JPH06114301A - 吹き付けロボット - Google Patents

吹き付けロボット

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JPH06114301A
JPH06114301A JP29646092A JP29646092A JPH06114301A JP H06114301 A JPH06114301 A JP H06114301A JP 29646092 A JP29646092 A JP 29646092A JP 29646092 A JP29646092 A JP 29646092A JP H06114301 A JPH06114301 A JP H06114301A
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JP
Japan
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arm
spraying
floor slab
slab
robot
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JP29646092A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Miyamoto
仁史 宮本
Yukihiro Watabe
幸浩 渡部
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Fujita Corp
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Fujita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被覆材の吹き付け領域が上下方向にある程度
の幅を持っている場合に、ロボットを大型化することな
く吹き付け領域の全体に亘って被覆材を吹き付けること
ができると共に、スラブが延在する平面と平行な面部分
への被覆材の吹き付けを良好に行うことができる吹き付
けロボットを提供する。 【構成】 床スラブ1の周縁に沿って移動する走行フレ
ーム41に床スラブ1の下方に延出する第2アーム43
2を第1アーム431を介して連結し、この第2アーム
432に旋回可能に取着された第3アーム433の先端
に、ウェブ21や上下フランジ22,23に向けて耐火
材を噴出する吹き付けノズル44を回転可能に設けると
共に、この吹き付けノズル44を回転させて該吹き付け
ノズル44の指向方向を上下方向に変位させるモータ4
38を設ける構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐火物の吹き付け等を
行う吹き付けロボットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、鉄骨構造の高層建築物において
は、天井スラブや床スラブを支持する外周梁の外側部分
に岩綿やセメントスラリー等を混合した耐火物を吹き付
けている。そして従来は、天井スラブや床スラブから吊
り下げたゴンドラに作業者が乗り、外周梁の前で吹き付
け具を保持、操作して耐火物の吹き付けを行っていた。
【0003】しかし、ゴンドラを吊り下げた状態で水平
方向に移動させることは困難であるため、外周梁に耐火
物を吹き付ける場合のように水平方向に移動しながら行
う作業には、ゴンドラは不向きであり、また、作業者を
吹き付け箇所に配置して耐火物の吹き付けを行うと、吹
き付け時に発生する浮遊粉塵が作業者に付着し、作業環
境の悪化を招くため、近年では、産業用ロボットを用い
て耐火物の吹き付け作業を行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した産業用ロボッ
トを用いて耐火物の吹き付け作業を行う場合には、ロボ
ットを天井スラブや床スラブの縁部に沿って走行させ、
ロボットアームに設けた吹き付けノズルから外周梁等に
耐火物を噴出させるが、外周梁が上下方向にある程度の
幅を持っている場合、吹き付けノズルから噴出される耐
火物が吹き付けられる領域を上下方向に移動させる必要
が生じ、吹き付けノズルを上下方向へ移動させる構成と
すると、ロボットの構成が大型化してしまう不具合があ
る。また、単に吹き付けノズルを上下方向へ移動させる
構成では、外周梁の上下フランジ部分等、天井スラブや
床スラブと平行な水平面部分へ耐火物を吹き付けること
ができない不具合があった。
【0005】本発明は、上述の点に着目してなされたも
ので、被覆材の吹き付け領域が上下方向にある程度の幅
を持っている場合に、ロボットを大型化することなく吹
き付け領域の全体に亘って被覆材を吹き付けることがで
きると共に、スラブが延在する平面と平行な面部分への
被覆材の吹き付けを良好に行うことができる吹き付けロ
ボットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、スラブの縁部に沿って該スラブ上を移動す
る移動体と、前記移動体に連結され前記スラブの下方に
延出された支持アームと、前記支持アームに垂直方向へ
回転可能に支持され被覆材を噴出する吹き付けノズル
と、前記吹き付けノズルを回転させる回転駆動手段とを
備えることを特徴とする。
【0007】また、本発明は、前記支持アームは前記移
動体に、該移動体の移動方向に沿う方向へスライド可能
に連結されているものとした。さらに、本発明は、前記
支持アームには垂直方向に旋回する旋回アームが設けら
れ、前記吹き付けノズルは前記旋回アームの長手方向に
延在する軸の回りに回転可能に配設されているものとし
た。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。図1は本発明の第1実施例による吹き付け
ロボットの概略構成を示す斜視図である。図1において
1は床スラブである。この床スラブ1は不図示の構造物
の各階床に設置され、水平方向に延在するH鋼等の外周
梁2(スラブの下方の構造物部分に相当)によって支持
されている。床スラブ1の周縁には、水平方向に延在す
るコンクリート止めのL型のアングル材3が取着され、
このアングル材3の立設片31部分は床スラブ1の上面
11よりも上方に突出している。
【0009】また、図1において4は吹き付けロボット
であり、走行フレーム41(移動体に相当)、ガイド部
42、アーム43、及び吹き付けノズル44を備えてい
る。走行フレーム41は、メインフレーム411及び該
メインフレーム411と一体化されたサブフレーム41
2からなり、床スラブ1の上面11に配置されている。
メインフレーム411の四隅の下端部分にはフリーキャ
スタ413が設けられており、このフリーキャスタ41
3は床スラブ1の上面11に接して回転する。
【0010】一方、サブフレーム412には、走行フレ
ーム41を床スラブ1の上面11上で水平方向に走行さ
せるための駆動車輪414が設けられており、この駆動
車輪414は不図示の駆動源により駆動される。また、
サブフレーム412には前記ガイド部42が2組設けら
れており、各ガイド部42は、アングル材3の立設片3
1部分を挟持する一対のガイドローラ421,421を
備えている。従って、前記駆動車輪414が駆動される
と走行フレーム41は、前記ガイド部42のガイドロー
ラ421によって挟持されたアングル材3の立設片31
に案内され、床スラブ1の周縁に沿って水平方向に走行
される。
【0011】図1に示すように、アングル材3の立設片
31部分の上方に臨むメインフレーム411部分には、
前記立設片31が延在する水平方向に沿って長溝415
が形成されており、この長溝415には前記アーム43
が連結されている。アーム43は、第1乃至第3の3つ
のアーム431,432,433から構成されている。
第1アーム431の基端は前記長溝415の長手方向に
スライド可能に連結され、第1アーム431の先端は床
スラブ1の縁部外方に延出している。
【0012】また、第2アーム432の基端は第1アー
ム431の先端に取着され、第2アーム432の先端は
床スラブ1の下方に延出している。この第2アーム43
2には上下方向を長手方向とする長溝434が形成さ
れ、第3アーム433の基端は前記長溝434の長手方
向にスライド可能に取着されている。第3アーム433
の基端は前記長溝434へ図1中矢印A方向に回転可能
に取着されており、従って、第3アーム433の全体
は、床スラブ1が延在する水平面と交わる垂直面内で旋
回可能とされている。さらに、第3アーム433の先端
は外周梁2が延在する水平方向に延出している。
【0013】図1に示すように第3アーム433の先端
には、L型フレーム435の一片が図1中矢印B方向に
回転可能に取着され、L型フレーム435の他の片には
吹き付けノズル44が、前記第3アーム433の長手方
向に延在する軸Cの回りの矢印C1方向に回転可能に取
着されている。吹き付けノズル44は、床スラブ1の下
方に位置する外周梁2のウェブ21や上下フランジ2
2,23に向けて、岩綿やセメントスラリーを混合した
耐火材(図示せず)を噴出するもので、吹き付けノズル
44には不図示の耐火材供給源からの供給チューブ44
1が接続されている。
【0014】尚、第1アーム431のメインフレーム4
11に対するスライド動作、第3アーム433の第2ア
ーム432に対するスライド動作は、それぞれモータ等
の不図示の駆動源により行われ、第3アーム433の基
端、L型フレーム435、及び吹き付けノズル44の回
転動作は、それぞれモータ436,437,438によ
り行われる。また、本実施例では、支持アームが第1及
び第2アーム431,432により構成され、第3アー
ム433が旋回アームに相当していると共に、モータ4
38が回転駆動手段に相当している。
【0015】次に、上述のように構成された本実施例の
吹き付けロボット4の動作について説明する。本実施例
の吹き付けロボット4は、メインフレーム411に形成
された長溝415の長手方向の長さDを走行フレーム4
1の1ピッチ分の移動距離とし、アングル材3の立設片
31に案内されつつ走行フレーム41を床スラブ1の周
縁に沿って水平方向に移動させて、耐火物の吹き付け動
作を行う。走行フレーム41が水平方向に1ピッチ分移
動して停止すると、第1アーム431がメインフレーム
411の長溝415の長手方向に沿って往復スライド動
し、吹き付けノズル44を外周梁2に沿って水平方向へ
前記1ピッチ分往復動させる。
【0016】この第1アーム431が長溝415の長手
方向に沿って1往復或は片道分スライドすると、モータ
438の駆動により吹き付けノズル44が前記矢印C方
向に所定角度ずつ回転して、その向きを図1中上方から
下方へ又はその逆方向へ所定角度ずつ変える。或は、第
3アーム433が第2アーム432の長溝434の長手
方向に沿って、図1中上方から下方へ又はその逆方向へ
所定ピッチずつ移動して、吹き付けノズル44の位置を
図1中上方から下方へ又はその逆方向へ所定ピッチずつ
変える。これにより、吹き付けノズル44から噴出され
る耐火材が、外周梁2のウェブ21や上下フランジ2
2,23へ、水平方向の前記1ピッチ分の領域に亘っ
て、上から下へ或はその逆へジグザグ状に吹き付けられ
る。
【0017】1ピッチ分の外周梁2領域への耐火材の吹
き付けが終了すると、走行フレーム41が床スラブ1の
周縁に沿って1ピッチ分水平方向へ移動し、耐火物の吹
き付けが完了した1ピッチ分の外周梁2領域に隣接する
次の1ピッチ分の外周梁2領域へ、上述と同様に耐火物
の吹き付け動作を行う。
【0018】尚、上述の吹き付け動作において、床スラ
ブ1の上面11に所定スパン毎に立設された柱(図示せ
ず)へ走行フレーム41が接近し、第3アーム433が
図1に示す状態のままであると、柱の近くの外周梁2領
域へ吹き付けノズル44を臨ませることができない場合
には、モータ436の駆動により第3アーム433の基
端を前記矢印A方向に180°回転させ、図1中で第2
アーム432の右方に延出している第3アーム433を
旋回させて、同図中の第2アーム432の左方に延出さ
せる。そして、第3アーム433が第2アーム432の
右方に延出した状態では臨むことができない外周梁2領
域へ吹き付けノズル44を臨ませて、この領域への耐火
材の吹き付け動作を行う。
【0019】このように、本実施例の吹き付けロボット
4では、床スラブ1の周縁に沿って移動する走行フレー
ム41に床スラブ1の下方に延出する第2アーム432
を第1アーム431を介して連結し、この第2アーム4
32に旋回可能に取着された第3アーム433の先端
に、ウェブ21や上下フランジ22,23に向けて耐火
材を噴出する吹き付けノズル44を回転可能に設けると
共に、この吹き付けノズル44を回転させて該吹き付け
ノズル44の指向方向を上下方向に変位させるモータ4
38を設けたので、耐火材を吹き付ける外周梁2の上下
フランジ22,23間がある程度広い幅である場合に
も、吹き付けロボット4を大型化することなく外周梁2
の全域に亘って耐火材を吹き付けることができる。ま
た、床スラブ1と平行な上下フランジ22,23にも耐
火材を良好に吹き付けることができる。
【0020】尚、本実施例では、第2アーム432に第
3アーム433を旋回可能に取着し、この第3アーム4
33に吹き付けノズル44を設ける構成としたが、第3
アーム433を省略し、吹き付けノズル44を第2アー
ム432にに回転可能に設ける構成としてもよい。ま
た、本実施例では、床スラブ1の周縁に取着したコンク
リート止めのL型のアングル材3をガイド部材として用
いたが、床スラブの上面の縁部近傍に、該床スラブの縁
部に沿って専用のレール材を取着し、このレール材をガ
イド部材として用いてもよく、さらに、吹き付け動作時
における吹き付けノズル44の水平方向への移動は、吹
き付けロボット全体が床スラブの縁部に沿って水平方向
へ移動することで行うものとしてもよい。
【0021】上述の点で図1の吹き付けロボット4とは
構成が異なる、本発明の第2実施例による吹き付けロボ
ットを示したのが図2及び図3である。尚、これらの図
において図1と同一の要素には、図1で付したものと同
一の引用符号を付しその説明を省略する。図2に示すよ
うに、本実施例の吹き付けロボット5は、メインフレー
ム51と、このメインフレーム51にヒンジ511を介
して図2中矢印E方向へ回転可能に枢支されたサブフレ
ーム52とを備えており、床スラブ1の縁部に近い上面
11箇所にはレール材6が取着されている。
【0022】メインフレーム51の下面512には、レ
ール材6の一側に接するガイドローラ513と、レール
材6の他側に接するガイド片514と、走行用の駆動車
輪515とが設けられ、サブフレーム52の下面521
にはフリーキャスタ522が設けられている。従って、
駆動車輪515が回転すると、ガイドローラ513及び
ガイド片514のレール材6への接触により、メインフ
レーム51がレール材6に案内されて床スラブ1の縁部
に沿って水平方向に走行され、メインフレーム51と一
体にサブフレーム52も走行する。
【0023】床スラブ1の縁部に臨むサブフレーム52
部分にはアーム53の基端が取着されており、アーム5
3の先端は床スラブ1の下方に延出している。このアー
ム53には、該アーム53の延在方向へスライド可能に
スライド部材54が取着されており、このスライド部材
54にはモータ541が取着されている。
【0024】また、スライド部材54には回転軸543
が設けられており、この回転軸543にはL型フレーム
55の一片が連結されている。L型フレーム55の他の
片には吹き付けノズル56が、L型フレーム55の長手
方向に延在する軸F(図3)の回りの矢印F1(図2)
方向へ回転可能に取着され、L型フレーム55の他の片
における、吹き付けノズル56が取着された面とは反対
側の面には、前記矢印F1方向へ吹き付けノズル56を
回転させるためのモータ(図示せず)が設けられてい
る。モータ541の軸542と回転軸543とにはベル
ト57が架設されており、スライド部材54がアーム5
3の下端に位置するときにモータ541が回転すると、
軸542の回転がベルト57を介して回転軸543に伝
達され、これに伴ってL型フレーム55が図3中矢印G
方向へ旋回する。従って、L型フレーム55は、床スラ
ブ1が延在する水平面と交わる垂直面内で旋回可能とさ
れている。
【0025】尚、本実施例では、メインフレーム51及
びサブフレーム52が移動体に相当していると共に、ア
ーム53が請求項の支持アームに相当し、L型フレーム
55が請求項の旋回アームに相当している。
【0026】このように構成された本実施例の吹き付け
ロボット5では、駆動車輪515の回転によりメインフ
レーム51及びサブフレーム52を、床スラブ1の縁部
に沿って水平方向へ所定幅で往復動させ、これと同時
に、不図示のモータの駆動により吹き付けノズル56を
前記矢印F方向に所定角度ずつ回転させて、その向きを
図2中上方から下方へ又はその逆方向へ所定角度ずつ変
える。或は、スライド部材54をアーム53に沿って、
図2中上方から下方へ又はその逆方向へ所定ピッチずつ
移動させて、吹き付けノズル56の位置を図2中上方か
ら下方へ又はその逆方向へ所定ピッチずつ変える。これ
により、吹き付けノズル56から噴出される耐火材が、
外周梁2のウェブ21や上下フランジ22,23へ、水
平方向の前記1ピッチ分の領域に亘って、上から下へ或
はその逆へジグザグ状に吹き付けられる。
【0027】1ピッチ分の外周梁2領域への耐火材の吹
き付けが終了すると、メインフレーム51が床スラブ1
の縁部に沿って所定幅分水平方向へ移動し、耐火物の吹
き付けが完了した所定幅分の外周梁2領域に隣接する次
の所定幅分の外周梁2領域へ、上述と同様に耐火物の吹
き付け動作を行う。
【0028】尚、図4に示すように、メインフレーム5
1及びサブフレーム52が、床スラブ1の上面11に所
定スパン毎に立設された柱7に接近し、L型フレーム5
5が図4に示すようにアーム53の右方に延出した状態
のままであると、柱7の近くの外周梁2領域Hへ吹き付
けノズル56を臨ませることができない場合には、モー
タ541を回転させてL型フレーム55を図3中実線で
示す向きから同図中想像線で示す向きに180°旋回さ
せ、図4に示すようにアーム53の右方に延出している
L型フレーム55を、図5に示すようにアーム53の左
方に延出させる。そして、図5に示すように、L型フレ
ーム55がアーム53の右方に延出した状態では臨むこ
とができない外周梁2領域Hへ吹き付けノズル56を臨
ませて、この領域への耐火材の吹き付け動作を行う。こ
のように構成された第2実施例の吹き付けロボット5に
よっても、第1実施例で説明したものと同様の効果を得
ることができる。
【0029】尚、上述の第1及び第2実施例では、床ス
ラブ1の周縁や縁部に設けたアングル材3やレール材6
等のガイド部材に案内されて移動する吹き付けロボット
について説明したが、ガイド部材を用いずにスラブの縁
部に沿って移動する構成としてもよい。また、第1及び
第2実施例では、外周梁2のウェブ21や上下フランジ
22,23へ耐火材を吹き付ける吹き付けロボットを例
に取って説明したが、柱、壁、床等の他の部材に対する
吹き付けを行う吹き付けロボットや、耐火材以外の、例
えば塗料の吹き付けを行う吹き付けロボットにも本発明
を適用できることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
ラブの縁部に沿って該スラブ上を移動する移動体に、ス
ラブの下方に延出する支持アームを連結し、この支持ア
ームに被覆材を噴出する吹き付けノズルを垂直方向へ回
転可能に支持させ、前記吹き付けノズルを回転駆動手段
により回転させる構成としたので、被覆材の吹き付け領
域が上下方向にある程度の幅を持っている場合に、ロボ
ットを大型化することなく吹き付け領域の全体に亘って
被覆材を吹き付けることができると共に、スラブが延在
する平面と平行な面部分への被覆材の吹き付けを良好に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による吹き付けロボットの
概略構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例による吹き付けロボットの
概略構成を示す側面図である。
【図3】図2に示す吹き付けロボットの正面図である。
【図4】図2に示す吹き付けロボットによる耐火材の吹
き付け動作を説明する説明図である。
【図5】図2に示す吹き付けロボットによる耐火材の吹
き付け動作を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 床スラブ(スラブ) 4,5 吹き付けロボット 41 走行フレーム(移動体) 431 第1アーム(支持アーム) 432 第2アーム(支持アーム) 433 第3アーム(旋回アーム) 438 モータ(回転駆動手段) 44,56 吹き付けノズル 51 メインフレーム(移動体) 52 サブフレーム(移動体) 53 アーム(支持アーム) 55 L型フレーム(旋回アーム) C,F 軸 C1,F1 吹き付けノズル回転方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラブの縁部に沿って該スラブ上を移動
    する移動体と、 前記移動体に連結され前記スラブの下方に延出された支
    持アームと、 前記支持アームに垂直方向へ回転可能に支持され被覆材
    を噴出する吹き付けノズルと、 前記吹き付けノズルを回転させる回転駆動手段と、 を備えることを特徴とする吹き付けロボット。
  2. 【請求項2】 前記支持アームは前記移動体に、該移動
    体の移動方向に沿う方向へスライド可能に連結されてい
    る請求項1記載の吹き付けロボット。
  3. 【請求項3】 前記支持アームには垂直方向に旋回する
    旋回アームが設けられ、前記吹き付けノズルは前記旋回
    アームの長手方向に延在する軸の回りに回転可能に配設
    されている請求項1又は2記載の吹き付けロボット。
JP29646092A 1992-10-07 1992-10-07 吹き付けロボット Pending JPH06114301A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019063690A (ja) * 2017-09-28 2019-04-25 大和ハウス工業株式会社 吹付装置
JP2019063689A (ja) * 2017-09-28 2019-04-25 大和ハウス工業株式会社 吹付装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019063690A (ja) * 2017-09-28 2019-04-25 大和ハウス工業株式会社 吹付装置
JP2019063689A (ja) * 2017-09-28 2019-04-25 大和ハウス工業株式会社 吹付装置

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