JPH056939B2 - - Google Patents

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JPH056939B2
JPH056939B2 JP25317287A JP25317287A JPH056939B2 JP H056939 B2 JPH056939 B2 JP H056939B2 JP 25317287 A JP25317287 A JP 25317287A JP 25317287 A JP25317287 A JP 25317287A JP H056939 B2 JPH056939 B2 JP H056939B2
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JP
Japan
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transistor
signal
circuit
output
base
Prior art date
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JP25317287A
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JPH0195635A (ja
Inventor
Giichi Shimada
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はカーラジオ用ステレオマルチプレクサ
回路に関するものである。
従来技術 カーラジオは大略第3図に示すような回路から
構成されている。即ち、その構成要素はRF増幅
器2、局部発振回路3及びミキサ4を有するフロ
ントエンド部1、IF増幅回路5、FM復調器6、
ステレオマルチプレクサ回路7並びに電界強度に
応じてステレオマルチプレクサ回路7を制御する
ため電界強度に応じたコントロール信号を発生す
るレベル検出器8等である。レベル検出器8によ
るステレオマルチプレクサ回路7の制御はカーラ
ジオ独特である。これはカーラジオを搭載した自
動車の走行環境の変化に伴い電波条件も絶えず変
化していて急に電波が弱くなつたりすることがあ
るための対策として必要なものであつて、例えば
受信信号レベルが予め定めた第1のレベルに下が
るとステレオ状態をモノラル状態に切り換え、更
に前記第1レベルよりも低い第2レベル以下にな
ると、高域成分をカツトした状態として再生する
ためである。
第4図は、このような機能を有するステレオマ
ルチプレクサ回路の良く知られた一般的な構成を
ブロツク図で示しており、9は前記FM復調器6
で復調されたステレオ複合信号(メイン信号とサ
ブ信号及びパイロツト信号)を入力する入力端子
である。ステレオ複合信号は第1増幅器10と増
幅器11によつて2つの系統に分岐され、第1の
系統は主としてサブキヤリアの形成や表示の制御
等を司り、第2の系統はステレオ信号の復調に供
せられる。
まず、第1の系統ではVCO(電圧制御発振器)
13の制御を、受信信号中の19KHzのパイロツト
信号とVCO13の出力を第1、第2分周器14,
15で分周して得た19KHzの信号と位相比較器1
2で位相比較し、その出力によつて行つている。
第1分周器14の38KHzの出力は別途第3分周器
16で19KHzに分周された後、第2の位相比較器
17に与えられ、ここで受信入力信号中のパイロ
ツト信号が検出し、パイロツト信号が検出される
と、その出力がトリガー回路18を駆動し、FM
受信表示用LED19を点灯させると共に第2系
統に配されたスイツチ20をオンする。このスイ
ツチ20は前記第1分周器14から与えられる
38KHzの信号(サブキヤリア)を通過させたり、
遮断したりするために設けられたものである。
第2系統では第2増幅器11からサブ信号(L
−R)はデコータ回路21で復調され、メイン信
号(L+R)はストレート線路22とハイカツト
線路23に分岐され且つ加算器24において合成
されてからデコータ回路21内の合成回路25,
26において合成されL、R信号となる。一方、
第3図のレベル検出器8の出力を端子27から受
けるコントロール回路28は前記スイツチ20を
経由してデコータ回路21へ与えられるサブキヤ
リアの波高値を波高値制御回路29で制御し、そ
れによつて上記受信信号が第1のレベル以下のと
きのモノラル化を図る。また、コントロール回路
28は前記加算器24の加算割合を制御し、それ
によつてメイン信号のハイカツト化を遂行可能と
している。
ところで、従来のICで形成したステレオマル
チプレクサ回路ではハイカツト回路は第5図に示
すようにメイン信号路30をトランジスタQ7
Q8で分岐し、その一方のトランジスタQ7のベー
ス側に設けた抵抗R3と、端子ピン31を介して
外付けされたコンデンサC1によつてハイカツト
用のローパスフイルタとして形成されていた。
尚、ここで第5図の他の部分の構成を説明して
おくと、20,29,28はそれぞれ第4図で説
明したスイツチ、波高値制御回路、並びにコント
ロール回路であり、トランジスタQ0〜Q6はダブ
ルバランス型の乗算器32を構成する。線路33
a,34bを通して差動信号の形で与えられたサ
ブ信号は下段の差動対トランジスタQ1,Q2で増
幅され上段差動対トランジスタQ3,Q4,Q5,Q6
によつて波高値制御回路29を介して与えられた
サブキヤリアと乗算され出力端34にサブ信号
(L−R)、出力端35にその反転極性の−(L−
R)を出力する。尚、前記乗算器32に入力され
たメイン信号は乗算器32から出力されない。
メイン信号はハイカツトを受けたものと受けな
いものがトランジスタQ7とQ8でそれぞれ増幅さ
れダブルバランス接続されたトランジスタQ9
Q12のエミツタへ入力され、ここでトランジスタ
Q10とQ12を通して加算器24へ出力される。ト
ランジスタQ9〜Q12のベースにコントロール回路
28から印加されるコントロール信号に応じて受
けたメイン信号とハイカツトを受けないメイン信
号の混合比が制御される。そして、コントロール
信号によつてトランジスタQ10,Q11がオン、ト
ランジスタQ9,Q12がオフとなつたときはハイカ
ツトされた信号のみ出力される。加算器24の出
力はトランジスタQ13,Q14によつて同極性で分
岐された前記デコータ回路21における乗算器3
2の出力端34,35に与えられる。この出力端
34,35はサブ信号とメイン信号の合成回路2
5,26を構成する。斯るステレオマルチプレク
サ回路の出力は端子36,37から取り出され
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の回路ではハイ
カツト回路を構成するコンデンサを外付けしなけ
ればならないので、ICの外付け端子ピンが1つ
多くなると共に外付け部品としてコンデンサが必
要になる。また、メイン信号に関しハイカツト信
号路とストレート信号路を設け、それらを再び加
算器で結合する構成が困難になり、しかもハイカ
ツト量の制御を4個のトランジスタQ9〜Q12のベ
ースバイアスを可変することにより行うので制御
信号用配線も複雑になるという欠点がある。
本発明はこのような点に鑑みなされたものであ
つて、ハイカツトのための外付け部品及び外付け
用端子ピンを不要にすると共にメイン信号処理部
の構成が簡素になるマルチプレクサ回路を提供す
ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため本発明では、受信信
号のレベル検出出力をコントロール信号としてス
テレオのメイン信号を必要時にハイカツトしてデ
コータ回路に導くようにしたカーラジオ用のステ
レオマルチプレクサ回路において、第1、第2ト
ランジスタのエミツタが共通の定電流源に接続さ
れ前記第2トランジスタのコネクタにい交流負荷
としてリアクタンスが接続されると共にエミツタ
フオロワの第3のトランジスタのベースが接続さ
れ、該第3トランジスタから出力信号を取り出す
と共に該第3トランジスタのエミツタ出力の所定
量を前記第2トランジスタのベースに帰還してフ
イルタ特性を得るようにしたフイルタ回路を使用
し、前記第1トランジスタのベースに前記メイン
信号を入力し、一方前記定電流源に前記コントロ
ール信号を印加して定電流値を制御することによ
つて前記ハイカツトを実現するようにしている。
作 用 このような構成によるリアクタンス素子は例え
ば容量で考えた場合、従来の回路のコンデンサに
比し遥かに小さい値でよいので、IC内に形成で
き、外付けをすることを要しない。また、コント
ロール信号に基づいてフイルタ回路の定電流値を
制御することによつて高域遮断点の移動制御を行
い、それによつてハイカツト作用を実現するので
メイン信号処理部の構成がシンプルになる。
実施例 以下、第1図に示す実施例について説明する。
同図において第5図と同一部分には同一の符号を
付して重複説明を省略する。
本実施例では、第1、第2トランジスタT3
T4のエミツタが共通の定電流源トランジスタT2
に接続され、その第2トランジスタT4のコレク
タとアース間に交流負荷となるリアクタンス素子
としてコンデンサ38が接続され、この第2トラ
ンジスタT4のコレクタがエミツタフオロワの第
3トランジスタT7のベースに接続され、該第3
トランジスタT7のエミツタから出力を取り出す
と共に、その出力の所定量を第2トランジスタ
T4のベースに帰還してフイルタ特性を得るよう
にした特開昭55−45224号に記載されている如き
フイルタ回路39を使用し、線路30から与えら
れるメイン信号を前記第1トランジスタT3のベ
ースに入力し、定電流源トランジスタT2のベー
スに、端子ピン27から与えられるコントロール
信号をコントロール回路28の抵抗R9及びカレ
ントミラートランジスタT9を通して印加しコン
トロール信号によつて定電流値を可変することに
よつてハイカツト点を制御するようにしている。
尚、トランジスタT5,T6はカレントミラー回路
を構成するように接続されている。フイルタ回路
39の高域遮断周波数ωcはkをボルツマン定数、
Tを絶対温度、Cをコンデンサ38の容量値、q
を電子の電荷、定電流値をloとしたとき、 ωc=q/KT・lo/C となる式で表されることからも窺知できるように
loを可変することによつて制御できる。横軸に周
波数、縦軸に信号のゲインを示す第2図でいえ
ば、高域遮断点aが定電流値loを所定量大きくす
るとa2になり、小さくするとa1になる如くloによ
つて任意に可変できるのである。この構成のフイ
ルタ回路はCの値が小さくてよいので、コンデン
サ38をIC中に形成するすることごができる。
このように本発明は定電流値loを固定せずに受
信信号のレベル検出器からのコントロール信号に
よつて可変するという手法を採ることによりステ
レオマルチプレクサ回路のメイン信号処理部の構
成を簡易化したものである。尚、上記実施例では
第1レベルシフト用トランジスタT1を介してメ
イン信号を第1トランジスタT3に入力し、また
第3トランジスタT7の出力を第2レベルシフト
用トランジスタT8を介して第2トランジスタT4
のベースに帰還している。このようにすると減電
圧特性が良好になつて電源電圧(+Vcc′)を比
較的低い値に下げることができるという利点が生
じるが、これらのトランジスタT1,T8及びレベ
ルシフト用電流源40,41は必ずしも必要でな
い。また、フイルタ回路39の構成は図示の形に
限定されるものでなく本発明の要旨を逸脱しない
範囲内で種々の変形、変便が可能である。
発明の効果 本発明によればハイカツト用の外付け部品が不
用となる共に端子ピンが1つ削減できるという効
果がある。また、受信信号レベルの低いときに必
要なメイン信号のハイカツト化を行うメイン信号
処理回路をシンプルに構成することができるとい
う効果があり、カーラジオのステレオマルチプレ
クサ回路に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施したカーラジオ用ステレ
オマルチプレクサ回路の要部構成を示す回路図で
あり、第2図はその説明図である。第3図は一般
的なカーラジオの回路を概略的に示すブロツク図
である。第4図は従来のステレオマルチプレクサ
回路のブロツク図であり、第5図はその要部の回
路図である。 7……ステレオマルチプレクサ回路、8……レ
ベル検出器、38……コンデンサ(リアクタン
ス)、39……フイルタ回路、T1……第1レベル
シフト用トランジスタ、T2……定電流源トラン
ジスタ、T3……第1トランジスタ、T4……第2
トランジスタ、T7……第3トランジスタ、T8
…第2レベルシフト用トランジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 受信信号のレベル検出出力をコントロール信
    号としてステレオのメイン信号を必要時にハイカ
    ツトしてデコーダ回路に導くようにしたカーラジ
    オ用のステレオマルチプレクサ回路において、第
    1、第2トランジスタのエミツタが共通の定電流
    源に接続され前記第2トランジスタのコレクタに
    交流負荷としてリアクタンスが接続されると共に
    エミツタフオロワの第3のトランジスタのベース
    が接続され、該第3トランジスタから出力信号を
    取り出すと共に該第3トランジスタのエミツタ出
    力の所定量を前記第2トランジスタのベースに帰
    還してフイルタ特性を得るようにしたフイルタ回
    路を使用し、前記第1トランジスタのベースに前
    記メイン信号を入力し、一方前記定電流源に前記
    コントロール信号を印加して定電流値を制御する
    ことによつて前記ハイカツトを実現するようにし
    たカーラジオ用ステレオマルチプレクサ回路。 2 前記メイン信号は第1レベルシフト手段を介
    して前記第1トランジスタのベースに印加され、
    前記第3トランジスタのエミツタ出力は第2レベ
    ルシフト手段を介して前記第2トランジスタのベ
    ースに帰還させることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載のカーラジオ用ステレオマルチプ
    レクサ回路。
JP25317287A 1987-10-07 1987-10-07 カーラジオ用ステレオマルチプレクサ回路 Granted JPH0195635A (ja)

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JP25317287A JPH0195635A (ja) 1987-10-07 1987-10-07 カーラジオ用ステレオマルチプレクサ回路

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JPH0195635A JPH0195635A (ja) 1989-04-13
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