JPH0596052U - フロータノズルのサイドフェンス付シャッタ - Google Patents

フロータノズルのサイドフェンス付シャッタ

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JPH0596052U
JPH0596052U JP3588692U JP3588692U JPH0596052U JP H0596052 U JPH0596052 U JP H0596052U JP 3588692 U JP3588692 U JP 3588692U JP 3588692 U JP3588692 U JP 3588692U JP H0596052 U JPH0596052 U JP H0596052U
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JP
Japan
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strip
side fence
shutter
floater
nozzle
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JP3588692U
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眞司 藤野
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Chugai Ro Co Ltd
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Chugai Ro Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 金属ストリップ連続熱処理用フロータ1にお
いて、搬送ストリップSの両側に該ストリップSに向か
って進退自在に配置し、ストリップSの下面にエアを吹
き付けるフロータノズル2のエア噴出幅を調節するシャ
ッタ4に、ストリップ搬送方向と平行な軸6によって回
動自在にサイドフェンス5を保持した。 【効果】 ストリップSの横揺れにより隙間Gが狭くな
ると、ストリップ浮揚圧力が増加によってサイドフェン
ス5が外側に揺動する。これにより、隙間Gが拡大し、
浮揚圧力の増加が軽減される。そのため、ストリップS
の横揺れは少ない段階で解消される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、金属ストリップの連続熱処理用フロータにおいて、搬送ストリップ の両側に位置し、フロータノズルのエア噴出幅を調節するサイドフェンス付シャ ッタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、フロータとして、図7に示すように、連続搬送されるストリップSの下 面にエアを吹き付けてこれを浮揚するフロータノズル11と、ストリップSを挟 み、このストリップSに向かってフロータノズル11上を進退するサイドフェン ス14付シャッタ13とを備えたものが知られている。 上記フロータ10では、フロータノズル11のエア噴出孔12よりストリップ Sの下面にエアが吹き付けられ、ストリップSが浮揚状態に保たれる。また、シ ャッタ13はストリップSの幅に応じてエア噴出孔12を塞ぎ、フロータノズル 11のエア噴出幅を調節するとともに、サイドフェンス14がストリップS端部 の隙間G,G’より吐出するエアをブロックしてストリップSの浮揚効果を高め る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ストリップSにC反り、逆反り、耳延び、中延び等の変形があ ると、ノズルフェイス(ストリップ浮揚支持面)におけるストリップ支持圧力が 左右で不均衡を生じ、実線と一点鎖線で示すように、ストリップSの横揺れが発 生する。 また、横揺れにより隙間G,G’に違いを生じると、これによって圧力不均衡 が更に増加し、横揺れが助長されて、ストリップSがサイドフェンス14に衝突 して損傷するという問題点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】 そこで、本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、金属ストリッ プ連続熱処理用フロータにおいて、搬送ストリップの両側に該ストリップに向か って進退自在に配置し、上記ストリップの下面にエアを吹き付けるフロータノズ ルのエア噴出幅を調節するシャッタに、ストリップ搬送方向と平行な軸によって 回動自在にサイドフェンスを保持したものである。
【0005】
【作用】
上記サイドフェンス付シャッタによれば、ストリップに横揺れが発生した場合 、ストリップとの間隔が狭くなったサイドフェンスは、圧力増加を緩和すべくス トリップと反対方向に揺動し、ストリップの横揺れ力を減少させる。
【0006】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本考案の実施例について説明する。図1〜3はフロ ータ1の一部を示し、フロータノズル2にはストリップSの搬送方向(矢印X方 向)と直交する方向(矢印Y方向)にエア噴出孔3,3’が形成され、図示しな い送風装置からフロータノズル2に供給されるエアが、エア噴出孔3,3’を介 してストリップSの下面に吹き付けられるようになっている。ストリップSの両 側には、エア噴出孔3,3’に沿ってこれを塞ぎながら移動する2組のシャッタ 4,4’が対向して設けてある。また、前後(図1において上下)のシャッタ4 ,4’の先端部には、矢印Y方向に配設されたサイドフェンス5が軸6,6によ って揺動自在に保持されている。さらに、サイドフェンス5はストッパ51によ りストリップ側には揺動しない機構となっている。
【0007】 上記フロータ1では、図示しない駆動装置によってシャッタ4,4’が矢印Y 方向に進退し、サイドフェンス5がストリップSの両端部と所定の隙間Gを隔て て対向する位置に設定されるとともに、シャッタ4,4’によりエア噴出孔3, 3’の幅が調整される。
【0008】 上記フロータノズル2には図示しない送風装置からエアが供給される。この供 給されたエアはエア噴出孔3,3’より噴出され、ストリップS下面に吹き付け られ、ストリップSが浮揚状態に保たれる。また、ストリップSに吹き付けられ たエアは、ストリップSの下面を側方に移動し、サイドフェンス5,5にブロッ クされた後、隙間G,Gから吐出される。
【0009】 上記ストリップSにC反り等の変形があると、ストリップSの浮揚力が左右で 違いを生じ、ストリップSに横揺れが発生する。これにより、左右の隙間G,G の幅が変化する。すなわち、図2に示すように、いずれか一方の隙間G(G’) が狭くなり、残る他方の隙間G(G’’)が広くなる。また、隙間Gが狭くなり 、ストリップ浮揚圧力が増加傾向を示すと、その圧力増加量に応じてサイドフェ ンス5が外側に揺動し、狭くなった隙間G(G’)を拡大する。その結果、浮揚 圧力の増加が軽減されて、ストリップSの横揺れ力が減少する。したがって、ス トリップSの横揺れは拡大することなく、少ない段階で解消される。
【0010】 図4、5はシャッタ及びサイドフェンスの第2実施例を示し、サイドフェンス 5aを保持する前後のシャッタ4a,4a’は門型の連結部44aで連結され、 これらシャッタ4a,4a’および連結部44aに水冷パイプ7aが内蔵されて いる。また、上記連結部44aには、底面にJ状のフック8aが取り付けてあり 、このフック8aに耐熱鋼またはセラミックスを複合した部材からなるサイドフ ェンス5aが軸6aを介して揺動自在に係止されている。 本実施例では、シャッタ4a,4a’および連結部44aは、水冷パイプ7a に供給される冷却水によって冷却される。また、上記実施例と同様に、ストリッ プSの横揺れに応じてサイドフェンス5aが動作し、ストリップSの横揺れが解 消される。
【0011】 図6はシャッタおよびサイドフェンスの第3実施例を示し、シャッタ4bの先 端部上面に軸受溝部9b,9bが形成され、ここにサイドフェンス5b,5bの 軸6b,6bが係止されている。 したがって、サイドフェンス5b,5bは容易に取り外すことができ、保守点 検が簡単である。また、本実施例では、サイドフェンス5b,5bは二重に設け てあるので、ストリップS浮揚圧力に応じてサイドフェンス5b,5bの下から 逃げるエア量を細かく調整できる。
【0012】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案にかかるフロータノズルのサイドフェン ス付シャッタでは、サイドフェンスがストリップと平行な軸によって回動自在に 保持されているので、ストリップの横揺れにより隙間の狭くなった方のサイドフ ェンスは、ストリップ浮揚圧力の増加によって外側に揺動し、ストリップとの隙 間を拡大して浮揚圧力を軽減する。 そのため、ストリップの横揺れが低減され、横揺れは少ない段階で解消される 。したがって、ストリップがサイドフェンスに衝突して損傷することがなく、疵 の無い良品質の製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フロータノズルおよびサイドフェンス付シャ
ッタの平面図である。
【図2】 フロータノズルおよびサイドフェンス付シャ
ッタの側面図である。
【図3】 図2のIII−III線断面図である。
【図4】 第2実施例にかかるサイドフェンス付シャッ
タの正面図である。
【図5】 図4のV−V線断面図である。
【図6】 第3実施例にかかるサイドフェンス付シャッ
タの部分斜視図である。
【図7】 従来のサイドフェンス付シャッタの側面図で
ある。
【符号の説明】
1…フロータ、2…フロータノズル、3…エア噴出孔、
4…シャッタ、5…サイドフェンス、6…軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属ストリップ連続熱処理用フロータに
    おいて、搬送ストリップの両側に該ストリップに向かっ
    て進退自在に配置し、上記ストリップの下面にエアを吹
    き付けるフロータノズルのエア噴出幅を調節するシャッ
    タに、ストリップ搬送方向と平行な軸によって回動自在
    にサイドフェンスを保持したことを特徴とするフロータ
    ノズルのサイドフェンス付シャッタ。
JP3588692U 1992-05-28 1992-05-28 フロータノズルのサイドフェンス付シャッタ Expired - Lifetime JPH0718751Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3588692U JPH0718751Y2 (ja) 1992-05-28 1992-05-28 フロータノズルのサイドフェンス付シャッタ

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JP3588692U JPH0718751Y2 (ja) 1992-05-28 1992-05-28 フロータノズルのサイドフェンス付シャッタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0596052U true JPH0596052U (ja) 1993-12-27
JPH0718751Y2 JPH0718751Y2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=12454506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3588692U Expired - Lifetime JPH0718751Y2 (ja) 1992-05-28 1992-05-28 フロータノズルのサイドフェンス付シャッタ

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JP (1) JPH0718751Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018061382A1 (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 中外炉工業株式会社 帯状ワーク処理設備のシャッター機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018061382A1 (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 中外炉工業株式会社 帯状ワーク処理設備のシャッター機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0718751Y2 (ja) 1995-05-01

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