JPH0577341A - 帯状部材の貼付け方法および装置 - Google Patents

帯状部材の貼付け方法および装置

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JPH0577341A
JPH0577341A JP3267317A JP26731791A JPH0577341A JP H0577341 A JPH0577341 A JP H0577341A JP 3267317 A JP3267317 A JP 3267317A JP 26731791 A JP26731791 A JP 26731791A JP H0577341 A JPH0577341 A JP H0577341A
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JP
Japan
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shaped member
strip
molding drum
belt
gripping
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Goji Okuyama
山 剛 司 奥
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成型ドラム11への帯状部材19の貼付けを高能
率かつ蛇行させることなく行い、製品タイヤの品質を向
上させる。 【構成】 帯状部材19を予め所定長Lに切断し、この切
断された帯状部材19を把持手段63によって後端部を把持
しながら成型ドラム11に供給して一気に貼付けるように
しているので、成型ドラム11の停止、起動の回数が減少
して貼付けのサイクルタイムが短縮されるとともに、蛇
行が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、連続した帯状部材を
所定長に切断しながら成型ドラムに貼付ける方法および
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の帯状部材の貼付け方法・装置とし
ては、例えば、特開平2ー239053号公報に記載さ
れているようなものが知られている。このものは、連続
した帯状部材の先端部を把持している把持体を成型ドラ
ムに向かって移動させ該帯状部材の先端部を圧着体によ
って成型ドラムに圧着した後、成型ドラムを回転させな
がら帯状部材を供給し、該帯状部材を成型ドラムの周囲
に 4/5周程度貼付け、次いで、先端から成型ドラムの1
周長とほぼ等距離だけ離れた切断位置直前の帯状部材を
前記把持体によって把持するとともに、該切断位置直後
の帯状部材を押付け体によって押付け位置固定した後、
帯状部材を切断位置において切断し、次いで、成型ドラ
ムを回転させながら切断された帯状部材の後端部を把持
している把持体を成型ドラムに向かって移動させ残りの
帯状部材を成型ドラムの周囲に貼付けるようにしたもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな帯状部材の貼付け方法・装置にあっては、帯状部材
の貼付け途中において( 4/5周程度貼付けたとき)、一
旦成型ドラムの回転を停止し、その後再び起動するよう
にしているので、成型ドラムの停止、起動の回数が増加
し、この結果、貼付けのサイクルタイムが長くなるとい
う問題点がある。しかも、把持体によって帯状部材の後
端部を把持するには、貼付けの途中で、即ち 4/5周程度
貼付けた時点で一旦成型ドラムの回転を停止しなければ
ならないため、残余の帯状部材の貼付け時に、該帯状部
材が蛇行することがあるという問題点もある。
【0004】この発明は、成型ドラムへ帯状部材を高能
率で貼付けることができ、しかも、貼付け時において帯
状部材が蛇行するおそれのない帯状部材の貼付け方法お
よび装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、第1
に、連続した帯状部材の先端部を把持する工程と、先端
部が把持された帯状部材を成型ドラムの1周長とほぼ等
長の所定長だけ成型ドラムに向かって搬送しコンベア上
に載置する工程と、帯状部材の先端部を把持から解放す
る工程と、帯状部材の先端から所定長だけ離れた切断位
置の直前を把持するとともに、該切断位置の直後を固定
する工程と、帯状部材を切断位置において切断する工程
と、後端部が把持された切断後の帯状部材をコンベアに
より成型ドラムに向かって搬送し、その先端部を成型ド
ラムに圧着する工程と、成型ドラムを回転させながら、
後端部が把持されている帯状部材を成型ドラムに供給す
ることにより、該帯状部材を成型ドラムの周囲に一気に
貼付ける工程と、を包含する帯状部材の貼付け方法によ
り、第2に、連続した帯状部材を把持することができる
把持手段と、帯状部材の先端部を把持した把持手段を成
型ドラムに向かって移動させることにより、帯状部材を
成型ドラムの1周長とほぼ等長の所定長だけ搬送する駆
動手段と、把持手段が帯状部材の先端部を把持から解放
したとき、該帯状部材が載置されるコンベアと、駆動手
段によって把持手段が帯状部材の先端から所定長だけ離
れた切断位置の直前まで移動して該位置の帯状部材を把
持したとき、切断位置の直後の帯状部材を固定する固定
手段と、把持手段および固定手段によって把持および固
定された帯状部材を切断位置において切断する切断手段
と、切断された帯状部材の後端部を把持している把持手
段およびコンベアを同一速度で同期して成型ドラムに向
かって移動、走行させ、帯状部材の先端部が成型ドラム
に到達したとき、該先端部を成型ドラムに圧着する圧着
手段と、を備え、成型ドラムを回転させながら、帯状部
材の後端部を把持している把持手段、コンベアを成型ド
ラムの周速度とほぼ同一速度で成型ドラムに向かって移
動、走行させることにより、帯状部材を成型ドラムの周
囲に一気に貼付ける帯状部材の貼付け装置により達成す
ることができる。
【0006】
【作用】まず、連続した帯状部材の先端部を把持手段に
よって把持する。次に、この帯状部材の先端部を把持し
た把持手段を駆動手段により成型ドラムに向かって移動
させ、該帯状部材を成型ドラムの1周長とほぼ等長の所
定長だけ引出し搬送する。次に、把持手段が帯状部材の
先端部を把持から解放するが、このとき、帯状部材はコ
ンベア上に載置される。次に、駆動手段によって把持手
段を成型ドラムから離隔する方向に移動させ、帯状部材
の先端から所定長だけ離れた切断位置の直前を該把持手
段によって把持するとともに、切断位置の直後を固定手
段によって固定する。次に、把持手段および固定手段に
よって把持および固定された帯状部材を切断位置におい
て切断し、所長長の帯状部材を切り出す。次に、帯状部
材の後端部を把持している把持手段およびコンベアを同
一速度で同期して移動、走行させ、切断後の帯状部材を
成型ドラムに向かって搬送する。そして、帯状部材の先
端部が成型ドラムに到達したとき、圧着手段によって帯
状部材の先端部を成型ドラムに圧着する。次に、成型ド
ラムを回転させながら、帯状部材の後端部を把持してい
る把持手段およびコンベアを成型ドラムの周速度とほぼ
同一速度で成型ドラムに向かって同期して移動、走行さ
せることにより、帯状部材を成型ドラムに供給してその
周囲に一気に貼付ける。ここで、この発明にあっては、
成型ドラムを連続回転させて帯状部材を一気に貼付ける
ようにしているため、成型ドラムの停止、起動回数が減
少し、この結果、貼付けのサイクルタイムを短縮するこ
とができる。しかも、帯状部材の後端部は貼付け開始前
に把持手段によって把持されているので、貼付けの最中
に後端部の把持のために成型ドラムの回転を停止させる
必要はなく、この結果、貼付け時に帯状部材が蛇行する
おそれもない。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1において、11は成型ドラムであり、この
成型ドラム11は床面12上に設置されたモータ13により任
意の回転速度で必要回数だけ回転される。成型ドラム11
から後方に大きく離れた床面12上にはフレーム16が設置
され、このフレーム16の上部には前後方向に延びるコン
ベア18が支持されている。そして、このコンベア18はト
レッド等の連続した帯状部材19を成型ドラム11に向かっ
て供給する。また、コンベア18と成型ドラム11との間に
は、載置された帯状部材19を成型ドラム11に向かって供
給するコンベア17が設置されている。
【0008】図1、2において、前記フレーム16の前端
部には、帯状部材19の幅方向に延び後述するカッターの
刃先が当接するアンビル20が取付けられている。また、
前記フレーム16の前端部に取り付けられたブラケット23
には、スライドブロック24およびレール25により案内さ
れて斜め前方に移動する移動台26が支持され、この移動
台26の先端にはヒータ(図示していない)が内蔵された
カッター27が取り付けられている。そして、この移動台
26がシリンダ28のピストンロッド29の突出によってアン
ビル20に接近するよう移動すると、前記カッター27はア
ンビル20と協働して帯状部材19を切断位置、即ち、帯状
部材19の先端から成型ドラム11の1周長とほぼ等長の所
定長Lだけ離れた位置において幅方向に切断する。ここ
で、所定長Lとは、例えば成型ドラム11に貼付けた帯状
部材19の先、後端を突き合わせによって接合するような
場合には、成型ドラム11の1周長と等長であり、帯状部
材19の先、後端部を重ね合わせによって接合するような
場合には、成型ドラム11の1周長に重ね合わせ量を加え
た長さであり、帯状部材19の先、後端をこれらの間の隙
間が所定値以下となるようにして接合(一部は突き合わ
されているか重ね合わされている)するような場合に
は、成型ドラム11の1周長から所定値を減じた長さと成
型ドラム11の1周長との間の長さである。但し、切断さ
れた帯状部材19の実際長は、切断誤差、時間の経過によ
るゴム収縮等の影響を受けて、所定長Lと若干異なって
いる。前述したアンビル20、移動台26、カッター27、シ
リンダ28は全体として、帯状部材19を切断位置において
幅方向に切断する切断手段30を構成する。前記アンビル
20より後方には固定手段としての押し付け体32が設置さ
れ、この押し付け体32は薄肉の矩形板ばねから構成され
ている。そして、この押し付け体32は、図示していない
シリンダの作動により揺動し、切断位置の直後の帯状部
材19をアンビル20に押付けて固定することができる。
【0009】図1、3において、コンベア17の上方には
前後方向に離れた一対の支持フレーム35が設けられ、こ
れらの支持フレーム35の下面にそれぞれ固定されたスラ
イドブロック36には、前後方向に延びる水平なビーム37
の上面に固定されたレール38が摺動可能に係合してい
る。このビーム37の上面には前後方向に離れた一対の軸
受39が取り付けられ、これらの軸受39にはビーム37に平
行なねじ軸40が回転可能に支持されている。41は支持フ
レーム35の上端に固定されたモータであり、このモータ
41の回転力はベルト42を介してねじ軸40にねじ込まれる
とともに支持フレーム35に回転可能に支持されたねじ体
43に伝達される。この結果、モータ41が作動すると、ビ
ーム37は支持フレーム35に支持されながら前後方向に移
動する。45は走行フレームであり、この走行フレーム45
はビーム37の一側面に固定されたレール46に嵌合するこ
とでビーム37の一側において懸架されるとともに前後方
向に移動可能に支持される。また、ビーム37の下面には
前後方向に離れた一対の軸受49が取り付けられ、これら
の軸受49にはビーム37に平行なねじ軸50が回転可能に支
持されている。そして、前記ねじ軸50は走行フレーム45
にねじ込まれている。51は走行フレーム45より後方のビ
ーム37に固定されたモータであり、このモータ51の回転
力はベルト52を介してねじ軸50に伝達される。そして、
前記モータ51が作動するとねじ軸50が回転し、これによ
り、走行フレーム45がレール46にガイドされながら前後
方向に往復動する。前述した走行フレーム45、ねじ軸5
0、モータ51は全体として、後述する把持手段を成型ド
ラム11に向かって移動させる駆動手段53を構成する。
【0010】前記走行フレーム45には上下方向に延びる
レール55が固定され、このレール55には昇降フレーム56
が昇降可能に支持されている。また、走行フレーム45に
取り付けられた一対の軸受57には垂直なねじ軸58が回転
可能に支持され、このねじ軸58は前記昇降フレーム56に
ねじ込まれている。また、走行フレーム45にはモータ59
が取り付けられ、このモータ59の回転力はベルト60を介
して前記ねじ軸58に伝達され前記昇降フレーム56を昇降
させる。前述した昇降フレーム56、ねじ軸58、モータ59
は全体として、後述する把持手段を昇降させる昇降手段
61を構成する。前記昇降フレーム56の下端には把持手段
63が取り付けられ、この把持手段63は帯状部材19を両側
から把持することができる。
【0011】前記ビーム37の前端には上下方向に延びる
支持プレート66が固定され、この支持プレート66の前面
には上下方向に延びるシリンダ67が取り付けられてい
る。このシリンダ67のピストンロッド68の先端(下端)
には圧着体69が取り付けられ、この圧着体69はシリンダ
67のピストンロッド68が突出したとき、帯状部材19を成
形ドラム11に圧着する。前述したシリンダ67、圧着体69
は全体として圧着手段70を構成する。また、支持プレー
ト66の後面にはセンサ72が固定され、このセンサ72は成
型ドラム11に圧着された帯状部材19の先端を検出し、そ
の検出信号を図示していない制御手段に出力する。この
検出信号が入力されたとき、制御手段は帯状部材19の先
端の設定位置からの位置ずれ量を求め、この位置ずれ量
を基にコンベア17、把持手段63の走行、移動速度および
成形ドラム11の周速度を制御して帯状部材19を圧縮ある
いは引き伸ばし、該帯状部材19の長さを所定長Lに修正
する。
【0012】次に、この発明の一実施例の作用について
説明する。今、切断位置の直後で静止している連続した
帯状部材19の先端部を把持手段63が上下両側から把持し
ているとする。このとき、圧着手段70は成型ドラム11の
直上で待機している。次に、押し付け体32を帯状部材19
から離隔させた後、駆動手段53のモータ51を作動してね
じ軸50を回転させる。これにより、帯状部材19の先端部
を把持している把持手段63は成型ドラム11に向かって移
動し、該帯状部材19は成型ドラム11に向かって引出され
ながら搬送される。このとき、コンベア17、18を把持手
段63の移動速度と等速度で走行させる。そして、帯状部
材19が図1に仮想線で示すように成型ドラム11の1周長
とほぼ等長の所定長Lだけ引き出され、その先端が切断
位置から所定長Lだけ離れると、モータ51およびコンベ
ア17、18の作動を停止する。次に、帯状部材19の先端部
を把持手段63による把持から解放すると、前記引き出さ
れた帯状部材19はコンベア17上に載置される。
【0013】次に、モータ59を作動してねじ軸58を回転
させ、昇降フレーム56、把持手段63を上昇させるととも
に、駆動手段53のモータ51を作動してねじ軸50を回転さ
せ、把持手段63を切断位置直前の帯状部材19の直上まで
移動させる。次に、モータ59を作動してねじ軸58を回転
させ把持手段63を下降させた後、該把持手段63により切
断位置の直前の帯状部材19を上下両側から把持する。こ
のとき、押し付け体32はシリンダの作動によって揺動さ
れ、切断位置の直後の帯状部材19がアンビル20に押付け
られて固定される。次に、シリンダ28を作動して移動台
26、カッター27をアンビル20に向かって移動させると、
カッター27およびアンビル20は協働して、把持手段63と
押し付け体32との間の切断位置において帯状部材19を幅
方向に切断する。この結果、所定長L(実際には前述の
ように所定長Lと若干異なっている)の帯状部材19が、
連続した帯状部材19から切り出される。このとき、把持
手段63はこの切断された帯状部材19の後端部を把持する
ことになり、一方、押し付け体32は連続した帯状部材19
の先端部を固定することになる。次に、シリンダ28を作
動してカッター27を初期位置に復帰させる。
【0014】次に、コンベア17を走行させ帯状部材19を
成型ドラム11に向かって搬送する。このとき、モータ51
を作動して帯状部材19の後端部を把持している把持手段
63をコンベア17の走行速度と同一速度で前方に同期して
移動させ、切断後の帯状部材19の長さが変化する事態を
防止する。そして、帯状部材19の先端部が成型ドラム11
の頂上部に到達すると、前記帯状部材19の搬送を停止す
る。次に、圧着手段70のシリンダ67のピストンロッド68
を突出し、圧着体69によって帯状部材19の先端部を成型
ドラム11に押し付け圧着する。次に、シリンダ67のピス
トンロッド68を引っ込め、圧着体69を初期位置まで上昇
させる。
【0015】次に、モータ41を作動してねじ軸40を回転
させ、センサ72が成型ドラム11の頂上部直上、即ち帯状
部材19の先端直上に到達するまで、ビーム37を前方に移
動させる。このとき、モータ51を作動してねじ軸50を回
転させることにより、走行フレーム45をビーム37と逆方
向に同一速度で移動させ、把持手段63が前後方向に移動
する事態を防止する。次に、センサ72によって帯状部材
19の先端を検出し、その検出信号を制御手段に出力す
る。制御手段はこの検出信号から帯状部材19の先端の設
定位置からの位置ずれ量を求める。次に、モータ41を作
動してねじ軸40を回転させ、圧着手段70、センサ72を図
1に仮想線で示す退避位置まで前方に移動させる。この
ときも前述と同様にモータ51を作動してねじ軸50を回転
させ、把持手段63が前後方向に移動するのを防止する。
【0016】次に、モータ13によって成型ドラム11を所
定の周速度で回転させるとともに、帯状部材19の後端部
を把持している把持手段63およびコンベア17を前記周速
度とほぼ同一の速度で移動、走行させて帯状部材19を成
型ドラム11に供給し、帯状部材19を成型ドラム11の周囲
に一気に貼付ける。このとき、制御手段から成型ドラム
11、モータ51、コンベア17に前記位置ずれ量に対応した
制御信号を送って成型ドラム11の周速度とコンベア17、
把持手段63の走行、移動速度を制御し、これにより帯状
部材19を貼付け中に圧縮あるいは引き伸ばして該帯状部
材19の長さを所定長Lに修正する。そして、帯状部材19
が成型ドラム11の周囲に1周分貼付けられると、成型ド
ラム11の回転およびコンベア17、把持手段63の走行、移
動を停止する。次に、帯状部材19の後端部を把持手段63
の把持から解放した後、モータ59を作動して把持手段63
を上昇させる。
【0017】次に、モータ41を作動してビーム37、把持
手段63を一体的に、圧着体69がドラム11の頂上部直上に
到達するまで後方に移動させる。次に、シリンダ67のピ
ストンロッド68を突出させて圧着体69により帯状部材19
の後端部を成型ドラム11に押し付け、帯状部材19の後端
と先端とを圧着接合する。次に、シリンダ67を作動して
圧着体69を初期位置まで上昇させ、一方、モータ51、59
を作動して把持手段63を押し付け体32の直前まで移動さ
せた後、該把持手段63により帯状部材19の先端部を把持
する。以上がこの実施例の作用の1サイクルであり、以
後、このサイクルが繰り返される。ここで、この実施例
にあっては、帯状部材19を予め所定長Lに切断し、この
切断された帯状部材19を把持手段63によって後端部を把
持しながら成型ドラム11に供給して一気に貼付けるよう
にしているので、貼付けの途中で成型ドラム11が停止す
るようなことはなく、この結果、成型ドラム11の停止、
起動の回数が減少して貼付けのサイクルタイムが短縮さ
れる。しかも、帯状部材19の後端部は貼付け開始前に把
持手段63によって把持されているので、貼付けの最中に
後端部の把持のために成型ドラム11の回転を停止させる
必要はなく、この結果、貼付け時に帯状部材19が蛇行す
るおそれもない。
【0018】なお、前述の実施例においては、カッター
27をアンビル20に向かって直線移動させることにより帯
状部材19を切断するようにしたが、この発明ではカッタ
ーを帯状部材19の幅方向に移動させることにより帯状部
材19を切断するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、成型ドラムへ帯状部材を高能率で貼付けることがで
き、しかも、この貼付け時において帯状部材が蛇行する
おそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す概略正面図である。
【図2】切断手段近傍の正面図である。
【図3】把持手段近傍の正面図である。
【符号の説明】
11…成型ドラム 17…コンベア 19…帯状部材 30…切断手段 32…固定手段 53…駆動手段 63…把持手段 70…圧着手段 L…所定長

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続した帯状部材の先端部を把持する工程
    と、先端部が把持された帯状部材を成型ドラムの1周長
    とほぼ等長の所定長だけ成型ドラムに向かって搬送しコ
    ンベア上に載置する工程と、帯状部材の先端部を把持か
    ら解放する工程と、帯状部材の先端から所定長だけ離れ
    た切断位置の直前を把持するとともに、該切断位置の直
    後を固定する工程と、帯状部材を切断位置において切断
    する工程と、後端部が把持された切断後の帯状部材をコ
    ンベアにより成型ドラムに向かって搬送し、その先端部
    を成型ドラムに圧着する工程と、成型ドラムを回転させ
    ながら、後端部が把持されている帯状部材を成型ドラム
    に供給することにより、該帯状部材を成型ドラムの周囲
    に一気に貼付ける工程と、を包含することを特徴とする
    帯状部材の貼付け方法。
  2. 【請求項2】連続した帯状部材を把持することができる
    把持手段と、帯状部材の先端部を把持した把持手段を成
    型ドラムに向かって移動させることにより、帯状部材を
    成型ドラムの1周長とほぼ等長の所定長だけ搬送する駆
    動手段と、把持手段が帯状部材の先端部を把持から解放
    したとき、該帯状部材が載置されるコンベアと、駆動手
    段によって把持手段が帯状部材の先端から所定長だけ離
    れた切断位置の直前まで移動して該位置の帯状部材を把
    持したとき、切断位置の直後の帯状部材を固定する固定
    手段と、把持手段および固定手段によって把持および固
    定された帯状部材を切断位置において切断する切断手段
    と、切断された帯状部材の後端部を把持している把持手
    段およびコンベアを同一速度で同期して成型ドラムに向
    かって移動、走行させ、帯状部材の先端部が成型ドラム
    に到達したとき、該先端部を成型ドラムに圧着する圧着
    手段と、を備え、成型ドラムを回転させながら、帯状部
    材の後端部を把持している把持手段、コンベアを成型ド
    ラムの周速度とほぼ同一速度で成型ドラムに向かって移
    動、走行させることにより、帯状部材を成型ドラムの周
    囲に一気に貼付けるようにしたことを特徴とする帯状部
    材の貼付け装置。
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JP3267317A Withdrawn JPH0577341A (ja) 1991-06-12 1991-09-18 帯状部材の貼付け方法および装置

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JP (1) JPH0577341A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100426167B1 (ko) * 2001-06-04 2004-04-06 한국타이어 주식회사 타이어 제조용 배치오프장비의 시트고무이송장치
JP2010260316A (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 Bridgestone Corp タイヤ製造装置及びタイヤ製造方法

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