JPH06116310A - 重縮合性重合体の製造方法 - Google Patents

重縮合性重合体の製造方法

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JPH06116310A
JPH06116310A JP29086592A JP29086592A JPH06116310A JP H06116310 A JPH06116310 A JP H06116310A JP 29086592 A JP29086592 A JP 29086592A JP 29086592 A JP29086592 A JP 29086592A JP H06116310 A JPH06116310 A JP H06116310A
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JP
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polycondensation polymer
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Yoshio Mori
嘉男 森
Shiro Kojima
史郎 児島
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Toagosei Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/38Polymerisation using regulators, e.g. chain terminating agents, e.g. telomerisation

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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】構成々分としてスルホン酸塩系単量体単位を含
む重縮合性重合体の製造方法の提供。 【構成】SP値が8.0〜10.0で、かつ沸点が70〜1
80℃である有機溶剤、水およびアルコールからなる混
合溶剤中で、2個以上のヒドロキシル基、カルボキシル
基または基−CO2R(式中、Rはアルキル基)を有す
るメルカプタン系連鎖移動剤の存在下に、全単量体の合
計量を基準にして、基−SO3M(式中、Mはアルカリ
金属原子またはアンモニウム)を有する単量体単位を1
〜15重量%含む単量体混合物を、ラジカル重合させる
ことを特徴とする基−SO3Mを有する重縮合性重合体
の製造方法。 【効果】得られる重縮合性重合体は、ポリエステルおよ
びポリウレタン等の重縮合型重合体の物性の改良に好
適。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分子中に基−SO3
を有し、かつ分子の片末端に2個以上のヒドロキシル
基、カルボキシル基または基−CO2R(式中、Rはア
ルキル基)を有する重縮合性重合体の製造方法に関する
ものであり、本発明によって得られる重縮合性重合体
を、ポリエステルまたはポリウレタンの合成に用いられ
るジオール、ジカルボン酸または多価イシソアネート等
と併用することにより、接着剤、プライマー、バインダ
ー、塗料、PCM塗料または成形材料等に好適な、グラ
フト構造を有するポリエステルまたはポリウレタンが得
られる。
【0002】
【従来の技術】近年、分子の片末端に重縮合性の官能基
すなわち2個以上のカルボキシル基またはヒドロキシル
基を有する重合体(以下縮合型プレポリマーという)
を、ポリエステル等の重縮合型重合体の構成単位として
組み込むことにより、従来からある重縮合型重合体の物
性を改良するという検討がなされている。例えば、ポリ
ブチレンテレフタレートやポリエチレンテレフタレート
は、染色性および溶融流動性に劣っており、その点を改
良するために、分子の片末端に2個のカルボン酸アルキ
ルエステル結合を有するポリスチレンを用い、エチレン
グリコールおよびテレフタル酸ジメチル等と共に重縮合
させることが提案されており(特開昭61−23541
2号公報)、また溶剤型ポリエステル塗料に関して、得
られる塗膜の表面硬度および塗装板の加工性を改良する
ために、片末端にジヒトロキシル基を有するポリメタク
リル酸メチルをポリエステルの構成単位として導入させ
るという提案等がある(特開平4−57869号公
報)。
【0003】しかしながら、従来公知の縮合型プレポリ
マーは、それを構成する単量体単位の種類が限られてい
た為に、該プレポリマーを用いるポリエステル等の物性
の改良等にも制限があった。本発明は、分子中に基−S
3Mを有する縮合型プレポリマーが、各種の基材特に
金属基材に対するポリエステルやポリウレタンの接着性
を向上させるのに有効であろうとの予想のもとに、その
製造方法を提供することを目的とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために鋭意検討した結果、本発明を完成する
に至った。すなわち、本発明は、SP値が8.0〜10.0
で、かつ沸点が70〜180℃である有機溶剤、水およ
びアルコールからなる混合溶剤中で、2個以上のヒドロ
キシル基、カルボキシル基または基−CO2R(式中、
Rはアルキル基)を有するメルカプタン系連鎖移動剤の
存在下に、全単量体の合計量を基準にして、基−SO3
M(式中、Mはアルカリ金属原子またはアンモニウム)
を有する単量体を1〜15重量%含む単量体混合物を、
ラジカル重合させることを特徴とする基−SO3Mを有
する縮合型プレポリマーの製造方法である。
【0005】以下、本発明について、さらに詳しく説明
する。本発明における縮合型プレポリマーを構成する基
−SO3M(式中、Mはアルカリ金属原子またはアンモ
ニウム)を有する単量体(以下スルホン酸塩系単量体と
いう)としては、ビニルスルホン酸塩、アリルスルホン
酸塩、メタリルスルホン酸塩、スチレンスルホン酸塩、
α−メチルスルホン酸塩、ビニルトルエンスルホン酸
塩、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸塩、3−メタクリレート−1−プロピルスルホン酸塩
および3−プロペニロキシ−1−プロピルスルホン酸塩
等が挙げられる。上記単量体における塩の種類として
は、カリウム塩、ナトリウム塩およびアンモニウム塩が
挙げられる。
【0006】上記スルホン酸塩系単量体と共に使用され
る単量体としては、ビニル単量体が好ましく、具体的に
は、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸イソブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリ
ル酸シクロヘキシル、メタクリル酸ステアリル、メタク
リル酸ヒドロキシルエチル、スチレン、α−メチルスチ
レン、及び(メタ)アクリロニトリル、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸
2−エチルヘキシル、アクリル酸ヒドロキシエチル、
(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸塩、(メタ)
アクリル酸ジアルキルアミノエチルおよびアクリルアミ
ド等が挙げられる。
【0007】本発明においては、上記スルホン酸塩系単
量体とその他の単量体からなる単量体混合物をラジカル
重合させるが、該単量体混合物におけるスルホン酸塩系
単量体の割合は、前記のとおり、1〜15重量%であ
る。スルホン酸塩系単量体の割合が1重量%未満である
と、得られる縮合型プレポリマーにスルホン酸塩系単量
体に基づく特性が発現せず、一方15重量%を越えると
非水系有機溶剤に不溶となり、均一な非水系有機溶剤溶
液として、ポリエステルやポリウレタンの合成反応系に
添加できない。
【0008】本発明で使用される連鎖移動剤は、2個以
上のヒドロキシル基、カルボキシル基または基−CO2
R(式中、Rはアルキル基)を有するメルカプタン系連
鎖移動剤であり、好ましい連鎖移動剤としては、分子中
に2個のカルボキシル基を有するチオリンゴ酸、分子中
に2個のヒドロキシル基を有するチオグリセリンおよび
基−CO2R(式中、Rはアルキル基)を分子中に2個
有するチオリンゴ酸ジメチルおよびチオリンゴ酸ジエチ
ル等が挙げられる。連鎖移動剤の好ましい使用量は、目
的とするプレポリマーの平均分子量によって異なるが、
数平均分子量が500〜30,000のプレポリマーを得
ようとする場合には、通常全単量体の合計量を基準にし
て0.1〜20重量%が好ましい。
【0009】本発明における重合溶剤は、前記のとお
り、SP値が8.0〜10.0で、かつ沸点が70〜180
℃である有機溶剤(以下主溶剤という)、水およびアル
コールからなる混合溶剤であり、主溶剤の具体例として
は、トルエン、キシレン、メチルイソブチルケトン、シ
クロヘキサノン、酢酸エチルおよび酢酸ブチル等が挙げ
られ、また好ましいアルコールとしては、メタノール、
エタノール、ブタノール、イソプロピルアルコール、エ
チレングリコールモノメチルエ−テル、エチレングリコ
ールモノブチルエーテルおよびプロピレングリコールモ
ノメチルエーテル等が挙げられる。
【0010】なお、SP値は、溶解度パラメーター(so
lubility parameter) を指し、一般的な溶剤のSP値に
ついては、例えば有機合成化学協会編「溶剤ポケットブ
ック」(昭和51年9月20日発行)の第13頁に掲載
されており、主溶剤として用いられる上記化合物のSP
値は、それぞれトルエン;8.9、キシレン;8.8〜9.
0、メチルイソブチルケトン;9.6、シクロヘキサノ
ン;9.3、酢酸エチル;9.0および酢酸ブチル;8.3で
ある。SP値が8.0〜10.0の範囲外の有機溶剤を、水
およびアルコールと併用すると、得られる重縮合プレポ
リマーに対する溶解力が劣り、安定な重合ができない。
より好ましい主溶剤は、SP値が8.3〜9.6の芳香族炭
化水素、エステルまたはケトンに属する、沸点が70〜
180℃である有機溶剤である。
【0011】主溶剤、水およびアルコールの好ましい混
合割合は、主溶剤;20〜85重量%、水;5〜15重
量%およびアルコール;10〜70重量%である。主溶
剤の量が、20重量%未満であると得られるプレポリマ
ーに対する溶解力が低く、重合が不安定になり、一方8
5重量%を越えるとスルホン酸塩系単量体が重合溶剤に
溶解し難くなる。水の量が、5重量%未満であると、ス
ルホン酸塩系単量体が重合溶剤に溶解し難く、一方15
重量%を越えると重合が不安定になる。また、アルコー
ルの量が10重量%未満であると、水が主溶剤と完全に
溶け合わない。
【0012】ラジカル重合開始剤としては、アゾ系開始
剤および過酸化物開始剤が使用できるが、副生成物が少
ない点でアゾ系開始剤が好ましい。具体的には、2,2
−アゾビスイソブチロニトリル、1−アゾビス−1−シ
クロヘキサンカルボニトリル、4,4’−アゾビス−4
−シアノバレリックアシッドおよび2,2’−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル)等が挙げられる。
重合開始剤の好ましい使用量は、用いる単量体の合計量
を基準にして0.05〜0.8重量%である。好ましい重合
温度は70〜90℃であり、重合時間は5〜10時間程
度が適当である。
【0013】上記重合方法によって、通常数平均分子量
が500〜30,000の縮合型プレポリマーが得られ
る。該プレポリマーは、ジカルボン酸、ジオールまたは
多価イソシアネート等と反応させることにより、該プレ
ポリマーを枝ポリマーとするグラフト共重合型ポリエス
テルまたはポリウレタンが得られる。斯くして得られる
グラフト共重合型ポリエステルまたはポリウレタンは、
枝ポリマーの構成単位としてスルホン酸塩系単量体を含
んでおり、従来公知のポリエステルまたはポリウレタン
と比較して、接着性特に金属基材に対する接着性に優れ
ている。
【0014】
【実施例】以下に実施例を挙げ本発明をより具体的に説
明する。各例において使用したスルホン酸塩系単量体
は、スチレンスルホン酸ナトリウム(東ソー株式会社
製,純度70重量%以上)、2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸ナトリウムであり、それぞれ
特に精製することなく市販品をそのまま使用した。
【0015】<実施例1>単量体としてスチレンスルホ
ン酸ナトリウム5gおよびメタクリル酸メチル(以下M
MAという)95gを用い、また重合溶剤としてメチル
イソブチルケトン(以下MIBKという)104g、蒸
留水20gおよびメタノール48gを用い、それらを混
合して単量体溶液を得、その一部を下記フラスコ内に仕
込み、残余を滴下ロートに仕込んだ。
【0016】攪拌機、還流冷却機、2個の滴下ロート、
ガス導入管及び温度計を取り付けたガラスフラスコに、
上記単量体溶液の82gおよびチオグリセロール2.5g
を仕込み、内溶液の温度を72℃まで昇温した。次い
で、一方の滴下ロート中から、単量体溶液の残りの19
1gを2時間かけて滴下すると同時に、もう一方の滴下
ロートからMIBK15gおよび2,2’−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル)(以下ADVNと
いう)0.23gを3時間かけて滴下した。その後、更に
MIBK20gおよびADVN0.91gを2時間かけて
滴下した。その後、2時間攪拌を続けることにより、片
末端に2個のヒドロキシル基を有する重縮合性プレポリ
マー溶液(固形分濃度;33重量%)312gを製造し
た。
【0017】<実施例2>単量体として2−アクリルア
ミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウム(以下
AMPS−Naという)5gおよびMMA95gを用
い、また重合溶剤としてトルエン50g、蒸留水20g
およびエタノール100gを用い、それらを混合して単
量体溶液を得、その一部を下記フラスコ内に仕込み、残
余を滴下ロートに仕込んだ。攪拌機、還流冷却機、2個
の滴下ロート、ガス導入管及び温度計を取り付けたガラ
スフラスコに、上記単量体溶液の108gおよびチオグ
リセロール5.0gを仕込み、内溶液の温度を74℃まで
昇温した。以下、実施例1と同様に操作して、残余の単
量体溶液および追加の重合開始剤を滴下ロートから滴下
して重合を完結させて、片末端に2個のヒドロキシル基
を有する重縮合性プレポリマー溶液(固形分濃度;33
重量%)312gを製造した。
【0018】<応用例1>実施例2で得られた重縮合性
プレポリマー溶液を減圧下で蒸留して、エタノールと蒸
留水を留去して、プレポリマーのトルエン溶液(固形分
濃度;35重量%)を得た。得られたプレポリマー溶液
について、JIS0070に規定の測定法に準じて水酸
基価を測定した結果は17.2KOH mg/g-solu.であっ
た。上記プレポリマーを用いて、以下の方法によりポリ
ウレタン接着剤を製造して、その接着性能を評価した。
【0019】a.主剤の合成 イソフタル酸、セバチン酸、エチレングリコールおよび
ネオペンチルグリコールからなるポリエステル型ポリオ
ール(平均分子量;2000)40g(40ミリ当
量)、上記プレポリマートルエン溶液28.5g(8.7ミ
リ当量)、トリレンジイソシアネート4.2g、酢酸エチ
ル50gおよびジブチル錫ジラウレート0.02gを均一
に混合し、60℃で5時間反応させて、水酸基価が26
KOH mg/gのポリウレタン型ポリオールを合成した。 b.硬化剤の合成 トリレンジイソシアネート87g、トリメチロールプロ
パン23gおよび酢酸エチル36gを均一に混合して硬
化剤を得た。
【0020】上記ポリウレタン型ポリオール50g(2
4.1ミリ当量)に対して、上記硬化剤11g(24.7ミ
リ当量)を配合し、酢酸エチルで希釈して、ポリウレタ
ン接着剤を得た。厚み12μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルム上に、得られた接着剤を塗布量2.5g/
2となるように塗布し、その上から厚み9μmのアル
ミニウム箔を貼り合わせた。次いで、上記アルミニウム
箔上に塗布量2.5g/m2となるように接着剤を塗布
し、その上から厚み60μmの未延伸ポリプロピレンを
貼り合わせた後、45℃で4日間加熱接着させた。得ら
れた接着体におけるアルミニウム/未延伸ポリプロピレ
ン間の常態接着強度は、1590g/15mm(引張速度
300mm/分、T型剥離)であった。
【0021】<実施例3>AMPS−Naの使用量を1
0gとし、MMAの使用量を90gとする以外、すべて
実施例2と同様にして重合を行った。重合は円滑に進行
し、片末端に2個のヒドロキシル基を有する重縮合性プ
レポリマーが得られた。
【0022】<実施例4>AMPS−Na2.5gおよび
MMA97.5gを成分とする単量体混合物を、MIBK
104g、蒸留水20gおよびメチルアルコール48g
からなる混合溶剤に溶解して得られる単量体溶液を用
い、また連鎖移動剤としてチオグリセロールに代えて、
チオリンゴ酸を用いる以外、すべて実施例2と同様にし
て重合を行った。重合は円滑に進行し、片末端に2個の
カルボキシル基を有する重縮合性プレポリマーが得られ
た。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、スルホン酸系単量体を
1〜15重量%含む単量体混合物を安定に重合すること
ができ、分子の片末端に2個以上のヒドロキシル基また
はカルボキシル基等の官能基を有する、重縮合性重合体
を容易に得ることができる。さらに、本発明によって得
られる重縮合性重合体は、ポリウレタンまたはポリエス
テル等の重縮合型ポリマーの改質に用いることができ、
例えばポリウレタンまたはポリエステルについては、耐
汚染性、耐油性、金属との密着性、塗料分散性および帯
電防止性等の物性を付与することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】a.主剤の合成 イソフタル酸、セバチン酸、エチレングリコールおよび
ネオペンチルグリコールからなるポリエステル型ポリオ
ール(平均分子量;2000)40g(40ミリ当
量)、上記プレポリマートルエン溶液28.5g(8.7ミ
リ当量)、トリレンジイソシアネート4.2g、酢酸エチ
ル50gおよびジブチル錫ジラウレート0.02gを均一
に混合し、60℃で5時間反応させた後、エチレングリ
コール1.8g(58ミリ当量)を加え更に1時間加熱し
、水酸基価が27KOH mg/gのポリウレタン型ポリオ
ールを合成した。 b.硬化剤の合成 トリレンジイソシアネート87g、トリメチロールプロ
パン23gおよび酢酸エチル36gを均一に混合して硬
化剤を得た。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】上記ポリウレタン型ポリオール50g(2
4.1ミリ当量)に対して、上記硬化剤7.2g(24.7ミ
リ当量)を配合し、酢酸エチルで希釈して、ポリウレタ
ン接着剤を得た。厚み12μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルム上に、得られた接着剤を塗布量2.5g/
2となるように塗布し、その上から厚み9μmのアル
ミニウム箔を貼り合わせた。次いで、上記アルミニウム
箔上に塗布量2.5g/m2となるように接着剤を塗布
し、その上から厚み60μmの未延伸ポリプロピレンを
貼り合わせた後、45℃で4日間加熱接着させた。得ら
れた接着体におけるアルミニウム/未延伸ポリプロピレ
ン間の常態接着強度は、1590g/15mm(引張速度
300mm/分、T型剥離)であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SP値が8.0〜10.0で、かつ沸点が7
    0〜180℃である有機溶剤、水およびアルコールから
    なる混合溶剤中で、2個以上のヒドロキシル基、カルボ
    キシル基または基−CO2R(式中、Rはアルキル基)
    を有するメルカプタン系連鎖移動剤の存在下に、全単量
    体の合計量を基準にして、基−SO3M(式中、Mはア
    ルカリ金属原子またはアンモニウム)を有する単量体を
    1〜15重量%含む単量体混合物を、ラジカル重合させ
    ることを特徴とする基−SO3Mを有する重縮合性重合
    体の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017115091A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 三菱ケミカル株式会社 水性樹脂組成物、その製造方法及び塗装物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017115091A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 三菱ケミカル株式会社 水性樹脂組成物、その製造方法及び塗装物

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