JPH0568662U - インクリボンカートリッジ - Google Patents

インクリボンカートリッジ

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JPH0568662U
JPH0568662U JP1732092U JP1732092U JPH0568662U JP H0568662 U JPH0568662 U JP H0568662U JP 1732092 U JP1732092 U JP 1732092U JP 1732092 U JP1732092 U JP 1732092U JP H0568662 U JPH0568662 U JP H0568662U
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JP
Japan
Prior art keywords
ribbon
cartridge
printing
print head
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP1732092U
Other languages
English (en)
Inventor
一光 金子
Original Assignee
日本ブロアー株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本ブロアー株式会社 filed Critical 日本ブロアー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リボンを効率的に使用して、インクリボンカ
ートリッジの寿命を延ばし、インクリボンカートリッジ
を経済的に用いる。 【構成】 カートリッジ本体18に設けられたリボン室
16の出口16Bの直後に反転ガイド28が設けられて
いる。輪状に形成されたエンドレスのテープ状のリボン
14は、リボン室16の入口16Aの手前に設けられた
駆動ローラ20A、20Bにより挟持されてカートリッ
ジ本体18内を循環する。リボン14は、反転ガイド2
8に案内されて反転し、リボン14の上下の各半部が交
互に印字ヘッドに係合するようにカートリッジ本体18
内を循環する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンピュータやワードプロセッサ等のOA機器に接続されるワイヤ ドットプリンタに用いられるインクリボンカートリッジの改良に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ワイヤドットプリンタに用いられるインクリボンカートリッジは、輪 状に形成されたエンドレスのテープ状のリボンと、このリボンを折りたたんで収 納するリボン室とこのリボンの印字部分を印字紙に係合するように露出する開口 部とを有するカートリジ本体とを備え、リボンは駆動ローラ手段により挟持され てカートリッジ本体内を循環し、カートリッジ本体の開口部でこのリボンの背面 に印字ヘッドを押し当てて印字紙に印字する。この場合、従来のインクリボンカ ートリッジでは、印字ヘッドは、常にリボンの一定の高さ位置に係合していたた め、リボンが一周しても、再びリボンの同じ高さ位置に印字ヘッドが係合してい た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この従来技術のように、リボンの同じ高さ位置に印字ヘッドが繰り返 し押し当てられると、リボンの循環数が増加するにつれて、文字の印刷が不鮮明 となり、このため、リボンが何周か循環すると、インクリボンカートリッジを交 換する必要が生じていた。そのため、インクリボンカートリッジの寿命が短く、 また極めて不経済でもあった。
【0004】 本考案の目的は、上記の欠点を回避し、リボンの循環数が増加しても文字を鮮 明に印刷することができ、インクリボンカートリッジの寿命を延ばして、経済的 に用いることができるインクリボンカートリッジを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題を解決するための手段として、印字ヘッドにより印字紙 等に押し当てられてこの印字紙等に印字する輪状に形成されたエンドレスのテー プ状のリボンと、このリボンを折りたたんで収納するリボン室とリボンの印字部 分を印字紙に押し当てるように露出する開口部とを有するカートリッジ本体と、 このカートリッジ本体内に設けられリボンを挟持してカートリッジ本体内を順次 循環させる駆動ローラ手段とを備えたインクリボンカートリッジにおいて、リボ ンの上下の各半部が印字ヘッドの印字部に交互に係合するようにカートリッジ本 体内でリボンの上半部と下半部とを反転するリボン反転手段を更に備えているこ とを特徴とするインクリボンカートリッジを提供するものである。
【0006】
【作用】
このように、リボンの上下の各半分が印字ヘッドの印字部に交互に係合するよ うにリボンを反転させると、1周毎にリボンの印字ヘッドが係合する部分が異な るため、リボンを繰り返し循環させても印字を鮮明に行うことができ、リボンを 効率的に使用することができる。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明すると、図1は、本考案のインク リボンカートリッジ10を示し、このインクリボンカートリッジ10は、図示し ないワイヤマトリックス型の印字ヘッド12により図示しない印字紙等に押し当 てられてこの印字紙等に印字するリボン14と、このリボン14を折りたたんで 収納するリボン室16とリボン14の印字部分を印字紙に押し当てるように露出 する開口部22とを有するカートリッジ本体18と、このカートリッジ本体18 内に設けられリボン14を挟持してカートリッジ本体18内に順次循環させる駆 動ローラ手段20とを備えている。
【0008】 リボン14は、輪状に形成されたエンドレスのテープから成っている。従って 、リボン14は、カートリッジ本体18内を順次循環し、何周も循環することに より、2周目以降も印字をすることができる。このリボン14は、図1に示すよ うに、カートリッジ本体18の外壁18aとカートリッジ本体18内に設けられ た内壁18bとによって形成された案内通路18c内を誘導されて、カートリッ ジ本体18内を順次循環し、カートリッジ本体18の開口部22で、印字ヘッド により印字紙等に押し当てられて、印字ヘッドのワイヤの駆動によって印字紙等 に印字する。
【0009】 カートリッジ本体18は、上下の函体から成り、これらの上下の函体によりリ ボン14及び駆動ローラ手段20を上下から包囲するように、これらの上下の函 体を組み合わせることにより形成される。これらの上下の函体は、図1に示すよ うに、内壁18bの内側に、印字ヘッド12が挿入されるヘッド挿入部24を有 し、印字ヘッド12は、このヘッド挿入部24に下方から挿入されてリボン14 の背面に配置される。リボン室16は、図1に示すように、カートリッジ本体1 8のヘッド挿入部24の背後に、カートリッジ本体18と一体に形成されている 。このリボン室16は、図1に示すように、リボン14の入口16Aと出口16 Bを有し、リボン14は、案内通路18cからこの入口16Aを通してリボン室 16内に搬入され、図1に示すように、折りたたまれてリボン室16内に収納さ れ、出口16Bから案内通路18cを経て開口部22に供給される。なお、この カートリッジ本体18は、その両側で図示しないプリンタの保持手段によって保 持されることにより、プリンタにセットされる。
【0010】 駆動ローラ手段20は、図1に示すように、リボン室16の入口16Aの手前 に設けられている。この駆動ローラ手段20は、図1に示すように、相互に圧接 して設けられた2つのローラ20A、20Bから成り、これらの2つのローラ2 0A、20Bによりリボン14を挟持して移送する。これにより、駆動ローラ手 段20は、図1に示すように、リボン14をリボン室16内へ折りたたんで挿入 すると同時に、リボン14をリボン室16から引き出してカートリッジ本体18 内に順次循環させる。なお、この駆動ローラ手段20は一方のローラの中心に設 けられた軸に、プリンタの図示しない駆動装置が接続されて回転する。
【0011】 本考案のインクリボンカートリッジ10は、リボン14の上下の各半部が印字 ヘッド12の印字部に交互に係合するようにカートリッジ本体18内でリボン1 4の上半部と下半部とを反転するリボン反転手段26を更に備えている。このリ ボン反転手段26は、図2に示すように、リボン14が貫通する反転ガイド28 から成っている。この反転ガイド28は、図2に示すように、リボン14の横断 面とほぼ同様の形状を有するがリボン14の幅より若干大きめの幅を有し、リボ ン14を捻るように案内して、リボン14を反転させる捻れ溝28aから成って いる。この反転ガイド28は、図1に示すように、リボン室16の出口16Bの 直後に設けられる。この反転ガイド28に案内されることにより、リボン14は 、図3に示すように、反転しながら上下の各半部が印字ヘッド12の印字部に交 互に係合するように、カートリッジ本体18内を循環する。
【0012】 なお、リボン14の上下の各半分が印字ヘッド12に係合するようにするため には、図示しないプリンタに取付けられる印字ヘッド12の位置を上下にずらし て配置してプリンタを製造する必要がある。その他、印字ヘッド12の位置を変 えるのではなく、プリンタに設けられるカートリッジ本体18の保持手段の高さ を変えてもよい。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、上記のように、リボンの上下の各半分が印字ヘッドの印字部 に交互に係合するようにリボンを反転させているため、周回毎に、リボンの印字 ヘッドが係合する部分が異なり、リボンが繰り返し循環しても文字を鮮明に印刷 することができるので、リボンを効率的に使用することができる。従って、イン クリボンカートリッジの寿命が延び、インクリボンカートリッジを経済的に用い ることができる実益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のインクリボンカートリッジの概略断
面図である。
【図2】 図2(A)は本考案に用いられる反転ガイド
28の正面図、図2(B)は本考案に用いられる反転ガ
イド28の側面図である。
【図3】 本考案に用いられるリボンの循環状態を示す
概略図である。
【符号の説明】
10 インクリボンカートリッジ 12 印字ヘッド 14 リボン 16 リボン室 18 カートリッジ本体 20 駆動ローラ手段 22 開口部 24 ヘッド挿入部 26 リボン反転手段 28 反転ガイド 28a 捻れ溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドにより印字紙等に押し当てら
    れて前記印字紙等に印字する輪状に形成されたエンドレ
    スのテープ状のリボンと、前記リボンを折りたたんで収
    納するリボン室と前記リボンの印字部分を前記印字紙に
    押し当てるように露出する開口部とを有するカートリッ
    ジ本体と、前記カートリッジ本体内に設けられ前記リボ
    ンを挟持して前記カートリッジ本体内を順次循環させる
    駆動ローラ手段とを備えたインクリボンカートリッジに
    おいて、前記リボンの上下の各半部が前記印字ヘッドの
    印字部に交互に係合するように前記カートリッジ本体内
    で前記リボンの上半部と下半部とを反転するリボン反転
    手段を更に備えていることを特徴とするインクリボンカ
    ートリッジ。
JP1732092U 1992-02-26 1992-02-26 インクリボンカートリッジ Pending JPH0568662U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1732092U JPH0568662U (ja) 1992-02-26 1992-02-26 インクリボンカートリッジ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1732092U JPH0568662U (ja) 1992-02-26 1992-02-26 インクリボンカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0568662U true JPH0568662U (ja) 1993-09-17

Family

ID=11940740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1732092U Pending JPH0568662U (ja) 1992-02-26 1992-02-26 インクリボンカートリッジ

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JP (1) JPH0568662U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4954013A (ja) * 1972-09-25 1974-05-25
JPS5679062A (en) * 1979-11-30 1981-06-29 Shin Meiwa Ind Co Ltd Floor structure of loading box of dump car or the like

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4954013A (ja) * 1972-09-25 1974-05-25
JPS5679062A (en) * 1979-11-30 1981-06-29 Shin Meiwa Ind Co Ltd Floor structure of loading box of dump car or the like

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