JPH057722U - クリーナーにおける内燃機関の冷却構造 - Google Patents

クリーナーにおける内燃機関の冷却構造

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JPH057722U
JPH057722U JP6309191U JP6309191U JPH057722U JP H057722 U JPH057722 U JP H057722U JP 6309191 U JP6309191 U JP 6309191U JP 6309191 U JP6309191 U JP 6309191U JP H057722 U JPH057722 U JP H057722U
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博文 山見
富士雄 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関を駆動源とする送風機を備えたクリ
ーナにおいて、送風機の排気口からの排風を内燃機関の
冷却の用に供し、効率的かつ経済的に内燃機関の過熱を
防止すると共に、前記内燃機関の排気マフラーからクリ
ーナー外へ排出される排気ガスの排気温をも低下させ、
安全性に優れたクリーナーを提供する。 【構成】 内燃機関11によって作動する送風機9によ
り容器17内の空気を吸引し、該容器17内に連通する
吸取管31からごみ等15を前記容器17内へ吸い込む
ように構成されたクリーナー1において、少なくとも前
記内燃機関11をエンジンケース13内に収容し、前記
送風機9の排気口21から排出される排風を前記内燃機
関11のシリンダ35に向けて吐出するとともに、前記
内燃機関11のマフラテールパイプ51を、前記エンジ
ンケース13に設けられた排風口43に向けて若干延び
出させて設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋外等で空缶、空瓶、その他のごみ等を所定の容器(いわゆる、ご み箱等)内に吸引収集するために用いられるクリーナーに関し、特に、該クリー ナーの駆動源である内燃機関の過熱を防止するとともに、前記内燃機関からクリ ーナー外部へ排出される排気ガスの温度を低下せしめるための内燃機関の冷却構 造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から公園などにはごみ箱等が設置されているが、その周囲などに投げ捨て られた空缶、空瓶、その他のごみは、作業者によって手で拾い集められていた。 しかし、このように作業者が手で空缶等を拾い集めていたので、その収集作業に 著しく手数を要していた。
【0003】 そこで、次のようなクリーナーが提案されるに至っている。
【0004】 すなわち、上方が開口した所定の容器が着脱自在に搭載される台車と、該台車 上に搭載された送風機と、前記台車に対して回動自在に支持されその回動によっ て前記台車上に搭載された前記容器の上方開口部を開閉する蓋体と、該蓋体が前 記容器の上方開口部を閉じたときに前記容器の内部に連通するように一端部が前 記蓋体に接続されるとともに他端部が前記送風機の吸気口に接続された吸気管と 、前記蓋体が前記容器の上方開口部を閉じたときに前記容器の内部に連通するよ うに基端部が前記蓋体に接続されるとともに先端に吸取口を有する吸取管とを備 えてなるクリーナーである。
【0005】 前記クリーナーの詳細な構成は、例えば、本件出願人の出願に係る実願平3− 5795号の願書に添付した明細書及び図面中に示されている。
【0006】 ところで、前記のクリーナーにあっては、前記送風機の駆動源として内燃機関 が用いられている。
【0007】 そして、従来は、前記内燃機関の過熱防止のために、前記送風機のファンケー スの側面に切欠を設け、そこから前記送風機のファンの回転によって生ずる風の 一部を取り出すことにより、前記内燃機関の冷却を行っていた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記ファンケースに設けられた切欠から取り出される風の量は僅かで あり、前記内燃機関の冷却に十分役立っているとは言えないのが現状である。
【0009】 一方、前記送風機のファンケースには、ファンの回転により前記吸気管を通じ て取り込まれた大量の空気を送風機外へ排出するための排気口が設けられている が、該排気口から排出される空気は、何ら前記内燃機関の冷却に活用されること なく排気されていた。
【0010】 本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、従来活用されていなかった前記フ ァンケースの排気口からの排風を前記内燃機関の冷却の用に供し、効率的かつ経 済的に内燃機関の過熱を防止するとともに、併せて、前記内燃機関の排気マフラ ーからクリーナー外へ排出される排気ガスの排気温をも低下させ、安全性に優れ たクリーナーを提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案は、内燃機関11によって作動する送風機9 により容器17内の空気を吸引し、該容器17内に連通する吸取管31からごみ 等15を前記容器17内へ吸い込むように構成されたクリーナー1において、前 記送風機9の排気口21から排出される排風を前記内燃機関11のシリンダ35 に向けて吐出する構成としたものである。
【0012】 さらに、少なくとも前記内燃機関11をエンジンケース13内に収容し、前記 送風機9の排気口21から排出される排風を前記内燃機関11のシリンダ35に 向けて吐出するとともに、前記内燃機関11のマフラテールパイプ51を、前記 エンジンケース13に設けられた排風口43に向けて若干延び出させて設けた構 成としたものである。
【0013】
【作用】
本考案によれば、前記送風機9から排出される排風が内燃機関11のシリンダ 35に向かって吐出されるため、シリンダ35をはじめとする内燃機関11全体 が効率的に冷却される。
【0014】 また、請求項2記載の考案では、内燃機関11がエンジンボックス13内に収 容され、内燃機関11のマフラテールパイプ51が前記エンジンボックス13に 設けられた排風口43に向かって若干延び出ているため、前記送風機9の排気口 21から排出された排風が、シリンダ35に衝突した後にエンジンボックス13 内を循環し内燃機関11全体をさらに効率的に冷却するとともに、マフラテール パイプ51から吐出される排気ガスと混合し、排気ガス温度を低下せしめる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】 図4は、本考案が実施されるクリーナーの全体概略斜視図である。
【0017】 このクリーナー1の基本構成は、本件出願人が前記実願平3−5795号の願 書に添付した明細書及び図面中に詳細に開示しているものと略同一である。
【0018】 同図中、3は、前部に前輪5、後部に左右一対の後輪7、7を有する台車であ る。該台車3の上面前部には、内部に送風機9及び該送風機9の駆動源である内 燃機関11等を収容する適宜の防音対策を施し開閉自在のドア13aを備えたエ ンジンケース13が設けられ、上面後部には、ごみ等15を収容する容器17が 着脱自在に搭載されている。
【0019】 前記送風機9は、図2に示す如く、吸気口19と排気口21とを有するファン ケース23内に前記内燃機関11により駆動されるファン25が軸支され、該フ ァン25の回転により前記吸気口19から空気を吸い込み、前記排気口21から 空気を排出する遠心式のブロアーである。そして、前記吸気口19には、一端2 7aが前記容器17の上端開口を覆うドーム状蓋体52内に開口した吸気管27 の他端27bが接続されている。
【0020】 また、前記容器17内には、先端にごみ等の吸取口29を有する吸取管31の 基端部33が前記蓋体52から突入して開口している。
【0021】 そして、前記内燃機関11によって前記送風機9が作動し、前記吸気管27を 通して前記容器17内の空気が吸引されると、該容器17内の負圧化により、前 記吸取管31を通して、ごみ等15が前記容器17内に容易に吸引収集できるも のである。
【0022】 図1及び図2は、本考案の要部斜視図であり、前記構成のクリーナー1におけ るエンジンケース13内の内燃機関11及び送風機9を表側と裏側とから示すも のである。
【0023】 前記送風機9は、ファン25の回転軸を水平にして配置され、前記送風機9の 表側には、シリンダ35、クランク室37及び排気マフラー39が配設されてい る。
【0024】 前記送風機9のファンケース23には、前記の通り、排気口21が存在してい るが、該排気口21には、可撓性のある排気管41の一端が接続され、該排気管 41の他端は、前記シリンダ35の上方に斜下方を向いて開口している。そして 、この構成により、前記排気口21から排出された空気が前記排気管41を通し て前記シリンダ35に向かって吐出され、シリンダ35の過熱が防止される。な お、前記シリンダ35に向かって吐出された排風は、エンジンケース13内を適 宜循環して内燃機関11全体を冷却し、前記エンジンケース13の後部底部に設 けられた排風口43から外部へ排出される(図3参照)。
【0025】 図中、45は前記内燃機関の燃料タンク、47はキャブレータ、49はエアク リーナ、53は塵埃等が前記送風機9の吸気口19側へ吸入されぬ様にするため に前記蓋体52に設けられたストレーナであり、54は前記容器17自体の蓋で ある。
【0026】 また、本考案においては、図1及び図3に示す如く、前記排気マフラー39の テールパイプ51が、前記エンジンケース13に設けられた排風口43に向かっ て若干長く延び出して設けられている。
【0027】 これにより、前記排気マフラー39から排出された排気ガスは、前記排風口4 3方向に導かれ、前記テールパイプ51先端から前記排風口43へ至る間に、前 記排気管41より吐出されエンジンケース13内を循環した冷却風と混合する。 この結果、排気ガスが前記排風口43から外部へ排出される際には、排気温度が 低下されており、クリーナー1使用中に、作業者が排気ガスにより火傷を負う等 の危険が未然に防止される。
【0028】 なお、前記エンジンケース13の内壁には適宜の吸音材が張られており、内部 に収容した内燃機関11及び送風機9等から生ずる騒音が極力抑えられている。
【0029】
【考案の効果】
本考案によれば、送風機から大量に排出される排風によって内燃機関を冷却す るものであるため、極めて冷却効率がよく、内燃機関の過熱が効果的に防止でき る。しかも、従来はそのまま外部へ排出されていた排風を流用するものであるた め、冷却のための特別なコストが不要である。
【0030】 また、排気マフラーから吐出された排気ガスが前記の排風と混合して外部へ排 出されるため、排気温度が低下し、安全性の高いクリーナーが得られる等の効果 がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部を示す斜視図である。
【図2】図1の裏面を示す一部切欠斜視図である。
【図3】エンジンケースのドアを取り外したクリーナー
の全体縦断側面図である。
【図4】クリーナーの全体概略斜視図である。
【符号の説明】
1 クリーナー 9 送風機 11 内燃機関 13 エンジンケース 17 容器 21 排気口 31 吸取管 35 シリンダ 43 排風口 51 マフラテールパイプ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関11によって作動する送風機9
    により容器17内の空気を吸引し、該容器17内に連通
    する吸取管31からごみ等15を前記容器17内へ吸い
    込むように構成されたクリーナー1において、前記送風
    機9の排気口21から排出される排風を前記内燃機関1
    1のシリンダ35に向けて吐出することを特徴とするク
    リーナーにおける内燃機関の冷却構造。
  2. 【請求項2】 内燃機関11によって作動する送風機9
    により容器17内の空気を吸引し、該容器17内に連通
    する吸取管31からごみ等15を前記容器17内へ吸い
    込むように構成されたクリーナー1において、少なくと
    も前記内燃機関11をエンジンケース13内に収容し、
    前記送風機9の排気口21から排出される排風を前記内
    燃機関11のシリンダ35に向けて吐出するとともに、
    前記内燃機関11のマフラテールパイプ51を、前記エ
    ンジンケース13に設けられた排風口43に向けて若干
    延び出させて設けたことを特徴とするクリーナーにおけ
    る内燃機関の冷却構造。
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