JPH061004A - ラベル印字装置 - Google Patents
ラベル印字装置Info
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- JPH061004A JPH061004A JP15951892A JP15951892A JPH061004A JP H061004 A JPH061004 A JP H061004A JP 15951892 A JP15951892 A JP 15951892A JP 15951892 A JP15951892 A JP 15951892A JP H061004 A JPH061004 A JP H061004A
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Abstract
字を施す際に、煩わしい印字開始位置の設定操作を解消
するラベル印字装置を提供することにある。 【構成】 ラベル印字装置はCPUと記憶部を備える。
記憶部には、ラベルの寸法や配列位置及びこの配列位置
に対応した位置コードが記憶されている。CPUでは、
これらのラベル情報を基に、入力された文字列を各ラベ
ルの印字エリア内に順次印字を施す。また、CPUは、
最後に印字が施されたラベルの配列位置から次回の印字
開始位置となる位置コードを記憶しており、次回の印字
処理においては、この記憶された位置コードに該当する
配列位置から印字処理が実行される。従って、ユーザー
は、途中まで使用したラベルシートに再び印字を施す場
合にも、印字のスタート位置を、一々設定する必要がな
い。
Description
字手段を介して書類等の見出しラベルに印字するラベル
印字装置に係り、特に配置や形状等が規格化されたラベ
ルが多数貼付られたラベルシートの種類に関わらず、当
該ラベルシート上の各ラベルに好適に印字するラベル印
字装置に関する。
同一の見出しラベルが貼付けられている場合が多い。ま
た、情報の多様化に伴い、情報の種類等に応じた見出し
ラベルを用いて好適なファイリングの要請が高まってお
り、しかも同一の情報を複数人、複数箇所で所有保管す
る場合もある。従来、この種のラベルは手書きで作成さ
れており、作成の頻雑さや見栄え等の問題があった。
りラベルの上下両位置に同一内容を、印字方向を適宜選
定可能にして効率良く印字する印字装置が提案されてい
る(実開平1−178948号公報)。
ルに納めるとともに、ラベルの枚数を1枚の用紙上で整
数枚設定すべく計算するラベル印字装置が提案されてい
る(特開昭61−175722号公報)。
えるように文字を全角、半角に変更すべく自動計算する
ラベルプリンタが提案されている(特開昭63−189
276号公報)。
トを入力可能にして種々のサイズのラベルに印字可能に
するラベルプリンタが提案されている(特開昭62−1
58072号公報)。
948号公報記載の考案によれば、1枚の見出しラベル
に対して好適に印字を行う処理については詳細に記載さ
れているが、配置された複数の見出しラベルの位置や寸
法検出乃至は各ラベルに如何に印字するかの制御に関し
ては何等記載されていない。
特開昭63−189276号公報及び特開昭62−15
8072号公報記載のものは、1枚のラベルに対して如
何に好適に印字を行うかに関するものであり、配置され
た多数のラベルに対する印字処理に関するものではな
い。
のラベルを使い切る場合は希であり、多くの場合は、ラ
ベルシート上に幾らかのラベルが残存することになる。
このように、前回の印字処理において途中まで印字を施
したラベルシートに対し、再び印字処理を実行するに
は、一々、印字開始位置を設定する入力操作をしなけれ
ばならず、この設定操作の煩わしさを解消できるラベル
印字装置が望まれていた。
ものであり、その目的は予めラベルの種別を識別して記
憶しておき、その内から選択指示されたものに対して、
自動的にラベル形状、位置情報が設定され、ラベルシー
ト上に貼付られた多数のラベルに好適な文字列を印字す
ることを可能にしたラベル印字装置を提供することにあ
る。
理において途中まで印字を施したラベルシートに再び印
字を施す際における、印字開始位置の煩わしい設定操作
を解消するラベル印字装置を提供することにある。
字装置は、所望の文字列を入力すると共に、入力された
文字列を、ラベルシート上に配列された各ラベル毎に印
字を施すラベル印字装置において、このラベル印字装置
は記憶手段と処理手段とを備えて構成する。この記憶手
段は、各種ラベルシートに対する各ラベルの配列位置を
示す位置情報と、各ラベルの寸法を示す寸法情報と、前
記各ラベルの配列位置に対応する位置コードとを記憶し
ており、さらに、印字すべきラベルシートの印字開始位
置となる位置コードを記憶する位置記憶部を備える。
の印字開始位置となる位置コードを、位置記憶部に記憶
させる第1の処理手段と、記憶手段に記憶された位置コ
ードによって指定された配列位置を印字開始位置とし
て、このラベルシートにおけるラベルの位置情報及び寸
法情報を基に、配列された各ラベルに対して順次、印字
処理を実行させる第2の処理手段と、この印字処理にお
いて最後に印字が施されたラベルの配列位置を基に、次
回の印字開始位置となるラベルの位置コードを特定する
第3の処理手段と、位置記憶部に記憶された位置コード
を更新して、この第3の処理手段によって特定された位
置コードを新たな印字開始位置として位置記憶部に記憶
させる第4の処理手段とを備えるものとして構成する。
ベルシートに印字処理を施す場合、予め定められた特定
の位置コードを自動的に前記位置記憶部に記憶させるも
のとして構成するか、或いは、使用者によって任意に入
力された位置コードを、前記位置記憶部に記憶させるも
のとして構成することもできる。
は、配列されたラベルの縦・横の寸法及びシート上の配
列位置がラベルシートの種類に応じて一定に定まった規
格化されたものを基本的に用いるものである。
位置コードは、各種ラベルシートの先頭に配列されたラ
ベルの位置が自動的に設定されるか、或いは、ユーザー
によってマニュアル設定されるものである。この記憶さ
れた位置コードによって指定される位置を印字の開始位
置とし、第2の処理手段では、配列された各ラベルに対
して順次印字処理が施される。第3の処理手段では、次
回の印字の開始位置を示す位置コードが特定され、第4
の処理手段では、既に位置記憶部に記憶された位置コー
ドが更新されて、この次回の印字の開始位置を示す位置
コードが、新たに位置記憶部に記憶されるものである。
て添付図面に基づいて説明する。
び内部機構を示す。ラベル印字装置(以下、装置とい
う)1は、ラベルシート4に規則正しく配列した多数の
ラベル4aの各々に対して印字を施す装置であり、上半
体2と下半体3とで構成し、その中間にはラベルシート
4の挿入口5を形成している。
なキー6を多数配列しており、その上方には所定文字
数、行数、或いは入力した文字列等を表示する液晶パネ
ルからなる液晶表示部7を配設している。なお、それ以
上の文字数、行数の入力が行われているときは、カーソ
ルキーにより画面が左右上下にスクロールするようにな
っている。配列した各キー6は、図4に示すようにアル
ファベット等のキャラクターキーをはじめ、「機能」、
「取消」、「変換」、「実行」、「印刷」等の各処理を
行うファンクションキー及び四方に矢印が表記されたカ
ーソルキーを配設している。また、各キーの内容は、そ
の頭部に表記している。
から続いて後方に延びる給送路11を形成しており、こ
の給送路11の上面には、挿入したラベルシート4を誘
導する誘導ローラ9を設けている。また、誘導ローラ9
の後方には、シート送りモーター16によって回転駆動
し挿入されたラベルシート4を給送する給紙ローラ8を
計3カ所に配設し、さらにその後方には印字を施す印字
部20を備えている。
方側、例えば左側にガイド用の側壁18を形成してお
り、ラベルシート4の左辺をこの側壁18に当接させな
がら挿入するものである。また、給紙ローラ8の給送路
下流側における側壁18には、図5に示すように、例え
ば上下面に発光素子19aと受光素子19bとで対構造
を成すフォトインターラプタ等のシートセンサ19を配
設しており、挿入、給送されたラベルシート4の左辺が
側壁18に正確に一致しているかどうかを検出するもの
である。
の挿入方向に対して直交する方向に配設した螺旋状軸1
2と螺合しており、キャリッジモーター14の回転が歯
車列15を介して螺旋状軸12に伝達され、この回転す
る螺旋状軸12に沿って印字部20が往復駆動する機構
となっている。印字部20の上部には、螺旋状軸12と
平行にラック13を架設している。このラック13の歯
部は印字部20と相対するように下部に形成しており、
印字部20内の歯車がラック13と噛合した状態となっ
ている。また、印字部20の下部からは、例えば一文字
分が印字可能なドットアレイからなるサーマルヘッド2
8が突出しており、サーマルヘッド28の下部の下半体
3には、ゴム性のプラテン17を配設している。なお、
この印字部20は、インクリボンのリボンカセット(図
示せず)を取り付けるためのカセットホルダーとしても
機能するものであり、インクリボンを巻き取るための巻
き取り軸25を備えている。
集後の文字列、コードナンバー、文字ラベル、又はそれ
ぞれの選択画面を表示するものである。なお、文字ラベ
ルとは、ラベル印字用として作成した文字列、或いは既
に作成されている文字列をいう。
を、図6に基づいて説明する。本装置1は、装置全体を
コントロールする中央演算処理装置(以下、CPUとい
う)30と、ROM,RAM等で構成する記憶部31と
を備える。
離駆動及び文字信号を出力するヘッド駆動部36、キャ
リッジモータ14の駆動を制御するキャリッジモータ駆
動部37、給紙ローラ8及び排紙ローラ23を同期駆動
するシート送りモータ11の駆動制御を行うシート送り
モータ駆動部38、及び液晶表示部7を駆動する表示駆
動部39がそれぞれ接続されている。
タやシート給送との同期を取るためのタイマを備え、キ
ー入力部6´からの入力情報及びシートセンサ19から
の検出信号を受けて、それぞれ所要の回路部に制御信号
を出力して、後述するように文字入力、編集処理の他、
ラベルシートの種類選択、表示制御、印字処理制御を統
括的に制御する。
の検出信号を監視しており、ラベルシート4の左辺前端
を検出した信号が入力されたかどうかによりラベルシー
ト4の挿入、給送が正確に行われているかどうかを判断
すると共に、検出信号発生時点からシート送りモータ1
6の回転パルス、あるいは時間管理により給送中のラベ
ルシートの位置を間接的に計測している。
作動を制御するプログラム,仮名・漢字変換用の辞書メ
モリ等のほか、各種のラベルシートに配列されたラベル
の配列位置及びそのラベルの縦・横の寸法などが登録さ
れたラベル情報や、ラベルシートの種類を特定するため
の識別コードとしてのコードナンバー、及び次に示すよ
うな文字サイズ表(表1)が記憶されている。
イズ〜3Lサイズまでのものを示している。この種のラ
ベル印字装置では、印字可能なラベルシートの種類は様
々であって数百にも及び、そこに印字したい文字サイズ
も多数要求される。そこで、文字サイズとして正方形の
もの以外に横長文字、縦長文字も指定可能にしている。
このように、サイズ区分の記号を用いて文字サイズを選
択可能にすることで、選択作業を容易にしている。
ラベル、ライン入りラベル、タックインデックスラベ
ル、ボックスラベル、カセットラベル等種々のものが有
り、しかもラベルシート上での貼付け位置も種々あり、
それぞれ規格化されたものである。なお、図6において
補助記憶部40として示した拡張カートリッジなどの外
部入出力装置を接続し、ラベルシートの種類が増加した
り、或いは規格化されていない所望のラベルシートに印
字を施したい場合には、新たに登録することも可能であ
る。
す。ラベルシート4上には同一寸法を有する多数のラベ
ル4aが一定間隔を隔ててx,y方向に貼付られてい
る。また、配列された各ラベル4aは、x方向に1,
2,……N、y方向に1,2,……Mとして、(x,
y)のように位置コードとしての座標番号が指定されて
いる。
(数字含む)の識別コードを入力することにより選択す
る。これによって選択作業を容易にしている。本実施例
におけるシートナンバーを記憶した表(不図示)は、ラ
ベル寸法で表わされており、これは、シートセンサ19
が検出するラベルシート4の左辺前端のコーナー位置を
基準にした寸法等で記憶されている。寸法の種類は、ラ
ベルシートの縦横寸法、ラベルの形状、ラベルの縦横寸
法、ラベルの縦横間隔及び1枚のシート上のラベル枚数
等から、ラベルシート上でのラベル位置を特定するに必
要なデータが採用されている。また、寸法は、通常、ミ
リメートル(mm)単位で指定されるが、本実施例では
この寸法をコード化するようにしてメモリ容量の軽減を
図っている。そして、CPU30は指定されたシートナ
ンバー(識別コード)に対応するラベル情報を基に印字
位置、すなわちラベル位置を計算するようにしている。
はカット寸法というものを含めている。このカット寸法
は、ラベルの周縁部分に印字しない余白の寸法を規定す
るものである。これは、第1に、本実施例はラベル位置
を実測して印字する方式を採用せず、ラベルシートの上
記コーナー位置を基準に全て位置制御する簡便方式を採
用しているため、給紙ローラ8等によるシートのわずか
な給送ずれに対しても確実にラベル内への印字を実現さ
せるためであり、第2に、ラベル寸法を実際のものに比
して多少小さ目に記憶させておけば同様の効果が得られ
るが、そうすると(画面上の)イメージ文字と実際の印
字文字の大きさが一致しなくなるという不具合を考慮し
たものである。
操作について説明する。
画面に対する基本手順を説明する。
2)、先ず、記憶部31内のRAMの初期化、印字部2
0の初期位置へのセット等、ハード構成の初期化と内蔵
蓄電池のバッテリチェックが行われる(#4)。
れ、「ラベル作成」と「住所録」の選択メニューが表示
される(#6)。カーソルキーを移動させて所望の項目
位置にセットして、「実行」キーを押下すると、次の作
業画面に切り換わる。CPU30は上記項目のいずれが
選択指定されたかを判断し(#8)、「ラベル作成」が
選択されれば、必要な初期化を実行させる(#12)。
この間、画面には、「しばらくお待ち下さい」等のメッ
セージが表示される。一方、「住所録」が選択されれ
ば、氏名、電話番号、住所等の登録、変更、検索の作業
画面に切り換わる(#10)。
終了すると、画面に、「新規作成」と「継続」の選択メ
ニューが表示される(#14)。CPU30は上記項目
のいずれが選択指定されたかを判断し(#16)、「継
続」が選択されれば、画面上に前回作業における内容を
表示する(#18)。ここでは、直前に文字ラベルが作
成されていたのであれば、シートナンバー等を表示し、
葉書であればその旨を表示する。そして、「実行」キー
を押下することにより(#20)、引き続き前回の作業
画面に切り換わり、文字入力の受付を可能にする(#2
2)。このように、前回の作業内容を記憶部31内のR
AMに保存しておくことにより、一旦中断した作業の再
開を容易に行えるようにしている。
6で「YES」)、新たな文字ラベルを作成すべく、ラ
ベルシートの指定画面に切り換わる(#24)。所望す
るシートナンバー(識別コード)が入力されると(#2
6で「YES」)、このシートナンバーが記憶部31の
ROM内の表に存在するかどうかが判断される(#2
8)。該当するシートナンバーが存在すれば、画面は文
字入力画面に切り換わり(#30)、存在しなければ、
例えば「このシートは登録されていません」等のメッセ
ージが3秒間表示され、元の指定画面(#24)に戻
る。
からない場合には、入力せずに「実行」キーを押下する
と(#26,#32共に「NO」,#34で「YE
S」)、ファイルの読み込み画面に切り換わる(#3
6)。そして、ここで、読み込みたい文字ラベルを選択
すれば、その文字ラベルが画面に表示されるとともにそ
のシートナンバーが併記表示される。
れると(#32でYES)、「文章の方向指定」の画面
に切り換わり、指定して、「実行」キーを押下すると、
通常の文字入力画面に切り換わる(#38)。なお、#
22,#30,#36及び#38の後の、文字入力方法
は通常のワードプロセッサーとほとんど同様であるので
説明は省略する。
字入力画面において所望の文字ラベルを作成する。この
装置1は、入力した文字列の字数や行数に応じて、自動
的に文字サイズが設定されるようになっている。この文
字サイズの自動設定は、文字入力画面で入力された文字
列に応じて自動的にラベル内に好適に印字可能なように
文字の大きさを設定するものであり、この文字サイズは
上記表1から選択される。
て、図9及び図10のフローチャートに基づいて説明す
る。
前述の初期設定で使用ラベルが特定されており(#10
2)、このラベル情報を基に当該ラベルにおける印字エ
リアが判別され、この印字エリアの縦方向と横方向の長
さが比較される(#104)。この比較により短い方の
長さが選択され、図11(a)に示すように横方向のサ
イズが短かければ、この横方向の長さlを1辺とする正
方領域Sが想定され(#106)、また、図11(b)
に示すように縦方向のサイズが短かければ、この縦方向
の長さlを1辺とする正方領域Sが想定される(#10
8)。そして、この正方領域Sに納まる最大の正方文字
の文字サイズが表1から選択され、この文字サイズが初
期値に設定される(#110)。
された後、文字(記号等を含む)の入力を待ち、入力さ
れた文字が一文字増減するか、或いは文字サイズが変更
された場合に、その都度、作成された文字列の横方向の
長さが算出される。複数行に文字列が作成された場合に
は各行毎に算出される(#202)。そして文字列の横
方向の長さと設定された印字エリアの横方向の長さとが
各行毎に比較され、作成した文字列が設定したラベルの
横寸法内に印字可能か否かが判断される(#204)。
印字エリアに比べ文字列の横方向の長さが大であれば、
設定した文字サイズよりも、1サイズ小さい文字サイズ
が表1から選択され、全行に亘るすべての文字サイズが
この新たな文字サイズに変更される(#206)。そし
てこの後、再度、#202、#204の処理が繰り返え
される。このようにして、各行の文字列の横方向の長さ
と印字エリアの横方向の長さとを基準にして、好適な文
字サイズが一応決定される。
さが全行に亘って加算されて総縦長が求められ(#20
8)、この総縦長と印字エリアの縦方向の長さが比較さ
れる。これによって、作成された文字列が設定したラベ
ルの縦寸法内に印字可能か否かが判断される(#21
0)。作成された文字列の総縦長の方が大であれば、決
定された文字サイズよりも1サイズ小さい文字サイズが
表1から選択され、全行に亘るすべての文字サイズがこ
の新たな文字サイズに変更される(#212)。この
後、再度、#208、#210の処理が繰り返えされ
る。このようにして、印字エリア内に印字可能な最大の
文字サイズが最終的に設定される。なお、上記した各計
算式は、予め記憶部31のROMに記憶されているが、
計算結果を記憶した変換テーブルを利用するようにして
もよい。
は、全ての行で同一の文字サイズが設定されるようにな
っており、各行毎に文字数が異なる場合に、各行毎に文
字サイズが異なって設定される不都合を解消している。
なお、文字サイズが、表1に示すSサイズから極めて小
さいSSサイズに切り換わる場合には、いきなり切り換
えるのではなく、SSサイズの横長文字に切り換わるよ
うにしている。
字が入力或いは削除された場合、入力済みの文字のサイ
ズが変更された場合、入力済みの文字の文字飾りが変更
された場合、改行又は行結合された場合など、入力文字
の状態又は入力行の状態が変化した場合には、常に行わ
れるものである。
あるいは必要に応じて特定の大きさにマニュアル設定す
ることもできる。この場合には、前述の#202では、
この設定した文字の横方向の長さと自動設定中の各文字
の横方向の長さとが加算されて文字列の長さが各行毎に
算出され、#208では、最も長い縦サイズの文字が各
行毎に抽出された後、全行に亘って加算される。
憶部31に記憶され、CPU30による制御の下、この
記憶されたデータと既に設定されたラベル情報に基づい
て、配列された各ラベル毎に順に印字処理が施される。
この印字処理に当たっては、配列されたラベルのうち、
一部が手書きなどによって既に使用されている場合も考
慮して、特定のラベルに印字を施さない、いわゆるスキ
ップ位置を指定することもできる。
説明する。
後、図12に示すフローチャートに従って、配列された
多数のラベルから印字を開始するラベルを指定する。な
お、図中のMは、y方向(横方向)に配列されたラベル
枚数を示し、Nはx方向(縦方向)に配列されたラベル
の枚数を示す(図7参照)。
類が特定されているため、このラベル情報に基づいて、
ラベルシートに配列された規定のラベル枚数が判断され
る。複数枚のラベルを有するラベルシートであると判断
された場合には(#302で「NO」、又は#302で
「YES」,#304で「NO」)、印字のスター位置
を設定する画面が表示され(#306)、この設定画面
において印字のスタート位置を入力する(#308)。
この入力操作は、図7で示したように、配列された各ラ
ベルには座標番号が付されているため、印字をスタート
するラベルの座標番号を入力して行う。ユーザーが入力
する際に用いる文字として、x方向は英字A,B,C…
…、y方向は数字1、2、3……が割り当てられてい
る。例えば、座標番号(1、2)の位置のラベルから印
字を開始する場合には「A−2」、座標番号(2、1)
の位置のラベルから印字を開始する場合には「B−1」
のように入力する。なお、未使用のラベルシートが設定
された場合には、印字開始位置を示す初期値として常に
「A−1」が設定されており、この座標番号が設定画面
に表示される。従って、この位置から印字を開始する場
合には、「実行」キーを押下して確定操作を行えば、こ
の位置が印字開始位置としてそのまま入力される。この
ように入力された座標番号はスタート位置(Xs,Y
s)1 として記憶される(#310)。
理を施さないラベルの位置、即ちキップ位置を設定する
画面が表示され(#312)、この設定画面においてス
キップ位置を入力する(#314)。この入力操作も、
前述した印字のスタート位置の入力操作と同様に、該当
するラベルの座標番号を入力して行う。一カ所のスキッ
プ位置を示す座標番号が入力された後、この座標番号が
記憶される(#316)。この他にもスキップ位置を指
定する箇所があれば(#318で「N0」)、全てのス
キップ位置を指定するまで、この#314〜#318の
処理を繰り返す。
一枚しか持たない種類のラベルシートであれば(#30
2で「YES」、#304で「YES」)、印字のスタ
ート位置やスキップ位置などの設定操作は必要ないた
め、直ちに設定操作は終了する。
スキップ位置が設定された後、図13に示す印刷処理を
実行するフローに移る。
スタート位置の座標番号(Xs,Ys)1 を(x,y)
とし(#402)、この座標番号(x,y)の位置がス
キップ指定されているか否かが判断される(#40
4)。スキップ指定されていなければ(#404で「N
O」)、印字すべき文字列を記憶した印字データが、こ
の(x,y)に対応する記憶領域に設定される。印字す
るラベル枚数として複数枚が設定されていれば(#40
8で「NO」)、#410において座標番号(x,y)
のyをy+1とし、スタート位置のラベルの右隣に配列
されたラベルに対象を移して、再び#404〜#412
の処理が繰り返される。このようにして、印字すべき印
字データが、各座標番号に対応する記憶領域に順次設定
されて行く。
横方向のラベル枚数Mをオーバーした場合には(#41
2で「NO」)、このラベルシートに配列された横一列
のラベルに印字データの設定が終了したものと判断され
る。この場合には、yを1(#414)、xをx+1
(#416)として、対象が次行の横一列のラベルに移
されると共に、この行の先頭となる左端のラベルの位置
が新たな印字のスタート位置(Xs,Ys)2 として記
憶される(#418)。また、#416でxをx+1と
した際に、縦方向のラベル枚数Nをオーバーした場合に
は(#420で「NO」)、このラベルシートに配列さ
れた全てのラベルに印字の設定が終了したものと判断さ
れる。この場合には、既にyに1が設定されており、#
422でxを1に設定することにより、印字のスタート
位置(Xs,Ys)2 は、新たなラベルシートの(1、
1)の位置に設定される。
印字を開始する座標番号が記憶された後、現在印字デー
タが設定された横一列のラベルに印字処理が施される
(#424)。本装置1では、このように横一列に配列
されたラベルを一単位として取扱い、順次、印字処理を
実行して行くものである。
指定された枚数が全て印刷された場合(#426で「Y
ES」)には印字処理は終了するが、指定された枚数に
満たない場合(#426で「NO」)には、#418に
おいて印字のスタート位置(Xs,Ys)2 が(1、
1)に設定されているか否か、即ち、このラベルシート
に配列された全てのラベルに印字処理を施したか否かが
判断さる。ラベルシート上に未印刷のラベルが存在する
場合には(#428で「NO」)、このフローにおいて
更新された新たな印字のスタート位置(Xs,Ys)2
に基づいて、前述した#402からの処理が繰り返し実
行される。また、#428でラベルシート上の全てのラ
ベルに印字が施されていると判断された場合には(#4
28で「YES」)、新たなラベルシートの挿入を促す
メッセージが液晶表示部7に表示されると共に、新たに
挿入されたラベルシートに対して継続して印字処理が施
される(#430)。
数分の全てのラベルに印字データが設定された場合には
(#408で「YES」)、#432において座標番号
(x,y)のyをy+1とし、このとき印字データが設
定されたラベルの右隣に位置するラベルの座標番号が、
次回の印字が開始されるスタート位置として記憶される
(#418)。この後、現在印字データが設定された箇
所までの、横一列のラベルに印字処理が実行される(#
424)。これによって指定された枚数が全て印刷され
たことになり(#426で「YES」)、印字処理は終
了する。
横方向のラベル枚数Mをオーバーした場合には(#43
4で「NO」)、このラベルシートに配列された横一列
のラベルに印字データの設定が終了しているものと判断
され、次回の印刷スタート位置として、次行の左端に位
置するラベルの座標番号が設定される(#436、#4
38)。また、#438でxをx+1とした際に、縦方
向のラベル枚数Nをオーバーした場合には(#440で
「NO」)、このラベルシートに配列された全てのラベ
ルに印字の設定が終了したものと判断される。この場合
には、印字のスタート位置(Xs,Ys)2 は、新たな
ラベルシートの(1、1)の位置に設定されるものであ
る(#442、#418)。
点で、次回の印字処理のスタート位置となる座標番号が
#418において記憶されているので、本装置1では、
この次回の印字開始位置を示す座標番号(Xs,Ys)
2 と、この使用途中のラベルシートのシートナンバーと
を対応させて記憶部31に記憶させている。
ルシートを用いて、この次に印字処理を行う際の初期の
設定処理について図14のフローチャートを基に説明す
る。
ハード構成の初期化などが行われた後、「ラベル作成」
を選択すると、画面には「新規作成」と「継続」の選択
メニューが表示される(#502)。
04で「NO」)、使用するラベルシートのシートナン
バーが表示される(#506)。ユーザーは画面に表示
されたシートナンバーを確認し、「実行」キーを押下す
ると(#508で「YES」)、文字入力画面としての
編集画面が表示される(#510)。このとき画面に
は、前回入力され、記憶された文字列が表示される。
ると(#504で「YES」)、使用するラベルシート
のシートナンバーを指定するための指定画面に切り換わ
る(#512)。シートナンバーが入力されると(#5
14)、指定されたラベルシートは未使用のものである
と判断され、印字のスタート位置として(1、1)の座
標番号が設定されるものである(#516)。
は、図8のフローチャートと一部重複しているので、そ
ちらの説明も参照されたい。
複数列に亘って配列されたラベルシートに対して、印字
のスタート位置などを設定する場合を例示したが、ラベ
ルの配列がx方向或いはy方向の一列にしか存在しない
ラベルシートに設定する場合には、液晶表示部7には、
「A− 」或いは「 −1」のように、y方向或いはx
方向の一方のみの指定を促す設定画面が表示される。
されていないラベルシートでも、この挿入口5から物理
的に挿入できるサイズであれば印字を施すことができ
る。したがって、ラベルシートの寸法等のラベル情報を
使用者自身が設定登録した自由サイズのラベルシート
(印字用紙)にも、ラベル情報さえ正確に登録すれば、
前述のフローチャートに従って文字サイズを自動的に設
定できると共に、印字のスタート位置或いはスキップ位
置などの設定や、次回の印字のスタート位置などを記憶
することも可能である。
ベル印字装置によれば、位置記憶部に記憶された位置コ
ードが示す配列位置を印字の開始位置として、配列され
た各ラベルに対して順次印字処理を実行させる第2の処
理手段と、次回の印字開始位置となる位置コードを特定
する第3の処理手段と、この位置コードを記憶手段に記
憶させる第4の処理手段とを備えるものとし構成した。
従って、この記憶手段には次回の印字の開始位置が記憶
されているため、途中まで使用したラベルシートに再び
印字を施す際にも、印字開始位置をユーザーが指定する
必要がなく、ユーザーが行わなければならない、煩わし
い設定操作を軽減することができる。
視図である。
る。
る。
る。
る。
平面図である。
ャートである。
値の設定を説明するフローチャートである。
ートである。
字サイズの初期値を設定する方法を示す説明図である。
ートである。
る。
場合の初期設定を示すフローチャートである。
ル、6´…キー入力部、7…液晶表示部、20…印字
部、30…CPU、31…記憶部。
Claims (3)
- 【請求項1】 所望の文字列を入力すると共に、入力さ
れた文字列を、ラベルシート上に配列された各ラベル毎
に印字を施すラベル印字装置において、 このラベル印字装置は記憶手段と処理手段とを備えてお
り、 前記記憶手段は、 各種ラベルシートに対する各ラベルの配列位置を示す位
置情報と、各ラベルの寸法を示す寸法情報と、前記各ラ
ベルの配列位置に対応する位置コードとを記憶してお
り、かつ、印字すべきラベルシートの印字開始位置とな
る位置コードを記憶する位置記憶部を備えるものであ
り、 前記処理手段は、 印字を施すラベルシートの印字開始位置となる位置コー
ドを、前記位置記憶部に記憶させる第1の処理手段と、 前記位置記憶部に記憶された位置コードによって指定さ
れる配列位置を印字開始位置として、当該ラベルシート
におけるラベルの位置情報及び寸法情報を基に、配列さ
れた各ラベルに対して順次、印字処理を実行させる第2
の処理手段と、 この印字処理において最後に印字が施されたラベルの配
列位置を基に、次回の印字開始位置となる位置コードを
特定する第3の処理手段と、 前記位置記憶部に記憶された位置コードを更新して、こ
の第3の処理手段によって特定された位置コードを新た
な印字開始位置として前記位置記憶部に記憶させる第4
の処理手段と、 を備えることを特徴とするラベル印字装置。 - 【請求項2】 前記第1の処理手段は、未使用のラベル
シートに印字処理を施す場合、予め定められた特定の位
置コードを自動的に前記位置記憶部に記憶させるもので
あることを特徴とする請求項1記載のラベル印字装置。 - 【請求項3】 前記第1の処理手段は、使用者によって
任意に入力された位置コードを、前記位置記憶部に記憶
させるものであることを特徴とする請求項1記載のラベ
ル印字装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15951892A JP3234281B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | ラベル印字装置 |
EP93103884A EP0574657B1 (en) | 1992-03-11 | 1993-03-10 | Label printing apparatus and wordprocessor |
EP97107230A EP0790565B1 (en) | 1992-03-11 | 1993-03-10 | Word processor |
US08/029,662 US5448685A (en) | 1992-03-11 | 1993-03-11 | Label printing apparatus and wordprocessor |
US08/479,458 US5559934A (en) | 1992-03-11 | 1995-06-07 | Label printing apparatus and wordprocessor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15951892A JP3234281B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | ラベル印字装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH061004A true JPH061004A (ja) | 1994-01-11 |
JP3234281B2 JP3234281B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=15695523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15951892A Expired - Lifetime JP3234281B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-06-18 | ラベル印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3234281B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP15951892A patent/JP3234281B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3234281B2 (ja) | 2001-12-04 |
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