JPH059121U - 防水ボツクス - Google Patents
防水ボツクスInfo
- Publication number
- JPH059121U JPH059121U JP062100U JP6210091U JPH059121U JP H059121 U JPH059121 U JP H059121U JP 062100 U JP062100 U JP 062100U JP 6210091 U JP6210091 U JP 6210091U JP H059121 U JPH059121 U JP H059121U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- cover
- waterproof
- box body
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カバー装着作業時及び物流時において破損、
損傷等をおこすことなく、ボックス内への浸水を確実に
防止し得る防水ボックスを提供する。 【構成】 ボックス本体1とカバー2の接合面に防水突
起3を設ける。すなわちボックス本体1とカバー2の接
合面でボックス本体上部5及びボックス本体側部6に対
向するカバー2側に防水突起3をそれぞれ一個設ける。
損傷等をおこすことなく、ボックス内への浸水を確実に
防止し得る防水ボックスを提供する。 【構成】 ボックス本体1とカバー2の接合面に防水突
起3を設ける。すなわちボックス本体1とカバー2の接
合面でボックス本体上部5及びボックス本体側部6に対
向するカバー2側に防水突起3をそれぞれ一個設ける。
Description
【0001】
本考案は、例えば自動車の電気配線用に使用する防水ボックスに関する。
【0002】
従来、自動車の電気配線用として図1に示すようなヒューズボックスが使用さ れており、係るヒューズボックスはボックス本体1とカバー2とから構成されて いる。 一般にボックス本体とカバーの接合面には隙間がある。このためヒューズボッ クスがエンジンルームに配置された場合、雨天走行時において雨水がエンジンル ームに巻き上げられ、ボックス本体に雨水が噴霧状に散滴されるという問題があ った。
【0003】 そのため、水の侵入により、ボックス内の電気回路がショートしエンジンスト ップ、誤動作等の事故をおこす原因となる恐れがあった。
【0004】 上記の如きヒューズボックスの防水性を確保しヒューズボックス内への水の浸 入を防止するために、カバーの上部周壁から可撓壁を垂下周設備し、該可撓壁に より嵌合隙間を閉鎖して防水性を供えさせたものがある(実公平2−41891 号参照)。
【0005】
しかしながら、カバーの上部周壁から可撓壁を垂下周設すると、カバー装着作 業および物流時において可撓壁が破損、損傷等の問題があり防水性を損ねること があった。
【0006】
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、作業時に破損、損傷等をおこ すことなく、良好な防水構造をもつ防水ボックスを提供することを目的とする。
【0007】
本考案は、ボックス本体とカバーとから成る防水ボックスにおいて、該ボック ス本体とカバーの接合面に防水突起を設けたことを特徴とする。
【0008】
接合面に防水突起を設けると、防水突起が接合面からの浸水を確実に防止でき るので、水の浸入による事故を防止することが出来る。
【0009】
以下本考案の実施例を図面を参照して具体的に説明する。 図1は、本考案の防水ボックスの一実施例を示す概略図である。防水ボックス は、ボックス本体1とカバー2とから成り、ボックス本体1は側部にロック突起 11及びフランジ部12を設けた構成を有している。一方、カバー2は本体に当 接する段部13をもち、段部13にロックアーム10を設けた構成を有している 。この防水ボックスは、ボックス本体1のロック突起11にカバー2のロックア ーム10を係合することにより両者を一体化するものである。
【0010】 図2及び図3は、本考案の防水ボックスの一実施例の要部断面図である。ボッ クス本体1とカバー2とが対向する接合面に防水突起3を設けたものである。す なわち防水突起3を、ボックス本体上部5及びボックス本体側部6に対向するカ バー2側にそれぞれ1個設けた例である。 上記の如き防水突起を形成するに際し、ボックス本体上部5に対向する防水突 起3は容易に製造できるが、ボックス本体側部6に対向する防水突起3の成形は 型抜きの点から困難である。そこで、図3のように樹脂成形時に起きる収縮代を 考慮した設計にすることにより容易に成形できる。すなわち破線部4の如き型抜 きテーパーをとった状態で成形し、成形後の収縮を利用して破線から実線形状に 構成するものである。
【0011】 図4(イ)〜(ニ)は本考案の防水ボックスの他実施例の要部断面図である。 (イ)〜(ニ)は、カバー2に防水突起3を設けた実施例である。(イ)はボ ックス本体上部5に対向したカバーの内面に一個、(ロ)はボックス本体上部5 に対向したカバー2の内面に二個、(ハ)はボックス本体側部6に対向したカバ ーの内面に二個、(二)はボックス本体上部5及びボックス本体側部6にそれぞ れ一個以上、それぞれ防水突起3を設けた例である。
【0012】 図5(イ)〜(ニ)は、ボックス本体1側に防水突起3を設けた本考案の他実 施例の要部断面図である。(イ)はカバー2に対向したボックス本体上部5に一 個、(ロ)はカバー2に対向したボックス本体上部5に二個、(ハ)はカバー2 に対向したボックス本体側部6に一個、(チ)はカバー2に対向したボックス本 体上部5及びボックス本体側部6にそれぞれ二個防水突起3を設けた例である。
【0013】 図6(イ) 、(ロ) は本考案の防水ボックスの更に他の実施例を示す要部断面 図である。(イ)は防水突起3をボックス本体側部6及びカバー2に一個それぞ れ設け、それらを重ね合わせた例であり、(ロ)は防水突起3をボックス本体上 部5に二個及びカバー2に一個設けそれらを重ね合わせた例である。
【0014】
以上説明した如く、本考案の防水ボックスは、ボックス本体とカバーの接合面 に防水突起を設けたので、ボックス本体内に水が浸入するのを確実に防止するこ とができる。また防水突起はボックス本体とカバーの接合面に設けてあるため、 破損、損傷することもない。
【図1】本考案の防水ボックスの概略図である。
【図2】本考案の防水ボックスの一実施例の要部断面図
である。
である。
【図3】本考案の防水ボックスの一実施例の要部断面図
である。
である。
【図4】(イ) 〜(ニ)は、本考案の他実施例の要部断
面図である。
面図である。
【図5】(イ) 〜(ニ)は、本考案の他実施例の要部断
面図である。
面図である。
【図6】(イ) 、(ロ)は、本考案の他実施例の要部断
面図である。
面図である。
1 ボックス本体 2 カバー 3 防水突起 4 破線部 5 ボックス本体上部 6 ボックス本体側部 10 ロックアーム 11 ロック突起 12 フランジ部 13 段部
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ボックス本体とカバーとから成る防水ボ
ックスにおいて、該ボックス本体とカバーの接合面に防
水突起を設けたことを特徴とする防水ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP062100U JPH059121U (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 防水ボツクス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP062100U JPH059121U (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 防水ボツクス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH059121U true JPH059121U (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=13190291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP062100U Pending JPH059121U (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 防水ボツクス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH059121U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010143632A1 (ja) * | 2009-06-11 | 2010-12-16 | 矢崎総業株式会社 | 防水ボックス |
JP2014007810A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Honda Motor Co Ltd | 電装品収容ケースの設置構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0241891A (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-13 | Toshiba Corp | マニピュレータの衝突防止装置 |
-
1991
- 1991-07-11 JP JP062100U patent/JPH059121U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0241891A (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-13 | Toshiba Corp | マニピュレータの衝突防止装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010143632A1 (ja) * | 2009-06-11 | 2010-12-16 | 矢崎総業株式会社 | 防水ボックス |
JP2010285184A (ja) * | 2009-06-11 | 2010-12-24 | Yazaki Corp | 防水ボックス |
JP2014007810A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Honda Motor Co Ltd | 電装品収容ケースの設置構造 |
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