JPH0598662A - 油圧シヨベル - Google Patents
油圧シヨベルInfo
- Publication number
- JPH0598662A JPH0598662A JP29040391A JP29040391A JPH0598662A JP H0598662 A JPH0598662 A JP H0598662A JP 29040391 A JP29040391 A JP 29040391A JP 29040391 A JP29040391 A JP 29040391A JP H0598662 A JPH0598662 A JP H0598662A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- arm
- bucket
- pin
- tip
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アームの先端部に単一の第二リンクを介し
て、全長の異なるアタッチメントを取付けて支障なく使
用できる油圧ショベルを提供する。 【構成】 一端部をアーム3の先端寄り中間部にピン1
1により連結した第二リンク16の他端部側に長手方向
に間隔をおいて二つの連結用ピン穴16a、16bを設
ける。アーム3の先端部にバケット4をピン8により取
付けた場合には、バケットシリンダ7のピストンロッド
7aと第一リンク10と第二リンク16とを、内側の連
結用ピン穴16aに挿入したピン13により互いに連結
する。アームの先端部に破砕機を取付けた場合には、ピ
ストンロッド7aと第一リンク10と第二リンク16と
を、外側の連結用ピン穴16bに挿入したピン13によ
り互いに連結する。
て、全長の異なるアタッチメントを取付けて支障なく使
用できる油圧ショベルを提供する。 【構成】 一端部をアーム3の先端寄り中間部にピン1
1により連結した第二リンク16の他端部側に長手方向
に間隔をおいて二つの連結用ピン穴16a、16bを設
ける。アーム3の先端部にバケット4をピン8により取
付けた場合には、バケットシリンダ7のピストンロッド
7aと第一リンク10と第二リンク16とを、内側の連
結用ピン穴16aに挿入したピン13により互いに連結
する。アームの先端部に破砕機を取付けた場合には、ピ
ストンロッド7aと第一リンク10と第二リンク16と
を、外側の連結用ピン穴16bに挿入したピン13によ
り互いに連結する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油圧ショベルの作業
機(フロントアタッチメント)に関する。
機(フロントアタッチメント)に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、油圧ショベルの一例を図3および
図4を参照して説明する。
図4を参照して説明する。
【0003】油圧ショベルの本体1の前部にはブームシ
リンダ5により起伏させるブーム2が取付けられ、ブー
ム2の先端部にはアームシリンダ6により上下に揺動さ
せるアーム3が連結され、アーム3の先端部にはバケッ
トシリンダ7により回動させるバケット4がピン8によ
り取付けられている。一端部をバケット4の連結部にピ
ン9により連結した第一リンク10の他端部と、バケッ
トシリンダ7のピストンロッド7aの先端部とは、一端
部をアーム3の先端寄り中間部にピン11により連結し
た第二リンク12の他端部にピン13により連結されて
いる。
リンダ5により起伏させるブーム2が取付けられ、ブー
ム2の先端部にはアームシリンダ6により上下に揺動さ
せるアーム3が連結され、アーム3の先端部にはバケッ
トシリンダ7により回動させるバケット4がピン8によ
り取付けられている。一端部をバケット4の連結部にピ
ン9により連結した第一リンク10の他端部と、バケッ
トシリンダ7のピストンロッド7aの先端部とは、一端
部をアーム3の先端寄り中間部にピン11により連結し
た第二リンク12の他端部にピン13により連結されて
いる。
【0004】図3は、バケットシリンダ7を最も長く伸
ばし、バケット4を接地させ、ブームシリンダ5を縮め
ることによって、本体1を持ち上げようとする動作を行
った状態を示す。この状態において、バケットシリンダ
7と第二リンク12と第一リンク10とを互いに連結し
ているピン13に作用する力は、図4に示すように、ア
ーム3の先端とバケット4の接地点との間の水平寸法A
とバケット4の接地点の反力Fのモーメントにより決定
され、寸法Aはアーム3の先端に装着されるアタッチメ
ントの全長Bにより変化する。すなわち、図5に示すよ
うに、バケット4の代りに全長の大きなアタッチメント
である破砕機14をアーム3に取付けた場合は、図4に
おける寸法Aが寸法Cのように大きくなり、ピン13に
作用する力は増大し、ピン13の強度低下を招く。
ばし、バケット4を接地させ、ブームシリンダ5を縮め
ることによって、本体1を持ち上げようとする動作を行
った状態を示す。この状態において、バケットシリンダ
7と第二リンク12と第一リンク10とを互いに連結し
ているピン13に作用する力は、図4に示すように、ア
ーム3の先端とバケット4の接地点との間の水平寸法A
とバケット4の接地点の反力Fのモーメントにより決定
され、寸法Aはアーム3の先端に装着されるアタッチメ
ントの全長Bにより変化する。すなわち、図5に示すよ
うに、バケット4の代りに全長の大きなアタッチメント
である破砕機14をアーム3に取付けた場合は、図4に
おける寸法Aが寸法Cのように大きくなり、ピン13に
作用する力は増大し、ピン13の強度低下を招く。
【0005】図6は図5における第二リンク12の長さ
Dよりも長い寸法Gの第二リンク15を用いて、図5に
おける寸法Cをそれより小さい寸法Eにし、ピン13に
作用する力を小さくした場合を示す。
Dよりも長い寸法Gの第二リンク15を用いて、図5に
おける寸法Cをそれより小さい寸法Eにし、ピン13に
作用する力を小さくした場合を示す。
【0006】図7は、前記した長さの大きい第二リンク
15を用いてバケット4をアーム3に取付けた場合を示
す。この場合には、長さの短い第二リンク12を用いた
図4の場合にくらべて、バケットシリンダ7を最も長く
伸ばした時のアーム3に対するバケット4の巻込み角度
Iが図4における巻込み角度Hより大きくなり、積込み
作業時に荷こぼれが生じる。それゆえ、バケット4を取
付ける場合には、長さの短い第二リンク12に交換する
必要がある。
15を用いてバケット4をアーム3に取付けた場合を示
す。この場合には、長さの短い第二リンク12を用いた
図4の場合にくらべて、バケットシリンダ7を最も長く
伸ばした時のアーム3に対するバケット4の巻込み角度
Iが図4における巻込み角度Hより大きくなり、積込み
作業時に荷こぼれが生じる。それゆえ、バケット4を取
付ける場合には、長さの短い第二リンク12に交換する
必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
はアームに取付けられるアタッチメントの種類によって
第二リンクも交換しなければならず、長さの異なる第二
リンクを用意する必要がある。
はアームに取付けられるアタッチメントの種類によって
第二リンクも交換しなければならず、長さの異なる第二
リンクを用意する必要がある。
【0008】この発明は、前記にかんがみてなされたも
ので、アームの先端部に単一の第二リンクを介して、全
長の異なるアタッチメントを取付けて支障なく使用でき
る油圧ショベルを提供することを目的とする。
ので、アームの先端部に単一の第二リンクを介して、全
長の異なるアタッチメントを取付けて支障なく使用でき
る油圧ショベルを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、アームの先
端部にバケットを回動できるようにピンにより取付け、
一端部をバケットの連結部にピンにより連結した第一リ
ンクの他端部と、バケットを回動させるバケットシリン
ダとを、一端部をアームの先端寄り中間部にピンにより
連結した第二リンクの他端部にピンにより連結する油圧
ショベルにおいて、第二リンクの他端部側に長手方向に
間隔をおいて複数の連結用ピン穴を設けたことを特徴と
する。
端部にバケットを回動できるようにピンにより取付け、
一端部をバケットの連結部にピンにより連結した第一リ
ンクの他端部と、バケットを回動させるバケットシリン
ダとを、一端部をアームの先端寄り中間部にピンにより
連結した第二リンクの他端部にピンにより連結する油圧
ショベルにおいて、第二リンクの他端部側に長手方向に
間隔をおいて複数の連結用ピン穴を設けたことを特徴と
する。
【0010】
【作用】アームに取付けるアタッチメントの種類に応じ
て第二リンクに設けた複数の連結用ピン穴を選択して、
油圧シリンダ、第一リンク、第二リンクを互いに連結す
る。
て第二リンクに設けた複数の連結用ピン穴を選択して、
油圧シリンダ、第一リンク、第二リンクを互いに連結す
る。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1および図2
により説明する。両図において、図3ないし図7と同じ
部材は同じ符号で示す。
により説明する。両図において、図3ないし図7と同じ
部材は同じ符号で示す。
【0012】バケットシリンダ7のピストンロッド7a
と第一リンク10とを連結する第二リンク16の端部側
には、長手方向に間隔をおいて二つの連結用ピン穴16
a、16bが設けられている。ピン11を挿入する第二
リンク16のピン穴16cとピン穴16aとの距離は
D、ピン穴16cとピン穴16bとの距離はGである。
と第一リンク10とを連結する第二リンク16の端部側
には、長手方向に間隔をおいて二つの連結用ピン穴16
a、16bが設けられている。ピン11を挿入する第二
リンク16のピン穴16cとピン穴16aとの距離は
D、ピン穴16cとピン穴16bとの距離はGである。
【0013】図1に示すようにアーム3にバケット4を
取付けた場合には、バケットシリンダ7のピストンロッ
ド7aと第一リンク10と第二リンク16とを、内側の
連結用ピン穴16aに挿入したピン13により互いに連
結する。すなわち、この場合は、さきに述べた図4と同
等のリンク機構となり、掘削、積込み作業に支障をきた
すことがない。
取付けた場合には、バケットシリンダ7のピストンロッ
ド7aと第一リンク10と第二リンク16とを、内側の
連結用ピン穴16aに挿入したピン13により互いに連
結する。すなわち、この場合は、さきに述べた図4と同
等のリンク機構となり、掘削、積込み作業に支障をきた
すことがない。
【0014】図2に示すようにアーム3に破砕機14を
取付けた場合には、バケットシリンダ7のピストロッド
7aと第一リンク10と第二リンク16とを、外側の連
結用ピン穴16bに挿入したピン13により互いに連結
する。すなわち、この場合は、さきに述べた図6と同等
のリンク機構となり、ピン13に作用する力を小さくす
ることができる。
取付けた場合には、バケットシリンダ7のピストロッド
7aと第一リンク10と第二リンク16とを、外側の連
結用ピン穴16bに挿入したピン13により互いに連結
する。すなわち、この場合は、さきに述べた図6と同等
のリンク機構となり、ピン13に作用する力を小さくす
ることができる。
【0015】このように、アタッチメントの交換に応じ
て第二リンク16の連結用ピン穴を選択することによ
り、それぞれのアタッチメントに最適なリンク機構を得
ることができる。
て第二リンク16の連結用ピン穴を選択することによ
り、それぞれのアタッチメントに最適なリンク機構を得
ることができる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、アームに種類の異な
るアタッチメントを取付けるごとに第二リンクを交換す
る必要がなくなり、第二リンクの連結用ピン穴を選択す
ることにより取付けるアタッチメントに最適なリンク機
構が得られる。すなわち、長大なアタッチメントを取付
けた場合、リンク機構を連結するピンの強度低下を防ぐ
ことができ、また、バケットを取付けた場合、アームと
バケットとのなす角度を小さくすることができ、積込み
作業における荷こぼれを防止できる。
るアタッチメントを取付けるごとに第二リンクを交換す
る必要がなくなり、第二リンクの連結用ピン穴を選択す
ることにより取付けるアタッチメントに最適なリンク機
構が得られる。すなわち、長大なアタッチメントを取付
けた場合、リンク機構を連結するピンの強度低下を防ぐ
ことができ、また、バケットを取付けた場合、アームと
バケットとのなす角度を小さくすることができ、積込み
作業における荷こぼれを防止できる。
【図1】アームにバケットを取付けた場合のこの発明の
一実施例を示す側面図、
一実施例を示す側面図、
【図2】アームに破砕機を取付けた場合のこの発明の一
実施例を示す側面図、
実施例を示す側面図、
【図3】従来の油圧ショベルの一例を示す側面図、
【図4】図3におけるバケットおよびその近傍部を示す
拡大側面図、
拡大側面図、
【図5】図3におけるアームに破砕機を取付けた状態を
示す側面図、
示す側面図、
【図6】図5における第二リンクを長い第二リンクに交
換した場合を示す側面図、
換した場合を示す側面図、
【図7】図6における破砕機を取りはずしてバケットを
取付けた場合を示す側面図である。
取付けた場合を示す側面図である。
3 アーム 4 バケット 7 バケットシリンダ 7a ピストンロッド 8 ピン 9 ピン 10 第一リンク 11 ピン 13 ピン 14 破砕機 16 第二リンク 16a 連結用ピン穴 16b 連結用ピン穴
Claims (1)
- 【請求項1】 アームの先端部にバケットを回動できる
ようにピンにより取付け、一端部をバケットの連結部に
ピンにより連結した第一リンクの他端部と、バケットを
回動させるバケットシリンダとを、一端部をアームの先
端寄り中間部にピンにより連結した第二リンクの他端部
にピンにより連結する油圧ショベルにおいて、第二リン
クの他端部側に長手方向に間隔をおいて複数の連結用ピ
ン穴を設けたことを特徴とする油圧ショベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29040391A JPH0598662A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 油圧シヨベル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29040391A JPH0598662A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 油圧シヨベル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0598662A true JPH0598662A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17755563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29040391A Pending JPH0598662A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 油圧シヨベル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0598662A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100963940B1 (ko) * | 2008-07-29 | 2010-06-17 | 대호 (주) | 좌우 이동 가능한 버킷 장치 |
JP2013170417A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Sanyo Kiki Co Ltd | 作業機のダンプリンク機構 |
JP2020041266A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-19 | 株式会社竹内製作所 | 作業装置 |
-
1991
- 1991-10-11 JP JP29040391A patent/JPH0598662A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100963940B1 (ko) * | 2008-07-29 | 2010-06-17 | 대호 (주) | 좌우 이동 가능한 버킷 장치 |
JP2013170417A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Sanyo Kiki Co Ltd | 作業機のダンプリンク機構 |
JP2020041266A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-19 | 株式会社竹内製作所 | 作業装置 |
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