JPH0594060U - 油圧配管の通路を設けたトラックフレーム構造 - Google Patents
油圧配管の通路を設けたトラックフレーム構造Info
- Publication number
- JPH0594060U JPH0594060U JP4330692U JP4330692U JPH0594060U JP H0594060 U JPH0594060 U JP H0594060U JP 4330692 U JP4330692 U JP 4330692U JP 4330692 U JP4330692 U JP 4330692U JP H0594060 U JPH0594060 U JP H0594060U
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- JP
- Japan
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- pipe
- frame
- track frame
- vehicle body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 強度を低下させることなく、しかも配管が容
易に行えるようにした油圧配管の通路を設けたトラック
フレ−ム構造を目的としたもの。 【構成】 車体1側から作業機フレ−ム2に至る油圧配
管において、車体1側のハルフレ−ム3に、ピボット軸
4から離れて配管貫通用穴5を穿設し、この穴5を通し
てトラックフレ−ム7内面に沿うように設置した車体1
側の配管6を、ハルフレ−ム3とトラックフレ−ム7の
間でカバ−部材8によりカバ−すると共に、トラックフ
レ−ム7を構成する内外側の部材7a,7b間をパイプ
材9により一体に連結して、このパイプ材9の穴9aに
配管6を延設して、トラニオン10から作業機フレ−ム
2に至る配管11と連結したもの。 【効果】 トラックフレ−ムの強度を低下させることな
く油圧配管の通路が得られることになり、従来の強度低
下およびコスト高となる欠点は解消される。
易に行えるようにした油圧配管の通路を設けたトラック
フレ−ム構造を目的としたもの。 【構成】 車体1側から作業機フレ−ム2に至る油圧配
管において、車体1側のハルフレ−ム3に、ピボット軸
4から離れて配管貫通用穴5を穿設し、この穴5を通し
てトラックフレ−ム7内面に沿うように設置した車体1
側の配管6を、ハルフレ−ム3とトラックフレ−ム7の
間でカバ−部材8によりカバ−すると共に、トラックフ
レ−ム7を構成する内外側の部材7a,7b間をパイプ
材9により一体に連結して、このパイプ材9の穴9aに
配管6を延設して、トラニオン10から作業機フレ−ム
2に至る配管11と連結したもの。 【効果】 トラックフレ−ムの強度を低下させることな
く油圧配管の通路が得られることになり、従来の強度低
下およびコスト高となる欠点は解消される。
Description
【0001】
本考案はブルド−ザ等の車体側から作業機に至る油圧配管に係り、特に油圧配 管の通路を設けたトラックフレ−ム構造に関する。
【0002】
従来からブルド−ザのように車体の前部に土工機等の作業機を有する車両にお いては、作業機を動かすための油圧シリンダが用いられている。この場合、油圧 シリンダには、車体側に設けた駆動源で発生した油圧を車体からゴムホ−スや配 管を介してトラックフレ−ム等を経由させて供給しなければならない。
【0003】 この具体的な構造としては、図5に車両の右側の上面を、図6に図5の側面を 示すように、車体21側のゴムホ−ス22を車体21のハルフレ−ム23からト ラックフレ−ム24に至る部分には、車体21とトラックフレ−ム24の間をピ ボットシャフト25により連結し、その中心に穴26を明けて通し、さらにトラ ックフレ−ム24に配管連結用の穴27を明けて、トラックフレ−ム24内に入 れ、作業機のトラニオン28の穴29を通って作業機フレ−ム30側のゴムホ− ス31と接続するようになっていた。図中、32は履帯、33は作動油タンク、 34は操作弁である。
【0004】
ところがピボットシャフト25に穴26を明けるのは長さが長い点もあって加 工が面倒であることからコスト高になる欠点があり、また、トラックフレ−ム2 4にゴムホ−ス21の先端同士を連結するための穴27を明けると強度が低下し 、低下を防ぐために補強すると、コスト高になる欠点があり、何れも問題であっ た。
【0005】 本考案はこれに鑑み、強度を低下させることなく、しかも配管が容易に行える ようにした油圧配管の通路を設けたトラックフレ−ム構造を提供して従来技術の 持つ欠点の解消を図ることを目的としてなされたものである。
【0006】
上記従来技術の問題点を解決する手段として本考案は、車体側から作業機フレ −ムに至る油圧配管において、車体側のハルフレ−ムに、ピボット軸から離れて 配管貫通用穴を穿設し、この穴を通してトラックフレ−ム内面に沿うように設置 した車体側の配管を、ハルフレ−ムとトラックフレ−ムの間でカバ−部材により カバ−すると共に、該トラックフレ−ムを構成する内外側の部材間をパイプ材に より一体に連結して、このパイプ材の穴に前記配管を延設して、トラニオンから 作業機フレ−ムに至る配管と連結したことを特徴とする。
【0007】
上記構成によれば、トラックフレ−ムには油圧配管用の通路として強度を損な うような穴を設けてないから、油圧配管による強度の低下は生じない。
【0008】
図1は本考案にかかる油圧配管の通路を設けた右側トラックフレ−ム構造の一 実施例を示す平面図、図2は図1の側面図、図3は図1の背面図、図4は図2の 配管を取り外した状態を示す側面図である。
【0009】 以下、本考案を図1乃至図4に示す一実施例を参照して説明する。本考案は車 体1側から作業機フレ−ム2に至る油圧配管において、車体1側のハルフレ−ム 3に、ピボット軸4から離れて配管貫通用穴5を穿設し、この穴5を通してトラ ックフレ−ム7内面に沿うように設置した車体1側の配管6を、ハルフレ−ム3 とトラックフレ−ム7の間でカバ−部材8によりカバ−すると共に、該トラック フレ−ム7を構成する内外側の部材7a,7b間をパイプ材9により一体に連結 して、このパイプ材9の穴9aに前記配管6を延設して、トラニオン10から作 業機フレ−ム2に至る配管11と連結したもので構成されている。
【0010】 車体1側のハルフレ−ム3の両外側にはトラックフレ−ム7があり、トラック フレ−ム7の外側にはトラニオン10が固着され、このトラニオン10に作業機 フレ−ム2が回動可能に取付けられている。そして両側の作業機フレ−ム2の先 端には図示しないブレ−ドが取付けられている。ハルフレ−ム3にはピボット軸 4に干渉しない近接した位置に外側に開口した配管貫通用穴5が設けられている 。 この穴5の周りのハルフレ−ム2には取付け座を有し、トラックフレ−ム7との 間に跨って、かつトラックフレ−ム7に接した所望の高さを有するカバ−部材8 がボルト締めされている。また、前記トラックフレ−ム7を構成する内外側の部 材7a,7bの間には、トラニオン10に設けられた貫通穴10aと一致する方 向に1本のパイプ部材9が貫通により連結されている。なお、トラニオン10か ら作業機フレ−ム2を経て図示しないチルト用油圧シリンダには一対の配管11 ,11により連結されている。図中、12はスプロケット、13は履帯、14は 上転輪、15は操作弁を示す。
【0011】 つぎに作用を説明する。本考案にかかる油圧配管はブレ−ドの一側を上下させ るチルト用の配管の場合の実施例を示すもので、車体1側に設けられたチルト用 操作弁15からの配管6,6(シリンダ上下用2本)はハルフレ−ム3の配管貫 通用穴5からトラックフレ−ム7側に突出して下側に屈曲させたのち、トラック フレ−ム7の側面に沿ってカバ−部材8によりカバ−されながら、前記パイプ材 9の穴9aを通してトラックフレ−ム7の外側に達する。トラックフレ−ム7を 出た配管6はトラニオン10の穴10aを通り作業機フレ−ム2内を通り図示し ない油圧シリンダのロッドおよびボトム側へそれぞれ結合された配管11と適宜 個所において連結されることになる。なお、ここで油圧配管はゴムホ−スまたは 、パイプの何れであっても良い。
【0012】
以上説明したように本考案は、車体側から作業機フレ−ムに至る油圧配管にお いて、車体側のハルフレ−ムに、ピボット軸から離れて配管貫通用穴を穿設し、 この穴を通してトラックフレ−ム内面に沿うように設置した車体側の配管を、ハ ルフレ−ムとトラックフレ−ムの間でカバ−部材によりカバ−すると共に、該ト ラックフレ−ムを構成する内外側の部材間をパイプ材により一体に連結して、こ のパイプ材の穴に前記配管を延設して、トラニオンから作業機フレ−ムに至る配 管と連結したから、トラックフレ−ムの強度を低下させることなく油圧配管の通 路が得られることになり、従来の強度低下およびコスト高となる欠点は本考案に より解消される。
【図1】本考案にかかる油圧配管の通路を設けたトラッ
クフレ−ム構造の一実施例の平面を示す説明図である。
クフレ−ム構造の一実施例の平面を示す説明図である。
【図2】図1の側面を示す説明図である。
【図3】図1の背面を示す説明図である。
【図4】図2の配管を取外した状態を示す説明図であ
る。
る。
【図5】従来のトラックフレ−ム回りの油圧配管を示す
右側半分の平面による説明図である。
右側半分の平面による説明図である。
【図6】図5の右側面を示す説明図である。
1 車体 2 作業機フレ−ム 3 ハルフレ−ム 4 ピボット 5 配管貫通用穴 6 配管 7 トラックフレ−ム 7a,7b 部材 8 カバ−部材 9 パイプ材 10 トラニオン 11 配管
Claims (1)
- 【請求項1】 車体側から作業機フレ−ムに至る油圧配
管において、車体側のハルフレ−ムに、ピボット軸から
離れた配管貫通用穴を穿設し、この穴を通してトラック
フレ−ム内面に沿うように設置した車体側の配管を、ハ
ルフレ−ムとトラックフレ−ムの間でカバ−部材により
カバ−すると共に、該トラックフレ−ムを構成する内外
側の部材間をパイプ材により一体に連結して、このパイ
プ材の穴に前記配管を延設して、トラニオンから作業機
フレ−ムに至る配管と連通させることを特徴とする油圧
配管の通路を設けたトラックフレ−ム構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4330692U JPH0594060U (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 油圧配管の通路を設けたトラックフレーム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4330692U JPH0594060U (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 油圧配管の通路を設けたトラックフレーム構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0594060U true JPH0594060U (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=12660113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4330692U Pending JPH0594060U (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 油圧配管の通路を設けたトラックフレーム構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0594060U (ja) |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP4330692U patent/JPH0594060U/ja active Pending
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