JPH058401B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH058401B2 JPH058401B2 JP58206765A JP20676583A JPH058401B2 JP H058401 B2 JPH058401 B2 JP H058401B2 JP 58206765 A JP58206765 A JP 58206765A JP 20676583 A JP20676583 A JP 20676583A JP H058401 B2 JPH058401 B2 JP H058401B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- reflectance
- tio
- mirror
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229910010413 TiO 2 Inorganic materials 0.000 claims description 19
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 17
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 17
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 claims description 16
- 230000031700 light absorption Effects 0.000 claims description 3
- 239000010408 film Substances 0.000 description 70
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 29
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 22
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 5
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 3
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 2
- 230000004313 glare Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 2
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011651 chromium Substances 0.000 description 1
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 239000011253 protective coating Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000007738 vacuum evaporation Methods 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Optical Filters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は自動車用バツクミラー等に使用する反
射鏡に関するもので詳しくはガラス基板の裏面に
光干渉薄膜を形成することによつてミラー鏡面の
反射光による眩惑を防止した防眩用裏面反射鏡に
関するものである。
射鏡に関するもので詳しくはガラス基板の裏面に
光干渉薄膜を形成することによつてミラー鏡面の
反射光による眩惑を防止した防眩用裏面反射鏡に
関するものである。
発明の技術的背景
従来のバツクミラーの反射鏡はガラス基板の裏
面にアルミニウム膜またはクロム膜等を被着し、
その膜の上面に保護塗装膜を施した所謂アルミ
鏡、クロム鏡が一般的である。しかし最近では防
眩効果を高めるため多層膜裏面反射鏡が数多く提
案され、一部のものは既に市販されている。この
多層膜裏面反射鏡はガラス基板の上面にTiO2−
SiO2−TiO2の3層膜を形成させると共にガラス
基板の下面に光吸収膜を塗装した3層膜表面鏡
や、ガラス基板の片面にTiO2−SiO2−TiO2の3
層膜を形成し、その膜の上面に光吸収膜を塗装し
た3層膜裏面鏡がある。また、特開昭57−144504
号公報にはTiO2膜およびSiO2膜を交互に5層膜
として積層し、その膜の上面に光吸収膜を塗装し
た5層膜裏面反射鏡が開示されている。
面にアルミニウム膜またはクロム膜等を被着し、
その膜の上面に保護塗装膜を施した所謂アルミ
鏡、クロム鏡が一般的である。しかし最近では防
眩効果を高めるため多層膜裏面反射鏡が数多く提
案され、一部のものは既に市販されている。この
多層膜裏面反射鏡はガラス基板の上面にTiO2−
SiO2−TiO2の3層膜を形成させると共にガラス
基板の下面に光吸収膜を塗装した3層膜表面鏡
や、ガラス基板の片面にTiO2−SiO2−TiO2の3
層膜を形成し、その膜の上面に光吸収膜を塗装し
た3層膜裏面鏡がある。また、特開昭57−144504
号公報にはTiO2膜およびSiO2膜を交互に5層膜
として積層し、その膜の上面に光吸収膜を塗装し
た5層膜裏面反射鏡が開示されている。
背景技術の問題点
各種反射鏡の分光反射特性を第1図に示す。同
図において前記アルミ鏡の分光反射特性は曲線α
に示される。このアルミ鏡の反射率(以下JIS−
D−5705に規定された標準光源Aによる反射率を
いう)は80〜85%と高く、運転者の視認性は極め
て良好であるが、分光反射特性が広波長域に及ぶ
ため防眩効果が少なく運転者を極度に疲労させる
欠点がある。また前記クロム鏡の分光反射特性は
第1図の曲線bに示される。このクロム鏡の反射
率は38〜45%と低いためある程度の防眩効果を有
するが、運転者の視認性は劣り、反射光の分光波
長域が広範囲に及ぶので、後続車輌のヘツドライ
トから投射される視認性に不用な波長域の光や太
陽光の強い黄色〜赤色光の反射によるまぶしさで
視認性を極めてわるくする欠点がある。
図において前記アルミ鏡の分光反射特性は曲線α
に示される。このアルミ鏡の反射率(以下JIS−
D−5705に規定された標準光源Aによる反射率を
いう)は80〜85%と高く、運転者の視認性は極め
て良好であるが、分光反射特性が広波長域に及ぶ
ため防眩効果が少なく運転者を極度に疲労させる
欠点がある。また前記クロム鏡の分光反射特性は
第1図の曲線bに示される。このクロム鏡の反射
率は38〜45%と低いためある程度の防眩効果を有
するが、運転者の視認性は劣り、反射光の分光波
長域が広範囲に及ぶので、後続車輌のヘツドライ
トから投射される視認性に不用な波長域の光や太
陽光の強い黄色〜赤色光の反射によるまぶしさで
視認性を極めてわるくする欠点がある。
上記のアルミ鏡やクロム鏡の欠点を改善する目
的で、長波長域の可視光を減光させることができ
る多層膜反射鏡が開発され、3層膜表面鏡や3層
膜裏面鏡が採用されるようになつた。3層膜表面
鏡の分光反射特性は第1図の曲線Cに示される。
この反射鏡は反射率が48%とJIS−D−5705「自動
車用ミラー装置」に規定されたクロム鏡の反射率
38%以上を満足し防眩効果も優れているが、表面
鏡方式を採用しているために砂塵や洗車時のブラ
シ拭き等により、ガラス基板上に形成されている
膜が傷つきやすく耐久性に問題がある。3層膜裏
面鏡の分光反射特性は第1図の曲線Dに示され
る。この反射鏡は裏面鏡方式であるため、膜が傷
つくことはないが、反射率が36%と低く、前記
「自動車用ミラー装置」の規格を満足しないとい
う欠点を有している。
的で、長波長域の可視光を減光させることができ
る多層膜反射鏡が開発され、3層膜表面鏡や3層
膜裏面鏡が採用されるようになつた。3層膜表面
鏡の分光反射特性は第1図の曲線Cに示される。
この反射鏡は反射率が48%とJIS−D−5705「自動
車用ミラー装置」に規定されたクロム鏡の反射率
38%以上を満足し防眩効果も優れているが、表面
鏡方式を採用しているために砂塵や洗車時のブラ
シ拭き等により、ガラス基板上に形成されている
膜が傷つきやすく耐久性に問題がある。3層膜裏
面鏡の分光反射特性は第1図の曲線Dに示され
る。この反射鏡は裏面鏡方式であるため、膜が傷
つくことはないが、反射率が36%と低く、前記
「自動車用ミラー装置」の規格を満足しないとい
う欠点を有している。
また特開昭57−1144504号公報に開示されてい
る反射鏡は、TiO2膜とSiO2膜を交互に5層膜積
層しているために反射率は53%と向上している
が、第1図の曲線eに示すとおり分光反射特性の
波長範囲が狭過ぎるので各層の膜厚制御範囲が狭
く、製品の反射色調が青→青緑→緑の範囲内でバ
ラツキがあり安定化が難かしい欠点がある。
る反射鏡は、TiO2膜とSiO2膜を交互に5層膜積
層しているために反射率は53%と向上している
が、第1図の曲線eに示すとおり分光反射特性の
波長範囲が狭過ぎるので各層の膜厚制御範囲が狭
く、製品の反射色調が青→青緑→緑の範囲内でバ
ラツキがあり安定化が難かしい欠点がある。
ガラス基板の屈折率より高い屈折率を有する薄
膜の単層を被着すると、膜厚がn/4λ(ただしn
は奇数)となる波長位置で反射率が最大となる。
この位置で高屈折率のTiO2膜(屈折率2.3)と低
屈折率のSiO2膜(屈折率1.4)を交互に重ねた多
層膜とすれば反射率が増加することは周知であ
る。ガラス基板(屈折率1.5〜1.55)側に被着す
る薄膜はTiO2が望ましく、また最終膜をTiO2と
することも光吸収膜(屈折率1.5〜1.6)の関係か
ら反射率の増加のみを考えれば好ましいといえ
る。そのために従来品はいずれも単層、3層およ
び5層といつた奇数層であり、ガラス基板側の
TiO2膜から始まつてTiO2膜で終るよう形成され
ているのが一般的である。
膜の単層を被着すると、膜厚がn/4λ(ただしn
は奇数)となる波長位置で反射率が最大となる。
この位置で高屈折率のTiO2膜(屈折率2.3)と低
屈折率のSiO2膜(屈折率1.4)を交互に重ねた多
層膜とすれば反射率が増加することは周知であ
る。ガラス基板(屈折率1.5〜1.55)側に被着す
る薄膜はTiO2が望ましく、また最終膜をTiO2と
することも光吸収膜(屈折率1.5〜1.6)の関係か
ら反射率の増加のみを考えれば好ましいといえ
る。そのために従来品はいずれも単層、3層およ
び5層といつた奇数層であり、ガラス基板側の
TiO2膜から始まつてTiO2膜で終るよう形成され
ているのが一般的である。
しかし上記のような奇数層の薄膜は表面鏡の場
合を除き、膜の層数が少ないときは反射率が低く
また層数が増すに従つて反射光の分光波長域が狭
くなつていくため色調を一定にコントロールでき
る範囲が狭くなる欠点がある。従つて単層膜、3
層膜の裏面鏡は反射率が低く、5層膜は色調の安
定化に困難性がある。また2層膜は反射率が低く
6層膜以上は作業性が著るしく低下し、かつ色調
も不安定となる欠点を有する。
合を除き、膜の層数が少ないときは反射率が低く
また層数が増すに従つて反射光の分光波長域が狭
くなつていくため色調を一定にコントロールでき
る範囲が狭くなる欠点がある。従つて単層膜、3
層膜の裏面鏡は反射率が低く、5層膜は色調の安
定化に困難性がある。また2層膜は反射率が低く
6層膜以上は作業性が著るしく低下し、かつ色調
も不安定となる欠点を有する。
発明の目的
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであつ
て、多層膜の裏面反射鏡の反射率をJIS−D−
5705「自動車ミラー装置」規格のクロム鏡反射率
38%以上を満足し60%程度まで向上維持しつつ
600nm程度以上の長波長域可視光を大巾に減少し
て防眩効果の優れた視認性良好な反射鏡を提供す
ることを目的とする。
て、多層膜の裏面反射鏡の反射率をJIS−D−
5705「自動車ミラー装置」規格のクロム鏡反射率
38%以上を満足し60%程度まで向上維持しつつ
600nm程度以上の長波長域可視光を大巾に減少し
て防眩効果の優れた視認性良好な反射鏡を提供す
ることを目的とする。
発明の概要
本発明はガラス基板の片面に各層がn/4λ(n
は奇数)の膜厚でTiO2膜およびSiO2膜を交互に
4層膜積層して最終膜をSiO2膜とすることによ
り反射光の分光特性を所定波長範囲内のみ一定に
し600nm付近の黄色〜赤色の反射光を減少させ、
青色基調の安定した色調と防眩効果を得ることが
できた。
は奇数)の膜厚でTiO2膜およびSiO2膜を交互に
4層膜積層して最終膜をSiO2膜とすることによ
り反射光の分光特性を所定波長範囲内のみ一定に
し600nm付近の黄色〜赤色の反射光を減少させ、
青色基調の安定した色調と防眩効果を得ることが
できた。
第3図は本発明の4層膜の裏面反射鏡における
反射光の分光スペクトルλと反射率の関係を実験
的に求めた関係図であつて、λ410〜480nmの範
囲内で反射率が38%〜60%となり、本発明におけ
るλの限定理由はこの事実に基づくものである。
反射光の分光スペクトルλと反射率の関係を実験
的に求めた関係図であつて、λ410〜480nmの範
囲内で反射率が38%〜60%となり、本発明におけ
るλの限定理由はこの事実に基づくものである。
また最終層のSiO2膜とその膜の上面に形成す
る暗黒色の光吸収膜との屈折率の関係および膜層
数の関係から反射率は38〜60%までの範囲内でほ
ぼ同一な安定した色調で任意に選ぶことができ
た。
る暗黒色の光吸収膜との屈折率の関係および膜層
数の関係から反射率は38〜60%までの範囲内でほ
ぼ同一な安定した色調で任意に選ぶことができ
た。
発明の実施例
以下に本発明の実施例を具体的に説明する。第
2図は本発明の多層膜裏面反射鏡の要部拡大断面
図である。1は反射鏡を構成するガラス基板、2
および2′はn/4λ(nは奇数)の膜厚のTiO2膜、
3および3′はn/4λ(nは奇数)の膜厚のSiO2
膜、4は暗黒色の光吸収膜である。TiO2膜2,
2′およびSiO2膜3,3′はガラス基板1の片面
に真空蒸着またはCVD法(ケミカルベーパーデ
ポジツシヨン)またはCLD法(ケミカルリキツ
ドデポジツシヨン)等によつて形成される。次に
上記TiO2膜およびSiO2膜を交互に4層膜積層し
た最終膜SiO23′の上面に光吸収と上記薄膜保護
の目的でガラス基板1に密着性がよく、かつ耐久
性のよいエポキシ系またはシリコーン系樹脂の暗
黒色樹脂による光吸収膜4を20〜100ミクロン程
度の厚さに塗装等の方法で形成する。
2図は本発明の多層膜裏面反射鏡の要部拡大断面
図である。1は反射鏡を構成するガラス基板、2
および2′はn/4λ(nは奇数)の膜厚のTiO2膜、
3および3′はn/4λ(nは奇数)の膜厚のSiO2
膜、4は暗黒色の光吸収膜である。TiO2膜2,
2′およびSiO2膜3,3′はガラス基板1の片面
に真空蒸着またはCVD法(ケミカルベーパーデ
ポジツシヨン)またはCLD法(ケミカルリキツ
ドデポジツシヨン)等によつて形成される。次に
上記TiO2膜およびSiO2膜を交互に4層膜積層し
た最終膜SiO23′の上面に光吸収と上記薄膜保護
の目的でガラス基板1に密着性がよく、かつ耐久
性のよいエポキシ系またはシリコーン系樹脂の暗
黒色樹脂による光吸収膜4を20〜100ミクロン程
度の厚さに塗装等の方法で形成する。
本発明は分光特性の最適条件を設定して、ガラ
ス基板上にTiO2膜とSiO2膜を交互に4層膜積層
して最終膜をSiO2膜とすることによつて反射率
を38%〜60%に維持し、かつ反射光の分光特性を
所定波長範囲内一定することができた。第1図の
曲線fは本発明の多層膜裏面反射鏡の分光特性
(λ−410nm)であり、曲線gは同じく本発明の
λ=480nmの場合の分光特性である。
ス基板上にTiO2膜とSiO2膜を交互に4層膜積層
して最終膜をSiO2膜とすることによつて反射率
を38%〜60%に維持し、かつ反射光の分光特性を
所定波長範囲内一定することができた。第1図の
曲線fは本発明の多層膜裏面反射鏡の分光特性
(λ−410nm)であり、曲線gは同じく本発明の
λ=480nmの場合の分光特性である。
後続車輌のヘツドライト等から出る光の分光分
布特性を第4図に示す。後続車輌のヘツドライト
等から投射される光の長波長側すなわち黄色〜橙
赤色となるにつれて分光エネルギーの値が高く、
光を強く感じまぶしくなる。従つて、この波長域
の反射光を減じて短波長側の410〜480nm付近の
青色基調で安定色が得られれば、防眩効果が発揮
されるのであろうことは容易に理解できる。
布特性を第4図に示す。後続車輌のヘツドライト
等から投射される光の長波長側すなわち黄色〜橙
赤色となるにつれて分光エネルギーの値が高く、
光を強く感じまぶしくなる。従つて、この波長域
の反射光を減じて短波長側の410〜480nm付近の
青色基調で安定色が得られれば、防眩効果が発揮
されるのであろうことは容易に理解できる。
発明の効果
本発明の構成に基づけば、裏面鏡方式を採用す
ることで表面傷の発生する必配がなく、色調が安
定しかつ視認性に不要な長波長域の反射光を減じ
防眩効果が大巾に改善された。また反射率も38%
以上に高めることが可能で視認性は向上する。
ることで表面傷の発生する必配がなく、色調が安
定しかつ視認性に不要な長波長域の反射光を減じ
防眩効果が大巾に改善された。また反射率も38%
以上に高めることが可能で視認性は向上する。
第1図は分光反射特性図、第2図は本発明の4
層膜とした多層膜裏面反射鏡の要部拡大断面図、
第3図は本発明の4層膜裏面反射鏡の反射光分光
スペクトルλと反射率の関係図、第4図はA光源
の分光分布特性図である。 a〜e……従来例の分光分布曲線、f,g……
本発明の分光分布曲線、1……ガラス基板、2,
2′……TiO2膜、3,3′……SiO2膜、4……暗
黒色の光吸収膜。
層膜とした多層膜裏面反射鏡の要部拡大断面図、
第3図は本発明の4層膜裏面反射鏡の反射光分光
スペクトルλと反射率の関係図、第4図はA光源
の分光分布特性図である。 a〜e……従来例の分光分布曲線、f,g……
本発明の分光分布曲線、1……ガラス基板、2,
2′……TiO2膜、3,3′……SiO2膜、4……暗
黒色の光吸収膜。
Claims (1)
- 1 ガラス基板の片面に各層がn/4λ(ただしn
は奇数、λは410〜480nm)の膜厚でTiO2膜およ
びSiO2膜をガラス基板側の第1層がTiO2膜とな
るように交互に4層膜積層し、かつその膜の上面
に光吸収膜を形成してなることを特徴とする多層
膜裏面反射鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20676583A JPS6098405A (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 多層膜裏面反射鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20676583A JPS6098405A (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 多層膜裏面反射鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6098405A JPS6098405A (ja) | 1985-06-01 |
JPH058401B2 true JPH058401B2 (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16528715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20676583A Granted JPS6098405A (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 多層膜裏面反射鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6098405A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6374005A (ja) * | 1986-09-18 | 1988-04-04 | Hoya Corp | 多層膜裏面反射鏡 |
JP5178085B2 (ja) | 2007-08-07 | 2013-04-10 | 株式会社村上開明堂 | 撮像装置付きバックミラー |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55143501A (en) * | 1979-04-26 | 1980-11-08 | Tokinaa Kogaku Kk | Reflecting member in optical system |
JPS5732402A (en) * | 1980-08-04 | 1982-02-22 | Minolta Camera Co Ltd | Reflecting mirror for lighting |
JPS57144504A (en) * | 1981-03-02 | 1982-09-07 | Murakami Kaimeidou:Kk | Reflector for car |
-
1983
- 1983-11-02 JP JP20676583A patent/JPS6098405A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55143501A (en) * | 1979-04-26 | 1980-11-08 | Tokinaa Kogaku Kk | Reflecting member in optical system |
JPS5732402A (en) * | 1980-08-04 | 1982-02-22 | Minolta Camera Co Ltd | Reflecting mirror for lighting |
JPS57144504A (en) * | 1981-03-02 | 1982-09-07 | Murakami Kaimeidou:Kk | Reflector for car |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6098405A (ja) | 1985-06-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4805989A (en) | Multi-layered back reflecting mirror | |
US4921331A (en) | Multi-layered mirror | |
JP2719367B2 (ja) | 多層膜表面反射鏡 | |
JP3701826B2 (ja) | 有色防曇鏡 | |
JP2561946B2 (ja) | 多層膜裏面反射鏡 | |
JP2887530B2 (ja) | 車両特に自動車用バックミラー | |
US4673248A (en) | Reflecting mirror for an automobile | |
JP5270152B2 (ja) | 車両用防眩性バックミラー | |
JPS60212704A (ja) | 反射鏡 | |
JPH08327818A (ja) | 安定した反射率と視覚信号ミラーを有する光学フィルター | |
JPH0679092B2 (ja) | 着色鏡 | |
JPH058401B2 (ja) | ||
JPS60212705A (ja) | 反射鏡 | |
JP2877553B2 (ja) | 車両用反射低減ガラス | |
JP3628540B2 (ja) | 光干渉色プリズム防眩ミラー | |
JPS60140201A (ja) | 多層膜裏面後視鏡 | |
JPS6015604A (ja) | 自動車用反射鏡 | |
JPS59188602A (ja) | 自動車用反射鏡 | |
JP2891566B2 (ja) | 防眩ミラー | |
JP2561947B2 (ja) | 多層膜裏面反射鏡 | |
JP3521715B2 (ja) | 防眩ミラー | |
JP2719375B2 (ja) | 多層膜表面反射鏡 | |
JP2719368B2 (ja) | 多層膜表面反射鏡 | |
JP2763071B2 (ja) | 眼鏡用レンズ | |
JPH08152501A (ja) | 車輌用反射低減ガラス |