JPH0569873U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

Info

Publication number
JPH0569873U
JPH0569873U JP1794092U JP1794092U JPH0569873U JP H0569873 U JPH0569873 U JP H0569873U JP 1794092 U JP1794092 U JP 1794092U JP 1794092 U JP1794092 U JP 1794092U JP H0569873 U JPH0569873 U JP H0569873U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
plug
socket
connector
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1794092U
Other languages
English (en)
Inventor
安幸 水沼
昭男 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DDK Ltd
Original Assignee
DDK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DDK Ltd filed Critical DDK Ltd
Priority to JP1794092U priority Critical patent/JPH0569873U/ja
Publication of JPH0569873U publication Critical patent/JPH0569873U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の角形多極コネクタは、プラグのブロッ
クがソケットの囲いの中に嵌まり込むようになってい
る。そのため、誤ってプラグを斜めに挿入して、コンタ
クトを変形させることがあった。この課題を解決する。 【構成】 ソケットのブロック50をほぼ四角ブロック
状にし、その両端に張り52,53を設ける。53の厚
みd>52の厚みcとする。またプラグの囲いを2枚の
板状のもの20,21で構成する。片方の20は、ブロ
ック50の張り52の間に納まる長さ、他方の21は張
り53の間に納まる長さとする。囲い20,21の間隔
bは、ブロック50の張り52,53を除いた部分がほ
ぼピッタリと嵌まり込める程度にする。 【効果】 ブロック50の幅a>囲い20〜21の間隔
bなので、ブロック50を斜めに挿入できない。囲い2
0,21の長さが違うので誤接続の心配がない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、プラグ側コネクタとソケット側コネクタとからなる電気コネクタ に関し、特に嵌合に際し相手側のコンタクトに損傷を与えることがなく、且つ誤 嵌合を防止できるコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
角形多極コネクタは、プラグ側コネクタ(以下プラグ)とこれに嵌合するソケ ット側コネクタ(以下ソケット)との組合せになっているのが一般的である。 プラグとソケットとの嵌合部分は、誤嵌合を防止する目的で種々の工夫が行わ れる。
【0003】 図4は従来の多極コネクタの一例を示したものである。 図4において、1はプラグで、このプラグ1は絶縁性材料例えばプラスチックで 作られたベース10と、このベース10に取り付けられた複数本のコンタクト3 と、ベース10に取り付けられているコンタクトを保護する囲い2から成り立っ ている。
【0004】 また、4は前記プラグ1と嵌合するソケットで、このソケット4は、前記プラ グ1と同様、絶縁性材料例えばプラスチックで作られたベース40と、これに取 り付けられ、前記プラグ1のコンタクト3と嵌合するコンタクト(図示せず)と 、このベース40に取り付けられたコンタクトを保護するブロック50とから成 り立っている。
【0005】 図4で示す多極コネクタにおいては、プラグ1とソケット4との誤嵌合を防止 する目的で、プラグ1とソケット4との嵌合部は、図5及び図6で示すような形 状とすることが多い。 即ち、図5はD形と呼ばれるもので、プラグのベースに設けられている囲い2 は全体として台形となっていて、ソケットのベースに設けられているブロック5 0は、プラグ1の囲い2と嵌合できる程度に幾らか小形の相似形を呈している。 なお、3はプラグのベースに取り付けられているコンタクトで、この場合はピ ン形コンタクトが図示されている。また、51はブロック50に設けられている コンタクト孔で、この孔51の内にはソケットのベースに取り付けられたコンタ クトが収容されていて、この場合には雌コンタクトである。 また、図6は凸形と呼ばれるもので、プラグのベースに設けられた囲い2は二 段長方形であって、これも、ソケットのベースに設けられているブロック50は プラグ1の囲い2と嵌合できる程度にやや小形になっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来のこの種のコネクタにおいては、プラグ1とソケット4とを嵌合するには 、ソケット4のブロック50をプラグ1の囲い2内に嵌め込めばよい。 しかしながら、ブロック50は図5、図6で図示するように、囲い2よりも小 形になっているので、図7で図示するように、囲い2内にブロック50を斜め方 向からもでも挿入することができる。 このように斜め方向からブロック50を挿入すると、ブロック50がプラグ1 のコンタクト3に当り、コンタクト3を曲げることがあり、その弾性限界を越え て、塑性変形を起したようなときには、コンタクト3がソケット4のブロック5 0のコンタクト孔51に挿入できない程度に変形されてしまい、コネクタとして の嵌合機能を失うような事故になることがあった。 この考案は、斯る現状に鑑みてなされたものであって、ブロック50の斜めか らの挿入があっても、嵌合相手のコンタクトに損傷を与えないコネクタの提供を 目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、次の手段を講することにより(図1)、前記目的を達成すること ができる。 (1)ブロック50の長手方向両端に、相手コネクタの囲い20,21の巾bより も大きい寸法の張り52,53を設ける。 (2)ブロック50の両端に設けた張り52,53の厚味寸法c,dを変える。 (3)相手コネクタの囲い20,21の左右の長さをブロック50の両端に設けた 張りの厚味52,53の寸法に合せて変える。
【0008】
【作用】
この考案においては、上記手段を講することにより、次のような作用が生ずる 。 すなわち、ブロック50の両端に設けた張り52,53が、相手コネクタの囲 い20,21の巾bより大きいので、ブロック50が斜め方向から挿入はできな い。
【0009】
【実施例】
以下図面に基づき、この考案に係るコネクタについて説明する。 図1(a)は、この考案に係るコネクタのプラグの一具体例であって、10は 絶縁性材料例えばプラスチック製のベースであって、コンタクトを保持・固定す るものである。3は絶縁性ベース10に取り付けられたコンタクトであって、ピ ン形コンタクトが図示されている。20は絶縁性ベース10に取り付けられたコ ンタクト3を外部から保護する囲いであり、ベース10に取り付けられる。この 囲い20は、ベース10と同様の材料で、ベースと一体に成形してもよく、また 、別途用意した金属性材料で作ったものをベース10に取り付けてもよい。21 は、前記囲い20と対をなす囲いである。
【0010】 図1(b)は、同図(a)で示すプラグ1を嵌合側から見た平面図である。 この図から分かるように、プラグ1のベース10に設けられた囲い20、21 はコンタクト3の左右外側に配置されている。コンタクト3の左右外側に設けら れた囲い20と21にはプラグ1の長手方向の長さに長短の差(d−c)を付け てある。また、囲い20と21とは、図1(b)で示すように、その間隙を嵌合 相手のソケットのブロックの巾よりやや大きな寸法bにする。
【0011】 図1(c)は、図1(a)に示したプラグと嵌合するソケット4の一具体例を 示したものである。40は絶縁性材料例えばプラスチック製のベースで、プラグ 1のコンタクト3と嵌合するコンタクトを保持・固定するものである。 50は、ベース40に取り付けられたコンタクト(図示せず)を収容できる孔 51が設けられたブロックであり、このブロック50は導電性材料或は絶縁性材 料いずれで製造してもよいが、絶縁性材料例えばプラスチックで作られる場合が 一般的である。プラスチック製とする場合には、ベース40と一体に成形するこ とができる。なお、導電性材料とすれば電磁遮蔽効果が向上する。
【0012】 図1(d)は、図1(c)で示すソケット4を相手コネクタ即ちプラグ1との 嵌合側から見た平面図である。 図1(c)及び(d)から分かるように、この考案に係るコネクタのソケット 4のブロック50には、その長手方向の両端に、左右の横に張り出した張り52 、53が設けられる。横に張り出した張り52、53の厚味c,dは左右寸法を 変える。この左右寸法の差は、図1(a)及び(b)で示したプラグ1の左右の 囲い20、21の長さに対応する寸法となっている。
【0013】 図1(e)は、図1(a)及び(b)で図示したプラグ1と図1(c)及び( d)で図示したソケット4とを嵌合したものの嵌合部分の断面図(但し、コンタ クト3及び取付孔51は省略)である。 50はソケット4のブロックで、52及び53はブロック50の張りであり、 20及び21はプラグ1のベース10に取り付けられた囲いであって、52は左 側に張り出した張りであり、53は右側の張りであって、左側の張りの厚味はc であり、右側の張りの厚さがdで表されており、図1(e)の例では、左側の張 りcが右側の張りdよりも薄い。
【0014】 図2は、プラグ1にソケット4を嵌合する様子を示したもので、図2で示すよ うに、ソケット4がプラグ1に対して斜め方向より挿入しようとしても、ソケッ ト4のブロック50の端部に設けた張り52、53がプラグ1の囲い20、21 間隙巾より大きいので、斜め方向からの挿入はできない。 また、プラグ1のベース10に設けた囲い20、21は左右が寸法が異なって いるので、嵌合面が決められた関係になければ、プラグ1、ソケット4は嵌合で きない。
【0015】 図3は、この考案に係るコネクタの他の具体例を示したもので、プラグ1の囲 い20、21の間にコンタクト保持壁23を設けたもので、このコンタクト保持 壁23を設けることにより、コネクタの外形を差程大きくすることなく、コンタ クト数を増加することができる。
【0016】
【考案の効果】
この考案に係るコネクタは、以上詳細に述べた構成及び作用を有するものであ るから、嵌合に際して嵌合相手のコンタクトを損傷或は破損することがなく、か つ、誤嵌合をも完全に防止できるという独特の顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例に関するもので、(a)はプ
ラグ側コネクタの斜視図、(b)プラグ側コネクタの平
面図、(c)はソケット側コネクタの斜視図、(d)は
ソケット側コネクタの平面図、(e)はプラグとソケッ
トの嵌合部の断面図である。
【図2】図1のプラグを斜め方向から挿入した状態を示
す説明図。
【図3】この考案の他の実施例の説明図。
【図4】従来のコネクタの説明図である。
【図5】従来のコネクタの嵌合部形状例の説明図であ
る。
【図6】従来のコネクタの嵌合部の他の形状例の説明図
である。
【図7】従来のコネクタの斜め方向からの挿入状態を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 プラグ 3 コンタクト 4 ソケット 20 囲い 21 囲い 50 ブロック 51 コンタクト収容孔 52 張り 53 張り

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のコンタクトを保持・固定したベ
    ースに前記コンタクトの保護用の囲いを設けたプラグ側
    コネクタと、複数本のコンタクトを保持・固定したベー
    スに前記コンタクトを収容する孔を設けたブロックを設
    けたソケット側コネクタとからなる一組のコネクタであ
    って、 前記ソケット側コネクタのブロックの長手方向端部の左
    右には、左右厚味の異なる張りが設けられており、 前記プラグ側コネクタの囲いが、前記ソケット側ブロッ
    クの両端に設けられた張りの厚み寸法に合せた長さであ
    る、コネクタ。
JP1794092U 1992-02-26 1992-02-26 コネクタ Pending JPH0569873U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1794092U JPH0569873U (ja) 1992-02-26 1992-02-26 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1794092U JPH0569873U (ja) 1992-02-26 1992-02-26 コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0569873U true JPH0569873U (ja) 1993-09-21

Family

ID=11957781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1794092U Pending JPH0569873U (ja) 1992-02-26 1992-02-26 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0569873U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2224541A1 (en) * 2009-02-27 2010-09-01 DDK Ltd. Electrical connector
CN114824934A (zh) * 2022-04-24 2022-07-29 中航光电科技股份有限公司 防舀挖连接器插头、防舀挖连接器插座及连接器组件
CN114824934B (zh) * 2022-04-24 2024-04-16 中航光电科技股份有限公司 防舀挖连接器插头、防舀挖连接器插座及连接器组件

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2224541A1 (en) * 2009-02-27 2010-09-01 DDK Ltd. Electrical connector
US7901218B2 (en) 2009-02-27 2011-03-08 Ddk Ltd. Receptacle and a plug with fixtures to attach to substrates and engaging each other to form a power supply contact
CN114824934A (zh) * 2022-04-24 2022-07-29 中航光电科技股份有限公司 防舀挖连接器插头、防舀挖连接器插座及连接器组件
CN114824934B (zh) * 2022-04-24 2024-04-16 中航光电科技股份有限公司 防舀挖连接器插头、防舀挖连接器插座及连接器组件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7845987B2 (en) Electrical connector with plug connector and receptacle connector
KR100191747B1 (ko) 낮은 형상의 표면 장착식 전기 커넥터 조립체
JP4287825B2 (ja) 基板接続用コネクタ
US6454592B2 (en) Connector with an improved guide portion for guiding connection the connector and an object to be connected thereto
JP4851510B2 (ja) 電気コネクタ
US5716230A (en) Surface engageable electrical connector
EP1039590A2 (en) Electrical connector assembly
JP5203029B2 (ja) 電気コネクタ
US6077092A (en) Electrical connector having stabilizing structure for spacer and terminal
US6866522B2 (en) Electrical connector
EP1276181B1 (en) Electrical connector for receiving a plug
US20060270274A1 (en) Electrical connector with low profile
JPH0626179U (ja) 多極平型電線とコネクタとの接続構造
JP2000164284A (ja) 端子保持機構
KR100311700B1 (ko) 배터리팩
JPH10302862A (ja) 電気コネクタ
JPH0569873U (ja) コネクタ
JP3595936B2 (ja) 基板実装用コネクタ
US6146172A (en) Electrical connector
JP2917517B2 (ja) コネクタ
JP2520076B2 (ja) 電気コネクタ
JPH0732878U (ja) 遊動型リセプタクルコネクタ
US20110009016A1 (en) Snap housing for a modular connector assembly
JPH0672187U (ja) 平形ケーブル用コネクタ
JPH074777Y2 (ja) 嵌合ガイド付コネクタ