JPH06105815A - 電子血圧計 - Google Patents

電子血圧計

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Publication number
JPH06105815A
JPH06105815A JP3305674A JP30567491A JPH06105815A JP H06105815 A JPH06105815 A JP H06105815A JP 3305674 A JP3305674 A JP 3305674A JP 30567491 A JP30567491 A JP 30567491A JP H06105815 A JPH06105815 A JP H06105815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood pressure
previous measurement
value
display
mark
Prior art date
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Pending
Application number
JP3305674A
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English (en)
Inventor
Minoru Koide
實 小出
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
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Publication of JPH06105815A publication Critical patent/JPH06105815A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子血圧計において使用上極めて簡便で生産
コストも安価な、使用者に自己の健康管理を容易にさせ
る血圧の記憶機能を提供するものである。 【構成】 血圧決定手段により決定された血圧を前回測
定値として記憶する記憶手段と、電源スイッチを押して
いる時間がある一定値を越えていることを検出する押し
時間検出手段と、押し時間検出手段の出力に応じて前記
記憶手段に記憶されている前回測定値を前記表示器に表
示する前回値表示手段と、を含み電源スイッチの投入時
に前回測定値を前記表示器に表示する。 【効果】 前回測定値の呼び出しは電源投入時に単に電
源スイッチを押し続けることで可能であるため、極めて
容易であり且つ、使用者は必然的に前回測定値やそれら
の平均値を知ることとなり、絶対値より相対変化が重視
される血圧の管理には極めて好都合である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子血圧計の測定値の記
憶方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】血圧を測ることは生理状態を把握するう
えで、又循環器疾患や高血圧を予防するうえで重要であ
る。医学的には血圧の絶対値そのものより相対変化が重
要であるといわれていることから前回測定値の記録は必
要不可欠である。水銀血圧計等において測定結果は通常
メモ用紙や専用の記録紙などに記録される。最近の電子
血圧計の一部には記憶機能を有する商品もあり、測定結
果はその都度自動的に記憶され専用スイッチを押すと前
回測定値として表示器に表示されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】測定結果をその都度メ
モ用紙や記録紙などに書き留めることは面倒であり使用
者に習慣として行わせるには困難が多い。又前回測定値
を専用スイッチによって呼び出す方式では専用スイッチ
付加によるコスト増、スイッチの数が増えることによる
血圧計本体そのものの大きさの増加、デザインの制約、
等種々の問題が生じる。
【0004】本発明の目的は上記の問題点を解決し、使
用上極めて簡便で、生産コストも安価に、使用者が自己
の健康管理を容易にさせる血圧の記憶機能を提供するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
本発明は次のような構成とする。即ち、身体の一部を圧
迫する腕帯と、この腕帯内の圧力を加圧又は減圧する加
圧・減圧手段と、腕帯圧力の変動もしくはコロトコフ音
によって血圧を決定する血圧決定手段と、この血圧決定
手段により決定された血圧を表示する表示手段と、この
血圧決定手段により決定された血圧を前回測定値として
記憶する記憶手段と、電源スイッチを押している時間が
ある一定値を越えていることを検出する押し時間検出手
段と、押し時間検出手段の出力に応じて前記記憶手段に
記憶されている前回測定値を前記表示器に表示する前回
値表示手段と、を含み電源スイッチの投入時に前回測定
値を前記表示器に表示する。
【0006】更に前記記憶回路に複数の前回測定値を記
憶し、前記電源スイッチを押している間、前記複数の前
回測定値の平均値および前記複数の前回測定値の各々を
順に表示する。
【0007】更に前記記憶回路に複数の前回測定値を記
憶し、前記複数の前回測定値の時系列上の順番を示す複
数の時系列マーク、および前記複数の前回測定値の平均
値であることを示す平均値マークを前記表示器に設け、
電源スイッチを押している間前記複数の前回測定値の平
均値と前記平均値マーク、および複数の前回測定値と対
応する前記複数の時系列マークを順に表示する。
【0008】
【作用】以上の構成によれば前回測定値の表示は以下の
ようにして可能である。即ち、測定結果はその都度記憶
される。使用者は新たな測定に先立って電源スイッチを
投入するがその際電源スイッチを長く押し続ける。する
と、前回測定値が表示器に表示される。前回測定値が複
数ある場合には電源スイッチを押しているあいだ適当な
時間間隔で前回測定値の平均値、および複数の前回測定
値が順に表示される。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図1は本発明による電子血圧計のシステムブロック
図である。1は腕帯である。2は圧力検出部であり、圧
力センサーとA/Dコンバータからなる。3はマイクロ
コンピュータであり圧力検出部により得られた圧力及び
その振動から血圧を決定するプログラムと全体のシステ
ム動作を統括するコントロールプログラム、及び決定さ
れた血圧を前回測定値として記憶するメモリーを有して
いる。5は電源スイッチでありシステム全体の動作を停
止又は作動状態にする。4は表示器でありマイクロコン
ピュータ3により決定された血圧、操作上必要なマー
ク、マイクロコンピュータ3のメモリに記憶されている
前回測定値及び平均値マークと時系列マーク、を表示す
る。10はブザーであり操作上必要な音を報知する。9
は電池である。8は電圧監視回路であり電池9の電圧が
正常か否かを監視する。7は安定化回路であり電池電圧
の変動を一定値にコントロールする。6は加圧・減圧部
であり腕帯1を加圧するゴム球と腕帯1を排気する減圧
機構から構成されている。
【0010】図2は本発明による電子血圧計の外観図で
ある。4は表示器であり説明の為全ての数字、記号、マ
ークなどが表示されている。41は平均値マークであ
り、42は平均値マークであることを示す。43は時系
列マークであり、44は時系列マークであることを示し
ている。又1は腕帯であり、6は加圧・減圧機構である
ゴム球である。
【0011】図3は本発明による電子血圧計のマイクロ
コンピュータ3の動作を示すフローチャートである。図
3に於て、31は電池が投入されたときのプログラム開
始点である。32は初期化ルーチンでありマイクロコン
ピュータ3の内部メモリー、入・出力ポート等を初期の
状態に設定する。33は判断ルーチンであり電源スイッ
チが押されたか否かを判断する。34は表示チェックル
ーチンであり血圧計としての動作を開始すると共に表示
器の全ての数字記号などを表示する。35は判断ルーチ
ンであり電源スイッチが更に継続して一定時間異常押さ
れているか否かを判断する。36は平均値/前回値表示
ルーチンであり電源スイッチが一定時間異常押されてい
ると平均値を、更に継続して電源スイッチが押されてい
れば前回測定値、2回前の測定値、・・・、の順に表示
する。37は判断ルーチンであり腕帯の圧力が一定値以
上に加圧されたかを判断する。38は血圧測定ルーチン
であり腕帯の圧力の変動から最高血圧、最低血圧を決定
する。39は表示ルーチンであり決定された血圧、脈拍
を表示する。40、42は判断ルーチンであり電源が押
されたか否かを判断する。41は記憶ルーチンであり測
定結果をメモリーに記憶する。43は待機ルーチンであ
り血圧計としての動作を停止する。
【0012】図4は本発明による電子血圧計の、電源ス
イッチ投入から測定終了まで動作を示すための表示器の
表示例を示す。
【0013】次に上記構成によりどのようにして前回測
定値を表示するか図3及び図4に従って説明する。電池
が投入されるとマイクロコンピュター3がリセットされ
内蔵のプログラムが作動する。すなわち内部メモリー、
入・出力ポート等をイニシャライズした後電源スイッチ
が押されるのを待機する。電源スイッチが押されると全
回路に電源が供給され図4(a)の如く表示チェックが
約1秒間行われる。その後電源スイッチが一定時間継続
して押されていると図4(b)の如く例えば7ヶのメモ
リーに記憶されている7ヶの前回測定値の平均値と、表
示されている値が平均値であることを示す平均値マーク
が一定時間点灯する。引き続き電源スイッチが押されて
いると図4(c)の如く1番新しい前回測定値と、表示
されている値が1番新しい前回測定値であることを示す
時系列マークが一定時間点灯する。すなわち図4(b)
−図4(i)に示す如く電源スイッチが押されている
間、7ヶのメモリーに記憶されている7ヶの前回測定値
と7ヶの時系列マーク、およびこれらの平均値と平均値
マーク、が順に表示される。7番目の、即ち最も古い前
回測定値が表示された後は再び平均値が表示される。
【0014】前回測定値表示後電源スイッチ離される
か、または電源投入時に電源スイッチの押し時間が一定
時間以下であると図4(j)の如く三角マーク50を表
示し使用者に腕帯圧力をゼロにするよう指示する。腕帯
圧力がゼロに下がると図3の如くゴム球により加圧され
るのを待機する。この時表示器は図4(k)の如く腕帯
の圧力を表示し、血圧測定待機状態になる。このとき電
源スイッチが押されると全回路への電源は遮断され血圧
計としての動作は停止する。
【0015】ゴム球により腕帯が加圧されると血圧測定
が開始される。即ち腕帯圧力と、丸マーク51が図4
(l)の如く表示され血圧測定状態であることを知らせ
る。この後腕帯の圧力は徐々に低下しこの時生じる圧力
振動波形はマイクロコンピュータにより処理され決定さ
れた血圧値は図4(m)の如く表示器に表示される。こ
の後電源スイッチが押されていなければ再度ゴム球によ
る加圧を待機する。
【0016】この後電源スイッチが押されると、この時
の血圧値は最も新しい前回測定値としてメモリーに記憶
され、最も古い前回測定値は消去され、電源は遮断され
血圧計としての動作は停止する。
【0017】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、測定された血圧は前回測定値として自動的にメモ
リーに記憶されるため血圧記録保存する上で極めて便利
である。また前回測定値の呼び出しは、電源投入時に単
に電源スイッチを押し続けることで可能であるため、極
めて容易であり且つ、使用者は必然的に前回測定値やそ
れらの平均値を知ることとなり、絶対値より相対変化が
重視される血圧の管理には極めて好都合である。本発明
によれば前回測定値の呼び出しに新たなスイッチを必要
としないためコストの増加やデザイン上の制約を招来す
ることもなく、より使いやすい血圧計を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子血圧計のシステムブロック図
である。
【図2】本発明による電子血圧計の外観図である。
【図3】本発明による電子血圧計の動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】本発明による電子血圧計の電源投入から動作停
止までの表示の変化を示す図である。
【符号の説明】 1 腕帯 2 圧力検出部 3 マイクロコンピュータ 4 表示器 5 電源スイッチ 6 加圧・減圧部(ゴム球) 7 安定化回路 8 電圧監視回路 9 電池 10 ブザー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子血圧計のシステムブロック図
である。
【図2】本発明による電子血圧計の外観図である。
【図3】本発明による電子血圧計の動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】本発明による電子血圧計の表示の変化を示す図
である。
【図5】本発明による電子血圧計の表示の変化を示す図
である。
【図6】本発明による電子血圧計の表示の変化を示す図
である。
【符号の説明】 1 腕帯 2 圧力検出部 3 マイクロコンピュータ 4 表示器 5 電源スイッチ 6 加圧・減圧部(ゴム球) 7 安定化回路 8 電圧監視回路 9 電池 10 ブザー
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体の一部を圧迫する腕帯と、この腕帯
    内の圧力を加圧又は減圧する加圧・減圧手段と、腕帯圧
    力の変動もしくはコロトコフ音によって血圧を決定する
    血圧決定手段と、この血圧決定手段により決定された血
    圧を表示する表示手段と、この血圧決定手段により決定
    された血圧を前回測定値として記憶する記憶手段と、電
    源スイッチを押している時間がある一定値を越えている
    ことを検出する押し時間検出手段と、押し時間検出手段
    の出力に応じて前記記憶手段に記憶されている前回測定
    値を前記表示器に表示する前回値表示手段と、を含み電
    源スイッチの投入時に前回測定値を前記表示器に表示す
    ることを特徴とする電子血圧計。
  2. 【請求項2】 前記記憶回路に複数の前回測定値を記憶
    し、前記電源スイッチを押している間、前記複数の前回
    測定値の平均値および前記複数の前回測定値の各々を順
    に表示するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    電子血圧計。
  3. 【請求項3】 前記記憶回路に複数の前回測定値を記憶
    し、前記複数の前回測定値の時系列上の順番を示す時系
    列マーク、および前記複数の前回測定値の平均値である
    ことを示す平均値マークが前記表示器に設けられ、電源
    スイッチを押している間前記複数の前回測定値の平均値
    と前記平均値マーク、および複数の前回測定値と対応す
    る前記時系列マーク、を順に表示するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の電子血圧計。
JP3305674A 1991-10-25 1991-10-25 電子血圧計 Pending JPH06105815A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3305674A JPH06105815A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 電子血圧計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3305674A JPH06105815A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 電子血圧計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06105815A true JPH06105815A (ja) 1994-04-19

Family

ID=17947991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3305674A Pending JPH06105815A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 電子血圧計

Country Status (1)

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JP (1) JPH06105815A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11110217A (ja) * 1997-09-29 1999-04-23 Pfu Ltd 情報ローディング方式および記録媒体
EP1333752A1 (en) 2000-01-14 2003-08-13 Microlife Intellectual Property GmbH Blood pressure measuring device

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JPH11110217A (ja) * 1997-09-29 1999-04-23 Pfu Ltd 情報ローディング方式および記録媒体
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