JPH059715U - パンチプレスにおける金型情報読取り装置 - Google Patents

パンチプレスにおける金型情報読取り装置

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JPH059715U
JPH059715U JP5606891U JP5606891U JPH059715U JP H059715 U JPH059715 U JP H059715U JP 5606891 U JP5606891 U JP 5606891U JP 5606891 U JP5606891 U JP 5606891U JP H059715 U JPH059715 U JP H059715U
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JP
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die
mold
press
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Application number
JP5606891U
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English (en)
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宜孝 有馬
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動金型交換装置によって、プレス金型装着
位置にてパンチプレスに装着されているプレス金型ユニ
ットを一方の金型ストックマガジンに送り出し、同時に
他方の金型ストックマガジンからプレス金型装着位置に
送り込むという金型交換動作中に、金型装着位置にセッ
ト直前の金型ユニットのバーコードを読取り、全金型情
報を記憶させ管理させることを目的とする。 【構成】 プレス金型に設けられたバーコードと、プレ
ス金型装着位置に設けられ自動金型交換装置の動作中に
バーコードのデータを読取るバーコード読取り手段とか
ら構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、タレットパンチプレス等のパンチプレスにおいて、自動金型交換装 置のプレス金型の金型情報をバーコードを用いて読取るパンチプレスにおける金 型情報読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パンチプレスに使用される金型を管理していく上で、次のような情報が 必要である。
【0003】 (1) 金型サイズ(例えば1/2インチ、1・1/4ンチ等) (2) 金型形状(例えば径10mm,20mm, 30mm ,30×40mm等) (3) キーの角度(例えば0度,45度等) (4) ダイとの間隙 (5) ヒット数(パンチ、ダイの研磨時期を探るため) しかしながら、これらの情報は人手によりコンピュータに入力したり、管理台 帳等に記入して管理していた。また、バーコードを用いた管理方法または金型を プレスに装着する前に予めバーコードリーダで情報を読取りシステムに送られて いた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、金型を管理するために必要なこれらの金型情報は、人手による入力 管理であったり、人手によるバーコードの読取りであったり、加工前の段取り時 にバーコード読取りを行うという方法であるから、非常に面倒な読取り作業であ った。
【0005】 本考案の目的は、上記問題点を改善するために、交換金型が金型装着位置に装 着されると同時に必要な金型情報が生産性に影響することなく、読取られ記憶さ れ管理されるパンチプレスにおける金型情報読取り装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、プレス金型装着位置の両側にそれぞれ 設けられ交換用プレス金型を保持する金型ストックマガジンと、前記プレス金型 装着位置の両側に互いに対向して設けられそれぞれ前記プレス金型装着位置とス トックマガジンとの間に前記プレス金型を移動させる往復動式金型移動手段とを 有するプレス機械の自動金型交換装置であって、前記プレス金型に設けられたバ ーコードと、前記プレス金型装着位置に設けられ前記自動金型交換装置の動作中 に前記バーコードのデータを読取るバーコード読取り手段とを備えることを特徴 とするパンチプレスにおける金型情報読取り装置である。
【0007】
【作用】
本考案のパンチプレスにおける金型情報読取り装置を採用することにより、プ レス金型にバーコードを設け、自動金型交換装置の動作中に前記バーコードのデ ータを読取るバーコード読取り手段をプレス金型の装着位置に設けることによっ て、交換金型が金型装着位置に装着されると同時に必要な金型情報が生産性に影 響することなく、読取られ記憶され管理される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて、詳細に説明する。
【0009】 図7は本考案における自動金型交換装置が装着されたパンチプレスの概略構成 図、図8は図1の平面図、図9は同じく側面図を示す。パンチプレスの本体フレ ーム1には、クランクによって駆動されパンチ金型を打圧するストライカ3が設 けられ、このストライカ3の部分がパンチプレスのプレス金型装着位置である。
【0010】 また、本体フレーム1には固定センタテーブル5と、キャレッジベース7によ って互いに連結されてY軸方向に移動可能な左右のサイドテーブル9とが装着さ れている。キヤレッジベース7にはX軸方向に移動可能なキヤレッジ11が設け られ、キヤレッジ11にはワーククランプ手段13が設けられる。
【0011】 パンチプレスのプレス金型装着位置は、図8,図9において符号Pにより示さ れこの両側にそれぞれ金型ストックマガジン15,17が配置されている。この ストックマガジン15,17にはそれぞれプレス金型ユニット19が搭載されて いる。また、金型ストックマガジン15,17には、往復動式の金型交換手段2 1,23がプレス金型装着位置Pの両側に互いに対向して配置されている。
【0012】 次に、図1ないし図3は自動金型交換装置およびこれに関係するパンチプレス の概略構成図を示す。図1ないし図3において、プレス金型ユニット19は、パ ンチ金型25を保持するパンチホルダ27と、ダイ金型29を保持するダイホル ダ31との組合せにより構成される。パンチホルダ27とダイホルダ31は、こ れらの保持するパンチ金型25、ダイ金型29の寸法に拘らず、複数個のプレス 金型ユニット19の間にて同一外径寸法を有し、互いに交換可能にプレス金型装 着位置Pに装着されるものである。
【0013】 プレス金型装着位置Pには、本体フレーム1と一体のスワンネックフレーム3 3によってパンチホルダガイド部材35と、ダイホルダガイド部材37とが互い に対向して固定配置されている。バンチホルダガイド部材35は、パンチホルダ 27をT字形溝部35aにて、図4,図5の左右方向、すなわち両側のプレス金 型ストックマガジン15,17の間の方向に移動可能に支持している。
【0014】 パンチガイド部材35におけるパンチホルダ27の取付位置は、流体圧シリン ダ装置39により駆動されるショツトピン41がパンチホルダ27に設けられた ショットピン係合凹部43に嵌合することによって固定され、ダイホルダガイド 部材37におけるダイホルダ31の取付位置は、流体圧シリンダ装置45により 駆動されるショツトピン47がダイホルダ31に設けられたショットピン係合凹 部49に嵌合することによって固定される。それ故に、ショットピン41によっ て位置決めされたパンチホルダ27のパンチ金型25は、ストライカ3の直下に 位置して打圧される。
【0015】 金型ストックマガジン15,17は、金型装着位置Pの両側に互いに平行に延 在する水平テーブル51,53(図7ないし図9)を有し、水平テーブル51, 53の上部にベルトコンベア55,57が設けられる。ベルトコンベア55,5 7は、水平テーブル51,53の延在方向に往復動可能で、この上部スパン上に 交換用のプレス金型ユニット19が搭載されている。
【0016】 図1に示すように金型交換手段21,23は、水平テーブル51,53にそれ ぞれ設けられ、プレス金型装着位置Pの両側に同一軸線上にて互いに対向してい る。また、金型交換手段21,23は、流体圧シリンダ装置59,63のピスト ンロッド61,65に取付けられた金型クランプ67,69を有する。
【0017】 金型クランプ67は、流体圧シリンダ装置59によって、金型ストックマガジ ン15と、プレス金型装着位置Pとの間を往復動する。これに対して、金型クラ ンプ69は、金型ストックマガジン17と、プレス金型装着位置Pとの間を往復 動する。
【0018】 また、金型クランプ67,69は、それぞれ一対のクランプアーム67a,6 7bおよび69a,69bよりなる挟持式で、これに応じて金型ユニット19の 両側にクランプ用突出片部19a,19bを有する。
【0019】 パンチホルダガイド部材35およびダイホルダガイド部材37の間には、それ ぞれ金型ストックマガジン15,17との間に、プレス金型ユニット19の受渡 しを案内するためのガイドプレート71,73,75,77が設けられている。
【0020】 次に、本考案の金型情報読取り装置は、それぞれ金型ユニット19に設けられ たバーコード79と、プレス金型装着位置Pに配置されたパンチホルダガイド部 材35に設けられた2組のバーコード読取り手段、本実施例では内側に配置され たバーコードリーダ81、83と、このバーコードリーダ81,83の外側に配 置されバーコードリーダ81,83のスイッチオン用近接スイッチ85,87と からなる。
【0021】 図4に示すようにバーコード79は金型ユニット19の一側面に設けられる。 このバーコード79は、金型ユニット19の例えば矢印方向Sの移動によってバ ーコードリーダ81に読取られるものである。図5,図6に示すように矢印方向 Sからプレス金型装着位置Pに移送される金型ユニット19により、近接スイッ チ85がオンしてデータ(バーコード)読取り開始の指令を発信する。この指令 によりバーコードリーダ81は読取りを開始する。金型ユニット19がプレス金 型装着位置Pに到達すれば、近接スイッチ85がオフとなりバーコードリーダ8 1の読取り動作が終了する。同様に、反対方向Tから移送される他の金型ユニッ ト19の場合には近接スイッチ87がオンしてバーコード読取り開始の指令を発 信する。この指令によりバーコードリーダ83が読取りを開始する。金型ユニッ ト19がプレス金型装着位置Pに到達すれば、近接スイッチ87がオフとなりバ ーコードリーダ83の読取り動作が終了する。
【0022】 上述のように自動金型交換装置によって、プレス金型装着位置Pにてパンチプ レスに装着されているプレス金型ユニット19を一方の金型ストックマガジン1 5に送り出し、同時に他方の金型ストックマガジン17からプレス金型装着位置 Pに送り込むという金型交換動作中に、金型装着位置Pにセット直前の金型ユニ ット19のバーコード79を読取り、NC装置に全金型情報を記憶させ管理させ るものである。従って、パンチプレスの加工中の自動金型交換装置の瞬間的一方 向動作と同時に、バーコード79が読取られ管理され、この読取り時間が何らの 生産性に影響を与えない。
【0023】 この際、図10に示すように金型ユニット19は基本的に3トラックの時には 、(A)金型サイズ1/2インチでは3個の金型情報を、(B)1・1/4イン チでは2個の金型情報を、(C)2,3・1/2,4・1/2インチおよび自動 インデックスでは1個の金型情報をバーコード79で記録するものである。同様 に、9トラックの時には、金型サイズ1/2インチでは9個の金型情報を、1・ 1/4インチでは4個の金型情報を、2,3・1/2,4・1/2インチおよび 自動インデックスでは1個の金型情報となる。
【0024】 なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、適宜の設計的変更を 行うことにより、他の態様においても実施し得るものである。
【0025】
【考案の効果】
上記説明ですでに明らかなように、本考案のパンチプレスにおける金型情報読 取り装置は、プレス金型にバーコードを設け、自動金型交換装置の動作中に前記 バーコードのデータを読取るバーコード読取り手段をプレス金型の装着位置に設 けることによって、従来技術の問題点が有効に解決され、交換金型が金型装着位 置に装着されると同時に必要な金型情報が生産性に影響することなく、読取られ 記憶され管理される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における自動金型交換装置および金型情
報読取り装置の平面断面図である。
【図2】図1の線V−Vの断面図である。
【図3】図1の線VI−VIの断面図である。
【図4】金型情報読取り装置の概略構成説明図である。
【図5】金型情報読取り装置の動作説明図である。
【図6】同じく金型情報読取り装置の動作説明図であ
る。
【図7】本考案における自動金型交換装置が装着された
パンチプレスの概略構成図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】図7の側面図である。
【図10】金型ユニットの基本的な3トラック説明図で
ある。
【符号の説明】
1 本体フレーム 3 ストライカ 15,17 金型ストックマガジン 19 金型ユニット 21,23 金型交換手段 35 パンチホルダガイド部材 37 ダイホルダガイド部材 79 バーコード 81,83 バーコードリーダ 85,87 バーコードリーダ用近接スイッチ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 プレス金型装着位置の両側にそれぞれ設
    けられ交換用プレス金型を保持する金型ストックマガジ
    ンと、前記プレス金型装着位置の両側に互いに対向して
    設けられそれぞれ前記プレス金型装着位置とストックマ
    ガジンとの間に前記プレス金型を移動させる往復動式金
    型移動手段とを有するプレス機械の自動金型交換装置で
    あって、前記プレス金型に設けられたバーコードと、前
    記プレス金型装着位置に設けられ前記自動金型交換装置
    の動作中に前記バーコードのデータを読取るバーコード
    読取り手段とを備えることを特徴とするパンチプレスに
    おける金型情報読取り装置。
JP5606891U 1991-07-18 1991-07-18 パンチプレスにおける金型情報読取り装置 Pending JPH059715U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4961192U (ja) * 1972-09-04 1974-05-29
JP2016210007A (ja) * 2015-04-29 2016-12-15 Towa株式会社 物品の製造装置及び製造方法
JP2017208328A (ja) * 2016-04-27 2017-11-24 コマツクス・ホールデイング・アー・ゲー 圧着工具交換装置、および圧着プレス機において処理位置に配置された第1の圧着工具を別の第2の圧着工具に交換するための方法

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