201A
JPH061201A JP18632592A JP18632592A JPH061201A JP H061201 A JPH061201 A JP H061201A JP 18632592 A JP18632592 A JP 18632592A JP 18632592 A JP18632592 A JP 18632592A JP H061201 A JPH061201 A JP H061201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side door
door
air bag
sensor
airbag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18632592A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Hirashima
功 平島
Tadashi Ioka
忠士 井岡
Tetsuya Maruta
哲哉 丸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP18632592A priority Critical patent/JPH061201A/ja
Publication of JPH061201A publication Critical patent/JPH061201A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】サイドドアを閉じるときの衝撃によって誤って
サイドエアバッグが展開されてしまうのを防止する。 【構成】サイドドア1に設けたGセンサ7が、側方衝突
に相当する衝撃を検出すると、サイドエアバッグ13が
展開される。スイッチ20(21)により、サイドドア
1が閉じられるときであることが検出されると、Gセン
サ7が側方衝突に相当する衝撃を検出しても、サイドエ
アバッグ13の展開が禁止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のエアバッグ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車においては、衝突による乗
員の安全性向上の観点から、衝突時に車室内に向けてエ
アバッグを展開させるエアバッグ装置を備えたものが多
くなっている。このエアバッグ装置のなかには、側方衝
突時に対応するためのものとして、サイドエアバッグ装
置と呼ばれるように、車体側壁内方側へ向けて展開、す
なわち車体側壁と乗員との間にサイドエアバッグを展開
させるようにしたものが提案されている。
【0003】サイドエアバッグの展開開始は、側方衝突
が生じたときに行なわれるが、この側方衝突検知として
は一般に、Gセンサと呼ばれるように、側方衝突の衝撃
が所定以上となったときに作動される一種の加速度セン
サが用いられている。そして、このGセンサを、サイド
シル内やサイドドア内に設けることが実開平1−117
957号公報で提案されており、実開平2−84387
号公報には、サイドドア内に配設された強度部材として
のインパクトバ−にGセンサを取付けることも提案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、乗員の直側
方に位置することになるサイドドアにGセンサを設ける
ことは、乗員を損傷させる可能性が高い側方衝突という
ものを確実に検出する上で好ましいものである。その一
方、サイドドアを閉じる時にはかなりの衝撃を発生する
ものであり、したがってこの閉じる時の衝撃を、側方衝
突時の衝撃としてGセンサが誤って検知してしまうこと
が考えられる。このような事態を回避するため、Gセン
サの感度を低下させることも考えらえるが、この場合
は、実際に側方衝突が生じたときのサイドエアバッグの
確実な展開を確保する上で好ましくないものである。
【0005】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、サイドドアに取付けたGセンサにより側方
衝突を検出するようにしたものにおいて、サイドドアを
閉じる時の衝撃によってサイドエアバッグが誤って展開
されてしまうような事態を防止し得るようにした自動車
のエアバッグ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような構成としてある。すな
わち、サイドドアに取付けたGセンサにより側方衝突が
検出された時に、サイドエアバッグを展開させるように
した自動車において、前記サイドドアが閉じ動作をして
いる時であることを検出する閉作動検出手段と、前記閉
作動検出手段によって、前記サイドドアの閉動作が検出
されたとき、前記Gセンサの作動に優先して前記サイド
エアバッグの展開を禁止する展開禁止手段と、を備えた
構成としてある。
【0007】前記展開禁止手段は、タイマにより設定さ
れた所定時間だけ前記サイドエアバッグの展開を禁止す
るものとすることができる。前記閉作動検出手段を、半
ドア検出用のスイッチとすることができる。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、サイドドアを閉じると
きに生じる衝撃をGセンサが側方衝突発生として誤って
検出しても、このGセンサに優先してサイドエアバッグ
の展開が禁止されるので、このサイドドアを閉じるとき
に生じる衝撃によってサイドエアバッグが誤って展開さ
れてしまうような事態を防止することができる。
【0009】請求項2に記載したような構成とすること
により、所定時間範囲に限定してサイドエアバッグの展
開が禁止されるので、サイドドアを閉じた後に生じる側
方衝突に対してサイドエアバッグを確実に展開させる上
で好ましいものとなる。
【0010】請求項3に記載したような構成とすること
により、既存の半ドアスイッチを利用したサイドドアの
閉じ動作を検出することができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を添付した図面に基づい
て説明する。図1、図2において、1は本発明が適用さ
れたサイドドアを示し、実施例では運転席用のサイドド
アとされている。図2に示すようにサイドドア1の前端
部には、上下一対のヒンジ2が取付けられている。この
ヒンジ2は、既知のように、前取付部2a、後取付部2
b、該両取付部2aと2bとを回動自在に連結する連結
ピン部2cを有し、後取付部2bがサイドドア1にボル
ト固定されている。勿論、前取付部2aが、車体のヒン
ジピラ−3にボルト固定される。このように、実施例で
は、サイドドア1は、車体前方側を回動中心として後開
きで開閉されるものとなっている。
【0012】サイドドア1は、図1に示すように、イン
ナパネル4とアウタパネル5とにより閉断面状に構成さ
れて、その内部には、車体前後方向に長く伸びる強度部
材としてインパクトバ−6が配設されている。そして、
インパクトバ−6の前端部、すなわちヒンジ2近傍にお
いて、Gセンサ7が取付けられている。なお、図1、図
2中8はサイドガラスである。
【0013】サイドドア1にはさらに、サイドエアバッ
グユニット10が装備されている。このエアバッグユニ
ット10は、既知のように、ケ−シング11内にインフ
レ−タ12と折畳まれたサイドエアバッグ13とを収納
してなり、展開されたサイドエアバッグ13を図1、図
2中一点鎖線で示してある。勿論、サイドエアバッグ1
3は、車体内方側へ向けて展開されるもので(サイドド
ア1と乗員Jとの間に展開)、この展開時には、サイド
ドア1のトリム材14に形成されたリッド部15を強制
的に押し開いて車体内方側へと展開される。このような
エアバッグニユット10は、例えばア−ムレスト16内
に装備する等、サイドドア1の適宜の位置に装備するこ
とができる。なお、このようなエアバッグユニット10
の取付位置の設定等は従来種々提案されているので、こ
れ以上詳細な説明は省略する。
【0014】図4において、Uはマイクロコンピュ−タ
を利用して構成された制御ユニットで、この制御ユニッ
トUには、前述のGセンサ7からの信号とスイッチ20
からの信号が入力される一方、制御ユニットUからはイ
ンフレ−タ12に対して出力される。スイッチ20は、
図1に示すように、サイドドア1に取付けられて、サイ
ドドア1が完全に閉じていないときにONとされる半ド
アスイッチとされている。
【0015】次に、図5のフロ−チャ−トを参照しつ
つ、制御ユニットUの制御内容について説明するが、以
下の説明でPはステップを示す。先ず、P1において、
半ドアスイッチ20がONからOFFになったか否かが
判別される、このP1の判別は、サイドドア1が開いて
いる状態から閉じ方向に動かされて、完全に閉じた状態
となった時点であるか否かの判別となる。
【0016】P1の判別でNOのときは、P2におい
て、Gセンサ7が作動したか否か、すなわちGセンサ7
が側方衝突に相当する衝撃を検出したか否かが判別され
る。このP2の判別でYESのときは、P3において、
インフレ−タ12を起爆させることによりサイドエアバ
ッグ13が展開される。またP2の判別でNOのとき
は、そのままP1へリタ−ンされる。
【0017】前記P1の判別でYESのときは、P4に
おいて、P1の判別でYESとなった時点から所定時間
(例えば数秒間)経過したか否かが判別される。このP
4の判別でNOのときは、P5において、サイドエアバ
ッグ13の展開が禁止された後、P4に戻る。P4の判
別でYESとなると、前述のP2に移行して、サイドエ
アバッグ13を展開させるか否かが、Gセンサ7の出力
にのみ依存された状態へ移行される。
【0018】このように、サイドドア1が開いている状
態から閉じる際、特に完全に閉じた状態になった直後に
は、サイドドア1に大きな衝撃が加わり、Gセンサ7が
側方衝突であるという検出信号を出力する可能性が高い
ものとなる。しかしながら、このときは、サイドエアバ
ッグ13の展開が禁止されるので、サイドドア1を閉じ
るときの衝撃によってサイドエアバッグ13が誤って展
開されてしまうような事態が防止される。
【0019】サイドドア1を閉じた後しばらくすれば、
サイドエアバッグ13の展開禁止が解除されるので、走
行中等に生じる側方衝突時には、Gセンサ7の側方衝突
検出によってサイドエアバッグ13が展開されることに
なる。また、半ドアのまま走行しているときは、P1の
判別がNOとなるので、Gセンサ7の側方衝突検出によ
ってサイドエアバッグ13が展開される。
【0020】図3は本発明の他の実施例を示すもので、
半ドアスイッチ20の代りに、サイドドア1が完全に閉
じたときのみ作動するスイッチ21を利用したものであ
る。すなわち、図2にも示すように、ヒンジピラ−3内
にリミットスイッチからなるスイッチ21を配設して、
このスイッチ21の検出子21aをヒンジピラ−3の開
口3aを通してサイドドア1側に延長させる一方、この
検出子21aに対応して、サイドドア1に押圧子22を
固定してある。そして、サイドドア1が完全に閉じたと
きにのみ、押圧子22によって検出子21aが所定分押
圧変位されてスイッチ21がONされるようになってい
る。なお、サイドドア1が完全に閉じたことを検出する
には、この他、例えばサイドドア1のロック機構に設け
られるラッチの変位位置を利用してON、OFFされる
スイッチを利用する等、適宜構成し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたサイドドアの縦断面図。
【図2】図1のサイドドアを車体内方側から見た図。
【図3】サイドドアが完全に閉じたときに作動されるス
イッチ構成例を示す平面断面図。
【図4】制御系統を示す図。
【図5】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【符号の説明】
1:サイドドア 2:ヒンジ 3:ヒンジピラ− 6:インパクトバ− 7:Gセンサ 10:エアバッグユニット 12:インフレ−タ 13:サイドエアバッグ 20:半ドア検出スイッチ 21:ドア閉状態検出スイッチ J:乗員 U:制御ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイドドアに取付けたGセンサにより側方
    衝突が検出された時に、サイドエアバッグを展開させる
    ようにした自動車において、 前記サイドドアが閉じ動作をしている時であることを検
    出する閉作動検出手段と、 前記閉作動検出手段によって、前記サイドドアの閉動作
    が検出されたとき、前記Gセンサの作動に優先して前記
    サイドエアバッグの展開を禁止する展開禁止手段と、を
    備えていることを特徴とする自動車のエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記展開禁止手段は、タイマにより設定された所定時間
    だけ前記サイドエアバッグの展開を禁止するもの。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記閉作動検出手段が、半ドア検出用のスイッチとされ
    ているもの。
JP18632592A 1992-06-19 1992-06-19 自動車のエアバッグ装置 Pending JPH061201A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18632592A JPH061201A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 自動車のエアバッグ装置

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JP18632592A JPH061201A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 自動車のエアバッグ装置

Publications (1)

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JPH061201A true JPH061201A (ja) 1994-01-11

Family

ID=16186370

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18632592A Pending JPH061201A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 自動車のエアバッグ装置

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JP (1) JPH061201A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0684162A1 (en) * 1994-05-27 1995-11-29 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Method and apparatus for controlling an airbag restraint system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0684162A1 (en) * 1994-05-27 1995-11-29 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Method and apparatus for controlling an airbag restraint system

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