JPH0584639B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、印刷回路基板（PCB）上に取り付
けるための電気コネクタ組立体に関し、そして、
１つのパターン内に配列された開口を有する
PCBであつて、当該開口のうちの１つが前記パ
ターンの他の開口により包囲されるようにした当
該PCB内に取り付けるための電気接点を組付け
られる、同軸もしくは３軸構造のいずれかの電気
コネクタに関する。

（従来の技術） 電気コネクタ用の抑止締め金が、米国特許第
3121583号、および1977年８月16日に公告された
日本国特許出願公告52−107385号から知られてい
る。当該既知の抑止締め金は、同抑止締め金との
相互抑止係合をするためのコネクタを受容するハ
ウジング内に保持される。同抑止締め金は、対向
する複数の弾性バネを有し、これらのバネは、前
記コネクタの外部上の細溝に合致すべく、且つ前
記コネクタを締め付けるべく、互いの方へ移動す
るように弾力的に付勢されている。

（発明の構成） 本発明の電気コネクタ組立体は、 絶縁胴体を介して相互に同軸状に配置された中
心接点および導電性外殻を有する回路基板取付型
の電気コネクタ組立体であつて、 前記導電性外殻の円周に沿つて凹部を形成し、 前記導電性外殻の凹部に弾性的に挿入保持され
ると共に両端が外部に突出して電気端子を形成す
る略Ｍ字状の導電性ホルダーを設け、 該ホルダーの前記電気端子を回路基板に接続し
て前記導電性外殻の接地接続を行うことを特徴と
するものである。

本発明の一実施態様によると、例えば、電気コ
ネクタ組立体は、絶縁胴体の内部中に取り付けら
れる電気コネクタと、同コネクタの外殻に係合
し、且つPCB内への挿入のための電気端子を構
成するよう、前記絶縁胴体の外部から突出する電
気接点とを備えている。前記コネクタの殻は、前
記絶縁胴体により同絶縁胴体中の開口に対して所
定の位置に保持される。前記接点は、前記開口内
へ挿入されるとともに、前記コネクタ側へ移動さ
れる。前記接点は、前記コネクタ側へ面する開放
サイドを持つホルダーを有している。同開放ホル
ダーは、前記コネクタの殻を受容し、且つ電気的
接続を設立するために同殻に弾力的に係合して締
め付ける。電気端子が前記ホルダーから突出し、
且つ前記絶縁胴体に引つ掛かつて前記接点を前記
電気コネクタ組立体内に保持する。したがつて、
前記コネクタ組立体の構造は、前記絶縁胴体内へ
の前記接点の組付け、および既に当該コネクタ組
立体内に位置されている前記コネクタの殻への同
接点の電気的接続を容易にする。

本発明の他の実施態様によると、例えば、コネ
クタ組立体は複数の電気接点の組立体を用意し、
各電気接点は、前記コネクタ組立体の絶縁胴体の
対応する開口内に入り、且つ各電気接点は、前記
コネクタ組立体内に位置されている電気コネクタ
の対応する導電性部分上へ係合して締め付ける締
め付け部分を有している。本発明の他の特徴によ
ると、例として、前記対応する複数の開口は同様
構造のものであり、また前記電気コネクタの対応
する導電性部分は同様構造のものであり、それゆ
えに、同様形状および構造の複数の電気接点のう
ちの対応する１つへ組付けることができる。

本発明の他の実施態様によると、例えば、電気
コネクタ組立体は、電気コネクタと、同コネクタ
の対応する導電性部分に係合する複数の電気接点
と、前記コネクタから外側へ共通の方向に突出し
且つ互いから離間される前記各接点の電気端子と
を備え、同端子は１つのパターン内に配列され、
このパターン内では、同端子の１つが他の端子に
より包囲され、当該他の端子は、前記包囲された
端子から放射される電気信号の形態、または前記
包囲された端子に沿つて伝達される電気信号と干
渉する電気的干渉体の形態となつている放射性電
気エネルギを吸収するための電気分路を構成す
る。

本発明の目的は、電気コネクタと、複数の電気
接点と、前記コネクタから外側へ共通の方向に突
出し且つ１つのパターン内に配列される前記各接
点の電気端子とを有し、前記パターン内では、前
記端子のうちの１つが他の端子により包囲されて
いる電気コネクタ組立体を提供することにある。

本発明のもう一つの目的は、絶縁胴体と、電気
コネクタとを備え、さらに、前記胴体との電気接
点の組立を容易にし、且つ前記コネクタとの同電
気接点の電気的係合を容易にする手段を備えてい
る電気コネクタ組立体を提供することにある。

本発明の他の目的は、絶縁胴体を備える電気コ
ネクタ組立体であつて、前記絶縁胴体が、当該絶
縁胴体中の開口に亘つて電気コネクタを適所に保
持する内部を有し、前記絶縁胴体中の開口内に
は、電気接点が挿入され、前記コネクタの導電性
殻との締め付け係合、および前記絶縁胴体との引
つ掛け係合が行われる電気コネクタ組立体を提供
することにある。

本発明の他の目的は、同様形状および構造の複
数の電気接点の組立体を用意する電気コネクタ組
立体であつて、前記電気接点の組立体は、前記コ
ネクタ組立体の絶縁胴体の対応する開口内へ挿入
すべく構成され、且つ複数の締め付け部分を有
し、当該締め付け部分が同様形状および構造の対
応する導電性部分上に係合してそれを締め付け、
且つ前記コネクタ組立体内に位置される電気コネ
クタ上に設けられるようにした前記電気コネクタ
組立体を提供することにある。

（実施例） 第１〜４図は、電気コネクタ組立体１００を示
している。同電気コネクタ組立体１００の絶縁胴
体１０２は、例えばポリマー状プラスチツク材料
を成形することにより作られるとともに、中空の
円筒状部分１０４と一体の中空の四角形部分１０
３を備えている。外部ネジ山１０５が、図示され
ていないパネルとの螺合を行うために前記円筒状
部分１０４上に位置している。前記胴体１０２は
円筒状の中空内部１０６を有し、この中空内部１
０６は、前記円筒状部分１０４の開放端部１０７
を通り、且つ前記四角形部分１０３の開放端部１
０８を通つて軸方向に延在している。前記胴体１
０２上で半径方向に突出する内部肩１０９が、前
記円筒状部分１０４の開放端部１０７側へ面して
いる。半径方向に傾斜されて突出している内部肩
１１０が、前記四角形部分１０３の開放端部１０
８側へ面している。

前記四角形部分１０３の１つの外壁１１１が、
PCB（印刷回路基板）１１３に当接する状態で起
立するための突出足１１２を有する基部を構成し
ている。一対の離間された同様構造の開口１１
４，１１４が、前記外壁１１１および前記内部１
０６と連通している。

前記組立体１００は、さらに３軸電気コネクタ
１１５を備え、この３軸電気コネクタ１１５は、
前記胴体１０２の円筒状部分１０４の開放端部１
０７内へ挿入することにより組付けるための段付
き円筒形の中空且つ導電性の外殻１１６を有して
いる。この外殻１１６は着脱部分１１７を有し、
この着脱部分１１７には、図示されていない補完
的電気コネクタとの分離可能な接続のために、銃
剣状連結突起１１８が設けられている。前記外殻
１１６は、前記胴体１０２内へ挿入の範囲を制限
するため、前記端部１０７に対して係合される外
部の半径方向に突出した肩１１９と、前記内部肩
１０９に対して係合される半径方向に突出した第
２の外部肩１２０とをさらに有している。前記外
殻１１６内の平坦な凹部１２０′が前記肩１２０
を遮つている。

第１図に示されているように、前記外殻１１６
の後端部１２１は、円筒の厚さの減少されたもの
であつて、当該外殻１１６の残部の厚さの増大さ
れた部分と前記厚さの減少された部分との結合部
における内部円筒状肩１２２から軸方向に突出し
ている。第３図に示されているように、前記後端
部１２１は、前記胴体１０２内へ挿入の後に朝顔
形に拡張され、それにより、前記傾斜された肩１
１０に係合される半径方向外側に朝顔状に拡張さ
れたリツプを形成し、それにより前記円筒状部分
１０４が開放端部１０７側へ向かう前記外殻１１
６の軸方向移動を防止する。溝形の凹部１２３
が、前記外殻１１６の円筒状外部を包囲し、且つ
前記朝顔形端部１２１および前記肩１２０の間で
前記外殻１１６に沿つて配置されている。前記絶
縁胴体１０２は、当該胴体の中空内部１０６の範
囲内で前記外殻１１６を所定位置に保持し、その
際前記凹部１２３が、対応する開口１１４と整列
するように位置される。

前記電気コネクタ組立体１００は、前記外殻１
１６のための中空円筒状の絶縁裏当て１２４を備
えている。この裏当て１２４は、前記絶縁胴体１
０２の開放端部１０８内へ、および前記外殻１１
６の朝顔形端部１２１内へ挿入することにより組
付けられる。同裏当て１２４の後端部１２５は、
前記外殻１１６の朝顔形端部１２１を被覆する半
径方向に突出した外部フランジ１２６を有すると
ともに、前記裏当て１２４の挿入を制限するた
め、前記外殻１１６の内部肩１２２に係合する前
記フランジ１２６の近くの半径方向外側に突出し
た外部肩１２７を有している。

第１〜３図に示されているように、前記電気コ
ネクタ組立体１００は、金属ストリツプ（帯状材
料）を打ち抜くことにより形成された導電性電気
遮断接点１２８をさらに備えている。この遮断接
点１２８は、図示されていない既知の補完的電気
コネクタとの接続を遮断するための遮断接点部分
１２９を有している。この遮断接点部分１２９
は、前記ストリツプを中空の円筒形に折り曲げる
ことにより形成された中空円筒形の電気レセプタ
クルの形態となつている。前記遮断接点１２８
は、前記ストリツプの平面内の長尺部分１３０を
有し、且つ前記ストリツプの平面内のテーパを付
されたクサビ形トゲ１３１，１３１と、長尺チユ
ーブ（管）を形成するために前記ストリツプの平
面の外側へ同ストリツプの長尺エツジを折り曲げ
ることにより形成された同ストリツプの端部の長
尺管状電気端子１３２とを有している。第１図お
よび３図に示されているように、前記遮断接点１
２８は、円筒状絶縁胴体１３５の中空内部１３４
の開放端部１３３内へ同中心的に挿入される。前
記遮断接点１２８は、挿入を制限するため、前記
中空内部１３４の円筒状部分１３７の半径方向へ
突出した肩１３６に係合する。この肩１３６は通
路１３８との交差部にあり、この通路１３８に沿
つて、前記接点１２８の長尺部分１３０および１
３２が配置されている。前記テーパを付されたク
サビ部分のトゲ１３１，１３１は、前記内部内に
入り、且つ前記内部１３４からの前記遮断接点１
２８の引き抜きに抵抗する。前記接点の電気端子
１３２は、前記PCB１１３の開口内への挿入の
ため、前記絶縁胴体１３５の外側へ突出してい
る。

前記絶縁胴体１３５は、導電性中間殻１４１の
開放端部１４０内へ同中心的に挿入される。この
前端部１４０は、図示されていない補完的電気コ
ネクタへの無連絡接続を行う。前記中間殻１４１
の中空内部１４２は、半径方向に突出する肩１４
３を有し、この肩１４３は、挿入を制限するため
に、前記絶縁胴体１３５上の半径方向外側へ突出
する外部肩１４４に係合する。前記中間殻１４１
は、挿入により、前記絶縁裏当て１２４の後端部
１２５内へ同中心的に組付けられる。前記中間殻
１４１の後端部１４５は、半径方向へ突出し且つ
段階的直径を有する外部フランジ１４６を有して
いる。同フランジ１４６の端部は、前記絶縁裏当
て１２４の後端部に対して着座する。同フランジ
１４６の部分１４６ａが前記内部１０６に入り、
且つ導電障壁および電気的シールド（遮蔽）を施
す。前記絶縁胴体１０４は、同胴体１０４の中空
内部の範囲内で前記中間殻１４１を所定位置に保
持する。前記フランジ１４６の外部には外側凹部
１４７が設けられ、この凹部１４７は、前記フラ
ンジ１４６の外部を包囲し、且つ前記胴体１０４
との組立により、対応する開口１１４と整列する
ように位置される。前記中間殻１４１の挿入に続
いて、前記接点１２８の端子１３２が、第６およ
び第８図に示されているごとく、溝１４８に沿つ
て突出するように折り曲げられ、溝１４８は前記
端部１０８を通つて前記絶縁胴体１０２の軸心の
横断方向へ、且つ前記基部１１１を貫通してい
る。同様に、前記端子１３２は溝１４８ａに沿つ
て突出するように折り曲げられ、溝１４８ａは、
前記中間殻１４１の軸心の横方向に延在し、且つ
前記内部１４２と連通している。第１および３図
は、前記溝１４８ａと連通している円筒状凹部１
４５ａを有する前記後端部１４５を示している。
初めは球根の形状である薄い導電性キヤツプ１４
５ｂが、前記凹部１４５ａ内へ挿入され、そして
その球根形状が、それの上へ圧力を加えることに
より偏平化され、それにより前記キヤツプ１４５
ｂが半径方向に伸張し、且つ前記凹部１４５ａに
広がり、さらに適所に保持され且つ前記端子１３
２を電気的に遮蔽するよう同凹部の側部に摩擦的
に係合する。

第１，２および４図は、各開口１１４，１１４
に沿つて挿入するように適合された同一構造の一
対の接点１４９，１４９を示している。各接点１
４９，１４９は、一定の厚さおよび幅を有する金
属製の単一のストリツプ形クリツプとして形成さ
れている。同接点１４９の幅は、その長さおよび
厚さに直交している。前記ストリツプ形クリツプ
は、弓形のホルダー１５０を構成するよう、その
長手に沿い且つそれの厚さを横断する方向に湾曲
され、その際、長手の開放サイド１５１が、前記
ホルダー１５０の残部の直径よりも小さくなつて
いる。長尺の電気端子１５２，１５２が、前記湾
曲されたホルダー１５０の反対側の各端部から突
出している。第４図に示されているように、前記
ホルダーから突出している前記端子の対応する部
分が、前記開放サイド１５１を横切つて互いに対
向する二重に折り返されて湾曲された弾性バネ１
５３，１５３を形成している。前記ホルダー１５
０は、外側へ突出した湾曲部１５３′を備え、こ
の湾曲部１５３′は、前記ホルダー１５０に沿い
且つ前記バネ１５３，１５３の間で同バネ１５
３，１５３から等しく離間され、さらに、弾力的
屈曲が全体に配分される各バネ１５３，１５３の
長手に突出している。突出状引つ掛け部分１５
４，１５４が、前記端子１５２，１５２から切り
出され、且つ同端子１５２，１５２の厚さの平面
から斜め方向に突出するように曲げられている。
前記端子１５２，１５２の端部１５５，１５５に
は、溝のエツジを形成するように前記端子の長尺
エツジを前記接点１４９の平面外へ折り曲げるこ
とにより、当該長尺の溝を形成されている。当該
端子１５５，１５５は、前記PCB１１３の対応
する開口１５５ａ，１５５ｂ，１５５ｃ，１５５
ｄ内へ挿入すべく構成されており、前記端子１５
２，１５２中に存在する弾性的バネは、前記端子
１５２，１５２が図示されていないロウ付け材料
により前記PCB１１３へ結合されるまで、同端
子１５４，１５４を前記開口１５５ａ，１５５
ｂ，１５５ｃ，１５５ｄ内に保持する。

第４図は、対応する開口１１４の構造を示し、
これの中には、前記外殻１１６との電気的接続を
設立するために接点１４９が挿入される。当該開
口１１４は、前記基部１１１と連通し、且つ四角
形断面の内部１５６を有し、この内部１５６は、
対応する接点１４９を摺動可能に受容し且つ同接
点１４９の幅を設定する幅を有している。同接点
１４９は、前記開口１１４内へ挿入され、且つ前
記外殻１１６側へ移動され、その際、前記ホルダ
ー１５０の開放サイド１５１が前記外殻１１６に
面する。前記端子１５２，１５２は、挿入の間
に、互いの方へ旋回し、且つ前記バネ１５３，１
５３を偏向させて、それらの中に弾性バネ・エネ
ルギを貯蔵させる。第４図を参照すると、前記開
口１４の内部１５６は、当該開口の内部１５６
と、前記ホルダー１５０から前記引つ掛け部分１
５４，１５４まで延在する前記端子１５２，１５
２の対応するバネ１５３，１５３との間に設定さ
れた〓間空間１５７，１５７を有している。当該
〓間空間１５７，１５７は、前記湾曲部１５３′
の周りで旋回することによる前記バネ１５３，１
５３の互いから遠ざかる弾力的屈曲を可能にし、
その際、前記ホルダー１５０の開放サイド１５１
は、同開放サイドを通り且つ前記ホルダー１５０
の内部中へ入る外殻１１６の通過に応じて広げら
れる。当該外殻１１６の通過の後、前記バネ１５
３，１５３は互いの方へ移動し、それにより、対
応する方向において前記外殻１１６に対して弾力
的に当接するとともに、前記ホルダー１５０を閉
じてこれを外殻１１６の外部に摩擦力で係合させ
る。前記湾曲部１５３′は、前記外殻１１６から
外側へ離間された状態にとどまる。前記弾性バ
ネ・エネルギは前記端子１５２，１５２に付勢し
てこれらを互いから遠ざかる方へ旋回させ、且つ
前記内部１５６の対向する各サイドへ当接させ
る。前記引つ掛け部分１５４，１５４は、前記〓
間空間へ押圧される。

内部肩１５８，１５８が、前記内部１５６の残
部との前記〓間空間１５７，１５７の交差部に設
けられている。各端子１５２，１５２の引つ掛け
部分１５４，１５４は各肩１５８，１５８に当接
するように突出し、それにより前記対応する接点
１４９を前記対応する開口１１４内に保持すると
ともに、同開口１１４からの前記接点１４９の移
動に抵抗する。前記〓間空間１５７，１５７は対
応する通路１５９，１５９と連通し、同通路１５
９，１５９は、前記胴体１０２の外部まで延在
し、且つ前記引つ掛け部分１５４，１５４を前記
肩１５８，１５８から遠ざけるように偏向させる
ための、図示されていない工具刃のための、出入
口としての役目をし、前記刃は、前記接点１４９
を前記開口１１４の内部１５６から外すととも
に、同開口１１４から同接点１４９の引き抜きを
可能にする。

第４図は対応するホルダー１５０の弓形形状に
順応する直径を持つ前記凹部１２３を示してい
る。同凹部１２３は、前記ホルダー１５０の幅を
受容し且つ当該幅に順応する幅を有している。第
３図は、前記中間殻１４１および前記外殻１１６
と、対応する凹部１２３および１４７とを示し、
当該凹部１２３および１４７は同一の幅と、同一
の直径寸法とを有し、且つ、同一構造を有する各
接点１４９，１４９との接続のため、前記絶縁胴
体１０２により対応する開口１１４，１１４に関
して同様に位置決めされる。

前記端子１３２，１５２，１５２，１５２，１
５２は、共通の方向において、前記コネクタ１１
５から離間され且つ外側へ突出しているととも
に、前記端子１３２が他の端子１５２，１５２，
１５２，１５２により包囲もしくは制限され且つ
当該他の端子１５２，１５２，１５２，１５２か
ら等距離に離間されるパターンに配置され、前記
他の端子１５２，１５２，１５２，１５２は、前
記パターンの四角形部分を形成するように離間さ
れ、且つ、前記包囲された端子１３２から放射さ
れる電気信号の形態における、あるいは前記包囲
された端子１３２に沿つて伝達される電気信号に
干渉するであろう電気的干渉体の形態における、
放射性の電気エネルギを吸収するための電気的分
路を構成する。

前記PCB１１３は、第１および第２の平行な
表面１１３ａおよび１１３ｂを備えている。前記
開口１３９，１５５ａ，１５５ｂ，１５５ｃ，１
５５ｄは、離間され、前記PCB１１３の厚さを
貫通し、そして前記表面１１３ａおよび１１３ｂ
と連通している。導電手段は、前記表面１１３ａ
へ接着された長尺の電気回路経路１１３ｃ，１１
３ｃ，１１３ｃ，１１３ｃ、および前記表面１１
３ｂへ接着された長尺の電気回路経路１１３c′，
１１３c′の形態となつている。当該導電手段１１
３ｃ，１１３ｃ，１１３ｃ，１１３ｃ，１１３
ｃ，１１３c′，１１３c′は、対応する開口１３
９，１５５ａ，１５５ｂ，１５５ｃ，１５５ｄの
裏当てとなる導電壁の形態の対応する追加の導電
手段１１３ｄ，１１３ｄ，１１３ｄ，１１３ｄ，
１１３ｄに結合している。第１開口１３９は、前
記接点１２８の電気端子１３２を受容するように
構成されている。前記開口１５５ａおよび１５５
ｂは、前記外殻１１６へ接続される端子１５２，
１５２を受容し、前記開口１５５ｃ，１５５ｄ
は、前記中間殻１４１へ接続される端子１５２，
１５を受容する。前記開口１３９，１５５ａ，１
５５ｂ，１５５ｃ，１５５ｄは、互いから離間さ
れ、且つ１つのパターン内に配置され、当該パタ
ーン内では、前記第１開口１３９が当該パターン
の他の開口１５５ａ，１５５ｂ，１５５ｃ，１５
５ｄにより包囲され、もしくは制限されている。
前記対応する開口１５２ａ，１１５２ｂ，１５２
ｃ，１５２ｄの導電壁１１３ｄ，１１３ｄ，１１
３ｄ，１１３ｄは、前記包囲された開口１３９の
導電壁１１３ｄから、もしくは前記端子１３２か
ら発する電気信号の形態、または、前記包囲され
た開口１３９の壁１１３ｄに沿つて、もしくは前
記端子１３２に沿つて伝達される電気信号と干渉
する、もしくは干渉するであろう、電気的干渉体
の形態となつて放射される電気エネルギのための
電気的分路を構成するためのパターンにより配列
されている。

第５図は、絶縁胴体１０２′と、同軸電気コネ
クタ１１５′とを具備している電気コネクタ組立
体１００′を示している。前記同軸コネクタ１１
５′は、前記３軸コネクタ１１５と同一の遮断接
点１２８と、銃剣状突起１１８′，１１８′を持つ
前記殻１１６と同様の導電性外殻１１６′とを備
えている。絶縁胴体１４１′が、前記遮断接点１
２８を同中心的に包囲し、次に、前記外殻１１
６′により同中心的に包囲されている。先に開示
したタイプの対応する接点１４９が、前記胴体１
０２′の対応する開口１１４′内へ挿入され、且つ
前記殻１１６の凹部１２３と同様の凹部１２３′
中で外殻１１６′に係合する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、部品が分解された状態にある３軸形
態の電気コネクタ組立体の拡大斜視図である。第
２図は、電気コネクタ組立体を形成するために組
立られた第１図に示されている部品を示す、
PCB（印刷回路基板）の拡大破断斜視図である。
第３図は、第２図に示されている組立体の拡大縦
断面図である。第４図は、第３図の線４−４にほ
ぼ沿つて取られた、第２図に示されている組立体
の拡大断面図である。第５図は、同軸形態の電気
コネクタ組立体の拡大縦断面図である。 １００，１００′…電気コネクタ組立体、１０
２，１０２′…絶縁胴体、１０３…中空四角形部
分、１０４…中空円筒状部分、１０５…外部ネジ
山、１０６…中空内部、１０７，１０８…開放端
部、１０９，１１０…内部肩、１１１…外壁、１
１２…突出足、１１３…PCB（印刷回路基板）、
１１３ａ，１１３ｂ…表面、１１３ｃ，１１３
c′…電気回路経路、１１３ｄ…導電手段（導電
壁）、１１４，１１４′…開口、１１５…３軸電気
コネクタ、１１５′…同軸コネクタ、１１６，１
１６′…外殻、１１７…着脱部分、１１８，１１
８′…連結突起、１１９…肩、１２０…外部肩、
１２１…後端部、１２２…内部円筒状肩、１２
３，１２３′…凹部、１２４…裏当て、１２５…
後端部、１２６…フランジ、１２７…外部肩、１
２８，１２８′…導電性電気遮断接点、１２９…
遮断接点部分、１３０…長尺部分、１３１，１３
１…トゲ、１３２…端子、１３３…開放前端部、
１３４…中空内部、１３５…絶縁胴体、１３６…
肩、１３７…円筒状部分、１３８…通路、１３９
…開口、１４０…開放前端部、１４１…中間殻、
１４１′…絶縁胴体、１４２…中空内部、１４３
…肩、１４４…外部肩、１４５…後端部、１４６
…外部フランジ、１４７…外側凹部、１４８…
溝、１４９…接点、１５０…ホルダー、１５１…
開放サイド、１５２…電気端子、１５３…バネ、
１５３′…湾曲部、１５４…引つ掛け部分、１５
５…端部、１５５ａ，１５５ｂ，１５５ｃ，１５
５ｄ…開口、１５６…内部、１５７…〓間空間、
１５８…内部肩、１５９…通路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 絶縁胴体を介して相互に同軸状に配置された
   中心接点および導電性外殻を有する回路基板取付
   型の電気コネクタ組立体において、 前記導電性外殻の円周に沿つて凹部を形成し、 前記導電性外殻の凹部に弾性的に挿入保持され
   ると共に両端が外部に突出して電気端子を形成す
   る略Ｍ字状の導電性ホルダーを設け、 該ホルダーの前記電気端子を回路基板に接続し
   て前記導電性外殻の接地接続を行うことを特徴と
   する電気コネクタ組立体。