JPH06105093A - 複写印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノンインパクトプリンタが低騒音であること
の利点を生かし、ノンインパクトプリンタに複写をとる
機能を持たせて操作性を向上させることのできる複写印
刷装置を得る。 【構成】 文字や図形が記載された第１の用紙６または
何の記載もない第２の用紙５が搬送される搬送路２上
に、上流側よりイメージリーダ９とノンインパクト記録
方式のプリンタエンジン１０を配置するとともに、プリ
ント合成データ作成手段１２により、イメージリーダ９
にて読取った第１の用紙６上の文字・図形データとプリ
ンタエンジン１０にて第１の用紙６上に印刷した印刷デ
ータとを合成し、合成した印刷データに基づいてプリン
タエンジン１０により第２の用紙５上に印刷するように
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プリンタをは
じめとするノンインパクト記録方式のプリンタを備えた
複写印刷装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、手書文字記載部およびプリンタ記
載部を有する用紙の複写印刷を行う場合、ドットインパ
クトプリンタ等では感圧紙等を用いて複写印刷が可能で
あるが、ノンインパクトプリンタでは複写印刷が不可能
なため、複写機等を用いて原本の複写をとる必要があっ
た。例えば、金融機関で使われている複写帳票の場合、
顧客が窓口等で記入した帳票を行員が受取り、窓口の端
末装置で認証印字を行う。このとき、ドットインパクト
プリンタであればそのまま複写をとることができるが、
ノンインパクトプリンタであれば複写をとることができ
ない。つまり、手書文字を含んだ帳票への認証印字をノ
ンインパクトプリンタにより行なった場合は、複写機等
を用いて原本の複写をとる必要があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】このように、手書文字
を含んだ帳票等の複写を、従来はドットインパクトプリ
ンタにより感圧紙等を用いて行うか、またはノンインパ
クトプリンタにより認証印字を行った後に、複写機等を
用いて原本の複写をとる必要があった。

【０００４】しかしながら、ドットインパクトプリンタ
による前者の場合、ドットインパクトプリンタそのもの
が騒音の発生源となる。

【０００５】またノンインパクトプリンタによる後者の
場合、騒音の発生を抑えることはできるが、別の複写機
等を用いて原本の複写をとる必要があるので処理手順が
煩雑になる。このことが、ノンインパクトプリンタの金
融機関等における複写帳票処理を伴う業務への適用を妨
げている要因となっている。

【０００６】本発明は以上の点に鑑み、ノンインパクト
プリンタが低騒音であることの利点を生かし、ノンイン
パクトプリンタに複写をとる機能を持たせて操作性を向
上させることのできる複写印刷装置を得ることを目的と
する。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明の第１の発明に係
る複写印刷装置は、文字や図形が記載された第１の用紙
または何の記載もない第２の用紙を搬送する用紙搬送手
段と、前記用紙搬送手段にて搬送される用紙の搬送路上
に設置され、搬送される第１の用紙上の文字や図形を読
取るイメージリーダと、前記イメージリーダで読取った
少なくとも用紙１枚分の文字・図形データを一時的に格
納するイメージバッファメモリと、少なくとも用紙１枚
分の印刷データを一時的に格納するプリントバッファメ
モリと、前記搬送路上のイメージリーダよりも下流側に
配置され、前記プリントバッファメモリに格納された印
刷データに基づき、搬送される第１または第２の用紙上
に印刷するノンインパクト記録方式のプリンタエンジン
と、前記イメージバッファメモリに格納した文字や図形
のイメージバッファメモリデータと前記プリントバッフ
ァメモリに格納されているプリントバッファメモリデー
タを合成して、プリントバッファメモリ合成データとし
て再び該プリントバッファメモリに格納させるプリント
合成データ作成手段とを備えたものである。

【０００８】また、本発明の第２の発明に係る複写印刷
装置は、文字や図形が記載された第１の用紙または何の
記載もない第２の用紙を搬送する用紙搬送手段と、少な
くとも用紙１枚分の印刷データを一時的に格納するプリ
ントバッファメモリと、前記用紙搬送手段にて搬送され
る用紙の搬送路上に設置され、前記プリントバッファメ
モリに格納された印刷データに基づき、搬送される第１
または第２の用紙上に印刷するノンインパクト記録方式
のプリンタエンジンと、前記搬送路上のプリンタエンジ
ンよりも下流側に配置され、搬送される第１または第２
の用紙上の文字や図形を読取るイメージリーダと、前記
イメージリーダで読取った文字・図形データを前記プリ
ントバッファメモリ内の既に印刷が行われた印刷データ
と置換させて格納させるプリント複写データ作成手段と
を備えたものである。

【０００９】

【作用】本発明の第１の発明においては、まず文字や図
形が記載された第１の用紙が搬送路上を搬送され、２枚
目以降は何の記載もない第２の用紙が設定枚数連続的に
搬送される。イメージリーダは第１の用紙が搬送路上を
搬送されてくると、第１の用紙上の文字や図形を読取
り、読取られた文字・図形データはイメージバッファメ
モリに順次格納される。プリンタエンジンはイメージリ
ーダにより文字や図形が読取られて搬送路上を搬送され
てきた第１の用紙上に、予めプリントバッファメモリに
格納された印刷データに基づき印刷する。プリント合成
データ作成手段はイメージバッファメモリ内の文字や図
形のイメージバッファメモリデータとプリントバッファ
メモリ内のプリントバッファメモリデータを合成して、
プリントバッファメモリ合成データとして再びプリント
バッファメモリに格納させる。次にプリンタエンジンは
２枚目以降の何の記載もない第２の用紙が搬送路上を搬
送されてくると、第２の用紙上に、プリントバッファメ
モリに格納されたプリントバッファメモリ合成データに
基づき印刷する。

【００１０】また、本発明の第２の発明においては、ま
ず文字や図形が記載された第１の用紙が搬送路上を搬送
され、２枚目以降は何の記載もない第２の用紙が設定枚
数連続的に搬送される。プリンタエンジンは第１の用紙
が搬送路上を搬送されてくると、第１の用紙上に、予め
プリントバッファメモリに格納された印刷データに基づ
き印刷する。イメージリーダはプリンタエンジンにより
印刷された第１の用紙が搬送路上を搬送されてくると、
第１の用紙上のプリンタエンジンによる印刷部を含む文
字や図形を読取り、読取った文字・図形データをプリン
トバッファメモリに出力するとともに、プリント複写デ
ータ作成手段に第１の用紙上の文字や図形を読取ったこ
とを知らせる。プリント複写データ作成手段はイメージ
リーダから第１の用紙上の文字や図形を読取ったことが
知らせられると、イメージリーダにて読取られた文字・
図形データをプリントバッファメモリ内の既に印刷が行
われた印刷データと置換させて格納させる。次にプリン
タエンジンは２枚目以降の何の記載もない第２の用紙が
搬送路上を搬送されてくると、第２の用紙上に、プリン
トバッファメモリに格納されたプリントバッファメモリ
複写データに基づき印刷する。

【００１１】

【実施例】以下、図示実施例により本発明を説明する。
図１は本発明の第１の発明に係る複写印刷装置を概略的
に示す構成図である。図において、１は本実施例に係る
複写印刷装置で、その搬送路２上には一対のローラから
なる搬送用ローラ３，４が複数組所定間隔毎に設けられ
ている。搬送路２の最上流側には、通常の印刷用紙（白
紙）５を積層収容し、かつその最上位に既に手書文字が
記載された帳票等の用紙（原本となるもの）６をセット
したカセット７が配置され、これら用紙５，６はピック
アップローラ８によって最上位のものから１枚ずつ搬送
路２上に送り出されるようになっている。また搬送路２
の途中には用紙６上の文字・図形を読取るイメージリー
ダ９が設置され、それよりも下流側に、与えられた印刷
データに基づき各用紙５，６に印刷するプリンタエンジ
ン１０が配置されている。なお、１１は搬送路２の最下
流側に設けられ、印刷が終わった用紙５，６を収容する
スタッカである。

【００１２】図２は本実施例装置の回路構成を示すブロ
ック図である。図中、１２は後述するプリント合成デー
タ作成機能を有しかつ装置全体の制御を行うコントロー
ラ、１３は図示しない上位装置等からの少なくとも用紙
１枚分の印刷データを一時的に格納するプリントバッフ
ァメモリ、１４はイメージリーダ９で読取った少なくと
も用紙１枚分の文字・図形データを一時的に格納するイ
メージバッファメモリ、１５は複写枚数等の指定を行う
操作盤、１６はコントローラ１２と上位装置とを接続す
るインタフェース、１０はプリンタエンジンである。

【００１３】図３は本実施例装置の印刷データが合成さ
れるまでの具体例の説明図であり、イメージバッファメ
モリデータ１７とプリントバッファメモリデータ１８が
合成され、合成されたプリントバッファメモリ合成デー
タ１９が再びプリントバッファメモリに格納されるまで
の流れを表したものである。

【００１４】次に、前述の構成を有する複写印刷装置の
動作を図１乃至図３に基づき説明する。まず、操作者ま
たは運用プログラムにおいて複写印刷をとる必要がある
とした場合、操作者が操作盤１５で複写枚数等を指定す
るか、またはインタフェース１６を経由して同様に指定
する。次いで、スタッカ７内の印刷用紙５の最上位に既
に手書文字が記載された帳票等の用紙６をセットする。
用紙６のセットが完了すると、ピックアップローラ８は
１枚目の用紙６を吸入して搬送路２上に送り出す。ピッ
クアップローラ８によって搬送路２上に送り出された用
紙６は上流側の搬送用ローラ３，４に挾持されながら搬
送路２に沿って搬送され、途中のイメージリーダ９位置
においてはイメージリーダ９により用紙６上の文字・図
形が読取られ、読取られた文字・図形データは順次イメ
ージバッファメモリ１４に格納される。また、プリンタ
エンジン１０位置では、プリンタエンジン１０がプリン
トバッファメモリ１３に予め格納された印刷データに基
づいて用紙６上に順次印刷する。その後、用紙６は下流
側の搬送用ローラ３，４に挾持されながら搬送路２を更
に搬送され、スタッカ１１上に排出されて収容される。

【００１５】複写枚数が指定されているので、次にコン
トローラ１２は複写印刷の動作にはいる。まず、コント
ローラ１２は、前述のように読取ってイメージバッファ
メモリ１４に格納した文字・図形等のイメージバッファ
メモリデータ１７とプリントバッファメモリ１３に予め
格納されているプリントバッファメモリデータ１８とを
合成し、プリントバッファメモリ合成データ１９として
再びプリントバッファメモリ１３に格納する。プリント
バッファメモリ合成データ１９がプリントバッファメモ
リ１３に格納されると、次にピックアップローラ８は２
枚目以降の印刷用紙（白紙）５を１枚ずつ吸入して搬送
路２上に送り出す。ピックアップローラ８によって搬送
路２上に送り出された印刷用紙５は、搬送用ローラ３，
４に挾持されながら搬送路２に沿って搬送され、プリン
タエンジン１０位置においてプリンタエンジン１０によ
りプリントバッファメモリ１３内のプリントバッファメ
モリ合成データ１９に基づき印刷用紙５上に順次印刷さ
れる。３枚目以降の印刷用紙５についても同様にプリン
トバッファメモリ１３内のプリントバッファメモリ合成
データ１９に基づき印刷が行われ、複写印刷が実行され
る。

【００１６】図４は本発明の第２の発明に係る複写印刷
装置を概略的に示す構成図であり、前述の第１の発明の
実施例と同一部分には同一符号を付してある。図４にお
いて、２０はこの実施例に係る複写印刷装置で、その搬
送路２上には一対のローラからなる搬送用ローラ３，４
が複数組所定間隔毎に設けられている。搬送路２の最上
流側には、印刷用紙（白紙）５を積層収容し、かつその
最上位に既に手書文字が記載された帳票等の用紙（原本
となるもの）６をセットしたカセット７が配置され、こ
れら用紙５，６はピックアップローラ８によって最上位
のものから１枚ずつ搬送路２上に送り出されるようにな
っている。また搬送路２の途中には与えられた印刷デー
タに基づき各用紙５，６に印刷するプリンタエンジン１
０が配置され、それよりも下流側に、用紙６上の文字・
図形を読取るイメージリーダ９が設置されている。な
お、１１は搬送路２の最下流側に設けられ、印刷が終わ
った用紙５，６を収容するスタッカである。つまり、こ
の実施例のものは、プリンタエンジン１０をイメージリ
ーダ９よりも搬送路上流側に配置した点が前述した第１
の発明の実施例（図１）のものと異なっている。

【００１７】図５はこの実施例装置の回路構成を示すブ
ロック図である。図中、２１は後述するプリント複写デ
ータ作成機能を有しかつ装置全体の制御を行うコントロ
ーラ、２２はイメージリーダ９からのイメージデータや
図示しない上位装置等からの少なくとも用紙１枚分の印
刷データを一時的に格納するプリントバッファメモリ、
１５は複写枚数等の指定を行う操作盤、１６はコントロ
ーラ１２と上位装置とを接続するインタフェース、１０
はプリンタエンジンである。つまり、この実施例のもの
は、イメージリーダ９を直接プリントバッファメモリ２
２に接続して、プリントバッファメモリ合成データの作
成処理を不要とした点が前述した第１の発明の実施例
（図２）のものと異なっている。

【００１８】図６はこの実施例装置のプリントバッファ
メモリのデータ遷移を説明するための説明図であり、１
枚目の用紙６上への印刷動作に入るまでは上位装置等か
ら指定された印刷データが格納されている（ａの状
態）。次に印刷が開始されると、イメージリーダ９によ
り印刷済み部分を含む用紙６上の文字・図形が順次読取
られていき、読取られたイメージデータは、プリントバ
ッファメモリ２２内の既に印刷が行われた印刷データと
置換され格納される（ｂ，ｃの状態）。印刷が終了し、
用紙６上のイメージデータが全て読取られると、プリン
トバッファメモリ２２の内容は複写印刷用のデータとな
る（ｄの状態）。

【００１９】図７はこの実施例装置のプリントバッファ
メモリのデータ遷移の具体例の説明図であり、１枚目の
用紙６には同図中（ｅ）に示すような文字・図形があ
り、プリントバッファメモリデータとして同図中（ｆ）
に示すような文字を印刷したとすると、イメージリーダ
９で読取られたデータは複写データとして同図中（ｇ）
に示すようなプリントバッファメモリ複写データとな
る。

【００２０】次に、前述の構成を有する複写印刷装置の
動作を図４乃至図７に基づき説明する。まず、操作者ま
たは運用プログラムにおいて複写印刷をとる必要がある
とした場合、操作者が操作盤１５で複写枚数等を指定す
るか、またはインタフェース１６を経由して同様に指定
する。次いで、スタッカ７内の印刷用紙５の最上位に既
に手書文字が記載された帳票等の用紙６をセットする。
用紙６のセットが完了すると、ピックアップローラ８は
１枚目の用紙６を吸入して搬送路２上に送り出す。ピッ
クアップローラ８によって搬送路２上に送り出された用
紙６は上流側の搬送用ローラ３，４に挾持されながら搬
送路２に沿って搬送され、途中のプリンタエンジン１０
位置においてプリンタエンジン１０がプリントバッファ
メモリ１３に予め格納された印刷データに基づいて用紙
６上に順次印刷する。その後、用紙６上の文字・図形お
よび印刷結果は、イメージリーダ９によって読取られ、
図６で説明したようにプリントバッファメモリ２２に順
次格納され、イメージデータが全て読取られた用紙６は
下流側の搬送用ローラ３，４に挾持されながら搬送路２
を更に搬送され、スタッカ１１上に排出されて収容され
る。

【００２１】複写枚数が指定されているので、次にコン
トローラ２１は複写印刷の動作にはいる。まず、１枚目
の用紙６のイメージデータが全て読取られてプリントバ
ッファメモリ２２に格納されると、ピックアップローラ
８は２枚目以降の印刷用紙（白紙）５を１枚ずつ吸入し
て搬送路２上に送り出す。ピックアップローラ８によっ
て搬送路２上に送り出された印刷用紙５は、搬送用ロー
ラ３，４に挾持されながら搬送路２に沿って搬送され、
プリンタエンジン１０位置においてプリンタエンジン１
０によりプリントバッファメモリ２２内のプリントバッ
ファメモリ複写データ（図７中のｇ）に基づき印刷用紙
５上に順次印刷される。３枚目以降の印刷用紙５につい
ても同様にプリントバッファメモリ２２内のプリントバ
ッファメモリ複写データ（図７中のｇ）に基づき印刷が
行われ、複写印刷が実行される。

【００２２】なお、前述した各実施例において手書文字
が記載された用紙６は、カセット７内に積層収容した印
刷用紙５の最上位にセットして同一の給紙部から搬送路
２上に送り出すようにしたものを示したが、これら用紙
５，６はそれぞれ独立した給紙部から搬送路２上に送り
出すようにしてもよいことは言うまでもない。

【００２３】

【発明の効果】以上述べたように、本発明の第１の発明
によれば、文字や図形が記載された第１の用紙または何
の記載もない第２の用紙が搬送される搬送路上に、上流
側よりイメージリーダとノンインパクト記録方式のプリ
ンタエンジンを配置するとともに、プリント合成データ
作成手段により、イメージリーダにて読取った第１の用
紙上の文字・図形データとプリンタエンジンにて第１の
用紙上に印刷した印刷データとを合成し、合成した印刷
データに基づいてプリンタエンジンにより第２の用紙上
に印刷するようにしたので、感圧紙等を用いることなく
通常の印刷用紙による複写印刷が可能なノンインパクト
記録方式のプリンタを実現でき、操作性が向上し、ラン
ニングコストを低減させることができるという効果があ
る。

【００２４】また、本発明の第２の発明によれば、文字
や図形が記載された第１の用紙または何の記載もない第
２の用紙が搬送される搬送路上に、上流側よりノンイン
パクト記録方式のプリンタエンジンとイメージリーダを
配置し、第１の用紙上のプリンタエンジンによる印刷部
を含む文字や図形をイメージリーダにより読取り、第１
の用紙上のプリンタエンジンによる印刷部を含む文字や
図形をイメージリーダにより読取り、読取った文字・図
形データをプリント複写データ作成手段により、プリン
タエンジンの印刷が行われた印刷データと置換させ、置
換した印刷データに基づいてプリンタエンジンにより第
２の用紙上に印刷するようにしたので、第１の発明の効
果に加え、回路構成を簡略化できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の発明に係る複写印刷装置を概略
的に示す構成図である。

【図２】第１の発明の回路構成を示すブロック図であ
る。

【図３】第１の発明の印刷データが合成されるまでの具
体例の説明図である。

【図４】本発明の第２の発明に係る複写印刷装置を概略
的に示す構成図である。

【図５】第２の発明の回路構成を示すブロック図であ
る。

【図６】第２の発明のプリントバッファメモリのデータ
遷移の説明図である。

【図７】第２の発明のプリントバッファメモリのデータ
遷移の具体例の説明図である。

【符号の説明】

１，２０ 複写印刷装置 ２ 搬送路 ３，４ 搬送用ローラ（用紙搬送手段） ５ 印刷用紙（第２の用紙） ６ 用紙（第１の用紙） ９ イメージリーダ １０ プリンタエンジン １２ コントローラ（プリント合成データ作成手段） １３，２２ プリントバッファメモリ １４ イメージバッファメモリ １７ イメージバッファメモリデータ １８ プリントバッファメモリデータ １９ プリントバッファメモリ合成データ ２１ コントローラ（プリント複写データ作成手段）

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁵ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｎ 1/23 Ｚ 9186−5Ｃ 1/387 4226−5Ｃ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 文字や図形が記載された第１の用紙また
   は何の記載もない第２の用紙を搬送する用紙搬送手段
   と、 前記用紙搬送手段にて搬送される用紙の搬送路上に設置
   され、搬送される第１の用紙上の文字や図形を読取るイ
   メージリーダと、 前記イメージリーダで読取った少なくとも用紙１枚分の
   文字・図形データを一時的に格納するイメージバッファ
   メモリと、 少なくとも用紙１枚分の印刷データを一時的に格納する
   プリントバッファメモリと、 前記搬送路上のイメージリーダよりも下流側に配置さ
   れ、前記プリントバッファメモリに格納された印刷デー
   タに基づき、搬送される第１または第２の用紙上に印刷
   するノンインパクト記録方式のプリンタエンジンと、 前記イメージバッファメモリに格納した文字や図形のイ
   メージバッファメモリデータと前記プリントバッファメ
   モリに格納されているプリントバッファメモリデータを
   合成して、プリントバッファメモリ合成データとして再
   び該プリントバッファメモリに格納させるプリント合成
   データ作成手段とを備えて成る複写印刷装置。
2. 【請求項２】 文字や図形が記載された第１の用紙また
   は何の記載もない第２の用紙を搬送する用紙搬送手段
   と、 少なくとも用紙１枚分の印刷データを一時的に格納する
   プリントバッファメモリと、 前記用紙搬送手段にて搬送される用紙の搬送路上に設置
   され、前記プリントバッファメモリに格納された印刷デ
   ータに基づき、搬送される第１または第２の用紙上に印
   刷するノンインパクト記録方式のプリンタエンジンと、 前記搬送路上のプリンタエンジンよりも下流側に配置さ
   れ、搬送される第１または第２の用紙上の文字や図形を
   読取るイメージリーダと、 前記イメージリーダで読取った文字・図形データを前記
   プリントバッファメモリ内の既に印刷が行われた印刷デ
   ータと置換させて格納させるプリント複写データ作成手
   段とを備えて成る複写印刷装置。