JPH0581652U - 外気量測定装置 - Google Patents

外気量測定装置

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JPH0581652U
JPH0581652U JP2056792U JP2056792U JPH0581652U JP H0581652 U JPH0581652 U JP H0581652U JP 2056792 U JP2056792 U JP 2056792U JP 2056792 U JP2056792 U JP 2056792U JP H0581652 U JPH0581652 U JP H0581652U
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JP
Japan
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outside air
air
duct
measuring device
wind speed
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Pending
Application number
JP2056792U
Other languages
English (en)
Inventor
信二 石田
暢幸 篠崎
Original Assignee
クボタトレーン株式会社
株式会社クボタ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ダクト64の縦辺部72を空気調和機12の
外壁に沿わせて垂直方向に配置し、横辺部68を空気調
和機12の内部へ突出させる。したがって、風速センサ
74はガラリ62を通過して乱れた気流の影響を受けな
い。 【効果】 ダクト内で整流する必要がないので装置全体
を大型化することなく正確な風速を検知でき、外気量を
正確に測定できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は外気量測定装置に関し、特にたとえば空気調和機や換気装置等の空 調設備内へ取り込まれる外気量を測定する、外気量測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4を参照して、この種の従来の外気量測定装置1は、空気調和機2の外気口 3に取り付けられる直管ダクト4を含み、直管ダクト4の入口部にはガラリ等の 雨滴除去装置5が取り付けられる。そして、直管ダクト4内の出口近傍に風速セ ンサ6が設けられ、この風速センサ6によって空気調和機2内へ取り込まれる外 気の風速を検知し、外気量を測定するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述の従来技術では、雨滴除去装置5の下流に風速センサ6が設けられるので 雨滴除去装置5を通過して乱れた気流を整流する必要があり、そのために直管ダ クト4の長さをかなり長くする必要があり、装置全体が大型化してしまうという 問題点があった。
【0004】 それゆえに、この考案の主たる目的は、装置全体を大型化することなく正確な 風速を検知できる外気量測定装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、空調設備の外気取入口近傍に設けられる外気量測定装置であって 、空調設備の内部へ水平方向に向かって臨まされる出口と空調設備の外部へ下方 向に向かって臨まされる入口とを有するダクト、およびダクト内の出口近傍に設 けられる風速センサを備える、外気量測定装置である。
【0006】
【作用】 ダクトを略逆L形状に形成すると、縦辺部を空調設備の外壁に沿わせて配置す ることができる。しかも、ダクトの入口は下方向に向かって臨まされるので、ダ クトにはガラリ等の雨滴除去装置を設けなくてもよい。したがって、ダクト内に おいて整流する必要がない。
【0007】
【考案の効果】
この考案によれば、ダクト内で整流する必要がないので、装置全体の大型化を 防止できる。しかも、風速センサには乱れのない気流が与えられるので、正確な 風速を検知でき、外気量をより正確に測定できる。 この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【実施例】
図2を参照して、この実施例の外気量測定装置10(図1)が適用される空気 調和機12は、ケーシング14を含む。ケーシング14の内部には、空間を左右 に仕切る仕切壁16および18ならびに上下に仕切る仕切壁20および22が形 成され、それによって、ケーシング14の左上方に還気路24、右上方に排気路 26、左下方に給気路28、右下方に外気路30の4つの空気通路が形成される 。仕切壁16および18にはダンパ32および34が設けられ、仕切壁20には ダンパ36が設けられる。そして、仕切壁16および18には、仕切壁22を跨 ぐようにして全熱交換器38が設けられ、全熱交換器38にはダンパ40および 42が設けられる。
【0009】 還気路24の左端には還気口44が設けられ、その右側には還気ファン46が 設置される。排気路26の右端には排気口48が設けられ、その左側には排気ガ ラリ50が設置される。給気路28の左端には給気口52が設けられ、その右側 には給気ファン54が設置される。また、給気ファン54の右側には熱交換コイ ル56およびエアフィルタ58が設置される。外気路30の右端には外気口60 が設けられ、この外気口60には雨滴の浸入を防止するためのたとえばガラリ等 の雨滴除去装置62が設置される。そして、外気口60の近傍に外気量測定装置 10が設置される。
【0010】 図1を参照して、外気量測定装置10は、略逆L形状のダクト64を含む。ダ クト64は空気調和機12の内部へ水平方向に向かって臨まされる出口66を有 する横辺部68と、外部(屋外)へ下方向に向かって臨まされる入口70を有す る縦辺部72とを含む。この縦辺部72は空気調和機12(ケーシング14)の 外壁に沿って垂直方向に配置され得る。そして、ダクト64の内部には、出口6 6近傍に風速センサ74が設けられる。
【0011】 空気調和機12(図2)の運転時には、還気ファン46によって還気口44か ら還気路24内に取り込まれた還気が、全熱交換器38およびダンパ40、ある いはダンパ32を通して排気路26内に取り込まれ、排気ガラリ50を通して排 気口48から屋外へ排出される。一方、給気ファン54によって外気口60から 外気路30内に取り込まれた外気が、ダンパ42および全熱交換器38、あるい はダンパ34を通して給気路28内に取り込まれ、エアフィルタ58で塵埃が除 去され、熱交換コイル56で加熱あるいは冷却された後、給気口52から室内に 送出される。このとき、外気による熱負荷を軽減する等のために、還気路24か ら給気路28へダンパ36を通して還気が供給される。
【0012】 外気量測定装置10の風速センサ74が検知する風速に基づいて空気調和機1 2内に取り込まれる外気量が測定され、その外気量に基づいてファン46および 54の回転数やダンパ32〜36、40および42の開度等が調整される。 この実施例によれば、ダクト64を通して取り込まれる整った気流(外気)を 風速センサ74に与えるようにしているので、正確な風速を検知でき、外気量を 正確に測定できる。しかも、ダクト64の縦辺部72を空気調和機12(ケーシ ング14)の外壁に沿わせて配置することができるので、全体が大型化するのを 防止できる。
【0013】 また、外気口60から取り込まれた外気が風速センサ74に影響を与えること がないので、外気口60に取り付けられる雨滴除去装置62としては、図1およ び図2に示したガラリ以外に、たとえば図3に示すようなフードやその他任意の ものが用いられ得る。なお、図3に示した空気調和機12′においては、空気調 和機12(図2)における排気ガラリ50に代えて排気フード76が設置されて いる。
【0014】 そして、この外気量測定装置10は、上述したような空気調和機12(図2) あるいは12′(図3)以外に、換気装置等の他の空調設備にも適用可能である 。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1の実施例の適用例を示す図解図である。
【図3】図1の実施例の他の適用例を示す図解図であ
る。
【図4】従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …外気量測定装置 12,12′ …空気調和機 14 …ケーシング 60 …外気口 62 …雨滴除去装置 64 …ダクト 74 …風速センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調設備の外気取入口近傍に設けられる外
    気量測定装置であって、 前記空調設備の内部へ水平方向に向かって臨まされる出
    口と前記空調設備の外部へ下方向に向かって臨まされる
    入口とを有するダクト、および前記ダクト内の前記出口
    近傍に設けられる風速センサを備える、外気量測定装
    置。
JP2056792U 1992-04-06 1992-04-06 外気量測定装置 Pending JPH0581652U (ja)

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JP2056792U JPH0581652U (ja) 1992-04-06 1992-04-06 外気量測定装置

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JP2056792U JPH0581652U (ja) 1992-04-06 1992-04-06 外気量測定装置

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JPH0581652U true JPH0581652U (ja) 1993-11-05

Family

ID=12030761

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JP2056792U Pending JPH0581652U (ja) 1992-04-06 1992-04-06 外気量測定装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56108910A (en) * 1980-01-31 1981-08-28 Hitachi Ltd Measuring device for sucked air flow rate
JPH02290454A (ja) * 1989-04-28 1990-11-30 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JPH0428937A (ja) * 1990-05-25 1992-01-31 Chubu Electric Power Co Inc 空気調和機

Patent Citations (3)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980721