JPH05900B2 - - Google Patents

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JPH05900B2
JPH05900B2 JP58052455A JP5245583A JPH05900B2 JP H05900 B2 JPH05900 B2 JP H05900B2 JP 58052455 A JP58052455 A JP 58052455A JP 5245583 A JP5245583 A JP 5245583A JP H05900 B2 JPH05900 B2 JP H05900B2
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JP
Japan
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infrared
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JP58052455A
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English (en)
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JPS59178862A (ja
Inventor
Yukio Takemura
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication of JPS59178862A publication Critical patent/JPS59178862A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は読取り装置とりわけ読取素子として
CCD等の固体撮像素子を使用したデジタル複写
機やフアクシミリ装置等に適用される読取り装置
に関する。
今日、コンパクトな読取り系を構成するものと
してCCD等の固体撮像素子が用いられるに至つ
ているが、複写機やフアクシミリ等のデジタル読
取りにCCDを用いて読取る装置において、原稿
面における画素密度を大きくしたいとき、例えば
A4の原稿の長手方向297mmを12ドツト/mmあるい
は16ドツト/mmで読取りたいときCCDの必要画
素数は前者の場合3564、後者の場合4752の大きな
値となる。
ところで現在CCDの画素数は最大で2048であ
り、そのため特開昭54−102820号公報に知られる
ようにCCDを読取る方向に2個あるいは3個と
いつた複数使用するいわゆる分割結像方式が採ら
れている。ここで使用されるCCDの数に応じて
原稿の主走査方向のライン領域は複数個に分割さ
れるわけであるが、各領域の境界部は前以つて、
どちらかのCCDによつてのみ読取られるよう電
気的に制御されている。
従来のこの種の読取り装置は第1図に示される
ようなものである。
第1図において1は原稿であり不図示の原稿台
ガラスの上に置かれている。2は照明ランプであ
り原稿1のライン7を照明し、結像レンズ4a,
4bにより固体撮像素子5a,5b上にライン7
が分割されて投影され読取られる。3は光路を折
り曲げるための反射ミラーである。
照明ランプ2、反射ミラー3、結像レンズ4
a,4b固体撮像素子5a,5bは一体となつて
読取ヘツド6を構成し、原稿1に対し矢印8の方
向(副走査方向)へ相対移動する。
読取ヘツド6が矢印8の方向へ始点から終点ま
で移動すれば原稿が固定されたままで原稿全体が
読取られることとなる。しかしながら、このよう
な構成においては次に述べるような欠点がある。
すなわち結像主光線が一般に原稿面に対し斜めの
角度をもつているため、原稿台ガラスが本等の重
みにより撓んだり、あるいは原稿が原稿台ガラス
より浮くと分割されて読取られるべきラインの各
境界部において情報の欠落あるいは重なりが生じ
てしまう。これを第2図にて説明する。
第2図は第1図における読取方向(主走査方
向)の展開図である。第2図において1aは正規
の原稿位置、1bは不図示の原稿台ガラスが撓ん
だときの原稿位置、1cは本等における中開きさ
れた中央付近での原稿位置等、原稿台ガラスより
浮いた状態を示す。不図示の原稿台ガラスが撓む
と、原稿は1bの位置となるが、結像レンズ4
a,4bと固体撮像素子5a,5bの位置関係は
変わらず、その最大画角での結像主光線9a,9
b,9c,9dが、原稿が正規の位置1aに置か
れたときと同じ角度を為すため原稿位置1bにお
いてPの部分が読取られなくなる。従つて原稿の
Pの部分にあつた情報が欠落することとなる。一
方、原稿が原稿ガラス台より浮いて1cの位置と
なると、原稿1cにおいてSの部分が二度読取ら
れることとなり、Sの部分にあつた情報は二重に
書き込まれることとなる。
本発明は如上の問題点を解決した読取り装置を
提供することを目的とする。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説
明する。第3図は本発明に係る読取り装置の概略
斜視図である。3aは可視光を反射し赤外光を透
過させる性質を有するミラー、10a,10bは
赤外発光素子、11a,11bは赤外集光レン
ズ、4cは赤外光結像レンズ、5aは赤外撮像素
子である。第5図は第3図をP′方向から見た側面
図であり、図示するように、ミラー3a、赤外発
光素子10a,10b、赤外集光レンズ11a,
11b、赤外結像レンズ4c、赤外撮像素子5c
は、ライン7を通り原稿台ガラス面に垂直な画上
に配置されている。また赤外発光素子10aおよ
び赤外集光レンズ11aは、その赤外線スポツト
9eが固体撮像素子5aの最大画角の結像主光線
9bと一致するような方向に向いている。同様に
して赤外発光素子10bおよび赤外集光レンズ1
1bは、その赤外線スポツト9fが固体撮像素子
5bの最大画角の結像主光線9cと一致するよう
な方向に向いている。赤外結像レンズ4cおよび
赤外撮像素子5cは、赤外線スポツト9eおよび
9fの原稿面での反射光を対照的に受光できる位
置に置かれている。
第4図は本発明に係る読取り装置の原理を説明
するための光路展開図である。同図は、従来なら
読取りの欠落がある原稿台ガラスが撓んだ状態
(第2図1b)においても、予め二重読取りが生
じるようにしたことを示している1aは正規の原
稿位置、1bは原稿台ガラスが撓んだときの原稿
位置、1cは本等、中開きされ原稿台ガラスより
浮いた状態にある原稿の位置を示す。図示するよ
うに、原稿の中央付近の二重読取り範囲は原稿の
位置(1a,1b,1c)によつて変動するが、
原稿台ガラスが撓んだときも二重読取りが生じる
ような位置関係に各素子、つまり結像レンズ4
a,4b及び固体撮像素子5a,5bは配置され
ている。原稿位置1aのとき、二重に読取られる
原稿上の範囲はAであり、これに対応する固体撮
像素子5aまたは5b上での範囲はA2であり、
また赤外撮像素子5c上での範囲はA1である。
同様にして原稿位置1bのときに二重に読取られ
る原稿上の範囲はBであり、固体撮像素子5aま
たは5b上でのその範囲はB2、赤外撮像素子5
c上でのその範囲はB1となり、原稿位置1cの
ときに二重に読取られる原稿上の範囲はCであ
り、固体撮像素子5aまたは5b上での範囲は
B2、赤外撮像素子5c上でのその範囲はC1とな
る。
上記の範囲A,A2,A1は一定の倍率関係で結
合されている。即ち、原稿上の範囲Aを固体撮像
素子5aまたは5bに結像されるときの倍率をα
とするとA2=α×Aの関係があり、また赤外撮
像素子5cに結像されるときの倍率をβとすると
A1=β×Aの関係があるので結局、A2=α/β× A1関係がある。倍率α,βは原稿位置1b,1
cによつて、多少変動するが、結像レンズ4c,
4aまたは4bから原稿位置までの距離が、原稿
の浮き沈み量に比べて十分に大きいとき、その変
動は無視できる。従つて、B1,B2の間には、B2
=α/β×B1の関係が、C1,C2の間には、C2=α/β ×C1の関係がある。かかる関係から、赤外撮像
素子5c上で読み取られた範囲A1,B1,C1から
固体撮像素子5aまたは5bによつて二重読取り
範囲A2B2,C2が容易に得られるので、その範囲
を固体撮像素子5aまたは5bから光学的にキヤ
ンセルすれば二重読取りのない所要の原稿読取り
が可能となる。
第6図は、このような処理過程を実行する画像
処理制御部を示すブロツク図であり、以下図を参
照しながら、処理過程を説明する。固体撮像素子
5aによつて読取られた原稿の範囲Fはメモリ1
2に、固体撮像素子5bによつて読取られた原稿
の範囲Gはメモリ13に記憶される。同時に、原
稿上の二重読取り範囲Aは赤外撮像素子5cによ
つて読取られて範囲A1となる。マイコン14は、
範囲A1を入力し所定の演算A2=α/β×A1を行う。
次にマイコン14のコントロール信号によつてメ
モリ12からアドレス順に画像情報が出力され
る。メモリ12の出力が終了するとメモリ13か
ら、画像情報を出力させるが、マイコン14のコ
ントロール信号は前記演算の結果得られた範囲
A2に対応するアドレス分を無視し(このアドレ
ス分の記憶領域に二重に読取られた画像情報が蓄
積されている)、その次のアドレスから順に画像
情報を出力させる。このようにして出力された画
像情報は明らかに二重読取りのない所要のもので
ある。
第7図は本発明の別の実施例に係る読取り装置
の斜視図であり、原稿二重読取り部6aは原稿台
に極めて近傍の位置に配置されている。これを
P′方向から見た図が第8図である。この実施例で
は装置のコンパクト化が図れる。また、9図のよ
うに原稿二重読取り部6aを傾斜して配置すれ
ば、照射ライン7a(第8図参照)を原稿ライン
7に一致させることができる。
以上説明したように本発明によれば原稿台の撓
みや原稿の高さ関係によつて生じる二重読取りが
防止でき、正確な画像情報の読取りを可能とする
ので、無駄な複写が防止できる。従つて、経費の
節約になるとともに作業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例に係る読取り装置の斜視図、第
2図は第1図の光路展開図、第3図は本発明に係
る読取り装置の斜視図、第4図は本発明に係る読
取装置の原理を説明するための光路展開図、第5
図は第3図の側面図、第6図は読取り処理過程を
示すブロツク図、第7図は別の実施例に係る読取
り装置の斜視図、第8図は第7図の側面図、第9
図はもう一つの別の実施例に係る読取り装置の側
面図である。 1……原稿、1a,1b,1c……原稿位置、
2……照明ランプ、3,3a……ミラー、4a,
4b,11a,11b……結像レンズ、5a,5
b……固定撮像素子、5c……赤外撮像素子、7
……照射原稿ライン、9a〜9d……結像主光
線、10a,10b……赤外発光素子、12,1
3……メモリ、14……マイコン、A,B,C…
…原稿上の二重読取り範囲、A1,B1,C1……固
体撮像素子上の二重読取り範囲、A2,B2,C2
…赤外撮像素子上の二重読取り範囲。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原稿台ガラス上に載置した原稿の読取範囲を
    分割し、夫々複数の固体撮像素子上に結像して画
    像情報を読取る複数の読取り部を有し、これらの
    読取り部による分割結像方式によつて読取つた画
    像情報を画像処理制御部に出力する読取り装置に
    おいて、 前記原稿台ガラスが撓んだ状態で、隣合う2つ
    の読取範囲が境界域で二重になるようにそれぞれ
    配置された前記複数の読取り部と、前記二重の読
    取範囲に向けて照射する複数の赤外発光素子と、
    原稿面から反射される前記複数の赤外光を受光す
    る赤外撮像素子とを有し、前記赤外撮像素子から
    の前記赤外反射光の受光幅情報に基づいて、前記
    画像処理制御部において、隣合う2つの読取り部
    による前記原稿の二重読取範囲の画像情報の一方
    を削除することを特徴とする読取り装置。
JP58052455A 1983-03-30 1983-03-30 読取り装置 Granted JPS59178862A (ja)

Priority Applications (1)

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JP58052455A JPS59178862A (ja) 1983-03-30 1983-03-30 読取り装置

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JP58052455A JPS59178862A (ja) 1983-03-30 1983-03-30 読取り装置

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Publication Number Publication Date
JPS59178862A JPS59178862A (ja) 1984-10-11
JPH05900B2 true JPH05900B2 (ja) 1993-01-07

Family

ID=12915189

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JP58052455A Granted JPS59178862A (ja) 1983-03-30 1983-03-30 読取り装置

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