JPH0570851B2 - - Google Patents

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JPH0570851B2
JPH0570851B2 JP12744185A JP12744185A JPH0570851B2 JP H0570851 B2 JPH0570851 B2 JP H0570851B2 JP 12744185 A JP12744185 A JP 12744185A JP 12744185 A JP12744185 A JP 12744185A JP H0570851 B2 JPH0570851 B2 JP H0570851B2
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JP
Japan
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transistor
output control
potential point
voltage
control transistor
Prior art date
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JP12744185A
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English (en)
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JPS61285517A (ja
Inventor
Hitoshi Ishikawa
Kenji Kano
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、定電圧回路に係り、特に出力電圧
の安定化に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は例えば「ボルテージ・レギユレータ・
ハンドブツク−(株)誠文堂新光社、昭和54年5月10
日第1版発行」に示された従来の定電圧回路であ
り、図に於て1はカソード接地の定電圧ダイオー
ドからなる基準電圧発生手段、2はこの基準電圧
発生手段1の低電位側、すなわちアノードにコレ
クタが接続されるとともにエミツタが負電圧電源
に接続されるNPN型トランジスタ、3はこの
NPN型トランジスタ2に互いのベースが接続さ
れ、エミツタが負電圧電源に接続されるベース・
コレクタ短絡のNPN型トランジスタ、4はこの
NPN型トランジスタ3に互いのコレクタが、上
記基準電圧発生手段1の低電位側すなわちアノー
ドにベースが接続されるPNP型トランジスタか
らなる出力制御トランジスタ、5はこの出力制御
トランジスタ4のエミツタに一方が接続されると
ともに他方が接地される定電圧出力端6を有する
分圧回路で、この分圧回路5は上記出力制御トラ
ンジスタ4のエミツタに接続される第1抵抗7
と、この第1抵抗7に直列接続される第2抵抗8
と、この第2抵抗8にカソードが接続され、アノ
ードが接地されるPN接合ダイオードからなる
PN接合素子9と、上記第1抵抗7と第2抵抗8
との間に設けられた定電圧出力端6とからなるも
のである。
次に動作について説明する。この様な従来の定
電圧回路に於ては、2個のNPN型トランジスタ
2,3でカレントミラー回路が構成されているか
ら、NPN型トランジスタ3のコレクタ電流I1
同じ大きさの電流I2がNPN型トランジスタ2の
コレクタ電流として流れ、そのため、定電圧ダイ
オード1に逆電流を流すから定電圧ダイオード1
のアノードには基準電圧V2が発生する。この様
にして発生した基準電圧VZが出力制御トランジ
スタ4のベースに印加されると、この出力制御ト
ランジスタ4のエミツタからエミツタ電圧が出力
されるからこれを分圧回路5にて分圧し、定電圧
出力端6から定電圧VOUTが出力され、この時の
定電圧VOUTは下記()式で示されるものなる。
VOUT=(VZ−VBE4−VF9)・R8/R7+R8+VF9 ……() ただし、()式に於て、VOUTは定電圧出力端
6の出力電圧、VZは定電圧ダイオード1の基準
電圧VBE4は出力制御トランジスタ4のベース・エ
ミツタ間電圧、VF9はPN接合ダイオード9の順
方向電圧、R7及びR8は各々第1及び第2抵抗7,
8の抵抗値である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の定電圧回路は以上の様に構成されている
ので、出力制御トランジスタ4のベース・エミツ
タ間及び第1、第2抵抗7,8並びにPN接合素
子9によつて電流I2が制御され基準電圧(VZ)が
温度補償されるものの、電源電圧が変動すると、
これに伴つてNPN型トランジスタ3のコレクタ
電位が変動し、出力制御トランジスタ4のコレク
タ電位が変動するため、出力制御トランジスタ4
はベース幅変調効果を受け、そのエミツタ電位
(VZ−VBE4)が変動してしまい、その結果、出力
電圧(VOUT)が変動してしまうという問題点が
有り、具体的には、電源電圧が10〔V〕変動する
と、出力制御トランジスタ4のエミツタ電位が約
5〜6〔mV〕変動してしまうものであつた。
この発明は上記のような問題点を解決するため
になされたもので、高精度かつ安定な定電圧回路
を得ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る定電圧回路は、ベースが基準電
圧発生手段に接続され、この基準電圧発生手段か
らの基準電圧を受ける第3のトランジスタと、出
力制御トランジスタのコレクタと第3のトランジ
スタのエミツタの間に接続されるPN接合素子と
を設けたものである。
〔作用〕
この発明の定電圧回路においては、基準電圧発
生手段が出力制御トランジスタおよび第3のトラ
ンジスタのベースに基準電圧を出力し、この第3
のトランジスタのエミツタおよびPN接合素子を
介し、出力制御トランジスタのコレクタに基準電
圧が供給される。そして、第1電位点と出力制御
トランジスタのエミツタとの間に接続された分圧
回路により、第1電位点と出力制御トランジスタ
のエミツタとの間の電圧を分圧した電圧が定電圧
出力端に出力される。このとき、出力制御トラン
ジスタのコレクタは基準電圧で固定されているの
で、出力制御トランジスタにベース幅変調効果が
生じず、この出力制御トランジスタのエミツタの
電位は安定する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第1図において、10はベースがNPNトラ
ンジスタからなる第1のトランジスタ2のベース
に、コレクタが出力制御トランジスタ4のコレク
タに、エミツタが負の電源電位が供給される第2
電位点に、接続されたNPNトランジスタからな
る第2トランジスタ、11はこの第2トランジス
タ10のバースにコレクタが、基準電圧発生手段
である定電圧ダイオード1のアノードにベースが
接続されるとともに、エミツタが抵抗12を介し
て接地電位点である第1電位点に接続される
PNPトランジスタからなる第3トランジスタ、
13はこの第3トランジスタ11のエミツタにア
ノードが接続されるとともにカソードが出力制御
トランジスタ4のコレクタに接続されるPN接合
ダイオードからなるPN接合素子である。
上記の様に構成された定電圧回路を半導体素子
で構成した場合の出力制御トランジスタ4のコレ
クタ電位について次に説明する。第1図の回路に
おいて、出力制御トランジスタ4のコレクタ電位
をVC4とすると、このコレクタ電位VC4は下記
()式で示されるものとなる。
VC4=VZ−VBE11+VF13 ……() ただし式()に於て、VZは定電圧ダイオー
ド1の基準電圧、VBE11は第3トランジスタ11
のベース・エミツタ間電圧、VF13はPN接合ダイ
オード13の順方向電圧である。
ところで()式に於ては、半導体のPN接合
電圧降下特性から VBE11≒VF13(≒0.6〜0.7〔V〕) の関係が成り立つから結局()式は、 VC4≒VZ ……() となり、出力制御トランジスタ4のコレクタ電位
VC4は、基準電圧(VZ)に依存する。従つて出力
制御トランジスタ4のコレクタ・エミツタ間電圧
は常に出力制御トランジスタ4のベース・エミツ
タ間電圧と同じになり、基準電圧(VZ)で固定
されるから電源電圧が変動しても出力制御トラン
ジスタ4はベース幅変調効果を受けなくなり、出
力制御トランジスタ4のエミツタの電位が変動し
なくなる。故に前記()式で示される出力電圧
VOUTは電源電圧等の変動によつては変動せず安
定な定電圧出力が補償されるものである。
なお、上記実施例に於ては、第2電位点の電位
を負の電源電位としたが正の電源電位としてもよ
く、この場合は、定電圧ダイオード1及びPN接
合ダイオード9,13を逆方向に接続するととも
に、トランジスタ2,4,10,11の極性を逆
にすれば良い。
また、上記実施例に於ては、基準電圧発生手段
1を定電圧ダイオードとしたが、別の定電圧素子
でも良い。
更に、上記実施例に於てはPN接合素子13を
PN接合ダイオードとしたが、他の素子でも良
く、例えばコレクタ・ベース間短絡のトランジス
タを用いれば良い。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明において、出力制御トラ
ンジスタのベースに基準電圧発生手段からの基準
電圧が供給され、コレクタに、ベースに基準電圧
発生手段からの基準電圧を受ける第3のトランジ
スタのエミツタおよびPN接合素子を介して基準
電圧が供給され、出力制御トランジスタのコレク
タが基準電圧で固定されるので、この出力制御ト
ランジスタにベース幅変調効果が起こらず、第2
電位点の変動により出力電圧が変動しない高精度
かつ安定な定電圧回路が得られるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す回路図、
第2図は、従来の定電圧回路を示す回路図であ
る。 図において、1は基準電圧発生手段、2は第1
のトランジスタ、4は出力制御トランジスタ、5
は分圧回路、6は定電圧出力端、7は第1の抵
抗、8は第2の抵抗、9はPN接合ダイオード、
10は第2トランジスタ、11は第3トランジス
タ、12は抵抗、13はPN接合素子である。な
お、各図中同一符号は、同一または相当部分を示
すものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1電位点と第2電位点との間に接続される
    同極性の第1および第2のトランジスタと、上記
    第1および第2のトランジスタとは異極性の出力
    制御トランジスタと、基準電圧発生手段と、分圧
    回路とを含み、 (イ) 第1および第2のトランジスタのエミツタは
    第2電位点に接続され、 (ロ) 第1および第2のトランジスタのベースは相
    互接続され、 (ハ) 第1のトランジスタのコレクタは基準電圧発
    生手段を介して第1電位点に接続され、 (ニ) 出力制御トランジスタのベースは基準電圧発
    生手段に接続され、この基準電圧発生手段から
    の基準電圧を受け、 (ホ) 出力制御トランジスタのコレクタは第2のト
    ランジスタのコレクタに接続され、 (ヘ) 出力制御トランジスタのエミツタは分圧回路
    を介して第1電位点と接続され、 (ト) 分圧回路の分圧点が定電圧出力端を構成して
    いる、定電圧回路において、さらに、 出力制御トランジスタと同極性の第3のトラ
    ンジスタと、PN接合素子とが設けられ、 (チ) 第3のトランジスタのコレクタは第1および
    第2のトランスタのベースに接続され、 (リ) 第3のトランジスタのベースは基準電圧発生
    手段に接続され、この基準電圧発生手段からの
    基準電圧を受け、 (ヌ) 第3のトランジスタのエミツタは抵抗を介し
    第1電位点に接続され、 (ル) 出力制御トランジスタのコレクタと第3の
    トランジスタのエミツタとの間にPN接合素子
    が接続されることを特徴とする、定電圧回路。 2 第1電位点は接地電位点であり、第2電位点
    は負の電源電位点であり、 第1および第2のトランジスタの極性はNPN
    型であり、 第3のトランジスタおよび出力制御トランジス
    タの極性はPNP型であることを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項記載の定電圧回路。 3 第1電位点は接地電位点であり、第2電位点
    は正の電源電位点であり、 第1および第2のトランジスタの極性はPNP
    型であり、 第3のトランジスタおよび出力制御トランジス
    タの極性はNPN型であることを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項記載の定電圧回路。 4 分圧回路は直列接続された第1の抵抗と第2
    の抵抗とPN接合ダイオードであり、上記第1の
    抵抗と上記第2の抵抗との接続点が分圧点を構成
    していることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項ないし第3項のいずれかに記載の定電圧回路。 5 基準電圧発生手段は第1電位点と出力制御ト
    ランジスタのベースとの間に接続された定電圧ダ
    イオードを備えたことを特徴とする、特許請求の
    範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の定電
    圧回路。
JP12744185A 1985-06-12 1985-06-12 定電圧回路 Granted JPS61285517A (ja)

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JP12744185A JPS61285517A (ja) 1985-06-12 1985-06-12 定電圧回路

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JPS61285517A JPS61285517A (ja) 1986-12-16
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